JPS637414B2 - - Google Patents
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- JPS637414B2 JPS637414B2 JP55156288A JP15628880A JPS637414B2 JP S637414 B2 JPS637414 B2 JP S637414B2 JP 55156288 A JP55156288 A JP 55156288A JP 15628880 A JP15628880 A JP 15628880A JP S637414 B2 JPS637414 B2 JP S637414B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/662—Housings or protective screens
- H01H33/66261—Specific screen details, e.g. mounting, materials, multiple screens or specific electrical field considerations
- H01H2033/66284—Details relating to the electrical field properties of screens in vacuum switches
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/662—Housings or protective screens
- H01H33/66261—Specific screen details, e.g. mounting, materials, multiple screens or specific electrical field considerations
- H01H2033/66292—Details relating to the use of multiple screens in vacuum switches
Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は真空しや断器に係り、特に耐電圧の安
定的な維持を行ない得るシールドを備えた真空し
や断器に関する。
定的な維持を行ない得るシールドを備えた真空し
や断器に関する。
一般に、絶縁筒の両端を金属端板により気密に
閉塞して真空容器を形成し、この真空容器内に各
金属端板の中央部から相対的に接近離反自在に導
入した対をなす電極棒を介し1対の電極を接触離
反自在に設けてなる真空しや断器においては、真
空容器内の電界分布を緩和するとともに、電極の
接離によつて生じる金属蒸気および金属飛沫を有
効に補捉し、かつ金属蒸気および金属飛沫の絶縁
筒内壁に対する凝結防止を図るため電極の周囲に
シールドを少なくとも2重に同心配置している。
閉塞して真空容器を形成し、この真空容器内に各
金属端板の中央部から相対的に接近離反自在に導
入した対をなす電極棒を介し1対の電極を接触離
反自在に設けてなる真空しや断器においては、真
空容器内の電界分布を緩和するとともに、電極の
接離によつて生じる金属蒸気および金属飛沫を有
効に補捉し、かつ金属蒸気および金属飛沫の絶縁
筒内壁に対する凝結防止を図るため電極の周囲に
シールドを少なくとも2重に同心配置している。
しかして、真空しや断器の耐電圧向上には、真
空容器内の容積および真空容器内におけるメタル
―メタル間の距離、たとえばシールド間の距離を
より大にする必要がある。しかし、真空容器の内
容積等を大きくすると、価格が大幅に上昇し製品
価格にまともにはねかえつてしまうとともに、金
属蒸気等の拡散経路となるシールド間における通
路断面積の増大により、真空容器内壁面特に外側
のシールド端部と対向する絶縁筒内面の汚損が加
速され、耐電圧の長期間に亘る安定的な維持が行
なわれにくいという二律背反する問題が生ずる。
空容器内の容積および真空容器内におけるメタル
―メタル間の距離、たとえばシールド間の距離を
より大にする必要がある。しかし、真空容器の内
容積等を大きくすると、価格が大幅に上昇し製品
価格にまともにはねかえつてしまうとともに、金
属蒸気等の拡散経路となるシールド間における通
路断面積の増大により、真空容器内壁面特に外側
のシールド端部と対向する絶縁筒内面の汚損が加
速され、耐電圧の長期間に亘る安定的な維持が行
なわれにくいという二律背反する問題が生ずる。
本考案は上述した問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、外側のシールド端
部とこれと対向する内側シールドとの間における
金属蒸気等の拡散経路となる部分において、両者
間の等電位線が絶縁筒の内面とほぼ直交するよう
にすることによつて、この部分を通る金属蒸気等
の荷電粒子をいずれかのシールドへ凝結、付着せ
しめ、もつて耐電圧を長期間に亘つて安定的に維
持することができる真空しや断器を提供するにあ
る。以下、図面を用いてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
で、その目的とするところは、外側のシールド端
部とこれと対向する内側シールドとの間における
金属蒸気等の拡散経路となる部分において、両者
間の等電位線が絶縁筒の内面とほぼ直交するよう
にすることによつて、この部分を通る金属蒸気等
の荷電粒子をいずれかのシールドへ凝結、付着せ
しめ、もつて耐電圧を長期間に亘つて安定的に維
持することができる真空しや断器を提供するにあ
る。以下、図面を用いてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
本発明に係る真空しや断器は、第1図に示すよ
うに、円筒状に成形された硬質ガラス、アルミナ
セラミツク等の無機絶縁物からなる複数(本実施
例においては2個)の絶縁筒1,1を、両端に植
設したコバール等からなるリング状の封着金具
2,2およびリング状の取付金具3を介して同軸
的に連結するとともに、連結した絶縁筒1,1の
開口端を封着金具2,2を介し金属端板4,4に
より気密に閉塞し、かつ内部を高真空に排気して
真空容器5を形成し、この真空容器5内には、一
方(第1図において上方)の金属端板4の中央部
から導入しかつ気密に固着した固定側電極棒6
と、他方の金属端板4の中央部から固定側電極棒
6に対して接近離反すべく軸方向(第1図におい
て上下方向)へ進退自在に導入されかつベローズ
7により他方の金属端板4に気密に装着した可動
側電極棒8とにより支持された1対の電極9,1
0が接触離反自在に設けられている。
うに、円筒状に成形された硬質ガラス、アルミナ
セラミツク等の無機絶縁物からなる複数(本実施
例においては2個)の絶縁筒1,1を、両端に植
設したコバール等からなるリング状の封着金具
2,2およびリング状の取付金具3を介して同軸
的に連結するとともに、連結した絶縁筒1,1の
開口端を封着金具2,2を介し金属端板4,4に
より気密に閉塞し、かつ内部を高真空に排気して
真空容器5を形成し、この真空容器5内には、一
方(第1図において上方)の金属端板4の中央部
から導入しかつ気密に固着した固定側電極棒6
と、他方の金属端板4の中央部から固定側電極棒
6に対して接近離反すべく軸方向(第1図におい
て上下方向)へ進退自在に導入されかつベローズ
7により他方の金属端板4に気密に装着した可動
側電極棒8とにより支持された1対の電極9,1
0が接触離反自在に設けられている。
前記真空容器5内の両端部付近には、前記各絶
縁筒1と同様の無機絶縁物からなるとともに、両
端にリング状の支持金具11を植設した内部絶縁
筒12,12が固定側電極棒6およびベローズ7
を同心状に囲繞するとともに外端側の支持金具1
1を介して金属端板4の内面にそれぞれ支持され
ている。各内部絶縁筒12の内端側の支持金具1
1には、固定側電極棒6および各電極9,10等
を同心状に囲繞するほぼ円筒状に形成され、かつ
対向する内端部を軸方向へ適宜に離隔した内側の
シールド13,13の基部がそれぞれ支持されて
いる。各内側のシールド13は、後述する外側の
シールドと相俟つて真空容器5内の電界分布を緩
和し、かつ電極9,10の接離によつて生ずる金
属蒸気および金属飛沫を有効に補捉してしや断成
功に寄与するとともに、金属蒸気等の絶縁筒内壁
への凝結を防止するためのもので、対向する内端
部は電界集中を防止すべく外側方へ彎曲した断面
ほぼ円形状に設けられている。また、各内側のシ
ールド13の基部は、第1図、第2図に示すよう
に、外側方へ屈曲せしめて断面ほぼU字形に形成
されるとともに、各内部絶縁筒12の内端部付近
に嵌入され、かつそれぞれの基端部が各支持金具
11に支持されている。そして、各内側のシール
ド13の基端部には、この部分における電界集中
を防止すべく各内部絶縁筒12の内端外周部付近
を囲繞する断面ほぼC字形の補助シールド14の
一端が一体的に取付けられている。
縁筒1と同様の無機絶縁物からなるとともに、両
端にリング状の支持金具11を植設した内部絶縁
筒12,12が固定側電極棒6およびベローズ7
を同心状に囲繞するとともに外端側の支持金具1
1を介して金属端板4の内面にそれぞれ支持され
ている。各内部絶縁筒12の内端側の支持金具1
1には、固定側電極棒6および各電極9,10等
を同心状に囲繞するほぼ円筒状に形成され、かつ
対向する内端部を軸方向へ適宜に離隔した内側の
シールド13,13の基部がそれぞれ支持されて
いる。各内側のシールド13は、後述する外側の
シールドと相俟つて真空容器5内の電界分布を緩
和し、かつ電極9,10の接離によつて生ずる金
属蒸気および金属飛沫を有効に補捉してしや断成
功に寄与するとともに、金属蒸気等の絶縁筒内壁
への凝結を防止するためのもので、対向する内端
部は電界集中を防止すべく外側方へ彎曲した断面
ほぼ円形状に設けられている。また、各内側のシ
ールド13の基部は、第1図、第2図に示すよう
に、外側方へ屈曲せしめて断面ほぼU字形に形成
されるとともに、各内部絶縁筒12の内端部付近
に嵌入され、かつそれぞれの基端部が各支持金具
11に支持されている。そして、各内側のシール
ド13の基端部には、この部分における電界集中
を防止すべく各内部絶縁筒12の内端外周部付近
を囲繞する断面ほぼC字形の補助シールド14の
一端が一体的に取付けられている。
前記真空容器5内における各内側のシールド1
3の外周には、それぞれの内側のシールド13を
同心状に囲繞するほぼ円筒状の外側のシールド1
5,15が、基部を前記取付金具3に取付支持さ
れて配置されている。各外側のシールド15は、
端部側が漸次小径となるように形成されるととも
に、それぞれの端部は、各内側のシールド15の
基部と適宜に離隔して対向されており、かつ内側
方へ彎曲するとともに比較的小径の断面ほぼ円形
状に設けられている。また、真空容器5の外周に
おける各外側のシールド15と対応する位置に
は、各外側のシールド15を同心状に囲繞するほ
ぼ円筒状の外部シールド16,16が、基部を取
付金具3に取付支持されて配置されている。各外
部シールド16は、電極9,10の開離後にたと
えば第2図に示すように外側のシールド15と内
側のシールド13との電位差が両電極9,10の
電位差の25%を分担するように設けられている場
合において、両シールド13,15間の等電位線
が絶縁筒1の内面とほぼ直交するように電位分布
を変更するためのもので、端部は電界集中を防止
すべく外側方へ彎曲した断面ほぼ円形状に設けら
れている。したがつて、電極9,10の接離に伴
なつて生ずる金属蒸気等における荷電粒子は、等
電位線と直交する方向(軸方向)、すなわち電気
力線の方向へ移動し、絶縁筒1における外側のシ
ールド15の端部付近と対向した内面が極端に汚
損されることがなくなる。
3の外周には、それぞれの内側のシールド13を
同心状に囲繞するほぼ円筒状の外側のシールド1
5,15が、基部を前記取付金具3に取付支持さ
れて配置されている。各外側のシールド15は、
端部側が漸次小径となるように形成されるととも
に、それぞれの端部は、各内側のシールド15の
基部と適宜に離隔して対向されており、かつ内側
方へ彎曲するとともに比較的小径の断面ほぼ円形
状に設けられている。また、真空容器5の外周に
おける各外側のシールド15と対応する位置に
は、各外側のシールド15を同心状に囲繞するほ
ぼ円筒状の外部シールド16,16が、基部を取
付金具3に取付支持されて配置されている。各外
部シールド16は、電極9,10の開離後にたと
えば第2図に示すように外側のシールド15と内
側のシールド13との電位差が両電極9,10の
電位差の25%を分担するように設けられている場
合において、両シールド13,15間の等電位線
が絶縁筒1の内面とほぼ直交するように電位分布
を変更するためのもので、端部は電界集中を防止
すべく外側方へ彎曲した断面ほぼ円形状に設けら
れている。したがつて、電極9,10の接離に伴
なつて生ずる金属蒸気等における荷電粒子は、等
電位線と直交する方向(軸方向)、すなわち電気
力線の方向へ移動し、絶縁筒1における外側のシ
ールド15の端部付近と対向した内面が極端に汚
損されることがなくなる。
なお、外側のシールド15の端部と内側のシー
ルド13の基部との間における等電位線が絶縁筒
1の内面とほぼ直交するようにするには、上述し
た実施例に限定されるものではなく、たとえば第
3図、第4図に示すように、上述した第1の外部
シールド16に加えて、真空容器5の外周におけ
る各補助シールド14と対応する位置に、ほぼ円
筒状にしてかつ両端を外側方へ彎曲して断面ほぼ
円形状に形成した第2の外部シールド17を配設
するとともに、それぞれの外部シールド17を内
側のシールド13と同電位とすべく他方の金属端
板4に取付けた外部絶縁筒18により支持した
り、あるいは絶縁筒1の外周面に埋設した支持金
具19により支持してもよいものであり、または
第2の外部シールド17のみ設けてもよいもので
ある。また、真空容器5の外周には、第1、第2
の外部シールド16,17を設けたことによりそ
の耐電圧(沿面閃絡による)が低下するのを防止
すべく、各外部シールド16,17を含めてポリ
ブタジエンゴム等によるゴムモールドまたはエポ
キシ樹脂等によるレジンモールドが施されるもの
であり、このようにすることにより外周の耐電圧
を内周のそれと同等にされているものである。さ
らに、第1図において20はベローズシールド、
第3図において21はリング状の接続金具で、外
部絶縁筒18の端部に植設したリング状の支持金
具22と第2の外部シールド17の一端とを接続
するためのものである。
ルド13の基部との間における等電位線が絶縁筒
1の内面とほぼ直交するようにするには、上述し
た実施例に限定されるものではなく、たとえば第
3図、第4図に示すように、上述した第1の外部
シールド16に加えて、真空容器5の外周におけ
る各補助シールド14と対応する位置に、ほぼ円
筒状にしてかつ両端を外側方へ彎曲して断面ほぼ
円形状に形成した第2の外部シールド17を配設
するとともに、それぞれの外部シールド17を内
側のシールド13と同電位とすべく他方の金属端
板4に取付けた外部絶縁筒18により支持した
り、あるいは絶縁筒1の外周面に埋設した支持金
具19により支持してもよいものであり、または
第2の外部シールド17のみ設けてもよいもので
ある。また、真空容器5の外周には、第1、第2
の外部シールド16,17を設けたことによりそ
の耐電圧(沿面閃絡による)が低下するのを防止
すべく、各外部シールド16,17を含めてポリ
ブタジエンゴム等によるゴムモールドまたはエポ
キシ樹脂等によるレジンモールドが施されるもの
であり、このようにすることにより外周の耐電圧
を内周のそれと同等にされているものである。さ
らに、第1図において20はベローズシールド、
第3図において21はリング状の接続金具で、外
部絶縁筒18の端部に植設したリング状の支持金
具22と第2の外部シールド17の一端とを接続
するためのものである。
なお、前述した各実施例においては、絶縁筒1
を複数個用い、内側、外側のシールド13,15
の分担電圧が25%となる真空しや断器について述
べたが、この真空しや断器に限定されるものでは
なく、たとえば1個の絶縁筒により真空容器を形
成したり、あるいは内側、外側のシールドの分担
電圧が50%または100%となる真空しや断器にお
いても同様の効果を奏する。
を複数個用い、内側、外側のシールド13,15
の分担電圧が25%となる真空しや断器について述
べたが、この真空しや断器に限定されるものでは
なく、たとえば1個の絶縁筒により真空容器を形
成したり、あるいは内側、外側のシールドの分担
電圧が50%または100%となる真空しや断器にお
いても同様の効果を奏する。
以上の如く本発明は、絶縁筒の両端を金属端板
により気密に閉塞して真空容器を形成し、前記真
空容器内にそれぞれの金属端板の中央部から相対
的に接近離反自在に導入した対をなす電極棒を介
し1対の電極を接触離反自在に設けるとともに、
この電極の周囲にシールドを少なくとも2重に同
心配置してなるものにおいて、前記絶縁筒の外周
面に外部シールドと同心に設け、各シールドにお
ける外側のシールドの端部とこれと対向する内側
のシールドとの間の等電位線が前記絶縁筒の内面
とほぼ直交するようにしたものであるから、シー
ルド間の間隙を大きくすることにより真空しや断
器の耐電圧を向上することができるとともに、絶
縁筒内面の局部的汚損を低減することにより真空
しや断器における初期の耐電圧を長期間に亘つて
安定的に維持することができる等の効果を奏す
る。
により気密に閉塞して真空容器を形成し、前記真
空容器内にそれぞれの金属端板の中央部から相対
的に接近離反自在に導入した対をなす電極棒を介
し1対の電極を接触離反自在に設けるとともに、
この電極の周囲にシールドを少なくとも2重に同
心配置してなるものにおいて、前記絶縁筒の外周
面に外部シールドと同心に設け、各シールドにお
ける外側のシールドの端部とこれと対向する内側
のシールドとの間の等電位線が前記絶縁筒の内面
とほぼ直交するようにしたものであるから、シー
ルド間の間隙を大きくすることにより真空しや断
器の耐電圧を向上することができるとともに、絶
縁筒内面の局部的汚損を低減することにより真空
しや断器における初期の耐電圧を長期間に亘つて
安定的に維持することができる等の効果を奏す
る。
第1図は本発明に係る真空しや断器の半截断面
図、第2図、第3図および第4図はそれぞれ本発
明の第1実施例、第2実施例および第3実施例の
要部の拡大断面説明図である。 1…絶縁筒、4…金属端板、5…真空容器、
6,8…電極棒、9,10…電極、13,15…
シールド、16…外部シールド。
図、第2図、第3図および第4図はそれぞれ本発
明の第1実施例、第2実施例および第3実施例の
要部の拡大断面説明図である。 1…絶縁筒、4…金属端板、5…真空容器、
6,8…電極棒、9,10…電極、13,15…
シールド、16…外部シールド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 絶縁筒の両端を金属端板により気密に閉塞し
て真空容器を形成し、前記真空容器内にそれぞれ
の金属端板の中央部から相対的に接近離反自在に
導入した対をなす電極棒を介し1対の電極を接触
離反自在に設けるとともに、この電極の周囲にシ
ールドを少なくとも2重に同心配置してなる真空
しや断器において、 前記絶縁筒の外周面に外部シールドを前記シー
ルドと同心に設け、各シールドにおける外側のシ
ールドの端部とこれと対向する内側のシールドと
の間の等電位線が前記絶縁筒の内面とほぼ直交す
るようにしたことを特徴とする真空しや断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15628880A JPS5780625A (en) | 1980-11-06 | 1980-11-06 | Vacuum breaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15628880A JPS5780625A (en) | 1980-11-06 | 1980-11-06 | Vacuum breaker |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5780625A JPS5780625A (en) | 1982-05-20 |
JPS637414B2 true JPS637414B2 (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=15624527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15628880A Granted JPS5780625A (en) | 1980-11-06 | 1980-11-06 | Vacuum breaker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5780625A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0652645B2 (ja) * | 1984-02-28 | 1994-07-06 | 株式会社東芝 | 真空バルブ |
FR2887683A1 (fr) * | 2005-06-28 | 2006-12-29 | Schneider Electric Ind Sas | Ampoule a vide pour un appareil de protection electrique tel un interrupteur ou un disjoncteur |
JP5292225B2 (ja) * | 2009-08-26 | 2013-09-18 | 株式会社東芝 | モールド真空バルブ |
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1980
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Also Published As
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---|---|
JPS5780625A (en) | 1982-05-20 |
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