JPS638281A - 施釉セメント製品の製造方法 - Google Patents
施釉セメント製品の製造方法Info
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- JPS638281A JPS638281A JP14849186A JP14849186A JPS638281A JP S638281 A JPS638281 A JP S638281A JP 14849186 A JP14849186 A JP 14849186A JP 14849186 A JP14849186 A JP 14849186A JP S638281 A JPS638281 A JP S638281A
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Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、軽量で機械的強度に優れ、且つ美麗な施釉セ
メント製品の製造方法に関するものである。
メント製品の製造方法に関するものである。
[背景技術]
従来から釉薬を施した施釉セメント製品が提供されてい
る。この施釉セメン)製品は例えば次のようにしてya
されるものである。すなわちセメントと骨材を主成分と
する原料に水を加えて混練してセメント混線物を調整し
、このセメント混線物を成形賦形して得られた成形物の
表面に釉薬を施し、650°C〜900°Cで10〜6
0分程度焼成して釉薬が融着した施釉セメント製品を製
造していた。この場合に用いられる骨材は焼成工程で出
来るだけ安定な状態を保っていることが望ましく、その
ため一般には珪砂、シャモット、シェルベン、火成岩な
どの耐熱性骨材が適している。
る。この施釉セメン)製品は例えば次のようにしてya
されるものである。すなわちセメントと骨材を主成分と
する原料に水を加えて混練してセメント混線物を調整し
、このセメント混線物を成形賦形して得られた成形物の
表面に釉薬を施し、650°C〜900°Cで10〜6
0分程度焼成して釉薬が融着した施釉セメント製品を製
造していた。この場合に用いられる骨材は焼成工程で出
来るだけ安定な状態を保っていることが望ましく、その
ため一般には珪砂、シャモット、シェルベン、火成岩な
どの耐熱性骨材が適している。
しかしながらこれらの骨材はいずれも比重が略2゜O〜
2.5の範囲にあり、比重が高いため、これを用いて作
られる施釉セメント製品もおのずから比重の高いものし
か得られないという欠点があった。
2.5の範囲にあり、比重が高いため、これを用いて作
られる施釉セメント製品もおのずから比重の高いものし
か得られないという欠点があった。
この欠点をカバーするため押出成形法を用いて製品の断
面形状を中空構造にし、製品の見掛は比重を低減させる
方法も実際にとられているが、一般の押出セメント板と
同様で加工性が悪いという問題があり、また断熱性が不
足するという開運があった。
面形状を中空構造にし、製品の見掛は比重を低減させる
方法も実際にとられているが、一般の押出セメント板と
同様で加工性が悪いという問題があり、また断熱性が不
足するという開運があった。
また別の方法として耐熱性の軽量骨材を用いて軽量化す
る方法がある。その代表的な耐熱性骨材としてパーライ
トや発泡頁岩がある。
る方法がある。その代表的な耐熱性骨材としてパーライ
トや発泡頁岩がある。
しかしながら、セメント及び耐熱性骨材の系にパーライ
トを加えていった場合、焼成前の比重は自由にコントロ
ールすることができるが、650°C〜900°Cの焼
成工程により体積の収縮をおこし、ll量化の目的で多
量に入れた場合クラックが入るという致命的な欠点を生
じる。したがって焼成工程の条件により多少の差がある
としてもパーライトでF!量化できる限界は製品比重で
1.4〜1.5程度であり、それ以上軽くすることは難
しいという問題があった。
トを加えていった場合、焼成前の比重は自由にコントロ
ールすることができるが、650°C〜900°Cの焼
成工程により体積の収縮をおこし、ll量化の目的で多
量に入れた場合クラックが入るという致命的な欠点を生
じる。したがって焼成工程の条件により多少の差がある
としてもパーライトでF!量化できる限界は製品比重で
1.4〜1.5程度であり、それ以上軽くすることは難
しいという問題があった。
一方発泡頁岩の場合、パーライト程度の発泡倍率の高い
ものは!i!遺されておらず、見掛は比重で0.5〜0
.8が最も軽い方である。したがって発泡頁岩を混入し
た系においても軽量化できる限界は1.4〜1.5程度
の比重となる。しかも具合の悪いことに発泡頁岩におい
ては、製造工程で十分発泡しきっていないと考えられる
未発泡粒子が混入していて、時により施釉焼成工程で発
泡し、セメント層を押し上げいわゆるポツプアウトのよ
うな現象を生じ、これまた致命的とも言える欠点を生じ
ることがある。
ものは!i!遺されておらず、見掛は比重で0.5〜0
.8が最も軽い方である。したがって発泡頁岩を混入し
た系においても軽量化できる限界は1.4〜1.5程度
の比重となる。しかも具合の悪いことに発泡頁岩におい
ては、製造工程で十分発泡しきっていないと考えられる
未発泡粒子が混入していて、時により施釉焼成工程で発
泡し、セメント層を押し上げいわゆるポツプアウトのよ
うな現象を生じ、これまた致命的とも言える欠点を生じ
ることがある。
このように現在では未だ施釉セメント製品において軽量
化のための十分な製造方法が見出だされていないのが現
状である。
化のための十分な製造方法が見出だされていないのが現
状である。
[発明の目的]
本発明は、上記の点に鑑みて発明したものであって、そ
の目的とするところは、軽量で磯孤的強度に優れ、且つ
美麗な施釉セメント製品の製造方法を提供するにある。
の目的とするところは、軽量で磯孤的強度に優れ、且つ
美麗な施釉セメント製品の製造方法を提供するにある。
[発明の開示]
本発明の施釉セメント製品の製造方法は、セメント及び
耐熱性骨材を主成分とし、これに水及び発泡スチロール
を加え混合混練し、適当な方法を用いて賦形した後、取
り扱いできる程度又はそれ以上に水和硬化させ、しかる
後施釉焼成を行い、次いで再水和硬化させることを特徴
とするものであって、このような方法を採用することに
より、上記した従来例の問題点を解決して本発明の上記
した目的を達成できたものである。
耐熱性骨材を主成分とし、これに水及び発泡スチロール
を加え混合混練し、適当な方法を用いて賦形した後、取
り扱いできる程度又はそれ以上に水和硬化させ、しかる
後施釉焼成を行い、次いで再水和硬化させることを特徴
とするものであって、このような方法を採用することに
より、上記した従来例の問題点を解決して本発明の上記
した目的を達成できたものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明において用いるセメントとしては普通ポルトラン
ドセメント、早強セメント、アルミナセメント、高炉セ
メントなどを用いることができるものである。このセメ
ントに配合される骨材としては、いわゆる火成岩、珪砂
、シャモット、シェルベン、レンガ粉、瓦粉砕品、こう
火石などの耐熱性に優れたものを好適に用いることがで
きるものである。この骨材はセメント100重量部に対
して好適には50〜200重量部の範囲で使用されるも
のである。ここで骨材が50重量部未満のときは高温焼
成工程において成形品が破壊したり、クラックが発生し
たりして強度の低下をもたらす恐れがあり、逆に200
重量部を越えるとバインダー成分が少なくなりすぎて強
度が低下してしまうものである。その他必要に応じてア
スベスト、ウオラスFナイト等の無8!a維やマイカな
どを補強材として用いることができる。また所望により
種々の添加側を配合するものである。このセメントと耐
熱性骨材を主成分とする原料に水と発泡スチロールを加
えて混合し、混疎しでセメント混練物を調整する。発泡
スチロールは工業的に生産され、安価に入手することが
できるものであれば特別の制限を加えるものではないが
、好適には発泡倍率が高く、粒径の細かいものが好まし
いものである。水は成形可能な範囲の成形性をセメント
混練物に与え且つセメントの硬化に必要な量以上であれ
ばよく、できるだけ少量配合するのが好ましいものであ
る。このセメント混練物を型枠や押出成形機やプレス成
形機を用いて所定の形状に成形してセメント成形物を得
る。この場合取り扱いが出来る程度の強度又はそれ以上
の強度を発現させるために第1回目の養生を行って水和
硬化させておくのが好ましい。次いでこのセメント成形
物の表面に釉薬を施す。本発明に用いる釉薬は600°
C以上の焼成温度で溶融する通常のものを使用する。例
えば、Pb0”Al2O,・SiO2のQ B aO1
Na20その池の組成を用いることができるものである
。また別の方法として、セメント成形物をあらかじめ5
00°C〜800’Cで前以て焼成したのち釉薬を施し
、再び650″C〜900°Cで10〜60分焼成する
二度焼き方式の採用も可能である。この後、施釉焼成品
を再水和硬化させ、焼成により低下した8!誠的強度の
回復をはかるものである。この場合の再水和の方法とし
ては、一般のセメント製品の養生に採用される水中養生
、湿熱養生、オートクレーブ養生などいずれの方法でも
よいものである。このようにして軽量で機娠的強度に優
れ、且つ美麗な施釉セメント製品を製造するのである。
ドセメント、早強セメント、アルミナセメント、高炉セ
メントなどを用いることができるものである。このセメ
ントに配合される骨材としては、いわゆる火成岩、珪砂
、シャモット、シェルベン、レンガ粉、瓦粉砕品、こう
火石などの耐熱性に優れたものを好適に用いることがで
きるものである。この骨材はセメント100重量部に対
して好適には50〜200重量部の範囲で使用されるも
のである。ここで骨材が50重量部未満のときは高温焼
成工程において成形品が破壊したり、クラックが発生し
たりして強度の低下をもたらす恐れがあり、逆に200
重量部を越えるとバインダー成分が少なくなりすぎて強
度が低下してしまうものである。その他必要に応じてア
スベスト、ウオラスFナイト等の無8!a維やマイカな
どを補強材として用いることができる。また所望により
種々の添加側を配合するものである。このセメントと耐
熱性骨材を主成分とする原料に水と発泡スチロールを加
えて混合し、混疎しでセメント混練物を調整する。発泡
スチロールは工業的に生産され、安価に入手することが
できるものであれば特別の制限を加えるものではないが
、好適には発泡倍率が高く、粒径の細かいものが好まし
いものである。水は成形可能な範囲の成形性をセメント
混練物に与え且つセメントの硬化に必要な量以上であれ
ばよく、できるだけ少量配合するのが好ましいものであ
る。このセメント混練物を型枠や押出成形機やプレス成
形機を用いて所定の形状に成形してセメント成形物を得
る。この場合取り扱いが出来る程度の強度又はそれ以上
の強度を発現させるために第1回目の養生を行って水和
硬化させておくのが好ましい。次いでこのセメント成形
物の表面に釉薬を施す。本発明に用いる釉薬は600°
C以上の焼成温度で溶融する通常のものを使用する。例
えば、Pb0”Al2O,・SiO2のQ B aO1
Na20その池の組成を用いることができるものである
。また別の方法として、セメント成形物をあらかじめ5
00°C〜800’Cで前以て焼成したのち釉薬を施し
、再び650″C〜900°Cで10〜60分焼成する
二度焼き方式の採用も可能である。この後、施釉焼成品
を再水和硬化させ、焼成により低下した8!誠的強度の
回復をはかるものである。この場合の再水和の方法とし
ては、一般のセメント製品の養生に採用される水中養生
、湿熱養生、オートクレーブ養生などいずれの方法でも
よいものである。このようにして軽量で機娠的強度に優
れ、且つ美麗な施釉セメント製品を製造するのである。
次に本発明を具体的な実施例により説明するが、本発明
は以下に示す実施例に限定されるものではない。
は以下に示す実施例に限定されるものではない。
〈実施例1〉
ポルトランドセメント100重量部、シェルベン100
重量部、マイカ10重量部、発泡スチロール(径0.5
111m1発泡倍率35−40倍)3.5重量部、これ
に水を加えて混合、混練した後、25eaX25cmX
40m膿の型枠に流し込み成形し、約24時間室内に保
管し、硬化させたあと脱型し、セメント成形物を得た。
重量部、マイカ10重量部、発泡スチロール(径0.5
111m1発泡倍率35−40倍)3.5重量部、これ
に水を加えて混合、混練した後、25eaX25cmX
40m膿の型枠に流し込み成形し、約24時間室内に保
管し、硬化させたあと脱型し、セメント成形物を得た。
次に、このセメント成形物を105°C124時間乾燥
した後表面に釉薬を膜厚的300μの厚さになるように
スプレーし、電気炉’t’aoo°Cで40分間焼成し
た。このようにして得た施釉焼成品を60°C1湿度約
100%の養生庫内に3日間入れて養生し、再水和硬化
させて施釉セメント製品を得た。
した後表面に釉薬を膜厚的300μの厚さになるように
スプレーし、電気炉’t’aoo°Cで40分間焼成し
た。このようにして得た施釉焼成品を60°C1湿度約
100%の養生庫内に3日間入れて養生し、再水和硬化
させて施釉セメント製品を得た。
この施鞘セメント製品の比重は0.92、曲げ強度は6
3kg/am2で且つ表面はピンホールのない美麗な釉
薬面を得ることができた。
3kg/am2で且つ表面はピンホールのない美麗な釉
薬面を得ることができた。
〈実施例2〉
発泡スチロール(径0.5〜1.0mm、発泡倍率35
〜40倍)の量を1.7重量部に減じた以外は実施例1
と同じ配合であり、また、実施例1と同様の手順を経る
ことにより施釉セメント製品を得た。
〜40倍)の量を1.7重量部に減じた以外は実施例1
と同じ配合であり、また、実施例1と同様の手順を経る
ことにより施釉セメント製品を得た。
この施釉セメント製品の比重は1.26、曲げ強度は9
7kg/cm”であり、その表面はピンホールのない美
麗なる釉薬面を得ることがでさた。
7kg/cm”であり、その表面はピンホールのない美
麗なる釉薬面を得ることがでさた。
[発明の効果]
本発明にあっては、叙述のように発泡スチロールを混入
したセメント混線物を成形賦形し、得られたセメント成
形物の表面に釉薬を施し、次いで焼成することにより、
発泡スチロールが消滅する方法を採用しているので、外
観的にも発泡スチロールが見えないものとなり、しかも
独立気泡をもつ軽量コンクリートを得ることができるも
のである。また、発泡スチロールは工業的に大量生産さ
れているため、安価であり、しかも発泡倍率が高<(,
1m比重では0.03以下である)セメント製品の軽量
化効果がきわめて大きいので添加量が2%以下において
比重1,0以下の@量コンクリートを得ることがでさる
ものであり、このため焼成工程で焼成してしまう時にも
ガスの発生量が非常に少なく釉薬の発泡やピンホールの
発生などの悪い影響がほとんど見られないという特徴が
ある。更に、発泡スチロールは炭化して焼成後も軽量コ
ンクリート内に残留するということがないものである。
したセメント混線物を成形賦形し、得られたセメント成
形物の表面に釉薬を施し、次いで焼成することにより、
発泡スチロールが消滅する方法を採用しているので、外
観的にも発泡スチロールが見えないものとなり、しかも
独立気泡をもつ軽量コンクリートを得ることができるも
のである。また、発泡スチロールは工業的に大量生産さ
れているため、安価であり、しかも発泡倍率が高<(,
1m比重では0.03以下である)セメント製品の軽量
化効果がきわめて大きいので添加量が2%以下において
比重1,0以下の@量コンクリートを得ることがでさる
ものであり、このため焼成工程で焼成してしまう時にも
ガスの発生量が非常に少なく釉薬の発泡やピンホールの
発生などの悪い影響がほとんど見られないという特徴が
ある。更に、発泡スチロールは炭化して焼成後も軽量コ
ンクリート内に残留するということがないものである。
すなわち木粉のようなセルロース貿とは比較にならない
易燃焼性をもっていて施釉焼成工程を必須とする施釉セ
メント製品には好適な材料であり、塩化ビニルやウレタ
ンのようにプラスチック特有の有毒ガスの発生がないこ
とも施釉セメント製品のI!量化材としての条件を満た
しているものである。
易燃焼性をもっていて施釉焼成工程を必須とする施釉セ
メント製品には好適な材料であり、塩化ビニルやウレタ
ンのようにプラスチック特有の有毒ガスの発生がないこ
とも施釉セメント製品のI!量化材としての条件を満た
しているものである。
このような特徴をもつ発泡スチロールを軽量化材とした
セメント成形物に施釉、焼成、再水和工程の各工程をい
れることにより、パーライトや頁岩の発泡体では得られ
ない比重1.0以下の軽量で、t91械的強度に優れ、
美麗な施釉セメント製品を得ることがでさるものである
。
セメント成形物に施釉、焼成、再水和工程の各工程をい
れることにより、パーライトや頁岩の発泡体では得られ
ない比重1.0以下の軽量で、t91械的強度に優れ、
美麗な施釉セメント製品を得ることがでさるものである
。
Claims (1)
- (1)セメント及び耐熱性骨材を主成分とし、これに水
及び発泡スチロールを加え混合混練し、適当な方法を用
いて賦形した後、取り扱いできる程度又はそれ以上に水
和硬化させ、しかる後施釉焼成を行い、次いで再水和硬
化させることを特徴とする施釉セメント製品の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14849186A JPS638281A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 施釉セメント製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14849186A JPS638281A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 施釉セメント製品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS638281A true JPS638281A (ja) | 1988-01-14 |
Family
ID=15453940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14849186A Pending JPS638281A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 施釉セメント製品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS638281A (ja) |
-
1986
- 1986-06-25 JP JP14849186A patent/JPS638281A/ja active Pending
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