JPS637853Y2 - - Google Patents

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JPS637853Y2
JPS637853Y2 JP1981116698U JP11669881U JPS637853Y2 JP S637853 Y2 JPS637853 Y2 JP S637853Y2 JP 1981116698 U JP1981116698 U JP 1981116698U JP 11669881 U JP11669881 U JP 11669881U JP S637853 Y2 JPS637853 Y2 JP S637853Y2
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contact
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battery
surveying instrument
surveying
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JP1981116698U
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JPS5824015U (ja
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、測距用あるいは/および測角側の電
気回路を内蔵する測量機に関し、さらに詳しくは
電源部取付け構造に係る。
近年、測量分野において、従来の測角側のトラ
ンシツトと測距用の光波距離計とを組合せた測距
測角儀、いわゆるトータルステーシヨン(Total
Station)が広く使用されるようになつてきた。
また、トランシツトも従来のように光学的に分度
盤を読み取り測角する方法から光電式あるいは磁
気式エンコーダを利用して電気的に測角し、測角
値をデジタルで電気的に表示するデジタルトラン
シツトが開発され利用されている。これらトータ
ルステーシヨンやデジタルトランシツトは、電気
回路を有するため、当然のことながら電源を必要
とする。これら装置が野外で使用されることから
電源として充電式バツテリーが使用されており、
通常、測量器機据付け用の三脚にこのバツテリー
が取付けられていた。
一般に測量作業においては、その被測量ポイン
トが非常に多数のポイントにわたり、かつ測量機
を操作する測量主は各ポイント毎に被測量ポイン
トを視準するため、つねに測量機本体に接近した
位置にいなければならない。測量精度を保証し、
高めるためには、必要時以外極力測量機本体には
触れないようにしなければならない。しかしなが
ら、従来のトータルステーシヨンやデジタルトラ
ンシツトのように測定・演算用の電気回路を有
し、かつその電源としてのバツテリー装置を、測
量機本体保持用の三脚に取付けられた測量機にお
いては、三脚部からバツテリー部が外方に突出し
ているため、測量時に、測量士がそのバツテリー
部に触れ、測量機係合手段振動させ、視準点を狂
わせたり、測定結果に誤差を生じさせる等大きな
欠点があつた。
またバツテリー部からの電力を測量機本体に供
給するためバツテリーと測量機本体は接続コード
を用いて接続する必要があるが、測量器機はその
測定精度の保証、向上の要求から反転・転回や倍
角測量を必要とするため、その望遠鏡部あるいは
測距部は垂直及び/あるいは水平軸回わりに自由
にかつ、多数回回動させる必要があるから接続コ
ードも、自然長くしなければならない。したがつ
て、測量作業中、測量士はややもすると、その接
続コードに触れる可能性があり、このことは、測
量機本体に振動を与える原因となり、前述と同様
測定結果の誤差要因となる。
また、広範囲の測量をする場合は、順次測量ポ
イントを移動していくトラバース測量がおこなわ
れる従来の測量機では、そのつどバツテリーと測
量機本体を分離し運搬したのち、再度接続する必
要があり、その作業は煩雑を極め作業性の低下を
きたしていた。
この考案は上記の欠点を解決するためになされ
たもので、その目的及び構成上の特徴は、測量機
本体に衝撃をあたえることなく、安全にかつ運搬
しやすくするために従来から測量機本体に取付け
られていた取手部すなわちキヤリングアーム内に
バツテリーを内蔵させ、かつ取手部を本体と着脱
自在とした測量機を提供することにある。
さらに、この取手部と測量機本体との係合部を
電力供給用の接点としても共用させた点にある。
以下この考案の一実施例を図をもとに説明す
る。第1図において、トータルステーシヨン1
は、従来の光波距離機構を有し、測距用に使用さ
れる測距部2と、この測距部2を水平軸回わり回
動自在に保持し、かつ高低角を測定する高低角測
定部3とを支柱4aに内蔵し、さらに前記測距部
2を鉛直軸回わりに回動自在に保持し、水平角を
測定する水平角測定部5を架台部6に内蔵して托
架部7が構成されている。
托架部7の支柱4a,4bの上端には、トータ
ルステーシヨン1を持運ぶときに使用する取付部
としてのキヤリングアーム8が取付けられてい
る。このキヤリングアーム8は、支柱9a,9b
と、これらをつなぐ取手アーム10が一体形成さ
れている。
支柱9a,9bには、電源用の充電可能なニツ
ケルカドミウム電池11a,11bがそれぞれ内
蔵されており、これら両バツテリーは取手アーム
10内に挿通されたコード12で直列接続されて
いる。また支柱下端内部には図示しない保持体に
紙面と垂直方向にスライド可能なスライド雄体1
3が取付けられている。またトータルステーシヨ
ン1の支柱4a,4bの上端には、前記スライド
雄体13と係合するスライド雌体14が取付けら
れており、この両者を係合することによりキヤリ
ングアーム8はトータルステーシヨン1と一体化
される。
また、支柱9bの下端で、かつスライド雄体1
3の側方には緊定ビス15がネジ係合されたロツ
クレバー16が取付けられている。さらに、キヤ
リングアーム8の支柱9aの外壁にはバツテリー
ON−OFF用のスイツチ17と充電用コネクタ端
子18とが取付けられ、それぞれバツテリー11
a,11bと接続されている。
第2図はキヤリングアーム8部を下方から見た
図である。第3図はトータルステーシヨン1を上
方から見た図である。スライド雄体13b前方端
中央には、絶縁体でカバーされた先端に接点19
aを有する接点部19が取付けられている。ロツ
クレバー16bは、支柱9bに取付けられた軸2
0に回転自在に取付けられており、軸20に巻か
れロツクレバー16b上のピン22に弾圧してい
る巻バネ21で第2図において左旋するように付
勢されている。ロツクレバー16bは、先端部に
鉤部23が形成されており、後端に支柱9bの側
壁に形成されたスロツト穴24を嵌通した緊定ビ
ス15がネジ係合されている。
一方、支柱9a側のロツクレバー16aは上述
のロツクレバー16bとぼ同様の構成であるが、
ただロツク解除ボス25が後端部に固着されてい
る点で異なつている。
スライド雌体14a,14bの先端部外側面に
は鉤部23を案内する傾斜面26が形成されてい
る。またスライド雄体13a,13bの先端部に
その両側面および上面に斜面部102a,102
b,102cが形成されている。
スライド雌体14bは、後端部にスライド金属
部から絶縁された接点27aを有する接点部27
が突設されている。バツテリー11a,11bか
らの+側は、図示しないリード線により接点19
aに接続されており、また−側は同じく図示しな
いリード線、あるいは、グランドアースでスライ
ド雄体13bに接続されている。一方、接点27
aは、測量機本体内に電気回路の+入力側に、ス
ライド雌体14bは−入力側にそれぞれ接続され
ている。
次に以上の構成からなるキヤリングアーム8
と、測量機本体との係合作用を主にスライド雄体
13b、スライド雌体14b及びロツクレバー1
6bの三者の抜き出して説明図示したのが第4図
A,B,Cの各図である。
なお、スライド雄体13a、スライド雌体14
a及びロツクレバー16aはこれらとほぼ同様の
作用をするので、説明を省略する。
まずロツクレバー16bの鉤部23内側面23
aがスライド雌体14bの傾斜面26に当接し、
さらにキヤリングアーム8を押し入れると、鉤部
23は傾斜面26に沿つて案内されるため、ロツ
クレバー16bは矢印28の方向バネ21の弾圧
に抗して回転される。(第4図A)。次に、スライ
ド雄体13bをスライド雌体14bのスライド溝
に係合させスライドさせていく。このときロツク
レバー16bの鉤部23の先端は、スライド雌体
14bの側壁上を摺動する(第4図B)。最後に、
スイツチ19と接点部27とが当接して接点19
aと接点27aとが接したとき、ロツクレバー1
6bの鉤部23はスライド雌体14bの角部に係
合する。緊定ビス15をネジ込み破線で示すよう
にスライド雌体14bの側壁に締付けなくとも、
もはやスライド雄体13bが抜け方向にスライド
しないようにロツクする。緊定ビス15を締付け
ることにより、完全なロツクを行うことができ
る。
スライド雄体13bとスライド雌体14bとの
係合を解除し、キヤリングアーム8と測量機本体
とを分離するときは、緊定ビス15を弛めて矢印
29方向に押すか、もしくは矢印30方向に引い
てロツクレバー16bを回転させ、鉤部23の係
合を解除し、上述とは逆の方向にスライド雄体1
3bをスライドさせることにより分離できる。
また、第1実施例において、スライド雄体13
a,13bの先端部にその両側面及び上面に斜面
部102a,102b及び102cを形成したこ
とにより、スライド雌体14にスライド雄体13
を嵌装するとき、嵌装がしやすく、特に支柱4の
上端角部103a,103bに(第3図参照)沿
わせながら下から回すように挿入することがで
き、キヤリングアーム8と支柱4との結合がより
スムーズにおこなえるようになる。
第5図及び第6図は上記実施例の接点部19及
び接点部27構造に関する第2の実施例である。
第1実施例の接点部19の代りに第5図に示す
ように、一端を絶縁支持体190bに固着された
湾曲のバネ状接点190aからなる接点部190
を使用すると、接点190aは接点部27の接点
27aに圧接されるとき、接点190a自身の弾
性によりつねに接点27aを圧接するため接触が
確実であるばかりか、その圧接面はつねに接点2
7aに摩擦されながら圧接されるため接点190
a自身の接触酸化皮膜の発生も少なくなり一層導
通がよくなるという長所をもつ。
また、接点部27を第6図に示すように、円柱
状接点270aとそれ全体を包みこむ絶縁部27
0bとで構成し、かつその絶縁部270bの側面
の一部に、前記の接点190aの幅よりも広い開
口部270cを形成してなる接点部270を使用
すると、スライド雄体13bとスライド雌体14
bとの嵌入時のガタや接点部190とスライド雄
体13bとの組込み誤差があつても接点部270
と接点部190との接触不良が発生しない。
以上説明したように本考案によれば、キヤリン
グアーム内にバツテリーが内蔵されているため従
来のようにバツテリー部が三脚等に張り出すこと
がなくなり、また、スライド係合手段に接点部を
組込むことにより、従来のようにバツテリーと測
量機本体を接続するコードが不要となり、邪魔に
ならず測量作業の作業性の向上と接触による狂い
も生じなく測量精度の向上を保証できる。さら
に、取付部に、ロツクレバーを内蔵させたことに
よつて、装置全体を小さくすることができるとと
もに、バツテリー内蔵の取手部が本体に取り付け
られていないと持運びができないため、バツテリ
ー充電などで本体から取手部を外している場合で
もバツテリー装着忘れという失態を犯す恐れがな
いという効果を奏する。
また、接続コネクタを共通化することにより、
必要に応じて大きさの異なるバツテリーを用いる
ことができる。
なお、本考案は、上述実施例に限定されるもの
でなく、キヤリングアームはトータルステーシヨ
ンの支柱の側面に係合される形式のものとするこ
ともできる。また、スライド係合手段に接点部一
体構成せず、バツテリーから接続コードを出して
トータルステーシヨンの支柱上方に接続コネクタ
ーを設け、これに接続させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る測量機の一実施例を示す
一部を切欠した正面図、第2図は本考案の取手部
の背面図、第3図はトータルステーシヨンの平面
図、第4図A,B,Cはスライド係合部の係合作
用を説明する図、第5図および第6図は、本考案
の接点部の第2の実施例を示す断面図である。 8……取手部(キヤリングアーム)、11a,
11b……バツテリー、13a,13b……スラ
イド雄体、14a,14b……スライド雌体、1
6a,16b……ロツクレバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体内部に電気回路を内蔵し、該本体を持運
    ぶための取手部を有する測量機において、 前記取手部は本体と着脱自在であり、該取手
    部に前記電気回路駆動用電源を内蔵したことを
    特徴とする測量機。 (2) 取手部には、本体と該取手部とを係合する係
    合手段を有し、かつ該係合手段は電源と電気回
    路とを接続させる接点手段を有して成ることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の測量機。
JP11669881U 1981-08-07 1981-08-07 測量機 Granted JPS5824015U (ja)

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JP11669881U JPS5824015U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 測量機

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JP11669881U JPS5824015U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 測量機

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JPS5824015U JPS5824015U (ja) 1983-02-15
JPS637853Y2 true JPS637853Y2 (ja) 1988-03-08

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JP11669881U Granted JPS5824015U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 測量機

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JPS5824015U (ja) 1983-02-15

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