JPS6382623A - 頭蓋内圧の測定装置 - Google Patents

頭蓋内圧の測定装置

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JPS6382623A
JPS6382623A JP61227139A JP22713986A JPS6382623A JP S6382623 A JPS6382623 A JP S6382623A JP 61227139 A JP61227139 A JP 61227139A JP 22713986 A JP22713986 A JP 22713986A JP S6382623 A JPS6382623 A JP S6382623A
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skull
waves
thickness
dura mater
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宣光 佐久間
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • A61B5/72Signal processing specially adapted for physiological signals or for diagnostic purposes
    • A61B5/7235Details of waveform analysis
    • A61B5/7253Details of waveform analysis characterised by using transforms
    • A61B5/7257Details of waveform analysis characterised by using transforms using Fourier transforms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波を利用した頭蓋内圧の測定装置に関し
、特に頭蓋内圧を頭蓋外より測定するのに好適なもので
ある。
〔従来の技術〕
被検生体の頭蓋腔の容積は、健康な正常時においては各
被検生体個有の一定の容積を保有しているが、たとえば
E!1腫瘍、血腫等の病変やその地頭蓋内の疾患が発生
すると増加し、その増加量が正常時の約10%以上にな
ると頭蓋内圧が上昇して頭蓋内圧7c進が引き起こされ
、各種の病態が発生するといわれている。これら各種の
病態像の解明及び適確な治療方法の決定には、頭蓋内圧
亢進の病理的な解明を必要とするが、現状では、その解
明の手段及び方法について各方面で研究されているにも
かかわらず充分とはいえない。しかし解明」二もっとも
重要な手段の1つは頭蓋内圧の測定であり、このため従
来から多種の頭蓋内圧の測定が研究されかつ試みられて
いる。たとえば水を封入したラテックス・バルーンを頭
蓋内の硬膜上もしくは脳室内に挿入し、バルーン内の水
圧を測定することにより頭蓋内圧を得るラテックス・バ
ルーン法、頭蓋骨を一部開孔し、介意を作って硬膜を露
出させ、その硬膜上にストレインゲージを接触させて頭
蓋内圧の変化を、ストレインゲージに接続した動ひずみ
計のひずみ量の変化量におきかえ測定するE D P 
?1!l定法などがある。しかし、これらの方法による
頭蓋内圧の測定は、いずれも頭蓋を侵襲する方法である
ため、必然的に開頭手術を伴い、センサーを頭蓋内に設
置しておかなければならないため、感染の危険性や、入
院して安静にしている必要などがあり患者の健康状態の
維持及び社会的経済的負担の大きさ等の面で問題がある
一方、非侵襲的な安全な方法として電気的共振回路をイ
ンダクタおよびキャパシタで購成し1頭蓋内圧によって
変位するベローズまたはダイヤフラムにより一方の値を
変化させて共振周波数を変化させ、これを頭皮上から測
定するテレメトリ一方式がある。しかし本方式も圧縮媒
体として空気を使用するため、これが頭皮・頭蓋骨間に
ある場合には温度の影響を受けやすく、また測定の目盛
りは個別に必要であり精度も実用的な段階にはほど遠い
実状である。このように従来は頭蓋内圧を非侵襲的に、
かつ脳内に悪影響を与えることなく、信頼度が高くしか
も簡便に測定できる装置は提供されておらず、その実現
が待望されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の如〈従来の頭蓋内圧の測定は、頭蓋内圧亢進の解
明及び治療上端も重要な手段の1つでありながらほとん
ど頭蓋を侵襲する方法で行われるため、測定時における
安全性及び信頼性を満足し、かつ患者の社会的、経済的
負担が小さい方法とその装置を得ることができず、一方
、非侵襲的な方法による測定においても精度2価格とも
実用段階に至っておらず、目下各方面において研究およ
び開発が進められている状態である。
本発明は前記従来技術の問題点を解消せんとするもので
あって、頭蓋内圧を頭蓋外より非侵襲的に脳内部に悪影
響を与えることなく、安全かつ高い信頼度で簡便に測定
できる装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のうち、第1の発明は、パルサーに接続され、超
音波パルスを被検生体の頭蓋外より内部に入射し、この
入射波のエコーを受信する探触子と、レシーバ−を介し
増幅された前記探触子で受信した該エコーをA/D変換
するA/D変換装置と、このA/D変換装置の出力値よ
り頭蓋内の多重反射による干渉波形を含む範囲を抽出し
、その抽出した範囲を周波数解析して、前記干渉波の要
素波間の時間差を演算し、出力する演算装置とを備え、
また第2の発明は、前記第1の発明の構成中に、レシー
バ−を介し増幅された耐記探触子で受信したエコーに頭
蓋内の多重反射による干渉波を含む時間幅でゲートをか
け、ゲート内波形を出力するゲート回路を設け、該ゲー
ト回路からの前記出力波形をA/D変換するA/D変換
装置と。
このA/D変換装置の出力値を周波数解析し、前記干渉
波の要素波間の時間差を演算し、出力する演算装置とを
備えたことにより、頭蓋内圧の測定を非侵襲的に、頭蓋
内部に悪影響を及ぼすことなく、安全かつ高信頼度で簡
便に測定できるようにした装置である。
(作用〕 任意のトリガーパルスをトリガー信号として、パルサー
に接続され、被検生体の頭蓋外に接置している探触子に
、該パルサーにて、送信パルスを発信する。前記探触子
では、前記パルサーより送信された送信パルスを超音波
パルスに変換し頭蓋内に入射する。この場合、前記探触
子は前記超音波パルスの波連長が、頭蓋内の硬膜及びク
モ膜等の薄膜状組織の約2倍以上になるような超音波パ
ルスを発するように選定されている。超音波が頭蓋内に
入射されると、入射波は頭蓋内の頭蓋骨。
硬膜等の各組織境界面(音響的境界面)で多重反射し、
この多重反射波は透過損失および反射損失を受けながら
多重反射波同志で干渉し合い、その干渉反射波のエコー
が探触子に受信される。この受信エコーの干渉波形を構
成している上記各組織境界面の反射波を本発明において
は要素波と称して説明する。第1の発明においては受信
されたエコーはレシーバ−に送られ増幅され、この増幅
されたエコーは、A/D変換装置に送られ、A/D変換
されて、その出力値が演算装置に送られる。
演算装置においては、頭蓋内の多重反射による前記干渉
反射波形のデジタル値を含む範囲のデータを抽出し、こ
のデータを周波数解析して、前記干渉波の要素波間の伝
播時間差を出力する。
また、第2の発明においては、探触子に受信されたエコ
ーはレシーバ−に送られ増幅されたのちゲート回路に送
られる。一方、ゲート回路には前記トリガパルスが送ら
れ、そのパルスをトリガ信号として該パルスの立ち上が
りより任意の時間遅延させ、かつ任意の時間幅で前記レ
シーバ−を介して送られた受信エコーに前記干渉反射波
を含むようにゲートをかけゲート内波形を出力する。こ
の出力波形はA/D変換装置に送られ、A/D変換され
て、その出力値が演算装置に送られる。演算装置におい
ては、周波数分析等の解析手段により、前記干渉反射波
の要素波間の伝播時間差を出力する。
このように第1.第2の発明とも前記要素波間の伝播時
間差の出力値を利用して硬膜の厚さや硬膜の厚さと頭蓋
内圧との相関関係より頭蓋内圧の値等の診断情報が得ら
れ、CRT等の表示装置。
プリンター、ディスク等の記録装置を前記演算装置に接
続することによって、該診断情報を表示。
記録しておくことができる。
〔実施例〕
本発明のうち第1の発明の実施例を第1図および第2図
を参照して説明する。第1図は装置の構成を示す図、第
2図は各作用段階における出力パルスを示す動作説明図
である。図において1はパルサーで、被検生体Mの頭蓋
骨上に当接されている探触子2に接続されており、第2
図(a)に示す内部トリガパルスTの立ち上がりと同時
に探触子2に対して第2図(b)に示すような送信パル
ス■、を発信する。
探触子2は、この送信パルスV工を超音波パルスに変換
し、その超音波パルスを頭蓋内に入射する。この場合、
探触子2は、前記超音波パルスの波連長が頭蓋内の硬膜
及びクモ膜等の薄膜状組織の約2倍以上になるような超
音波パルスを発するように選定されている。
頭蓋内に入射された超音波パルスは、頭蓋骨。
硬膜等の音響的境界面となる各組織境界面で多重反射し
、同時に前記各境界面で透過損失および反射損失を受け
ながら多重反射波間で干渉し合い、その干渉反射波のエ
コーが探触子2に受信される。
3はレシーバ−で、探触子2で受信した前記干渉反射波
を含むエコーを増幅し、第2図(c)に示すエコーV、
を出力する。
5はA/D変換器で、前記レシーバ−3より出力する前
記干渉波を含む増幅されたエコーが入力され、そのエコ
ーを前記パルスTをトリガー信号としてA/D変換し、
第2図(d)に示すようなデジタル波形信号D1を出力
する。デジタル波形信号D工は演算装置6に送られ、前
記干渉波のデジタル波形を含む範囲のデータを抽出し、
このデータをFFTアルゴリズム等による周波数分析に
より、前記干渉波を構成する要素波間の時間差が演算さ
れる。
つぎに第2の発明の実施例を、第3図および第4図を参
照して説明する。第3図は装置の構成を示す図、第4図
は各作用段階における出力パルスを示す動作説明図であ
る。図中、第1図および第2図と同一符号は同じものを
示し、また前記第1の発明の詳細な説明中、第2図(c
)に示すエコーv、を出力するまでの説明は、第1図を
第3図に、第2図を第4図に置き換えるほかは同一であ
る。4はゲート回路で、該回路にはレシーバ−3から出
力されるエコーV、と前記内部トリガパルスTが入力さ
れ、エコーV、にパルスTをトリガ信号としてパルスT
の立ち上がりより任意の時間遅延させかつ任意の時間幅
で、レシーバ−3より送られたエコーv2に前記干渉反
射波を含むようにゲートがかけられ、第4図(d)に示
すようなゲート内波形V、を出力する。5′はA/D変
換器で、前記ゲート回路4より出力するゲート内波形V
が入力され、そのグー1内向形形v3を前記パルスTを
1−リガ信号としてA/D変換し、第2図(e)に示す
ようなデジタル波形信号りを出力する。デジタル波形信
号りは演算装置6′に送られ、FFTアルゴリズムによ
る周波数分析により前記干渉波を構成する要素波間の時
間差が演算される。
前記の如く、第1および第2の発明とも演算された要素
波間の時間差のうち1頭蓋内圧の変動に伴って変化する
もの若しくは、年齢、性別などの項目で分類された硬膜
の平均値との照合などによって硬膜の往復の伝播時間の
みを抽出して硬膜の厚さを求め1個体別の正常時に測定
した硬膜の厚さ若しくは前記平均値との比(硬膜の厚さ
ひずみ)を算出し、この値を、年齢別、性別などの項目
で分類された硬膜の厚さひずみと頭蓋内圧との相関式に
代入することによって頭蓋内圧を算出することができる
。これらの演算結果は表示器8に送られて表示すると共
に記録装置7にも送られて、記録される。
前記ゲート回路を有しない第1の発明は、一般に演算デ
ータをCPUのメモリから取り出し、いったんCRTに
呼び出して抽出するからその分演算時間がかかることに
なるが、ゲート回路を経ないだけ波形にひずみが少ない
効果がある。これに対しゲート回路を有する第2の発明
は、ゲート回路を介した出力波形が、A/D変換装置で
A/D変換された出力値をそのまま演算すればよいから
ゲート幅の大小にもよるがそれだけメモリも小容量でよ
く操作が簡単になる効果を有する。
また前記第1および第2の発明においては、トリガ信号
としてパルサー1の内部トリガパルスTを使用したが、
これを被検生体Mに接続した心電計より得られる心電図
のR波の発生ごとに、R波のピーク位置より任意の時間
(たとえば80m5ec〜100m5ec)遅らせ、連
続したパルスを出力する心電計トリガ装置を設けてその
出力パルスを使用してもよい。
このように本発明(以下第1および第2の発明をいう)
に係わる装置による測定は1頭蓋内圧と硬膜の厚さとの
間にある相関関係を利用し、硬膜の厚さの変化情報を得
ることにより頭蓋内圧およびその変化を知ることができ
るようにしたものである。
前記装置による測定の前提となっている頭蓋内圧と硬膜
の厚さとの相関関係を検証するため、生体を使用した下
記の実験を行った。被検生体は体重約10kgの雑種成
人で、左頭頂部に介意を作り無色透明な塩化ビニール板
をはめて1頭蓋内圧の変化による硬膜的静脈の状態の変
化を観察し写真撮影したものである。頭蓋内圧先進は大
槽内生理食塩水注入によって生じさせ1頭蓋内圧を上昇
前OmmH,Oから700mm H、Oまで上昇させた
。その結果、頭蓋内圧の上昇前は、硬膜的静脈はかなり
鮮明で血流の乱れもないが、頭蓋内圧の上昇に伴って硬
膜的静脈が徐々に狭窄し、約600mm H、Oにおい
て完全に狭窄して全く血流がIll察されない。−方5
頭蓋内圧下降時では600111111H!O以下に下
がっても硬膜的静脈は狭窄したままの状態で、約200
mmH2O前後まで下降したとき血流が再開される。
この硬膜的静脈の狭窄現象の発生は、硬膜が圧縮されて
厚さが薄くなったことを示しており、この変化は頭蓋内
圧の上昇に伴ってその度合いが増し、約600111m
 H20を境にしてそれ以上の上昇ではほとんど変化し
ないことを示し両者間に相関関係があることが立証され
た。
ところで、上述したように本発明による測定は硬膜の厚
さひずみと、頭蓋内圧との前記相関関係をもとに、硬膜
の厚さを測定することによって、頭蓋内圧を得るもので
あるが、硬膜の厚さの測定については地震波解析の分野
で、直接波と他の経路の波を近似的に分離する目的で考
案されたケプストラム法を、薄膜多重反射波の分解に応
用して行う。本実施例で用いたケプストラム解析のアル
ゴリズムを第5図に示す。
頭蓋骨と硬膜の境界より得られる反射波は1頭蓋骨と硬
膜との境界での反射波(基本波)と硬膜内での多重反射
波との干渉波となっている。境界からの干渉反射波をx
(t)*基本波をb(t)。
反射強度をair遅延時間をτ(とすると、x(t)は
次式で表わされる。
(1)式の両辺をフーリエ変換した結果を次式で示す。
ただし、x(f)、B(f)は各々、x(t)、b(t
)のフーリエ変換である。
(2)式より、X(f)(7)パワースペクトル1X(
f)1はB(f)のパワースペクトルIB(f)lを用
いて(3)式のように表わされる。
i=o  k=U (3)式の対数をとると(4)式のようになり、基本波
のパワースペクトルである周波数系列と遅延時間差に対
応する周波数軸上のケフレンシーをもつ周波数系列に分
離することができる。
・・・・・・(4) したがって、(4)式をさらにフーリエ変換しケプスト
ラムを求めることにより、ケフレンシー軸上で遅延時間
のケフレンシー系列が求められ、薄膜の音速がわかって
おればその厚さを知る事ができる。
よって頭蓋内圧と硬膜の厚さの関係より、本漬を用いて
硬膜の厚さを測定することによって、頭蓋内圧を得る事
ができる。
つぎに前記ケプストラム法の検証を行うため、第6図に
示す様な実験を行った。厚さ5mのアクリル板9と厚さ
50mmのポリスチロールブロック10の間に、同じ厚
さQの2枚のシックネスゲージ11をはさみ、その隙間
に空気が混入しないようにマシン油12で油膜をつくり
、油膜モデルとした。
使用したプローブ13は、5MHz分割型プローブであ
り、アクリル板9に瞬間接着剤で固定した。
第7図にアクリル板9の底面反射波形(基本波形)を、
第8図にQ=0.3mm時の反射波形を示す。
油膜的多重反射波が互いに干渉し合っているため、波形
が変形し全体の振幅が変化している事がわかる。
シソクネスゲージ11の厚さ悲を0.1〜1.0mmの
範囲で変化させ、油膜の厚さを変えて各々の反射波を1
0nsecでサンプリングし、第3図で示したアルゴリ
ズムによりFFTケプストラム解析を行った。
本検証実験に使用した5MHz分割型プローブ並びに、
後述の動物実験の際使用した5MHz分割型プローブの
周波数分析結果を第9図および第10図に示す。各々の
中心周波数は4.9MHz及び5.4MHzであり、周
波数帯域は約2〜7MHz及び1〜9MHzの範囲に制
限されていることがわかる。
サンプリング定理より、波形のもつ周波数帯域の上限値
をW(MHz)とすると、波形信号を標本化するのに最
小必要なサンプリングタイムΔt(see)は、次式で
求められる。
本実験では、Δt = 7. I X 1O−8(se
c)であるので今回用いたサンプリングタイム1 、O
X 10−” (see)は十分であるといえる。
第11図にQ =0.1mmの反射波形のFFTケプス
トラム結果を、第12図にQ =0.5n++nのFF
Tケプストラム結果を示す。
本結果は、タイムウィンドウとして(6)式に示すハミ
ングウィンドウ、ケプストラムウィンドウとして(7)
式に示すハニングウインドウ及び(8)式に示すハニン
グデジタルフィルタを用いたものである。ハニングウイ
ンドウはケプストラム結果に重み付けを行い、ハニング
デシタルフィルタはケプストラム結果を平滑化する役割
がある。
V/1A)4(n) =0.54−0.46cos(2
n π/ (N−1)) −(6)W++AN(n)=
0.5−0.5cos(2nπ/(N −1))−(7
)C’ (n) = 0.25C(n−1) +0.5
C(n) +0.25C(n+1) −(8)第11図
および第12図より、各ケプストラムのピークにおける
ケフレンシー値は、各々150nsec。
690nsecであることがわかり、これが(1)式中
における遅延時間τ、に相当する。
第11図および第12図中の各ケプストラムのピークに
おけるケフレンシー値、すなわち油膜による遅延時間τ
、は、干渉反射波の要素波間の時間差(超音波が油膜を
往復した時間)に相当する。したがってその値に油膜中
での超音波の音速をかけたものがビーム路程となり、油
膜厚はビーム路程を2で割ることにより求められる。
ケプストラ解析により求めた遅延時間より計算した油膜
厚をQ cepとし、シックネスゲージの厚さを油膜厚
の真値Q trueとして、比較したものを第13図に
示す。
ただし、マシン油の音速を1400m/secとして計
算した。
両者は非常に良く一致しており、誤差は約±10μmで
ある。このようにケプストラム解析は、2つ以上の波が
干渉している際の各々の遅延時間を分解することに有効
である。したがって、音速が予めわかっていれば、水沫
を用いることによって。
通常の方法では測定できないような薄膜の厚さを測定で
きる。
つぎに前記実験装置において行った検証が、生体に対し
て適用できるか否かの妥当性を検討するため犬を使用し
て下記の実験を行った。
実験には、体重約10kg前後の雑種成人を用いた。
2%(W/V)塩酸モルヒネを5〜6mQ筋肉注射して
基礎麻酔の後、チアミラルーソジウム(thiamyl
al sodium)を100〜150mg静脈内投与
により導入麻酔を行い、気管内挿入管下に腹臥位で。
頭部を東大脳研弐犬用定位脳手術台に固定した。
必要に応じて、60分前後ごとにチアミラルーソジウム
を10〜15mg追加投与して維持麻酔を施し、自発自
然呼吸下によって実験を行った。
実験装置のブロックダイヤグラムを第14図に示す。図
において15はパルサー、16はレシーバ−で、超音波
プローブ17に電気的信号を送受する装置、17の超音
波プローブはパルサー15より送られた電気信号を超音
波に変換、及び受信した超音波を電気信号に変換するセ
ンサーである。
19はウェーブメモリーで、受信波形(アナログ信号)
を高速A/D変換する装置、20はパソコン。
CRT、フロッピーディスク、X−Yプロッターからな
り、ウェーブメモリー19によってデジタル化された受
信波形を処理し、解析、モニター、記録する処理装置、
21はFDPセンサーで、硬膜外より頭蓋内圧を電気信
号に変換するセンサー、22は呼吸センサーで、呼吸を
温度変化としてとらえ、呼吸変化を電気信号に変換する
センサー、23は血圧センサーで、全身血圧をモニター
するためのもので、血圧を電気信号に変換するセンサー
、24は心電計で心電波形を出力し、また心電図のR波
より任意の時間遅らせてトリガー信号を発信する装置、
25はアンプでFDPセンサー21.呼吸センサー22
.血圧センサー23.心電計24より送られてきた各信
号を増幅する装置、26はペンレコーダーでアンプ25
によって増幅された。心電波形、呼吸波形、全身血圧波
形及び、FDPセンサー頭蓋内圧波形を連続記録する装
置である。
測定は、超音波による頭蓋内圧の他に、FDPセンサー
21による頭蓋内圧、全身血圧、心電図。
呼吸をモニターした。EDPセンサー21による頭蓋内
圧は、FDPセンサー21を右頭部に装着し。
硬膜外圧として測定した。全身血圧は、内径2 rm 
長さ約400mmのカテーテルを右股動脈より胸部大動
脈へ留置し、カテーテル先端型圧力計を用いて”測定し
た。心電図は、四肢に設置した電極より心電計によって
測定した。呼吸モニターは、気管挿管チューブの先端に
取付けたサーミスタプローブによって測定した。
超音波による実験は以下のようにして行った。
第14図において、心電計24のトリガーパルスを、心
電図のR波のピークより80m5ec遅らせて発信する
ように調整しシステム全体を心電計トリガーで起動した
実験は、大槽内生理食塩水注入にてQmmI−I20〜
650mmH,○の範囲で頭蓋内圧先進を生じせしめ、
2つのモデルについて行った。1つは、第15図に示す
ように頭蓋骨27の一部を除去して厚さt=5mのアク
リル板28を硬膜29に密着させて固定し、5 M H
zディレィ付プローブを用いて行ったアクリル板モデル
であり、もう1つは、5MHz分割型プローブを頭蓋骨
27上に固定し1頭蓋骨27上より測定を行ったもので
ある。レシーバ−16によって受信した反射波をウェー
ブメモリ19に入力し、10m5ecの間隔でサンプリ
ングを行いGP−IBインター′フェイスを介してパソ
コンに転送し、硬膜内での多重反射を含む干渉波のデジ
タル値を含むデータを抽出して解析を行った。
第15図に示したアクリル板モデルによる実験において
、基本波形となるディレィ材17a表面反射(Sエコー
)及び頭蓋内圧(ICP)が300mmI(20時の受
信波形を各々第16図および第17図に示す。
ディレィ材17a表面とアクリル板28との境界からの
反射波(S’エコー)と、アクリル板28と硬膜29の
境界付近より反射する干渉反射波(Boエコー)とは完
全に分離しており、SエコーとS′エコーの形状の差は
ほとんどない。一方、BOエコーは硬膜29内の多重反
射により干渉を起こし、Sエコーとは形状が異っている
ことがわかる。
Sエコーを基本波形b(t)とし、S′エコー及びBO
エコーを反射波形x(t)として、ケプストラム解析を
行った結果の例を第18図および第】9図に示す。第1
8図は頭蓋内圧がOmmH,O,第19図は頭蓋内圧が
650mm H、Oの結果であり、各々ピーク上の数字
は、各ピーク位置のケフレンシー値を表わしている。
最初のピークのケフレンシー値は頭蓋内圧に関係なく一
定であり、ディレィ材17a表面からアクリル板28と
硬膜29の境界面までの往復の伝播時間を表わしている
。2番目のピークのケフレンシー値と最初のピークのケ
フレンシー値との差は硬膜29による遅延時間であり、
超音波が硬膜29中を往復した時間に相当する。
アクリル板28の音速を2730 m / see 、
硬膜29の音速を1620m/seeとして、各ケフレ
ンシー値より計算すると、アクリル板28の厚さは5.
01mmとなり実際の厚さ5膿と非常に良く対応してい
る。硬膜29の厚さは各々227μm(頭蓋内圧Onm
H,O)。
138μm(頭蓋内圧650+nm H、O)と計算さ
れ、頭蓋内圧の上昇に伴って薄くなっていることがわか
る6次に、頭蓋骨27上より実験を行った結果について
述べる。
基本波形b(t)を第20図に、反射波形x(t)を第
21図に示す。使用したプローブは5MHz分割型であ
る。
頭蓋骨27は外板、板間層、内板と3層構造になってお
り、各々の境界より超音波は反射する。犬の場合、頭蓋
骨27が薄く各層の境界からの反射波は分解しない。し
たがって、各反射波と硬膜29での多重反射波とは干渉
し合い1反射波形は第21図のように複雑な形状になる
頭蓋骨27上よりの実験における反射波形のFFTケプ
ストラム結果の例を第22図及び第23図に示す。第2
2図は頭蓋内圧(ICP)がOmmHtO+第23図は
頭蓋内圧が300mm H、Oの結果であり、各ピーク
上の数字は各ピーク位置のケフレンシー値を表わしてい
る。
第1及び第2のピークは頭蓋内圧に関係なくある一定の
ケフレンシー値を示し5頭蓋骨27の板間層及び内板と
硬膜29の境界までの往復の伝播時間を表わしている。
また、第3ピークと第2ピークのケフレンシー値の差は
、硬膜29中を超音波が往復した時間にあたる。
硬膜29の音速より各々硬膜の厚さを計算すると、各々
170/!11(頭蓋内圧OmmH,O)、138μm
 (頭蓋内圧300mm H* O)となり、アクリル
板モデル結果と同様に頭蓋内圧の上昇に伴って薄くなる
ことがわかる。
硬膜29の厚さは個体によって多少ばらつきがあるため
、頭蓋内圧と硬膜の厚さの関係は個体によって変わって
しまう。そこで、頭蓋内圧の上昇に伴う硬膜の厚さの変
化量を頭蓋内圧を上昇させる前の硬膜の厚さく正常時の
硬膜の厚さ)で割った値を硬膜の厚さひずみとし、これ
と頭蓋内圧の関係を求めた。
頭蓋内圧基礎値2時の硬膜の厚さをD(p)、頭蓋内圧
を上昇する前の硬膜の厚さをDOとすると。
硬膜の厚さひずみE(P)は次式で表わされる。
頭蓋内圧上昇時におけるアクリル板モデル及び頭蓋骨上
からのケプストラム結果より、(9)式によって求めた
硬膜厚さひずみεと頭蓋内圧基礎値(ICP)との関係
を第24図に示す。εが負の値をとっているのは、(9
)式よりわかるように硬膜が頭蓋内圧の上昇によって圧
縮されているためである。
約500mmI(、○までは頭蓋内圧の上昇に伴って、
硬膜の厚さひずみも緩やかに増加するが、それ以後はあ
る一定値に漸近して行くことがわかる。そしてこの傾向
は前記硬膜内静脈の狭窄実験における現象とよく一致し
ている。このことは同時に硬膜の厚さひずみεを測定す
ることによって頭蓋内圧基礎値を知ることができるが、
測定できる限界値が存在することも表わしている。
硬膜の厚さひずみEを求めるためには、正常時の基章と
なる硬膜の厚さを知っておく必要がある。
しかし、硬膜の厚さは、個体差9年齢差、 1fll定
部位による差があるから各個体固有の正常時の硬膜の厚
さは血圧9体重などと同様に定期的に測定することが必
要で、そうすることにより信頼性の高い診断情報、つま
り頭蓋内圧の経時的な推移と、最新の情報との両方が得
られ、診療および治療に対する情報とともに、病変に対
する予防情報とすることができる。
上述の如く本発明に係わる装置による頭蓋内圧の測定は
成人を使用して行ったものであるが、これを人体に適用
するに当っては頭蓋や脳髄膜の形状および大きさの差を
考慮する必要がある。例えば頭蓋骨についてみると、犬
はその頭蓋容積および曲率とも小さくしかも内側面にお
おきい凹凸があるが、人間の場合は頭蓋容積および曲率
とも大きくしかも内側面の凹凸はきわめて小さいから。
探触子の当接が容易になるとともに超音波の入射および
反射が円滑に行われるようになる。また、硬膜の厚さお
よびその変化量についてみると、犬の場合硬膜の厚さが
約0.2nvnであるのに対し人間の場合は約1.0m
で、頭蓋内圧の変化に伴う硬膜の厚さの変化量は同じ比
率で変化するとすれば約5倍になる。これは本装置によ
る頭蓋内圧の測定が、硬膜の厚さの変化量と頭蓋内圧と
の相関関係を利用して行われるものであり1人間の場合
の方がそれだけ精度Jく測定することができることを示
している。
ところで本発明に係わる装置による測定を人体に適用す
るに当っては、安全性に全く問題のないことが前提とな
る。これは測定時に頭蓋内に入射される超音波が、人体
に如何に影響を及ぼすかという問題であるが、この問題
に関しては次のような報告がされている。すなわち染色
体に対する超音波の及ぼす影響については、平均出力5
00 m WZ■2.ピーク出力50W/an’の超音
波を、分裂前期の人の末梢リンパ球に60分間照射した
が全く影響がなく、同様に赤血球流血、培養細胞増殖、
妊娠中の胎児に対する影響については、平均出力約60
0mW/■2以下では全くその危険性がなく安全である
ことが確認されている。これに対し本実施例における超
音波の平均出力は約0.1mW/am2であり1人体に
対する影響はなく適用に当っての安全性には全く問題が
ないといえる。
〔発明の効果〕
以」二説明したように本発明は、探触子より被検生体の
頭蓋外より内部に入射し、頭蓋内で発生する多重反射し
た干渉波のエコーを、演算装置により周波数分析し、前
記干渉波の要素波間の時間差を演算して硬膜の厚さを測
定し、頭蓋内圧と硬膜の厚さとの間に存在する相関関係
から頭蓋内圧およびその変化を得るようにしたもので、
頭蓋内圧を非侵襲的に脳内部に悪影響を与えることなく
、安全かつ高い信頼度で、しかも簡便に測定することが
できる。さらに、上記測定を定期的に行うことにより、
病態に対する信頼度の高い診断情報が得られるとともに
、病変に対する予防情報を得ることができる優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明に係わる説明図で、第1図および
第2図は第1の発明に係わり、第1図は頭蓋内圧の測定
装置の一例を示す構成図、第2図は各作用段階における
出力パルスを示す動作説明図、第3図および第4図は第
2の発明に係わり。 第3図は頭蓋内圧の測定装置の構成例を示す図。 第4図はその各作用段階における出力パルスを示す動作
説明図、第5図はケプストラム解析のアルゴリズムを示
す図、第6図はケプストラム解析の適用を検証するため
に行った実験装置を示す図。 第7図は第6図の実験装置におけるアクリル板の底面反
射波形を示す図、第8図は第7図と同しでただし隙間(
油膜厚さ)が0.3冊のときの反射波形を示す図、第9
図は第6図の実験装置における周波数分析結果を示す図
、第10図は異なる探触子を使用した場合における周波
数分析結果を示す図、第11図は第6図の実験装置にお
いて隙間を0.11ff!+にしたときの油膜による遅
延時間を示す図、第12図は第11図と同じく隙間を0
.5nmにしたときの図、第13図はケプストラム解析
により求めた油膜厚さと真の値との比較図である。第1
4図は犬を使用した実験装置のブロックダイヤグラム、
第15図は第14図における探触子の当接部の説明図、
第16図は第15図に示す探触子のディレィ材表面の反
射エコー<Sエコー)を示す図、第17図は第15図に
示す各境界からの反射エコー(S′エコー、Boエコー
)を示す図、第18図は第16図および第17図のよう
な干渉反射エコーをケプストラム解析した頭蓋内圧がO
mmH,0時の結果を示す図、第19図は第18図と同
じで頭蓋内圧が650+nm H、0時の結果を示す図
。 第20図はアクリル板を介さず直接頭蓋骨上に当接した
場合のSエコーを示す図、第21図は第20図と同様に
S′エコーおよびBOエコーを示す図、第22図は第2
0図および第21図のような干渉反射エコーをケプスト
ラム解析した頭蓋内圧がQmmHtO時の結果を示す図
、第23図は第22図と同様に頭蓋内圧が300mII
IHt○時の結果を示す図、第24図は第14図に示す
実験において求めた頭蓋内圧と硬膜の厚さひずみとの関
係を示す図である。 第1図 第3図 第 5 rA 、381 第6図 第7図 ℃−F間(nsEc) 第8図 QFJI (nsEc) 第11図 ヶフレンシー(nsEc) 第12図 ケアレンジ−(nsEc) 第13図 f true  (mm) 第15図 プロ 図 □    fQQQ  2000 3000 4000
 50006000迂午藺(nSEC) 17 図 0   1000 2000 3000 4000 5
000 6αη昨間 とn5ECノ つ戸  18  図 ケフレソンー(nSEC) m 19図 ケ7レンンー(nsEc) 9Jc20図 1114 F5  (nsEc) f521図 時FJI  (nSEC)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パルサーに接続され、超音波パルスを被検生体の頭
    蓋外より内部に入射し、この入射波のエコーを受信する
    探触子と、レシーバーを介し増幅された前記探触子で受
    信した該エコーをA/D変換するA/D変換装置と、該
    A/D変換装置の出力値より頭蓋内の多重反射による干
    渉波形を含む範囲を抽出し、その抽出した範囲を周波数
    解析して、前記干渉波の要素波間の時間差を演算し、出
    力する演算装置とを備えた頭蓋内圧の測定装置。 2、パルサーに接続され、超音波パルスを被検生体の頭
    蓋外より内部に入射し、この入射波のエコーを受信する
    探触子と、レシーバーを介し増幅された前記探触子で受
    信した該エコーに頭蓋内の多重反射による干渉波を含む
    時間幅でゲートをかけ、ゲート内波形を出力するゲート
    回路と、該ゲート回路からの前記出力波形をA/D変換
    するA/D変換装置と、このA/D変換装置の出力値を
    周波数解析し、前記干渉波の要素波間の時間差を演算し
    、出力する演算装置とを備えた頭蓋内圧の測定装置。
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