JPS6386216A - 電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電灯に係り、特に、 −電気的光源を収容配置した透明な電灯容器と、 −壁が主として合成材料から成りかつ外側に電気接点を
有する軸線を具える電灯キャップと、−前記光源から前
記電灯キャップの電気接点まで延在する電流供給導体と
、 一前記電灯キャップの中に一部沈め埋め込まれ、かつ電
灯キャップの内側でセメントによって固定されている電
灯容器と、さらに、 −前記電灯キャップの中に存在するセメントと接触する
金属リングと、 を具える電灯に関するものである。

そのような電灯は、ドイツ特許第４５２７５１号明細書
く特許信託会社、１８−１ｌ−１９２７）から知られて
いる。

電気絶縁材料から成る電灯キャップを用いれば、この電
灯キャップの中に電灯容器を固定しなければならないセ
メントを硬化させることは困難である。その理由は、こ
の硬化工程のため必要とする熱を微弱にしか伝えないか
らである。

前述のドイツ特許明細書によれば、セメントと接触して
いる金属リングが、電灯キャップの中に存在しているた
めこの金属リングを誘導加熱することによってセメント
、すなわち接着剤を硬化させることができる。そのとき
、電灯キャップの壁を通してその内部まで熱を輸送する
必要がない。

この特許明細書から既知である電灯においては、電灯キ
ャップの内側の壁の中にその金属リングを沈める、つま
り埋込む。他の既知の電灯では、セメントが硬化する前
にこの金属リングを電灯キャップの中にゆるく大ざっば
に置く。

この金属リングを誘導加熱することによってセメントを
加熱しかつ硬化させるため、合成材料の電灯キャップの
中に金属リングを用いることは、金属リングによって電
灯キャップが加熱され従って変形するという危険を伴な
うものであるということが見出された。

本発明の目的は、電灯キャップの接着剤の硬化工程中の
電灯キャップの変形の危険を避けられる構造を提供する
ことである。

本発明によれば、この目的は、電灯キャップの　。

壁から金属リングを隔離するスペーサ部材を存在させる
ことで冒頭の段落に記載される種類の電灯において達成
される。

金属リングを電灯キャップの壁の中に沈め埋込む場合に
、しかし又、金属リングを電灯キャップの中にゆるく大
ざっばに置きかつ電灯キャップの壁と接触させる場合に
は、この金属リングの誘導加熱が又、電灯キャップの壁
の強い局部的加熱を伴ない、それが電灯キャップの変形
に導く。電灯キャップにスペーサ部材を持たせる場合に
、電灯キャップの局部的加熱と、それ故に変形とが、避
けられることが見出された。

このスペーサ部材が、電灯キャップの内側に延ばした突
起の形状において電灯キャップと一体であることを保証
するのは容易であることが判った。

突出するリブとして突起を形作ることが好都合であるこ
とが判った。これらの突起は、電灯キャップの壁から半
径方向に金属リングを隔離する。これらの突起は、金属
リングと、突起が突出する電灯キャップの壁との間に熱
抵抗を形成する。

金属リングを電灯キャップの壁から隔離して保つという
事実により、セメントすなわち接着剤を、これらの突起
の区域を除いて、金属リングの周りにおいて、電灯キャ
ップの壁と接触させることができる。かくして、セメン
トを電灯キャップの内側面全体に均一に塗布被着させる
ことが可能である。

好都合の実施例においては、このスペーサ部材は又、電
灯キャップの内壁面の突起から成り、この突起が電灯キ
ャップの内壁から半径方向に金属リングを隔離する。こ
の実施例は、電灯キャップと電灯容器とが接続される場
合及びセメントが硬化される場合に、電灯キャップが電
灯容器の上方に置かれる位置か、電灯キャップが電灯容
器の下方に置かれかつ金属リングを軸方向に支持する突
起がなくて、金属リングがそれ放電灯キャップの基部に
移動することができる位置かを選ぶ可能性を与える。

好都合な変形例においては、電灯キャップにおける軸線
方向の移動に対して金属リングをロックする機械的固定
装置が設けられる。これらの機械的装置を、この金属リ
ングを軸方向に支持する突起によって、又は突起なしで
、用いることができる。この変形例は、電灯キャップと
金属リングとを、電灯容器に電灯キャップを設ける電灯
製造工程にて、１個の構成単位として供給できるという
利点を与える。他の利点は、電灯キャップ、電灯容器及
び金属リングを連結する工程が、電灯キャップを電灯容
器の上方に置く場合特に、単純化されるということであ
る。この機械的固定装置は、金属リングにおける逆とげ
のあるホックと、これらの逆とげのあるホックが掛合す
る電灯キャップの内側の突起とから成る。

非予備公表のオランダ特許出願第８６０１０９２号（Ｐ
）ＩＮ１１７３６）には、合成材料から成るハウジング
が、第１の端部において電灯容器に、かつ第２の端部に
おいて電灯キャップに接続される電灯が記載されている
。そこでは、金属リングは接着剤によって電灯容器に接
着され、この電灯容器と金属リンクとの構成単位が、次
いで、合成材料から成るハウジングの中に固着される。

完全に仕上げられた電灯においては、前記の構成単位は
、リングに設けられ合成材料から成るハウジングの壁の
突起に掛合する逆とげのあるホックによって、完全に機
械的に固着される。

事実、本発明による電灯が、光源が内部容器に存在する
フィラメントである白熱電灯であるか、又は光源が内部
容器に存在するイオン化することのできる気体中の１対
の電極である放電灯のような放電灯であるかどうかは、
本発明にとっては重要ではない。

本発明による電灯の実施例が図面に示される。

第１図において、この電灯は、透明な電灯容器１を有し
、この電灯容器１中に電気的光源２、すなわち高圧ナト
リウム蒸気放電灯が配置されている。この電灯は、軸線
４を持った電灯キャップ３を有する。この電灯キャップ
３の壁８，９は合成材料、例えば、ポリブチレンテレフ
タレートから成る。この電灯キャップ３は、その外側に
電気接点５を有する。光源２から、電灯キャップ３にお
ける電気接点５まで、電気供給導体１５が延在する。

電灯容器１は一部、電灯キャップ３の中に沈み、セメン
ト６によってその電灯キャップ３の内側に固定される。

セメント６と接触している金属リング７が、電灯キャッ
プ３の中に存在する。金属リング７を電灯キャップ３の
壁８から隔離しているスペーサ部材が存在するのは、第
１図では見ることができない。

第２図において、電灯キャップ３は、円筒部８と基部９
とを具える壁８，９を有する。金属リング７が電灯キャ
ップ３の中に存在する。このリング７は鋼テープから形
成され、溶接によって閉鎖されるか、又はフランジを付
けた継目によって閉鎖される。電灯キャップ３は、電灯
キャップ３の内側において引き伸ばされた突起１０の形
状のスペーサ部材を有し、これらの突起１０はここに示
した実施例では突出しているリブの形状をとっている。

これらの突起１０は、金属リング７を、半径方向に電灯
・キャップ３の壁８から隔離する。金属リング７が誘導
加熱される場合に、この金属リング７が１個又は２個以
上の突起１０と接触していると、突起１０は電灯キャッ
プ３の壁８が過熱されるのを防ぐ熱抵抗体として働（。

特に、電灯容器１が電灯キャップ３の下方にある位置に
おいて、第１図の電灯容器１に電灯キャップ３を設ける
場合には、突起１０は有効なスペーサ部材を構成する。

金属リング７はそのとき重力の影響のもとに電灯キャッ
プ３の基部９と接触することができない。

図面において、スペーサ部材は、少なくとも一個の突起
１１を電灯キャップ３の内側に具え、この突起１１が電
灯キャップ３から半径方向に金属リング７を隔離する。

この突起１１は又リブの形をとる。

このリブ１１を、リブ１０と一体化することができるし
、それ故、高くした部分にすることができる。

これらのリブ１１は、電灯キャップ３の壁の基部９から
金属リング７を隔離する。図面において１機械的固定装
置が設けられ、これらの装置は電灯キャップ３に金属リ
ング７を移動に備えてロックす。

る。これらの機械的固定装置は、金属リング７における
逆とげのあるホック１２と、又これらの逆とげのあるホ
ック１２を掛合させる電灯キャップ３の内側面の突起１
１とを具える。

金属リング７が電灯キャップ３から隔離されて保持され
ているという事実により、セメント集塊（例えば、温度
が上昇すると反応し硬化し始める、シェラツク、松脂（
コロホニウム）、シリコーン樹脂、フェノールホルマリ
ン樹脂、ヘキサメチレンテトラミン、炭酸カルシウム及
びエタノールの混合物）は、硬化に際し、電灯キャップ
３に対して金属リング７の周りを接着することができ、
かくして電灯容器１との本質的な連結を確立することが
できる（第１図）。

以上要するに本発明による電灯は、合成材料からなる電
灯キャップ（３）にセメント（６）すなわち接着剤によ
って固定された電灯容器（１）を有する。

このセメント（６）に接触している金属リング（７）が
、金属キャップ（３）中に存在する。その結果、前記の
セメント（６）を、この金属リング（７）の誘゛導加熱
によって固着させることができる。電灯キャップ（３）
は、例えば、電灯キャップ（３）の内側における突起（
１０）の形状のスペーサ部材を有し、このスペーサ部材
によって、金属リング（７）が電灯キャップ（３）から
隔離されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、一部破壊して示す電灯キャップを取付けた電
灯の側面図であり、 第２図は、第１図に示す電灯キャップの軸線方向の断面
図である。 １・・・透明な電灯容器　　２・・・電気的光源３・・
・電灯キャップ　　　４・・・軸線５・・・電気接点　
　　　　６・・・セメント（接着剤）７・・・金属リン
グ ８・・・電灯キャップ３の壁の円筒部 ９・・・電灯キャップ３の壁の基部 １０・・・引き伸ばされた突起 １１・・・リブの形をした突起 １２・・・逆とげのあるホック １５・・・電流供給導体 トー４ ＦＩＯ，１ ＦＩＯ，２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、−電気的光源を収容配置した透明な電灯容器と、 −壁が主として合成材料から成りかつ外側に電気接点を
   有する軸線を具える電灯キャッ プと、 −前記光源から前記電灯キャップの電気接点まで延在す
   る電流供給導体と、 −前記電灯キャップの中に一部沈め埋め込まれ、かつ電
   灯キャップの内側でセメントに よって固定されている電灯容器と、さらに、−前記電灯
   キャップの中に存在するセメントと接触する金属リング
   と、 を具える電灯において、 前記金属リングを前記電灯キャップの壁か ら隔離させるスペーサ部材が存在することを特徴とする
   電灯。 ２、スペーサ部材が、電灯キャップから半径方向に金属
   リングを隔離する金属キャップの内側の、延ばされた突
   起から成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の電灯。 ３、突起が、突出するリブであることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項記載の電灯。 ４、スペーサ部材が、軸線方向に電灯キャップから金属
   リングを隔離する電灯キャップの内側における突起を具
   えることを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の電灯
   。 ５、軸線方向の移動にそなえて金属リングを電灯キャッ
   プ中で動かなくする機械的固定装置が設けられることを
   特徴とする特許請求の範囲第３項又は第４項いずれかの
   記載の電灯。 ６、固定装置が、金属リングにおける逆とげのあるホッ
   クと、これらの逆とげのあるホックが掛合する電灯キャ
   ップの内側の突起とを具えることを特徴とする特許請求
   の範囲第５項記載の電灯。