JPS6373213A - オ−トフオ−カス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は各種のビデオカメラ等に用いられるオー１〜フ
オーカス装置に関し、特に互いにカメラからの距離が具
なる複数の被写体に対して同時にジャストフォーカスさ
せることができるようにしたものである。

（従来の技術） 従来から各種方式に基づくオートフォーカス装置が知ら
れており、そのようなオートフォーカス装置によればピ
ンボケのない鮮明な撮影を行なうことができる。

（発明が解決すべき問題点ン ところで、従来から知られているオートフォーカス装置
は、カメラと被写体との距離に応じた各種の変位置に基
づいてフォーカスレンズを光軸方向に移動させることに
よりフォーカシングを行なうようになっている。

そのため、カメラからの距離が異なる複数の被写体を撮
影した場合にはジャストフォーカスされたーの被写体は
鮮明に撮影できるが他の被写体はピンボケになってしま
い、すべての被写体に対して同時にジャストフォーカス
させることはできないという問題点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上述の如き実情に鑑みてなされたものであり、
互いにカメラからの距離が異なる複数の被写体に対して
同時にジャストフォーカスさせることができるオートフ
ォーカス装置を提供することを目的とする。

そして、本発明はこの目的を達成するために第１図に示
す如く、被写体からの撮像光を’１１Ｂ素子１の素子面
１ａに結像させるためのレンズ２又は上記撮像素子１を
光軸方向（矢印六方向）に高速振動させる振動手段３を
備え、 この振動手段３にて上記レンズ３又はＷ撮像素子１を高
速振動させることにより、互いに上記素子面１ａからの
距離が異なる複数の被写体からの灘像光をこの素子面１
ａに上記高速振動の周期で繰り返し結像させるようにし
たことを特徴とするオートフォーカス装置を提供するも
のである。

（作　用） 上述の如き構成のオートフォーカス装置によれば、撮像
素子１の素子面１ａに、この素子面１ａからの距離が互
いに異なる複数の被写体からの撮像光が高速振動の周期
で繰り返し結像される。

このため、人間の目の残像効果により上記各被写体に対
して同時にジャストフォーカスさせた如き効果が得られ
る。

また、レンズ２を高速振動させることにより、擬似的に
焦点深度を大きくすることができ、この点からもより多
くの被写体に対して同時にジャストフォーカスさせるこ
とができるようになる。

（実施例） 以下、本発明に係る好適な実施例を第１図及び第２図を
用いて詳細に説明する。

本実施例に係るオートフォーカス装置は第１図に示す如
くアホーカル系レンズ５とフォーカスレンズ（マスタ系
レンズ）２とから成る光学系６を備えており、この光学
系６を介して入射される被写体からの撮像光が１１　Ｉ
Ｉ素子１にて映像信号Ｓ１に光電変換されて一般的なカ
メラ回路７に供給されるようになっている。

また、本実施例において、被写体からの撮像光を上記撮
像素子１の素子面１ａに結像させるレンズである上記フ
ォーカスレンズ２は、ピエゾ素子を用いた振動手段３に
て光軸方向に６０　［Ｈ２１程度で高速振動されるよう
になっている。

上記振動手段３は、制御回路８から供給される駆動信号
Ｓ２の周波数に応じて上記高速振動の周期を可変するこ
とができるとともに、上記駆動信号Ｓ２の電圧レベルに
応じて上記高速振動の振幅を可変することができるよう
になっている。

そして、上記駆動信＠Ｓ２の周波数、及び電圧レベルは
、被写体の種類あるいは撮影の目的等に応じてマニュア
ルで操作されるスイッチ回路９から上記制御回路８に供
給される振動制御信号Ｓ３にて適宜可変制御し得るよう
になっている。

一方、本実施例に係るオートフォーカス装置は、赤外線
等を用いた測距装置１０を備えており、この測距装置１
０の出力する距離情報Ｓ４に応じて上記制御回路８から
パルスモータ１１に移動制■信号Ｓ５が供給されるよう
になっている。

これにより、このパルスモータ１１が回転駆動されて、
例えば画面の中央に位置する主な被写体に対するジャス
トピント位置Ｐに上記フォーカスレンズ２が移動される
。

よって、本実施例に係るオートフォーカス装置において
上記フォーカスレンズ２は、主な被写体に対するジャス
トピント位置Ｐを振動中心として所定の振幅及び周期で
高速振動されるようになっている。

ここで、第２図に示す如くこの高速振動の振幅Ｗが上記
光学系６の焦点深度ｄ以内の場合においては、主な被写
体Ｉは常に焦点深度ｄ以内にあるため、この被写体Ｉか
らの撮像光は上記＠機素子１の素子面１ａ工に常に結像
される。よって、この主な被写体Ｉは常にジャストフォ
ーカスされた状態で撮影されるため特に良好な撮影を行
なうことができる。

また、上記素子面１ａからの距離が異なる他の被写体■
、■は、上記高速振動の周期で上記素子面１ａに繰り返
し結像される。よって、この高速振動の周期がある程度
短かければ人間の目の残像効果によって上記他の被写体
■、■に対してもジャストフォーカスされた如き状態で
撮影することができた。

なお、本実施例においては、スイッチ手段１２を適宜操
作することにより上記制御回路８に強制移動制御信号Ｓ
６を供給して上記パルスモータ１１を任意に回転駆動さ
せることもできるようになっている。

これにより、上記他の被写体■又は■等を主な被写体と
しぞ上述の如き踊影を行なうことができる。

また、上記振動手段３による高速振動の振幅及び周期を
共にＯにすることにより通常のオートフォーカス装置と
して動作させることができることは当然である。

逆に、ワイド側に焦点距離を持つ低ズームや単焦点レン
ズにおいては振動手段３のみで測距装置１０はいらない
。

さらに、この振動手段３としては、本実施例の如くピエ
ゾ素子を用いたものに限られず、例えばモータと偏心ビ
ンによるもの、あるいは電磁振動を利用したものであっ
てもよい。

また、被写体からの撮像光を撮像素子１の素子面１ａに
結像させるためのレンズとしては、フォーカスレンズ２
に限られず、これと同等な他のレンズでもようし、上記
撮像索子１を振動させるようにしてもよい。

（発明の効果） 上述の説明から明らかなように、本発明は振動手段にて
レンズ又は撮像素子を高速振動させることにより、互い
にｉ！ａ像素子の素子面からの距離が異なる複数の被写
体からの撮像光をこの素子面に上記高速援助の周期で繰
り返し結像させることができるので、複数の上記各被写
体に対して同時にジャストフォーカスさせることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る実施例のブロック図、第２図はレ
ンズの焦点深度と被写体との関係を模式％式％ １・・・撮像素子、１ａ・・・素子面、２・・・フォー
カスレンズ、３・・・振動手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被写体からの撮像光を撮像素子の素子面に結像させるた
   めのレンズ、又は上記撮像素子を光軸方向に高速振動さ
   せる振動手段を備え、 この振動手段にて上記レンズ又は撮像素子を高速振動さ
   せることにより、互いに上記素子面からの距離が異なる
   複数の被写体からの撮像光をこの素子面に上記高速振動
   の周期で繰り返し結像させるようにしたことを特徴とす
   るオートフォーカス装置。