JPS6374576A - インパクトレンチ - Google Patents

インパクトレンチ

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Publication number
JPS6374576A
JPS6374576A JP21628386A JP21628386A JPS6374576A JP S6374576 A JPS6374576 A JP S6374576A JP 21628386 A JP21628386 A JP 21628386A JP 21628386 A JP21628386 A JP 21628386A JP S6374576 A JPS6374576 A JP S6374576A
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JP
Japan
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motor
impact wrench
rotation speed
voltage
circuit
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JP21628386A
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English (en)
Inventor
井原 真次
敏治 大橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
本発明はインパクトレンチに関する。即ち、建築物の骨
組や機械の組立等に用いられるポルF。 ナツトを締め付けるための工具に関するものである。
【背景技術】 ボルトやナツトによりm染物の骨組を組み立てたり、機
械を組み立てたりする場合、ボルトやナツトを1つ1つ
スパナやボックスレンチで回して締めていたのでは、手
間がかかって作業がはかどらないし、虫た締付力も施工
者の腕力の違いなどにより一定に保たれないため、従来
よりボルトやナツトを締め付けるためにインパクトレン
チが用いられている。特に、インパクトレンチを用いる
場合でもボルトやナツトの締付力については、その構造
物の強度を確保するためある一定の締付トルクで締結さ
れるように管理する必要がある。 インパクトレンチの締付トルクを管理する方法としては
、在米上りトルクセンサ一応用方式とカムに対するバネ
圧可変方式とが用いられている。 前者のトルクセンサ一応用方式は、歪みデージをトルク
センサーとしてインパクトレンチの出力軸の表面に貼付
け、出力軸のねじりトルクを歪みゲージにより検出し、
この検出信号をコントロール部へ入力し、検出値を駆動
系へフィードバックさせて一定の締付トルクに制御する
ものであり、歪みゲージの検出精度が高いために最も制
御開度の高い方法となっている。しかし、この方法では
コントロール部と駆動系に高い精度を要求されるため、
トルクセンサ一応用方式のインパクトレンチは非常1こ
高価な機器となっており、一般に20万円〜200万円
の価格帯にある。したがって、これは主に工場内設備に
使用されている。また、後者のバネ圧可変方式は、カム
に対するバネ圧を変えることにより、カムが乗り上げて
動作するトルクを変える方法であり、非常に低価格で枯
成できる。したがって、一般のドライバーではこの方式
が採用されている。しかしながら、このバネ圧可変方式
では、溝造的に摩耗が大きいので小トルク用(せいぜい
200 kH−cmまで)にしか使用できず、バネ定数
及びカム面の角度や面粗度などにばらつきが大きく、正
確なトルクコントロールを行えないという問題があった
。 しかして、上記従来例の欠点を解消するため、実公昭5
9−17582号公報の電動式のインパクトレンチある
いは特公昭57−2470号公報に開示されているエア
式の′iJi動締付上締付工具タイマー制御方式が採用
されている。このタイマー制御方式は、モータを一定回
転数で回転させ、あるいはコンプレッサーを一定空気圧
で運転させ、タイマーで制御される一定時間モータ等を
駆動させて一定のトルクを加え、あるいはタイマーの設
定時間を調整してモータ等の駆動時間を変えることによ
りトルクを可変にするものである。即ち、f55図から
も分かるように、モータを所定回転数で起動した場合、
モータの回転トルクは直ちに一定値に達するものではな
く、徐々に増加率を減少させながら増加し、回転数によ
り異なるが数秒経過した後にほぼ一定値に漸近する。従
って、モータを一定回転数で回転させ、タイマーにより
モータの駆動時間を変化させて締付は時間を制御するこ
とにより締付トルクを可変にすることができるのである
。しかるに、タイマー制御方式では、締付トルクの精度
を得るためにはモータの回転数が一定であることが前提
となるが、モータの回転数は電源の電圧レベルの変fd
iJ<例えば、交流式の場合には工事現場で1つのコン
セントからタフ足配線でインパクトレンチ以外の工具や
照明等へも同時に給電されることが多く、これが電圧レ
ベルの変動の原因になる。また、直流の電池式の場合に
はフル充電されている時と空に近くなってきた時とでは
電圧の変動が大きい、)やモータの精度、その他の電気
部品のバラツキにより影響を受は易く、第5図から分か
るようにこのモータ回転数のばらつきによりインパクト
レンチの締付トルクに変動が生じるという問題がある。 このタイマー制御方式ではバネ圧可変方式よりも高精度
が得られるとはいうものの、モータ回転数の変動による
締付トルクのばらつきのため、建築に使用されるボルト
やナツトの締め付けに必要な精度など、用途によっては
十分な精度を得られないという問題が指摘されている。 同じように、エア式でもコンプレッサーの空気圧が一定
であることが前提となるが、これはコンプレッサーの空
気圧の変動やホースによる圧力損失のために出力軸の回
転数にばらつきを生じ、同じように締付トルクにも変動
を生じるという問題がある。また、タイマー制御方式で
は、小さな締付トルクの場合には短時間で設定トルクに
達するから、短時間で締付けを完了するが、大きな締付
トルクでは設定トルクに達するまでに長時間を要するの
で締付トルクが大きくなるほど締付は作業に長時間を要
して待ち時間が長く、この待ち時間のために作業能率が
者しく低下して使用に不都合を来すという問題がある。
【発明の目的】
本発明は叙上のような技術的背景に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは電源電圧などの変動に
よって締付トルクの精度に影響を受けることがなく、精
度の高い締付トルクの設定を行え、しかも締付トルクが
大きくなっても締付は時間(待ち時間)が長くなること
がないインパクトレンチを開発することにある。
【発明の開示】
本発明のインパクトレンチは、モータ1の回転を出力軸
2の回転衝撃力に変換し、出力軸2の回転FJi撃力に
よりボルトやナツト等のねじ具を締めイ寸(するよう1
こしたインパクトレンチにおいて、モータ1の回転を出
力軸2の回転衝撃力に変換すると共にモータ1の回転数
の増加に伴い出力軸2の回転衝撃力を大きくするように
した回転衝撃力変換手段3と、前記モータ1の回転数を
可変設定するモータ制御手段4とを備え、モータ1の回
転数を可変設定することによりねじ其の締付トルクを可
変設定するようにしたことを特徴とするものである。モ
ータ1の回転数と締付トルクと締付は時間との間には第
5図に示すような関係がある。 PIIJ5図において横軸は締付は時間t(see)を
、縦軸は締付トルクT(kg−cm)を示しており、ま
た第5図の曲線群はモータ1の回転数Nが200 rp
m〜300 Orpmのものについて表している。この
ようにインパクトレンチ内のモータ1を起動してボルト
等を締め付けると、締付開始後ただちに出力軸2の締付
トルクTが一定値に達するのでなく、締付トルクTは徐
々に増加して数秒後に漸近的に一定値に達するものであ
り、またモータ1の回転数Nが大きくなるほど締付トル
クTも大きくなる。 従って、締付は時間りを一定に保ったままでモータ1の
回転数Nを変えることにより出力軸2の締付トルクTを
制御することができるのである。しかして、この回転数
制御方式によれば、モータ制御手段4によりモータ1の
回転数を制御しているので、電源電圧などが変動しても
モータ1の回転数のばらつきが生じることがなく、一定
の締付は時間でボルトやナツトなどの締付けを行うこと
により締付トルクを高精度で制御することができるもの
である。また、モータ1の回@数を変化させて締付トル
クを可変にするものであり、大きな締付トルクが必要な
場合にはモータ1の回転数を高くして締付トルクを増大
させることができ、小さな締付トルクが必要な場合には
モータ1の回転数を低くして締付トルクを減少させるこ
とができ、締付トルクが大きくなっても締付は時間が良
くならないように一定の締付は時間で作業を行光、また
モータ1の回転数を調整することにより締付は時間を短
くも長くも設定でき、締付は作業を行い易いタイミング
で作業を繰り返すことができて作業能率の向上を図るこ
とがでさる。 以下本発明の実施例を添付図に基いて詳述する。 第1図にインパクトレンチAの外観を示し、第3図に内
部の断面を示す、インパクトレンチAの後端部には直流
のモータ1が内Bされており、モータ1の前にはモータ
1の回転を減速させるための減速8!横7が内蔵され、
減速8!構7の前には減速されたモータ1の回転を出力
軸2の回転衝撃力に変換するための回転衝撃力変換手段
3が内蔵されていて出力軸2がインパクトレンチAのハ
ウジング12前端から突出している。又、モータ1の下
方のグリップ部6内にはモータ1の回転数を制御するた
めの制御回路部8が内蔵されており、制御回路部8の下
にはモータ1の電源となる複数個の電池を直列に接続し
た電池パック9が内蔵されている。グリップ部6の前面
のグリップ部6を握った時に人差し指ないし中指のかか
る位置にはモータ1を起動させるためのメインスイッチ
10とモータ1の回転を正逆に切り替えるための切換え
レバー11が設けられており、ハウジング12の背面に
は、制御回路部8の可変抵抗13の抵抗値を変化させて
モータ1の回転数を設定するためのダイアル14が設け
られており、また出力軸2の前端にはボルトやナツト等
のねじ具の大きさに合ったサイズのレンチアタッチメン
ト15を取り替え自在に取り付けることができるように
なっている。 モータ1は電池パック9内の電池を電源として回転する
直流モータであり、モータ1には減速機vt7が接続さ
れている。減速nvt7は第3図に示すように遊星歯車
fi構を二段に構成したものである。即ち、モータ釉1
6に第−太陽歯車17を取着され、ハウジング12の内
面に固定された円筒状のパイプ18の内面に形成された
内歯$19に噛合された複数個の第二太陽歯車22を第
−太陽両軍17に噛合させてあり、更にこの第−遊星歯
車20の軸21を第二太陽歯車22のベース23に固定
しである。従って、モータ1の回転ばこの一段目の遊星
歯側I!により減速されて第二太陽歯車22に伝達され
る。更に内歯車19に噛合された複数個の第二遊星歯r
#24は第二太陽1!1車22に噛合されており、この
第二遊星歯車24の紬25は減速fivI7の伝達軸2
6に固定されており、第二太陽歯$22の回転は更に減
速されて伝達軸26に伝達され、結局モータ1の回転は
一定の減速比で減速されて伝達軸26から出力される。 なお、図示例では二段の遊星歯X¥ig構により減速機
構7を構成したが、一段でも良くまた三段以上の複数段
としても良く、11星歯車8!構以外の減速機構でも良
い。 回転衝撃力変換手段3は減速機構7と出力軸2との間に
画成されており、第3図のような機構を有している。出
力軸2はハウジング12の前端において軸受け28によ
り回転自在に枢支されており、減速機構7の伝達軸26
と一体に成形された駆動軸27の先端部は出力軸2の後
端面に凹設された接続用凹所29内に嵌合された軸受け
30により回転自在に枢支されている。駆!l!II釉
27の中央部には円筒状のカム31が固嵌めされており
、カム31の外周には略円筒状のハンマー32が遊f&
されており、ハンマー32は駆動軸27の軸方向に摺動
可能となっており、カム31とハンマー32との間は、
鋼球33により係合されている。 つまり、ハンマー32の外周面には中央部で駆動軸27
の先端側へ突曲したV字形のカム溝34が複数個刻設さ
れており、このカム溝34に対向してハンマー32の内
面には軸方向のカム溝35がXIJ設されていてカム溝
35の後端には鋼球33の移動を止めるためのストッパ
端36(カム溝35の端)を設けてあり、両カム溝34
.35間に鋼球33を転勤自在に嵌合させである。しか
して、駆動軸27の回転は鋼球33を介してハンマー3
2に伝達され、ハンマー32も駆動軸27と同じ回転数
で回転している。また、ハンマー32はスプリング37
の作用により前方へ押されているので、鋼球は通常は第
4図のようにカム溝34の中央(前端)に位置している
が、カム31とハンマー32との間に回転方向の滑りを
生じると鋼球33がカム溝34内をイ方向へ移動するの
で、ハンマー32のストッパQ3Gが鋼球33に押され
てハンマー32が後方へ強制的にスライドさせられる。 また、出力軸2の後端面には爪38が突設され″Cおり
、この爪38に対向させてハンマー32にも爪39が突
設されており、両爪38と39はハンマー32がスライ
ドすることにより係合したり、分離したりできるように
なっている。駆動軸27の後端に嵌合された鍔40とハ
ンマー32の内周のスプリング受は部41の間にはスプ
リング37が張られており、スプリング37はハンマー
32を前方へ付勢して爪38と爪39とを互いに係合さ
せている。回[Vj撃力変換手段3は上記のように構成
されているので、次ぎのような動作によりモータ1の回
転力を回転衝撃力に変換して出力軸2に間欠的に回V、
衝撃力を加える。即ち、駆動軸27が減速回転すると、
カム31を介してハンマー32も同じ回転数で回転し、
ハンマー32の爪3つと出力軸2の爪38とが係合して
いるので、出力軸2も回転する。このとb出力HJ2の
先のレンチアタッチメント15がボルトやナツトなどを
つかんでいると、ボルトやナツトがある程度締まった時
に回転に対する抵抗が生じ、この抵抗力によって出力軸
2の回転が妨げられるためにハンマー32とカム31と
の間に回転方向の滑りを発生する。 駆動軸27の回転方向を第4図の口方向とすると、滑り
により鋼球33はカム溝34内をイ方向へ移動し、ハン
マー32は鋼球33によって後方へ押され、ハンマー3
2はスプリング37を押し縮めながら後方へスライドす
る。ハンマー32が後方へスライドしてハンマー32の
爪39が出力軸2の爪38から外れるとスプリング37
の押圧力のためにハンマー32は前方へ押し戻されると
同時にカム31に追従すべく駆動軸27よりも高速で回
転し、ハンマー32が出力軸2に衝突すると共にハンマ
ー32の爪39が出力軸2の爪38 ト係今可能な状態
となり、ハンマー32が回転してハンマー32の爪39
が一つ進んだ状態で出力軸2の爪38と係合した瞬間に
ハンマー32の回転力が回転衝撃力として出力軸2に伝
えられ、この打撃の繰り返しによりボルトやナツト等が
高い締付トルクで締め付けられるのである。 本発明のインパクトレンチAは、第5図の縦軸と平行な
締付は時間t=一定の制御ラインの上でモータ1の回転
数を変えることにより、締付トルクTを変化させるもの
であり、このようにモータ1の回転数を制御するための
モータ制御手段4としてグリップ部6内に制御回路部8
が内蔵されている。制御回路部8を第6図に示し、この
動作を第7図に従って説明する。これはパルス幅変調(
PWM)制御方式により直流モータ1の回転数を無段階
に調整できるようにすると共にモータ1の回転数をエン
コーグ42により検出し、この検出信号をフィードバッ
クさせてモータ1の回転数を精度良く一定の設定回転数
に保持できるようにしたものである。即ち、モータ1に
スイッチング素子としてN形のパワーMO8FET43
を直列に接続し、モータ1の回転数はパワーMO3FE
T43のデートに印加するデート電圧のデユーティ比を
制御することによりP W M制御するものである。 また、モータ1の回転数はモータ1に接続されたエンコ
ーグ42により検出されており、モータ1の回転数に比
例した速度信号は正弦波形として周波数ジ二ネレータ9
2から出力される(第7図(a))、gJ波数ノエネレ
ータ92から出力された正弦波電圧は波形成形回路44
へ送られ、波形成形回路44で同じ周波数の方形波電圧
に変換される。つまり、正弦波はコンパレータ46で方
形波に変換された後、ヒステリシスアンプ45により整
形され、ヒステリシスアンプ45からはモータ1の回転
数と比例した周波数のf57図(b)のような方形波電
圧が出力される。波形成形回路44からの出力は鋸歯状
波発生回路47及びサンプルホールド回路48へ送られ
、鋸歯状波発生回路47では方形波をタイミング信号と
して第7図(e)のようにリセットパルス発生回路49
からリセットパルスを出力し、サンプルホールド回路4
8では方形波をタイミング信号として第7図(d)のよ
うにホールドパルス発生回路50からホールドパルスを
出力する。鋸歯状波発生回路47では、リセットパルス
発生回路49からリセットパルスを出力した瞬間1こア
ース:こ#:続されたスイッチ51をオンにしてコンデ
ンサ93を放電させ、リセットパルスによる放電と電源
94からコンデンサ93への光電とを繰り返して第7図
(e)のような鋸歯状波を発生させる。また、サンプル
ホールド回路48では、ホールドパルス発生回路50か
らホールドパルスが発生した時にホールドコンデンサ9
5を充放電し、その瞬間の鋸歯状電圧をサンプルホール
 ゛ド回路48aへ取り込み、サンプルホールド回路4
8aからはモータ1の回転数に逆比例したほぼ一定の電
圧のサンプルホールド電圧Vsが第7図(f)のように
出力される。即ち、ホールドパルスは方形波の立ち上が
り時に出力され、リセットパルスはホールドパルスの出
力後一定時間後に出力されるようになっているので、ホ
ールドパルスによりサンプル信号として取り込まれる瞬
間の鋸歯状波の電圧はモータ1の回転数に逆比例しく正
確には周期の一次関数となる)、モータ1の回転数が大
きくなるとサンプルホールド電圧Vsが小さくなり、モ
ータ1の回転数が小さくなるとサンプルホールド電圧V
sが太き(なる。サンプルホールド電圧Vsと速度可変
回路52で設定された設定電圧Vxとはエラーアンプ5
3に入力され、エラーアンプ53からは基準となる設定
電圧■にとサンプルホールド電圧Vsとの差をRv/R
dc倍して出力され、コンパレータ54では第7図(g
)のように基準三角波発生回路55で発生させられた基
準三角波と比較され、基準三角波よりも高電圧の領域で
方形波を出力する。しかして、モータ1の回転数が小さ
いほど、サンプルホールド電圧Vsが第8図(a)のよ
うに高くなるので、コンパレータ54で基準三角波と比
較した時に基準三角波より高電圧の領域が拡大し、コン
パレータ54から出力される方形波の幅が広くなり、デ
ユーティ−比が大きくなる。コンパレータ54の出力は
出力回路56aを通じて出力され、定電圧ダイオード5
6により1.2ボルト以上の一定電圧に揃えられてパワ
ーMO6FET43のゲートに入力される。 パワーMOSFET43にH電圧が入力されるとパワー
M OS F E T 43がオンになってモータ1に
通電され、パワーMO8FET43にL電圧が入力され
るとパワーMO8FET43がオフになってモータ1の
電流がカットされ、速い周期でパワーMO8FET43
のオンとオフが切り替えられ、パワーMO6FET43
のデートに加えられるデート信号のデユーティ−比を制
御することによりモータ1の供給電源がPWM制御され
るのである。 ここで、モータ1の回転数が設定回転数よりも小さくな
ると、エンコーダ42から周波数ジェネレータ92へフ
ィードバックされ、サンプルホールド電圧Vs及びコン
パレータ54の入力電圧が大きくなるので(第8図(a
))、コンパレータ54の出力電圧及びパワーMO8F
ET43のデートに印加するデート電圧のデユーティ−
比が大きくなって(第8図(b)(C))モータ1の回
転数が増加させられ、逆にモータ1の回転数が設定回転
数よりも大きくなると、エンコーダ42からフィードバ
ックされてサンプルホールド電圧Vs及びフンパレータ
54の入力電圧が小さくなるので、パワーMO8FET
43のデートに印加するデート電圧のデユーティ−比が
小さくなってモータ1の回転数が減少させられ、モータ
1は設定回転数で回転するように制御されるのである。 また、モータ1の設定回転数はインパクトレンチAの背
面に設けられたグイフル14をハウジング12の背面に
表示された目盛り57(締付トルクは締付は時間により
変わるので、図示例では標準時間表示58として締付は
時間が2秒の場合について表示しである。)に合わせる
ことにより簡単に設定することができる。このダイアル
14を回すと、速度可変回路52内の可変抵抗13が摺
動し、バッファ59から出力される基準電圧Vxが変化
するので、エラーアンプ53でサンプルホールド電圧V
Sの基準となる電圧が変化し、パワーMO8FET43
のデートに印加される方形波のデユーティ−比が変化し
、モータ1の設定回転数が変化する。即ち、速度可変回
路52の出力Vxが小さくなると、コンパレータ54の
入力電圧が大きくなる結果コンパレータ54の出力電圧
のデユーティ−比が大きくなり、大きなデユーティ−比
でパワーMO6FET43が駆動されてモータ1の回転
数が大きくなり、逆に速度可変回路52の出力VXを大
さくするとモータ1の設定回転数は小さくなるのである
。 尚、インパクトレンチAの締付トルクは、第5図のよう
に締付は時間により変化するので、精度の高い締め付け
を行うためには締付は時間を精度良く制御する必要があ
るが、そのためにはタイマーなどの時間的制御手段を必
要とする。このタイマーとしては、例えば2秒の締付は
時間でモータ1を停止させるタイマー回路を制御回路部
8とは別にインパクトレンチA内に組み込むことも可能
であるが、また工場内設備として自動組立などに使用す
る場合にはインパクトレンチ八を握って操作するロボッ
トのハンドなどにインパクトレンチAを2秒間締め付は
操作するように制御させることも可能である。また、締
付はトルクの精度を厳しく要求されないような状況では
、インパクトレンチAを手で持って操作し、作業者の感
覚で締付は時1iftがほぼ一定時FlII(例えば2
秒)となるようなタイミングでボルト等の締め付は作業
をおこなっても良い。第5図から分かるように、モータ
1の回転数は到達トルク(最大トルク)が使用トルクよ
りも大さくなるように設定され、最大トルクに達する前
の短時間で締め付けを完了するので、1秒〜2秒の締付
は時間で高トルクが得られ、作業能第9図に示すものは
本発明の第二実施例における制御回路部8(モータ制御
手段4)の回路図(メインスイッチ10等は省略しであ
る。)であり、非安定マルチバイブレータ60の時定数
を変化させることにより、モーフ1の電源供給時間をP
WM制御しているパワーMO8FET43のデート電圧
V=のデユティ−比を変化させてモータ1の回転数を無
段階に可変にしたものである。即ち、マルチバイブレー
タ60は、3個のインバータ81.82.83とコンデ
ンサ84、各抵抗85,86.87、可変抵抗13によ
り構成されており、その周波WLrは f=1/T  、   T=2.20(R,+Rv)C
。 (ただし、インバータのスレッショルド電圧Vth=−
)Vccの時) で決まる。ここでR4は抵抗87の抵抗値、Rvは可変
抵抗13の抵抗値、C2はコンデンサ84の容量である
。従って、可変抵抗13を変化させることによりマルチ
バイブレーク60の周波数が変化するが、ダイオード8
8.89の作用のために出力パルスの立ち上がり動作時
と立ち下が9動作時とではコンデンサ84の充放電の時
定数が異なり、このためダイアル14を回して可変抵抗
13を可変させると出力パルスのデユティ−比がt51
0図(a)(b)のように変化し、モータ1の回転数が
設定されるのである。ここで抵抗87の抵抗値R4は可
変抵抗13によって変化させられる出力パルスのオン時
間の最小時間を決定している。 tjS11図に示すらのは本発明の第三実施例であり、
可変抵抗13の調整によりモータ1の供給電圧を可変に
してモータ1の回転数を制御するものである。即ち、モ
ータ1と電源との開に挿入されたトランジスター63は
コンパレータ62の出力によりオン、オフ制御されるよ
うになっており、コンパレータ62の非反転入力端子側
には可変抵抗13により定電圧グイオード61の定電圧
を分圧された設定電圧Vxが入力されており、フンパレ
ータ62の反転入力端子側には抵抗90(抵抗値R2)
、抵抗91(抵抗値R3)でモータ1の印加電圧V0を
分圧された電圧RIVO/(R,+R3)が入力されて
いる。従って、モータ1の印加電圧■。 が V O< (R2+R3)V x/ R3の場合にはコ
ンパレータ62から出力されてトランジスター63がオ
ンになり、モータ1に電源が供給されるが、モータ1の
印加電圧■。が大きくなって V o > (R2+ Rz ) V x/ Rsとな
ると、コンパレータ62からトランジスター63のベー
スへ出力されなくなり、トランジスター63がオフにな
ってモータ1に電源が供給されなくなる。したがって、
ダイアル14を回して可変抵抗13を’14’lすると
、設定電圧Vxが変化するので、モータ1に印加される
電源電圧を制御することができ、これによりモータ1の
回転数を設定することができるものである。 第12図に示すものは本発明の第四実施例であり、制御
回路部8にモータ1の駆動時間を一定時間に制御するた
めのタイマー手段5とモータの電流値を検出する電流検
知センサー96を設けたものである。この制御回路部8
は例えば第6図や第9図に示したものと同じものであり
、タイマー手段5はタイマー回路65により構成されて
おり、電流検知センサー96は抵抗64によりvI成さ
れていて抵抗64に流れる電流を抵抗64の両端の電圧
としてモータ検出回路74により検出するようにしであ
る。即ち、制御回路部8の出力端のパワーMO8FET
43にはモータ電流検出回路74の電流検出用の抵抗6
4が直列に挿入されており、この抵抗64の上の電圧は
オペアンプ66の貝帰還増幅回路の非反転入力端子に入
力されている。インパクトレンチAでボルトなどを締め
た時にモータ1に流れる電流は第13図のように変化し
、モータ1の起動時には突入電流へが流れ、ボルトなど
を締めている時には低い電流二が流れ、ボルトなどが締
まって打撃を与えてトルクをかけている時には大きな電
流ホが流れる。従って、ボルトなどが締まってからはモ
ータ1に大きな電流が流れるので、抵抗64の上の電圧
が上昇する。 この電圧は小さいのでオペアンプ66で増幅してからコ
ンパレータ67の非反転入力端子に入力される。コンパ
レータ67の反転入力端子には基準電圧回路68から基
準電圧が加えられており、この基準電圧は第13図の締
め付は中の低い電流値と打撃時の高い電流値の開に設定
された検知電流レベルに対応するものである。従って、
ボルト等の締め付は中でモータ電流のレベルが二にある
場合にはコンパレータ67から出力されない(L信号)
が、インパクトレンチAがボルト等に打撃を与えてトル
クを加えていてモータ電流のレベルが検知電流レベルを
越えてホになった場合にはコンパレータ67からH信号
が出力される。フンパレータ67から信号が出力されて
いない時にはタイマー回路65内のインバータ69の出
力はHになっているので、コンデンサ70はインバータ
69の出力電圧に充電されており、モータ1がトルクを
加え始めてコンパレータ67がらH信号が出力されると
、インバータ69の出力がLになってコンデンサ70に
充電されていた電荷は抵抗71全通して放電され、コン
デンサ70の電圧が低下する。 コンデンサ70の電圧がインバータ72のスレッシタル
ト電圧よりも低くなるとインバータ72からH信号が出
てスイッチングトランジスタ73をオンにし、パワーM
O8FET43のデート入力をアースに落としてパワー
MO8FET43をオフにし、モータ1を停止させる。 ここで、タイマー回路65の設定タイマー時間はコンデ
ンサ70の容量C3と抵抗71の抵抗値R1により決ま
り、これは例えば2秒に設定される。また、モータ1の
起動時には突入電流へとして大きな電流が流れるので、
この電流でタイマー回路65が誤始動しないようにタイ
マー遅延回路75を設けである。 これはメインスイッチ10をオンにすると、バッフ77
6により抵抗77を通じてコンデンサ78に充電するも
のであり、コンデンサ78の電圧がインバータ79のス
レッシ1ルド電圧を越えるとインバータ79の出力がL
になってスイッチングトランジスタ80がオフになるも
のである。即ち、メインスイッチ10の投入直後にはス
イッチングトランジスタ80がオンになっているので、
モータ1起動時に抵抗64を流れる突入電流による信号
はスイッチングトランジスタ80によりアースに落とさ
れてモータ検出回路74に入力されず、突入電流の通過
後にインバータ79がLに反転してスイッチングトラン
ジスタ80をオフにして抵抗64からの信号をモータ電
流検出回路74に入力可能にするのである。したがって
、突入電流の流れている時にはモータ電流検出回路74
はオフになっていてタイマー回路65の誤動作が防止さ
れているのである。メインスイッチ10をオンにしてか
らスイッチングトランジスタ80がオフになるまでの遅
延時間はコンデンサ78の容量C2と抵抗77の抵抗値
R,により決まるが、これらの素子の定数は遅延時間が
突入電流イの流れる時間とほぼ等しくなるように決定し
である。 第14図及び第15図に示すものは本発明の第五実施例
であり、回転数検知センサー97によりモータ1の回転
数を検出し、インパクトレンチ八が打撃を開始してボル
ト等にトルクを与え始めるとボルト等を回していた時よ
りも回転数が低下するので、この締付は開始に伴う回転
数の低下を回転数検知センサー97により検出してタイ
マー回路65をオンにし、設定タイマー時間(2秒)経
過後にパワーMOSFET43をオフにしてモータ1を
停止させるものであり、またモータ1の起動時に出力軸
2が停止している時にタイマー回路65がオンになるの
を防止するためのタイマー遅延回路75を設けである。 回転数検知センサー97は、第14図に示すようにイン
パクトレンチAのハウジング12内面に設けられたホー
ル素子98と出力軸2の基部にホール素子98と対向さ
せて設けられた磁石99とにより植成されており、回転
数検知センサー97のホール索子98からはモータ1の
回転数と同調した周波数の信号が出力されている。この
検出信号は回転数検出回路100へ入力されてモータ1
の回転数と基準回転数とを比較判断される。回転数検知
センサー97からの正弦波信号は波形成形回路101へ
入力されて正弦波信号と同じ周波数の方形波信号に変換
され、波形成形回路101の方形波出力は鋸歯状波発生
回路102へ入力されて方形波53号と同じ周波数の鋸
歯状波が発生させられる。したがって、鋸歯状波発生回
路102から出力される鋸歯状波の最大電圧はモータ1
の回転周期に比例することになる。つまり、モータ1の
回転数がダウンすると鋸歯状波発生回路102から発生
させられる鋸歯状波の最大電圧は大きくなる。この鋸歯
状波の最大電圧はサンプルホールド回路103でホール
ドされ、サンプルホールド回路103の出力と基準電圧
回路104の出力とがコンパレータ105により比[’
れる。しかして、インパクトレンチ八がボルト等を回し
ていてモータ1の回転数が大きい時には、サンプルホー
ルド回路103の出力が低いのでコンパレータ105が
らはL信号が出力され、このL信号はナンド索子106
とラッチ回路107を経てタイマー回路65へL入力と
して入力されており、タイマー回路65はオフ状態とな
っている。一方、インパクトレンチ八がボルト等にトル
クを与えて打撃を開始するとモータ1の回転数が低下す
るので、サンプルホールド回路103の出力が高くなり
、コンパレータ105からH信号を出力し、H信号はナ
ンド素子106を経てラッチ回路107を反転させ、タ
イマー回路65へH入力として入力され、タイマー回路
65をオンにする。そして、タイマー回路65はオン後
、設定タイマー時間経過後パワーMO8FET43のデ
ート入力を遮断してモータ1を停止させるのである。ま
た、タイマー遅延回路75により上記ナンド素子106
へはL出力が入力されているので、モータ1の起動時に
出力軸2が停止している状態が検知されてコンパレータ
105がらH信号が出力されてもタイマー遅延回路75
からナンド索子106へL出力が入力されている間はタ
イマー回路65へH信号が伝達されることはなく、モー
タ1の起動時にタイマー回路65がオンになるのを防止
している。メインスイッチ10をオンにした後所定の遅
延時間が経過してタイマー遅延回路75からナンド索子
106へH信号が入力されるとナンド素子106がイン
バータ動作をしてコンパレータ105の出力がラッチ回
路107へ伝達され、タイマー回路65のオン動作が可
能になる。 f516図乃至第18図に示すものは本発明の第六実施
例であり、タイマー手段5の設定時間を多段(図示例で
は3段)に切り替えられるようにしたものである。即ち
、インパクトレンチAの背面に設けられたレンジ切換ス
イッチ108をレンツAルンジBルンノC1こ切り替え
ることlこよりタイマー回路65の設定時間を可変にす
ることができると共にタイマー回路65の設定時間の切
換えと連動して制、御回路部8の波形成形回路44の出
力周波数をモータ1の回転数と同じ周波数、5分の1の
周波数、10分の1の周波数で出力させられるようにし
である。タイマー回路65は第12図に示したものと同
じものであるが、第16図に示すようにレンジ切換スイ
ッチ108を切り替えることによりコンデンサ70の充
電速度を制御する抵抗71を異なる抵抗値R,,R2,
R,のものに切り替えることができるようにしてあり、
抵抗値R11R21R3の切り替えによりタイマー回路
65の時定数がR,C,R2O,R,Cに切替わるよう
になっている。この時定数の切り替えにより、例えばタ
イマー回路65の設定時間は第5図のレンツAルンジB
、レンジC(2秒)の制御ラインに切り変えられるよう
になっており、レンジ81更(こレンジCでタイマー設
定時間が艮くなっている。制御回路部8も第6図に示し
たものと同じものであるが、レンジ切換スイッチ108
を切り換えると、連動して制御回路部8でもレンツB、
レンジCでは波形成形回路44のコンパレータ46の出
力が夫々5分周の分周回路109と10分周の分周回路
110(C−MOS  4018)に切り換えられるよ
うになっている。例えば、レンツ切換スイッチ108を
レンジBに切り換えると、タイマー回路65の設定時間
が長くなるので、モータ1の同じ回転数であれば発生す
る締付ト、ルクはレンジAの場合よりも大きくなるが、
同時に波形成形回路44の出力が5分の1分周の分周回
路109へ接続され、5分の1の周波数の信号が波形成
形回路44から出力され、サンプルホールド回路48か
らエラーアンプ53へ出力されるサンプルホールド電圧
Vsが高くなり、パワーMO8FET43のデート電圧
のデユーティ−比が大きくなってモータ1の回転数が5
倍になる。即ち、タイマー設定時間が短くて大きな締付
トルクの出ないレンジAではダイヤル14により設定さ
れるモータ1の回転数の領域が狭く、精密な締付トルク
の設定を行え、逆にタイマー設定時間が長くて大きな締
付トルクの発生するレンジCではモータ1の回転数が増
幅されていて一層大きな締付トルクを発生するようにな
っており、言い替えるとレンジを切り換えても締付トル
クの制御精度を均一に保持でさるようにしである。尚、
インパクトレンチAの背面には、第18図のようにレン
ジの切り換えに応じて各レンジ毎の締付トルク設定用の
目盛り57を表しである。 第19図に示すものは本発明の第七実施例であり、イン
パクトレンチAがボルト等の回転を終えて打撃を開始し
た時には昇圧回路111によりモータ1の電源電圧をよ
り高くし、モータ1の回転数を高くして打撃時に締付ト
ルクを大きくするようにしたものである。即ち、モータ
1と直列に挿入された電源切換スイッチ112を電源バ
ック9内の電源と昇圧回路111側とに切り換えること
ができるようにし、!@12図に示したのと同じモータ
電流検出回路74の出力側を電源切換スイッチ112に
接続し、電源切換スイッチ112をモータ電流検出回路
74により制御するようにしたものである。即ち、イン
パクトレンチAがボルト等を回していてモータ電流が小
さい時にはモータ電流検出回路74がらはL信号が出力
されていて電源切換スイッチは電源バック9の電源に接
続されているが、インパクトレンチAがボルト等に打撃
を開始してモータ1に大きな電流が流れるとモ−タ電流
検出回路74がらH信号が出力されて電源切換スイッチ
112が昇圧回路111に切替わり、モータ1は昇圧回
路111で昇圧された高電圧電源により一層高速で回転
させられ、大きな締付トルクを発生するのである。
【発明の効果】
本発明は、叙述のごと(モータの回転を出力軸の回転衝
撃力に変換し、出力軸の回転衝撃力によりボルトやナツ
ト等のねじ具を締め付けるようにしたインパクトレンチ
において、モータの回転を出力軸の回転衝撃力に変換す
ると共にモータの回転数の増加に伴い出力軸の回転衝撃
力を大きくするようにした回転衝撃力変換手段と、前記
モータの回転数を可変設定するモータ制御手段とを備え
モータの回転数を可変設定することによりねじ艮の締付
トルクを可変設定できるようにしであるから、締付は時
間を一定に保ったままでモータの回転数を変えることに
より出力軸の締付トルクを制御することができるもので
あり、モータ制御手段によりモータの回転数を制御しで
いるので、電源電圧などが変動してもモータの回転数の
ばらつきが生じることがなく、一定の締付は時間でボル
トやナツトなどの締付けをおこなうことにより締付トル
クを高精度で制御することができるという利点がある。 又、モータの回転数を変化させて締付トルクを可変にす
るものであり、大きな締付トルクが必要な場合にはモー
タの回転数を高くして締付トルクを増大させろことがで
き、小さな締付トルクが必要な場合にはモータの回転数
を低くして締付トルクを減少させることができ、締付ト
ルクが大きくなっても締付は時間が長くならないように
一定の締付は時間で作業を行え、またモータの回転数を
調整することによ’)fII付は時間を短くも・  長
くも設定でき、締付は作業を行い易いタイミングで作業
を繰り返すことができて作業能率の向上を図ることがで
きる。更に、トルクセンサ一応用方式のインパクトレン
チよりも低価格の商品を提供できると共にバネ圧可変方
式のものよりも高い精度を持つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を示す側面図、第2図は同
上の一部破断した背面図、plS3図は同上の一部破断
した断面図、第4図は同上のカムの表面に刻設されたカ
ム溝を示す平面図、PI′&5図は同上の締付トルクの
制御原理を示すグラフ、第6図は同上の制御回路部を示
す回路図、第7図+÷→伺十←利千に―→糾+→及び1
8図相はゼ叶わ+は同上の動作を説明するタイムチャー
ト、第9図は本発明の第二実施例における制御回路部を
示す回路図、第10図(a)(b)は同上のモータを制
御する111御回路部の8力のデユーティ−比を示すタ
イムチャート、第11図は本発明の第五実施例の制御回
路部を示す回路図、第12図は本発明の第四実施例の制
御回路部とタイマー回路を示す回路図、第13図はモー
タ電流の変化を示すタイムチャート、第14図は本発明
の第五実施例の−ff1S破断した断面図、第15図は
同上のタイマー回路を示す回路図、第16図は本発明の
第六実施例のタイマー回路を示す回路図、第17図は同
上の制御回路部を示す回路図、m18図は同上の目盛り
とレンジ切換スイッチを示すインパクトレンチの一部破
断した背面図、!519図は本発明の第七実施例の回路
図である。 1・・・モータ、2・・・出力軸、3・・・回転衝撃力
変換手段、4・・・モータ制御手段。 1・・・モータ 第2図 第10図 (Cl) 第13図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの回転を出力軸の回転衝撃力に変換し、出
    力軸の回転衝撃力によりボルトやナット等のねじ具を締
    め付けるようにしたインパクトレンチにおいて、モータ
    の回転を出力軸の回転衝撃力に変換すると共にモータの
    回転数の増加に伴い出力軸の回転衝撃力を大きくするよ
    うにした回転衝撃力変換手段と、前記モータの回転数を
    可変設定するモータ制御手段とを備え、モータの回転数
    を可変設定することによりねじ具の締付トルクを可変設
    定するようにしたことを特徴とするインパクトレンチ。
  2. (2)パルス幅変調制御方式によりモータの回転数を無
    段階に可変させると共にモータの回転数をエンコーダに
    よりフィードバックさせてモータの回転数を設定回転数
    で一定に保つようにしたモータ制御手段を備えて成るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインパクト
    レンチ。
  3. (3)マルチバイブレータの時定数を変化させてモータ
    への電源供給時間を変化させることによりモータの回転
    数を無段階に可変させるようにしたモータ制御手段を備
    えて成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    インパクトレンチ。
  4. (4)モータへの供給電源の電圧を可変にすることによ
    りモータの回転数を無段階に可変させるようにしたモー
    タ制御手段を備えて成ることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のインパクトレンチ。
  5. (5)モータの駆動時間を設定するタイマー手段を設け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインパ
    クトレンチ。
  6. (6)モータの電流値を検出する電流検知センサーを設
    け、モータの電流値が所定値以上になったときにタイマ
    ー手段がオンになるようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第5項記載のインパクトレンチ。
  7. (7)モータの回転数を検出する回転数検知センサーを
    設け、出力軸が一時停止したときにタイマー手段がオン
    になるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第5
    項記載のインパクトレンチ。
  8. (8)タイマー手段のタイマー設定時間を多段に切換え
    可能としたことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    のインパクトレンチ。
  9. (9)出力軸の打撃時にモータに供給する電源電圧を高
    くする昇圧回路を備え、出力軸の打撃時にモータの回転
    数を高くすることによって締付トルクを大きくしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインパクトレ
    ンチ。
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