JPS62252024A - 真空インタラプタ - Google Patents
真空インタラプタInfo
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- JPS62252024A JPS62252024A JP9707486A JP9707486A JPS62252024A JP S62252024 A JPS62252024 A JP S62252024A JP 9707486 A JP9707486 A JP 9707486A JP 9707486 A JP9707486 A JP 9707486A JP S62252024 A JPS62252024 A JP S62252024A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/662—Housings or protective screens
- H01H33/66261—Specific screen details, e.g. mounting, materials, multiple screens or specific electrical field considerations
- H01H2033/66284—Details relating to the electrical field properties of screens in vacuum switches
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
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-
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- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/662—Housings or protective screens
Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ、産業上の利用分野
本発明は真空インタラプタに係り、特にアース電位の密
閉タンク内に絶縁媒体と共に収納されて構成される真空
遮断器に好適な真空インタラプタに関するものである。
閉タンク内に絶縁媒体と共に収納されて構成される真空
遮断器に好適な真空インタラプタに関するものである。
Ｂ９発明の概要
本発明は絶縁円筒とその両端に封着金具を介して固着さ
れた端板とからなる真空容器内に前記端板に固着された
内部補助シールドと中間電位の内部主シールドを備えた
真空インタラプタにおいて、内部補助シールド部の電界
緩和を図るべく補助シールドを真空容器の外部に設けて
、 真空インタラプタをアース電位の金属タンク内に収納し
た場合の特に真空容器内における耐電圧性能の安定を図
ったものである。
れた端板とからなる真空容器内に前記端板に固着された
内部補助シールドと中間電位の内部主シールドを備えた
真空インタラプタにおいて、内部補助シールド部の電界
緩和を図るべく補助シールドを真空容器の外部に設けて
、 真空インタラプタをアース電位の金属タンク内に収納し
た場合の特に真空容器内における耐電圧性能の安定を図
ったものである。
Ｃ１従来の技術
近来、油又はＳＦａガス等の絶縁媒体で満たされた密閉
金属タンク（接地されアース電位）内に真空インタラプ
タを収納してなる真空遮断器が一般に用いられるように
なっている。第４図を参照してこの種真空遮断器を説明
すると、１はアース電位の密閉金属タンク、２は金属タ
ンクｌ内に絶縁媒体と共に収納された真空インタラプタ
である。真空インタラプタ２はガラス又はセラミックス
等の絶縁物からなる絶縁円筒３の両端開口部を、それぞ
れＦｅ−Ｎｉ −Ｃｏ合金等の金属からなる薄肉円環状
の封着金具４ａ、 ４ｂを介してステンレス鋼等の金属
板からなる円板状の端板５．６により閉塞し、且つ内部
を高真空（例えば１３．３３ｉ＋Ｐａ以下の圧力）に排
気して真空容器７が形成されている。そして、この真空
容器７内には、その軸線上に位置する固定電極棒８が固
定側の端板５から気密に導入されている。また、真空容
器７内には、固定電極棒８に接近離反自在の可動電極棒
９が可動側の端板６から金属ベローズＩＯを介して気密
に導入されている。
金属タンク（接地されアース電位）内に真空インタラプ
タを収納してなる真空遮断器が一般に用いられるように
なっている。第４図を参照してこの種真空遮断器を説明
すると、１はアース電位の密閉金属タンク、２は金属タ
ンクｌ内に絶縁媒体と共に収納された真空インタラプタ
である。真空インタラプタ２はガラス又はセラミックス
等の絶縁物からなる絶縁円筒３の両端開口部を、それぞ
れＦｅ−Ｎｉ −Ｃｏ合金等の金属からなる薄肉円環状
の封着金具４ａ、 ４ｂを介してステンレス鋼等の金属
板からなる円板状の端板５．６により閉塞し、且つ内部
を高真空（例えば１３．３３ｉ＋Ｐａ以下の圧力）に排
気して真空容器７が形成されている。そして、この真空
容器７内には、その軸線上に位置する固定電極棒８が固
定側の端板５から気密に導入されている。また、真空容
器７内には、固定電極棒８に接近離反自在の可動電極棒
９が可動側の端板６から金属ベローズＩＯを介して気密
に導入されている。
これら両電極環８．９の各内端には、対をなして接近離
反自在の固定、可動電極１１．１２が一体的に設けられ
ている。ｌｌａ、 １２ａは各電極の接触部である。１
８はベローズシールドである。
反自在の固定、可動電極１１．１２が一体的に設けられ
ている。ｌｌａ、 １２ａは各電極の接触部である。１
８はベローズシールドである。
ｌ３はステンレス鋼製の中間電位の内部主シールドで、
一対の電極１１．１２と電極棒８，９の一部を包囲する
如く、両端が固定、可動側の端板５．６方向に伸びてい
ると共に、絶縁円筒３の中間部の封着金具４に結合支持
されている。１４は固定側端板５の内側に設けた内部補
助シールド、１５は可動側端板６の内側に設けた内部補
助シールドである。
一対の電極１１．１２と電極棒８，９の一部を包囲する
如く、両端が固定、可動側の端板５．６方向に伸びてい
ると共に、絶縁円筒３の中間部の封着金具４に結合支持
されている。１４は固定側端板５の内側に設けた内部補
助シールド、１５は可動側端板６の内側に設けた内部補
助シールドである。
これら内部補助シールド１４．１５は、絶縁筒に埋設し
である封着金具４ａ、 ４ｂの先端に電界が集中するの
を防止するために設けられている電界緩和のためのシー
ルドである。
である封着金具４ａ、 ４ｂの先端に電界が集中するの
を防止するために設けられている電界緩和のためのシー
ルドである。
Ｄ１発明が解決し上うとする問題点
真空インタラプタは、開極時（遮断時）において、高電
圧に耐え得るように普通は電極間を中心にして固定側と
可動側が対称になるように構成されている。このように
構成された真空インタラプタは、真空インタラプタ単体
での耐電圧特性は非常に良好である。
圧に耐え得るように普通は電極間を中心にして固定側と
可動側が対称になるように構成されている。このように
構成された真空インタラプタは、真空インタラプタ単体
での耐電圧特性は非常に良好である。
しかし、この真空インタラプタをアース電位の金属タン
ク内に収納した場合には、良好であった耐電圧特性が不
安定となることが知られている。
ク内に収納した場合には、良好であった耐電圧特性が不
安定となることが知られている。
（特開昭５９−９１６１９号参照）
つまり、第４図に示すように、開極時において例えば固
定電極棒８がプラス電位の場合で説明すると、アース電
位の金属タンクｌが近くに存在することから等電位線口
を描いて見ると固定端板５側に片寄り湾曲したものとな
る。
定電極棒８がプラス電位の場合で説明すると、アース電
位の金属タンクｌが近くに存在することから等電位線口
を描いて見ると固定端板５側に片寄り湾曲したものとな
る。
このため、固定側の内部補助シールド１４と封着金具４
ａとの部分における等電位線口は、この両者に沿い囲む
ような状態となり、内部補助シールド１４の先端部（図
中イ）の電界強度が金属タンク１が無い場合に比較して
大きくなる。そのため、遮断、開極時に内部補助シール
ド１４の先端部イの表面に付着している金属微細粒子等
が電界の作用により誘離されて飛散し、内部補助シール
ド１４と中間電位の内部主シールド１３との間で閃絡が
起こり、ひいては内部主シールド１３と可動電極棒９及
び可動側の内部補助シールド１５との間でも閃絡が起き
、絶縁破壊に至る。
ａとの部分における等電位線口は、この両者に沿い囲む
ような状態となり、内部補助シールド１４の先端部（図
中イ）の電界強度が金属タンク１が無い場合に比較して
大きくなる。そのため、遮断、開極時に内部補助シール
ド１４の先端部イの表面に付着している金属微細粒子等
が電界の作用により誘離されて飛散し、内部補助シール
ド１４と中間電位の内部主シールド１３との間で閃絡が
起こり、ひいては内部主シールド１３と可動電極棒９及
び可動側の内部補助シールド１５との間でも閃絡が起き
、絶縁破壊に至る。
上記のことは実験によって確認されており、真空インタ
ラプタ２単体の場合と、金属タンク１内に収納した場合
とでは、前者に比較して後者の場合が約２５〜３０％程
度耐電圧性能が低下するという結果を得ている。
ラプタ２単体の場合と、金属タンク１内に収納した場合
とでは、前者に比較して後者の場合が約２５〜３０％程
度耐電圧性能が低下するという結果を得ている。
従って、真空インタラプタ単体では良好な耐電圧特性を
有するにしても、アース電位の金属タンク内に収納した
場合にあっては内部補助シールドが耐電圧特性を低下さ
せる原因となっていることが判った。
有するにしても、アース電位の金属タンク内に収納した
場合にあっては内部補助シールドが耐電圧特性を低下さ
せる原因となっていることが判った。
ところで、特開昭５９−９１６１９号公報等に示されて
いる真空インタラプタはタンク内でのみ使用できる特別
なものである。すなわち、シールドを片持ちシールドに
し、これによって真空インタラプタ単体では好ましくな
いものであってもアース電位の金属タンク内に収納した
場合に都合が良いようにしたものである。しかし、この
構成では真空インタラプタの汎用性に欠け、特別な真空
インタラプタを作らねばならないので、結果コストアッ
プとなる。
いる真空インタラプタはタンク内でのみ使用できる特別
なものである。すなわち、シールドを片持ちシールドに
し、これによって真空インタラプタ単体では好ましくな
いものであってもアース電位の金属タンク内に収納した
場合に都合が良いようにしたものである。しかし、この
構成では真空インタラプタの汎用性に欠け、特別な真空
インタラプタを作らねばならないので、結果コストアッ
プとなる。
Ｅ４問題点を解決するための手段
本発明は、封着金具及び内部補助シールドのそれぞれの
先端部の電界を緩和する外部補助シールド、または外部
補助シールドと外部主シールドとを真空容器の外部に設
けて真空インタラプタを構成した。
先端部の電界を緩和する外部補助シールド、または外部
補助シールドと外部主シールドとを真空容器の外部に設
けて真空インタラプタを構成した。
すなわち、第１の発明は、絶縁円筒の両端に結合した円
環状の封着金具に各々端板を気密に固着して真空容器を
形成し、各端板を各々気密に貫通する電極棒の内端部に
相対的に接近離反する一対の電極を設け、これら一対の
電極を囲む中間電位の内部主シールドを絶縁円筒内に設
け、真空インタラプタが具備する封着金具先端の電界を
緩和する内部補助シールドと同心状に外部補助シールド
を真空容器の外部に設けて真空インタラプタを構成した
。
環状の封着金具に各々端板を気密に固着して真空容器を
形成し、各端板を各々気密に貫通する電極棒の内端部に
相対的に接近離反する一対の電極を設け、これら一対の
電極を囲む中間電位の内部主シールドを絶縁円筒内に設
け、真空インタラプタが具備する封着金具先端の電界を
緩和する内部補助シールドと同心状に外部補助シールド
を真空容器の外部に設けて真空インタラプタを構成した
。
なお第１発明の真空インタラプタにおいて耐電圧特性を
最も良好なものにするには、 （ａ）外部補助シールドの折曲げ部の内壁と絶縁円筒の
外壁との距離を３１１ｊＩ〜３０１１ｊＩにするのが良
い。
最も良好なものにするには、 （ａ）外部補助シールドの折曲げ部の内壁と絶縁円筒の
外壁との距離を３１１ｊＩ〜３０１１ｊＩにするのが良
い。
（ｂ）外部補助シールドの軸方向寸法Ｌ３と、内部補助
シールドの軸方向寸法Ｌ２と、封着金具の軸方向寸法Ｌ
３と の関係は、 Ｌ ｌ＝ Ｌ ｔ≧Ｌ、にするのが良い。
シールドの軸方向寸法Ｌ２と、封着金具の軸方向寸法Ｌ
３と の関係は、 Ｌ ｌ＝ Ｌ ｔ≧Ｌ、にするのが良い。
（ｃ）更にはＬ ｌ＞ Ｌｔ≧Ｌ、の関係にするのが良
い。
い。
（ｄ）更にまた、
Ｌ 、＞ Ｌ ！で且つ
外部補助シールドの先端と内部補助シールドの先端を結
ぶ線が半径方向の線に対して１０〜４０度の傾斜角とな
るようにするのが良い。
ぶ線が半径方向の線に対して１０〜４０度の傾斜角とな
るようにするのが良い。
第２の発明は第１発明に係る真空インタラプタにおいて
、さらに内部主シールドと同電位を持ち且つこれと同心
状の外部主シールドを真空容器の外部に設けて構成した
。
、さらに内部主シールドと同電位を持ち且つこれと同心
状の外部主シールドを真空容器の外部に設けて構成した
。
Ｆ１作用
外部補助シールドを真空容器の外部に設けたので、内部
補助シールドの先端部の電界集中が緩和され、遮断時に
発生した金属粒子が内部補助シールドに付着していても
、電界によって誘離することは防止でき、真空インタラ
プタ単体で使用する場合及びアース電位の金属タンク内
に収納した場合のいずれにおいても耐電圧性能を維持す
ることができる。また、外部主シールドを設けることに
より前記内部補助シールドの電界集中は一層緩和される
。
補助シールドの先端部の電界集中が緩和され、遮断時に
発生した金属粒子が内部補助シールドに付着していても
、電界によって誘離することは防止でき、真空インタラ
プタ単体で使用する場合及びアース電位の金属タンク内
に収納した場合のいずれにおいても耐電圧性能を維持す
ることができる。また、外部主シールドを設けることに
より前記内部補助シールドの電界集中は一層緩和される
。
Ｇ、実施例
以下本発明を第１図〜第３図に示す実施例に基づいて説
明する。なお、第４図と同一符号を付するものはこれら
と同等部材を示すので、これらの詳細な説明は省略する
。
明する。なお、第４図と同一符号を付するものはこれら
と同等部材を示すので、これらの詳細な説明は省略する
。
第１実施例
第１図は第１実施例を示し、１６は真空インタラプタ２
の外部で且つ固定側の内部補助シールド１４と同電位と
なるように端板５に設けた外部補助シールドである。外
部補助シールド１６は内部補助シールド１４と同心状に
設けられていると共に、各補助シールド１４．１６と封
着金具４ａの寸法関係は次のように設けられている。す
なわち、 外部補助シールドの軸方向寸法り、、 内部補助シールドの軸方向寸法り７、 封着金具の軸方向寸法Ｌ３ とした場合 Ｌ Ｉ＝ Ｌ ｔ≧Ｌ３ の関係に設けられている。したがって、第１図と第４図
の等電位線口を比較すれば分かるように、本実施例では
外部補助シールド１６によって上方へ向おうとする電気
力線が水平方向に湾曲され、上って、封着金具１４ａと
内部補助シールド１４の各々の先端部の電界強度が緩和
される。よって、遮断時発生する金属蒸気が内部補助シ
ールド１４に付着しても電界によって透射することが防
止され、真空容器７内の耐電圧特性が向上する。
の外部で且つ固定側の内部補助シールド１４と同電位と
なるように端板５に設けた外部補助シールドである。外
部補助シールド１６は内部補助シールド１４と同心状に
設けられていると共に、各補助シールド１４．１６と封
着金具４ａの寸法関係は次のように設けられている。す
なわち、 外部補助シールドの軸方向寸法り、、 内部補助シールドの軸方向寸法り７、 封着金具の軸方向寸法Ｌ３ とした場合 Ｌ Ｉ＝ Ｌ ｔ≧Ｌ３ の関係に設けられている。したがって、第１図と第４図
の等電位線口を比較すれば分かるように、本実施例では
外部補助シールド１６によって上方へ向おうとする電気
力線が水平方向に湾曲され、上って、封着金具１４ａと
内部補助シールド１４の各々の先端部の電界強度が緩和
される。よって、遮断時発生する金属蒸気が内部補助シ
ールド１４に付着しても電界によって透射することが防
止され、真空容器７内の耐電圧特性が向上する。
また、第１実施例において、外部補助シールド１６の先
端折曲げ部の内壁と絶縁円筒３の外壁との距離Ｃは３〜
３０１１程度が最も効果的であることが実験の結果判っ
た。図ではクー２０１の場合を示している。
端折曲げ部の内壁と絶縁円筒３の外壁との距離Ｃは３〜
３０１１程度が最も効果的であることが実験の結果判っ
た。図ではクー２０１の場合を示している。
しかして、従来の真空インタラプタｌが金属タンクｌ内
に収納された場合、耐電圧性能が真空インタラプタ単体
の場合に比べ２５〜３０％程度低下していたのに対し、
本実施例によると、耐電圧性能の低下率を約１０％以下
とすることができた。なお、第１実施例において、プラ
ス電位側としての固定電極側の外部補助シールド１６と
対称的に可動電極側にも外部補助シールド１７を設けて
いるが、この外部補助シールド１７は前記外部補助シー
ルド１６の場合と同様な関係にして設けるものである。
に収納された場合、耐電圧性能が真空インタラプタ単体
の場合に比べ２５〜３０％程度低下していたのに対し、
本実施例によると、耐電圧性能の低下率を約１０％以下
とすることができた。なお、第１実施例において、プラ
ス電位側としての固定電極側の外部補助シールド１６と
対称的に可動電極側にも外部補助シールド１７を設けて
いるが、この外部補助シールド１７は前記外部補助シー
ルド１６の場合と同様な関係にして設けるものである。
本発明者は第１実施例の構成にもとづいて実験を繰返し
た結果、外部補助シールドの長さを内部補助シールドの
長さよりも長く設けるのが良く、角度で表現すると、真
空容器の半径方向の線に対して各補助シールド先端を結
ぶ直線の角度θをｌＯ°〜４５°程度とするのが良いこ
とが分かった。
た結果、外部補助シールドの長さを内部補助シールドの
長さよりも長く設けるのが良く、角度で表現すると、真
空容器の半径方向の線に対して各補助シールド先端を結
ぶ直線の角度θをｌＯ°〜４５°程度とするのが良いこ
とが分かった。
また、このθは前記１０” 〜４０°よりも大きくても
又は小さくても耐電圧特性の効果は減少することが分か
った。
又は小さくても耐電圧特性の効果は減少することが分か
った。
第２実施例
第２図は前記実験例に基づいてなされた第２実施例を示
す。同図において、 外部補助シールドの軸方向寸法Ｌ１と、内部補助シール
ドの軸方向寸法Ｌ３と、の関係がＬ ＋ ＞ Ｌ ｔで
且つ 外部補助シールド１６の先端と内部補助シールド１４の
先端を結ぶ線が半径方向の線に対して２０度の傾斜角θ
となるように構成している。このように構成した場合の
等電位線口は第２図のようになり、内部補助シールド１
４の先端の電界強度を一層小さくでき、真空容器７内の
耐電圧特性を安定させることができたものである。
す。同図において、 外部補助シールドの軸方向寸法Ｌ１と、内部補助シール
ドの軸方向寸法Ｌ３と、の関係がＬ ＋ ＞ Ｌ ｔで
且つ 外部補助シールド１６の先端と内部補助シールド１４の
先端を結ぶ線が半径方向の線に対して２０度の傾斜角θ
となるように構成している。このように構成した場合の
等電位線口は第２図のようになり、内部補助シールド１
４の先端の電界強度を一層小さくでき、真空容器７内の
耐電圧特性を安定させることができたものである。
第２実施例の構成にもとづいてさらに実験を重ねた結果
、内部主シールドと同心状で且つ真空容器の外側にも、
該内部主シールドと同電位の外部主シールドを設け、且
つ各々の先端を結ぶ線と真空容器の半径方向の線を結ぶ
角度が１０’〜４５°となるように設けることによりさ
らに耐電圧特性の安定を図れることが判った。
、内部主シールドと同心状で且つ真空容器の外側にも、
該内部主シールドと同電位の外部主シールドを設け、且
つ各々の先端を結ぶ線と真空容器の半径方向の線を結ぶ
角度が１０’〜４５°となるように設けることによりさ
らに耐電圧特性の安定を図れることが判った。
第３実施例
第３図は上記実験に基づいてなされた第３実施例（第２
発明に相当）を示す。同図において、内部主シールド１
３と同心状で、且つ真空容器７の外側に外部主シールド
９が封着金具４を介して設けられている。また、外部主
シールド１９は内部主シールド１３よりも長く設けられ
、且つ各々の先端を結ぶ線と半径方向の線のなす角度θ
８はほぼ４０゛に設けられている。なお、内部補助シー
ルド１４と外部補助シールド１９の先端を結ぶ線と半径
方向の線のなす角度θがほぼ２０°に設けられている点
は第２実施例と同様である。この第３実施例によると内
部主シールド１３の固定電極棒８側の端部Ｌ３ａの電界
集中は一層緩和され、第２実施例の場合よりもなお一層
の耐電圧性能の安定が図られた。また、外部主シールド
１９の可動側電極棒９の端部は固定側と対称的に設けら
れている。
発明に相当）を示す。同図において、内部主シールド１
３と同心状で、且つ真空容器７の外側に外部主シールド
９が封着金具４を介して設けられている。また、外部主
シールド１９は内部主シールド１３よりも長く設けられ
、且つ各々の先端を結ぶ線と半径方向の線のなす角度θ
８はほぼ４０゛に設けられている。なお、内部補助シー
ルド１４と外部補助シールド１９の先端を結ぶ線と半径
方向の線のなす角度θがほぼ２０°に設けられている点
は第２実施例と同様である。この第３実施例によると内
部主シールド１３の固定電極棒８側の端部Ｌ３ａの電界
集中は一層緩和され、第２実施例の場合よりもなお一層
の耐電圧性能の安定が図られた。また、外部主シールド
１９の可動側電極棒９の端部は固定側と対称的に設けら
れている。
Ｈ１発明の効果
第１の発明によると、内部補助シールドの先端部の電界
緩和を図る外部補助ノールドを真空容器の外部に設けた
ので真空容器内にある内部補助シールドの先端部の電界
が緩和されるので、内部補助シールドに金属微細粒子か
付着しても電界によって透射することは防止され、真空
容器内の耐電圧性能は安定する。また第２発明のように
更に外部主シールドを併設することによりその効果は一
層向上する。
緩和を図る外部補助ノールドを真空容器の外部に設けた
ので真空容器内にある内部補助シールドの先端部の電界
が緩和されるので、内部補助シールドに金属微細粒子か
付着しても電界によって透射することは防止され、真空
容器内の耐電圧性能は安定する。また第２発明のように
更に外部主シールドを併設することによりその効果は一
層向上する。
従って、本発明によれば真空インタラプタをアース電位
の金属タンク内に収納した場合においても、真空インタ
ラプタ単体の場合と同様な耐電圧性能を維持できる。こ
れにより、アース電位のタンク内に収納するだめの特別
の真空インタラプタを作る必要はなく、普通の真空イン
タラプタをそのまま使用できる。
の金属タンク内に収納した場合においても、真空インタ
ラプタ単体の場合と同様な耐電圧性能を維持できる。こ
れにより、アース電位のタンク内に収納するだめの特別
の真空インタラプタを作る必要はなく、普通の真空イン
タラプタをそのまま使用できる。
第１図は本発明に係る真空インタラプタの第１実施例の
要部断面図、第２図は第２実施例の要部断面図、第３図
は第３実施例の要部断面図、第４図は従来の真空インタ
ラプタの要部断面図である。 １・・・アース電位の金属タンク、２・・・真空インタ
ラプタ、３・・・絶縁円筒、４ａ、 ４ｂ・・・封着金
具、５．６・・・端板、７・・・真空容器、８・・・固
定電極棒、９・・・可動電極棒、１３・・・内部主シー
ルド、１４・・・内部補助ソールド、１６・・・外部補
助シールド、１７・・・外部主シールド。 第２図 口 １−ｍ−アース電イｔつ食属タンク ２− 灸２インタチア１り ３−−一 艶４象Ｐ′Ｉ闇 ４ａ、４ｂ −−−ｉｆｉｔｉ ５．６−−− ｋ畠枝 ７一−−責ヤ番答 ８−一一圓髭電榛碑 ９−ｍ−町動電福碑 ＋３ −−− ＩＱ’ 土ニーーツムｌトご′１４
−−− 内卯ン季′助シづ１４” ＋６−−− ｊＬ’ＪＦ神老ｈ・ンール１゛１９−
一−ダ＃帥土シールド 第１図 口 第３図 第４図
要部断面図、第２図は第２実施例の要部断面図、第３図
は第３実施例の要部断面図、第４図は従来の真空インタ
ラプタの要部断面図である。 １・・・アース電位の金属タンク、２・・・真空インタ
ラプタ、３・・・絶縁円筒、４ａ、 ４ｂ・・・封着金
具、５．６・・・端板、７・・・真空容器、８・・・固
定電極棒、９・・・可動電極棒、１３・・・内部主シー
ルド、１４・・・内部補助ソールド、１６・・・外部補
助シールド、１７・・・外部主シールド。 第２図 口 １−ｍ−アース電イｔつ食属タンク ２− 灸２インタチア１り ３−−一 艶４象Ｐ′Ｉ闇 ４ａ、４ｂ −−−ｉｆｉｔｉ ５．６−−− ｋ畠枝 ７一−−責ヤ番答 ８−一一圓髭電榛碑 ９−ｍ−町動電福碑 ＋３ −−− ＩＱ’ 土ニーーツムｌトご′１４
−−− 内卯ン季′助シづ１４” ＋６−−− ｊＬ’ＪＦ神老ｈ・ンール１゛１９−
一−ダ＃帥土シールド 第１図 口 第３図 第４図
Claims (6)
- （１）絶縁円筒の両端に結合した円環状の封着金具に各
々端板を気密に固着して真空容器を形成し、各端板を各
々気密に貫通する電極棒の内端部に相対的に接近離反す
る一対の電極を設け、これら一対の電極を囲む中間電位
の内部主シールドを絶縁円筒内に設け、前記封着金具先
端の電界を緩和する内部補助シールドを封着金具と同心
状に端板に設けて構成した真空インタラプタにおいて、
前記真空容器の外部で且つ内部補助シールドと同心状の
外部補助シールドを端板に設けて構成したことを特徴と
する真空インタラプタ。 - （２）前記外部補助シールドの折曲げ部の内壁と絶縁円
筒の外壁との距離を３ｍｍ〜３０ｍｍに設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項に記載の真空インタラプ
タ。 - （３）外部補助シールドの軸方向寸法Ｌ＿１と、内部補
助シールドの軸方向寸法Ｌ＿２と、 封着金具の軸方向寸法Ｌ＿３と の関係を Ｌ＿１＝Ｌ＿２≧Ｌ＿３としたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項に記載の真空インタラプタ。 - （４）外部補助シールドの軸方向寸法Ｌ＿１と、内部補
助シールドの軸方向寸法Ｌ＿２と、 封着金具の軸方向寸法Ｌ＿３と の関係を、 Ｌ＿１＞Ｌ＿２≧Ｌ＿３としたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項に記載の真空インタラプタ。 - （５）外部補助シールドの軸方向寸法Ｌ＿１と、内部補
助シールドの軸方向寸法Ｌ＿２と の関係がＬ＿１＞Ｌ＿２で且つ 外部補助シールドの先端と内部補助シールドの先端を結
ぶ線が半径方向の線に対して１０〜４０度の傾斜角とな
るように構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載の真空インタラプタ。 - （６）絶縁円筒の両端に結合した円環状の封着金具に各
々端板を気密に固着して真空容器を形成し、各端板を各
々気密に貫通する電極棒の内端部に相対的に接近離反す
る一対の電極を設け、これら一対の電極を囲む中間電位
の内部主シールドを絶縁円筒内に設け、前記封着金具先
端の電界を緩和する内部補助シールドを封着金具と同心
状に端板に設けて構成した真空インタラプタにおいて、
前記内部主シールド及び外部補助シールドと各々同電位
を持ち且つ各々と同心状の外部主シールド及び外部補助
シールドを真空容器の外部に設けたことを特徴とする真
空インタラプタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9707486A JPS62252024A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 真空インタラプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9707486A JPS62252024A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 真空インタラプタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62252024A true JPS62252024A (ja) | 1987-11-02 |
Family
ID=14182491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9707486A Pending JPS62252024A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 真空インタラプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62252024A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008010171A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Hitachi Ltd | 真空スイッチギヤ |
| JP2009093922A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Toshiba Corp | 真空バルブ |
| JP2009193734A (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-27 | Toshiba Corp | 樹脂モールド真空バルブ |
| EP3217416A4 (en) * | 2014-11-07 | 2018-07-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Vacuum circuit breaker and direct current circuit breaker |
| WO2019115128A1 (de) * | 2017-12-15 | 2019-06-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Hochspannungsleistungsschalter und verfahren zum elektromagnetischen abschirmen einer vakuumschaltröhre in einem isolator |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP9707486A patent/JPS62252024A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008010171A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Hitachi Ltd | 真空スイッチギヤ |
| JP2009093922A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Toshiba Corp | 真空バルブ |
| JP2009193734A (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-27 | Toshiba Corp | 樹脂モールド真空バルブ |
| EP3217416A4 (en) * | 2014-11-07 | 2018-07-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Vacuum circuit breaker and direct current circuit breaker |
| WO2019115128A1 (de) * | 2017-12-15 | 2019-06-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Hochspannungsleistungsschalter und verfahren zum elektromagnetischen abschirmen einer vakuumschaltröhre in einem isolator |
| CN111480212A (zh) * | 2017-12-15 | 2020-07-31 | 西门子股份公司 | 高压功率开关和用于电磁屏蔽绝缘子中的真空开关管的方法 |
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