JPS6373346A - 分散処理デ−タ管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理の分散処理データ管理方式に関し、特
に端末におけるデータ管理方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、ホストコンピュータに格納されているデータを通
信処理装置を介して端末に取り出し、端末上で加工・更
新する分散処理システムのデータ管理方式においては、
ホストコンピュータからデータを取り出す際は端末でデ
ータ保持用の格納領域を設け、その領域にデータを格納
し単一データのみを管理していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の分散処理データ管理方式では、ホストコ
ンピュータより取り出すデータを端末上では一つしか管
理できないため、複数のデータを処理したい場合一つの
固定の格納領域を設け、ホストコンピュータより取り出
すデータを変更する際、その都度更新したデータをホス
トコンピュータに格納し直し、新たに要求するデータを
ホストコンピュータより取り出すという操作が必要にな
る。このため、データを扱う操作が複雑になるとともに
データをホストコンビーータに伝送するだめの伝送時間
が余分に必要になるという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の分散処理データ管理方式は、ホストコンビーー
タと端末でデータの授受を行いながらデータの加工・更
新処理を行なう分散処理システムの分散処理データ管理
方式において、通信処理装置を介してホストコンピュー
タのデータの取り出し・格納を行うデータ入出力手段と
、前記端末に接続され前記データ入出力手段より得たデ
ータを保持する記憶装置と、前記記憶装置上にデータ格
納領域を設けこの格納領域を論理分割して管理するため
の情報を持つデータ管理テーブルと、前記データ管理テ
ーブルを参照して前記記憶装置上の分割されたデータ格
納領域を前記データ入出力手段より得たデータに割り当
てる格納領域検索手段と、前記データ管理テーブルへの
登録・更新処理を行う管理テーブル登録更新手段と、前
記記憶装置上の分割されたデータ格納領域に前記データ
入出力手段より得たデータを書き込む登録手段と、前記
記憶装置上の分割されたデータ格納領域からデータを読
み込む更新手段を含んで構成される。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。第
１図の分散処理データ管理方式はデータ入出力手段１と
、格納領域検索手段２と、管理テーブル登録更新手段３
と、登録手段４と、更新手段５と、データ管理テーブル
６と、記憶装置７と、データバッファ８と、通信処理装
置９と、キーボード／ディスプレイ装置１０と、ホスト
コンピュータ１１とから構成される。

第２図は第１図のデータ管理テーブル６の構成図であシ
、データ管理テーブル６はファイル管理部２１と、デー
タ管理部２２および格納領域対応表２３とよ多構成され
る。データ管理部２２はデータ番号をキーに状態フラグ
とデータ管理情報とを持ち、格納領域対応表２３はデー
タ番号と論理ブロック番号および論理ブロック番号と対
応する物理ブロック番号とを持つ。

第３図は第１図の格納領域検索手段２の構成図であり、
格納領域検案手段２は入力データ長比較部３１と、デー
タ番号付与部３２と、格納領域設定部３３と、格納領域
検索部３４とから構成されている。

次に、本発明の動作について第１〜第３図を参照しなが
ら説明する。

まず、ホストコンピュータ１１のデータ要求者は、キー
ボードディスプレイ装置１０より、要求するデータのデ
ータ名、ホストコンピュータ１１での格納場所等要求に
必要な情報を入力する。この要求は、データ入出力手段
１を経て通信処理装置９を介しホストコンビーータ１１
に通知される。

ホストコンピュータ１１よ多通信処理装置９を介して送
信されてきた要求データは、データ入出力手段１により
フモリ−上のデータバッファ８に一時的に格納される。

格納領域検索手段２は第３図に示すように動作モードが
登録モードであることより入カデータ長比較部３１を起
動する。

入力データ長比較部３１は、データ管理テーブル６の７
アイル管理部２１の未使用ブロック数とデータ入出力手
段１より与えられる入力データ長とを比較し、その結果
記憶装置７上の格納領域に残り領域がない場合、キーボ
ードディスプレイ装置１０にその旨を表示し、データ入
出力手段１を介シてホストコンピュータ１１にデータ受
信不可であることを通知する。また記憶装置７上の格納
領域に残り領域が存在すれば、データ入出力手段１より
与えられた入力データ長と今回の入力長を６一 比較しデータが今回の受信ブロックで終了するのか継続
して送信されてくるのかを判定する。

データ番号付与部３２は、データ管理テーブル６のデー
タ管理部２２の状態フラグを参照し未使用フラグを持つ
データ番号を入力データに与える。

以降端末内部では、このデータ番号を用いてデータの管
理を行う。

データにデータ番号が割り当てられると次に、格納領域
設定部３３がデータ管理テーブル６上の格納領域対応表
２３を検索しデータ番号の項が空白になっているところ
（空き領域）に論理ブロック番号を設定し、対応する物
理ブロック番号を得る。

管理テーブル登録更新手段３け、格納領域検索手段２よ
り得た情報、すなわちデータ番号と論理ブロック番号と
をデータ管理テーブル６の格納領域対応表２３に書き込
み、データバッファ８を参照しデータに関する情報、す
なわちデータ名とデータ格納場所とデータ長とをデータ
管理テーブル６のデータ管理部２２のデータ管理情報に
書き込むとともにデータ管理部２２の状態フラグを使用
中に変え、ファイル管理部２１の未使用ブロック数を１
減らす。

登録手段４は、データ管理テーブル６を参照してデータ
の格納領域として、物理ブロック番号を得、データバッ
ファ８上のデータを記憶装置７上のデータ格納領域に登
録する。このとき、データ管理テーブル６も同時に記憶
装置７に登録する。

これで、データの登録処理は終了する。

入力データ長比較部３１でデータが複数ブロックにまた
がると判定された時は、上述した登録処理を繰り返し、
データ番号に対する論理ブロック番号が１ずつ加算され
る。例えば第２図を参照すると、”ｄｌ”なるデータ番
号を与えられたデータは３ブロツクを有しく論理ブロッ
ク１，２．３）、各々物理ブロック２，３．５に格納さ
れている。

端末で加工・更新したデータをホストコンビエータ１１
に登録し直すすなわちホストコンピュータのデータの更
新を行う場合の処理は、更新または削除モードで次の様
に行う。

データをホストコンピュータに登録する要求は、キーボ
ードディスプレイ装置１０よりデータ入出力手段ＩＫ通
知される。データ入出力手段１は、データ名と動作モー
ドを格納領域検索手段２に与える。

格納領域検索手段２では、動作モードが更新モート責デ
ータを記憶装置７上から削除しない）あるいは削除モー
ド（データを記憶装置７上から削除する）であるので、
第３図に示すように格納領域検索部３４を起動する。

格納領域検索部３４では、データ入出力手段１より与え
られたデータ名よりデータ管理テーブル６のデータ管理
部２２を参照し、データ番号を得、格納領域対応表２３
よりデータ番号と論理ブロック番号よりデータが格納さ
れている物理ブロック番号を得る。

管理テーブル登録更新手段３は、動作モードが更新モー
ドである時は、格納領域検索手段２より得た物理ブロッ
ク番号を更新手段５に渡すとともに、データ管理テーブ
ル６のデータ管理部２２を′：＼９− 参照しデータ管理情報をホストコンビエータに格納する
ための情報として得る。動作モードが削除モードの時は
、上記更新モード時の処理に加えてデータ管理テーブル
６の格納領域対応表２３の今回送信するデータに対応す
る項目を初期化し、ファイル管理部２１の未使用ブロッ
ク数に１を加算する。更に、データ番号に対する論理ブ
ロック番号が複数ありその論理ブロック番号が最後であ
るとき（データ番号に対する論理ブロック番号が１つし
かない場合も含む）はデータ管理部２２も初期化する。

更新手段５は、管理テーブル登録更新手段３より与えら
ｎた物理ブロック番号よりデータを取り出しデータバッ
ファ８に格納する。このとき、データ管理テーブル６を
記憶装置７に書き込み、記憶装置７上のデータ管理テー
ブルも更新する。

データバッファ８にデータが書き込まれると、データ入
出力手段１は、データバッファ８のデータを通信処理装
置９を介してホストコンビエータ１１に送信する。また
、その旨をキーボードディスプレィ装置１０に表示する
。これで、データの更新あるいは削除処理が終了する。

送信データが複数ブロックに渡る時は、データ番号に対
する論理ブロック番号を１ずつ加算しながら上述した更
新削除処理を繰り返して行う。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明にはデータ管理部ることに
より、一度ホストコンピュータよりデータを取り出して
おくと、複数のデータも端末だけの操作で扱えるように
なり、ホストコンピータと端末とのデータ送受信回数が
減少し、データの伝送に要していた不要な時間が減少す
るとともに、データの送受信に要していた複雑な操作も
必要なくなり、端末のデータの操作性が向上するという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図のデータ管理テーブル６の構成図および第３図は
第１図の格納領域検索手段２の構成図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ホストコンピュータと端末でデータの授受を行いながら
   データの加工・更新処理を行う分散処理システムの分散
   処理データ管理方式において、通信処理装置を介し前記
   ホストコンピュータのデータの取り出し格納を行うデー
   タ入出力手段と、前記端末に接続され前記データ入出力
   手段より得たデータを保持する記憶装置と、前記記憶装
   置上にデータ格納領域を設けこの格納領域を論理分割し
   て管理するための情報を持つデータ管理テーブルと、前
   記データ管理テーブルを参照して前記記憶装置上の分割
   されたデータ格納領域を前記データ入出力手段より得た
   データに割り当てる格納領域検索手段と、前記データ管
   理テーブルへの登録・更新処理を行う管理テーブル登録
   更新手段と、前記記憶装置上の分割されたデータ格納領
   域に前記データ入出力手段より得たデータを書き込む登
   録手段と、前記記憶装置上の分割されたデータ格納領域
   からデータを読み込む更新手段とから構成されることを
   特徴とする分散処理データ管理方式。