JPS6377348A - 軸受の潤滑装置 - Google Patents
軸受の潤滑装置Info
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- JPS6377348A JPS6377348A JP22319786A JP22319786A JPS6377348A JP S6377348 A JPS6377348 A JP S6377348A JP 22319786 A JP22319786 A JP 22319786A JP 22319786 A JP22319786 A JP 22319786A JP S6377348 A JPS6377348 A JP S6377348A
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- Japan
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- bearing
- oil
- shaft
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- Pending
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- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 title claims description 4
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 abstract description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 4
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- 238000005245 sintering Methods 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は小型で軽負荷なる焼結含油の軸受の潤滑装置に
関するものである。
関するものである。
従来の技術
従来、この種の軸受の潤滑装置は一般に第3図および第
4図に示すような構成であった。すなわち、焼結含油の
軸受1の内面で軸2が回転するが、軸2が停止時軸受1
の内面と軸2の表面が金属接触である接触部3を形成し
ている。この状態で軸2が回転すると金属接触で接触部
3が摩擦熱で温度が上昇し、軸受1の内部に含まれてい
る油が接触部3に引出されて軸受1と軸2の間に油膜を
形成し流体潤滑状態となる。そして軸受1から引出され
た油は接触部3から軸受1の端部4に流れて、端部4か
ら軸受1の内部に吸入されて、さらに接触部3に引出さ
れる循環を繰返して潤滑される。
4図に示すような構成であった。すなわち、焼結含油の
軸受1の内面で軸2が回転するが、軸2が停止時軸受1
の内面と軸2の表面が金属接触である接触部3を形成し
ている。この状態で軸2が回転すると金属接触で接触部
3が摩擦熱で温度が上昇し、軸受1の内部に含まれてい
る油が接触部3に引出されて軸受1と軸2の間に油膜を
形成し流体潤滑状態となる。そして軸受1から引出され
た油は接触部3から軸受1の端部4に流れて、端部4か
ら軸受1の内部に吸入されて、さらに接触部3に引出さ
れる循環を繰返して潤滑される。
そして軸2の回転が停止すると、軸受1の温度が低下す
るとともに油が軸受1にもどり初期の状態になるように
行なわれていた。
るとともに油が軸受1にもどり初期の状態になるように
行なわれていた。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の構成では、軸受1の内部から接触部3
に引出された油が、軸受1と軸2との流体潤滑状態を保
ちつつ軸受1の外に流れて軸受1の端部4へ流れる。油
は端部4から軸受1の内部に吸入されるのであるが、接
触部3から引出される油量が端部4から吸入される油量
を越えて、端部4からさらに外部へと油が流出してしま
い軸受1にもどることができず、軸受1の油が減少する
ことになる。この現象が継続して、軸受1に含まれる油
が極度に減少し、接触部3で金属接触状態が接続して軸
受1の焼きつきへと移行し重大な故障となる問題があっ
た。
に引出された油が、軸受1と軸2との流体潤滑状態を保
ちつつ軸受1の外に流れて軸受1の端部4へ流れる。油
は端部4から軸受1の内部に吸入されるのであるが、接
触部3から引出される油量が端部4から吸入される油量
を越えて、端部4からさらに外部へと油が流出してしま
い軸受1にもどることができず、軸受1の油が減少する
ことになる。この現象が継続して、軸受1に含まれる油
が極度に減少し、接触部3で金属接触状態が接続して軸
受1の焼きつきへと移行し重大な故障となる問題があっ
た。
本発明はこのような問題点を解決するもので、軸受の含
油の流出を防止し、良好な流体潤滑状態を保つ軸受の潤
滑装置を提供することを目的とするものである。
油の流出を防止し、良好な流体潤滑状態を保つ軸受の潤
滑装置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
この問題点を解決するために本発明は、焼結含油の軸受
の内部で回転する軸を、前記軸受の中間部に軸受の長さ
の15〜20%相当分の幅で軸受の内面と接触して回転
する接触部と、この接触部の両側に接触部よp1so〜
300μm細くした保油部とを形成した軸受の潤滑装置
の構成としたものである。
の内部で回転する軸を、前記軸受の中間部に軸受の長さ
の15〜20%相当分の幅で軸受の内面と接触して回転
する接触部と、この接触部の両側に接触部よp1so〜
300μm細くした保油部とを形成した軸受の潤滑装置
の構成としたものである。
作 用
この構成により、軸受と軸の接触部の面積が減少してい
るので接触部から引出される油量が減少し、この引出さ
れた油は保油部の軸受の内面と軸との毛細管現象によっ
て油が保持され保油部から軸受の内部に吸入されて、軸
受の端部への流出がほとんどなくなる。そして微量の流
出した油は軸受の端部から内部に吸入されて、軸受の外
部への油の流出がなくなり、油切れの現象がなくなるこ
ととなる。
るので接触部から引出される油量が減少し、この引出さ
れた油は保油部の軸受の内面と軸との毛細管現象によっ
て油が保持され保油部から軸受の内部に吸入されて、軸
受の端部への流出がほとんどなくなる。そして微量の流
出した油は軸受の端部から内部に吸入されて、軸受の外
部への油の流出がなくなり、油切れの現象がなくなるこ
ととなる。
実施例
以下本発明の一実施例を第1図および第2図にもとづき
説明する。
説明する。
焼結含油で内面が円筒である軸受1oの内部で回転する
軸11に、軸受1Qの長さの15〜2Qチ相当分の幅で
軸11と軸受10が接触する接触部12を前記軸受1o
の中間部に設けて、そして接触部12の両側にこの接触
部12の直径より150〜300μm細い径とする保油
部13を形成している。14は軸受1oの端部で軸受1
oの内部円筒と直角な面で、この端部14の表面は焼結
としての多孔質構造となっている。
軸11に、軸受1Qの長さの15〜2Qチ相当分の幅で
軸11と軸受10が接触する接触部12を前記軸受1o
の中間部に設けて、そして接触部12の両側にこの接触
部12の直径より150〜300μm細い径とする保油
部13を形成している。14は軸受1oの端部で軸受1
oの内部円筒と直角な面で、この端部14の表面は焼結
としての多孔質構造となっている。
上記構成において、軸11が回転を始めると軸11と軸
受10との接触する接触部12で摩擦熱によって接触部
12の温度が上昇して接触部12の軸受10の内面に軸
受1oの内部に含まれている油が引出されるが、引出さ
れる油量は、従来に比して接触部120面積が狭くなっ
ているのでその量は減少することになる。油量が減少し
ても、接触部12の面積が狭くなっているので、この接
触部12は流体潤滑状態として軸11が回転することに
なる。そして接触部12から流れ出た油は保油部に入る
が、この保油部13は軸受1oの内面と軸11の外面と
の間の毛細現象により保油部13で油を保持して、保油
部14の軸受1oの内面から軸受10の内部に油が吸入
される。したがって保油部13から端部14への油の流
出がほとんどなくなるが、それでもごく微量の流れ出た
油は端部14から軸受1oの内部に十分に吸入されて、
軸受1oの外部に油は流出することがなくなる。
受10との接触する接触部12で摩擦熱によって接触部
12の温度が上昇して接触部12の軸受10の内面に軸
受1oの内部に含まれている油が引出されるが、引出さ
れる油量は、従来に比して接触部120面積が狭くなっ
ているのでその量は減少することになる。油量が減少し
ても、接触部12の面積が狭くなっているので、この接
触部12は流体潤滑状態として軸11が回転することに
なる。そして接触部12から流れ出た油は保油部に入る
が、この保油部13は軸受1oの内面と軸11の外面と
の間の毛細現象により保油部13で油を保持して、保油
部14の軸受1oの内面から軸受10の内部に油が吸入
される。したがって保油部13から端部14への油の流
出がほとんどなくなるが、それでもごく微量の流れ出た
油は端部14から軸受1oの内部に十分に吸入されて、
軸受1oの外部に油は流出することがなくなる。
以上のように本実施例によれば、軸11に軸受10の内
部の中間部に接触する接触部12.その両側を細くした
保油部13を設けているので、接触部12の面積が狭く
なり接触部12から引出される油量が減少する。そして
接触部12から流れ出た油は保油部13で保持され、保
油部13から軸受1oの内部へ油が吸入されて油が端部
14に流れ出ることがほとんどなくなる。それでもなお
流れ出る微量の油は端部14から吸入されて軸受10の
内部へと循環して、油の減少することがなくなることと
なる。
部の中間部に接触する接触部12.その両側を細くした
保油部13を設けているので、接触部12の面積が狭く
なり接触部12から引出される油量が減少する。そして
接触部12から流れ出た油は保油部13で保持され、保
油部13から軸受1oの内部へ油が吸入されて油が端部
14に流れ出ることがほとんどなくなる。それでもなお
流れ出る微量の油は端部14から吸入されて軸受10の
内部へと循環して、油の減少することがなくなることと
なる。
発明の効果
以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれば
、接触する接触部を軸受の中間部に、その両側に軸を細
くした保油部を設けて接触部から引出される油量を減少
させ、保油部で油を保持して軸受の内部へ油を吸入して
軸の外部へ油が流出することがなくなるので、油切れに
よる軸受の焼きつきがなくなυ重大な故障となる問題が
なくなる効果が得られる。
、接触する接触部を軸受の中間部に、その両側に軸を細
くした保油部を設けて接触部から引出される油量を減少
させ、保油部で油を保持して軸受の内部へ油を吸入して
軸の外部へ油が流出することがなくなるので、油切れに
よる軸受の焼きつきがなくなυ重大な故障となる問題が
なくなる効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例による軸受の潤滑装置におけ
る軸受の側断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第
3図は従来の軸受の潤滑装置における軸受の側断面図、
第4図は第3図のB −B断面図である。 10・・・・・・軸受、11・・・・・・軸、12・・
・・・・接触部、13・・・・・・保油部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名40
− 軸1¥ 第2図
る軸受の側断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第
3図は従来の軸受の潤滑装置における軸受の側断面図、
第4図は第3図のB −B断面図である。 10・・・・・・軸受、11・・・・・・軸、12・・
・・・・接触部、13・・・・・・保油部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名40
− 軸1¥ 第2図
Claims (1)
- 焼結含油の軸受の内部で回転する軸を、前記軸受の中間
部に軸受の長さの15〜20%相当分の幅で軸受の内面
と接触して回転する接触部と、この接触部の両側に接触
部より150〜300μm細くした保油部とを形成した
軸受の潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22319786A JPS6377348A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 軸受の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22319786A JPS6377348A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 軸受の潤滑装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6377348A true JPS6377348A (ja) | 1988-04-07 |
Family
ID=16794320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22319786A Pending JPS6377348A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 軸受の潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6377348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019074051A1 (ja) | 2017-10-12 | 2019-04-18 | 株式会社クレハ | 重合体の連続製造装置および連続製造方法 |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP22319786A patent/JPS6377348A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019074051A1 (ja) | 2017-10-12 | 2019-04-18 | 株式会社クレハ | 重合体の連続製造装置および連続製造方法 |
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