JPS6374614A - ジヨイントシ−トの製造方法 - Google Patents

ジヨイントシ−トの製造方法

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JPS6374614A
JPS6374614A JP21904586A JP21904586A JPS6374614A JP S6374614 A JPS6374614 A JP S6374614A JP 21904586 A JP21904586 A JP 21904586A JP 21904586 A JP21904586 A JP 21904586A JP S6374614 A JPS6374614 A JP S6374614A
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Toru Nishiyama
徹 西山
Koji Numano
沼野 耕士
Hiroshi Kobiyama
小檜山 博
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Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、化学工業、自動車、船舶、各種機器装置など
の広範囲な産業分野において利用されているガスケット
の基材として用いられるジヨイントシートの製造方法に
関する。
発明の技術的前日ならびにその問題占 111% 従来ジヨイントシートとしては、石綿、ガラス繊維など
の無機繊維あるいは芳香族ポリアミド繊維、フィブリル
化した芳香族ポリアミド繊維などの有機繊維を草月繊維
とし、これに結合剤としてのゴム、加硫剤などのゴム薬
品および充填材を混練してジヨイントシート形成用組成
物を調製し、この組成物を、熱ロールと冷却ロールとか
らなる一対のロール間に挿入して加熱圧延し、ジヨイン
トシート形成用組成物を熱ロール側に積層させ、次いで
熱ロールに積層されたシート状物を剥8(【することに
よって製造されてぎた。
特に、従来公知のジヨイントシートの製造に際して用い
られるジヨイントシート形成用組成物の調製方法につい
て説明すると、トルエン、ゴム揮などのゴム剤用溶剤に
スチレンブタジェンゴム、ニトリルゴムなどの固形状ゴ
ムを溶解させ、得られたゴム溶液に、上記した石綿など
の基材繊維、加硫剤などのゴム薬品、充填材などを配合
して均−に)捏練することによって、ジヨイントシート
形成用組成物を調製していた。
上記のような方法によりジヨイントシートを製造しよう
とすると、たとえば基材繊維として石綿1iftを用い
た場合には、)qられるジヨイントシートはやヤ渠軟性
に欠け、圧縮率が小さく、しかも製造工程時に石綿繊維
が一部飛散してしまうという問題点があった。このよう
な問題点は、基材繊維としてガラス繊維あるいは芳香族
ポリアミドなどの繊維を用いる場合にも同様に存在して
いた。
本発明者らは、上記のような問題点を一挙に解決すべく
鋭意研究したところ、基材繊維の結合剤としてのゴム材
として、固形状ゴムを有機溶剤に溶解さけたゴム溶液を
用いるのではなく、ゴムラテックスを用い、しかも特定
の工程でジヨイントシート形成用組成物を調製覆ればよ
いことを見出して、本発明を完成するに至った。
発明の[1的 本発明は、上記のような従来技術に伴なう問題点を一挙
に解決しようとするものであって、柔軟性J3よび圧縮
率に優れたジヨイントシートとすることができ、しかも
製造工程時に基材繊維が飛散することがないようなジヨ
イントシートの製造方法を提供することを目的としてい
る。
発明の概要 本発明に係るジヨイントシートの製造方法は、基+A織
繊維有機溶剤ならびにゴム薬品および充填材を添加して
充分に混練した後、得られた混練物にゴムラテックスを
添加して混練してジヨイントシート形成用組成物を調製
し、得られたジヨイントシート形成用組成物を、熱ロー
ルと冷却ロールとからなる一対のロール間に挿入して加
熱圧延し、ジヨイントシート形成用組成物を熱ロール側
に積層させ、次いで熱ロールに積層されたシート状物を
剥離することからなっていることを特徴としている。
本発明に係るジヨイントシートの製造方法によれば、ジ
ヨイントシート形成用組成物をゴムラテックスを用いて
特定の工程により製造しているため、柔軟性および圧縮
率に優れたジヨイントシートを得ることができ、しかも
ジヨイントシートの製造時に基材W&維が飛散すること
がないという優れた効果が得られる。
発明の詳細な説明 以下、本発明に係るジヨイントシートの製造方法につい
て具体的に説明する。
本発明に係るジヨイントシートの製造方法では、ジヨイ
ントシート形成用組成物を調製し、これを熱ロールと冷
却ロールとからなる一対のロール間に挿入して加熱圧延
してジヨイントシート形成用組成物を熱ロール側に積層
させ、次いで熱ロールに積層されたシート状物を剥離す
ることからなっているか、まずジヨイントシート形成用
組成物を調製するための工程について説明する。
基材繊維に有機溶剤ならびにゴム製品および充填剤を添
加して充分に混練して、混練物を得る。
この際、基材繊維に有機溶剤をまず添加して充分に混線
し、次いで基材繊維と有機溶剤との混練物にゴム製品お
よび充填剤を添加して充分に混練することが好ましい。
さらに詳しく説明すると、基材繊維に有機溶剤を添加し
て混練する工程を一度には行なわずに数回にわけて行な
うことが好ましい。ずなわら、基材繊維の一部に@機溶
剤の一部を添加して混練し、次いで得られた混練物に基
材繊維の残部および有機溶剤の残部を添加して混練づる
ことか好ましい。
なお基材繊維の混練は、通常、攪拌機を用いて行なわれ
る。
基材繊維としては、無機繊維または有機繊維あるいはこ
れらの混合物が用いられるが、無機織Iffとしては、
石綿繊維、ガラス繊維、セラミック繊維、岩綿、鉱滓綿
、溶融石英繊維、化学処理^シリカ繊維、溶融硅酸アル
ミナ繊維、アルミプ連続繊維、安定化ジルコニア繊維、
窒化ホウ素繊維、ブータン酸アルカリlet、ウィスカ
ー、ボロン繊維、炭素繊維、金属繊維、セピオライトな
どが用いられる。
また右Iai!li紐としては、芳香族ポリアミド繊維
、フィブリル化した芳香族ポリアミド繊維、ポリアミド
系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリエステル系繊維、
ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系
繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリ尿素系繊維、ポリウ
レタン系繊維、ポリフルオロカーボン系繊維、フェノー
ル繊維、セルロース系繊維などが用いられるが、このう
ら、芳香族ポリアミド[t (商品名ケブラー、デュポ
ン社製)ならびにフィブリル化した芳香族ポリアミド繊
維(商品名ケブラーパルプ)が好ましい。
このような無機繊維または有機繊維あるいはこれらの混
合物からなる基材繊維は、ジヨイントシート形成用組成
物中に、50〜85重母%の伍で用いられることが好ま
しい。
ゴム薬品としては、(1)硫黄、酸化亜′J、’t’t
、酸化マグネシウム、過酸化物、ジニトロソベンゼンな
どの加硫剤、(ii>チアゾール系化合物、ポリアミン
系化合物、スルフェンアミド系化合物、ジチオカルバメ
ート系化合物、アルデヒドアミン系化合物、グアニジン
系化合物、チオ尿素系化合物、キサンテート系化合物な
どの加硫促進剤が用いられる。
このようなゴム薬品は、ジヨイントシート形成用組成物
中に、1〜5重量%の吊で用いられることが好ましい。
充填材としては、クレー、タルク、硫酸バリウム、重炭
素ナトリウム、グラファイト、硫酸鉛、トリポリ石など
が広く用いられる。
このような充填材は、ジヨイントシーl−形成用組成物
中に、50重ω%までの量で用いられることが好ましい
また有機溶剤としては、トルエン、ゴム揮が単独でまた
は混合溶剤として用いられる。
このような有機溶剤は、ジヨイントシート形成用組成物
中に、該組成物1 Kg当り0.7〜1.3gの量で用
いられることが好ましい。
次に上記のようにして基材繊維に有機溶剤ならびにゴム
薬品おにび充填材を添加して充分に混練して1qられた
混練物に、ゴムラテックスを添加して充分に混練してジ
ヨイントシート形成用組成物を調製する。
ゴムラテックスとは、ゴムを分散質とした一様のコロイ
ドゾルであって、具体的には、天然ゴムラテックスある
いは合成ゴムラテックスが用いられるが、合成ゴムラテ
ックスが好ましく用いられる。
合成ゴムラテックスとしては、スチレンブタジェンゴム
(SBR)ラテックス、ブタジェンゴム(BR)ラテッ
クス、アクリロニトリル−ブタジェンゴム(NBR>ラ
テックス、クロロプレンゴム(CR)ラテックス、イソ
プレンゴム(IR)ラテックスなどが用いられる。
このようなゴムラテックスは、ジヨイントシート形成用
組成物中に、10〜15車母%の吊で用いられることが
好ましい。
このようにして得られたジヨイントシート形成用組成物
を、上述のように、熱ロールと冷却ロールとからなる一
対のロール間に挿入して加熱圧延する。この際、熱ロー
ルは120〜160°Cの)品度に、また冷却ロールは
30’C以下の温度に保たれていることが好ましく、こ
のような一対のロールを含む装置は、シータ−装首とし
て公χ口である。
上記のようにしてジヨイントシート形成用組成物を一対
のロール間に挿入すると、該組成物は加熱圧延されて熱
ロール側にシート状に積層される。
このシート状の組成物を熱ロールから剥離させると、ジ
ヨイントシートが得られる。
なお43機溶剤およびゴムラテックス中に含まれている
水は、ジヨイントシート形成用組成物の混練工程J3よ
び加熱圧延工程でほとんど完全に蒸散してしまう。
このようにしてジヨイントシート形成用組成物を調製し
て、このジヨイントシー1へ形成用組成物からジヨイン
トシートを製造すると、柔軟性および圧縮率に優れたジ
ヨイントシートを得ることができ、しかもジヨイントシ
ートの装逍口)に星)ljJ繊維が飛散することがない
これは次の理由によるものと考えられる。寸なわら、ま
ず基材繊維と有機溶剤とを充分に混1陳しているため、
基材繊維を充分にほぐづことかできるとともに、基vi
織繊維表面を充分に有機溶剤で濡らずことかできる。次
いでこのような状態となっだ基材繊維にゴムラテックス
を添加すると、基材繊維の表面をゴムラテックスで均一
に覆うことができるようになる。このようなジヨイント
シート形成用組成物を用いてジヨイントシートを製造覆
ると、基材繊維の分散が良好であって、しかも基+A繊
維同士がゴムによって均一に結合され、したがって柔軟
性および圧縮性に優れたジヨイントシートが得られ、し
かもジヨイントシートの製造時に基材繊維が飛散するこ
とがないのであろうと考えられる。
発明の効果 本発明に係るジヨイントシートの製造方法によれば、ジ
ヨイントシート形成用組成物をゴムラテックスを用いて
特定の工程により製造しているため、柔軟性および圧縮
率に優れたジヨイントシートを17ることができ、しか
もジヨイントシートの製造時に基材繊維が飛散すること
がないという優れた効果が得られる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
実施例 1 以下の組成を有するジヨイントシート形成用組成物を以
下に説明づるようにして調製した。
石綿繊維        ・・・・・・75重量%SD
Rラテックス    ・・・・・・15重量%ゴム薬品
(硫黄、亜鉛華)・・・・・・2.9重量%充填材  
       ・・・・・・7.1重量%有機溶剤(ド
ルオール) ・・・・・・1.O,Q/?(gまず石綿
繊維と有機溶剤とを、それぞれ数回にわけて添加しなが
らよく混練した後、得られた混練物にゴム薬品および充
II4祠を添加してよく混練した。
次いでこのようにして得られた混練物に、SBRゴムラ
テックスを添加して充分に混練し、ジヨイントシート形
成用組成物を調製した。
得られた組成物を130°Cに保たれた加熱ロールと3
0’Cに保たれた冷却ロールとの間に挿入して加熱圧延
した。このようにすると、該組成物は熱ロール側にシー
ト状に積層された。このシート状物を熱ロールからドク
ターブレードにより剥離してジヨイントシートを1qた
この際、基材繊維の飛散は認められなかった。
このようにして得られたジヨイントシートの特性を、J
IS  R3453に準拠して測定した。
結果を表1に示す。
比較例 1 以下の組成を有するジヨイントシート形成用組成物を、
下記のようにして調製した。
石綿繊維        ・・・・・・75重量%SB
R・・・・・・15重重但 ゴム薬品(硫黄、亜鉛華)・・・・・・2.9重罪%充
填材         ・・・・・・7.1型箔%有殿
溶剤(トリオール) ・・・・・・0.8E/Kgまず
固形状SBRゴム(SBRドライバー)を有機溶剤に溶
解させ、得られたゴム溶液に、石綿繊維、ゴム薬品およ
び充填材を添加して充分に混練してジヨイントシート形
成用組成物を調製した。
このジヨイントシート形成用組成物を用いて、実施例1
と同様にして、ジヨイントシートを製造した。
この際、基材繊維はわずかであるが飛散した。
このようにして得られたジヨイントシートの特性を、実
施例1と同様にして測定した。
結果を表1に示す。
実施例2〜7 表2に示すような組成を右するジヨイントシート形成用
組成物を用いて実施例1と同様にしてジヨイントシート
を製造した。
そしてこのようにして冑られたジヨイントシートの特性
を実施例1と同様にして測定した。
結果を表3に示す。
止較皿又二A 表4の組成を有するジヨイントシート形成用組成物を用
いて比較例1と同様にしてジヨイントシートを製造した
そしてこのようにして得られたジヨイントシートの特性
を実施例]と同様にして測定した。
結果を表5に示す。
これらの表から、本発明により得られたジヨイントシー
トは、優れた柔軟性および圧縮率を有していることがわ
かる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材繊維に有機溶剤ならびにゴム薬品および充填
    材を添加して充分に混練した後、得られた混練物にゴム
    ラテックスを添加して混練してジョイントシート形成用
    組成物を調製し、得られたジョイントシート形成用組成
    物を、熱ロールと冷却ロールとからなる一対のロール間
    に挿入して加熱圧延し、ジョイントシート形成用組成物
    を熱ロール側に積層させ、次いで熱ロールに積層された
    シート状物を剥離することからなることを特徴とするジ
    ョイントシートの製造方法。
JP21904586A 1986-09-17 1986-09-17 ジヨイントシ−トの製造方法 Expired - Lifetime JPH0716964B2 (ja)

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