JPS63802B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS63802B2 JPS63802B2 JP55053606A JP5360680A JPS63802B2 JP S63802 B2 JPS63802 B2 JP S63802B2 JP 55053606 A JP55053606 A JP 55053606A JP 5360680 A JP5360680 A JP 5360680A JP S63802 B2 JPS63802 B2 JP S63802B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- clock
- vehicle
- level
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 9
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 6
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005670 electromagnetic radiation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/04—Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B15/00—Suppression or limitation of noise or interference
- H04B15/02—Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus
- H04B15/04—Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus the interference being caused by substantially sinusoidal oscillations, e.g. in a receiver or in a tape-recorder
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B2215/00—Reducing interference at the transmission system level
- H04B2215/064—Reduction of clock or synthesizer reference frequency harmonics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、同一車両に搭載された複数個の制御
装置(例えば制御用コンピユータ)より発生し、
車載ラジオ等の通信機器に受信妨害を与える雑音
を抑制した車載電子制御システムに関する。
装置(例えば制御用コンピユータ)より発生し、
車載ラジオ等の通信機器に受信妨害を与える雑音
を抑制した車載電子制御システムに関する。
近年、超LSIやマイクロコンピユータの普及に
伴い、自動車においても1個ないし複数個のマイ
クロコンピユータを用いてエンジンや各種電装品
の制御を行なう技術が採用されつつある。
伴い、自動車においても1個ないし複数個のマイ
クロコンピユータを用いてエンジンや各種電装品
の制御を行なう技術が採用されつつある。
第1図は車載電子制御システムに用いられるマ
イクロコンピユータの概略的構成の一例を示し、
1はマイクロプロセツサ、2は水晶振動子を用い
たクロツク発振器であり、マイクロプロセツサ1
は内部回路により水晶振動子の発振出力を波形整
形して、立上がり、立下がり時間がそれぞれ数ns
〜数十nsの方形クロツクパルスを得ている。3は
メモリ、4A〜4Dは制御回路、5A〜5Dは外部回
路との信号の授受のためのA/D変換器、D/A
変換器、センサアンプなど各種回路を内蔵した入
出力インタフエース群であり、これらメモリ、制
御回路およびインタフエース群にはマイクロプロ
セツサ1との同期をとるために前記クロツクパル
スまたはメモリ制御信号とクロツクパルスとの論
理積信号が供給される。上記各部からなるデイジ
タルブロツク6は電源部7とともに金属ケース8
に納められている。9A〜9Dは入出力信号線、1
0は電源線である。
イクロコンピユータの概略的構成の一例を示し、
1はマイクロプロセツサ、2は水晶振動子を用い
たクロツク発振器であり、マイクロプロセツサ1
は内部回路により水晶振動子の発振出力を波形整
形して、立上がり、立下がり時間がそれぞれ数ns
〜数十nsの方形クロツクパルスを得ている。3は
メモリ、4A〜4Dは制御回路、5A〜5Dは外部回
路との信号の授受のためのA/D変換器、D/A
変換器、センサアンプなど各種回路を内蔵した入
出力インタフエース群であり、これらメモリ、制
御回路およびインタフエース群にはマイクロプロ
セツサ1との同期をとるために前記クロツクパル
スまたはメモリ制御信号とクロツクパルスとの論
理積信号が供給される。上記各部からなるデイジ
タルブロツク6は電源部7とともに金属ケース8
に納められている。9A〜9Dは入出力信号線、1
0は電源線である。
ケース8は、第2図に示すように、車両内の温
度、湿度などの環境条件が比較的良好な場所、た
とえばインスツルメントパネルの下や座席下など
に設置され、入出力信号線9A〜9Dによつてデイ
ジタルブロツク6の入出力信号、すなわち制御パ
ラメータを計算するための各種センサからの入力
信号と、これら信号をデイジタル処理してエンジ
ンや各種電装品、アクチユエータなどの動作を制
御する制御出力信号を伝送している。
度、湿度などの環境条件が比較的良好な場所、た
とえばインスツルメントパネルの下や座席下など
に設置され、入出力信号線9A〜9Dによつてデイ
ジタルブロツク6の入出力信号、すなわち制御パ
ラメータを計算するための各種センサからの入力
信号と、これら信号をデイジタル処理してエンジ
ンや各種電装品、アクチユエータなどの動作を制
御する制御出力信号を伝送している。
これら入出力信号線によつて本来伝送される信
号の周波数は0〜数+kHzであり、またこれらの
信号線や電源線は通常のビニール被覆電線を用
い、他の電装品のハーネスとともに束ね、集中し
て配線されるのが普通である。このような配線状
態であるため、マイクロコンピユータの入出力信
号線と他の電装品のハーネス、たとえば車載ラジ
オ11とアンテナ(フロントガラスおよびリヤガ
ラスに埋めこまれたガラスアンテナ)12,13
間を接続するハーネス14,15とは誘導や電磁
放射などによつて高周波的にきわめて密な結合を
していると言える。また、上記マイクロコンピユ
ータと車載ラジオは同一の車載バツテリ16を電
源としており、さらに車体17を共通アースとし
て使用しているため、これら電源ラインやアース
ラインを通じても直接的に導電結合されている。
号の周波数は0〜数+kHzであり、またこれらの
信号線や電源線は通常のビニール被覆電線を用
い、他の電装品のハーネスとともに束ね、集中し
て配線されるのが普通である。このような配線状
態であるため、マイクロコンピユータの入出力信
号線と他の電装品のハーネス、たとえば車載ラジ
オ11とアンテナ(フロントガラスおよびリヤガ
ラスに埋めこまれたガラスアンテナ)12,13
間を接続するハーネス14,15とは誘導や電磁
放射などによつて高周波的にきわめて密な結合を
していると言える。また、上記マイクロコンピユ
ータと車載ラジオは同一の車載バツテリ16を電
源としており、さらに車体17を共通アースとし
て使用しているため、これら電源ラインやアース
ラインを通じても直接的に導電結合されている。
ところで、マイクロコンピユータの同期制御信
号として用いられている数百kHz〜数MHzの方形
波クロツクパルスは、高レベル(数V)の基本波
とその高調波成分からなり、その周波数は無線周
波数帯の広い範囲、すなわちAM帯からFM、
TV帯にわたつて分布するため、一種の雑音源と
みなすことができ、その雑音成分が入出力信号線
9A〜9Dおよび電源線10に漏洩した場合、これ
ら入出力信号線および電源線とラジオハーネスま
たはアンテナとの直接、間接の結合により車載ラ
ジオの受信妨害をひき起こす恐れがある。
号として用いられている数百kHz〜数MHzの方形
波クロツクパルスは、高レベル(数V)の基本波
とその高調波成分からなり、その周波数は無線周
波数帯の広い範囲、すなわちAM帯からFM、
TV帯にわたつて分布するため、一種の雑音源と
みなすことができ、その雑音成分が入出力信号線
9A〜9Dおよび電源線10に漏洩した場合、これ
ら入出力信号線および電源線とラジオハーネスま
たはアンテナとの直接、間接の結合により車載ラ
ジオの受信妨害をひき起こす恐れがある。
特に、同一車輌に複数個のマイクロコンピユー
タが搭載され、おのおのに使用されるクロツクパ
ルスのFM放送周波数帯内での高調波成分の周波
数が接近している場合、上記複数個のマイクロコ
ンピユータを同時に動作させると、それから発生
するクロツクパルスの高調波成分の相互干渉によ
り、それらを個別に動作させた場合に比べて車載
ラジオにきわめて大きな雑音(干渉ノイズ音)を
発生することが、本発明者等の実験結果から明ら
かになつた。
タが搭載され、おのおのに使用されるクロツクパ
ルスのFM放送周波数帯内での高調波成分の周波
数が接近している場合、上記複数個のマイクロコ
ンピユータを同時に動作させると、それから発生
するクロツクパルスの高調波成分の相互干渉によ
り、それらを個別に動作させた場合に比べて車載
ラジオにきわめて大きな雑音(干渉ノイズ音)を
発生することが、本発明者等の実験結果から明ら
かになつた。
このような受信妨害をひき起こす雑音成分の入
出力信号線や電源線への漏洩を防止するために
は、マイクロコンピユータ中のクロツクパルスで
動作する部分とそうでない部分(入出力インタフ
エース、電源部等)とを高周波的に完全に分離す
る必要があり、技術的、経済的に実現性がない。
出力信号線や電源線への漏洩を防止するために
は、マイクロコンピユータ中のクロツクパルスで
動作する部分とそうでない部分(入出力インタフ
エース、電源部等)とを高周波的に完全に分離す
る必要があり、技術的、経済的に実現性がない。
また、クロツクパルスによる雑音成分が漏洩し
た信号線とラジオハーネス、アンテナとの結合を
防止するには、 (イ) 信号線として同軸ケーブルのようなシールド
線を用いるか、あるいは信号線全体を遮へいす
る。
た信号線とラジオハーネス、アンテナとの結合を
防止するには、 (イ) 信号線として同軸ケーブルのようなシールド
線を用いるか、あるいは信号線全体を遮へいす
る。
(ロ) 信号線をラジオハーネスやアンテナからなる
べく離して配線する。
べく離して配線する。
などの方法があるが、信号線の数が多い場合や信
号線の配線が複雑で、末端が車両内のさまざまな
場所に位置するような場合にはいずれも実行不可
能である。
号線の配線が複雑で、末端が車両内のさまざまな
場所に位置するような場合にはいずれも実行不可
能である。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもの
で、マイクロコンピユータのようなクロツクパル
スにより同期制御される制御装置を複数個用いて
車載電子制御システムを構成する場合、前記制御
装置のおのおのに使用されるクロツクパルスの周
波数を、これらクロツクパルスのFM放送周波数
帯内での高調波成分が相互に10kHz以上の周波数
差を有するように設定することにより、これら高
調波成分の相互干渉による車載ラジオの受信妨害
を容易かつ確実に防止できる車載電子制御システ
ムを提供するものである。
で、マイクロコンピユータのようなクロツクパル
スにより同期制御される制御装置を複数個用いて
車載電子制御システムを構成する場合、前記制御
装置のおのおのに使用されるクロツクパルスの周
波数を、これらクロツクパルスのFM放送周波数
帯内での高調波成分が相互に10kHz以上の周波数
差を有するように設定することにより、これら高
調波成分の相互干渉による車載ラジオの受信妨害
を容易かつ確実に防止できる車載電子制御システ
ムを提供するものである。
以下、本発明を図面の第3図以降を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
第3図aは複数個のマイクロコンピユータA,
B,Cのおのおのに使用されるクロツクパルス
φA,φB,φCのFM放送周波数帯内における高調波
成分のスペクトラムを示したもので、クロツク周
波数を1MHz帯に設定した場合、それらの高次高
調波は上図に示すように1MHz間隔で発生する。
B,Cのおのおのに使用されるクロツクパルス
φA,φB,φCのFM放送周波数帯内における高調波
成分のスペクトラムを示したもので、クロツク周
波数を1MHz帯に設定した場合、それらの高次高
調波は上図に示すように1MHz間隔で発生する。
同図bに拡大して示すように、この場合マイク
ロコンピユータAとBとではスペクトラムの周波
数がきわめて接近している。そのため、これらマ
イクロコンピユータA,Bを車載状態で同時に動
作させると、それらを個別に動作させた場合に比
べ車載ラジオにきわめて大きな雑音(干渉ノイズ
音)が発生する。
ロコンピユータAとBとではスペクトラムの周波
数がきわめて接近している。そのため、これらマ
イクロコンピユータA,Bを車載状態で同時に動
作させると、それらを個別に動作させた場合に比
べ車載ラジオにきわめて大きな雑音(干渉ノイズ
音)が発生する。
これに対し、本発明のようにマイクロコンピユ
ータAとCのクロツク周波数をずらし、高調波ス
ペクトラムを周波数で10kHz以上離してやれば、
これらマイクロコンピユータA,Cを車載状態で
同時に動作させても、それらを個別に動作させた
場合と同程度に雑音を抑制できることが判明し
た。
ータAとCのクロツク周波数をずらし、高調波ス
ペクトラムを周波数で10kHz以上離してやれば、
これらマイクロコンピユータA,Cを車載状態で
同時に動作させても、それらを個別に動作させた
場合と同程度に雑音を抑制できることが判明し
た。
これを実験データに基づいて説明すれば次のと
おりである。
おりである。
第4図は2信号干渉ノイズの測定に用いたシミ
ユレーシヨン回路のブロツク図であり、2台の信
号発生器21,22からの信号S1(周波数f1、レ
ベルv1)、S2(周波数f2、レベルv2)を信号ミクサ
23により合成し、供試ラジオ(車載用FM/
AMラジオ、たとえばクラリオンRN391i)24
のアンテナ端に直接加えるようにした。
ユレーシヨン回路のブロツク図であり、2台の信
号発生器21,22からの信号S1(周波数f1、レ
ベルv1)、S2(周波数f2、レベルv2)を信号ミクサ
23により合成し、供試ラジオ(車載用FM/
AMラジオ、たとえばクラリオンRN391i)24
のアンテナ端に直接加えるようにした。
このシミユレーシヨン回路を用いて、2信号
S1,S2のアンテナ端入力レベルv1、v2を5〜
20dBμの範囲でほぼ等しく設定し、周波数差Δf
=|f1−f2|が0〜15kHzとなるようにf2を変化さ
せた場合のラジオ・スピーカ端子電圧v0(Vrns)
の変化を電圧計25で測定した。
S1,S2のアンテナ端入力レベルv1、v2を5〜
20dBμの範囲でほぼ等しく設定し、周波数差Δf
=|f1−f2|が0〜15kHzとなるようにf2を変化さ
せた場合のラジオ・スピーカ端子電圧v0(Vrns)
の変化を電圧計25で測定した。
さらに、2信号S1,S2の周波数差Δfを一定
(約1kHz)とし、レベル差Δv=|v1−v2|=0〜
20dBμの範囲でv2を変化させた場合のラジオ・ス
ピーカ端子電圧v0(Vrns)を電圧計25で測定し
た。
(約1kHz)とし、レベル差Δv=|v1−v2|=0〜
20dBμの範囲でv2を変化させた場合のラジオ・ス
ピーカ端子電圧v0(Vrns)を電圧計25で測定し
た。
第4図中、26はアンテナ入力信号のスペクト
ル分析に用いたスペクトラムアナライザ、27は
スピーカ出力の波形観測に用いたオシロスコー
プ、28は信号発生器21,22が作用を及ぼし
合うのを避けるため21の後段に接続した方向性
結合器、29はスピーカである。
ル分析に用いたスペクトラムアナライザ、27は
スピーカ出力の波形観測に用いたオシロスコー
プ、28は信号発生器21,22が作用を及ぼし
合うのを避けるため21の後段に接続した方向性
結合器、29はスピーカである。
その他の測定条件として、信号S1,S2はいずれ
も無変調波、ラジオ同調周波数はf1とし、ラジオ
ボリユームは400Hz、30%変調の信号を80dBμの
レベルでアンテナ端に入力したとき、スピーカ端
子電圧V0が0.075V(600Ω負荷で0dBm)となる
ように設定した。
も無変調波、ラジオ同調周波数はf1とし、ラジオ
ボリユームは400Hz、30%変調の信号を80dBμの
レベルでアンテナ端に入力したとき、スピーカ端
子電圧V0が0.075V(600Ω負荷で0dBm)となる
ように設定した。
このようにして測定されたスピーカ端子電圧
V0は、2信号S1,S2の周波数差Δfに相当する相
互干渉ノイズ、いわゆるビート・ノイズによるも
のである。
V0は、2信号S1,S2の周波数差Δfに相当する相
互干渉ノイズ、いわゆるビート・ノイズによるも
のである。
この周波数差Δfに対するスピーカ端子電圧の
相対レベルに聴感度補正(フレツチヤー・マンソ
ンによる)を加えて聴感上のビート・ノイズ音量
の入力信号周波数差に対する変化を求めた結果を
第5図に示す。第5図で●はv1≒v2=5dBμとし
た場合。Γはv1≒v2=15dBμとした場合で、2信
号S1,S2の周波数はf1≒80MHz、f2=80MHz+Δf
である。
相対レベルに聴感度補正(フレツチヤー・マンソ
ンによる)を加えて聴感上のビート・ノイズ音量
の入力信号周波数差に対する変化を求めた結果を
第5図に示す。第5図で●はv1≒v2=5dBμとし
た場合。Γはv1≒v2=15dBμとした場合で、2信
号S1,S2の周波数はf1≒80MHz、f2=80MHz+Δf
である。
また、周波数差Δf=1kHz一定のときの2入力
信号レベル差Δvに対するスピーカ端子電圧の相
対レベルの変化を第6図に示す。第6図では、2
信号の周波数をf1=80MHz、f2=80.001MHz、信
号S1のレベルをv1=5dBμ、スピーカ端子電圧レ
ベルの基準を−13dBm(600Ω負荷)にとつた。
信号レベル差Δvに対するスピーカ端子電圧の相
対レベルの変化を第6図に示す。第6図では、2
信号の周波数をf1=80MHz、f2=80.001MHz、信
号S1のレベルをv1=5dBμ、スピーカ端子電圧レ
ベルの基準を−13dBm(600Ω負荷)にとつた。
ここで、ビート・ノイズ音量の絶対レベルを車
載ラジオのS/N特性図中に示すと第7図のよう
になる。第7図で、S+Nは400Hz、30%変調波
の入力電圧に対するスピーカ端子電圧レベル、N
は無変調波の入力電圧に対するスピーカ端子電圧
レベル、aは2信号S1,S2をv1≒v2=5dBμで入
力した場合のビート・ノイズのレベル、bは同じ
くv1≒v2=15dBμで入力した場合のビート・ノイ
ズのレベル、a′、b′はそれぞれ5dBμ、15dBμの1
信号のみ入力した場合のノイズレベルを示してい
る。
載ラジオのS/N特性図中に示すと第7図のよう
になる。第7図で、S+Nは400Hz、30%変調波
の入力電圧に対するスピーカ端子電圧レベル、N
は無変調波の入力電圧に対するスピーカ端子電圧
レベル、aは2信号S1,S2をv1≒v2=5dBμで入
力した場合のビート・ノイズのレベル、bは同じ
くv1≒v2=15dBμで入力した場合のビート・ノイ
ズのレベル、a′、b′はそれぞれ5dBμ、15dBμの1
信号のみ入力した場合のノイズレベルを示してい
る。
以上の測定結果を考察すると、第7図に示すよ
うにきわめて微弱な無変調信号でも周波数が接近
した2信号が同時受信された場合、変調波とほぼ
同レベルのビート・ノイズ音がスピーカ出力に生
じ、そのビート・ノイズ音量レベルは無変調波を
1信号のみ受信した場合のノイズ音量レベルに比
べ約20dB大きい。したがつて、2信号同時受信
によるノイズ音量レベルを無変調波1信号のみ受
信した場合と同程度に抑えるためには、第5図よ
り周波数差をΔf≧10kHzとすればよいと言える。
うにきわめて微弱な無変調信号でも周波数が接近
した2信号が同時受信された場合、変調波とほぼ
同レベルのビート・ノイズ音がスピーカ出力に生
じ、そのビート・ノイズ音量レベルは無変調波を
1信号のみ受信した場合のノイズ音量レベルに比
べ約20dB大きい。したがつて、2信号同時受信
によるノイズ音量レベルを無変調波1信号のみ受
信した場合と同程度に抑えるためには、第5図よ
り周波数差をΔf≧10kHzとすればよいと言える。
Δfとノイズ音量レベルの関係については、他
の車載ラジオでも供試ラジオとほぼ同様の特性を
有するものと考えられるので、上記した2信号の
周波数差Δfの適正条件は他の車載ラジオにも当
て嵌まると言つて差支えない。
の車載ラジオでも供試ラジオとほぼ同様の特性を
有するものと考えられるので、上記した2信号の
周波数差Δfの適正条件は他の車載ラジオにも当
て嵌まると言つて差支えない。
周波数差Δfが小さい場合の2信号干渉による
ビート・ノイズ音の発生機構としては、 (1) 2信号の合成により生じるAM変調成分の
AM復調出力 (2) 2信号の合成により生じるFM変調成分の
FM復調出力 の2つが考えられるが、実際にスピーカ端子でノ
イズ音波形る観測した結果、2信号S1,S2のアン
テナ端レベルがおよそ30dBμ以下であれば、第8
図に波形を示したようなT=2π/(ω2−ω1)の
周期と約2v1(v1≒v2)の振幅を持つAM変調成分
のAM復調出力が支配的であることが判明した。
ビート・ノイズ音の発生機構としては、 (1) 2信号の合成により生じるAM変調成分の
AM復調出力 (2) 2信号の合成により生じるFM変調成分の
FM復調出力 の2つが考えられるが、実際にスピーカ端子でノ
イズ音波形る観測した結果、2信号S1,S2のアン
テナ端レベルがおよそ30dBμ以下であれば、第8
図に波形を示したようなT=2π/(ω2−ω1)の
周期と約2v1(v1≒v2)の振幅を持つAM変調成分
のAM復調出力が支配的であることが判明した。
車載デイジタル電子機器のうち特にノイズレベ
ルが問題となるマイクロコンピユータにおいて
も、そのクロツク高調波成分のアンテナ端レベル
は車載状態で5〜20dBμ程度であるから、複数個
のマイクロコンピユータを同時動作させた場合に
生じる干渉ノイズ音は、それらのクロツク高調波
成分の合成によるAM変調波がAM復調されて出
力に現われたものと言える。
ルが問題となるマイクロコンピユータにおいて
も、そのクロツク高調波成分のアンテナ端レベル
は車載状態で5〜20dBμ程度であるから、複数個
のマイクロコンピユータを同時動作させた場合に
生じる干渉ノイズ音は、それらのクロツク高調波
成分の合成によるAM変調波がAM復調されて出
力に現われたものと言える。
第6図に示したように、2信号のレベル差Δv
が大きいと、干渉によるビート・ノイズ音は急激
に小さくなる。したがつて、車載ラジオのアンテ
ナ端に複数のクロツク高調波成分を受信しても、
それらのレベル差が大きければビート・ノイズ音
が問題となることはない。しかし実際には、同一
車輌にほぼ同一規模のマイクロコンピユータを複
数個搭載し同時動作させた場合、それらから発生
するクロツク高調波成分のアンテナ端入力レベル
がほぼ同程度となる可能性が大きく、それらの相
互交渉によるビート・ノイズ音は車載ラジオの音
質を著しく損う恐れがある。
が大きいと、干渉によるビート・ノイズ音は急激
に小さくなる。したがつて、車載ラジオのアンテ
ナ端に複数のクロツク高調波成分を受信しても、
それらのレベル差が大きければビート・ノイズ音
が問題となることはない。しかし実際には、同一
車輌にほぼ同一規模のマイクロコンピユータを複
数個搭載し同時動作させた場合、それらから発生
するクロツク高調波成分のアンテナ端入力レベル
がほぼ同程度となる可能性が大きく、それらの相
互交渉によるビート・ノイズ音は車載ラジオの音
質を著しく損う恐れがある。
第9図はこれを防止するための本発明の一実施
例図で、同一車両の電子制御システム30内に制
御用コンピユータとして3個のマイクロコンピユ
ータA,B,Cが使用されている例を示す。これ
らマイクロコンピユータのデイジタルブロツク
(内部構成は図示省略する)31A,31B,31C
は、それぞれ水晶振動子、セラミツク振動子等の
クロツク発振器32A,32B,32Cから、周波
数fC1,fC2,fC3のクロツクパルスを与えられて動
作する。本発明によれば、これらのクロツク周波
数fC1,fC2,fC3は、各クロツクパルスのFM放送
周波数帯内での高調波成分が相互に10kHz以上の
周波数差を持つように設定される。
例図で、同一車両の電子制御システム30内に制
御用コンピユータとして3個のマイクロコンピユ
ータA,B,Cが使用されている例を示す。これ
らマイクロコンピユータのデイジタルブロツク
(内部構成は図示省略する)31A,31B,31C
は、それぞれ水晶振動子、セラミツク振動子等の
クロツク発振器32A,32B,32Cから、周波
数fC1,fC2,fC3のクロツクパルスを与えられて動
作する。本発明によれば、これらのクロツク周波
数fC1,fC2,fC3は、各クロツクパルスのFM放送
周波数帯内での高調波成分が相互に10kHz以上の
周波数差を持つように設定される。
この10kHzの周波数差は、クロツクパルスの基
本周波数帯を1MHz帯とすれば、1MHz帯では最大 10kHz×1MHz/76MHz≒132Hz (76MHzはFM放送帯の下限周波数である) だけ周波数を離すことに相当する。
本周波数帯を1MHz帯とすれば、1MHz帯では最大 10kHz×1MHz/76MHz≒132Hz (76MHzはFM放送帯の下限周波数である) だけ周波数を離すことに相当する。
実際には、クロツク発振器の発振周波数を
1.0MHzと指定したとしても、振動子の発振周波
数偏差と温度特性によつてある程度のバラツキが
生じることは避けられず、その値は、たとえばマ
イクロコンピユータのクロツク発振器として用い
られるATカツト、H−18uタイプの水晶振動子
では、 発振周波数偏差;±20〜30ppm 温度による変動;±40ppm(−45゜〜+80℃) 程度であり、合計で最大70ppm(1MHzの発振周波
数に対し70Hz)程度の不確かさがある。
1.0MHzと指定したとしても、振動子の発振周波
数偏差と温度特性によつてある程度のバラツキが
生じることは避けられず、その値は、たとえばマ
イクロコンピユータのクロツク発振器として用い
られるATカツト、H−18uタイプの水晶振動子
では、 発振周波数偏差;±20〜30ppm 温度による変動;±40ppm(−45゜〜+80℃) 程度であり、合計で最大70ppm(1MHzの発振周波
数に対し70Hz)程度の不確かさがある。
この点を考慮し、さらに安全率を見込むと、相
互干渉を起させないために必要な1MHz帯での周
波数差freg(MHz)は、 freg(MHz)=132+(70×2)+(安全率)≒300Hz となる。
互干渉を起させないために必要な1MHz帯での周
波数差freg(MHz)は、 freg(MHz)=132+(70×2)+(安全率)≒300Hz となる。
この値を用いてマイクロコンピユータ5個使用
の場合のクロツク周波数割り当て帯域の一例を示
せば次のようになる。
の場合のクロツク周波数割り当て帯域の一例を示
せば次のようになる。
1ch;997300〜998000Hz
2ch;998300〜999000Hz
3ch;999300〜1000000Hz
4ch;1000300〜1001000Hz
5ch;1001300〜1002000Hz
上記数値のn倍(n=1、2、3…)の周波数
帯内に水晶振動子の発振周波数を指定すればよい
わけである。
帯内に水晶振動子の発振周波数を指定すればよい
わけである。
クロツク発振器の他の例として、第10図aに
示すように、LS−TTLゲート素子41、インバ
ータ42、コンデンサ43、抵抗44などを組合
わせて構成された無安定マルチバイブレータから
なる発振回路40を用いることもできる。同図b
はその特性図で、抵抗44の値によつてクロツク
周波数fC=fOSC/4(fOSC;発振周波数、この例では 発振パルスをデイジタルブロツク31内で1/4分
周して用いている)を自由に設定できることを示
している。このような発振回路を用いる場合に
も、抵抗器などの温度特性による周波数変動を考
慮し、クロツク高調波成分が相互干渉を起こす範
囲に入らないようにクロツク周波数を指定する必
要がある。
示すように、LS−TTLゲート素子41、インバ
ータ42、コンデンサ43、抵抗44などを組合
わせて構成された無安定マルチバイブレータから
なる発振回路40を用いることもできる。同図b
はその特性図で、抵抗44の値によつてクロツク
周波数fC=fOSC/4(fOSC;発振周波数、この例では 発振パルスをデイジタルブロツク31内で1/4分
周して用いている)を自由に設定できることを示
している。このような発振回路を用いる場合に
も、抵抗器などの温度特性による周波数変動を考
慮し、クロツク高調波成分が相互干渉を起こす範
囲に入らないようにクロツク周波数を指定する必
要がある。
以上説明したように本発明によれば、同一車両
にクロツクパルスにより同期制御される制御装置
(例えば水晶発振器を用いた時計とマイクロコン
ピユータを用いて機関の燃料量、点火時期、
EGR、アイドルスピード等を制御する装置)を
複数個搭載し同時動作させた場合でも、それらの
クロツク高調波成分の相互干渉を起さなくするこ
とができ、個々のクロツク高調波成分の影響しか
与えなくなるため、車載ラジオの受信妨害となる
大きな干渉ノイズ音の発生を防止できるという効
果が得られる。
にクロツクパルスにより同期制御される制御装置
(例えば水晶発振器を用いた時計とマイクロコン
ピユータを用いて機関の燃料量、点火時期、
EGR、アイドルスピード等を制御する装置)を
複数個搭載し同時動作させた場合でも、それらの
クロツク高調波成分の相互干渉を起さなくするこ
とができ、個々のクロツク高調波成分の影響しか
与えなくなるため、車載ラジオの受信妨害となる
大きな干渉ノイズ音の発生を防止できるという効
果が得られる。
第1図は車載マイクロコンピユータの構成例を
示すブロツク図、第2図はマイクロコンピユータ
搭載車両の配線系統図、第3図aはFM放送周波
数帯内でのクロツク高調波成分のスペクトラム、
同図bはその一部拡大図、第4図は2信号干渉ノ
イズの測定に用いたシミユレーシヨン回路のブロ
ツク図、第5図は2入力信号の周波数差に対する
ビート・ノイズ音の聴感音量の相対レベルを示す
実測図、第6図は2入力信号のレベル差に対する
スピーカ端子電圧の相対レベルを示す実測図、第
7図はビート・ノイズの絶対レベルを車載ラジオ
のS/N特性とともに示した実測図、第8図はビ
ート・ノイズの波形図、第9図は本発明の実施例
を示す概念図、第10図aはクロツク発振器の一
例を示す回路図、同図bはその特性図である。 30……車載電子制御システム、31A,31
B,31C……デイジタルブロツク、32A,32
B,32C……クロツク発振器、A,B,C……制
御用マイクロコンピユータ。
示すブロツク図、第2図はマイクロコンピユータ
搭載車両の配線系統図、第3図aはFM放送周波
数帯内でのクロツク高調波成分のスペクトラム、
同図bはその一部拡大図、第4図は2信号干渉ノ
イズの測定に用いたシミユレーシヨン回路のブロ
ツク図、第5図は2入力信号の周波数差に対する
ビート・ノイズ音の聴感音量の相対レベルを示す
実測図、第6図は2入力信号のレベル差に対する
スピーカ端子電圧の相対レベルを示す実測図、第
7図はビート・ノイズの絶対レベルを車載ラジオ
のS/N特性とともに示した実測図、第8図はビ
ート・ノイズの波形図、第9図は本発明の実施例
を示す概念図、第10図aはクロツク発振器の一
例を示す回路図、同図bはその特性図である。 30……車載電子制御システム、31A,31
B,31C……デイジタルブロツク、32A,32
B,32C……クロツク発振器、A,B,C……制
御用マイクロコンピユータ。
Claims (1)
- 1 クロツクパルスにより同期制御される制御装
置を複数個用いて構成した車載電子制御システム
において、前記制御装置のおのおのに使用される
クロツクパルスの周波数を、これらクロツクパル
スのFM放送周波数帯内での高調波成分が相互に
10kHz以上の周波数差を有するように設定したこ
とを特徴とする雑音を抑制した車載電子制御シス
テム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5360680A JPS56152001A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Car-mounted electronic control system suppressing noise |
GB8111651A GB2075308B (en) | 1980-04-24 | 1981-04-13 | Noise suppression electronic control system |
US06/255,488 US4403350A (en) | 1980-04-24 | 1981-04-20 | Interference avoidance electronic system for an automotive vehicle |
DE3116243A DE3116243C2 (de) | 1980-04-24 | 1981-04-23 | Anordnung zur Störunterdrückung für Kraftfahrzeuge |
FR8108139A FR2481484B1 (fr) | 1980-04-24 | 1981-04-23 | Systeme de commande electronique de suppression de bruit pour un vehicule automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5360680A JPS56152001A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Car-mounted electronic control system suppressing noise |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56152001A JPS56152001A (en) | 1981-11-25 |
JPS63802B2 true JPS63802B2 (ja) | 1988-01-08 |
Family
ID=12947541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5360680A Granted JPS56152001A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Car-mounted electronic control system suppressing noise |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4403350A (ja) |
JP (1) | JPS56152001A (ja) |
DE (1) | DE3116243C2 (ja) |
FR (1) | FR2481484B1 (ja) |
GB (1) | GB2075308B (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2304241B (en) * | 1983-08-09 | 1997-06-18 | British Aerospace | Electromagnetic interference protection |
DE3802863A1 (de) * | 1988-02-01 | 1989-08-10 | Vdo Schindling | Verfahren zum betrieb einer taktgesteuerten einrichtung und taktgesteuerte einrichtung |
JPH02284536A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-21 | Pioneer Electron Corp | 音響再生装置 |
US5519889A (en) * | 1994-02-04 | 1996-05-21 | Ford Motor Company | Method and apparatus to conceal RF interference in AM radio reception caused by a switch mode power supply |
US6256745B1 (en) * | 1998-06-05 | 2001-07-03 | Intel Corporation | Processor having execution core sections operating at different clock rates |
US6057791A (en) * | 1998-02-18 | 2000-05-02 | Oasis Design, Inc. | Apparatus and method for clocking digital and analog circuits on a common substrate to enhance digital operation and reduce analog sampling error |
JP2003088101A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-03-20 | Fuji Electric Co Ltd | 自動車搭載用dc−dcコンバータ |
JP4094918B2 (ja) * | 2002-09-24 | 2008-06-04 | アルプス電気株式会社 | 車載用電子機器 |
GB2396527B (en) * | 2002-12-20 | 2005-03-16 | Motorola Inc | Systems and methods for reducing interference |
US7197290B2 (en) * | 2003-09-18 | 2007-03-27 | General Motors Corporation | Method for AM band interference suppression via frequency shift |
DE102004002294B4 (de) * | 2004-01-16 | 2006-02-02 | Audi Ag | Elektronische Komponenten eines Kraftfahrzeugs |
DE102005001711A1 (de) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Trw Automotive Gmbh | Elektroniksystem insbesondere für Fahrzeuge und Verfahren zur Reduzierung der Auswirkung elektromagnetischer Strahlung auf Elektroniksysteme in Fahrzeugen |
JP5205461B2 (ja) * | 2008-08-28 | 2013-06-05 | 日産自動車株式会社 | 車両の作動音制御装置及び制御方法 |
US8615206B2 (en) * | 2010-06-30 | 2013-12-24 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Method and system for a radio transmission emulator |
US8971813B2 (en) | 2011-04-26 | 2015-03-03 | Broadcom Corporation | Method and apparatus for avoiding in-device interference |
JP5594310B2 (ja) * | 2012-03-28 | 2014-09-24 | 株式会社デンソー | 車両用通信装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3388349A (en) * | 1964-11-09 | 1968-06-11 | Bell Telephone Labor Inc | Method for reducing interference caused by electromagnetic radiation from clock controlled systems |
US3354410A (en) * | 1965-07-22 | 1967-11-21 | Bell Telephone Labor Inc | Method for reducing interference caused by electromagnetic radiation from clock controlled systems |
-
1980
- 1980-04-24 JP JP5360680A patent/JPS56152001A/ja active Granted
-
1981
- 1981-04-13 GB GB8111651A patent/GB2075308B/en not_active Expired
- 1981-04-20 US US06/255,488 patent/US4403350A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-04-23 DE DE3116243A patent/DE3116243C2/de not_active Expired
- 1981-04-23 FR FR8108139A patent/FR2481484B1/fr not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3116243C2 (de) | 1984-11-29 |
GB2075308A (en) | 1981-11-11 |
GB2075308B (en) | 1984-08-08 |
DE3116243A1 (de) | 1982-03-18 |
FR2481484A1 (fr) | 1981-10-30 |
FR2481484B1 (fr) | 1985-11-08 |
US4403350A (en) | 1983-09-06 |
JPS56152001A (en) | 1981-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63802B2 (ja) | ||
Reinisch et al. | The Radio Plasma Imager investigation on the IMAGE spacecraft | |
US5889819A (en) | EMI reduction using double sideband suppressed carrier modulation | |
RU2134482C1 (ru) | Способ ослабления помех в электронном оборудовании | |
IE45794L (en) | Signal measuring device | |
CN107076795B (zh) | 局部放电位置标定装置 | |
JPH027734A (ja) | クロツク制御装置の作動方法及びクロツク制御装置 | |
EP1404040A1 (en) | Interference suppression in vehicle electronic apparatus | |
Hardin et al. | A study of the interference potential of spread spectrum clock generation techniques | |
US5430392A (en) | Clock system and method for reducing the measured level of unintentional electromagnetic emissions from an electronic device | |
JPS6339174B2 (ja) | ||
JPS631487Y2 (ja) | ||
US10050678B2 (en) | Radiofrequency transmission device | |
US3875548A (en) | Calibrator plug-in-module for sonobuoy | |
Jackson | Survey of EMC measurement techniques | |
JP2004251679A (ja) | 電磁界測定装置 | |
Jensen | EMI investigation for Array E | |
JPS6230359Y2 (ja) | ||
Polonis et al. | Electromagnetic Compatibility in the Off-Highway Vehicle Part III: Electromagnetic Emissions (EME) | |
Hackl et al. | Computing the electromagnetic emission spectrum of pulses by convolution in frequency domain | |
JPH02155325A (ja) | ワイヤレス送受信装置 | |
KR20200128361A (ko) | 간섭 소거 기능이 있는 loran 장치 및 관련된 방법을 갖춘 간섭 소거 장치 | |
SU985748A1 (ru) | Устройство дл формировани электронного частотного масштаба | |
Nazarov | A transportable working frequency standard | |
Javidi | Multiple Source Conducted & Radiated EMI from Electronic Fluorescent Lighting Systems |