JPS63294518A

JPS63294518A - 立体カラーテレビ装置

Info

Publication number: JPS63294518A
Application number: JP62317241A
Authority: JP
Inventors: チン・リウツアン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-12-15
Filing date: 1987-12-15
Publication date: 1988-12-01
Also published as: CN86108494A; EP0271871A2; EP0271871A3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、標準形のテレビ受像機を用いて立体カラーテ
レビ画像を見ることができる立体カラーテレビ装置に関
する。本発明は、立体眼鏡と偏光シートスクリーンとか
ら構成されるものである。

［従来の技術］従来、立体テレビ装置、たとえば立体ビデオディスク装
置は１９８５年に日本ビクター株式会社およびシャープ
株式会社で開発されている。これらのものは、右目像と
左目像とをスクリーン上に交互に表示し、これらの表示
に同期する一対の液晶光バルブを用いた眼鏡によってこ
れら像を観察するものである。しかし、このような装置
は高価である。また、別の２−ウエイ形立体テレビ装置
が１９８２年に上湯工業大学で開発された。このものは
、人間の両眼に対応した２台のテレビカメラで２つの像
を撮影し、これらの像を２台のテレビ受像機で表示し、
観察者は特別な眼鏡を使用してこれら表示された像を右
目および左目で別々に見るものである。そして、これら
の像によって立体的な像が得られる。しかし、このよう
な装置は２台のテレビ受像機を必要とし、また合成され
た像に歪みが大きく、またコストが高いので、現在のテ
レビシステムには適用が困難であり、実用化はできなか
った。

［発明が解決しようとする問題点］本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、通常の
テレビ受像機を使用して立体カラーテレビ放送をおこな
うことができる装置を提供するものである。

［問題点を解決するための手段とその作用コ本発明の装
置は、立体眼鏡と偏光シートからなるスクリーンを備え
ている。本発明は通常の原理によって立体画像を得るも
のである。すなわち、右目画像と左目画像とがテレビ受
＠機の別々の部分に同時に表示される。これらの部分は
水平線によって上部と下部とに分割されている。そして
、観察者は、本発明の立体眼鏡と偏光スクリーンと゛を
介して、右目および左目で上記上部分および下部分の像
をそれぞれ別々に見る。そして、これらの像は位置等が
調整され、合成されて立体像を形成する。本発明によれ
ば、この偏光スクリーンは２個の偏光フィルタ（鉛直偏
光フィルタおよび水平偏光フィルタ）から構成されてい
る。これらの偏光フィルタは、それらの偏光軸が互いに
直交するように配置されて互いに接合ざれており、これ
ら上下に配置された偏光フィルタの境界線がテレビ受像
機の中央の水平線と合致するように配置される。また、
本発明の立体眼鏡は、２個の偏光レンズ（鉛直偏光レン
ズおよび水平偏光レンズ）を備え、また２枚あるいは４
枚の銀被覆された鏡を備え、これらは鉛直偏光レンズ（
または水平偏光レンズ）の前方（または後方）に配置さ
れている。

また、この眼鏡はハウジング、フレーム、上記鏡の角度
を調整するねじ、回転板およびスプリング等を備えてい
る。また、別の実施例では、この立体眼鏡は２個の偏光
レンズを備えており、また２個の接眼レンズがフレーム
に取付けられており、またこの前方には２個の対物レン
ズが設けられており、これら対物レンズの軸は上記接眼
レンズの軸とずれて配置され、またこれら対物レンズと
接眼レンズとの相対的な位置を調整する軸ピンが設けら
れている。

［実施例］本発明は、テレビ受像機のスクリーンの中央の水平線を
境界とする上部分と下部分とにそれぞれ表示される上回
像と正画像を放送する。この上画像がたとえば右目画像
であり、また正画像が左目画像である。もちろん、この
逆でもよい。これらの画像は立体テレビカメラで撮影さ
れる。また、立体映画フィルムを通常の３５ミリテレビ
プロジエクタを使用して立体テレビ放送をおこなっても
よい。したがって、これら上画像但よび正画像はテレビ
受Ｗｉ機のスクリーン上に第２図に示すように中央の水
平線を境界として別々に表示され、観察者は右目（また
は左目）で上回像を観察し、また左目（または右目）で
正画像を観察する。このように１１察するためには、こ
のテレビ受像機のスクリーンの前に偏光シートスクリー
ンを配置し、その鉛直偏光フィルタ１と水平偏光フィル
タ２との境界線が上記画像の境界の水平な線と合致する
ように配置する。したがって、上回像は上記鉛直偏光フ
ィルタ１を通過して鉛直偏光となり、また正画像は水平
偏光フィルタ２を通過して水平偏光となる。また、Ｉ２
察者は第３図および第４図に示すような立体眼鏡をかけ
て観察する。この眼鏡は、鉛直偏光レンズ７の前に互い
に平行な一対の鏡が配置されてい゛る。上記水平偏光フ
ィルタ２を通過して水平偏光となった正画像は、偏光軸
が同じである水平偏光レンズ８のみを透過して観察者の
左目のみで観察され、また鉛直偏光フィルタ１を通過し
て鉛直偏光となった上回像は偏光軸が同じである鉛直偏
光レンズ７のみを透過し、観察者の右目でのみ観察され
る。上回像は鉛直偏′光であるので、偏光軸がこれと直
交する水平偏光レンズ８は通過せず、左目では観察され
ず、また正画像は水平偏光であるので、これと偏光軸が
直交する鉛直偏光レンズ７は透過せず、右目ではａｍさ
れない。

また、調整用のねじ１１によって上記２枚の１１５゜６
の角度をｍ！！し、上回像の位置を正画像の位置と合致
させる。したがって、上回像と正画像が合成され、第７
図に示すように立体画像が得られる。

また、第５図に示す立体眼鏡では、水平偏光レンズ８の
前方にも２枚の！１１１３．１４が配置されている。こ
れら４枚の１５．６，１３．１４のうち３枚の鏡は眼鏡
のフレームに所定の角度で固定されており、のこり１枚
の鏡は角度が調整自在に取付けられている。また、これ
らの２対の１５゜６および１３．１４に対応してそれぞ
れ鉛直偏光レンズ７および水平偏光レンズ８が配置され
ている。

また、第６図に示す眼鏡では、２個の対物レンズ１７．
１８および２個の接眼レンズ１９．２０が設けられ、画
像を拡大するように構成されている。また、この眼鏡で
はねじ１１によって画像の鉛直方向の位置を調整し、ま
たねじ１６によって画像の水平方向の位置を調整する。

また、第８図および第９図には別の眼鏡の例を示す。こ
のものは、それぞれ一対の鉛直偏光レンズ７、水平偏光
レンズ、接眼レンズ１９．２０および対物レンズ２１．
２２を備えている。これら対物レンズと接眼レンズの光
軸は互、いにずれて配置され、対物レンズ２１および接
眼レンズ１９を通過する光の方向と、対物レンズ２２お
よび接眼レンズ２０を通過する光の方向とが互いに相違
するように構成されている。そして、対物レンズフレー
ム２４を軸ビン２３のまわりに回転させることにより、
これら対物レンズと接眼レンズとの相対位置を調整して
上山像と正画像の位置を調整し、これらを合致させて立
体画像を合成する。なお、この第８図および第９図の眼
鏡も画像を拡大することができる。

また、第１０図にはさらに別の眼鏡の例を示す。

このものは、鉛直偏光レンズ７の後方（または前方）に
プリズム２５が配置され、また水平偏光レンズ８の後方
（または前方）に別のプリズム２６が配置されている。

これらのプリズムによって上山像と正画像の位置が調整
され、立体画像が合成される。

本発明のものは、構造が簡単であり、また使用が容易で
あり、さらに安価に立体画像を提供できる。また、立体
眼鏡と偏光スクリーンを使用するだけで、現在放送用に
使用されているテレビ放送システムを利用して立体カラ
ーテレビ放送をおこなうことができる。

前記の実施例において、上記第１図および第２図に示す
偏光シートスクリーンは以下のように構成されている。

この偏光シートスクリーンはテレビ受像機の画面に密接
して配置されるもので、鉛直偏光フィルタと水平偏光フ
ィルタとの境界線はこのテレビ受像機の画面に表示され
る上山像と正画像の水平の境界線と合致するように配置
される。

これら鉛直偏光フィルタ１および水平偏光フィルタ２は
、２枚のガラス板の間に挟まれて配置されるか、または
透明なフィルム上に従来公知の手段によって固定されて
いる。この（上下の）偏光フィルタは、その偏光軸が互
いに直交し、かつこれら偏光軸がテレビ受像様の画面の
鉛直方向に対して互いに４５°の角度をなすように配置
してもよい。もちろん、このような場合には、前記の眼
鏡の偏光レンズの偏光軸もこの偏光フィルタの偏光軸に
対応して配置する。

また、前記した第３図および第４図に示す眼鏡は以下の
ように構成されている。この眼鏡にはフレーム１０とた
とえば一体のハウジング９を備えており、このハウジン
グ９に前記の鏡５が固定され、また他方のｌＩ６は回動
板１２に取付けられている。この回動板の下端部はビン
によってハウジングに回動自在に取付けられ、またこの
回動板の一端部にはスプリングの一端部が当接し、この
スプリングの他端部はフレームに当接している。そして
、ねじ１１によってこの鏡の角度を調整し、右目および
左目で観察される上山像および正画像の相対体な位置を
調整し、これらのｉｉ！ｉａの位置を一致させて立体画
像を合成する。

また、第５図および第６図に示すような眼鏡を使用して
立体テレビ放送を見る場合には、ｌことえば４Ｊｌｉ、
の鏡のうちの鎖６をＩＩ整し、上山像と正画像の位置を
調整する。また、ねじ１６を調整し、上山像と正画像の
水平方向の相対的な位置を［Ｅすることもできる。また
、本発明では上記のような鏡の代わりに全反射プリズム
を使用することもできる。

また、第８図および第９図に示す眼鏡において、接眼レ
ンズ１９．２０の光軸間の距離、は１１、通常の使用者
の両眼の間の距離に対応してたとえば６〜６、．５ｃｍ
に設定されている。また対物レンズおよび接眼レンズの
焦点距離は、必要とする倍率に対応して設定する。また
使用時には、軸ビン２３のまわりに対物レンズフレーム
を回動させ、対物レンズ２１．２２と接眼レンズ１９．
２０の光軸の相対位置を調整し、上山像と正画像の位置
を調整する。

また、第１０図に示した眼鏡では、フレームに１Ｍまた
は２個のプリズムが取付けられており、これらプリズム
によって上山像および正画像の位置が合致され、立体画
像が合成される。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の偏光シートスクリーンを
示す概略的な図、第３図は本発明の立体眼鏡の第１の例
を示す斜視図、第４図は第３図の眼鏡の側面図、第５図
は立体眼鏡の別の例を示す斜視図、第６図は第５図の眼
鏡の側面図、第７図は本発明の原理を示す概略図、第８
図および第９図は本発明の立体眼鏡の別の例を示す図、
第１０図はプリズムを使用したさらに別の例の眼鏡を示
す図である。１・・・鉛直偏光フィルタ、２・・・水平偏光フィルタ
、５．６・・・鎌、７・・・鉛直偏光レンズ、８・・・
水平偏光レンズ、１９．２０・・・接眼レンズ、２１．
２２・・・対物レンズ、２５．２６・・・プリズム出願
人代理人　弁理士　鈴江武彦図面の浄書（内容に変更なし）第１図第２ｇＪ第３図第４図第Ｓ図第６図第７図第９図手続補正書（方式）２、発明の名称立体カラーテレビ装置３、補正をする者事件との関係　　特許出願人氏名　チン・リウツアン４、代理人住所　東京都千代田区霞が関３丁目７番２号　ＵＢＥビ
ル６、補正の対象適正な願書（特許出願人の住所、咄凄寺書肴≠）委任状
およびその訳文、図面７、補正の内容　別紙の通り図面の浄書（内容に変更なし）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）偏光シートスクリーンおよび立体眼鏡を備え、標
準のテレビ受像機によつて立体カラーテレビ放送を見る
ことができることを特徴とする立体カラーテレビ装置。
（２）前記偏光シートスクリーンは、鉛直偏光フィルタ
（１）と、水平偏光フィルタ（２）と、フレーム（３）
とから構成され、このスクリーンはテレビ受像機の前面
に配置され、上記偏光フィルタの偏光軸は互いに直交し
、これらは上下に対称に配置されていることを特徴とす
る前記特許請求の範囲第１項記載の立体カラーテレビ装
置。
（３）前記偏光シートスクリーンは上下に配置された２
個の偏光フィルタを備え、これら偏光フィルタの偏光軸
はこのスクリーンの鉛直方向に対してそれぞれ４５°の
角度をなしていることを特徴とする前記特許請求の範囲
第１項記載の立体カラーテレビ装置。
（４）前記立体眼鏡は、鉛直偏光レンズ（７）と、水平
偏光レンズ（８）と、上記鉛直偏光レンズ（７）の前方
に配置された一対の鏡（５、６）と、ハウジング（９）
と、眼鏡フレーム（１０）と、上記鏡の角度を調整する
ねじ（１１）と、スプリング手段（１５）とを備えてい
ることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の立
体カラーテレビ装置。
（５）前記立体眼鏡には、前記水平偏光レンズ（８）の
近傍にさらに別の一対の鏡（１３、１４）を備え、これ
ら鏡（５、６、１３、１４）のうちの１枚が調整自在で
あることを特徴とする前記特許請求の範囲第４項記載の
立体カラーテレビ装置。
（６）前記２対の鏡（５、６、１３、１４）の開口は眼
鏡フレームの下方に配置され、これら鏡（５、６、１３
、１４）の前方に前記鉛直偏光レンズ（７）および水平
偏光レンズ（８）が配置されていることを特徴とする前
記特許請求の範囲第５項記載の立体カラーテレビ装置。
（７）前記鏡の前方には一対の対物レンズ（１７、１８
）が配置され、また眼鏡フレームには一対の接眼レンズ
（１９、２０）が取付けられていることを特徴とする前
記特許請求の範囲第５項記載の立体カラーテレビ装置。
（８）前記立体眼鏡は、一対の接眼レンズ（１９、２０
）、これら接眼レンズに対応して配置された一対の対物
レンズ（２１、２２）、軸ピン（２３）、対物レンズフ
レーム（２４）、上記接眼レンズの前方または後方に配
置された鉛直偏光レンズ（７）および水平偏光レンズ（
８）および眼鏡フレームを備え、上記対物レンズフレー
ム（２４）を回動させることにより前記対物レンズと接
眼レンズとの相対的な位置を調整できることを特徴とす
る前記特許請求の範囲第１項記載の立体カラーテレビ装
置。
（９）前記立体眼鏡は、鉛直偏光レンズ（７）と、この
鉛直偏光レンズ（７）の前方または後方に配置されたプ
リズム（２５）と、水平偏光レンズ（８）と、眼鏡フレ
ーム（１０）と、上記水平偏光レンズ（８）の前方また
は後方に配置されたプリズム（２６）とを備えているこ
とを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の立体カ
ラーテレビ装置。