JPS6371313A - 2液混合吐出機の液加圧方法 - Google Patents
2液混合吐出機の液加圧方法Info
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- JPS6371313A JPS6371313A JP21526786A JP21526786A JPS6371313A JP S6371313 A JPS6371313 A JP S6371313A JP 21526786 A JP21526786 A JP 21526786A JP 21526786 A JP21526786 A JP 21526786A JP S6371313 A JPS6371313 A JP S6371313A
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、二種類の液を反応させて成形する成形品にボ
イド(気泡)が発生しないようにした2液混合吐出機の
液加圧方法に関する。
イド(気泡)が発生しないようにした2液混合吐出機の
液加圧方法に関する。
自動車等の部品の加工技術として、最近は、二種類の液
の反応を利用して成形品を作ることが行なわれるように
なってきた。
の反応を利用して成形品を作ることが行なわれるように
なってきた。
例えば主触媒と(−カプロラクタムとよりなる液(以下
A液という)とポリオールとε−カプロラクタムとより
なる液(以下B液という)とを混合して型内に射出し、
A液及びB液の反応によって硬化させ成形するものであ
る。
A液という)とポリオールとε−カプロラクタムとより
なる液(以下B液という)とを混合して型内に射出し、
A液及びB液の反応によって硬化させ成形するものであ
る。
以下このA液、B液を例にして説明する。
このA液及びB液は共に常温では固体であるので、これ
を85℃〜90℃に加熱して液状にして使用される。
を85℃〜90℃に加熱して液状にして使用される。
そして、このA液及びB液は共に空気に触れると劣化す
るので、空気と遮断し、かつ、85°C〜90℃に保っ
て貯溜する必要がある。上記空気との遮断は、A液及び
B液をそれぞれ貯溜しているタンク内に不活性ガスを充
填することにより行なわれる。
るので、空気と遮断し、かつ、85°C〜90℃に保っ
て貯溜する必要がある。上記空気との遮断は、A液及び
B液をそれぞれ貯溜しているタンク内に不活性ガスを充
填することにより行なわれる。
従来の上記空気との遮断方法としては、A液及びB液の
それぞれの貯溜タンクに充填される不活性ガスの圧力を
4〜5 Kg/crn’に昇だ保持していた。
それぞれの貯溜タンクに充填される不活性ガスの圧力を
4〜5 Kg/crn’に昇だ保持していた。
このように、充填される不活性ガスの圧力を高い圧力に
していた理由は、前記の空気遮断以外に、射出成形時に
必要な射出圧力として不活性ガス圧力を利用することを
意図したものである。
していた理由は、前記の空気遮断以外に、射出成形時に
必要な射出圧力として不活性ガス圧力を利用することを
意図したものである。
上記従来の空気との遮断方法においては、不活性ガスの
圧力が4〜5 Kg/crn’と高かったこと、貯溜タ
ンク内に溜められた液の温度を一定に保つためにインペ
ラによって常時攪拌されていること、及び、配管系の詰
り(凝固)を防止するために、A液又はB液は、プラン
ジャポンプによって常時流動させられていることなどの
条件により、不活性ガスがA液及びB液中にボイドとな
って入り込み製品にボイ1発生をもたらすという問題が
あった。
圧力が4〜5 Kg/crn’と高かったこと、貯溜タ
ンク内に溜められた液の温度を一定に保つためにインペ
ラによって常時攪拌されていること、及び、配管系の詰
り(凝固)を防止するために、A液又はB液は、プラン
ジャポンプによって常時流動させられていることなどの
条件により、不活性ガスがA液及びB液中にボイドとな
って入り込み製品にボイ1発生をもたらすという問題が
あった。
本発明は、上記間−に鑑みてなされたものであり、ボイ
ドが発生しない2液混合吐出機の液加正方法を提供せん
とするものである。
ドが発生しない2液混合吐出機の液加正方法を提供せん
とするものである。
上記問題を解決するために本発明は、二種類の液の貯溜
タンクに充填する不活性ガスの圧力がI Kg/cm’
以下になるように不活性ガスの圧力を調整して充填する
ようにしたものである。
タンクに充填する不活性ガスの圧力がI Kg/cm’
以下になるように不活性ガスの圧力を調整して充填する
ようにしたものである。
実験の結果、不活性ガスの充填圧力をIKg/crn’
以下にすることにより、液中への不活性ガスの入り込み
はなくなり、ボイドの発生が見られなかった。
以下にすることにより、液中への不活性ガスの入り込み
はなくなり、ボイドの発生が見られなかった。
先ず、図に代表的な2液混合吐出機を示し、その概略を
説明する。
説明する。
図において、タンク1には主触媒とε−カプロラクタム
を成分とするA液が貯溜されている。そして温度計11
からの温度センサにより、A液の温度が約!30℃にな
るように保温体4を制御する。A液の場合は、液温が均
一になるように、インペラ5によって常時攪拌されてい
る。
を成分とするA液が貯溜されている。そして温度計11
からの温度センサにより、A液の温度が約!30℃にな
るように保温体4を制御する。A液の場合は、液温が均
一になるように、インペラ5によって常時攪拌されてい
る。
タンク2にはポリオールとε−カプロラクタムを成分と
するB液が貯溜されており、上記A液と同様に90℃に
温度調節されている。
するB液が貯溜されており、上記A液と同様に90℃に
温度調節されている。
又、タンク3には洗浄用のε−カプロラクタムが貯溜さ
れ、A液、B液と同様に約80℃になるように温度調節
されている。
れ、A液、B液と同様に約80℃になるように温度調節
されている。
そして、これらA液、B液及び(−カプロラクタムは、
空気に触れると劣化するので、それぞれのタンク1,2
.3の上部空間には不活性ガスが一定の圧力で充填され
る。12は、不活性ガスボンベ、13は充填圧力を一定
にするための減圧弁である。
空気に触れると劣化するので、それぞれのタンク1,2
.3の上部空間には不活性ガスが一定の圧力で充填され
る。12は、不活性ガスボンベ、13は充填圧力を一定
にするための減圧弁である。
次にナイロンのキャスティングに際しては、プランジャ
ポンプ6が作動し、ロータリバルブ8が図示の状態にあ
ってタンク1.2よりA液とB液を別々にプランジャポ
ンプ室7に吸引する0次にロータリバルブ8を時計方向
に30”回転させてプランジャポンプ室7内のA液とB
液とを押し出し、スタティックミキサー10にて混合し
、吐出口9よりキャビティ内に吐出して射出成形を行う
。
ポンプ6が作動し、ロータリバルブ8が図示の状態にあ
ってタンク1.2よりA液とB液を別々にプランジャポ
ンプ室7に吸引する0次にロータリバルブ8を時計方向
に30”回転させてプランジャポンプ室7内のA液とB
液とを押し出し、スタティックミキサー10にて混合し
、吐出口9よりキャビティ内に吐出して射出成形を行う
。
射出成形時においてA液とB液とが反応しく反応速度を
高めるために約 180℃に加熱する)硬化する。
高めるために約 180℃に加熱する)硬化する。
射出成形を行なわないときは、配管系の詰りを防止する
ためにプランジャポンプ6を常時作動し、A液又はB液
が配管内を常時流動するようにしている。又、ミキサ1
0はタンク3に貯溜されている洗浄液にて洗浄される。
ためにプランジャポンプ6を常時作動し、A液又はB液
が配管内を常時流動するようにしている。又、ミキサ1
0はタンク3に貯溜されている洗浄液にて洗浄される。
上記2液混合吐出機を用いたポリアミド系反応射出成形
において、発明者は、ボイドの発生要因として、不活性
ガスの充填圧力、液の温度、インペラによる攪拌状態、
射出成形しない間のプランジャ作動、製品のコーティン
グ厚さ、反応硬化時の温度条件をあげて実験を行なった
。
において、発明者は、ボイドの発生要因として、不活性
ガスの充填圧力、液の温度、インペラによる攪拌状態、
射出成形しない間のプランジャ作動、製品のコーティン
グ厚さ、反応硬化時の温度条件をあげて実験を行なった
。
その結果、ボイドの発生は、不活性ガスの充填圧力に大
きく関係していることが判った。
きく関係していることが判った。
この結果を第1表にまとめ詳しく説明する。
この表において、実験の条件は、コーティングの厚さを
0.1”0.3 aha、 A液及びB液の温度を85
°C〜90℃の範囲で温度を制御し、攪拌機の回転数1
5rpm一定、反応硬化温度ieo°C一定として、不
活性ガス(この場合N2ガス)の圧力を0.5.1.0
.1.5 Kg/crn’に変化させて行なツタ。
0.1”0.3 aha、 A液及びB液の温度を85
°C〜90℃の範囲で温度を制御し、攪拌機の回転数1
5rpm一定、反応硬化温度ieo°C一定として、不
活性ガス(この場合N2ガス)の圧力を0.5.1.0
.1.5 Kg/crn’に変化させて行なツタ。
第1表
表から判別される通り、1時間以内ではボイドの発生は
見られなかったが、3時間以上では、N2ガスの充填圧
力が1.5Kg/crn’でボイドが見られるようにな
り、5時間以上では、N2ガスの充填圧力が1.5Kg
/crn’ではかなり多くのボイドが発生した。
見られなかったが、3時間以上では、N2ガスの充填圧
力が1.5Kg/crn’でボイドが見られるようにな
り、5時間以上では、N2ガスの充填圧力が1.5Kg
/crn’ではかなり多くのボイドが発生した。
ここで注目すべき点は、N2ガスの充填圧力がl Kg
/crtfの場合、長時間攪拌しても、ある程度のボイ
ドは発生しても、それ以上のボイドは発生しないことが
確認された。
/crtfの場合、長時間攪拌しても、ある程度のボイ
ドは発生しても、それ以上のボイドは発生しないことが
確認された。
結論としては、不活性ガスの充填圧力をIKg/crn
’以下にすれば、ボイドの発生はそれ以上進まないとい
うことができる。
’以下にすれば、ボイドの発生はそれ以上進まないとい
うことができる。
以上詳述した通り、本発明によれば、A液及びB液を貯
溜するタンク内に充填圧力が1kJ/crr?以下にな
るように不活性ガスを充填するようにしたので、ボイド
の発生はほぼ完全に防止され、ボイドに起因する成形品
の不良はなく、生産性を大巾に向上することができるよ
うになった。
溜するタンク内に充填圧力が1kJ/crr?以下にな
るように不活性ガスを充填するようにしたので、ボイド
の発生はほぼ完全に防止され、ボイドに起因する成形品
の不良はなく、生産性を大巾に向上することができるよ
うになった。
又、貯溜タンク容量を大きくしてもボイドの発生がない
(長時間たってもボイドは発生しない)ので、A液、B
液のような化学的に不安定な液の取扱い一ヒの問題が低
減されるなど実用的効果としても多大なものがある。
(長時間たってもボイドは発生しない)ので、A液、B
液のような化学的に不安定な液の取扱い一ヒの問題が低
減されるなど実用的効果としても多大なものがある。
図は、2液混合吐出機の概略構成を示す図である。
1.2.3・・・タンク、4・・・保温体、5・・・イ
ンペラ、6・・・プランジャポンプ、8・・・ロータリ
バルブ、10・・・ミキサ、 11・・・温度計、12
・・・ガスボンベ、13・・・減圧弁。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 (ほか2名) 1.2.3・・ツニ710−°ミキη 4−・保温体 11・・フi度計5− イニへ
・7 12・・・力゛スホ一二へ・6
−・7・ラシ〉′ヶホ・ニア・ 】3・・・」
し几会8・・・ ロータリハ・ルア。
ンペラ、6・・・プランジャポンプ、8・・・ロータリ
バルブ、10・・・ミキサ、 11・・・温度計、12
・・・ガスボンベ、13・・・減圧弁。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 (ほか2名) 1.2.3・・ツニ710−°ミキη 4−・保温体 11・・フi度計5− イニへ
・7 12・・・力゛スホ一二へ・6
−・7・ラシ〉′ヶホ・ニア・ 】3・・・」
し几会8・・・ ロータリハ・ルア。
Claims (1)
- 二種類の液を反応させて成形する方法において、この二
種類の液をそれぞれ貯溜するタンク内の圧力が1Kg/
cm^3以下になるように不活性ガスを充填することを
特徴とする2液混合吐出機の液加圧方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21526786A JPS6371313A (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 2液混合吐出機の液加圧方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21526786A JPS6371313A (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 2液混合吐出機の液加圧方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6371313A true JPS6371313A (ja) | 1988-03-31 |
Family
ID=16669476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21526786A Pending JPS6371313A (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 2液混合吐出機の液加圧方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6371313A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02263613A (ja) * | 1989-04-05 | 1990-10-26 | Teijin Ltd | 反応射出成形法 |
JP6338753B1 (ja) * | 2017-08-22 | 2018-06-06 | 株式会社二幸技研 | 容器入り成形材料及び容器入り成形材料の製造方法、注型ナイロン成型方法 |
-
1986
- 1986-09-12 JP JP21526786A patent/JPS6371313A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02263613A (ja) * | 1989-04-05 | 1990-10-26 | Teijin Ltd | 反応射出成形法 |
JP6338753B1 (ja) * | 2017-08-22 | 2018-06-06 | 株式会社二幸技研 | 容器入り成形材料及び容器入り成形材料の製造方法、注型ナイロン成型方法 |
JP2019038118A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-14 | 株式会社二幸技研 | 容器入り成形材料及び容器入り成形材料の製造方法、注型ナイロン成型方法 |
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