JPS6382491A - 複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数種のトナーを共通形状のカートリッジに
収容して、このカートリジの交換によってトナーの補充
を行う複写機に関するものである。

従来技術及びその問題点 ＰＰＣ複写機においては、複写用紙に複写画像を複写す
るための感光体ドラムが複写速度等に応じて何種類かの
機種に分箸され、使用されるトナーもそれに応じて複数
種類開発されていると共に、同一複写条件下で使用され
るトナーであっても順次新しいものが開発されている。

上記各トナーは、トナー交換時の取扱いの簡便さを考慮
してカートリッジタイプのものが使用されている。

従って、複数種のトナーをカートリッジに収容して、こ
のカートリッジの交換によってトナーの補充を行う複写
機においては、オペレータが上記トナーを正確に使い分
は得るように、収容される各トナーに応じてカートリッ
ジの形状と共に複写機のカートリッジ装着部に上記カー
トリッジ形状に合わせた変更を加える等の措置がとられ
ている。

その結果、オペレータの誤認や不注意等を原因としたカ
ートリッジの誤装着の問題は解消されるが、上記複写機
においてはカートリッジと該カートリッジの装着部とが
１対ｌの対応関係になるため、例えば、順次新しく開発
されるトナーを使用したくとも、該トナーを収容したカ
ートリッジの形状が異なることから使用できないという
問題点がある。

発明の目的 本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであり、複
写機本体へのカートリッジの誤装着防止機部を保持しつ
つ、複数種のトナーが収容された各カートリッジを選択
的に装着し得る複写機の提供を目的とするものである。

発明の構成 上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、複数種のトナーを共通
形状のカートリッジに収容して、このカートリッジの交
換によってトナーの補充を行う複写機において、上記カ
ートリッジに形成され、トナーの種類に対応する表示と
、上記カートリッジを複写機本体に装着する際に上記表
示を検出する表示検出手段と、基準となる表示を選択指
定する操作部と、上記操作部で選択指定された基準とな
る表示を記憶する基準表示記憶手段と、上記表示検出手
段からの信号と基準表示記憶手段の情報とを比較する比
較手段と、上記表示検出手段からの信号と基準表示記憶
手段の情報とが合致した時にのみカートリッジの装着を
許可する誤装着防止手段とを具備してなる点に係る複写
機である゛。

発明の作用 感光体の交換、使用する用紙の種類に応じてトナーを交
換する場合には、そのトナーに対応した基準表示コード
を操作部より入力する。この入力に応じて基準表示記憶
手段の内容が更新される。

従って該カートリッジが複写機本体に装着される際に表
示検出手段がカートリッジ外面にトナーの種類に対応し
て形成された表示を検出し、上記表示が予め選択指定さ
れ基準表示記憶手段に記憶されている上記基準となるト
ナーに対応する表示と比較手段において比較されこれら
が合致した時、上記複写機本体への上記カートリッジの
装着を誤装着防止手段が許可する。

実施例 以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例に
つき説明し、本発明の理解に供する。

尚、以下の実施例は、本発明を具体化した一例であって
、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。

ここに第１図は本発明の一実施例に係る複写機の制御回
路のブロック図、第２図は上記実施例に係る複写機に用
いることのできる誤装着防止手段の概略側面図、第３図
（ａ）、　　（ｂ）は同表示部を具備したカートリッジ
の斜視図及び該表示部を検出することの可能な表示検出
手段の正面図、第４図は同実施例における処理手順を示
すフローチャート、第５図は上記複写機に用いることの
できる他の実施例に係る制御回路のブロック図、第６図
は同処理手順を示すフローチャート、第７図は上記複写
機に用いることのできる他の実施例に係る誤装着防止手
段の概略側面図、第８図は第７図における誤装着防止手
段を用いた場合の処理手順を示すフローチャート、第９
図（ａ）、　　（ｂ）は上記複写機に用いることのでき
る他の実施例に係る表示部を具備したカートリッジの斜
視図及び該表示部を検出することの可能な表示検出手段
の正面図、第１Ｏ図（ａ）、（ａ’）及び（ｂ）、（ｂ
’）は上記複写機に用いることのできる更に他の実施例
に係る表示部を具備したカートリッジの斜視図、Ａ矢視
平面図及び該表示部を検出することの可能な表示検出手
段の正面図、Ｂ矢視平面図である。

この実施例に係る複数種のトナーを共通形状のカートリ
ッジに収容して、このカートリッジの交換によってトナ
ーの補充を行う複写機は、第１図〜第３図に示す如（、
カートリッジ１の外面に形成され、トナーのｆｉ類に対
応する表示２と、上記カートリッジｌを図示せぬ複写機
本体に装着する際に上記表示２を検出する表示検出手段
３と、基準となる表示を選択指定する操作部１０と、上
記操作部１０で選択指定された基準となる表示を記憶す
る基準表示記憶手段４と、上記表示検出手段３からの信
号と基準表示記憶手段４の情報とを比較する比較手段５
と、上記表示検出手段３からの信号と基準表示記憶手段
４の情報とが合致した時にのみカートリッジ１の装着を
許可する誤装着防止手段６とを具備して構成されている
。

上記表示２は、第３！！Ｉ（ａ）に示す如く、トナーの
種類に対応する異なったマーカコード２′により構成さ
れ、円柱状に形成され、側壁にトナー供給用開口部１′
　（未使用時はテープで封鎖されている）を有するカー
トリッジ１の図示せぬ複写機本体への装着方向（矢印７
方向）先端部の底壁１□に貼着されている。

上記表示検出手段３は第３図（ｂ）に示す如く、複数の
光電式反射型センサ３’、３’、・・・により構成され
、上記誤装着防止手段６の構成部品である１に述するＭ
８の全面で且つカートリッジ１を複写機本体へ装着する
際、カートリッジ１のマーカコード２′と対向する位置
に並設されている。

この表示検出手段３は、上記比較手段５の構成部品であ
る後述のＣＰＵ５’に接続されたｆ１０ポート９（第１
図参照）の入力部に接続され、複写機本体に装着される
際のカートリッジ１のマーカコード２′に対応してオン
若しくはオフする複数の光電式反射型センサ３’、３’
、・・・の出力信号の組合せによってカートリッジｌの
種類を判別するものである。

上記操作部１０は、図示せぬ複写機本体に装備された操
作パネル上のテンキー１０′　（第１図参照）で構成さ
れ、１１０ボ一ト９０入力部に接続されている。このテ
ンキー１０’によって使用するトナーが収容されたカー
トリッジ１を選択指定すべり、該カートリッジ１のマー
カコード２′に対応する設定コードがＩ１０ボート９に
入力される。

上記基準表示記憶手段４は、不揮発性ＲＡＭ４’で構成
され、ＣＰＵ５’に接続されている。この不揮発性ＲＡ
Ｍ４’は、上記テンキー１０′から１１０ボート９．Ｃ
ＰＵ５’を介して入力されたマーカコード２′に対応す
る設定コードを記憶するためのものである。

上記比較手段５は、ＲＯＭＩ　ｌ、ＲＡＭ１２等のメモ
リとＣＰｔＪ５’　とで構成され、上記Ｉ１０ポート９
を介して入力−された表示検出手段３からの情報と不揮
発性ＲＡＭ４’内の設定コードとを比較し、合致した時
、誤装着防止手段６の後述するソレノイド１３に動作信
号を出力する。

上記誤装着防止手段６では、第２図に示す如く、図示せ
ぬ複写機本体のカートリッジ装着用開口部１４近傍にセ
ントスイッチ１５が取り付けられている。このセントス
イッチ１５は、上記カートリッジ１の複写機本体への装
着を検出し、上記表示手段３からの情報の読み込みを開
始するためのものであり、上記Ｉ１０ポート９の入力ポ
ートに接続されている。

上記開口部１４の上方には、該開口部１４の開閉用の蓋
８が軸１６によって開閉自在に吊設されている。この蓋
８には上記したように表示検出手段３が取り付けられ、
更にその先端部（自由端）には被係合部８′が形成され
ている。

上記開口部１４の下方には、上記Ｍ８の被係合部８′と
係合する係合部１３′と復帰用スプリング１７とを有す
るソレノイド１３が取り付けられている。このソレノイ
ド１３は上記Ｉ１０ポート９の出力ポートに接続されて
いる。

上記ソレノイド１３がオフの状態にあるとき、上記蓋８
は被係合部８′に係合部１３’が係合することにより開
放が阻止され（第２図の実線で示す状ｒｉ）、オンの状
態にあるとき、その係合が解かれ、開放自在となること
によりカートリッジ１の装着が許可されるのである（第
２図の２点鎖線で示す状態）。

次に、上記したように構成される複写機の作動について
、第１図、第２図及び第４図に示すフローチャートに基
づいて説明する。

尚、ここで第４図中の３１０１．３１０２．・・・等は
それぞれのステップを示す。

まず初期設定として、オペレータが使用しようとする新
しい種類のトナーが収容されたカートリッジ１を選択指
定すべく、該カートリッジｌのマーカコード２′に対応
する設定コードをテンキー１０′を操作することにより
入力すると、該設定コードは不揮発性ＲＡＭ４’内で記
憶される。

次に、オペレータが複写機本体にカートリッジｌを装着
しようとすると、該カートリッジ１の先端部がセットス
イッチ１５に当接し該セットスイッチ１５をオンすると
共に、カートリッジｌのマーカコード２′と蓋８の表示
検出手段３とが対向する（５１０１）、その結果、カー
トリッジ１のマーカコード２′の情報が上記表示検出手
段３からＩ１０ボート９を介してＣＰＵ５’に読み込ま
れる（Ｓ１０２）。

上記ＣＰＵ５’は、上記マーカコード２′の情報と前記
不揮発性ＡＭ４’の設定コードとを比較し、合致した時
（３１０３）、Ｉ１０ボート９を介してソレノイド１３
をオンする（Ｓ１０４）。

すると、蓋８の被係合部８′とソレノイド１３の係合部
１３′との係合が解かれ、蓋８は開放可能な状態となる
。

その結果、カートリッジ１はその先端部で蓋８を挿圧開
放し、複写機本体に装着される（第２図２点鎖線で示す
状態）。

尚、この時、セットスイッチ１５はオンの状態のままで
あると共に、蓋８に取り付けられた表示検出手段３がマ
ーカコード２′以外の部分を検出（１に述するマーカコ
ード２′の情報と不揮発性ＲＡＭ４’の設定コードとが
合致しない時と同じ状態）するため、ソレノイド１３は
オフしスプリング１７の反発力で第２図の実線で示され
る状態に復帰する。

一方、マーカコード２′の情報と不揮発性ＲＡＭ４’の
設定コードとが合致しないとき（Ｓ　Ｉ　Ｑ３）、ソレ
ノイド１３はオンされずオフの状態のままであるため（
３１０４’）、蓋８の被係合部８′とソレノイド１３の
係合部１３’との係合は解除されない、その結果、カー
トリッジｌの先端部で上記Ｍ８を挿圧開放することがで
きず、従ってカートリッジ１を複写機本体に装着するこ
とができないのである。

つまり、使用するトナーが収容されたカートリッジ以外
のカートリッジの複写機本体への装着はすべて阻止され
る。

次に、オペレータが上記カートリッジ１を複写機本体か
ら取り出そうとして該カートリッジ１を矢印１８方向へ
引き出した場合、蓋８は自重の作用で元の状態（第２図
に実線で示す状態）に復帰しようと下方へ揺動する。

そして、蓋８の表示検出手段３がカートリッジ１のマー
カコード２′と再度対向する位置に達した時、該マーカ
コード２′の情報が再び上記表示検出手段３からＣＰＵ
５’に読み込まれ、不揮発性ＲＡＭ４’の設定コードと
合致するため、ソレノイド１３がオンする。

上記カートリッジ１が完全に取り出された後、蓋８は完
全に元の状態に復帰すると共に、上記ソレノイド１３は
再びオフし、スプリング１７の反発力で元の状態に復帰
する。つまり、蓋８の被係合部８′とソレノイド１３の
係合部１３′とが係合し、蓋８は開放不可能な状態のま
ま維持されるのである。

上記したように本発明の実施例に係る複写機においては
、複数種のトナーが収容された各カートリッジを操作部
１０のテンキー１０′によって自由に選択指定すること
が可能であると共に、−度上記操作部ｌＯで選択指定さ
れると、指定されたカートリッジ以外のカートリッジの
複写機本体への装着はすべて阻止されるのである。

尚、上記実施例では、操作部１０及び基準表示記憶手段
４（第１図参照）は、テンキー１０′及び不揮発性ＲＡ
Ｍ４’でそれぞれ構成されているが、第５図に示すよう
に、ＤＩＰスイッチ１９で設定コードを入力し且つハー
ド的に記憶するように構成することも可能である。

更に上記実施例では、セットスイッチ１５がオンしてい
てもカートリッジ１が複写機本体に装着されている間は
ソレノイド１３はオフしているが、カートリッジ１が複
写機本体に装着されている間も、換言すればセットスイ
ッチ１５がオンしている間は常に上記ソレノイド１３を
オンの状態で維持することも可能である。

この場合の処理手順を第６図のフローチャートに示す、
このフローチャートではセットスイッチ１５がオフ状態
の時、ソレノイド１３もオフするように構成されている
。

次に、上記実施例に係る誤装着防止手段６（第２図参照
）の他の実施例について、第７図に基づいて説明する。

この実施例に係る誤装着防止手段６′は、前記誤装着防
止手段６と基本的構造をほぼ同様とする。

該誤装着防止手段６′では、ソレノイド１３の係合部１
３１の上面に、傾斜部１３トが形成されている。更に蓋
８の軸１６による吊設部には、咳Ｍ８の復帰用のスプリ
ング２０が取り付けられている。該スプリング２０の弾
性付勢力は、ソレノイド１３に取り付けられたスプリン
グ１７の弾性　　。

付勢力よりも大きく設定されている。

上記したように誤装着防止手段６′は構成されているた
め、蓋８が元の状態（第７図に実線で示す状態）に復帰
する時、前記誤装着防止手段６の場合のようにソレノイ
ド１３をオンする必要はない、つまり、上記蓋８は上記
スプリング２０の弾性付勢力により該蓋８の被係合部８
′をソレノイド１３の係合部１３．上面に当接させ、更
に上記被係合部８′で上記傾斜部１３トを下方へ挿圧し
つつ元の状態に復帰するのである。

上記誤装着防止手段６′を使用した場合の処理手順を第
８図のフローチャートに示す、このフローチャートでは
セットスイッチ１５がオフ状態にあるか、比較手段５に
おける表示検出手段３からの情報コードと不揮発性ＲＡ
Ｍ４’内の設定コードとが一致しない時、ソレノイド１
３をオフするように構成されている。

更に上記実施例に係る表示２及び表示検出手段３（第３
図（ａ）、　　（ｂ）参照）を、印刷されたロゴマーク
２．及び該ロゴマーク２１を検出するためのＣＯＤセン
サ３．（第９図（ａ）、　　（ｂ）参照）や、凹凸形状
のロゴマーク２Ｉ、及び該ロゴマーク２しの凹凸形状を
検出するための複数個並設されたマイクロスイッチ３Ｉ
、、３ｂ、・・・（第１０　（ａ）、（ａ’　）、（ｂ
）、　　（ｂ’　）参照）等で構成することも可能であ
る。

発明の効果 本発明は、上記したように、複数種のトナーを共通形状
のカートリッジに収容して、このカートリッジの交換に
よってトナーの補充を行う複写機において、上記カート
リッジに形成され、トナーの種類に対応する表示と、上
記カートリッジを複写機本体に装着する際に上記表示を
検出する表示検出手段と、基準となる表示を選択指定す
る操作部と、上記操作部で選択指定された基準となる表
示を記憶する基準表示記憶手段と、上記表示検出手段か
らの信号と基準表示記憶手段の情報とを比較する比較手
段と、上記表示検出手段からの信号と基準表示記憶手段
の情報とが合致した時にのみカートリッジの装着を許可
する誤装着防止手段とを具備してなることを特徴とする
複写機であるから、複写機本体へのカートリッジの誤装
着防止機能を保持しつつ、複数種のトナーが収容された
各カートリッジを選択的に装着し得る複写機の提供が可
能となるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る複写機の制御回路のブ
ロック図、第２図は上記実施例に係る複写機に用いるこ
とのできる誤装着防止手段の概略側面図、第３図（ａ）
、　　（ｂ）は同表示部を具備したカートリッジの斜視
図及び該表示部を検出することの可能な表示検出手段の
正面図、第４図は同実施例における処理手順を示すフロ
ーチャート、第５図は上記複写機に用いることのできる
他の実施例に係る制御回路のブロック図、第６図は同処
理手順を示すフローチャート、第７図は上記複算機に用
いることのできる他の実施例に係る誤装着防止手段の概
略側面図、第８図は第７図における誤装着防止手段を用
いた場合の処理手順を示す゛　　フローチャート、第９
図（ａ）、　　（ｂ）は上記複写機に用いることのでき
る他の実施例に係る表示部を具備したカートリッジの斜
視図及び該表示部を検出することの可能な表示検出手段
の正面図、第１Ｏ図（ａ）、（ａ’）及び（ｂ）、（ｂ
’）は上記複写機に用いることのできる更に他の実施例
に係る表示部を具備したカートリッジの斜視図、Ａ矢視
平面図及び該表示部を検出することの可能な表示検出手
段の正面図、Ｂ矢視平面図である。 （符号の説明） １・・・カートリッジ　　　　２・・・表示３・・・表
示検出手段　　　　４・・・基準表示記憶手段５・・・
比較手段　　　　　　６・・・誤装着防止手段ｌＯ・・
・操作部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数種のトナーを共通形状のカートリッジに収容し
   て、このカートリッジの交換によってトナーの補充を行
   う複写機において、上記カートリッジに形成され、トナ
   ーの種類に対応する表示と、 上記カートリッジを複写機本体に装着する 際に上記表示を検出する表示検出手段と、 基準となる表示を選択指定する操作部と、 上記操作部で選択指定された基準となる表 示を記憶する基準表示記憶手段と、 上記表示検出手段からの信号と基準表示記 憶手段の情報とを比較する比較手段と、 上記表示検出手段からの信号と基準表示記憶手段の情報
   とが合致した時にのみカートリッジの装着を許可する誤
   装着防止手段とを具備してなることを特徴とする複写機
   。 ２、上記表示をマーカコードとした特許請求の範囲第１
   項記載の複写機。 ３、上記表示をロゴマークを印刷してなる特許請求の範
   囲第１項記載の複写機。 ４、上記表示を凹／凸形状のロゴマークとした特許請求
   の範囲第１項記載の複写機。