JPS6020762B2 - 電気めっき装置におけるカソ−ド電流密度の調整方法 - Google Patents
電気めっき装置におけるカソ−ド電流密度の調整方法Info
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- JPS6020762B2 JPS6020762B2 JP8845077A JP8845077A JPS6020762B2 JP S6020762 B2 JPS6020762 B2 JP S6020762B2 JP 8845077 A JP8845077 A JP 8845077A JP 8845077 A JP8845077 A JP 8845077A JP S6020762 B2 JPS6020762 B2 JP S6020762B2
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- adjusting
- plating
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は露気めつき装置におけるカソード電流密度の
調整方法に関する。
調整方法に関する。
金属を例えば金属プレートにめつきするために使用され
る電解槽または電気めつき槽はカソード電流の密度があ
る範囲にある場合にのみ良好なめつき工程が行われるよ
うに構成されている。
る電解槽または電気めつき槽はカソード電流の密度があ
る範囲にある場合にのみ良好なめつき工程が行われるよ
うに構成されている。
金属がこの電流範囲外においてめつきされた場合には、
このめつきは所定の電流範囲内で得られためつきとは著
しく異つたものになってしまう。従って、ある材料をめ
つきする場合には適当な電流範囲を定めることが望まし
い。また単位時間および単位面積当りの電荷転送量を定
めるのは電流密度であるので、特定のめつきの膜厚を定
めるためにもこの電流密度を特定の範囲に定めることが
望ましい。原理的にいうと、めつきすべき材料の表面積
を定めることにより電流密度を特定することが可能であ
る。
このめつきは所定の電流範囲内で得られためつきとは著
しく異つたものになってしまう。従って、ある材料をめ
つきする場合には適当な電流範囲を定めることが望まし
い。また単位時間および単位面積当りの電荷転送量を定
めるのは電流密度であるので、特定のめつきの膜厚を定
めるためにもこの電流密度を特定の範囲に定めることが
望ましい。原理的にいうと、めつきすべき材料の表面積
を定めることにより電流密度を特定することが可能であ
る。
実際、表面積を直接測定したり、特定の形状にしている
場合にはその重さから表面積を算出する方法が取られて
いる。こうして得られたところのめつきすべき面積を利
用すると、特定の電流密度範囲から所望の電流量を計算
することができ、めつき工程中においてこの電流量を調
整することが可能となる。しかし、プリント回路等のよ
うに複雑な形状のために表面積の算出が困難な場合には
、この表面積の算出により電流量を決定する方法は実用
的ではなくなる。
場合にはその重さから表面積を算出する方法が取られて
いる。こうして得られたところのめつきすべき面積を利
用すると、特定の電流密度範囲から所望の電流量を計算
することができ、めつき工程中においてこの電流量を調
整することが可能となる。しかし、プリント回路等のよ
うに複雑な形状のために表面積の算出が困難な場合には
、この表面積の算出により電流量を決定する方法は実用
的ではなくなる。
特に種々の性質をもった材料をめつきするための完全目
勤めつき装置を使用した場合などは実用的ではない。ま
た試作品の膜厚から実際の電流量を決定する方法はめつ
きすべき材料が少ない場合には不適当である。完全目動
めつき装置を使用する場合には、定電圧源を使用するの
が一般的である。
勤めつき装置を使用した場合などは実用的ではない。ま
た試作品の膜厚から実際の電流量を決定する方法はめつ
きすべき材料が少ない場合には不適当である。完全目動
めつき装置を使用する場合には、定電圧源を使用するの
が一般的である。
この場合、めつきすべき材料のラックに対する給電ポイ
ントにおける電圧を一定にするように調整する。しかし
、この方法は、ラック位置およびめつきすべきカソード
表面領域間の電流路が長すぎるために、不利である。す
なわち、電解液内におけるカソード‘こおける電圧が給
電ポイントにおける電圧と著しく異ってしまう。この電
圧降下分はめつき電圧と余り変らぬ程大きいために、ラ
ックに種々のめつきすべき材料を載直する場合には定電
圧電源を使用する利点が失われてしまう。
ントにおける電圧を一定にするように調整する。しかし
、この方法は、ラック位置およびめつきすべきカソード
表面領域間の電流路が長すぎるために、不利である。す
なわち、電解液内におけるカソード‘こおける電圧が給
電ポイントにおける電圧と著しく異ってしまう。この電
圧降下分はめつき電圧と余り変らぬ程大きいために、ラ
ックに種々のめつきすべき材料を載直する場合には定電
圧電源を使用する利点が失われてしまう。
またカソード‘こおけるめつき電圧を、補助電極を使用
して高抵坑電位測定法により測定する方法が知られてい
るが、この方法においても、種々の装置依存要因により
影響され、種々のめつき条件を一定にし得る場合にのみ
有利に使用される。
して高抵坑電位測定法により測定する方法が知られてい
るが、この方法においても、種々の装置依存要因により
影響され、種々のめつき条件を一定にし得る場合にのみ
有利に使用される。
この発明の目的は、めつきすべき材料が種々異なり、こ
れらの材料の表面積が未知である場合でも、電解液に対
して最適な大きさの電流密度を決定し、めつき工程中こ
の電流密度を保持するカソード電流密度の調整方法を提
供することである。この目的を達成するために、この発
明においては、亀気めつき糟に対する電流密度訂oをパ
ラメータとして、めつき電圧Uおよびめつき電流1の相
互関係を表わす関数Fが計算により求められ、任意の初
期値U,および1,から出発して、前記関数Fから得ら
れた中間値Uおよび1を前段の工程において求めた近似
値にセットすることにより順次、反復計算により所望の
めつき電流IAおよびめつき電圧UAが求められる。関
数F、すなわち式U=F(1)Joが連続関数である場
合には、級数1〜ま所望値1^に収れんする。
れらの材料の表面積が未知である場合でも、電解液に対
して最適な大きさの電流密度を決定し、めつき工程中こ
の電流密度を保持するカソード電流密度の調整方法を提
供することである。この目的を達成するために、この発
明においては、亀気めつき糟に対する電流密度訂oをパ
ラメータとして、めつき電圧Uおよびめつき電流1の相
互関係を表わす関数Fが計算により求められ、任意の初
期値U,および1,から出発して、前記関数Fから得ら
れた中間値Uおよび1を前段の工程において求めた近似
値にセットすることにより順次、反復計算により所望の
めつき電流IAおよびめつき電圧UAが求められる。関
数F、すなわち式U=F(1)Joが連続関数である場
合には、級数1〜ま所望値1^に収れんする。
この精度は実行回数により左右される。このようにして
、セット工程を何回か実行することにより、ある電解液
に対する最良の電流密度Joおよび所望値1^が得られ
る。このような反復セット操作により高精度をもって所
望値1^を求めることが可能となる。また電源を制御す
るためのマスタ・コンピュータに関数Fを、U=ナ(1
)J。
、セット工程を何回か実行することにより、ある電解液
に対する最良の電流密度Joおよび所望値1^が得られ
る。このような反復セット操作により高精度をもって所
望値1^を求めることが可能となる。また電源を制御す
るためのマスタ・コンピュータに関数Fを、U=ナ(1
)J。
または1=ナ*(U)Joの形で入力して、前段の工程
で求めた値Uまたは1を基にして中間値を計算し、所望
値UAまたは1^が得られるまで、この計算を繰返し、
その結果に基づいて電源電圧を制御する。このようにし
て、値Uまたは1に対する段階的な調整は所定の工程数
および固定値を使用することにより実行される。以下、
図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
で求めた値Uまたは1を基にして中間値を計算し、所望
値UAまたは1^が得られるまで、この計算を繰返し、
その結果に基づいて電源電圧を制御する。このようにし
て、値Uまたは1に対する段階的な調整は所定の工程数
および固定値を使用することにより実行される。以下、
図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
最初に、関数Fを決定するために、雷気めつきに使用す
る電解液が電流密度d。、、例えば3A/d力において
良好なめつき特性を示すものとする。めつきすべき表面
積のわかっている材料をこの電解液中に順々にいれる。
電流密度Joおよび表面積Aから、この領域に対し電流
密度Joを発生させるために必要とされる電流を算出す
ることが可能である。例えば電流密度が3A′dめで、
表面積が1、3、5、7、功での場合には、必要とされ
る電流1^はそれぞれ、3、9、15、21、27アン
ペアとなる。これらの電流値は、異なる表面積をもつ材
料が雷気めつき檀内に導入されるごとに順々にセットさ
れる。これにより、対応する電圧UAが測定され、電流
的で電圧の関係を示すグラフから得られる。このように
して得られた結果は第1図に示すように、Joをパラメ
ータとした曲線Fを描く。上述した方法の他に、ある単
一の値1^またはU^から計算により、または比較曲線
と照合することにより関数Fを求めることが可能である
。
る電解液が電流密度d。、、例えば3A/d力において
良好なめつき特性を示すものとする。めつきすべき表面
積のわかっている材料をこの電解液中に順々にいれる。
電流密度Joおよび表面積Aから、この領域に対し電流
密度Joを発生させるために必要とされる電流を算出す
ることが可能である。例えば電流密度が3A′dめで、
表面積が1、3、5、7、功での場合には、必要とされ
る電流1^はそれぞれ、3、9、15、21、27アン
ペアとなる。これらの電流値は、異なる表面積をもつ材
料が雷気めつき檀内に導入されるごとに順々にセットさ
れる。これにより、対応する電圧UAが測定され、電流
的で電圧の関係を示すグラフから得られる。このように
して得られた結果は第1図に示すように、Joをパラメ
ータとした曲線Fを描く。上述した方法の他に、ある単
一の値1^またはU^から計算により、または比較曲線
と照合することにより関数Fを求めることが可能である
。
また実際に電気めつきを行っている間に亀気めつき槽、
またはこの竜気めつき槽と並列に設けられたモニタ用の
露気めつき糟を使用することにより関数Fを求めること
も可能である。目的に応じて異なった電解液を使用する
場合には、各電解液に対する適切な関数および適当な電
流密度J。
またはこの竜気めつき槽と並列に設けられたモニタ用の
露気めつき糟を使用することにより関数Fを求めること
も可能である。目的に応じて異なった電解液を使用する
場合には、各電解液に対する適切な関数および適当な電
流密度J。
を決定し、マスタ・コンピュータの記憶部に与えると都
合が良い。実際には、この方法は次のように行われる。
合が良い。実際には、この方法は次のように行われる。
めつきすべき材料の表面積は未知であるために、電流密
摩り。を得るために必要とされる電流1^または電流U
^を発生させるように電源を直ちにセットすることは不
可能である。しかし、初期電圧U,を電源上に適当にセ
ットする場合、所望値U(より小さくセットされること
が実験的に可能である。すなわち、適当に小さな値の電
圧U.が電源上において選択される。実際にめつきする
表面積は電圧U,により確立する電流密度Joの範囲よ
りも広いので、電流12が求められる。
摩り。を得るために必要とされる電流1^または電流U
^を発生させるように電源を直ちにセットすることは不
可能である。しかし、初期電圧U,を電源上に適当にセ
ットする場合、所望値U(より小さくセットされること
が実験的に可能である。すなわち、適当に小さな値の電
圧U.が電源上において選択される。実際にめつきする
表面積は電圧U,により確立する電流密度Joの範囲よ
りも広いので、電流12が求められる。
この場合、12は1.より大きい。この1.は曲線Fか
ら、電圧U,に対応して求められた電流知である。この
電流12‘ま測定され、この12もこ応じて曲線Fから
電圧U2が定められ、電源上にセットされる。
ら、電圧U,に対応して求められた電流知である。この
電流12‘ま測定され、この12もこ応じて曲線Fから
電圧U2が定められ、電源上にセットされる。
ここで、このU2がU^より小さい場合には、このU2
を基にして電流13が定められ、この13が測定される
。この電流13でも電流密度Joを得るには不充分であ
ると判ると、より高い電圧U3がセットされる。これに
より電流Lが与えられる。このような調整操作は1^が
得られるまで徐々に電圧および電流の増加分を減少させ
ながら、繰返し実行される。こうして、適当な電流密度
計。が充分高い精度をもって得られることになる。中間
電流値12、13等の測定および続いて実行される中間
電圧値U2、U3等のセットは、関数Fを記憶しこの関
数Fに基いて電源電圧を調整するマスタ・コンピュータ
により行うようにすると都合が良いo所望値U^および
IAが得られるまで電圧および電流の変化分は徐々に小
さくされ、理論的には使用される工程数は無限であるが
、この調整工程の回数はコンピュータ・プログラムによ
り定めた数に限定することが望ましい。
を基にして電流13が定められ、この13が測定される
。この電流13でも電流密度Joを得るには不充分であ
ると判ると、より高い電圧U3がセットされる。これに
より電流Lが与えられる。このような調整操作は1^が
得られるまで徐々に電圧および電流の増加分を減少させ
ながら、繰返し実行される。こうして、適当な電流密度
計。が充分高い精度をもって得られることになる。中間
電流値12、13等の測定および続いて実行される中間
電圧値U2、U3等のセットは、関数Fを記憶しこの関
数Fに基いて電源電圧を調整するマスタ・コンピュータ
により行うようにすると都合が良いo所望値U^および
IAが得られるまで電圧および電流の変化分は徐々に小
さくされ、理論的には使用される工程数は無限であるが
、この調整工程の回数はコンピュータ・プログラムによ
り定めた数に限定することが望ましい。
またこのコンビユー夕は各調整工程において中間値Uま
たは1に対して定量分だけ変化させるように電源をセッ
トさせるようにプログラムされ得る。また測定および調
整工程を時間鞠に沿って実行するようにしても良い。こ
の場合、U2>F(12)となることがある。この方法
においては、曲線FからUNに対する電流値が次にセッ
トされる電流IN+,より大きい値を示して1州.<F
(UN)となった場合に、工程を停止させなければなら
ない。ここで得られる関係はIN<1^<IN+,とな
り、更に細かく工程を実行すればより精度良く所望値を
得ることができる。U.<U^となるように初期値をセ
ットすることを説明したが、所望値に対して所望値1^
およびU^より高い値から接近させることも可能である
。
たは1に対して定量分だけ変化させるように電源をセッ
トさせるようにプログラムされ得る。また測定および調
整工程を時間鞠に沿って実行するようにしても良い。こ
の場合、U2>F(12)となることがある。この方法
においては、曲線FからUNに対する電流値が次にセッ
トされる電流IN+,より大きい値を示して1州.<F
(UN)となった場合に、工程を停止させなければなら
ない。ここで得られる関係はIN<1^<IN+,とな
り、更に細かく工程を実行すればより精度良く所望値を
得ることができる。U.<U^となるように初期値をセ
ットすることを説明したが、所望値に対して所望値1^
およびU^より高い値から接近させることも可能である
。
しかし、U^より高いU,がめつき工程に悪影響を与え
る場合等には、この方法は好ましいものではない。また
U,をU^より余りにも低い値にセットすべきではない
。また、電源によりU^より小さなU,をセットし、U
^より小さな電圧U2を測定し、このU2に基いて電流
12をセットすることにより所望値U^を得るように、
中間値として定電流値を使用することも可能である。
る場合等には、この方法は好ましいものではない。また
U,をU^より余りにも低い値にセットすべきではない
。また、電源によりU^より小さなU,をセットし、U
^より小さな電圧U2を測定し、このU2に基いて電流
12をセットすることにより所望値U^を得るように、
中間値として定電流値を使用することも可能である。
第2図は上述した方法を実施するのに適当な軍気めつき
装置を示す。
装置を示す。
この装置は電源1を備え、この電源1の負端子にはめつ
きすべき材料2が結合されている。この材料は電源1の
正端子に結合された2つのァノード3と共に電解液4内
に配置されている。この電源1はリード線6,7を介し
てめつき電流を測定し、リード線7,8を介して対応す
るめつき電圧を測定するマスタ・コンピュータ5により
制御される。
きすべき材料2が結合されている。この材料は電源1の
正端子に結合された2つのァノード3と共に電解液4内
に配置されている。この電源1はリード線6,7を介し
てめつき電流を測定し、リード線7,8を介して対応す
るめつき電圧を測定するマスタ・コンピュータ5により
制御される。
このマスタ・コンピュータ5は前記めつき電流および電
圧を、前述した方法に基いて、記憶ユニット9に記憶さ
れた関数Fと比較して、所望値1^またはU^が得られ
るまで制御リード10,11を介して電源1を段階的に
制御する。更に、このマスタ・コンピュータ5は種々の
動作レベルで種々の測定および調整動作を制御すること
のできる制御コンピュータで構成すると良い。
圧を、前述した方法に基いて、記憶ユニット9に記憶さ
れた関数Fと比較して、所望値1^またはU^が得られ
るまで制御リード10,11を介して電源1を段階的に
制御する。更に、このマスタ・コンピュータ5は種々の
動作レベルで種々の測定および調整動作を制御すること
のできる制御コンピュータで構成すると良い。
この場合、複数の電源の電圧を制御するようにコンピュ
ータを使用することも可能である。またこの制御コンピ
ュータは電源の制御のみでなく他の仕事をするようにも
構成可能である。このコンピュータは、システム全体の
制御および電解液のモニタを行えるものであることが必
要である。
ータを使用することも可能である。またこの制御コンピ
ュータは電源の制御のみでなく他の仕事をするようにも
構成可能である。このコンピュータは、システム全体の
制御および電解液のモニタを行えるものであることが必
要である。
第1は定電流密度Joをパラメータとしてもつ関数Fを
与えるようにめつき電圧Uおよび対応するめつき電流1
の関数を示すグラフ、第2図はこの発明の一実施例に係
るカソード電流または電圧測定方法を実施するための装
置の概略図である。 1・・・・・・電源、2…・・・めつきすべき材料、3
…・・・アノード、4・・…・電解液、5・…・・コン
ピュータ、9……記憶ユニット。 斤ゆ.’ 斤ゆ.2
与えるようにめつき電圧Uおよび対応するめつき電流1
の関数を示すグラフ、第2図はこの発明の一実施例に係
るカソード電流または電圧測定方法を実施するための装
置の概略図である。 1・・・・・・電源、2…・・・めつきすべき材料、3
…・・・アノード、4・・…・電解液、5・…・・コン
ピュータ、9……記憶ユニット。 斤ゆ.’ 斤ゆ.2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 めつきすべき材料の表面積Aおよび使用する電気め
つき槽に最適な電流密度J_0に応じて、めつき電流I
またはめつき電流Uを所望の電流値I_Aまたは電圧値
U_Aに調整するように、少なくとも1つの制御可能な
電源をもつ電気めつき操置におけるカソード電流密度の
調整方法において、前記電流密度J_0をパラメータと
して、前記めつき電流Iおよびめつき電圧Uの関係を示
す関数Fを確立する工程と、初期電流I_1または初記
電圧U_1を選択する工程と、この初期電流または電圧
および前記関数Fから段階的に前記所望値に接近する中
間電流Iおよび中間電圧Uのうち少なくとも一方をセツ
トする工程とを備えた電流密度の調整方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の電気めつき操置におけ
るカソード電流密度の調整方法において、前記関数Fは
前記電源を制御するためのマスタ・コンピユータに、U
=^f(I)_J_0またはI=^f*(U)_J_0
として組込まれ、前記コンピユータは前記中間値を、前
段において求めた中間値から算出し、この結果に基いて
前記電源を制御し、前記所望他U_AおよびJ_Aのう
ちの少なくとも一方が得られるまでこの動作を繰返して
実行するところのカソード電流密度の調整方法。 3 特許請求の範囲第1項記載の電気めつき操置におけ
るカソード電流密度の調整方法において、前記めつき電
流Iまたはめつき電圧Uを段階的に調整する工程におい
て、工程回数および各工程における調整量の少なくとも
一方が固定されているところのカソード電流密度の調整
方法。 4 特許請求の範囲第1項記載の電気めつき操置におけ
るカソード電流密度の調整方法において、前記めつき電
流Iおよびめつき電圧Uを段階的に調整する工程は連続
的に行われるところのカソード電流密度の調整方法。 5 特許請求の範囲第4項記載の電気めつき装置におけ
るカソード電流密度の調整方法において、前記電流Iお
よび電圧Uを調整する工程は時間的に連続して実行され
るところのカソード電流密度の調整方法。 6 特許請求の範囲第1項記載の電気めつき操置におけ
るカソード電流密度の調整方法において、前記関数Fは
特定かつ種々の表面積Aをもつところの、めつきすべき
材料を前記電気めつき槽内に配置し、この表面積Aおよ
び前記所望の電流密度J_0により与えられる電流I=
J_0×Aに基いて前記電源をセツトし、めつき電圧U
を測定することにより、定められるところのカソード電
流密度の調整方法。 7 特許請求の範囲第1項記載の電気めつき装置におけ
るカソード電流密度の調整方法において、前記関数Fは
、前記所望値I_AおよびU_Aに対する既知の値から
算出により求められるところのカソード電流密度の調整
方法。 8 特許請求の範囲第1項記載の電気めつき操置におけ
るカソード電流密度の調整方法において、前記関数Fは
前記電気めつき槽またはこの電気めつき槽に並列に結合
されたモニタ用電気めつき槽において決定されるところ
のカソード電流密度の調整方法。 9 特許請求の範囲第1項記載の電気めつき装置におけ
るカソード電流密度の調整方法において、前記関数Fは
種々の最適な電流密度J_0に対して確立され、前記マ
スタ・コンピユータに記憶されるところのカソード電流
密度の調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8845077A JPS6020762B2 (ja) | 1977-07-25 | 1977-07-25 | 電気めっき装置におけるカソ−ド電流密度の調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8845077A JPS6020762B2 (ja) | 1977-07-25 | 1977-07-25 | 電気めっき装置におけるカソ−ド電流密度の調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5423035A JPS5423035A (en) | 1979-02-21 |
JPS6020762B2 true JPS6020762B2 (ja) | 1985-05-23 |
Family
ID=13943128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8845077A Expired JPS6020762B2 (ja) | 1977-07-25 | 1977-07-25 | 電気めっき装置におけるカソ−ド電流密度の調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020762B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0444150Y2 (ja) * | 1986-11-28 | 1992-10-19 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55142579U (ja) * | 1979-03-30 | 1980-10-13 | ||
JPS55142578U (ja) * | 1979-03-30 | 1980-10-13 | ||
JPS59111835A (ja) * | 1982-12-16 | 1984-06-28 | 中野エンジニアリング株式会社 | ダンボ−ル |
JPS6089215A (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | めつき電流制御回路 |
-
1977
- 1977-07-25 JP JP8845077A patent/JPS6020762B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0444150Y2 (ja) * | 1986-11-28 | 1992-10-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5423035A (en) | 1979-02-21 |
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