JPS6372899A - 電解処理法 - Google Patents

電解処理法

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JPS6372899A
JPS6372899A JP21728086A JP21728086A JPS6372899A JP S6372899 A JPS6372899 A JP S6372899A JP 21728086 A JP21728086 A JP 21728086A JP 21728086 A JP21728086 A JP 21728086A JP S6372899 A JPS6372899 A JP S6372899A
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猛雄 沖
Aizaburo Yagishita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は、物品等の表面に電気メッキ等の電解処理を施
す方法に関する。
従来の技術 物品等の表面に対して電気メッキや電解研暦等の電解処
理を行なうに当って被処理面の電流密度を適切な範囲内
に調整することは、良好な電解処理面を得るために欠く
ことができない。このような電解処理において電流密度
を知るために、被処理面の面積と通電全電流値とから算
出する方法があるが、被処理面の形状が一様でないとき
にはその凸部や端部などに電流が集中し、また凹部や裏
面などには少ししか電流が廻らないという問題があり、
前記のような平均電流密度を知るのみでは良好な電解処
理面は得られない。
そこで、電解処理を行なうに当って、被処理導電体と電
解浴との接液面におけるそれぞれ異った場所での局所的
電流密度を知ることが重要となるが、このような接液面
の局所的電流密度を知る手段としては、実験室的に測定
する方法はあったとしても、工業的に操業現場で利用し
得る測定方法は未だに無いのが現実であった。
これに対して、本発明者の1人は、対になったバイポー
ラ電極を接液面に近接させて電解液中の電位傾度を検出
し、これによって接液面の電流密度を測定する手段が、
工業的に実用可能であることを見出し、この原理に基づ
く電流密度測定装置を発明し、別途特許出願している。
しかしながら、このような手段によって接液面における
電流密度を知り得ても、電解処理対象物品に対して最適
の通電をするためには、電解技術者の判断に基づいて通
電電流の制御を行なった上電解処理時間を綱整すること
が必要とされていた。
解決しようとする問題点 前述のように、従来技術による物品の電解処理法にあっ
ては、電流密度の正確な測定手段が知られて居らずまた
平均電流密度の推定精度も充分でなかったので、電解処
理の完全を期すためにはどうしても余裕をみて通電電流
量が過大となるような操業条件を設定しなければならな
かった。
そのため、処理物品についてはたとえばメッキ被膜が厚
すぎるなどの過剰品質を与えることになり、また一方で
は原料やエネルギーの無駄と操業効率の低迷とを招いて
−)だ。
そこで本発明は、さきに本発明者らが発明した電流密度
測定方法を利用して、処理対象物品に対して良質かつ経
済的な電解処理を実施できる信頼性の高い電解処理法を
提供しようとするものである。
〔発明の構成〕
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成できる本発明の電解処理法は、互に絶
縁された状態で所定距離を隔てて設けられた2個の接液
電極を有する電流密度測定用センサを電解処理対象物品
の表面に近接させて設け、該センサからの出力信号値を
演算して積分通電量信号を発生する積分回路と、該積分
通電量信号を予め入力・記憶された設定値と比較して設
定通電量以上に達したときに制御信号を発生する比較回
路と、該制御信号をうけて電解電流を遮断する電流制御
回路と、を少くとも備えた制御装置を介して該電解処理
対象物品に対して電流を供給することを、特徴とするも
のである。
実施例 以下、本発明を第1図によって更に説明する。
本発明において使用される電流密度測定用センサSは、
たとえば絶縁性の筒状体1の先端部に、互に絶縁された
状態で所定距離たとえば5[111!1程度を隔てて2
個の接液電極2を設けてなるものが用いられる。かかる
接液電極2は、たとえば白金などの耐食性金属か、また
は電解液中に含有されるイオンと同種の金属などで構成
されるのが望ましく、たとえ溶出しても電解液を汚染し
ないような金属であることが好ましい。また、かかる接
液電極には、検出した電圧信号を送出するための電線3
が接続され、電解処理槽Bの外部などへ導かれるように
構成される。
また、本発明において使用される制御装置Rは、電解電
流の通電時間を制御するためのもので、所定の電解処理
効果を得るに充分な積分通電量が得られたときに電源E
からの電流供給を遮断する機能を備えているものである
。かかる制御装置Rは、電流密度測定用センサSで検出
された出力電圧信号を受けてこれを演算し積分通電量に
対応する信号を発生する積分回路4と、一方、所定の電
解処理効果を得るに必要な積分通電量の設定入力を受け
てこれを記憶する領域5′を有し、積分回路4で発生し
た積分通電量信号を受けて前記の設定値と比較し、設定
値以上となったときに電解電流を遮断するための制御信
号を発生する比較回路5と、前記の制御信号を受けて電
解電流を遮断するように作動する電流制御回路6とを備
えている。
本発明の電解処理法を実施するに当っては、電解槽B中
に電極Aと対向させて電解処理対象物品Cを浸漬するが
、それに先立って処理対象物品Cと同じ形状の試料につ
いて電解処理を受けるときその接液面の各部の電流密度
がどのように異るかを予め調査して、代表的な電流密度
たとえば最低の電流密度を示す位置を選定しておく。そ
して、処理対象物品Cの代表的位置にセンサSの接液電
極2を近接させて固定し、センサSと制御装置Rとを接
続し、また電源Eから制御装置Rの電源制御回R6を経
て処理対象物品Cへ電解電流が流れるように結線して、
電解処理を行なう。
このようにして電解電流が流れると、処理対象物品Cの
接液面の近傍では電解液中にはその通電抵抗と電流密度
とに対応した電位傾度が生ずるが、センサSの先端部に
所定距離を隔てて設けられた2個の接液電極2には、上
述の電位傾度に対応する電位差が検出され、これが電線
3を経て電圧信号として積分回路4に人力される。
積分回路4に入力された電圧信号は、用いられたセンサ
Sの特性定数および用いられた電解液の特性定数を含む
関数によって電流密度に変換され、さらに時間の経過と
共に積算されて積分通電量値が演算結果として出力され
る。この積分通電量信号は比較回路5に入力されるが、
その記憶領域5′には、所定の電解処理効果たとえばメ
ッキの場合には所定の厚さのメッキ被膜を得るに必要な
通電量が設定されていて、積分通電量信号が設定値と比
較される。そして積分通電量信号が設定値よりも小であ
る間は出力がなく、設定値以上となると制御信号が出力
される。
制御信号が電流制御回路6に人力されると、電源Eから
処理対象物品Cへ供給される電解電流を遮断するよう電
流制御回路6、たとえばリレー回路が作動し、電解処理
が終了する。
このほか、電解処理の終了に続いて処理対象物品Cの電
解槽Bからの取出しゃ次工程への送出、あるいは未処理
物品の電解処理操作の開始などを自動的に制御する機能
が加わっていてもよい。
作用 本発明の電解処理法によれば、電解処理対象物品の代表
的位置が、あらかじめ設定された通電量に対応する電解
処理を受けるまで通電され、そして自動的に処理が終了
する。従って、たとえば最低電流密度を示す位置を選定
してセンサを取付けて、たとえば金属メッキ処理を行な
った場合には、メッキ被膜の最も薄い部分が設定値以上
の厚さとなるように自動的に運転を行なうことができる
そして、電解処理実施中に電源電圧の変動や同時に並列
処理される物品数の変動などによって電流密度が変動す
ることがあっても、その変動は自動的に補償され、一定
の電解処理効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明の電解処理法は、電解処理対象物品の接液面にお
ける電流密度を検出して通電量を積算し、個々の物品、
さらには各部分の表面に対する通電量の積分値が所定の
値に達するまで電解処理が継続されるから、電源電圧の
変動や同時に並行して処理を受ける物品の数の変動など
の予期しない電流密度の変動も自動的に補償される。そ
して、常に一定の通電量に達するまでの電解処理が保証
されるので、電解処理された物品の品質は高精度で一定
になる。
従って、品質のバラツキが減ると共に過剰品質も発生せ
ず、高効率で経済的な電解処理ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電解処理法の構成を説明するためのブ
ロック図である。 A・・・電極、B・・・電解槽、C・・・電解処理対象
物品、E・・・電源、S・・・電流密度測定用センサ、
R・・・制御装置、1・・・筒状体、2・・・接液電極
、3・・・電線、4・・・積分回路、5・・・比較回路
、6・・・電流制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互に絶縁された状態で所定距離を隔てて設けられた2個
    の接液電極を有する電流密度測定用センサを電解処理対
    象物品の表面に近接させて設け、該センサからの出力信
    号値を演算して積分通電量信号を発生する積分回路と、
    該積分通電量信号を予め入力・記憶された設定値と比較
    して設定通電量以上に達したときに制御信号を発生する
    比較回路と、該制御信号をうけて電解電流を遮断する電
    流制御回路と、を少くとも備えた制御装置を介して該電
    解処理対象物品に対して電流を供給すること、を特徴と
    する電解処理法。
JP21728086A 1986-09-17 1986-09-17 電解処理法 Granted JPS6372899A (ja)

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JP21728086A JPS6372899A (ja) 1986-09-17 1986-09-17 電解処理法

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JP21728086A JPS6372899A (ja) 1986-09-17 1986-09-17 電解処理法

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JPS6372899A true JPS6372899A (ja) 1988-04-02
JPH034640B2 JPH034640B2 (ja) 1991-01-23

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ID=16701663

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01222097A (ja) * 1988-03-02 1989-09-05 Pioneer Electron Corp めっき装置の制御回路
JPH0378308U (ja) * 1989-12-04 1991-08-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01222097A (ja) * 1988-03-02 1989-09-05 Pioneer Electron Corp めっき装置の制御回路
JPH0378308U (ja) * 1989-12-04 1991-08-08

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