JPS637372A - 超薄膜形成方法 - Google Patents

超薄膜形成方法

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JPS637372A
JPS637372A JP15081286A JP15081286A JPS637372A JP S637372 A JPS637372 A JP S637372A JP 15081286 A JP15081286 A JP 15081286A JP 15081286 A JP15081286 A JP 15081286A JP S637372 A JPS637372 A JP S637372A
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JP
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substrate
deposited
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thin film
electron beam
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JP15081286A
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Shinji Matsui
真二 松井
Katsumi Mori
森 克已
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子ビーム照射による超薄膜形成方法に関す
るもので市る。
[従来の技術] 従来、基板上に吸着層分の極薄膜を形成させる方法とし
ては、第3図(a)、 (b)に示す工程によって行わ
れている。すなわち、まず第3図(a)に示すように、
超高真空内に基板32を置き、基板32表面を清浄化し
た後、堆積させるべき材料中の少なくとも一部の元素を
構成元素として含む1種または2種以上のガスを被堆積
基板上に流し、前記ガス分子を被堆積基板上に吸着させ
て吸着分子31とする。
次に、第3図(b)に示すように、吸着分子31を解離
させる光エネルギーを有する光を基板に照射することに
より、雰囲気ガス吸着分子31はその中に含まれる堆積
材料33と揮発性材料分子34とに分解し、堆積材料3
3は基板表面に析出する。−方、揮発性材料分子34は
真空排出される。以上の様な原理により基板32表面上
に光照射により吸着層分の超薄膜が形成される。
[発明が解決しようとする問題点1 ところが、上記のような従来の方法によるときには、吸
着分子31を解離するのに要する光の適切な波長(エネ
ルギー)がおり、任意の材料を堆積させることは困難で
おり、また光としてレーザを用いても、その分解能は波
長により制限され線幅11JI!1以下のパターンを堆
積させることは困難であるなどの問題があった。
本発明の目的は、任意の材料を基板上に堆積させること
ができ、しかも高精度かつ高分解能の吸着層分の超薄膜
パターンを作製することも可能な超薄膜形成方法を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、堆積させるべき材料中に含まれる少なくとも
一部の元素を構成元素として含む1種または2種以上の
ガス状分子を被堆積基板上に流し、このガス状分子を被
堆積基板上に吸着させたのち真空排気し、次いで基板の
所望の部分に電子ビームを照射して前記材料を基板上に
吸着層分だけ堆積させることを特徴とする超薄膜形成方
法である。
本発明において堆積させるべき材料としてはタングステ
ン(W)、モリブデン(MO)、アルミニウム(AR)
、クロム(Cr)、タンタル(Ta)、チタン(T i
 > 、ジルコニウム(Zr)等の金属やケイ素(Si
)のような各種元素のばか酸化ケイ素(SiO2)、窒
化チタン(TiN>、酸化タンタル(丁a205)のよ
うな分子があげられる。
これらの材料を堆積させるだめの雰囲気ガスは、前記材
料中に含まれる少なくとも一部の元素を構成元素として
含む1種又は2種以上のガス状分子であり、堆積材料が
Wの場合にはWF6、WCI!、6、WC25、WBr
5等、MOの場合にはMO(C6H6)2 、MOCf
s 、MOBr5等、ARの場合にはAR(CH3)3
等、Crの場合にはCr (C6H6>2等、Taの場
合にはTaC25、TaBr3等、liの場合にはT!
I4等、Zrの場合にはZrI4等が挙げられる。
また雰囲気ガスとして3iH4,5iH2C/!z、5
iC14等を用いれば5iFJを堆積できる。
又、S ! H4とNH3との)混合ガスを用いれば、
Si3N4膜を、又S!f−14と02との混合ガスを
用いれば、S i 02膜を形成することができる。
又、T i C1’ 4とN2との混合ガスを用いると
TiN膜を形成することができる。
又、S i  (OC2H5)4を用いればS i 0
2、T a (OC2H5) 5を用いれば、Ta20
5が形成できる。
本発明の方法によって得られる超薄膜は、通常単分子膜
おるいは2〜3分子層の膜であり、従ってその膜厚は通
常5〜15人である。また収束された電子ビームを照射
することによってナノメータレベルの極細線幅のパター
ン形成が有能である。
[作 用] 次に、本発明の作用について、第1図を用いて説明する
。すなわち、第1図(a)では、超高真空内に基板12
を置き、基板12表面を清浄化した後、堆積させるへき
材料中に含まれる少なくとも一部の元素を、構成元素と
して含んだ1種または2種以上のガスを被堆積基板上に
流し、前記ガス分子を被堆積基板12上に吸着ざぜて吸
着分子11とする。
次に、第1図(b)に示す様に、収束した電子ビームを
基板に照射することにより、照射された吸着分子11は
その中に含まれる堆積材料13と揮発性材料分子14と
に分解し、堆積材料13は、基板12表面に析出する。
−方、揮発性材料分子14は排出される。以上のような
原理により、基板12表面上に、電子ビーム照射により
、吸着層分の超薄膜パターンが形成される。
[実施例] 以下に本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。第2図は本発明の一実施例で用いる装置の構成を示
す概略図でおる。本装置は電子ビーム照射系207〜2
09、試料室206、及び雰囲気ガス材料収納室201
とから構成されている。本実施例においては、タングス
テン(W>を構成元素として含む六フッ化タングステン
(WF6)を雰囲気ガスとして用い、収束された電子ビ
ーム照’A4によりケイ素(S i )基板上にWを堆
積させた。
WFf5 202を雰囲気カス材料収納室201に入れ
、Wを堆積させる3i基板205を試料台204にセッ
トする。電子ビーム照射系207〜20つと試料室20
6を10” Torr以下の超高真空に排気すると共に
、試料室206を800 ’C以上に加熱することによ
り基板表面を清浄化する。試料室206と雰囲気ガス材
料収納室201とは配管203によって接続されており
、試料室206を真空排気することにより、雰囲気ガス
材料収納室201内部か真空排気される。
雰囲気ガス材料でおるWF6は大気中では液体であるが
真空にひくことにより、容易に昇華し、配管203を通
り、マスフローメータ211を通して試料室206内部
へ供給される。ガス流量は、マスフローメータ211に
より制御される。このようにして、3i基板205上に
WF6分子が吸着する。その後、マスフローメータを閉
じ、試料i 206内へのWF6ガスの供給を止めた俊
、試料室206を超高真空まで排気する。次に、電子ビ
ームを3i基板205の所望の部分に照射することによ
り、3i基板205表面上に吸着されたWF6分子を分
解する。その分解の結果、WF6分子はWとフッ素(F
2)に分かれる。不揮発性物質であるWは3i基板20
5上に析出する。−方F2は揮発性ガスであるので真空
排気される。このようにして、吸着層分のWが3i基板
205表面の所望の部分に堆積する。
このようにして電子ビーム露光と同様のビーム制御技術
を用い、ナノメータレベル、1勇釧線幅を一ト分制皿し
て、吸着層分の膜厚をもった超薄膜パターンを形成する
ことができる。
なお、この実施例では収束された電子ビームを用いたが
、収束されていない電子ビームを用いても良い。この場
合には広い面積に超薄膜が形成される。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、堆積材料を含む
分子を吸着させた基板表面に電子ビームを照射すること
により任意の材料について吸着層分の厚みを有した超薄
膜を形成させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法による超薄膜形成を模式的に示し
た図で第1図(a)は基、板上に吸着分子か吸着された
状態を示す図、第1図(b)はこの塁仮に電子ビームを
照射した時の状態を示す図であり、第2図は本発明の方
法を実施するための装置の一例を示す概略図、第3図は
従来の超薄膜形成方法を模式的に示した図で、第3図(
a)は基板に吸着分子が吸着された状態を示す図、第3
図(b)はこの基板に光を照射した時の状態を示す図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 堆積させるべき材料中に含まれる少なくとも一部の元素
    を構成元素として含む1種または2種以上のガス状分子
    を被堆積基板上に流し、このガス状分子を被堆積基板上
    に吸着させたのち真空排気し、次いで基板の所望の部分
    に電子ビームを照射して前記材料を基板上に吸着層分だ
    け堆積させることを特徴とする超薄膜形成方法。
JP15081286A 1986-06-26 1986-06-26 超薄膜形成方法 Granted JPS637372A (ja)

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JP15081286A JPS637372A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 超薄膜形成方法

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JPS637372A true JPS637372A (ja) 1988-01-13
JPH0572474B2 JPH0572474B2 (ja) 1993-10-12

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