JPS637836A - 吸着剤の製造法 - Google Patents

吸着剤の製造法

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JPS637836A
JPS637836A JP14935386A JP14935386A JPS637836A JP S637836 A JPS637836 A JP S637836A JP 14935386 A JP14935386 A JP 14935386A JP 14935386 A JP14935386 A JP 14935386A JP S637836 A JPS637836 A JP S637836A
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JP
Japan
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calcium silicate
cristobalite
lime
adsorbent
adsorption
Prior art date
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Pending
Application number
JP14935386A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Otsuka
大塚 博保
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Nittetsu Mining Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は天然産のクリストバル石と石灰質原料を用い
て、けい酸カルシウムから成る吸着剤を製造する方法に
関する。
髪來叫皮4 クリストバル石は天然産の素材でけい酸分を主成分とし
、クリストバライトを主たる構成鉱物としている。そし
て従来からクリストバル石の多孔性を利用して吸着剤、
脱臭剤などに用いられているが、用途によってはさらに
高性能の吸着性が要求される。
一方けい酸カルシウムは建材、保温材その他の用途に用
いられ、古くから多量に生産されているが、そのけい酸
(Sing )源としてはけい砂、けい石、けい藻土な
どが原料として用いられている。
日が  しようとする4 ヴ 一般にけい酸カルシウムは、吸着性能のあることが知ら
れているが、けい酸分と石灰分からけい酸カルシウムを
合成する水熱反応においては、反応温度が高温になるに
従い生成物は非晶質のゲル状から準結晶を経て結晶質針
状形のものに移行してゆく、そして低温で合成されたゲ
ル状のもので比表面積の大きなものほど吸着性能が大き
くなることが分っている。
しかし従来のけい砂、けい石等にけい酸分を求めるとけ
い酸カルシウムの合成は比較的高温を必要とし、かつ吸
着性能が十分ではない。
−方本発明者は、クリストバル石のもつ吸着性能をさら
に向上させる方法について種々研究し、けい酸カルシウ
ムの合成にクリストバル石を用いることを試みたところ
、以下に説明するような結果が得られた。
クリストバル石、けい藻土、けい石のけい酸質原料と石
灰とをオートクレーブ中で水熱反応によりけい酸カルシ
ウムを生成せしめ、得られた生成物の乾燥粉砕物につい
てガスおよび重金属の吸着性能試験を行なった。
水熱反応の条件および生成物の比表面積を第1表に、ま
た各生成物のガスならびに重金属の吸着性能試験結果を
第2表に示した。
水熱反応は、けい酸質原料粒度を75μm以下としCa
O/ 5in2+AI、 O,のモル比が1になるよう
に配合し、これに水分を20%添加して混合し金型によ
り50kg/aJの圧力で成型した供試体についてオー
トクレーブ中で処理した。第2表のNH。
ガスの吸着量は、吸着剤を乾燥・粉砕してふるい分けし
て1.18〜l、OO+nとし、吸着管に充填し。
第1表  水熱反応条件と生成物の比表面積(注) Total(CaO+ 5i02+ Al□0.)これ
にNH3ガスを流通させ破過曲線を求め。
これから吸着量を出した。重金属の吸着量は各重金属0
.02Mの溶液L OOm Q中に吸着剤を5゜0g加
えて24時間浸漬放置後濾過し、濾液中に残存している
重金属量を分析して算出した。
第2表 ガスならびに重金属の吸着量 〃 2.吸着量 g / 100 g吸上剤#3.NO
は第1表と同− 第1表かられかるように、80℃ではけい石を原料とし
た場合は殆んど反応は進行しないが、クリストバル石と
けい藻土は非晶質のけい酸カルシウムを生成し、その比
表面積はクリストバル石の場合が最も大きい。
本発明者のamによれば、179℃ではクリストバル石
、けい藻土、けい石ともけい酸カルシウムの結晶化が進
みトバモライトの生成が始まっており比表面積は90〜
130rrF/gになっている。
またクリストバル石を原料とした80℃、151℃の低
温生成物は非晶質のけい酸カルシウムを多く含み、比表
面積も大きいので第2表のとおり大きい吸着性能を示し
ている。−方211℃の高温生成物になるとけい酸カル
シウムの結晶化が進行し比表面積も小さくなるため、い
ずれの原料の場合も吸着性能は低くなっている。
問題也を解決するための手 およびその本発明はこれら
の知見に基づくものであって、クリストバル石と石灰を
70℃〜180℃の熱水下で反応させ、けい酸カルシウ
ムを生成させることを特徴とする吸着剤の製造法である
本発明に用いるクリストバル石は、クリストバライトを
主たる構成鉱物とする天然産の素材であって、けい酸分
80〜90%を含み、その内部に20〜200Aの微細
孔を無数に有し、比表面積は40〜80rd/gの多孔
質物質である。また本発明に用いる石灰は生石灰と消石
灰があげられる。
本発明はこのクリストバル石が多孔性(反応表面積が大
きい)でかつ可溶性(アルカリ可溶)が大であるため石
灰との反応性が良好であることを利用し、比較的低温で
反応せしめ吸着性能の良好なけい酸カルシウムを製造す
るものである。
本発明においてクリストバル石と石灰との反応は70℃
〜180℃が望ましい、70℃以下では反応率が低くけ
い酸カルシウムの生成が少ないからである。また180
℃以上では反応率が高くなるが、ケイ酸カルシウムの結
晶化が進み比表面積が小さくなり吸着性能も低下するの
で好ましくない、つぎにクリストバル石と石灰を熱水下
で反応させるのは、いわゆる水熱反応を利用するもので
あり、乾燥状態における固体反応よりも熱水下(100
℃以上では加圧熱水下)の反応の方がけい酸カルシウム
の生成が要易だからである。反応によって生成するけい
酸カルシウムは非晶質のものが好ましく、トバモライト
のように結晶化したものは比表面積が小さくなるので好
ましくない。
大IL 第3表に示す化学組成をもつクリストバル石の粉砕物(
75μm以下)に消石灰を混合し、Cab/SiO□+
A1□0.のモル比が1.0になるように調製したもの
に水を20%添加混合し、金型により50kg/cdの
圧力で成型し、オートクレーブ中で151℃、5atI
11で24時間高圧蒸気養生を行なって熱水反応をさせ
けい酸カルシウムを製造した。得られたけい酸カルシウ
ムの成型体を110℃で乾燥後粉砕したものについて、
吸着性能を測定した結果を表5に示した。
本発明によれば従来実施されているけい砂、けい石、け
い藻土などをけい酸源とするけい酸カルシウムの製造条
件に比較し、クリストバル石をけい酸源とすればさらに
低い温度と圧力で製造が可能となり、そのうえ生成物の
比表面積が大であるため、安価でしかも吸着能の優れた
けい酸カルシウム吸着剤を得ることができるのでその工
業的価値は大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クリストバル石と石灰を70℃〜180℃の熱水下で反
    応させ、けい酸カルシウムを生成させることを特徴とす
    る吸着剤の製造法。
JP14935386A 1986-06-27 1986-06-27 吸着剤の製造法 Pending JPS637836A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110054352A (zh) * 2019-04-17 2019-07-26 安徽建筑大学 一种利用asbr工艺去除垃圾焚烧发电渗滤液中钙离子的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110054352A (zh) * 2019-04-17 2019-07-26 安徽建筑大学 一种利用asbr工艺去除垃圾焚烧发电渗滤液中钙离子的方法
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