JPS6378711A - 異硬度ポリウレタンフオ−ム成形物及びその製造方法 - Google Patents

異硬度ポリウレタンフオ−ム成形物及びその製造方法

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JPS6378711A
JPS6378711A JP61223887A JP22388786A JPS6378711A JP S6378711 A JPS6378711 A JP S6378711A JP 61223887 A JP61223887 A JP 61223887A JP 22388786 A JP22388786 A JP 22388786A JP S6378711 A JPS6378711 A JP S6378711A
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polyurethane
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和彦 大久保
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境 誠二郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は弾性ポリウレタンフォームの成形品に間し、と
くに部分により異なった硬度を有する異硬度フオーム及
びその製造方法に関する。
(従来の技術) 弾性ポリウレタンフォームは座席シート、背凭れクッシ
ョン、ヘッドレストなどとしてほとんど総ての自動車に
使用されている。最近自動車走行の高速化に伴い、これ
らの緩衝材に運転者及び同乗者の体の保持性を高める必
要が生じて来た。この対策として座席及び背凭れの両端
にある土手部分のフオームに金属ワイヤを入れたり、チ
ップフオームを入れたりしてきた。金属ワイヤを使用す
ると重量及び製造原価が上昇し、フオーム製造後通気性
を向上するためクラツシングを行うと変形を起こすなど
の問題を起こす、またチップフオームを使用するとフオ
ームの表面に異物感を生じ感触が低下する。また製造工
程も複雑化する。
(発明が解決しようとする問題点) これらの問題を解決するため特開昭57−145620
号公報では複数の混合ヘッドを使用し、型内の所定の部
分に配合の異なる発泡原液を同時に注入し発泡させるこ
とにより、座席及び背凭れの土手の部分だけ硬度を高く
したり異硬度フオームを製造する方法が開発されている
。この方法は配合の異なる複数の原液を同時に注入する
必要があるため、タンク、配管、混合ヘッドなどの数が
増加し設備費が著しく高くなる。また硬度の異なるフオ
ームの接触面の位置が一定しないため、製造した異硬度
フオーム成形物の品質がばらつく点が問題である。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するため本発明者等は種々検討した
結果異硬度フオームの一成分として既に発泡硬化したス
ラブフオームを使用すれば好結果が得られることを発見
し本発明を完成した。
即ち本発明は、 +11  それぞれ異なる硬度を存する部分からなるポ
リウレタンフォームであって、部分1.21.31.4
1が既に発泡硬化した特定の硬度を有するスラブフオー
ムであり、残りの部分2.22.32.42がポリウレ
タンフォーム原料混合物を注入しスラブフオームと一体
で発泡成形してなる別の硬変を有する成形フオームであ
り、スラブフオームと成形フオームとの境界面3.23
.33.43における含浸による硬度上昇部分の厚さが
、1〜3Iであることを特徴とする異硬度ポリウレタン
フォーム成形物。
(2)残りの部分2.22.32.42に注入するポリ
ウレタンフォーム原料混合物のクリームタイムが3〜8
秒であり、ライズタイムが20〜70秒であることを特
徴とする異硬度ポリウレタンフォーム成形物の製造方法
である。
本発明で使用するポリウレタンフォーム原料混合物は1
種類であるため、タンク、配管、混合ヘッドなどの数を
節約することができるため設備費が低下し、成形作業が
簡単になり且つ安定化することができる。またスラブフ
オームと成形フオームとの境界面の位置が固定するため
、生成した異硬度フオームの品質が一定になる。
本発明においてスラブフオームと成形フオームの硬度は
異なるが、使用する部分により何れが高くてもよい、ま
たスラブフオームは硬度の異なる2種以上を使用しても
差し支へない、異硬度ポリウレタンフォーム成形物の硬
度は座席及び背凭れの中央部がそれぞれ10〜30Kg
/314cd  及び5〜20Kg/314ruJの範
囲に入るようにする。また両側の土手部分の硬度は15
〜50Kg/314c+J  及び10〜50にg/3
14ajの範囲に入るようにする。硬度がこの範囲を外
れると乗心地が悪くなり、体の保持性が低下する。
また注入したポリウレタンフォーム原料混合物が発泡す
る際にスラブフオームの表面に浸入し硬化後この部分の
硬度が上昇する。この浸入する深さが1〜3m−であれ
ば実用上問題にはならないが、これを越すと異硬度ポリ
ウレタンフォーム成形物の中に異物窓を生ずる。また1
1未満では境界面の接着強度が低下する。従って浸入す
る深さを11〜311m1に止めるためには注入するポ
リウレタンフォーム原料混合物のクリームタイムを3〜
8秒、ライズタイムを20〜70秒とすることが必要で
ある。
クリームタイム及びライズタイムがこの範囲を越えると
原料混合物の粘度上昇が遅れ、その結果浸入する深さが
増大し著しい硬度上昇を起こす。またこの範囲以下の場
合には原料混合物がスラブフオームに進入する前に硬化
するため境界面の接着強度が低下する。
次ぎに本発明を図面により説明する。
図1は座席部分の上面にスラブフオーム1を取り付け、
その他の部分は型内にポリウレタンフォーム原料混合物
を注入し発泡硬化して得た成形フオーム2で構成する異
硬度ポリウレタンフォーム類の座席断面図である。
図2は座席部分の全体をスラブフオーム21で構成し、
両側の土手部分の全体を原料混合物の注入発泡による成
形フオーム22で構成した異硬度ポリウレタンフォーム
類の座席断面図である。
図3は両側の土手部分の下部にスラブフォーム31を置
きその他の部分は注入発泡して得た成形フオーム32で
構成した異硬度ポリウレタンフォーム類の座席の断面図
である。
図4は外側をスラブフオーム41で構成し、内側を注入
発泡して得た成形フオーム42で構成する異硬度ポリウ
レタンフォーム類のヘッドレストの断面図である。
図1〜4において3.23.33、及び43は境界面を
示す。
本発明に使用するポリオールは水、エチレングリコール
、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメ
チレングリコール、1.3−及び1.4−ブタンジオー
ル、1.5−ペンクンジオール、グリセリン、1.2.
6−ヘキサンドリオール、1.1.1− )リメチロー
ルエタン、1,1.1− トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリット、ツルピント、シwII!、乳糖、α
−メチルグルコシド、ノボラック樹脂、りん酸、ポリり
ん酸などの多価ヒドロキシ化合物、アニリン、エチレン
ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、メチレンオルソクロルアニリン、4.4’−ジフ
ェニルメタンジアミン、2.4− トリレンジアミン、
2゜6−トリレンジアミンなどのアミン類、トリエタノ
ールアミン、ジェタノールアミンなどのアルカノールア
ミン類にエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチ
レンオキシド、テトラヒドロフラン、スチレンオキシド
等の1種又は2種以上を付加せしめて得られるポリエー
テルポリオール類、又はポリテトラメチレンエーテルグ
リコールである。又、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコ
ール、1.3及び1.4−ブタンジオール、テトラメチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチ
レングリコール、デカメチレングリコール、グリセリン
、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリット、ツル
ピント等の少なくとも2個のヒドロキシル基を有する化
合物の1種又は2種以上と、マロン酸、マレイン酸、コ
ハク酸、アシヒン酸、酒石酸、ピメリン酸、セバシン酸
、シュウ酸、フタール酸、テレフタール酸トリメリット
酸、ヘミメリット酸等の少なくとも2個のカルボキシル
基を有する化合物の1種又は2種以上とから得たポリエ
ステルポリオール、又はポリカプロラクトン等の環状エ
ステルの開環重合体類も用いられる。更に特公昭39−
24737、特公昭41−3473、特公昭43〜22
108、特公昭44−8230 、特公昭47−475
97、特公昭47−47999、特開昭48−3499
1.特開昭51−50398、特開昭51−70286
、特開昭52−11249、特開昭53−4092 、
特開昭53−4092 、特開昭53−13700、特
開昭54−64264、特開昭53−78297、特開
昭54−133599 、特開昭55−5988等に記
載のポリエーテルポリオール及び/又はポリエステルポ
リオール中でエチレン性不飽和化合物をグラフト重合さ
せて得られる、いわゆるポリマーポリオール組成物が用
いられる。かかる組成物を調製するのに適当なエチレン
性不飽和化合物にはアクリロニトリル、スチレン等があ
る。更に、1,2−ポリブタジェンポリオール、1.4
−ポリブタジェンポリオールも用いられる。
これらのポリオールの中でとくに本発明に適したポリオ
ールはプロピレンオキサイド及びエチレンオキサイドを
付加重合して得た2〜4官能のポリエーテルポリオール
であって、全アルキレンオキサイド中のエチレンオキサ
イドの含tiが10〜2011%、末端におけ4第1級
ヒドロキシル基の含有量が50〜90重量%のポリエー
テルポリオールである。またこのポリオールにアクリル
ニトリルまたはアクリルニトリルとスチレンとをグラフ
ト重合して得たポリマーポリオールも本発明に好適であ
る。
上に述べた各種のポリオールのヒドロキシル価の好まし
い範囲は20〜150mgKOH/gであって、これら
のポリオールは単独または混合して用いられる。
本発明で使用するポリイソシアネートは例えば、2.4
− トリレンジイソシアネート、2.6−)リレンジイ
ソシアネート、この両イソシアネートの80/20重量
比(80/20− T D I )または65/35重
量比(65/35− T D I )の混合物、粗製ト
リレンジイソシアネート(粗製TD l) 、4,4°
−シフエルメタンジイソシアネート(4,4’−MD 
I) 、2.4″−ジフェルメタンジイソシアネー)(
2,4’−MDI)、2.2’−ジフエルメタンジイソ
ンア皐−ト(2,4’−MD I) 、ジフェニルメタ
ンジイソシアネートの異性体混合物(MD I) 、ポ
リメチレンポリフェニルポリイソシアネート (粗MM
DI)、トルイジンジイソシアネート、キシリレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネート、及びこれらのイソシアネートのカルボジ
イミド変性体、ビユレット変性体、三量体、三量体、プ
レポリマーである。
ポリイソシアネートは羊独または混合して使用するが、
本発明にとくに適したポリイソシアネートはジフェニル
メタンジイソシアネートの異性体混合物のカルボジイミ
ド変性体とポリメチレンポリフェニルポリイソシアネー
トとの混合物である。
本発明に使用する架橋剤は、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレン
グリコール、1,3−及びl。
4−ブタンジオールなどのJl、1体ポリオール、トリ
エタノールアミン、ジェタノールアミンなどのアルカノ
ールアミン類、エチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミンなどの脂肪族ポリアミン、
メチレンオルソクロルアミン、4.4’−ジフェニルメ
タンジアミン、アニリン、2.4−)リレンジアミン、
2.6−トリレンジアミンなどの芳香族ポリアミン、及
びこれらの活性水素化合物にエチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイドなどを付加して得られるヒドロキシル
価20QmgKOH/g以上の化合物である。
その他ハイドロキノン、レゾルシン、アニリンなどにエ
チレンオキサイド及び/又はプロピレンオキサイドを付
加して得たヒドロキシル価200mgKOH/g以上の
化合物も使用できる。
ポリイソシアネート中のNGO基とポリオール及び架橋
剤中の活性水素との当量比(NCO/)I )が0゜7
0〜1.40となるようにポリイソシアネート、ポリオ
ール及び架橋剤を使用する。
本発明で使用し得る触媒としては従来公知のもので特に
限定はないが、例えばアミン系ウレタン化触媒(トリエ
チルアミン、トリプロピルアミン、トリイソプロパツー
ルアミン、トリブチルアミン、トリオクチルアミン、ヘ
キサデシルジメチルアミン、N−メチルモルホリン、N
−エチルモルホリン、N−オクタデシルモルホリン、モ
ノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、N−メチルジェタノールアミン、N、N−
ジメチルエタノールアミン、ジエチレントリアミン、N
、N、N’、N’−テトラメチルエチレンジアミン、N
、N、N’ 、N’  −テトラメチルプロピレンジア
ミン、N、N、N’、N’  −テトラメチルブタンジ
アミン、N、 N。
N’、N’  −テトラメチル−1,3−ブタンジアミ
ン、N、N、N’、N’  −テトラメチルへキサメチ
レンジアミン、ビス(2−(N、N−ジメチルアミノ)
エチル〕エーテル、N、N−ジメチルベンジルアミン、
N、N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N、N、N’
、N”1N”−ペンタメチルジエチレントリアミン、ト
リエチレンジアミン、トリエチレンジアミンのギ酸塩及
び他の塩、第−及び第二アミンのアミノ基のオキシアル
キレン付加物、N、N−ジアルキルピペラジン類のよう
なアザ環化合物、種々のN、N’、N”−トリアルキル
アミノアルキルヘキサヒドロトリアジン類、特公昭52
−43517のβ−アミノカルボニル触媒、特公昭53
−14279のβ−アミノニトリル触媒等)、有機金属
系ウレタン化触媒(酢酸錫、オクチル酸錫、オレインe
1錫、ラウリン酸錫、ジブチル錫ジアセテート、ジブチ
ル錫ジラウレート、ジブチル錫ジクロライド、オクタン
酸鉛、ナフテン酸鉛、ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸
コバルト等)等がある。これらの触媒は単独又は混合し
て用い、その使用量は活性水素をもつ化合物100部に
対してo、ooot〜10.0部である。
本発明における発泡剤は、水、トリクロロモノフルオロ
メタン(F−11) 、ジクロロジフルオロミクン、メ
チレンクロライド、トリクロロトリフルオロエタン、ジ
ブロモテトラフルオロエタン、トリクロロエタン、ペン
タン、n−ヘキサン等の1種又は2種以上の混合物であ
る。
本発明における整泡剤は、従来公知の有機けい素界面活
性剤であり、例えば、日本ユニカー社製のL−520、
L−532、L−540、L−544、L−550、L
−3550、L−5305、L−3600、L−360
1、L−5305、L−5307、L−5309、L−
5710、L−5720、L−5740M 、 L−6
202などであり、トーμ・シリコーン社製の5R−1
90,5R−192,5H−194,5H−200,5
RX−253、S!?X−274C,5F−29615
SF−2962,5RX−280ASSRX−294A
などであり、信越シリコーン社製のF−114、F−1
21、F−122、F−220、F−230、F−25
8、F−2608,F−317、F−341、F−60
1、F−606、X−20−200、X−20−201
な・どであり、東芝シリコーン社製ではTFA−420
0。
TFA−4202、ゴールドシュミット社製ではB−4
113などである。
これらの整泡剤の使用量は、活性水素をもつ化合物とポ
リイソシアネートとの総量100重量部に対し0.1〜
5重量部である。
本発明には以上のほか必要により安定剤、充てん剤、着
色剤などを使用することができる。
本発明を実施するにはポリオール、架橋剤、整泡剤、触
媒、発泡剤その他の助削を所定量混合しレジン成分とす
る。またポリイソシアネートは混合しポリイソシアネー
ト成分とする。
一方所定の硬度を有するポリウレタンの弾性フオームス
ラブから所定の寸法を有するスラブフオームを切り出し
、金型内の所定の位置におく。
ウレタン発泡機を用い、前記両成分の混合比がNGO/
H−0,70〜1.40となるように混合し、スラブフ
オームを設置した金型内の空間部へ注入し直ちに蓋を閉
じて発泡硬化させる。金型は必要に応じ予め30〜50
℃に加熱しておき、また発泡終了後硬化を完全に行うた
め加熱することもできる。硬化終了後生成した異硬度ポ
リウレタンクンフオーム成形物を金型から取り出す。
(作用及び効果) 本発明による異硬度ポリウレタンフォーム成形物は自動
車の座席及び背凭れとして使用すると自動車の運転者及
び同乗者の体の保持性を高めることができる。また硬度
を異にするフオームの境界面の位置が一定であるためフ
オームの品質のばらつきをなくすることができる。さら
に前記境界面の硬度上昇が少ないため、フオーム内に異
物怒を生ぜず使用者に不快感を与えることがない。
(実施例) 次に本発明の実施例を述べる。
実施例には次の原料を使用した。
ポリオールA−−−−−グリセリンを開始剤とし、“酸
化プロピレンを83.8モル付加重合し、次いで酸化エ
チレンを15.8モル付加重合して得たヒドロキシル価
34mgKOH/g、第1級ヒドロキシル基含有量71
重量%を有するポリエーテルポリオール。
ポリオールB−−−−−−ポリオールAにアクリルニト
リルを8重量%グラフト重合して得たヒドロキシル価3
2+*gKOH/gのポリマーポリオール。
触媒C−−−−−−−−−−−)リエチレンジアミンの
33%ジエチレングリコール?g 液@ Ji媒D−−−−−−−−−−−ビス(ジメチルアミノ
エチル)エーテル。
触媒E−−−−−−−−−−−N−プロピルモルホリン
シリコーン油F−−−−日本ユニカー社製整泡剤L−5
イソシアネー)G−NCO基含基量有量31重量%製M
DIとNCO基含基量有量28重量%ルボジイミド変性
MDIとの同量混合物 イソシアネートH−NCO基含有1t48.3重量%の
80/2O−TDIとNCO基含基量有量31重量%製
MDIとの4:1重量比の混合物 フオーム物性はJTSに−6301及び−6401によ
り測定した。
硬度は25%押込硬度(ILD)により測定し、サグフ
ァクタは65%押込硬度と25%押込硬度との比率で示
した。
表1及び表2の配合量は重量部にて示した。
実施例1〜4 ポリオールA、水、触媒C及びD、シリコーン油F1ジ
ェタノールアミン、F−11の表1に示す量を混合しレ
ジン液とした。このレジン液をイソシアネートG 52
.7部と混合し厚さ100mmの型に注入発泡し成形フ
オームを得た。この成形フオームの硬度は20にg/3
14c+Jであった。
別に硬度11.3)[g/314cI11を有する弾性
フオームのスラブから厚さ20m腸のスラブフオームを
切り出した。
350 X 350 X 100+w11のアルミ製テ
ストモールドの底面にスラブフオームを置きその上にレ
ジン成分とイソシアネートGとの上記混合物を注入し、
蓋閉め後室温にて硬化させ脱型して異硬度ポリウレタン
フォーム成形物を得た。この配合におけるフリー発泡時
の反応性は、クリームタイム3〜6秒、ライズタイム3
5〜66秒であった。
得られた異硬度ポリウレタンフォーム成形物はスラブフ
オームと、成形フオームとの境界面上でのスラブフオー
ムへの反応混合液の含浸の深さは、1〜3IImにとど
まり、かつスラブ部分と、その上で発泡硬化された、ウ
レタンフオーム部分は完全に接着されていた。得られた
ウレタンフオーム成形物の成形性、フオーム感触は、ス
ラブ中へのウレタン反応混合液の含浸の程度が少ないた
め非常に良好であった。
実施例5 ポリオールB、水、触媒C,,DSE、シリコーン油F
1ジェタノールアミンを表1に記載の重量比にて混合し
たレジン液を調製する。このレジン液536gに対して
イソシアネートH197gを加え6秒間撹拌後350 
X 350 X 100mmのアルミ製テストモールド
に、この反応混合液を注入し、ふたを閉め後、室温にて
硬化させた後脱型し、ウレタンフオーム成形物を得た。
この配合におけるフリー発泡時の反応性は、クリームタ
イム3〜4秒、ライズタイム45秒であり、硬度は21
kg/314 cdであった。
次ぎにこのモールドの底面に実施例1のスラブフオーム
を置き、上記原料混合物を注入した。得られた異硬度ウ
レタンフオーム成形物は実施例1〜4で得られたウレタ
ンフオーム成形物と同様にフオームの惑触は良好であっ
た。
比較例1 実施例4において触媒Cを減少し、表−1の比較例1に
示した配合を用いて実施例1と同様の方法を用いてウレ
タンフオーム成形物を得た。この配合におけるフリー発
泡時における反応性はクリームタイム6〜7秒、ライズ
タイム85秒であった。
このウレタンフオーム成形物はスラブ部分と、その上で
発泡硬化された成形ウレタンフオーム部分とで異なる硬
度を持っていたが、その境界面上でのスラブフオームへ
の反応混合液の含浸の深さが5+++++と大きく、得
られたウレタンフオーム成形物のフオーム惑触は不良で
あった。
比較例2及び3 実施例5において触媒量を減少し、表=1に記載の比較
例2及び3に示した配合を用いて実施例1と同様の方法
を用いてウレタンフオーム成形物を得た。この配合にお
けるフリー発泡時の反応性はクリームタイム4〜7秒、
ライズタイム65〜98秒であった。
このウレタンフオーム成形物はスラブ部分とその上で発
泡硬化された成形ウレタンフオーム部分とで異なる硬度
を持っていたが、その境界面上でのスラブフオームへの
反応混合液の含浸の深さが5〜6m+*と大きく得られ
たウレタンフオーム成形物のフオーム感触は不良であっ
た。
実施例6〜11 表−1中の実施例3に記載した配合のレジンプレミック
ス110.9部に対して、イソシアネートG47.4部
または52.7部を混合し6秒間攪拌し、実施例1の厚
さ20mmのスラブフオームを底面に1いた厚さ100
m+aの座席のアルミニウム製モールドに反応混合液を
種々の量注入した後蓋を閉め、室温にて硬化させた後脱
型し、異硬度ウレタンフオーム成形物を得た。この配合
における反応性は、クリームタイム5〜6秒、ライズタ
イム48〜53秒であった。フオーム物性は表−2に示
す通りになった。
この異硬度ウレタンフオーム成形物においては、反応混
合液のスラブフオームへの含浸の深さは注入量、及びレ
ジン成分とイソシアふ一トとの止率には関係なく、いず
れの場合にも1〜3IIIffiと少なく、フオーム怒
触は良好で比較例5.6のフオームに比ベサグファクタ
が3.3〜3.5と著しく増加した。
比較例5 表−1中の実施例3に記載した配合のレジン液110.
9部に対してイソシアネー1 47.4部を混合し、実
施例9と同様に処理してウレタンフオーム成形物を得た
。このウレタンフオームのサグファクタは2.92であ
った。
比較例6 実施例1に使用したスラブフオームを350 x 35
0 X 100+smに切断し、硬度を測定した。この
フオームのサグファクタは2.22であった。
表−1 表−2
【図面の簡単な説明】
図1、図2及び図3は異硬度ポリウレタンフォームの土
手付き座席用シートの断面を示す。 図4はヘンドレストの断面を示す。 図1〜4において1121.31.41はスラブフオー
ムを示し、2.22.32.42は成形フオームを示す
、また3、23.33.43は境界面を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ異なる硬度を有する部分からなるポリウ
    レタンフォームであって、部分1、21、31、41が
    既に発泡硬化した特定の硬度を有するスラブフォームで
    あり、残りの部分2、22、32、42がポリウレタン
    フォーム原料混合物を注入しスラブフォームと一体で発
    泡成形してなる別の硬度を有する成形フォームであり、
    スラブフォームと成形フォームとの境界面3、23、3
    3、43における含浸による硬度上昇部分の厚さが1〜
    3mmであることを特徴とする異硬度ポリウレタンフォ
    ーム成形物。
  2. (2)残りの部分2、22、32、42に注入するポリ
    ウレタンフォーム原料混合物のクリームタイムが3〜8
    秒であり、ライズタイムが20〜70秒であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の異硬度ポリウレタ
    ンフォーム成形物の製造方法。
JP61223887A 1986-09-24 1986-09-24 異硬度ポリウレタンフオ−ム成形物及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH07307B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5056162A (en) * 1990-06-07 1991-10-15 Kaiser Aerospace & Electronics Corporation Form-fitting, energy-absorbing material and method for making the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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