JPS6378908A

JPS6378908A - 高所除雪車

Info

Publication number: JPS6378908A
Application number: JP21982986A
Authority: JP
Inventors: 石川　矩之
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1986-09-19
Filing date: 1986-09-19
Publication date: 1988-04-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、動力源を有するアウトリガ付き自走車両にア
タッチメントを介して着脱可能に装着され、同自走車両
は、プラウ付除雪■、ロータリ除雪車、道路除雪車用な
どの利用あるいは逆使用可能とした高所除雪車に関する
ものである。

（従来の技術）高所除雪作業の代表例としては、建物屋根上の積雪の除
雪作業が一般的であるが、屋根上の除雪作業は、第５図
に示すようにガイ）”（１２）やスコップ＜ｂ）等の小
道具を使用し入力で行われているのが通常であり、多く
の労力を要し危険作業になっている。′ また、屋根上に設置する除雪装置は、従来から種々開発
され提案されているが、屋根ごとに配設されるため設備
コストが著しく高くなり、除雪性能についても問題があ
ってあまり実用化されていない。

（発明が解決しようとする問題点）屋根上のような高所の除雪装置については、前記のよう
に種々開発され提案されているが、設備コストが高くつ
き除雪性能についても問題があって殆んど実用化されて
いないのが実情であシ、小道具を使用して人力により除
雪されていて、人力による高所の除雪作業は多くの手間
を要する肉体労働でありかつ転落事故などの災害を惹起
する問題点がある。

（問題点の解決手段）本発明は、前記のような問題点に対処するために開発さ
れた高所除雪車であって、動力源を有するアウトリガ付
き自走車両に着脱されるアタッチメントを介し、旋回お
よび俯仰される伸縮式ブームを突設して、該伸縮式ブー
ムの先端部に俯仰および水平屈折される伸縮式延長ブー
ムを連設するとともに、該伸縮式延長ブームに除雪機を
吊設し、該除雪機に移送用パイプを連設したことによシ
、高所の除雪性能を著しく向上させて前記のような問題
点を解消している。

（作　用）自走車両を作業場所の近くに停車してアウトリガで固定
し、伸縮ブームの旋回、俯仰および伸縮の各操作ととも
に、伸縮式延長ブームの俯仰、水平屈折および伸縮の各
操作によって、伸縮式延長ブームに吊設した除雪機が高
所の所望位置に自在に配置され、該除雪機によって高所
の積雪が連続的に除雪されるとともに、該除雪は連設さ
れた移送用パイプで連続的に移送、排出されて、高所の
積雪が安全、容易かつ迅速に除雪される。

゛（実施例）第１図ないし第４図に本発明の一実施例を示しており、
図中（１）は動力源（図示省略）を有するアウトリガ（
１ｄ）（ｘｇ）（ｚＡ）（２Ｃ）　　付き自走車両であ
って、該自走車両（１）には着脱自在のアタッチメント
（２）を介し旋回および俯仰操作される伸縮式ブーム（
３）が突設され、伸縮式ブーム（３）の先端部に俯仰お
よび水平屈折される伸縮式延長ブーム（４）を連設する
とともに、伸縮式延長ブーム（４）に運転室（５）を設
は除雪機（６）を吊設し、除雪機（６）に移送用パイプ
（６ｈ、６１，６ｊ）を連設した構成になっている。

前記アタッチメント（２）について詳述すると、第１図
に示すように自走車体（１）に設けた取付板（１α）に
ボルト等の手段によって着脱自在に固設された取付部（
２α）と、該取付部（２α）に縦軸により旋回可能に装
着され図示省略した旋回用シリンダなどで旋回操作され
るブーム取付部（２ｄ）と、ブーム取付部（２ｄ）に枢
着されたブーム俯仰用シリンダ（２−）を備えていると
ともに、前記取付部（２α）には車体固定用の前記アウ
トリガ（２ｂ）　Ｃ２０）が付設されている。

前記伸縮式ブーム（３）Ｋついて詳述すると、アタッチ
メント（２）のブーム取付部（２ｄ）にピンによシ連結
されたブーム（３α）と伸縮式に連設されたブーム（３
ｂ）、（３Ｃ）からなり、各ブーム（３α）（３ｂ）（
３Ｃ）は、前記プーム俯仰用シリンダ（２Ｃ）で俯仰操
作されるとともに、図示省略した適宜の伸縮機構で伸縮
操作されるとともに、ブーム（３α）に装着されたホー
スリール（３ｄ）からブーム伸長に対応して繰り出され
るホース（３ｆ）は、自走車体（１）の動力取出部（１
ｂ）に接続されたホース（３ｍ）に連結されて動力の供
給を受け、ブーム（３す（３ｂ）（３Ｃ）Ｋ沿設されて
ブーム（３Ｃ）先端側に動力を伝え、該動力は延長ブー
ム俯仰用シリンダ（３ｙ）に伝達されるほかに、ホース
（３ｈ）　ｔ−介して伸縮式延長ブーム（４）へ伝達さ
れる。さらに、ブーム（３ａ）に取付けられたケーブル
リール（３りからブーム伸長に対応して繰シ出されるケ
ーブル（３ｋ）は、自走車体（１）側の電力・信号接続
口（ＩＣ）に接続てれたケーブル（３ｊ）に連結されて
、油圧の制御、灯火、通信等に使用される電力や信号が
送られ、ブーム（３Ｃ）の先端に伝達して延長ブーム俯
仰用シリンダ（３ｙ）の電磁弁制御用、シリンダ（２Ｃ
）の制御用として伝達され、かつケーブル（３ｆｉ）を
介して伸縮式延長ブーム（４）へ伝えられる。

前記伸縮式延長ブーム（４）について詳述すると、ブー
ム（３Ｃ）の先端部にピン連結で俯仰操作可能に連結さ
れたブーム（４ａ）と、ブーム（４α）に垂直ピンで水
平屈折可能に連設されたブーム（４ｂ）と、さらにブー
ム＜４ｂ）　Ｋ伸縮可能に連設されたブーム（４１１’
）（４ｄ）とを有し、ブーム（４α）と（４ｂ）間には
水平屈折用シリンダ（４ｆ）が枢着されて水平屈折操作
され、ブーム（４ｈ）と（４Ｃ）、（４ｄ）が図示省略
した適宜機構により伸縮操作されるとともに、ブーム（
４ｂ）に取付けられたホースリール（４１）から伸長可
能に繰り出されたホース（４Ｃ）には、ホース（３Ａ）
（４ｉ）を介して動力が伝えられ、該動力をブーム（４
ｃｔ）上の動力制御弁（４ｊ）に伝える。さらに、ブー
ム（４ｂ）に取付けられたケーブルリール（４ｋ）から
伸長可能に繰シ出されたケ−７’ル（４ｍ）　ｖｃハ、
ケーブル（３ｍ）、（４１）を介して電力・信号が伝え
られ、ブーム（４ｄ、）上の動力制御弁や運転室（５）
内の動力制御用スイッチ（５Ｃ）、動力制御弁（５ｄ）
、通信器等へ電力や電気信号が伝えられ、前記電気信号
は上記ルートを逆に伝わって途中の機器・制御信号とし
て伝達したシ自走車両（１）への通信、車両本体中の機
器類の制御にも使用される。また、動力伝達についても
その戻少回路が前記流れと同一経路（別経路）を経て車
両本体へ動力取出部の他方（即ち戻シロ部）に接続され
一連の回路に形成されている。

前記運転室（５）について詳述すると、第１，２図に示
すようにブーム（４ｄ）の先端部に固設された運転席（
５α）、制御レバー（５す、制御スイッチ（５Ｃ）、動
力制御弁（５ｄ）等よシなる。

前記除雪機（６）について詳述すると、第Ｌ３４図に示
すようにゲームＣ４ｄ）の先端部に取り付けたウィンチ
（４３）、ワイヤ（４Ｐ）および球面ジヨイント（６Ｊ
Ｐ）等で吊設された緩衝部（６ｂ）付きフレーム（６α
）、オーガ（６Ｃ）、オーガ駆動装置（６ｄ）、オ゛−
ガ駆動用モータ（６ｇ）、エアノズル（６ｆ）等よりな
っておシ、フレーム（６α）の上部に移送用パイプ（６
ｈ）、（６ｔ）、（６）°）が連設され（現場状況に対
応させて分割、伸縮、可撓性の構成にできる。）、移送
用パイプ（６Ａ）は、伸縮式延長ブーム（４）に複数の
ハンガ（４ル）で支持され内部にスクリューコンはア（
６ダ）が設けられている。さらに、移送用、ｅイブ（６
ｉ）には排出口付き移送用パイプ（６）°）が伸縮用シ
リンダ（６ｋ）で伸縮可能に連設され、移送用ノミイブ
（６））にリング（６））で取り付けたレバー（６ｍ）
に制御スイッチ（６ｒ）を設け、制御スイッチ（６τ）
には前記ケーブルに連結されたケーブル（６ｑ）が接続
され、伸縮用シリンダ（６ｋ）にはホース（６ｎ）　、
電磁制御弁（６７））　を介して前記ホースに接続され
ている。

本発明の実施例は、前記のような構成になっており屋根
上積雪の除雪作業について作用を説明すると、第Ｌ２図
に示すように自走車両（１）を６物の近くに停車しアウ
トリガ（１ｄ）　（ｔｓ）（２ｂ）　（２ｇ）を伸長、
固定して、車両本体、ブーム（３）、（４）、運転席（
５）、除雪機（６）等の重量を安定して支える支点とす
る。

次に、ブーム（３）、（４１の旋回、俯仰、伸縮および
水平屈折の各操作とともに、ウィンチ（４ｎ）を作動し
ワイヤ（４ｐ）を介して除雪機（６）のフレーム（６ａ
）を屋根上の所望位置に順次に位置づけると、屋根雪は
除雪機（６）内にオーガ（６Ｃ）で取シ入れられスクリ
ューコンベヤ（６！Ｉ）、移送用パイプ（６ｈ）＜６ｉ
）＜６ｊ）で移送除雪される。排雪はレバー（６ｍ）の
操作によって行われ適宜の敷地内あるいはダンプトラッ
ク上などへコントロールして行うことができ、この際制
御スイッチ（６ｒ）で伸縮用シリンダ（６ｋ）を作動し
エンドの移送用パイプの伸縮も必要に応じて行うことが
できる。

屋根上への除雪機（６）の配置および変更は、運転室（
５）の搭乗員によって行われ、ブーム（３）、　（４１
およびウィンチ（４ｒＬ）の前記各操作の組合せによっ
て除雪機（６）を屋根上の所望位置にでき、前記除雪が
連続的に行われて安全、容易、迅速に除雪が遂行される
。

伸縮ブーム（３）、伸縮式地長ブーム（４）の構成本数
、伸縮段数は、必要に応じて増減可能であり、前記両ブ
ーム（３）、（４）の先端部に吊設された除雪機（６）
は、十分に揚高が確保されているとともに可動エリヤが
著しく広くなっている。また、動力伝達手段としてのホ
ース、電力・（ｆｉ号伝達手段としてのケーブルは、前
記実施例に限らず各種の設計が可能であり、ホースとケ
ーブルを共用したような構成にもでき、除電機を真空吸
込式等にすることも可能であり、運転室は伸縮式ブーム
の先端側に設けあるいは自走車両側に設けることができ
るなど多様の設計が可能である。

ちらに、自走車両に着脱自在のアタッチメントを介して
装着しているので、該自走車両には、ブック付除雪車、
ロ、−タリ除雪車、道路（歩道を含む）除雪車等に使用
されているものを兼用でき、逆兼用も可能である。

（発明の効果）本発明は、前述のような構成になっており、自走車両を
作業場所の近くに停車してアウトリガで固定し、伸縮ブ
ームの旋回、俯仰および伸縮、伸縮式延長ブームの俯仰
、水平屈折および伸縮等の各操作によって、伸縮延長ブ
ームに吊設した除雪機を高所の所望位置に自在に配置で
き、除雪機によって高所の積雪が連続的に除雪されると
ともに、該除雪は移送用パイプで連続移送されて排出さ
れ、高所の積雪が安全、容易、迅速に除雪されて高所積
雪の除雪性能が著しく向上されている。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体の斜視図、第２図
は第１図の全体平面図、第３図は除雪機と移送用パイプ
部分の縦断側視図、第４図は第３図の下視図、第５図は
従来の除雪作業の一例を示す斜視図である。１：自走車両　　　　　　ｌｄ、１ｍ、２ｂ、２ｃ：ア
ウトリガ２：アタッチメント　　　３：伸縮式ブーム４
：伸縮式延長ブーム６：除雪機６ｈ、ｉ、ノ゛：移送用パイプ

Claims

【特許請求の範囲】

動力源を有するアウトリガ付き自走車両に着脱されるア
タッチメントを介し、旋回および俯仰される伸縮式ブー
ムを突設して、該伸縮式ブームの先端部に俯仰および水
平屈折される伸縮式延長ブームを連設するとともに、該
伸縮式延長ブームに除雪機を吊設し、該除雪機に移送用
パイプを連設したことを特徴とする高所除雪車。