JPS638125Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638125Y2 JPS638125Y2 JP20048282U JP20048282U JPS638125Y2 JP S638125 Y2 JPS638125 Y2 JP S638125Y2 JP 20048282 U JP20048282 U JP 20048282U JP 20048282 U JP20048282 U JP 20048282U JP S638125 Y2 JPS638125 Y2 JP S638125Y2
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- JP
- Japan
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- dielectric element
- nonlinear dielectric
- nonlinear
- electronic component
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- Expired
Links
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- 229910002113 barium titanate Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、非直線性誘電体素子を含む電子部品
に関する。この種の電子部品は、例えば放電灯点
灯装置のスタータ用半導体スイツチ等に使用され
る。
に関する。この種の電子部品は、例えば放電灯点
灯装置のスタータ用半導体スイツチ等に使用され
る。
従来技術
蛍光灯等の放電灯のスタータに半導体スイツチ
を用いた放電灯点灯装置として、第１図に示すよ
うに、放電灯１に対して並列に、かつ誘導性安定
器２に対して直列となるように非直線性誘電体素
子Cnを接続し、前記安定器２及び前記放電灯１
の予熱フイラメント１ａ，１ｂと共に直列的ルー
プを形成するように、サイリスタ等で成る半導体
スイツチ３を接続した放電灯点灯装置が提案され
ている。
を用いた放電灯点灯装置として、第１図に示すよ
うに、放電灯１に対して並列に、かつ誘導性安定
器２に対して直列となるように非直線性誘電体素
子Cnを接続し、前記安定器２及び前記放電灯１
の予熱フイラメント１ａ，１ｂと共に直列的ルー
プを形成するように、サイリスタ等で成る半導体
スイツチ３を接続した放電灯点灯装置が提案され
ている。
前記非直線性誘電体素子Cnは例えばチタン酸
バリウム等を主成分とする強誘電体磁器材料によ
つて構成され、その印加電圧Ｖと蓄積電荷Ｑとの
関係が、第２図に示すような角形特性を示すもの
であつて、その一般的な構造は、第３図に示すよ
うに、円板状等に形成された非直線性誘電体素体
４の厚さ方向の両面に電極５及び６を被着形成
し、該電極５及び６のそれぞれにリード線７及び
８を半田付け等の手段によつて接続固定した構造
となるのが普通であり、従来はこれを大気中で使
用していた。
バリウム等を主成分とする強誘電体磁器材料によ
つて構成され、その印加電圧Ｖと蓄積電荷Ｑとの
関係が、第２図に示すような角形特性を示すもの
であつて、その一般的な構造は、第３図に示すよ
うに、円板状等に形成された非直線性誘電体素体
４の厚さ方向の両面に電極５及び６を被着形成
し、該電極５及び６のそれぞれにリード線７及び
８を半田付け等の手段によつて接続固定した構造
となるのが普通であり、従来はこれを大気中で使
用していた。
従来技術の欠点
ところが、非直線性誘電体素子Cnは電圧を印
加すると結晶が歪み、バタフライ型の電歪現象が
発生する。この振動は、特にリード線７及び８に
よつて増幅されて振動音となり、いわゆる鳴きが
発生して、不快感や不安感を与え、また第１図に
示すように放電灯点灯装置のスタータとして使用
した場合には、素子Cnに特有の高パルス電圧の
発生回数によつてフイラメント１ａ，１ｂを焼損
したり、或いは他の回路素子に悪影響を与えるも
のであるから、できるだけ低減することが必要で
ある。しかるに従来は、非直線性誘電体素子Cn
を大気中で用いていたため、リード線７及び８で
増幅された振動音がそのまま大気中に放射されて
しまい、この鳴きを充分に低減させることができ
なかつた。因に第３図の従来の非直線性誘電体素
子Cnに対して、500V、200μsec、50Hzのパルス
電圧を印加した場合の鳴きレベルは、25〜30dB
であつた。
加すると結晶が歪み、バタフライ型の電歪現象が
発生する。この振動は、特にリード線７及び８に
よつて増幅されて振動音となり、いわゆる鳴きが
発生して、不快感や不安感を与え、また第１図に
示すように放電灯点灯装置のスタータとして使用
した場合には、素子Cnに特有の高パルス電圧の
発生回数によつてフイラメント１ａ，１ｂを焼損
したり、或いは他の回路素子に悪影響を与えるも
のであるから、できるだけ低減することが必要で
ある。しかるに従来は、非直線性誘電体素子Cn
を大気中で用いていたため、リード線７及び８で
増幅された振動音がそのまま大気中に放射されて
しまい、この鳴きを充分に低減させることができ
なかつた。因に第３図の従来の非直線性誘電体素
子Cnに対して、500V、200μsec、50Hzのパルス
電圧を印加した場合の鳴きレベルは、25〜30dB
であつた。
本考案の目的
そこで本考案は、非直線性誘電体素子を含む電
子部品において、非直線性誘電体素子の電歪現象
に伴う振動音を充分に低減させることができるよ
うにした電子部品を提供することを目的とする。
子部品において、非直線性誘電体素子の電歪現象
に伴う振動音を充分に低減させることができるよ
うにした電子部品を提供することを目的とする。
本考案の構成
上記目的が達成するため、本考案は、非直線性
誘電体素子を含む電子部品において、少なくとも
前記非直線性誘電体素子は、真空または絶縁性ガ
ス中に封入したことを特徴とする。
誘電体素子を含む電子部品において、少なくとも
前記非直線性誘電体素子は、真空または絶縁性ガ
ス中に封入したことを特徴とする。
実施例
第４図は本考案に係る電子部品の正面部分断面
図、第５図は同じくその側面部分断面図である。
図において、第３図と同一の参照符号は同一性あ
る構成部分を示している。この実施例では、真空
または絶縁性ガスを封入したガラス管等の容器１
０内に、非直線性誘電体素子Cnを収納し、リド
線７及び８の一端を前記容器１０の外部に導出し
た構造となつている。前記絶縁性ガスとしては、
例えばN2ガスやSF6ガス等が適当である。
図、第５図は同じくその側面部分断面図である。
図において、第３図と同一の参照符号は同一性あ
る構成部分を示している。この実施例では、真空
または絶縁性ガスを封入したガラス管等の容器１
０内に、非直線性誘電体素子Cnを収納し、リド
線７及び８の一端を前記容器１０の外部に導出し
た構造となつている。前記絶縁性ガスとしては、
例えばN2ガスやSF6ガス等が適当である。
上述のような構造であると、非直線性誘電体素
子Cnに電歪現象による振動を生じたとしても、
そのまわりが真空または絶縁性ガスによつて満た
されているので、容器１０外部への振動音の漏洩
が抑制され、鳴きレベルが著しく低下する。因
に、上記実施例において、非直線性誘電体素子
Cnに500V，200μsec，50Hzのパルス電圧を印加
した場合の鳴きレベルは、20dB以下であつた。
子Cnに電歪現象による振動を生じたとしても、
そのまわりが真空または絶縁性ガスによつて満た
されているので、容器１０外部への振動音の漏洩
が抑制され、鳴きレベルが著しく低下する。因
に、上記実施例において、非直線性誘電体素子
Cnに500V，200μsec，50Hzのパルス電圧を印加
した場合の鳴きレベルは、20dB以下であつた。
上記実施例では、非直線性誘電体素子Cnだけ
を容器１０内に封入した構造となつているが、該
非直線性誘電体素子Cnと共に回路を構成する他
の回路素子をも一緒に封入した構造とすることも
できる。例えば第１図に示した放電灯点灯装置を
構成する場合、非直線性誘電体素子Cnと一緒に、
半導体スイツチ３を構成する回路素子をも容器１
０内に封入するのである。
を容器１０内に封入した構造となつているが、該
非直線性誘電体素子Cnと共に回路を構成する他
の回路素子をも一緒に封入した構造とすることも
できる。例えば第１図に示した放電灯点灯装置を
構成する場合、非直線性誘電体素子Cnと一緒に、
半導体スイツチ３を構成する回路素子をも容器１
０内に封入するのである。
本考案の効果
以上述べたように、本考案は、非直線性誘電体
素子を含む電子部品において、少なくとも前記非
直線性誘電体素子は、真空または絶縁性ガス中に
封入したことを特徴とするから、非直線性誘電体
素子の電歪現象に伴う振動音を充分に低減させる
ことができるようにした電子部品を提供すること
ができる。
素子を含む電子部品において、少なくとも前記非
直線性誘電体素子は、真空または絶縁性ガス中に
封入したことを特徴とするから、非直線性誘電体
素子の電歪現象に伴う振動音を充分に低減させる
ことができるようにした電子部品を提供すること
ができる。
第１図は放電灯点灯回路の電気回路接続図、第
２図は非直線性コンデンサの印加電圧−蓄積電荷
特性図、第３図は非直線性誘電体素子の正面部分
断面図、第４図は本考案に係る非直線性誘電体素
子の正面部分断面図、第５図は同じくその側面部
分断面図である。 Cn……非直線性誘電体素子、４……非直線性
誘電体素体、５，６……電極、７，８……リード
線、１０……容器。
２図は非直線性コンデンサの印加電圧−蓄積電荷
特性図、第３図は非直線性誘電体素子の正面部分
断面図、第４図は本考案に係る非直線性誘電体素
子の正面部分断面図、第５図は同じくその側面部
分断面図である。 Cn……非直線性誘電体素子、４……非直線性
誘電体素体、５，６……電極、７，８……リード
線、１０……容器。
Claims (1)
- 非直線性誘電体素子を含む電子部品において、
少なくとも前記非直線性誘電体素子は、真空また
は絶縁性ガス中に封入したことを特徴とする電子
部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20048282U JPS5999430U (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20048282U JPS5999430U (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 電子部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5999430U JPS5999430U (ja) | 1984-07-05 |
| JPS638125Y2 true JPS638125Y2 (ja) | 1988-03-10 |
Family
ID=30426012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20048282U Granted JPS5999430U (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 電子部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5999430U (ja) |
-
1982
- 1982-12-23 JP JP20048282U patent/JPS5999430U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5999430U (ja) | 1984-07-05 |
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