JPS6383212A - 樋型反応槽における連続精錬方法 - Google Patents
樋型反応槽における連続精錬方法Info
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- JPS6383212A JPS6383212A JP22609986A JP22609986A JPS6383212A JP S6383212 A JPS6383212 A JP S6383212A JP 22609986 A JP22609986 A JP 22609986A JP 22609986 A JP22609986 A JP 22609986A JP S6383212 A JPS6383212 A JP S6383212A
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Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高炉鋳床等の樋型反応槽で行われる連続精錬方
法に関する。
法に関する。
溶銑の精錬（脱珪、脱リン等）を出銑樋途中に設けられ
た樋型反応槽内で行う場合がある。この種の精錬は、第
３図に示すように樋型反応槽（１）において浴面（２）
上に位置するランス（３）から溶銑（４）中に微粉状の
精錬剤（５）を吹込むことにより行われる。この精錬剤
の吹込みでは、精錬剤の溶銑中への侵入が浅過ぎると浴
底部にデッドゾーンが生じ、溶銑が未反応のまま通過す
る割合が大きくなり、逆に侵入が深過ぎると樋の敷部分
の耐火物の損耗量が大きくなるという問題がある。この
ため従来では、 Ｌ＝α・ｄ−０，１５，Ｑ６．Ｈ、Ｈ−０°”’ｍ但し
、α：定 数 ｄ：ノズル内径（瓢） Ｑ：ガス流量（１７ｍ１ｎ） Ｈ二うンス高さくｍ） ｍ：フラックス供給量（ｆ／ｍｉｎ ）Ｌ：精錬剤の推
定侵入深さくｍ） により推定される精錬剤の侵入深さＬが溶銑の浴深さＨ
に対し適正となるよう吹込条件等を設定し吹込みを行っ
ているが、このような侵入深さの設定だけで行われる操
業では、多くの場合精錬剤の十分な反応効率をあげるこ
とができず、このため最適操業条件を求め得る方法の提
案が望まれていた。
た樋型反応槽内で行う場合がある。この種の精錬は、第
３図に示すように樋型反応槽（１）において浴面（２）
上に位置するランス（３）から溶銑（４）中に微粉状の
精錬剤（５）を吹込むことにより行われる。この精錬剤
の吹込みでは、精錬剤の溶銑中への侵入が浅過ぎると浴
底部にデッドゾーンが生じ、溶銑が未反応のまま通過す
る割合が大きくなり、逆に侵入が深過ぎると樋の敷部分
の耐火物の損耗量が大きくなるという問題がある。この
ため従来では、 Ｌ＝α・ｄ−０，１５，Ｑ６．Ｈ、Ｈ−０°”’ｍ但し
、α：定 数 ｄ：ノズル内径（瓢） Ｑ：ガス流量（１７ｍ１ｎ） Ｈ二うンス高さくｍ） ｍ：フラックス供給量（ｆ／ｍｉｎ ）Ｌ：精錬剤の推
定侵入深さくｍ） により推定される精錬剤の侵入深さＬが溶銑の浴深さＨ
に対し適正となるよう吹込条件等を設定し吹込みを行っ
ているが、このような侵入深さの設定だけで行われる操
業では、多くの場合精錬剤の十分な反応効率をあげるこ
とができず、このため最適操業条件を求め得る方法の提
案が望まれていた。
〔問題を解決するための手段及び実施例〕このため本発
明者等は、精錬剤の反応効率を確保し得る操業条件の設
定方法について検討を加えたものであり、この結果、精
錬剤の反応効率の低さは、ランスから投射される精錬剤
の主として両側に精錬剤が通過しない溶銑部分、言わば
デッドスペースが存在することによるものであり、した
がってこのデッドスペースが所定範囲以下に抑えられる
ように精錬剤を吹込むことにより、その反応効率を十分
に確保し得ることを見い出した。
明者等は、精錬剤の反応効率を確保し得る操業条件の設
定方法について検討を加えたものであり、この結果、精
錬剤の反応効率の低さは、ランスから投射される精錬剤
の主として両側に精錬剤が通過しない溶銑部分、言わば
デッドスペースが存在することによるものであり、した
がってこのデッドスペースが所定範囲以下に抑えられる
ように精錬剤を吹込むことにより、その反応効率を十分
に確保し得ることを見い出した。
すなわち本発明は、槽内溶銑中を通過する精錬剤の幅方
向での断面積が、槽内溶銑の槽幅方向での断面積の８０
係以上を占めるよう、吹込条件を選択して精錬剤の吹込
みを行うようにしたことをその基本的特徴とする。
向での断面積が、槽内溶銑の槽幅方向での断面積の８０
係以上を占めるよう、吹込条件を選択して精錬剤の吹込
みを行うようにしたことをその基本的特徴とする。
以下１本発明の詳細を図面に基づいて説明する。
本発明は、ランスによる微粉状精錬剤の吹込みにおいて
、槽内溶銑中を通過する精錬剤の幅方向での断面積が、
槽内溶銑の槽幅方向での断面積の８０％以上を占めるよ
う吹込条件を選択するものであり、これにより、精錬剤
の反応効率を高水準に維持し、適切な精錬処理を行うこ
とができる。
、槽内溶銑中を通過する精錬剤の幅方向での断面積が、
槽内溶銑の槽幅方向での断面積の８０％以上を占めるよ
う吹込条件を選択するものであり、これにより、精錬剤
の反応効率を高水準に維持し、適切な精錬処理を行うこ
とができる。
溶銑中を通過する精錬剤の断面積を確保する具体的な方
法としては、第１図（イ）に示すように吹込み用のラン
ス（３）の本数を増す方法、及び第１図（０）、（／→
に示すようにランスにより精錬剤を斜め方向から吹込む
方法があり、いずれの方法を採ることもできる。
法としては、第１図（イ）に示すように吹込み用のラン
ス（３）の本数を増す方法、及び第１図（０）、（／→
に示すようにランスにより精錬剤を斜め方向から吹込む
方法があり、いずれの方法を採ることもできる。
但し、溶銑中の精錬剤の断面積を十分確保するには１Ｍ
１図（ロ））、Ｇ／ｉに示すようにランス（３）を傾け
、精錬剤を斜め方向から吹込む方法が特に有効である。
１図（ロ））、Ｇ／ｉに示すようにランス（３）を傾け
、精錬剤を斜め方向から吹込む方法が特に有効である。
才た、同図ぐｊに示すように斜めに吹き込まれる精錬剤
の軌跡に合せて樋型反応槽（１）の内部形状を湾曲状と
することにより、溶銑のデッドスペースをなくシ、高い
反応効率を確保することができる。
の軌跡に合せて樋型反応槽（１）の内部形状を湾曲状と
することにより、溶銑のデッドスペースをなくシ、高い
反応効率を確保することができる。
第１図（（ロ）、（ハ）のように精錬剤を斜め方向から
吹込む場合、第２図ζこ示す２ψ＋ ＬＯ＋θの各位と
の関係で、溶銑中での精錬剤の断面積Ｓは下式で表わさ
れる。
吹込む場合、第２図ζこ示す２ψ＋ ＬＯ＋θの各位と
の関係で、溶銑中での精錬剤の断面積Ｓは下式で表わさ
れる。
８ ＝ ” Ｌ６ ｃｏｓθ（６Ｌ６ｃｏｓθ・Ｓｉｎ
ψ＋２Ｌ６ｓｉｎθ）但し、Ｌｏ：ランスから溶銑中に
垂直に精錬剤を吹き込んだ場合の精錬剤侵 入深さ ２ψ：ランスからの精錬剤断面積がり 角 θ：ランスの傾斜角 したがって斜め方向から吹き込む方式を採る場合、断面
積Ｓが樋の断面積の８０％以上となるよう上記Ｌｏ、２
ψ、θの各位を選択し、精錬剤の吹込みを行う。
ψ＋２Ｌ６ｓｉｎθ）但し、Ｌｏ：ランスから溶銑中に
垂直に精錬剤を吹き込んだ場合の精錬剤侵 入深さ ２ψ：ランスからの精錬剤断面積がり 角 θ：ランスの傾斜角 したがって斜め方向から吹き込む方式を採る場合、断面
積Ｓが樋の断面積の８０％以上となるよう上記Ｌｏ、２
ψ、θの各位を選択し、精錬剤の吹込みを行う。
第４図は１機内の浴断面積に対し溶銑中において精錬剤
が占める断面積の割合と精錬剤反応効率及び溶銑処理性
との関係を示したものである。なお、上記精錬剤反応効
率Ｖは次のようにして表わされる。
が占める断面積の割合と精錬剤反応効率及び溶銑処理性
との関係を示したものである。なお、上記精錬剤反応効
率Ｖは次のようにして表わされる。
ここで、反応性Ｏ−量とは、ＦｅｔＯ、ＭＨＯ等の溶銑
と接触して分解反応（脱珪、脱燐、脱炭）する化合物中
の０２量（ＣａＯ等の本処理条件での安定化合物中の０
２量は含まない）を示す。
と接触して分解反応（脱珪、脱燐、脱炭）する化合物中
の０２量（ＣａＯ等の本処理条件での安定化合物中の０
２量は含まない）を示す。
第４図によれば、樋断面積に対する精錬剤断面積の割合
が８０％以上の範囲において良好な反応効率が得られて
いる。
が８０％以上の範囲において良好な反応効率が得られて
いる。
なお、浴中での精錬剤断面積を確保する場合、精錬剤が
反応槽を形成する耐火物に接触すると、その部分の損耗
が局部的に大きくなるという問題があり、このため溶銑
中に吹き込才れ乞精錬剤の軌跡が槽断面からはみ出す面
積は、第５図に示すように上記軌跡の溶銑中での断面積
の１０％以下に抑えることが好ましい。
反応槽を形成する耐火物に接触すると、その部分の損耗
が局部的に大きくなるという問題があり、このため溶銑
中に吹き込才れ乞精錬剤の軌跡が槽断面からはみ出す面
積は、第５図に示すように上記軌跡の溶銑中での断面積
の１０％以下に抑えることが好ましい。
以上述べた本発明によれば、樋型反応槽における溶銑の
精錬を、精錬剤の反応効率を十分確保しつつ実施するこ
とができる効果がある。
精錬を、精錬剤の反応効率を十分確保しつつ実施するこ
とができる効果がある。
第１図（イ）ないしくｔｊはそれぞれ本発明の実施状況
を示す説明図である。第２図（ａ）ないしくｃ）は本発
明法において精錬剤吹込条件を規定するための２９１
ＬＯｔθ等を示す説明図である。第３図は従来の精錬剤
吹込状況を示す説明図である。第４図は樋断面積に対す
る溶銑中における精錬剤断面積の割合と精錬剤反応効率
および溶銑処理性との関係を示すものである。第５図は
溶銑中に吹き込まれる精錬剤の軌跡が槽断面からはみ出
る割合と樋材損耗性との関係を示すものである。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 山 １） 健 三第 １
図 第 ４ 図 （浴中楕錬剤断面積）／（１谷前面積）第 ５ 図
を示す説明図である。第２図（ａ）ないしくｃ）は本発
明法において精錬剤吹込条件を規定するための２９１
ＬＯｔθ等を示す説明図である。第３図は従来の精錬剤
吹込状況を示す説明図である。第４図は樋断面積に対す
る溶銑中における精錬剤断面積の割合と精錬剤反応効率
および溶銑処理性との関係を示すものである。第５図は
溶銑中に吹き込まれる精錬剤の軌跡が槽断面からはみ出
る割合と樋材損耗性との関係を示すものである。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 山 １） 健 三第 １
図 第 ４ 図 （浴中楕錬剤断面積）／（１谷前面積）第 ５ 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 樋型反応槽にて、浴面上に位置するラン スから溶融金属中に微粉状の精錬剤を吹込 むことにより行われる連続精錬方法におい て、槽内溶銑中を通過する精錬剤の槽方向 での断面積が、槽内溶銑の槽幅方向での断 面積の８０％以上を占めるよう、吹込条件 を選択して精錬剤の吹込みを行うことを特 徴とする樋型反応槽における連続精錬方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22609986A JPS6383212A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 樋型反応槽における連続精錬方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22609986A JPS6383212A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 樋型反応槽における連続精錬方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6383212A true JPS6383212A (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=16839810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22609986A Pending JPS6383212A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 樋型反応槽における連続精錬方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6383212A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01156413A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-20 | Nisshin Steel Co Ltd | 溶銑の予備処理法および装置 |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP22609986A patent/JPS6383212A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01156413A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-20 | Nisshin Steel Co Ltd | 溶銑の予備処理法および装置 |
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