JPS6382873A - 電動パワ−ステアリング装置 - Google Patents

電動パワ−ステアリング装置

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Publication number
JPS6382873A
JPS6382873A JP61226391A JP22639186A JPS6382873A JP S6382873 A JPS6382873 A JP S6382873A JP 61226391 A JP61226391 A JP 61226391A JP 22639186 A JP22639186 A JP 22639186A JP S6382873 A JPS6382873 A JP S6382873A
Authority
JP
Japan
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clutch
steering
direction setting
electro
electric
Prior art date
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Pending
Application number
JP61226391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumi Mitsuda
満田 辰美
Naoji Sakakibara
榊原 直次
Takehiko Fushimi
伏見 武彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP61226391A priority Critical patent/JPS6382873A/ja
Publication of JPS6382873A publication Critical patent/JPS6382873A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D37/00Clutches in which the drive is transmitted through a medium consisting of small particles, e.g. centrifugally speed-responsive
    • F16D37/008Clutches in which the drive is transmitted through a medium consisting of small particles, e.g. centrifugally speed-responsive the particles being carried by a fluid, to vary viscosity when subjected to electric change, i.e. electro-rheological or smart fluids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目・的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車両操舵のためにステアリングホイールなど
の操舵手段に加えるべき力を軽減するパワーステアリン
グ装置に関ル、特に、電動機を含んでなる電動駆動機構
を有し、操舵手段から車輌走行方向を定める方向設定機
構に加えるトルクを検出して、このトルクの大きさに対
応した駆動力を、該電動駆動機構から方向設定機構に加
える電動パワーステアリング装置に関する。
(従来の技術) タイヤの向きを変える場合、車輌が停止しているときや
低速で走行しているときには、ステアリングホイールを
回動するのに大きな力が必要である。特に、最近ではF
F車が増えており、この種の車輌は前輪が駆動輪となる
ので、さらに大きな操舵力を必要とする。
そこで、運転者の操舵力を補助するパワーステアリング
装置が提案された。これは、運転者の操舵力に応じて駆
動力を発生し、この力を車輌走行方向を定める方向設定
機構(以下、操舵系という)に伝達するようにしたもの
である。現在実用化されているパワーステアリング装置
はほとんどが油圧式である。すなわち、制御バルブ、油
圧シリンダ等を備えて、操舵力に応じて油を移動させる
ことにより補助操舵力を発生する。
しかしながら、制御バルブ、油圧シリンダ等は大型であ
り、これらを接続するパイプ等は圧力損失が大きくなる
ために所定以上の曲率でしか曲げることができない。ま
た、油圧式パワーステアリング装置では、油漏れがない
ようにシールを確実に行わなければならず、装置取り付
は時の取り扱いが面倒である。このため、FF車のよう
に、残りの空間が少ない車輌においては、パワーステア
リング装置を取り付ける上での問題が多い。
このような問題を解決するものとして電動機を駆動源と
し、操舵手段から操舵系に加えるトルクを検出して、こ
のトルクの大きさに対応した補助操舵力を、電動機から
操舵系に印加する電動パワーステアリング装置が提案さ
れている。
これによれば、スペースユーティリティが向上するのみ
ならず、電子制御装置との組合せで、従来の油圧式パワ
ーステアリング装置では得られない種々の補助操舵力(
例えば、車速に応じた補助操舵力)を発生し得る。
ところで、この種の電動パワーステアリング装置では、
電動機が故障してロックしてまうと、電動機から補助操
舵力が得られないのみに限らず、操舵手段による操舵に
も多大な影響をあたえる。
即ち、電動機のロック力に抗して操舵手段を操作しなけ
ればならず操舵力が必要以上に大きくなってしまう。
そこで、通常、電動駆動機構の、走行方向設定機構に対
する相対的な力の印加を阻止するように、クラッチ手段
が配設させることが勘案されている。これにより、電動
機がロックしたときには、クラッチ手段を動作して、電
動機構を走行方向設定機構から切り離し、操舵手段で走
行方向設定手段を操舵させることができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、クラッチ手段として機械式のものを利用
すると、その構造が複雑とならざるを得すコストが上昇
するという問題があった。
また、電磁式のクラッチ手段では、電動機のロックを検
出するセンサも別途設け、このセンサからの信号に基づ
いてクラッチ手段の切り離し時期を決定するようにせざ
るを得す、やはり構造の複雑さを回避できなかった。
そこで、本発明は、クラッチ手段を簡単な構造とするこ
とを、その技術的課題とする。特に、本発明では、昨今
知られるようになったエレクトロ−レオロジカル流体に
注目したもので、このエレクトロ−レオロジカル流体の
もつ、所定の直流電流が流れると固体状態となり、所定
の剪断力が作用すると流体状態になり、しかも、この固
体と液体とを可逆的に変化できるという特性を利用する
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明においては、前記の如
き電動パワーステアリング装置において、クラッチ手段
として、 電動機構若しくは走行方向設定機構の何れか一方に連結
されたクラッチハウジングと、クラッチハウジング内に
回転自在にされると共に電動機構若しくは走行方向設定
機構の何れか前記他方に連結されたクラッチディスクと
、クラッチハウジング内に充填され、所定の剪断力が作
用すると流体状となり、所定の電流が流れと固体状とな
るエレクトロ−レオロジカル流体と、エレクトロ−レオ
ロジカル流体に所定の電流を通電して固化させる通電機
構と、 から構成されたものとする。
(作用) これによれば、予め通電機構により所定の電流を一定時
間流して、エレクトロ−レオロジカル流体を固化させて
おく。クラッチハウジングとクラッチディスクとが、固
化したエレクトロ−レオロジカル流体を介して、一体と
なる。電動機構から走行方向設定機構に補助操舵力が通
常は与えられる。
ところが、電動機のロックがあると、電動機構と走行方
向設定機構との間、即ちクラッチ手段のクラッチハウジ
ングとクラッチディスクとの間で相対回転が生じる。こ
の相対回転に基づいて、クラッチハウジング内に充填さ
れて固化しているエレクトロ−レオロジカル流体に剪断
力が発生しこれにより固体化状態のエレクトロ−レオロ
ジカル流体は流体状態となる。クラッチハウジングとク
ラッチディスクとが相対回転可能となり、電動機構が走
行方向設定機構から切り離される。
しかも、クラッチ手段は、クラッチハウジング、クラッ
チディスク、エレクトロ−レオロジカル流体、及び通電
機構とから成り、その構造が簡単で済む。また、所定の
剪断力が作用するとエレクトロ−レオロジカル流体が自
動的に流体状態となる原理を利用している。よって、格
別な電動機ロック検出用のセンサを必要としない。
(実施例) 以下図面に基づいて、本発明の好ましい一実施例につい
て説明する。
第1図に本発明の一実施例の機構部の構成概要を示す。
ステアリングホイール1が固着された第1ステアリング
シヤフト2には、第1ユニバーサルジヨイント4で第2
ステアリングシヤフト5が結合されている。第2ステア
リングシヤフト5には第2ユニバーサルジヨイント6で
ロッド7が結合されている。このロッド7には、減速機
9の、ピニオンギア(後述する22)が形成された出力
軸(後述する21)に結合されている。該ピニオンギア
(22)は、タイロッド10に固着されたラック11に
噛合っている。タイロッド10は車軸12のステアリン
グナックルアーム16に結合されている。車輪12の車
輪にはショックアブソーバ13が結合されており、この
ショックアブソーバ13のサスペンションアッパーサポ
ート14に車体(図示せず)が結合されている。15は
アッパーサポート14と車軸の間の振動緩衝用のコイル
スプリング、18はロワーサスペンションアーム、19
はスタビライザーバーである。
減速機9の内部構造を第2図、第3図および第6図に示
す。ロッド7の上端は第2ユニバーサルジヨイント6を
介して第2ステアリングシヤフト5に結合されている(
第1図参照)。ロッド7の上端部のやや下方に、ピン2
9により減速機ケース31に軸支持されたスリーブ30
が固着されている(第2図参照)。ロッド7はスリーブ
30を貫通し、かつ出力軸21の内方に進入して、その
下端部にはピン20により出力軸21が固着されている
。出力軸21は減速機ケース24に軸支持されており、
その下端部に形成されたピニオンギア22がラック11
に噛合っている。したがって、ステアリングホイールl
 (第1図)が回転すると、第1ステアリングシャフト
2.第1ユニバーサルジヨイント4.第2ステアリング
シヤフト5および第2ユニバーサルジヨイント6、なら
びにロッド7を介して、出力軸21が回転駆動され、こ
れにより出力軸21に形成されたピニオンギア22と噛
合うラック11が第2図の紙面と垂直な方向(第1図で
はタイロッド10の延びる方向)に駆動されて、車輪1
2 (第1図)の向きが変わる。
また、出力軸21の中空の上端にはリングギア23が形
成されており、ケース24に軸支持された中間ギア25
に噛合っている。中間ギア25と同軸でかつ一体のもう
1つの中間ギア26は入力ギア27に噛合っている。入
力ギア27は、電動ta8aの出力を継断するクラッチ
8bの出力回転輪28に固着されており、電動機8aが
付勢されると、クラッチ8b(接)、ギアトレイン27
−26.25−23を経て出力軸21が回転し、出力軸
21に形成されたピニオンギア22と噛合うラック11
が第2図の紙面と垂直な方向(第1図ではタイロッド1
0の延びる方向)に駆動されて、車輪12(第1図)の
向きが変わる。
このように、ステアリングホイール1の回転、および、
電動機8aの正逆転付勢、のいずれによっても車輪12
の向きが変わる。
ここで、クラッチ8bについて上述する(第6図参照)
出力軸28には、第1クラツチハウジング3゜1が一体
に形成されている。第1クラツチハウジング301には
、第2クラツチハウジング308が溶接されてエレクト
ロ−レオロジカル流体室309が形成される。作動空間
309内には、クラッチディスク303が相対回転可能
に配設される。
また、エレクトロ−レオロジカル流体室309内には、
エレクトロ−レオロジカル流体304が充満されている
。クラッチディスク303の軸心部分には係合穴312
が設けられ、電動機8aの出力軸302の嵌合部311
とセレーション嵌合されて、クラッチディスク303が
出力軸302と一体回転自在とされている。電動ta8
aの出力軸302とクラッチ8bの出力軸28とは同軸
的に配設されている。
第2クラツチハウジング308と出力軸302との間に
は、オイルシール307と軸受305とが配設されてい
る。軸受305により第2クラツチハウジング308が
回転自在に出力軸302に支承される。また、オイルシ
ール307によりエレクトロ−レオロジカル流体室30
9内を流体的に封止する。オイルシール307は絶縁部
材製である。また、軸受305と第2ハウジング308
との間には絶縁部材306が配設され、オイルシール3
07と共に、第2クラツチハウジング308と出力軸3
02との間を絶縁する。
電動機8aの出力軸302、第1及び第2クラツチハウ
ジング、クラッチディスク303、及びクラッチ8bの
出力軸28は導電製部材で形成されている。そして、出
力軸302はブラシ314を介して定電圧Vcと接続可
能とされ、出力軸28はブラシ315を介して接地され
ている(通電機構)。よって、ブラシ314を介して供
給された直流電流は、出力軸302を介してタラツディ
スク303に流れ、このクラッチディスク303からエ
レクトロ−レオロジカル流体304中を流れる。更に、
第1及び第2クラツチハウジング301及び308に流
れ、出力軸28からブラシ315を介してアースに流れ
込む。これにより、エレクトロ−レオロジカル流体30
4を固化できる。
尚、電動機8aの出力軸302の係合部311の先端は
、クラッチ8bの出力軸28に形成された嵌合凹所31
3に遊嵌されている。両出力軸302と28の同心度を
得やすい。
前記スリーブ30にはホイール32が回転可能に装着さ
れている。すなわち、スリーブ39がホイール32を雪
道している。スリーブ30の外側面には第4図に示すよ
うに、スリーブ30の中心軸に対して斜交した丸底溝3
3が形成されており、この丸底溝33にボール34がは
められている。
このボール34は、ホイール32に支持されている。ホ
イール32には小幅の溝35が形成されており、この溝
35に、出力軸21の上端に固着されたピン36の上端
が進入している。このピン36がホイール32の回転を
拘束する。
ロッド7が回転するとスリーブ30と出力軸21が回転
するが、スリーブ30はロッド7の上端に、出力軸21
はロッド7の下端にそれぞれ固着されているので、出力
軸21の負荷が大きいとロッド7がねじれる。このねじ
れ世相当分、スリーブ30と出力軸21の回転角度がず
れ、ホイール32はピン36を介して出力軸21と同じ
く回転するようになっているので、回転角度のずれは、
スリーブ30とホイール32の回転角度のずれとなる。
すなわち該ずれ相当分、ホイール32に対してスリーブ
30が余分に回転することになり、スリーブ30の溝3
3がスリーブ30の中心軸に斜交しているので、この溝
33によりボール34が上方又は下方に押され、ボール
34を支持しているホイール32が上方又は下方に移動
する。口ラド7のねじれは、ステアリングホイールエに
加えられる操舵トルクに対応し、該ねじれ量に対応した
上、下位置にホイール32が移動する。したがって、ホ
イール32の上下方向の偏位(正確には、操舵トルク零
位置から上、下に移動した量)が操舵トルクに対応する
ホイール32はリング状の溝37を有し、該溝32にボ
ール39が係合されている。こめ様子を第3図に示す。
ボール39は弾性板38の一端に回転自在に支持されて
いる。弾性板38の他端は固定されている。弾性板38
には、おもて面に2個、裏面に2個、の合計4個の歪検
出素子(歪に応じて抵抗値が変わる電気素子)であるス
トレインゲージ40が接合されている。これら4個の歪
検出素子はブリッジ接続され(第5図参照)、表裏面の
素子の抵抗値の差(一方が圧縮応力を他方が引張応力を
受けて、極性が異る信号であるので、誤差は、片面のみ
の検出レベルの2倍のレベル)に対応する電圧がトルク
検出信号として取り出される。しかして、ステアリング
ホイール1に加えられた操舵トルクに対応してロッド7
がねじれ、ホイール32が零位置から上移動または下移
動すると、溝37とボール39との係合で弾性板38が
上反り又は下反りに曲り、ストレインゲージ40がホイ
ール32の偏位量(操舵トルク零位置からの偏位量)、
すなわちロッド7のねじれ量、つまりは印加された操舵
トルク、を示す電気信号を発生する。
第5図に、ストレインゲージ40の出力信号に基づいて
、電動機8aの回転付勢を行なう電気制御装置の構成を
示す。この電気制御装置は、マイクロプロセッサ(CP
U)100を中心に、電動機付勢回路200.ストレイ
ンゲージ40およびトルク検出回路300等から構成さ
れている。電動機8aは電動機付勢回路200のスイン
チングトランジスタ231,232.233および23
4に接続されている。トランジスタ231と234が共
にオンのときに電動機8aが正転し、出力軸21を時計
方向(これはステアリングホイール1の時計方向回転:
車輌の右転回に対応)に回転駆動する。トランジスタ2
33と232が共にオンのときに電動機8aが逆転し、
出力軸21を反時計方向(これはステアリングホイール
lの反時計方向回転:車輌の左転回に対応)に回転駆動
する。トランジスタ232と234は電動機8aの回転
方向を定めるためのものであり、トランジスタ231と
233は電動a8aの通電電流を指定デユーティでオン
オフして、実効電流値(付勢電流の時系列平均値:電動
機の出力トルクが定まる)を制御するためのものである
トランジスタ231と233のコレクタは、給電ライン
LMにより、リレー接点252およびイグニッションス
イッチ41O(イグニッション回路を閉じるスイッチ)
を介して車輌バッテリ400のプラス極に接続される。
トランジスタ232と234のエミッタは電動機8aの
付勢電流検出用の抵抗130を介して車上バッテリ40
0のマイナス極(機器アース)に接続されている。
スイッチングドライバ(トランジスタオン/オフ付勢回
路)224は、CPU100の出力ボートOP9から高
レベルHの入力があるとトランジスタ234をオン付勢
し、該ポートから低レベルLの入力があるとトランジス
タ234をオフに拘束する。スイッチングドライバ22
3は、CPU100の出カポ−)OP8から高レベルH
の入力があるとトランジスタ232をオン付勢し、該ボ
ートから低レベルLの入力があるとトランジスタ232
をオフに拘束する。
スイッチングドライバ221は、パルス幅変調器(以下
、PWM)210の出力がHで、かつ、ドライバ224
への入力がHのときにトランジスタ231をオン付勢し
、いずれか一方がLのときにはトランジスタ231をオ
フに拘束する。スイッチングドライバ222は、PWM
210の出力がHで、かつ、ドライバ223への入力が
Hのときにトランジスタ234をオン付勢し、いずれか
一方がLときにはトランジスタ234をオフに拘束する
PWM210は、この実施例では、プリセットカウンタ
、クロックパルス発振器およびコントロ−ラで構成され
るデジタルタイマであり、データHdをカウンタにロー
ドしてダウンカウントを開始し、カウンタがキャリーを
発生する(アンダフロー)までは高レベルH()ランジ
スタオン指示)を出力しくダウンカウント開始後のクロ
ックからキャリー発生までの間)、キャリーを発生する
ト低レベルL()ランジスタオフ指示)を出力し、今度
はデータLdをカウンタにロードしてダウンカウントを
開始し、次にカウンタがキャリーを発生すると再度デー
タHdをカウンタにロードしてダウンカウントを開始す
るという動作を繰り返すものである。すなわち、PWM
210は、データHdに対応する時間高レベルHを出力
し、データLdに対応する時間低レベルLを出力する繰
り返しを行なう。したがってこのときのデユーティは、
Hd/ (Hd+Ld)となる。なお、当然のことなが
ら、Hdが零を示すデータのときにはL出力を継続する
。デユーティを指示するデータHdおよびLdは、CP
U100の出力ポートopo〜OP7より与えられる。
リレードライバ250の制御端子は、CPUl00の出
力ポート0P15に接続されており、該ポートからHレ
ベルが印加されると、リレー251を付勢し、そのリレ
ー接点252をメータする(ノーマルオープン)。
クラッチドライバ240の制御端子は、CPU100の
出力ポート0P14に接続されており、該ポートからH
レベルが印加されると、クラッチ8bのエレクトロ−レ
オロジカル流体304に直流電流を流し固化し、電動機
8aの出力を前記入力ギア27に伝達する。
ストレインゲージ40は、トルク検出回路300に接続
されている。
ストレインゲージ49の検出電圧は、増幅器310で濾
波およびレベル較正のだめの線形化増幅処理が施され、
絶対値回路320および極性判別回路330に与えられ
る。
極性判別回路330は、増幅器310の出力電圧の極性
を判別する。この極性は、これがホイール1の回転方向
に対応し、プラスは時計方向の回転に、マイナスは反時
計方向の回転にそれぞれ対応する。したがって、極性が
プラスのときにはHレベルの、マイナスのときにはLレ
ベルの、方向信号Pを発生して、CPU100の入力ポ
ート■POに与える。
絶対値回路320は、増幅器310の出力の絶対値レベ
ルを示す信号(正極性)、すなわち検出トルクの絶対値
を示す信号、を発生し、A/Dコンバータ110の入力
CHIに印加する。
抵抗130の端子間電圧は、増幅回路131で平滑化さ
れて、またレベル較正のために増幅処理されてA/Dコ
ンバータ110の入力CH2に印加される。
A/Dコンバータ110のクロツクインヒピット入力端
子CI(Lアクティブ)にはCPU100の出力ポート
0PIOからクロツクインヒピット信号が与えられ、ク
ロック入力端子CKには出力ボート0PIIからクロッ
ク信号が与えられ、チャンネルセレクト端子C8には出
力ポート0P12および0P13からチャンネルセレク
ト信号が与えられる。
A/Dコンバータ110は、クロツクインヒピット信号
がHになると(つまり禁止が解かれると)、061人力
およびCH2人力のうちの選択された1つをデジタル変
換して出力端子SDからCpuiooの入力ポートIP
Iに転送する。
定電圧電源回路420には、イグニッションスイッチ4
10を介してバッテリ400の電圧が印加され、所要の
定電圧(+Vc、 −Vc)を構成各要素に与える。
第7図にCPUI 00の、電動パワーステアリング制
御動作の主たるものを示す。なお、以下の説明で括弧で
示す数値はフローチャートのステップ番号である。
電源が投入されると(イグニッションスイッチ410が
閉じられて電源回路420が所要の定電圧を発生すると
)、CPU100は、入出力ポート、レジスタ、タイマ
、フラグ等を初期化する(1)。すなわち待機状態にお
いて必要とされる条件を設定する。
次ぎに、クラッチ8bに直流電流を所定時間流しく3)
、リレー251を付勢する(4)。この後、検出トルク
読込み周期を定めるためのTタイマをセットする(5)
CPU100の内部ROMには、検出トルクTqの絶対
値の各値に割り当てるデユーティ指示データHdO,L
doがメモリされている。これらの値を第8a図に定性
的に示す、なお、ROMにはデジタルデータがメモリさ
れているので、第8図のカーブは、実際には、階段状で
ある。
CPU100は、’rqレジスタの値(検出トルク)に
対応するデータHdo、Ldoを内部ROMより読み出
し、このHdoをPWMレジスタの下位4ビツトにメモ
リし、読み出したLdoをPWMレジスタの上位4ビツ
トにメモリする(11)0次に、入力ボートIPOに与
えられる方向信号Pを参照して(12)、それがHであ
る(検出トルクが正:ホイール1が時計方向に駆動され
ている)と、方向レジスタに正転(出力軸21を時計方
向に駆動する電動機8aの回転方向)を指示するデータ
をセットしく13)、方向信号PがLである(検出トル
クが負:ホイールが反時計方向に駆動されている)と方
向レジスタに逆転(出力軸21を反時計方向に駆動する
電動機8aの回転方向)を指示するデータをセットする
(14)。
その後、PWMレジスタの内容を出カポ−)OPO〜O
P7にセットし方向レジスタの内容を出カポ−)OF2
およびOF2にセットする(15)。PWMレジスタの
内容および方向レジスタの内容の、出力ボートへの割り
合てを第8b図に示す。この出力セット(15)により
、検出トルクTq(Tqレジスタの値)が0近傍の所定
値以上のとき)(d>Oであって、電動t4i8aにH
d/(Hd+l、d)のデユーティで電流が流され、ス
テアリングホイール1が廻ねそうとする方向に、電動機
8aが出力軸21を回転駆動しようとする。電動機8a
の出力トルクは、該デユーティに比例するこの後、CP
U100は、Tタイマを調べ(16)、ステップ5以降
の経過時間がT以上になっているか否かをチェックする
。オーバ(T経過)していると、ステップ5に戻り、オ
ーバしていないと、オーバするのを待ってステップ5に
戻る。
このように、T周期で、電動機8aの付勢電流デユーテ
ィの演算(11) 、および電動機付勢指示(12〜1
5)が、繰り返し実行される。
ここで、電動機8aがロック゛すると、ステアリングl
が操舵されたときにクラッチ8bにおいては、クラッチ
ハウジング301.308がクラッチディスク303に
対して相対回転しようとする。この結果、エレクトロ−
レオロジカル流体室309内に充填されて固化されてい
るエレクトロ−レオロジカル流体304に所定値以上の
剪断力が作用する。エレクトロ−レオロジカル流体30
4は液化し、クラッチハウジング301,302とクラ
ッチディスク303との連結が解除され、クラッチハウ
ジング301,308がクラッチディスク308に対し
相対回転自在となる。よって、電動機8bがロックして
クラッチディスク308が何等回転しなくなっても、マ
ニュアルステアリング操作には何等支障はない。
また、電動1i18aを交換し、再度イブニラシコンキ
ースイッチ4・10を投入すれば、ステップ3(第7図
参照)でクラッチ8bのエレクトロ−レオロジカル流体
304には直流電流が通電される、従って、エレクトロ
−レオロジカル流体304が再度固化しクラッチハウジ
ング301,308とクラッチディスク303とが一体
となる。電動ta8bによる補助操舵力の付与が可能と
なる。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明によれば、電動機構と走行
方向設定機構との間に、エレクトロ−レオロジカル流体
を利用したクラッチ手段を配設している。電動機のロッ
クがあると、クラッチ手段において、クラッチハウジン
グとクラッチディスクとの間に所定値以上の剪断力が働
く。この結果、クラッチハウジングとクラッチディスク
間に配設されたエレクトロ−レオロジカル流体が流体状
態となり、自動的にクラッチハウジングとクラッチディ
スクとが切り離される。よって、操舵が何等支障な(行
なえる。また、電動機のロック状態を検出するセンサ等
を付設しなくても良く、構造が簡単で済むという利点が
ある。
しかも、所定値以上の剪断力が作用するとエレクトロ−
レオロジカル流体が流体状態となるので、クラッチ手段
が不必要に高荷重状態には晒されない。故障した電動機
のみを取り替え、クラッチ手段ではエレクトロ−レオロ
ジカル流体に電流を通電して再度固化するだけで、電動
機構から走行方向設定機構へ補助操舵力を供給できると
いう利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の機械構造部の構成概要を示
す斜視図である。 第2図は第1図に示す減速機9の拡大断面図であり、第
3図の■−■線断面図である。 第3図は第2図のm−m線断面図である。 第4図は第2図および第3図に示すスリーブ30の外側
面を示す平面図である。 第5図は該実施例の、電気制御系の構成を示すブロック
図である。 第6図はクラッチ8bを示す断面図である。 第7図は第5図に示すマイクロプロセッサ100の概略
制御動作を示すフローチャートである。 第8a図は、マイクロプロセッサ100の内部ROMに
格納されているデータを模式的に示すグラフである。 第8 b図は、マイクロプロセッサ100の内部レジス
タのデータと、それが出力されるボートとの相関を示す
平面図である。 1ニステアリングホイール 2.5;ステアリングシャフト 4.6:ユニバーサルジヨイント 1、 2. 4. 5. 5:  (操舵手段)7:ロ
ッド    8a:電動機(電動機)8b:クラッチ手
段、 301:第1クラツチハウジング 308:第2クラツチハウジング 302:電動機の出力軸 303:クラッチディスク 304:エレクトロ−レオロジカル流体309:エレク
トロ−レオロジカル流体室314、 3ts:ブラシ(
通電機構)9;減速機 8a、9:(電動駆動機構) 10:タイロッド  11ニラツク 12:車輪     13:ショックアブソーバ14:
サスペンションアッパーサポート15;コイルスプリン
グ 16:ステシリングナツクルアーム 18:ロワーサスペンションアーム 19ニスタビライザバー 20:ピン     21:出力軸 22;ピニオンギア ?、10,11.16.22: (走行方向設定機構) 23:リングギア  24.31:減速機ケース25.
26:中間ギア   27:入力ギア28:回転軸  
     29:ピン30ニスリーブ      32
:ホイール33.35.37:溝   34.39:ボ
ール36:結合ピン      38:弾性板40ニス
トレインゲージ 50.51.sz:  (車速検出手段)100:マイ
クロプロセッサ(付勢指示手段)110 : A/Dコ
ンバータ 130:電流検出用抵抗      1131:平滑化
増幅回路 200;電動機付勢回路 210:パルス幅変調器 221〜224ニスイツチングドライバ231.233
:PWMスイッチングトランジスタ234:正転スイッ
チングトランジスタ232:逆転スイッチングトランジ
スタ210.221〜224,231〜234:  (
付勢手段) 240:クラッチドライバ 250:リレードライバ 240.250:  (付勢手段) 251:リレー    252:リレー接点300:ト
ルク検出回路 ?、30.32.3B、39.40.300:  (ト
ルク検出手段) 310:線形化増幅器 320:絶対値回路  330:極性判別回路400 
:車輌バッテリ 410:イグニッションスイッチ 420:定電圧回路 LM:給電ライン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車体に対する車輪の向きを定める走行方向設定機構と、 走行方向設定機構に結合され、走行方向設定機構を駆動
    する操舵手段と、 操舵手段に作用している操舵トルクを検出するトルク検
    出手段と、 走行方向設定機構に結合される、電動機を含んでなる電
    動駆動機構と、 電動駆動機構の電動機を付勢する付勢手段と付勢手段に
    、トルク検出手段の検出トルクに対応する電動機の付勢
    を指示する付勢指示手段と、電動駆動機構の、走行方向
    設定機構に対する相対的な力の印加を阻止するクラツチ
    手段と、を備える電動パワーステアリング装置において
    、クラツチ手段が、 電動機構若しくは走行方向設定機構の何れか一方に連結
    されたクラツチハウジングと、 クラツチハウジング内に回転自在にされると共に電動機
    構若しくは走行方向設定機構の何れか前記他方に連結さ
    れたクラツチデイスクと、 クラツチハウジング内に充填され、所定の剪断力が作用
    すると流体状となり、所定の電流が流れと固体状となる
    エレクトローレオロジカル流体と、エレクトローレオロ
    ジカル流体に所定の電流を通電して固化させる通電機構
    と、 から成る電動パワーステアリング装置。
JP61226391A 1986-09-25 1986-09-25 電動パワ−ステアリング装置 Pending JPS6382873A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5375049A (en) * 1991-12-21 1994-12-20 Heraeus Instruments Gmbh Surgery lamp
WO1999047405A1 (de) * 1998-03-18 1999-09-23 Mannesmann Vdo Ag Elektrische lenkhilfe

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5375049A (en) * 1991-12-21 1994-12-20 Heraeus Instruments Gmbh Surgery lamp
WO1999047405A1 (de) * 1998-03-18 1999-09-23 Mannesmann Vdo Ag Elektrische lenkhilfe

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