JPS6373079A - 乾燥または熱処理装置 - Google Patents

乾燥または熱処理装置

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JPS6373079A
JPS6373079A JP21855986A JP21855986A JPS6373079A JP S6373079 A JPS6373079 A JP S6373079A JP 21855986 A JP21855986 A JP 21855986A JP 21855986 A JP21855986 A JP 21855986A JP S6373079 A JPS6373079 A JP S6373079A
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JP
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fabric
hot air
nozzle
drying
cylinder
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JP21855986A
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JPH0470547B2 (ja
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岡 達二
一郎 木村
和彦 山本
実 粟津
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Hirano Steel Recycle Co
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Hirano Steel Recycle Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、織物、編物等の布帛を乾燥する装置または熱
処理する装置に関する。
[従来技術およびその問題点] 上下2層のコンベアネットの間に長尺状の布帛を介在さ
せて、コンベアネットとともに布帛を走行させ、これら
コンベアネットを挾んで対設したノズルから熱風を噴射
して、布帛を乾燥する装置または熱処理する装置が知ら
れている。
このような装置としては、ノズルをコンベアネットの上
下に千鳥状に設けたものがある。この装置では、走行す
る布帛に対し進行方向において熱風が交互に上下より噴
射されるので、布帛8は第9図の矢線Bに示すように、
波状運動をしながら移行する。これは、布帛を揉みほぐ
しながら乾燥し、布帛に収縮効果およびリラックス効果
を与えようとするものである。
しかしながら、従来の装置においては、熱風は常に一定
の強さで布帛に噴射されているため、布帛は、ゆるやか
に上下に蛇行しながら進むにすぎず、布帛が充分に揉み
ほぐされていたとはいえない。
また、このような装置においては、多数の細長いノズル
が、布帛の走行方向に垂直に並設されており、ノズルは
、布帛に面する側においてノズルの長手方向に延びる噴
射口を有する。熱風の噴射幅は噴射口の長さで定まるの
で、噴射口の長さを布帛の幅に一致させれば、噴出する
熱風が全て布帛に当り、熱風を無駄なく利用できる。
しかしながら、上記の装置は種々の幅の布帛を処理しな
ければならないが、従来のノズルは、布帛の幅に応じて
噴射口の長さを自由に変えることができないので、処理
する最大幅の布帛に合せて噴射口を形成していた。従っ
て、これより幅の狭い布帛を処理する場合には、必要量
以上の熱風が噴出し、続演的損失となるだけでなく、余
剰の熱風が布帛面上を前後左右に流れて、これにより、
布帛が横流れしたり蛇行したりする。
本発明の課題は、布帛を充分に揉みほぐすように熱風を
噴射するとともに、布帛の幅に応じて噴射幅を変えるこ
とのできるノズルを有する乾燥または熱処理装置を提供
する処にある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の乾燥または熱処理装置は、長尺状の布帛を走行
させる手段と、この布帛に熱風を噴射するノズルとを有
するものであって、前記ノズルが内外三重の筒よりなり
、これらのうちの2つの筒は、共に周面に軸方向のスリ
ットを有し、その一方が固定で、他方は連続回転し、他
の1つの筒は所望角度だけ回転可能であって且つ周面に
開口を有し、この開口の軸方向の幅が周方向に沿って変
化したことを特徴とするものである。
[作 用] ノズルの三重の筒のうちスリットを有する2つの筒のい
ずれか一方が回転し、これら両筒のスリットが合致した
ときに、内筒の内部に供給された熱風は、外部へ噴出し
、両スリットが合致していないときには、その噴出は遮
断される。
これにより、ノズルからの熱風の噴出が断続的となり、
第10図の矢線Aに示すように、布帛の任意の点に上下
方向の衝撃をくり返し与える。
このようにしながら布帛が全体として矢線Bの方向に進
行するので、布帛を充分に揉みほぐすことができる。
また、ノズルの他の1つの筒に設けられた開口は、その
軸方向の幅が周方向に沿って変化しているので、この開
口を有する筒を回転させることにより、熱風の噴射幅を
変えることができる。
[実施例] 第1図および第2図は、本発明の乾燥装置の一実施例を
示す。
乾燥装置の内部には熱風の循環路6と乾燥室2とが隔壁
により上下に区分して形成されており、熱風の循環路6
のほぼ中央にはヒータ73が、また−側にはファン74
が設けられ、ファン74h1らは供給室7が上方に伸び
て熱風を乾燥室2に供給する。乾燥室2に供給された熱
風は上方に排出され、隔壁に配したフィルタ72を経て
循環路6に戻る。
乾燥室2の内部には、熱風を噴射するノズル3を布帛8
の走行方向に直交させて水平方向に多数並設してなるノ
ズル列の多数が、一定距離を隔てて上下に配されている
上下方向に隣接するノズル列の間を上下二層のコンベア
ネット4.5が走行する。コンベアネット4,5は、矢
線18.29で示すように、それぞれ方向転換ロール9
〜17および20〜28により方向転換を変えられなが
ら、別々の経路をたどって乾燥室2の内外を循環する。
乾燥室2の長手方向の一端部の上方から、織物地や編物
地等の長尺状の布帛8が乾燥室2へ進入し、コンベアネ
ット4,5の間に位置してこれらコンベアネットと共に
走行し、乾燥室2の他端の下部から装置外へ出る。布帛
8が乾燥室2内を走行する際、熱風が上下のノズル3が
ら布帛8に噴射され、布帛8は浮遊した状態で移動する
第3図〜第8図は、第1図および第2図に示す乾燥装置
に用いるノズル3を示ずものである。
36は外筒であり、第3図においてその左端は円板62
により閉塞され、右端は開放している。
円板62には、軸受63を介して軸37が相対回転可能
に貫通している。外筒3Gの右端は隔壁38に配した円
筒状の凸壁39の外周面に摺動回転自在に嵌合している
。このようにして、外筒36は、その左右両端において
、それぞれ、軸37と凸壁39に対して回転可能に係合
している。軸受63の外側にはプーリθ4が設けられて
おり、このプーリ64をベルト(図示は省略)を介して
動かすことにより、外筒36は@37に対して相対回転
する。
外筒36の周面には、直径方向に対向した2つの開口6
5.66が設けられている。開口65.613は、同一
の台形であり、台形の上下両底67、68は、外筒36
の軸方向に位置している。これらの2つの台形は、第8
図に示ずように、一方の上底67に隣接して他方の台形
の下底68が位置するように配され、且つ、第3図に示
すように、2つの開口65.66における軸方向、の幅
が同じ個所が、直径方向に相対向している。台形の下底
68は、処理すべき布帛の最大幅に対応し、上底67は
その最小幅に対応し、両者間において、開口65゜66
の軸方向の幅は漸次変化している。
35は、前記の外筒36の内部に収容された円筒状の中
間筒である。これは、2つの半円筒状の周板51を両者
間に軸方向のスリット55が上下に存するように対向さ
せ、第3図における右側端部を前記の凸壁39の内周に
固着させ、自由端を円板53により連結してなる。円板
53には、軸受54を介して軸37が回転可能に貫通し
ている。スリット55においては、周板51の側縁より
フィン57が内方に延びている。熱風を直径方向に集中
させるため、スリット55における2つのフィン57は
相対向して配されている。
34は、前記の中間筒35の内部に収容された円筒状の
内筒であり、これは、2つの半円筒状の周板41を両者
間に軸方向のスリット45が在するように対向させ、そ
の長手方向の一端側を円板43により、他端側を直径方
向の細根44により連結してなる。軸37が円板43と
細板44とを貫通して、これに固定され、軸37の両端
は軸受49を介して乾燥装置のフレームに回転可能に支
持されている。内筒34は、中間筒35および外筒36
に関して回転可能である。内筒34のスリット45にお
いては周板41の側縁よりフィン47が直径方向の内方
に延びている。
内筒34は、図示しない駆動手段により、第5図および
第6図において実線の矢線で示すように、一方向に連続
回転する。熱風は、第3図における隔壁38の右側より
、内筒34の内部へ供給される。第5図に示すように、
内筒34のスリット45と中間筒35のスリット55と
が合致していれば、熱風は外局36の開口65.66を
通って上下に噴出する。内筒34が回転して、第6図に
示すように、内筒34のスリット45と中間筒35のス
リット55とが合致しなくなると、熱風の噴出が遮断さ
れる。内筒34がさらに回転して、両筒34.35のス
リン1〜45.55が再び合成重ると、熱風が再度噴出
する。
このように、内筒34が連続回転することにより、熱風
の噴出は断続的となり、このような熱風が布帛8へ当る
ため、布帛8は、街7をくり返し受け、充分に揉みほぐ
される(第10図参照)。内筒34の回転数を調整すれ
ば、熱風の噴射回数を制御でき、布帛8に与える揉み効
果を調整できる。
第3図において、隔壁38の右側より内筒34の内部に
供給された熱風は、矢線で示すように、内筒34のスリ
ット45と中間筒35のスリット55と外筒36の開口
65.66とをそれぞれ通過して外部に一噴出する。熱
風の上方への噴射領域は、第7図に示すように、スリッ
ト55と開口65とが重なった領域(多数の点を付した
個所を参照)であるが、第5図および第6図において点
線の矢線で示すように、外筒36を中間筒35に関して
回転させると、この領域が変わり、噴射幅が変わる。
例えば、外筒36を第4図の左側からみて、時計方向に
回転させると、噴射幅は広くなり、反時計方向に回転さ
せると、噴射幅は狭くなる。このようにして、噴射幅を
布帛8の幅に応じて調整できる。
なお、開口65.66における直径方向に対向する個所
の軸方向の幅は同一であるので、上下の噴射幅は同じで
ある。
外fiff3Gの回転は、手動で行なってもよく、モー
タ等の駆動源を利用してもよい。
ノズル3は、布帛8の走行方向に直交して設けられてお
り、供給室7より内n34の内部へ供給された熱風は、
外筒36の開口65.66から、走行する布帛8に向か
って断続的に噴射される。
また、第1図に示すように、ノズル3は、布帛8の上下
に千鳥状に対設されているため、熱風が噴射する瞬間に
おいては、布帛8は波形をなしている。
布帛8へ噴射された熱風は、上昇し、フィルタ72を通
過した侵、ヒータ73によって再加熱され、循環ファン
74により再び内筒34内に供給される。
本実施例の乾燥装置1のノズル3においては、外筒36
に開口65.66を設けて、中間筒35と内筒34とに
、それぞれ、スリット55と45とを設け、中間筒35
を固定して、外筒36と内筒34とを別々に回転させる
ようにしたが、中間筒35または内筒34のいずれかに
開口65.66を設けてもよいし、外fi136または
内筒34のいずれかを固定させてもよい。しかし、いず
れにしても、固定した筒にスリットを設けなければなら
ず、そのスリットは、熱風が布帛に対して垂直に噴出す
る位置に配されねばならない。
第1図および第2図に示す乾燥装置1においては、第2
段から第5段に屈するノズルについては、固定筒のスリ
ットは上下に設けなければならないが、最上段のノズル
は熱風を下方にのみ噴射し、最下段のノズルは上方にの
み噴射すればよいから、それに応じて、スリットおよび
開口を1つずつ設ければよい。
また、連続回転する筒に設けるスリットの数を変えるこ
とによって、熱風の噴射頻度を変更することが可能であ
る。
本実施例では、外筒36を周方向に回転させて任意の位
置にとどまらせるために、ベルトとブ一り64との間の
摩擦を利用したが、本発明はこれに限定されず、外筒3
6を周方向の任意の位置に一時的に固定する他の手段を
用いることも可能である。
なお、本実施例の乾燥装置1を熱処理に用いることも可
能である。
[発明の効果] ノズルの筒のうちスリットを有する2つの筒のいずれか
一方が回転すると、ノズルからの熱風の噴出は断続的と
なり、熱風が布帛に断続的に当たるので、布帛が充分に
揉みほぐされ、布帛に与えられる収縮効果、リラックス
効果が大となり、布帛の防縮、風合加工が優れたものと
なる。
また、ノズルの開口を有する筒を回転させることにより
熱風の噴射幅を変えることができるので、布帛の幅に応
じて必要量の熱風のみを使用できて経済的であり、また
、余剰の熱風による布帛の横流れまたは蛇行を防ぐこと
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る乾燥装置を示す概略
正面図、 第2図は、第1図の■−■線断面図、 第3図〜第8図は、上記乾燥装置に用いるノズルの一例
を示し、 第3図は、縦断面図、 第4図は、端部の円板を省略した斜視図、第5図は、第
3図のV−V線断面図、 第6図は、熱風を遮断した状態を示す断面図、第7図は
、要部の概略平面図、 第8図は、端部の円板を省略した外筒の斜視図、 第9図は、従来例の布帛の進行状態を示す概略図、 第10図は、本発明の布帛の進行状態を示す概略図であ
る。 符号の説明 3・・・ノズル 8・・・布帛 34・・・内筒 35・・・中間筒 36・・・外筒 45・・・連続回転する筒のスリット 55・・・固定した筒のスリット 65.66・・・開口 特許出願人  平野金属株式会社 第9図 第1O図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、長尺状の布帛を走行させる手段とこの布帛に熱風を
    噴射するノズルとを有する乾燥または熱処理装置におい
    て、前記ノズルが内外三重の筒よりなり、これらのうち
    の2つの筒は、共に周面に軸方向のスリットを有し、そ
    の一方が固定で、他方は連続回転し、他の1つの筒は所
    望角度だけ回転可能であつて且つ周面に開口を有し、こ
    の開口の軸方向の幅が周方向に沿つて変化したことを特
    徴とする乾燥または熱処理装置。
JP21855986A 1986-09-16 1986-09-16 乾燥または熱処理装置 Granted JPS6373079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21855986A JPS6373079A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 乾燥または熱処理装置

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JP21855986A JPS6373079A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 乾燥または熱処理装置

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JPS6373079A true JPS6373079A (ja) 1988-04-02
JPH0470547B2 JPH0470547B2 (ja) 1992-11-11

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JP21855986A Granted JPS6373079A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 乾燥または熱処理装置

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