JPS6377174A - 超伝導シ−ルド - Google Patents

超伝導シ−ルド

Info

Publication number
JPS6377174A
JPS6377174A JP61222407A JP22240786A JPS6377174A JP S6377174 A JPS6377174 A JP S6377174A JP 61222407 A JP61222407 A JP 61222407A JP 22240786 A JP22240786 A JP 22240786A JP S6377174 A JPS6377174 A JP S6377174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superconductor
magnetic
superconducting
shielded
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61222407A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Fujimaki
藤巻 則夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP61222407A priority Critical patent/JPS6377174A/ja
Publication of JPS6377174A publication Critical patent/JPS6377174A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、超伝導シールドを行う超伝導体と被遮蔽物と
の間に低い磁気抵抗値を有する磁気抵抗体を設けること
により、該超伝導体の回転J!!動によって発生する磁
気モーメント、いわゆるロンドンモーメントによる磁束
がIFi記被遮蔽物に鎖交することを防1卜シて、磁気
シールドの完全化を図るものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は超伝導シールドに関するものであり、更に詳し
く言えば超伝導シールドの構造に関するものである。
5QUIDなど、磁界に対して高感度の超伝導回路等を
安定に動作させるためには、より完全な超伝導シールド
が必要とされる。
〔従来の技術〕
第5図は従来例に係る超伝導シールドの構造を示す断面
図である0図において51は被遮蔽物である超伝導回路
、52は外部磁界による磁束が超伝導回路51に鎖交し
ないように磁気シールドを行う超伝導体である。また5
3は空洞部である。
よく知られているように、磁束トラップや磁束もれのな
い条件下では、いわゆる超伝導マイスナー効果により超
伝導体52の内部の磁界をほぼゼロにすることができる
。従って超伝導体52によって囲まれた超伝導回路51
は、外部磁界に影響されることなく所定の適正な論理動
作等を行うことが可能となる。
なお超伝導体52を囲むように強磁性体を設けることに
より、磁束トラップを更に少なくして。
磁気シールドの完全化を図る場合もある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、超伝導体lが回転するとき、該超伝導体lから
回転角速度に比例した磁気モーメント、いわゆるロンド
ンモーメントが生成して磁界が発生する。このため超伝
導体lの内側にある超伝導体回路2は外部磁界からの影
響は除去されるが、該超伝導体lから発生するロンドン
モーメントの磁界の影響を受け、適正な論理動作ができ
ないという問題がある。
次に、このとき発生する磁束の大体の大きさを示すと、
超伝導体1によって発生する磁束密度は2mω/eで与
えられる。
但し、mは電子の質量(9,tlX 10−31kg 
)、eは1に荷素量(1,H2X 10−+9c ) 
、ωは角速度である。
いまω= 1 rad / secとすると、磁束密度
は1、I X 10”’ w b / m2 となる0
例えば1辺が2cmの正方形の超伝導回路に鎖交する磁
束は4X10−+5wbとなり、これは磁束量子−の2
倍である。従って磁束!4子を1周期の中位として動作
する5QUIDや、該5QUIDを用いた超伝導回路な
どの測定回路に対しては、無視できない誤差を与えるこ
とになる。
未発IIはかかる従来の問題点に鑑みて創作されたもの
であり、より完全な磁気シールドがIll能な超伝導シ
ールドの提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の超伝導シールドの原理を示すブロック
図である0図においてlは被遮蔽物である超伝導回路、
2は外?i6磁界による磁束が超伝導回路1に鎖交しな
いように磁気シールドを行なう超伝導体である。また3
は磁気抵抗値の低い磁気抵抗体であり、ifi伝導体回
路lを囲むように、該超伝導体回路lと超伝導体2との
間に設けられている。4は空洞部である。
〔作用〕
第2図は第1図の超伝導シールドの作用を説明する模式
図である。いま超伝導体の回転によってロンドンモーメ
ントが超伝導体部21.22に発生し、これによる磁束
Φ1+Φ2が断面積Sl +32に鎖交するとする0強
磁性体がなく、ル1 =ル2−ル0 (真空の透磁率)
の場合の超伝導回路部分における磁束密度Boは次式で
′tえられる。
但し、s、、s2はそれぞれ領域24(fji性体)の
および空洞191126の断面積である。
ところで磁気抵抗イ1の低い磁気抵抗体3の領域23 
(24,25)の透磁率Jil は711 >>k?(
=用0)の関係があり、また磁気抵抗体と空洞部との境
界面では磁界の強さの接線成分が等しいことから、次の
条件を得る。
B+/終+ =B2 /ル2・・・  まただしBl、
B2は各々強磁性体(領域24)と空洞26における磁
束密度を表わし、B、=Φ+/St  、Bz=Φ?/
S2・・・3である。
(1)、(2)、(3)式をまとめると次式を得る。
これからSlくくS2くく終1/ル2 xs、の条件の
もとて B2 /BO=p−2/a+ XS2 /St <<1
となり、強磁性体の存在により空洞部26の磁束密度が
下がる。
〔実施例〕
次に図を参照しながら本発明の実施例について説IJI
Iする。全3図は本発明の実施例に係る超伝導シールド
であり、図において31は超伝導回路。
32は超伝導体、33は強磁性体、34は超伝導回路3
1が設けられる空洞部である。このように実施例では低
い磁気抵抗値の磁気抵抗体を強磁性体33(例えばパー
ブロイ)により実現している。
第4図は本発明の別の実施例に係るQ膜により形成され
た超伝導シールドの構造断面図である。
41はサブストレートとしてのSi基板であり、42a
、42bは外部磁界をシールドするためのNbからなる
超伝導膜である。また43a。
43bは層間絶縁膜であり1例えば5102膜により形
成される。44a、44bはパーマロイからなる強磁性
膜であり、超伝導膜42a、42bのロンドンモーメン
トによる磁束が被遮蔽物に鎖交するのを防止する。45
a、45bは層間絶縁膜であり、例えば5tOz!ii
により形成される。また46a、46bはNbからなる
超伝導膜、47は該超伝導膜の間にはさまれたA文の酸
化膜であり、ジョセフソン接合素子を形成している。
このように実施例の構造によれば、ジョセフソン接合素
子は超伝導y242a、42bによって外部磁界からの
磁束の鎖交が防止されるとともに、強磁性膜44a、4
4bによって超伝導膜42a、42bのロンドンモーメ
ントによる磁束の鎖交が防止されている。これによって
磁気シールドは回転等の運動に対してより完全となり、
被遮蔽物であるジョセフソン接合素子は正常動作を行な
うことが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説11シたように1本発明は超伝導体を設けること
により、外部磁界の磁束が被遮蔽物に鎖交しないように
するとともに、該超伝導体の内側に低い磁気抵抗値の磁
気抵抗体を設けることにより、超伝導体のロンドンモー
メントによる磁束が被遮蔽物に鎖交しないようにしてい
る。このため回転運動に対して磁気シールドがより完全
となり、超伝導回路等の被遮蔽物の動作の適正化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の超伝導シールドの原理を説明する図、 第2図は本発明の詳細な説明する図、 第3図は本発明の別の実施例に係る超伝導シールドの説
II図。 第4図は本発明の別の実施例に係る薄膜により形成され
た超伝導シールドの構造断面図、第5図は従来例の超伝
導シールドの説明図である。 (符号の説明) 1.27,31.51・・・超伝導回路、2.32.5
2・・・超伝導体、 3・・・磁気抵抗体、 4.26,34.53・・・空洞部、 21.22・・・超伝導体部 23.24.25・・・(強磁性体の)領域。 41・・・81基板、 42a、42b、46a、46b−・−超伝導膜、43
a、43b、45a、45b−・−絶縁膜、44 a 
、 44 b −−−強磁性膜、47・・・A文の酸化
膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被遮蔽物を超伝導体で囲む超伝導シールドにおい
    て、 前記超伝導体と前記被遮蔽物との間に、該被遮蔽物を囲
    むように低い磁気抵抗値を有する磁気抵抗体を設けたこ
    とを特徴とする超伝導シールド。
  2. (2)前記磁気抵抗体は強磁性体であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の超伝導シールド。
JP61222407A 1986-09-19 1986-09-19 超伝導シ−ルド Pending JPS6377174A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61222407A JPS6377174A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 超伝導シ−ルド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61222407A JPS6377174A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 超伝導シ−ルド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6377174A true JPS6377174A (ja) 1988-04-07

Family

ID=16781894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61222407A Pending JPS6377174A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 超伝導シ−ルド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6377174A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0368199A (ja) * 1989-08-07 1991-03-25 Dowa Mining Co Ltd 超電導磁気シールド材
JP2002310316A (ja) * 2001-04-09 2002-10-23 Ckd Corp 流体制御弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0368199A (ja) * 1989-08-07 1991-03-25 Dowa Mining Co Ltd 超電導磁気シールド材
JP2002310316A (ja) * 2001-04-09 2002-10-23 Ckd Corp 流体制御弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1996024955A1 (en) Magnetoresistive structure with alloy layer
US3957552A (en) Method for making multilayer devices using only a single critical masking step
JPH03125311A (ja) 磁気抵抗読取り変換器及びその製造方法
US4320341A (en) Method and apparatus for balancing the magnetic field detecting loops of a cryogenic gradiometer using trimming coils and superconducting disks
DE102011077228A1 (de) Durchgangs-vorspannungs-pol für igmr-geschwindigkeitserfassung
JPS6377174A (ja) 超伝導シ−ルド
JPS5933962B2 (ja) 磁気バブル・ドメ−ン・チツプ
JP2812060B2 (ja) Squid
JPH11238377A (ja) 不揮発性磁気抵抗メモリのための浮遊磁気遮へい
JP2008306094A (ja) 磁気メモリおよびその製造方法
Tilbrook The design of a new concept HTSC axial gradiometer
JPS62115881A (ja) 磁界結合型ジョセフソン集積回路
US4271485A (en) Bubble domain storage using improved transfer switch
JPH04169881A (ja) 磁気センサの磁気シールド構造
Toméš et al. Wall transitions and coupling of magnetization in NiFe/C/NiFe double films
JP2976677B2 (ja) 回転数検出器
CA1100634A (en) Field access method for bubble memories
CN117991157A (zh) 磁传感器及磁传感器制备方法
JPS63304420A (ja) 磁気記録媒体
JPS61255077A (ja) 超伝導量子干渉計ゲ−ト
US3406659A (en) Magnetic mask field induced anisotropy
CN118151063A (zh) 磁传感器及磁传感器制备方法
JPH05135569A (ja) 磁性薄膜メモリ素子、それを用いた磁性薄膜メモリおよび磁性薄膜メモリに記録する方法
JPH05196712A (ja) Squid磁力計
JP3203553B2 (ja) 回転または位置の検出装置