JPS637874A - 漆及びカシユ−塗製品の脱臭法 - Google Patents

漆及びカシユ−塗製品の脱臭法

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JPS637874A
JPS637874A JP15193786A JP15193786A JPS637874A JP S637874 A JPS637874 A JP S637874A JP 15193786 A JP15193786 A JP 15193786A JP 15193786 A JP15193786 A JP 15193786A JP S637874 A JPS637874 A JP S637874A
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JP
Japan
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cashew
lacquer
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infrared rays
irradiated
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Asao Sakamoto
朝夫 坂本
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URUSHI OYO KAIHATSU KK
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URUSHI OYO KAIHATSU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、漆及びカシ.−ms品に特胃の臭気を脱臭
する漆及びカシュー塗製品の脱臭法に関する。
従来の技術 漆及びカシ,−は、I1M・耐アルカリ性にも優れてい
ろことから、古来より塗料として使用されてきた。また
、塗装面に光沢があり美麗であるこ−とから、一般仕器
から美術工茶品に至るまで、その用途は涌めて広範囲で
ある。しかし、漆及びカシ島−塗製品の塗上りM後の製
品においてTS署であるように、それには特有の臭気が
あり、また触接による漆性皮膚炎を招く場合もあった。
これらの問題点を受けて、従釆漆及びカシ二一塗製品を
米櫃の中に収容して米糠に臭気を移乗させろ方法や、木
炭粉を漆及びカシュー塗装面に散布して吸収させろ方法
などが行なわれて来た。ところが、上記方法によれば、
長時間を要す上に完全な脱臭は不可能である等の欠点が
あった。さらに、上記方法の欠点を受けて、塩素ガスに
よって臭気を処理する方法も考案された。これによれば
、臭気の本質は9ルシオル及びこの同族体が完全に酸化
重合していないためであるとし、塩素ガスによってウル
シオル及びこの同族体の酸化重合を図るものであり、ま
たさらに、I!Jw墳素ガスをアンモニアガスで処理す
るという方法であった。
発明が解決しようとする問題点 上述のように、数種に及び履及びカシュー塗製品の臭気
を脱臭しようとする方法が従来より提案されてきた。し
かし、漆及びカシ.−*M品を米櫃の中に収容して米糠
に臭気を移乗させる方法や、木炭粉を漆及びカシュー塗
装向に散布して吸収させろ方法にしても、長時間を製す
上に完全な脱臭が不可能であるという欠点があった。ま
た、塩素ガスによって臭気を処理する方法も提案された
が、残留頃素ガスを処理するために、さらにアンモニア
で処理しなければならない等、従来の技術と同様に長い
作業時間を要す上、作業を煩雑に゜『るという欠点があ
った。そこて、本発明はこれら従来の技術の欠点を解決
して、短時間で完全なる脱臭を可能ならしめ、且つ作業
効率を向上させうろ漆及びカンユー塗製品の脱臭法を提
供するものである。
tmm点を解決するための手段 本発明は、上記のような従来の技術の問題点を受けて創
案されたものである。塗り及び乾燥工程を終了したばか
りの漆及びカシュー室製品は、特有の臭気を有していろ
。この臭気は、9ルンオル及びこの同族体によるもので
あり、これまでの研究によれば、ウルンオル及びこの同
族体はフェノール類の一櫨であって、その足1こ不飽和
アルキル基を有しているものであり、さらに不飽和ブレ
ンッカテキン舅導体二種の混合物、或いはこの同族体の
混合物であることも知られている。また、漆及びカシュ
ーの乾燥機構は原液中に含まれている:I護質に存在す
る酸化酵素ラッカーゼの作用による酸化重合によるもの
であることも判明していろ。この際、酸化酵素ラッカー
ゼ作用は極めて榎やかに成されるものであるため、一見
して塗5M西は乾固しているように見えても、内部は乾
固されておらず、このため塗装面より揮発性の臭気を発
することになる。上記のような因果関係において、本発
明は以下の構成による。既に記述したとおり、塗り及び
乾燥工程を終了したばかりの漆及びカシs − !!!
製M ニおいては、塗装面が乾固しているようであって
も、その内部は完全に乾固されておらず半固体状である
。ここで、上記漆及びカシ一一塗製品に遠赤外線を照射
させるものとする。この場合、漆及びカシ二一は有機ポ
リマーより構成されているため、遠赤外欅に対して吸収
能をもち、これにより、遠赤外尊頚城において輻射を生
じることになる。また、上記の通り臭気の本質であるウ
ルシオル及びこの同族停は、不飽和ブレンツカテキン誘
導体二種の鹿合物、或いはこの同族体の混合物であり、
従来はJ!I質に存在する酸化酵素ラッカーゼの作用に
よって、酸化重合をおこなうものであっt二。そこで、
本発明においては、I5+赤外林特有の性買であろ被照
射物の内部より作用する点に着目し、照射されるa#外
球エネルギーによって、不飽和ブレンツカテキン舅導体
、或いはこの同族体の重合を内部より促進させ、これに
伴って発生する揮発性臭気を短時間で肢照射物の外部に
放出させろ構成に基づき、漆及び力Vユー璽製品の脱臭
を図るものである。
実施例 次に、さらに詳しクaR施例について茨明する。
塗り及び乾燥工程を終了したばかりの漆及びカシ1一塗
製品は、特有の臭気を有しており、一最に不快臭である
ことから、漆及びカシュー塗製品の付加価値を下げる要
因となっていた。これを受けて、従来種々の発明が成さ
れてはいるが、上記のような欠点を有していることから
、実用的といえろような手段は得られてはいなかった。
しかし、本発明によれば種々の研究の結果、遠赤外林の
照射によって、実用的な漆及びカシュー塗製品の脱臭を
可能に′するに至った。まず、漆及びカシュー塗製品に
特有の臭気はウルレオル及びこの同族体に起因すること
が知られていろ。また、これまでの研究によれば、ウル
シオルはフェノール類の−種であって、その側鎖に不飽
和アルキル碁を有していろものであり、さらに不飽和ブ
レンツカテキン誘導体二種の混合物、或いはこの同族体
の馳金物であることが知られていろ。また従来、漆及び
カシュー塗製品の乾固作用は、漆及びカシューの!I謂
質に存在する酸化酵素ラッカーゼによって、ウルシオル
及びこの同族体が酸化重合を行ない乾固するものであっ
た。しかし、酸化#素ラッカーゼによる重合作用は極め
て緩やかに進行し、またその促進に高湿度の空気を要す
ることから、漆及びカシュー塗製品の乾固は塗装表面よ
り成されている。さらに、漆及びカシュー!i!!製品
の臭気は、上記の重合作用に伴い揮発性臭気として発生
するものと考えられろ。一方、遠赤外綽は、有機ポリマ
ーに吸収篩をもつことや、照射物の内部より、輻射を生
じる性質を有することが知られていろことから、本発明
は、漆及びカシュー’118品に種々の照射を試みて、
次の結果をもたらした。遠赤外繍照射装1ζついては、
ニクロム1ζよる方法と、半導体セラミックスによる方
法が考えられるが、好ましくは、半導体セラミックス型
によれば、温度制御を迅速に行なうことが可能なことや
、熱効率が有利な点があげられる。上記の装置によって
、適宜選択された遠赤外線照射材により、5μ一から1
00μm程度の遠赤外線を漆及びカシa−!!!製品に
照射する。これにより漆及びカシュー塗製品は遠赤外線
の吸収能をもち、不飽和ブレンッカテキン調導体、及び
この同族体の重合が、従来に比べ極めて短時間で終了し
、これに伴う揮発性臭気の発生も同時に終了するもので
ある。この際、漆及びカシュー塗製品の韮体はプラスチ
ック、木等であるため、高温加熱することは、寸法精度
の語から基体に歪等の障害を与えろ理由から、被i!l
亦外林照射体の温度上昇をω℃迄のlIIVIJとする
ために、温度l1細を設けろものとする。この際、lI
I遠赤外算照射体の表面湿度と内部渇度は、ほぼ同一で
あり、温度f!sII1は被遠赤外n照射体の謳度が6
0℃になると、遠赤外線照射装置の電源がオフによるよ
うに、バイメタル等の利用によって屈度II m1回路
を設けるものとする。上記のような構成によって、遠赤
外線照射を2時間実施した漆及びカノユー塗製品につい
て、臭気検査を行なった結果、全《臭気を感じなかった
発明の効果 本発明に係る漆及びカシューの脱臭法を採用すると、従
来長時間を要す上に不完全であった脱臭を2時間程度で
完了することが出来るという効果がある。また、塩素ガ
ス処理法などのように、作業を煩雑にすることなく、一
つの工程で脱臭を行なうことが出来、作業効率を向上さ
せろことになるという効果もある。さらに、高温を嫌う
基体を便用している場合であっても、被遠赤外llI照
射体の温度の上限をφ℃迄とするように温度制園が設け
られているので、基体に熱による歪等の障害を与えるこ
となく、漆及びカシュー塗製品の脱臭を図ることが出来
ろという効果もある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塗り及び乾燥工程を終了した漆及びカシュー塗製品にお
    いて、特有の臭気を脱臭する際に、遠赤外線を照射する
    ことにより、またこの際、被照射物の温度上昇に係る温
    度を上限60℃迄の範囲と設定することを特徴とする漆
    及びカシュー塗製品の脱臭法。
JP15193786A 1986-06-27 1986-06-27 漆及びカシユ−塗製品の脱臭法 Granted JPS637874A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15193786A JPS637874A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 漆及びカシユ−塗製品の脱臭法

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JP15193786A JPS637874A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 漆及びカシユ−塗製品の脱臭法

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JPS637874A true JPS637874A (ja) 1988-01-13
JPH0360554B2 JPH0360554B2 (ja) 1991-09-17

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ID=15529461

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021186239A (ja) * 2020-05-29 2021-12-13 あらい有限会社 3−メチルブタン酸(イソ吉草酸)吸着用漆膜、抗白癬菌用漆膜、及び消臭用具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021186239A (ja) * 2020-05-29 2021-12-13 あらい有限会社 3−メチルブタン酸(イソ吉草酸)吸着用漆膜、抗白癬菌用漆膜、及び消臭用具

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JPH0360554B2 (ja) 1991-09-17

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