JPS6370706A - 防波堤 - Google Patents
防波堤Info
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- JPS6370706A JPS6370706A JP61214918A JP21491886A JPS6370706A JP S6370706 A JPS6370706 A JP S6370706A JP 61214918 A JP61214918 A JP 61214918A JP 21491886 A JP21491886 A JP 21491886A JP S6370706 A JPS6370706 A JP S6370706A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 21
- 239000012535 impurity Substances 0.000 abstract description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
- Y02A10/11—Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters
Landscapes
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は防波堤に関Jる。
従来の技術
従来の防波堤としては、中なるR体にJ、す#l!成さ
れたものや、テトラボッド(登録商標)を利用したもの
が一般的である。このテトラボッド(fI録商標)は、
4111の突起が互いに120痕の角度をなすように星
形に形成されたコンクリートブロックからなり、このブ
ロックを複数積み上げることにより堤体を14築するよ
うになっている。
れたものや、テトラボッド(登録商標)を利用したもの
が一般的である。このテトラボッド(fI録商標)は、
4111の突起が互いに120痕の角度をなすように星
形に形成されたコンクリートブロックからなり、このブ
ロックを複数積み上げることにより堤体を14築するよ
うになっている。
発明が解決しようとりる問題点
ところが上記のような従来の単なる堤体4111mの防
波堤では堤体の湾外側と湾内側との間における水の流通
が全く無く、また上記のようにブロックを積み上げたも
のでも水の流通がきわめて悪いことが経験的に知られて
いる。また、上記のようにブロックを積み上げたもので
は、ブロックの突起どうしの隙間に夾雑物が溜まり、水
の流通が悪いことからこの夾雑物が腐敗しゃずいという
問題点がある。
波堤では堤体の湾外側と湾内側との間における水の流通
が全く無く、また上記のようにブロックを積み上げたも
のでも水の流通がきわめて悪いことが経験的に知られて
いる。また、上記のようにブロックを積み上げたもので
は、ブロックの突起どうしの隙間に夾雑物が溜まり、水
の流通が悪いことからこの夾雑物が腐敗しゃずいという
問題点がある。
そこで本発明はこのにつな問題点を解決し、湾の内外に
おける水の流通の良好な防潮堤を提供することを目的と
する。
おける水の流通の良好な防潮堤を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決Jるため本発明は、湾外側の吸込口と
、この吸込口よりも湾内側に形成された小径部と、この
小径部よりも湾内側に形成された大径部とを有した貫通
孔が長さ方向に形成された1状の波浪吸収消波ブロック
を、湾外側から湾内側に向Cプて上り勾配をなM横方向
に配置して複数積み上げたものである。
、この吸込口よりも湾内側に形成された小径部と、この
小径部よりも湾内側に形成された大径部とを有した貫通
孔が長さ方向に形成された1状の波浪吸収消波ブロック
を、湾外側から湾内側に向Cプて上り勾配をなM横方向
に配置して複数積み上げたものである。
作用
このような構成によれば、湾外側から湾内側に向けて伝
搬してさた波は、貫通孔の吸込口から小径部へ導かれ、
次に小径部から大径部へ伝搬される。覆ると、上記の波
は、吸込[1から小径部に達し、小径部の内面に1する
ことにより消波作用を受けながら大径部へ導かれ、小径
部から大径部へ移ることによる通路断面積の増大により
■ネルギが吸収され、また大径部の内面への衝突により
]−ネルギが吸収されることによっても、浦波が行なわ
れる。
搬してさた波は、貫通孔の吸込口から小径部へ導かれ、
次に小径部から大径部へ伝搬される。覆ると、上記の波
は、吸込[1から小径部に達し、小径部の内面に1する
ことにより消波作用を受けながら大径部へ導かれ、小径
部から大径部へ移ることによる通路断面積の増大により
■ネルギが吸収され、また大径部の内面への衝突により
]−ネルギが吸収されることによっても、浦波が行なわ
れる。
このとさ、波が貫通孔を通過り−るに伴ってこの貫通孔
の内部に湾内側に向かう水流が発生する。
の内部に湾内側に向かう水流が発生する。
また波か湾外に返るときは、貫通孔が湾外側に向ifて
上り勾配どなるよう傾斜しているため、この貫通孔の内
部に存在覆る水は湾外側に向cノで流出覆る。このため
、貫通孔の内部に存在リ−る夾雑物は1配水流とともに
湾内側あるいは湾外側に流出し、貫通孔の内部に滞留プ
ることが防止される。
上り勾配どなるよう傾斜しているため、この貫通孔の内
部に存在覆る水は湾外側に向cノで流出覆る。このため
、貫通孔の内部に存在リ−る夾雑物は1配水流とともに
湾内側あるいは湾外側に流出し、貫通孔の内部に滞留プ
ることが防止される。
また、湾内側と湾外側との間で水の流通が生じるため、
湾内の水が湾外の水と入換えられることにもなる。
湾内の水が湾外の水と入換えられることにもなる。
実施例
第1図は、本弁明にもとづく防波堤の一実施例の横断面
図を示すものである。ここで1は海底2に設けられた基
礎部で、この基礎部1の上面3は、湾外側4から湾内側
5に向けて、たとえば5度の角度で上り勾配をなすよう
に形成されている。、基礎部1の上面3には複数の波浪
吸収消波ブロック6が積み上げられており、この消波ブ
ロック6は、基礎部1の上面3に対応して傾斜するよう
に配置されている。最上部の消波ブロック6の1−には
土−軟部7が配置されている。この上載部7の上面32
は、消波ブロック6の傾斜に対抗して水平どなるように
構成され、人、車などが通過で込るJ、うに考慮されて
いる。
図を示すものである。ここで1は海底2に設けられた基
礎部で、この基礎部1の上面3は、湾外側4から湾内側
5に向けて、たとえば5度の角度で上り勾配をなすよう
に形成されている。、基礎部1の上面3には複数の波浪
吸収消波ブロック6が積み上げられており、この消波ブ
ロック6は、基礎部1の上面3に対応して傾斜するよう
に配置されている。最上部の消波ブロック6の1−には
土−軟部7が配置されている。この上載部7の上面32
は、消波ブロック6の傾斜に対抗して水平どなるように
構成され、人、車などが通過で込るJ、うに考慮されて
いる。
第2図は波浪吸収消波ブロック6の詳Ill!構造を承
づものである。ここで8はブ[Jツクで、断面矩形状の
」ンクリート材にて構成され、その外面には4つの側面
9.10.11.12が現われている。一つの側面9に
は、ブロック8の長ざ方向の一定距齢ごとに、それぞれ
一定の長δを有する複数の−・定高さの凸部13が形成
されている。各凸部13は、側面9の幅(づなわち、上
記矩形の一辺)方向の全長にわたって形成されでいる。
づものである。ここで8はブ[Jツクで、断面矩形状の
」ンクリート材にて構成され、その外面には4つの側面
9.10.11.12が現われている。一つの側面9に
は、ブロック8の長ざ方向の一定距齢ごとに、それぞれ
一定の長δを有する複数の−・定高さの凸部13が形成
されている。各凸部13は、側面9の幅(づなわち、上
記矩形の一辺)方向の全長にわたって形成されでいる。
凸部13が形成された側面9とは及対側に位置する側面
11には、凸部13に対応した凹部14が形成されでお
り、第1図に示tJ:うに複数の消波ブロック6を積み
−にけた場合には、隣り合う消波ブ゛「−1ツク6の凸
部13と凹部14とが亙いにはまり合うJ、うに構成さ
れている。
11には、凸部13に対応した凹部14が形成されでお
り、第1図に示tJ:うに複数の消波ブロック6を積み
−にけた場合には、隣り合う消波ブ゛「−1ツク6の凸
部13と凹部14とが亙いにはまり合うJ、うに構成さ
れている。
なお、上記においては〜・の側面9に凸部13を形成す
るとどもに他の′−の側面11に凹部14を形成したし
のを例示したが、第3図に承りように隣り合う一対の側
面9,10にそれぞれ凸部13を形成するとともに、他
の隣り合う一対の側面11.12にそれぞれ四部14を
形成してもよい。
るとどもに他の′−の側面11に凹部14を形成したし
のを例示したが、第3図に承りように隣り合う一対の側
面9,10にそれぞれ凸部13を形成するとともに、他
の隣り合う一対の側面11.12にそれぞれ四部14を
形成してもよい。
ブロック8の内部には、このブロック8の長さ 5一
方向にわたる鋳鉄管15が埋め込まれでおり、この鋳鉄
管15により貫通孔16が形成されている。この貫通孔
16は、ブロック8の湾外側端面17にa3いて開口す
るベルマウス状の吸込口18を有している。
管15により貫通孔16が形成されている。この貫通孔
16は、ブロック8の湾外側端面17にa3いて開口す
るベルマウス状の吸込口18を有している。
また、吸込口18よりも湾内側における鋳鉄管15の部
分には、吸込口18よりも小径の小径部19が一定長さ
にわたって形成されている。小径部19よりも湾内側に
おける鋳鉄管15の部分には、この小径部19よりも大
径の大径部20が形成されている。小径部19と大径部
20とは接続部21を介して連続されており、この接続
部21は、小径部19から大径部20に向けて徐々に径
が人さくなるような半球状に形成きれている。大径部2
0は、その湾内側端部22が、ブロック8の湾内側端部
23にて間口1Jるように構成されている。
分には、吸込口18よりも小径の小径部19が一定長さ
にわたって形成されている。小径部19よりも湾内側に
おける鋳鉄管15の部分には、この小径部19よりも大
径の大径部20が形成されている。小径部19と大径部
20とは接続部21を介して連続されており、この接続
部21は、小径部19から大径部20に向けて徐々に径
が人さくなるような半球状に形成きれている。大径部2
0は、その湾内側端部22が、ブロック8の湾内側端部
23にて間口1Jるように構成されている。
第4図は、第1図に示すものと同様の構成の防波堤にお
ける湾内側あるいは湾外側の側面を承り図である。図示
のように、各消波ブ[]ツク6は、端面視で菱形となる
ように配量されでいる。消波プ[」ツク6と基礎部1と
の間、およびこれら消波ブロック6と上載部7との間に
は、第5図にも承りように断面が三角形状に形成された
スペーサ24が設置されている。このスペーナ24には
、消波ブロック6の凸部13あるいは四部14にはまり
合う四部あるいは凸部が形成されており、第5図では四
部14のみが形成されたスペーサ24を例示している。
ける湾内側あるいは湾外側の側面を承り図である。図示
のように、各消波ブ[]ツク6は、端面視で菱形となる
ように配量されでいる。消波プ[」ツク6と基礎部1と
の間、およびこれら消波ブロック6と上載部7との間に
は、第5図にも承りように断面が三角形状に形成された
スペーサ24が設置されている。このスペーナ24には
、消波ブロック6の凸部13あるいは四部14にはまり
合う四部あるいは凸部が形成されており、第5図では四
部14のみが形成されたスペーサ24を例示している。
堤体を構築する際には、まず第1図に示すように海底2
に基礎部1を形成し、この基礎部1の上に複数の消波ブ
ロック6を積み上げる。このとき、第4図に示すように
、各消波ブロック6を端面視で菱形となるように配置す
る。また、隣り合う消波ブロック6の凹部14と凸部1
3とを、互いにはめ合わせる。最上部に上載部7を設置
1れば堤体の横築が完了づるが、第1図に示すJ、うに
基礎部1と上載部7にも凸部13と凹部14とを形成し
、消波ブロック6の凹部14および凸部13とはめ合わ
せる。
に基礎部1を形成し、この基礎部1の上に複数の消波ブ
ロック6を積み上げる。このとき、第4図に示すように
、各消波ブロック6を端面視で菱形となるように配置す
る。また、隣り合う消波ブロック6の凹部14と凸部1
3とを、互いにはめ合わせる。最上部に上載部7を設置
1れば堤体の横築が完了づるが、第1図に示すJ、うに
基礎部1と上載部7にも凸部13と凹部14とを形成し
、消波ブロック6の凹部14および凸部13とはめ合わ
せる。
このようにすると、第1図に示すように、各消波ブロッ
ク6は基礎部1の1面3の傾斜に対応した勾配を有Jる
ことになるが、基礎部1、消波ブ[1ツク6および上載
部7どうしは互いの四部14と凸部13とがはまり合っ
ているため、湾外側4へのずり落ちが防止される。また
、防波堤の湾外側の側面25は、鉛直面よりも海底2の
側に向けて傾斜するように構築されることになる。また
、各消波ブロック6を端面視で菱形となるように積み上
げたため、上部に位置する消波ブロック6のΦ閤にもと
づいて下部の消波ブロック6に伝達される上下方向の応
力を側方へ分散さゼることができる。
ク6は基礎部1の1面3の傾斜に対応した勾配を有Jる
ことになるが、基礎部1、消波ブ[1ツク6および上載
部7どうしは互いの四部14と凸部13とがはまり合っ
ているため、湾外側4へのずり落ちが防止される。また
、防波堤の湾外側の側面25は、鉛直面よりも海底2の
側に向けて傾斜するように構築されることになる。また
、各消波ブロック6を端面視で菱形となるように積み上
げたため、上部に位置する消波ブロック6のΦ閤にもと
づいて下部の消波ブロック6に伝達される上下方向の応
力を側方へ分散さゼることができる。
かつ、波浪から受ける浮力に対しても大きな抗力を青る
ことができる。
ことができる。
このような構成において、第1図に示す防波堤の湾外側
4からこの防波堤に向けて波浪26が進行してきた場合
には、この波浪26の一部は、防波堤の湾外側の側面2
5に達し、防波堤を構築するブロック8の湾外側端面1
7に衝突し、この衝突にJ、リエネルギを吸収されて消
波される。
4からこの防波堤に向けて波浪26が進行してきた場合
には、この波浪26の一部は、防波堤の湾外側の側面2
5に達し、防波堤を構築するブロック8の湾外側端面1
7に衝突し、この衝突にJ、リエネルギを吸収されて消
波される。
波浪26の残部は貫通孔16の吸込口18に達づるが、
次にこの残部の波浪26の動作を第6図にもとづいて説
明する。すなわち、吸込口18に達した波浪26は、こ
の吸込口18から小径部19に導かれるが、このとき、
吸込口18はベルマウス状に形成されでいるため、小径
部19への波浪26の褥入が良好に行なわれる。小径部
19では、波浪26はこの小径部19の内面に衝突づる
ことによりエネルギを吸収されて消波作用を受け、続い
て接続部21を経て大径部20へ導かれる。
次にこの残部の波浪26の動作を第6図にもとづいて説
明する。すなわち、吸込口18に達した波浪26は、こ
の吸込口18から小径部19に導かれるが、このとき、
吸込口18はベルマウス状に形成されでいるため、小径
部19への波浪26の褥入が良好に行なわれる。小径部
19では、波浪26はこの小径部19の内面に衝突づる
ことによりエネルギを吸収されて消波作用を受け、続い
て接続部21を経て大径部20へ導かれる。
づると、小径部19から大径部20へ向Cプての通路断
面積の増大にJ:す、波浪26の保有づる流体1ネルギ
が吸収されて消波が行なわれる。また、大径部20の中
では波浪26により渦27が発生し、この渦27の発生
のためにエネルギが消費されることによっても消波が行
なわれる。さらに、大径部20の内面への衝突によって
も、消波が行なわれる。最後に、波126は、大径部2
0の湾内側端部22から湾内側5へ導かれ、ここでも通
路断面積が増大Jることによる消波を受(プ、はとんど
エネルギを保有しない状態となる。。
面積の増大にJ:す、波浪26の保有づる流体1ネルギ
が吸収されて消波が行なわれる。また、大径部20の中
では波浪26により渦27が発生し、この渦27の発生
のためにエネルギが消費されることによっても消波が行
なわれる。さらに、大径部20の内面への衝突によって
も、消波が行なわれる。最後に、波126は、大径部2
0の湾内側端部22から湾内側5へ導かれ、ここでも通
路断面積が増大Jることによる消波を受(プ、はとんど
エネルギを保有しない状態となる。。
このように波浪26が貫通孔16を通過すると、この貫
通孔16の内部に湾内側5に向かう水流が発生する。ま
た、波浪26が湾外側4へ返るときには、貫通孔16が
湾外側に向けて下り勾配となるように傾斜しているため
、この貫通孔16の内部に存在する水は湾外側4に向け
て流出する。
通孔16の内部に湾内側5に向かう水流が発生する。ま
た、波浪26が湾外側4へ返るときには、貫通孔16が
湾外側に向けて下り勾配となるように傾斜しているため
、この貫通孔16の内部に存在する水は湾外側4に向け
て流出する。
この結果、貫通孔16の内部では常に水が流動1Jるこ
とになり、湾の内外間におけ水の流通を良好なものとす
ることができる。また、貫通孔16の内部に夾雑物が入
り込むようなとがあっても、この夾雑物は貫通孔16の
中の水流とともに湾外側4あるいは湾内側5へ流出され
、貫通孔16の内部に滞留づ−ることが防止される。
とになり、湾の内外間におけ水の流通を良好なものとす
ることができる。また、貫通孔16の内部に夾雑物が入
り込むようなとがあっても、この夾雑物は貫通孔16の
中の水流とともに湾外側4あるいは湾内側5へ流出され
、貫通孔16の内部に滞留づ−ることが防止される。
なお、消波ブロック6の傾斜角は2〜10匪の節回が好
ましく、2度未満では水平に近い状態となって実質的な
効果が期待できない。また101豆を越えると吸込口1
8からの波浪26の吸込みが不良となるため、やはり実
効に欠ける。
ましく、2度未満では水平に近い状態となって実質的な
効果が期待できない。また101豆を越えると吸込口1
8からの波浪26の吸込みが不良となるため、やはり実
効に欠ける。
前述のように、防波堤の湾外側の側面25は鉛直面より
も海底2の側に向けて傾斜するように構築されているた
め、この側面に波浪26が衝突したときに、この波浪2
6を第1図の矢印△で示Jように湾外側4へ返すことが
できるという効果もある。
も海底2の側に向けて傾斜するように構築されているた
め、この側面に波浪26が衝突したときに、この波浪2
6を第1図の矢印△で示Jように湾外側4へ返すことが
できるという効果もある。
さらに、水面28に対応した高さに設置された消波ブロ
ック6にd)いて番よ、波浪26とともに空気が貫通孔
16の内部に入り込むため、この空気の混入にもとづく
消波効果もある。
ック6にd)いて番よ、波浪26とともに空気が貫通孔
16の内部に入り込むため、この空気の混入にもとづく
消波効果もある。
なJ3、貫通孔16は鋳鉄恒15にて形成されているた
め、この鋳鉄管15の周囲に」ンクリー1−を打設する
ことにより容易に消波7 r−コック6を形成でさ、し
かも鋳鉄管15によりゾ【コック8を袖強づることがて
・きる、1 第7図は、本発明にもとづく防波堤の他の実施例の横断
面図を示づものである。本実施例においては、ツ11ツ
ク8の内部に形成される貫通孔16は、第1図J3J、
び第2図に示される貫通孔16をほぼ鏡面対称に配置し
たJ、うに形成されている。J−なわら、′Ij!i通
孔16は、第1図に示−リ・しのに比べ長尺に形成され
た大径部20に続いて、第2の接続部29ど第2の小径
部30とを右し、この第2の小径部30には、プ[lツ
ク8の湾内側端面23にて開[1覆るI’J、 1.f
[131が形成きれている。
め、この鋳鉄管15の周囲に」ンクリー1−を打設する
ことにより容易に消波7 r−コック6を形成でさ、し
かも鋳鉄管15によりゾ【コック8を袖強づることがて
・きる、1 第7図は、本発明にもとづく防波堤の他の実施例の横断
面図を示づものである。本実施例においては、ツ11ツ
ク8の内部に形成される貫通孔16は、第1図J3J、
び第2図に示される貫通孔16をほぼ鏡面対称に配置し
たJ、うに形成されている。J−なわら、′Ij!i通
孔16は、第1図に示−リ・しのに比べ長尺に形成され
た大径部20に続いて、第2の接続部29ど第2の小径
部30とを右し、この第2の小径部30には、プ[lツ
ク8の湾内側端面23にて開[1覆るI’J、 1.f
[131が形成きれている。
このように構成ザることにより、第1図おJ、び第2図
に示すものに比べ貫通孔16を長くすることができるう
えに(の断面変化の回数も多くイ【るため、消波効果を
いつ(う白土3 けることができる。
に示すものに比べ貫通孔16を長くすることができるう
えに(の断面変化の回数も多くイ【るため、消波効果を
いつ(う白土3 けることができる。
発明の効果
以上述べたように本発明によると、ブ[コックに設Cプ
た貫通孔により雌実に消波を行なうことができ、しかも
この貫通孔の内部を波浪が進行りることによりこの貫通
孔の内部を湾内側へ向かう水流が光子Jるとともに、貫
通孔は傾斜して設(〕られているため波浪が湾外側へ返
るどきには湾外側へ向かう水流が発生ずるため、湾の内
外における水の流通を良好なものとすることができるう
えに、貫通孔の内部に夾雑物が滞留することを防1!で
きる。
た貫通孔により雌実に消波を行なうことができ、しかも
この貫通孔の内部を波浪が進行りることによりこの貫通
孔の内部を湾内側へ向かう水流が光子Jるとともに、貫
通孔は傾斜して設(〕られているため波浪が湾外側へ返
るどきには湾外側へ向かう水流が発生ずるため、湾の内
外における水の流通を良好なものとすることができるう
えに、貫通孔の内部に夾雑物が滞留することを防1!で
きる。
第1図は本発明にもとづく防波堤の一実施例の横断面図
、第2図は第1図に示す防波堤の構築に用いられる波浪
吸収消波ブロックを示1J図、第3図は同ブロックの他
の例を示づ図、第4図は第1図に示J防波堤と同様の防
波堤の側面図、第5図は第4図に示覆防波堤の構築に用
いられるスペーサを示づ図、第6図は波浪吸収消波ゾロ
ツクに83cノる8’l波機能の説明図、第7図番よ本
発明にもとづく防波堤の他の実施例の横断面図である。 4・・・湾外側、5・・・湾内側、6・・・波浪吸収消
波ブ【−1ツク、16川貴通孔、18川吸込口、19・
・・小径部、20・・・大径部。
、第2図は第1図に示す防波堤の構築に用いられる波浪
吸収消波ブロックを示1J図、第3図は同ブロックの他
の例を示づ図、第4図は第1図に示J防波堤と同様の防
波堤の側面図、第5図は第4図に示覆防波堤の構築に用
いられるスペーサを示づ図、第6図は波浪吸収消波ゾロ
ツクに83cノる8’l波機能の説明図、第7図番よ本
発明にもとづく防波堤の他の実施例の横断面図である。 4・・・湾外側、5・・・湾内側、6・・・波浪吸収消
波ブ【−1ツク、16川貴通孔、18川吸込口、19・
・・小径部、20・・・大径部。
Claims (1)
- 1、湾外側の吸込口と、この吸込口よりも湾内側に形成
された小径部と、この小径部よりも湾内側に形成された
大径部とを有した貫通孔が長さ方向に形成された柱状の
波浪吸収消波ブロックを、湾外側から湾内側に向けて上
り勾配をなす横方向に配置して複数積み上げたことを特
徴とする防波堤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61214918A JPS6370706A (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 防波堤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61214918A JPS6370706A (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 防波堤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6370706A true JPS6370706A (ja) | 1988-03-30 |
JPH0448123B2 JPH0448123B2 (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=16663734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61214918A Granted JPS6370706A (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 防波堤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6370706A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02132729U (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-05 | ||
JPH03281812A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-12 | Kubota Corp | 透水性ケーソン |
JP2011241612A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-01 | Sadayuki Amiya | 防波堤 |
-
1986
- 1986-09-11 JP JP61214918A patent/JPS6370706A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02132729U (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-05 | ||
JPH03281812A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-12 | Kubota Corp | 透水性ケーソン |
JP2011241612A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-01 | Sadayuki Amiya | 防波堤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0448123B2 (ja) | 1992-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |