JPS6370276A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

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JPS6370276A
JPS6370276A JP61214911A JP21491186A JPS6370276A JP S6370276 A JPS6370276 A JP S6370276A JP 61214911 A JP61214911 A JP 61214911A JP 21491186 A JP21491186 A JP 21491186A JP S6370276 A JPS6370276 A JP S6370276A
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photoreceptor
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Hiromi Takada
高田 博巳
Takami Suzuki
鈴木 高美
Hideo Aoki
秀夫 青木
Toshio Shimazaki
俊男 島崎
Hiroyuki Idenawa
弘行 出縄
Hideaki Mochimaru
英明 持丸
Hajime Kanda
神田 肇
Nobuhiro Makita
信広 巻田
Yoshiaki Tanaka
田中 善朗
Takahiro Yagishita
高弘 柳下
Takanori Yamaki
八巻 隆徳
Takeshi Motohashi
武 本橋
Masayoshi Miyamoto
真義 宮本
Hisao Ishizu
石津 久夫
Yasuhiro Sagawa
泰博 佐川
Tadaaki Sugano
忠明 菅野
Tomoo Mikota
三小田 知生
Hiroshi Hosokawa
浩 細川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は複写機、ファクシミリ、プリンタ等の静電記録
装置に関する。
災來伎方 一般に上記の静電記8装置においては、現像ローラによ
って搬送されるトナーにより感光体上の静電潜像が可視
像であるトナー像へと現像される。
この場合、均一で高品質のトナー像を得るためには感光
体と現像ローラとの間隔、あるいは接触現像方式の場合
は両者の接触圧が一定に保持される必要がある。
ところが、現像ローラを駆動歯車を用いて歯車伝導によ
り回転させるようにした静電記録装置では、経時的に現
像ローラの負荷が増大した時、駆動歯車から現像ローラ
へ該現像ローラを遠くへ押しのけようとする力が作用し
て、感光体と現像ローラの間隔が異常に近づいたり、あ
るいは接触現像方式の場合における両者の接触圧が異常
に高くなったりして、画像品質が低下することがある。
且−匁 本発明は上記の点に鑑み、現像ローラの負荷変動にかか
わらず安定した現像作業を行なうことのできる静TI!
記録装置を提供することを目的とする。
且−双 上記の目的を達成する本発明は、駆動歯車によって回転
される現像ローラによって感光体上の静電潜像を現像す
る静電記録装置において、現像ローラが駆動歯車の軸か
ら所定距離以上遠ざかるのを制限するロックプレートを
設けたことを特徴とする静電記録装置である。
以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は静電記録装置の一例であるレーザプリンタの外
観を示している。このレーザプリンタは。
図示しないホストコンピュータからの指示に基づいてシ
ート紙、封筒等といった転写材上に文字等を印字するも
のである。又、このレーザプリンタは大きく分けてプリ
ンタ上ユニット1とプリンタ下ユニット2に分けられる
。下ユニット2には給紙トレイ3が取外し可能に取付け
られ、又排紙切換ツマミ4が備え付けられている6上ユ
ニツト1には操作パネル5、フォントカートリッジ挿入
口6、エミュレーションカード挿入ロアが設けられてい
る。又、上ユニット1の構成要素の1つであるカバー8
の上面は上部排紙トレイ9を構成している。
印字作業を受ける転写材は給紙トレイ3上に積載保持さ
れる。実施例では、いわゆるリーガルサイズといった大
サイズ紙から封筒等の小サイズ紙までの多種の転写材に
亘ってプリントができるが、このように異なるサイズの
転写材を適用する時は。
給紙トレイ3上のガイド板254を矢印にの如く移動さ
せて各サイズ紙をガイドする。両ガイド板254.25
4はトレイ下面でリンク接続されていて、一方をに方向
のいずれかへ移動すると他方が自動的にに方向のもう一
方へ移動するようになっている。操作パネル5は転写材
のサイズその他種々の印字条件を設定するためのスイッ
チ等が配置されている。フォントカートリッジ挿入口6
はフォントカートリッジ、すなわち数種類の字体情報が
記憶されているROMカートリッジを差し込んで後述す
るキャラクタコントローラへ字体情報を送るものである
。エミュレーションカード挿入ロアは、図示しないホス
トコンピュータの種類に応じて、そのホストコンピュー
タと本レーザプリンタとの整合を図るためのエミュレー
ションカード(ROMカード)をキャラクタコントロー
ラと接続させるためのものである。排紙切換ツマミ4は
、レーザプリンタ内で印字作業を終えた転写材を上部排
紙トレイ9へ排出するか、あるいは矢印Aのようにレー
ザプリンタの外部左方向へ排出するかを切換えるもので
ある。
プリンタ上ユニット1とプリンタ下ユニット2とは図の
奥側でヒンジ結合されていて、そして手前側で後述する
ロック機構によって互いに固定保持されている。カバー
8の前面から突出するロックレバ−ツマミ10を押し上
げて上記ロック機構を解除すれば、第2図に示すように
プリンタ上ユニット1をプリンタ下ユニット2から回動
して持ち上げることができる。このように上・下ユニッ
ト1,2を互いに分割可能な構造にしているのは、保守
作業を容易にするため、あるいは後述の感光体、現像剤
等の交換を容易とするためである。
第3図はプリンタ上ユニット1とプリンタ下ユニット2
とを互いに結合した状態のレーザプリンタの側断面図で
ある。以下、この図を用いてレーザプリンタの作用の概
略を述べる。
プリンタ下ユニット2のほぼ中央に配置されたドラム状
感光体11は正時計方向に駆動回転され、まず帯電チャ
ージャ12による放電作用を受ける。
帯電チャージャ12のチャーシワ、イヤ13は、第4図
(a)に示すように感光体11と平行に張設されており
、よってチャージワイヤ13からの放電により感光体1
1の表面が軸方向一様に帯電する。
かく帯電する感光体11は次いで、レーザ露光装置14
によって画像露光作用を受ける。レーザ露光装置14は
第5図に示すように、スキャナモータ15によって正時
計方向に回転させられるポリゴンミラー16と、レーザ
ダイオード(LD)ユニット17と、第1シリンドリカ
ルレンズ18と、第1ミラー19と、スフエリカルレン
ズ20と、そして第2ミラー21とを有している。
LDユニット17にはレーザダイオード(LD)が内蔵
されており、このLDが後述する画像信号に基づいて画
像信号書込用レーザビームを発光する。このレーザビー
ムは第6図に示すように第1シリンドリカルレンズ18
、第1ミラー19を経てスフエリカルレンズ20に入る
。レーザビームはスフエリカルレンズ20で絞り込まれ
て上方に約5@屈折させられてポリゴンミラー16の−
面に入射し、該ミラー面で反射される。ポリゴンミラー
16/\の入射光はスフエリカルレンズ20で上方へ屈
折されたものであるから、反射光はその入射光の上側を
通過する。反射されたレーザビームは更に第2ミラー2
1で反射して第2シリンドリカルレンズ22を通過して
感光体11上に導かれ、1ドツト毎に照射される。この
時、ポリゴンミラー16の回転に応じてレーザビームが
第2ミラー21上、従って感光体11上で矢印Bの如く
走査される(主走査)。この主走査により感光体上にレ
ーザビームによるドツトラインが形成される。この光走
査がポリゴンミラー16の一面ごとに繰り返され、同時
に感光体11が主走査方向と直交する方向(副走査方向
)に回転し、その結果、感光体11の表面の画像信号に
対応する静電潜像が形成される。本実施例ではこの静電
潜像のドツト密度が300ドツト/インチとなるように
主走査及び副走査が行なわれる。このような高密度のド
ツト像に基づいてプリントを行なうと、いわゆる活字イ
ンパクト方式と同等の鮮明なプリント像を得ることがで
きる。又、本実施例では、ポリゴンミラー16の各面を
湾曲させて第2ミラー21上における走査像面が平坦に
なるようにしている。
よって、従来ポリゴンミラー16と第2ミラー21との
間に配設されていたいわゆるf−θレンズは不要である
。これにより、レーザ光学装置14全体の形状を大幅に
小型化できるようになった。
LDユニット17内のLDは上記画像信号書込用レーザ
ビームとは別に、1走査ごとに1回づつ同期検知用レー
ザビームを検知する。このビームはポリゴンミラー16
で反射した後、第3ミラー23、第3シリンドリカルレ
ンズ24を経て光ファイバ25に入る。光ファイバ25
はプリンタの動作全搬を制御するメインコントローラ(
後述する)に連結されていて、この光ファイバ25を介
してメインコントローラへ送られる同期検知用レーザビ
ームにより、上記画像信号書込用レーザビームの発光開
始タイミングを制御する。
第3図において、レーザ露光装箕14によって感光体1
1上に形成された静電潜像は、感光体11の回転に従っ
て現像ローラ26のところまで運ばれる。本実施例では
いわゆる接触現像方式が採用されていて、現像ローラ2
6は感光体11に軽く接触しながら反時計方向に駆動回
転される。又、現像ローラ26には、現像タンク28の
底部に配設されていて反時計方向に回転するトナー補給
ローラ27により、現像タンク28内に収容された非磁
性トナー29が供給されている。よって、現像ローラ2
6のところまで運ばれた感光体11上の静電潜像は、現
像ローラ26によって運ばれるトナーによって現像され
て可視像とされる。感光体11と現像ローラ26とを接
触させる接触現像方式においては、非磁性トナーから成
る一成分現像剤を使用し、磁性トナーを用いなくて済む
ので、トナーの構成が簡単であるゆ又、キャリアを用い
ないので従来のいわゆる二成分系現像剤を用いた場合に
おけるキャリア交換が省略できる。更に、非磁性トナー
は後述する定着作業を容易に行なうことができ、その分
だけ定着装置を簡単な構成で小型に作ることができる。
又、非磁性トナーを使うと、現像により得られるトナー
像の輪郭を鮮明に出すことができ、磁性トナーを用いた
一成分現像剤に比べて高品質の画像が得られる。
このトナー像は次いで転写チャージャ30に対向する位
置である転写位置へと運ばれる。64はトナ一層厚規制
ブレード、65はトナーカートリッジである。
以上のプロセスが実行されている間、給紙トレイ3上に
積載された転写材、例えばシート状の転写紙31のうち
最上紙1枚が、正時計方向に駆動回転される給紙ローラ
32及びそれに圧接するフリクションパッド33によっ
て他の紙から分離されて上・下搬送ローラ34,35の
ニップ部へ送られ、更にそれら搬送ローラによって感光
体11の転写位置へと搬送される。
こうして搬送される転写紙は、転写位置において感光体
11上のトナー像と重ね合わされ、そして転写チャージ
ャ30による放電作用を受ける。
この放電により感光体11上のトナー像が転写紙上・\
と転写される。転写作業が終わると、転写チャージャ3
0の隣りに配置されたLEDから成る除電ランプ54か
らの光が、転写紙を通して感光体11上に照射され、転
写紙と重なった状態で除電ランプ54の光照射位置を通
過する感光体の表面電位を除電する。
感光体電位が弱められると転写紙との間の静電吸着力が
弱まり、転写紙は自重により感光体11から確実に分離
し、加熱ローラ36及び加圧ローラ37を備えた加熱定
着装置へ送られる。転写紙及びその上に転写されたトナ
ー像は加熱ローラ36によって加熱されながら両ローラ
36,37によって上下から圧力を受け、その結果、ト
ナー像が転写紙上に溶融定着される。加熱ローラ36を
加熱するため、加熱ローラ36の内部にヒータ38が設
けられている。
定着作業を受けた転写紙は剥離爪39によって加熱ロー
ラ36から剥跪され排紙ローラ4oへと送られる6排紙
ローラ4oの後流位置には排紙切換爪41が設けられて
おり、この切換爪41は第1図及び第2図の排紙切換ツ
マミ4を回すことにより第3図の実線位置と破線位置と
で切換る。切換爪41が実線位置にある時、排紙ローラ
40から出た転写紙は排紙ガイド部材42と、排紙ガイ
ド板43.44とによって形成される搬送路を通り、上
排紙ローラ45によって上部排紙トレイ9へ排出される
。一方、切換爪41が破線位置にあると、排紙ローラ4
0から出た転写紙は矢印Aの如く直線的にプリンタ外へ
排出される。
転写紙をいずれの態様で排出するかはオペレータによる
切換ツマミ4の操作で決められる。一般に、腰の弱い普
通紙転写紙にページ類に印字を行ない、これをページ類
にスタックしたい場合は上部排紙トレイ9へ排出する。
これに対し、封筒その他の腰の強い転写材に印字を行な
う場合は直線的に排出される。
転写終了後の感光体11上には転写に寄与しなかったト
ナーが残留する。この残留トナーは除電ランプ54によ
って感光体11と共に除電され、クリーニングブレード
55によって感光体11から掻き落とされる。掻き落と
されたトナーは、トナー回収ローラ56によってトナー
回収タンク57内へ送られ、ここにためられる、クリー
ニングブレード55によって清掃された感光体11は再
び帯電チャージャ12による帯電作用に供される。
実施例の定着ローラ36はその表面が導電性を備えてい
る。こうすれば、定着作業時に転写紙上の電荷が定着ロ
ーラを介して除電される。従来は、転写紙のスタック性
を良くするため、外部へ排出される転写紙をその排出前
に専用の除電ブラシによって除電していたが、本実施例
ではその除電ブラシが不要である。尚、定着ローラに導
電性を与えるには、例えばテフロン等のローラ下地にカ
ーボンを混ぜる方法を用いることができる。カーボンは
比較的高硬度であるから、この方法によればローラの耐
久性を高めることもできる。
以上、実施例に係るレーザプリンタの概略の作用を説明
した。以下に各部分についての詳細を説明する。
止車1 本実施例においては、第3図における感光体11、帯電
チャージャ12、そしてトナー回収タンク57が第4図
の(a)に示すように1つのユニット(感光体ユニット
58)とし2て構成されている。又、現像ローラ26、
トナー補給ローラ27、そして現像タンク28も第4図
の(b)に示すように1つのユニット(現像ユニット5
9)として構成されている。これら感光体ユニット58
及び現像ユニット59は作像ユニットケース60にそれ
ぞれ別々に着脱可能に支持される。
感光体ユニット58は、箱状のケース61を有していて
、このケース61に感光体11の支軸62が回転自在且
つ着脱自在に支持されている。又、このケース61には
レーザ光学装置14(第3図)からのレーザビームが入
射する六63が形成され、更にケース61自体によって
先に述べたトナー回収タンク57(第3図)が区画形成
され、そして帯電チャージャ12のケーシング(チャー
ジワイヤ13を囲む壁)が構成されている。クリーニン
グブレード55及びトナー回収ローラ5Gはケース61
にそれぞれ支持されている。感光体11をケース61、
従ってトナー回収タンク57に対して着脱自在としたの
は次の理由による。すなわち。
一般にトナー回収タンク57が廃トナーで満杯になると
これを新しいものと交換する。この場合、感光体11と
トナー回収タンク57とが一体であると、トナー回収タ
ンクの交換と共に感光体も交換されることになる。とこ
ろが、最近の感光体は材質、製造方法等の向上によりそ
の寿命が著しく延びている。従って、感光体を寿命が尽
きるまで使用しようとすると非常に大容量のトナー回収
タンクが必要となり、プリンタ全体が徒に大型となる。
これを避けるため、1つの感光体についてトナー回取タ
ンクを交換使用できるようにして、プリンタの小型化と
感光体の有効利用を図ったものである。
現像ユニット59はケース66を有していて、このケー
ス66によって現像タンク28(第3図)が区画形成さ
れ、更に現像ローラ26及びトナー補給ローラ27がケ
ース66によって回転自在に支持されている。トナーカ
ートリッジ65はケース66上に着脱自在に装着さ九て
いる。現像タンク28内のトナー残量が少なくなると、
それまで取付けられていたカートリッジ65を新たなカ
ートリッジに取り換えて現像タンク28内へトナーを補
給する。
作像ユニットケース60はプリンタ下ユニツト2内に配
設される。よって、感光体ユニット58及び現像ユニッ
ト59もプリンタ下ユニツト2内に配置されることにな
る。第2図のようにプリンタ上ユニット1を持ち上げる
と感光体ユニット58及び現像ユニット59の両ユニッ
トの上部が露出する。
(感光体ユニット58.現像ユニット59の作像ユニッ
トケース60への装着) 作像ユニットケース60は第4図かられかるように上部
の開口した箱状に形成され、その前後の壁部60a、6
0bには、感光体11の支軸62を支持するための溝状
の支持部67.67が形成されている。支持部67によ
って一方が支持された感光体ユニット′58は、他方に
おいてストップ爪69によって押し付けられる。現像ユ
ニット59も作像ユニットケース60に収められた状態
でストップ爪70によって押し付けられる。これらのス
トップ爪69.70は可撓性部材で作られており、各ユ
ニット58.59を作像ユニットケース60内へ入れる
時には外方へ広がって、その挿入を邪魔しないようにな
っている。
感光体ユニット58を作像ユニットケース60に装着し
た時、感光体11の下側の一部がケース60の底壁に形
成された開ロア1に突入し、更に支軸に取り付けた歯車
72が小間ロア3に突入する。
現像ユニット59を矢視■方向から見ると第7図に示す
ようになっており、現像ローラ26の軸端に歯車74が
取り付けられている。現像ユニット59を作像ユニット
ケース60に装着した時、この歯車74が第4図におけ
る作像ユニットケースの後壁60bの凹部75から外側
へ突出する。
第35図は感光体ユニットの作像ユニットケースへの装
着方法の他の好ましい一例を示している。
図において、感光体ユニット558及び作像ユニットケ
ース560は第4図に示す感光体ユニット58及び作像
ユニットケース60と比べて形状が異なるが、これは以
下の説明をわかり易くするためであり、第4図に示す感
光体ユニット58等にこれ以降説明する装着方法が適用
できることは勿論である。
第35図に示すように感光体ユニット558の側面には
三角形状の突起500が設けられている。
この突起はケース(第4図(a)の61に相当する)と
共に樹脂一体成形することができる。この突起500は
第36図に示すように感光体ユニット558の一方の側
面に設けられるのではなくて、両側面に設けられる。
作像ユニットケース560には、感光体ユニット558
を装着した時に上記突起500と対応する位置に、長穴
501,501が開けられている。
これらの長穴501の上下の幅は、上記三角形状突起5
00の頂角側の一部が入り込むことのできる程度の大き
さとなっている(第36図参照)。
以上の構成により、オペレータがツマミ502゜502
を持って感光体ユニットケース558を作像ユニットケ
ース560内へ装着すると、まず突起500,500が
作像ユニットケース560を両側へ押し広げる。作像ユ
ニットケース560は樹脂で出来ているから外方へたわ
む、その後、突起soo、sooが長穴501,501
に達すると、作像ユニットケース560が内方へ弾性復
元して長穴501が突起500に瞬時に嵌合し、長穴5
01によって突起500が保持固定される。
長穴501の突起500への嵌合は作像ユニットケース
560の弾性により瞬時且つ勢い良く行なわれるので、
この嵌合は軽い衝突感(いわゆるクリック感)としてオ
ペレータに伝わる。これによりオペレータは、感光体ユ
ニット558が確実に作像ユニットケース560に装着
されたことを確認できる。
更に、第36図に示すように、感光体ユニット558が
プリンタ下ユニツト2内の所定位置に装着された時にお
ける感光体ユニット558の上面とプリンタ上ユニット
1の底面(通常は上ユニツトフレーム47の底面)との
隙間寸法をV、そして装着状態時における突起500の
中心(頂点位置)から長穴501の上面までの寸法をW
とした時、v<Wとなるように設定しておくと良い。こ
うすれば、仮に感光体ユニット558が作像ユニットケ
ース560に完全に装着されていない場合(突起500
と長穴501とが嵌合していない場合)でも、プリンタ
上ユニット1を閉じる際にプリンタ上ユニット1の底面
によって感光体ユニット558の上面が押され、その結
果、プリンタ上ユニット1が完全に閉じる前に、自動的
に感光体ユニット558の作像ユニットケース560へ
の装着が行なわれる。
(作像ユニットケース60のプリンタ下ユニット2への
装着) 作像ユニットケース60の左側の壁部60dには一対の
枢ピン76.77が突設されており、これらの枢ピンは
プリンタ下ユニット2のフレーム78(第1図、第3図
)の各側板78a、78bに設けられた支持溝79.7
9に嵌合する。このため第2図の矢印Eの如く、作像ユ
ニットケース60を感光体ユニット58及び現像ユニッ
ト59を収容したまま枢ピン76.77を中心として回
動させて持ち上げることができる。この場合、第3図に
示すようにケース60の下方が転写紙の搬送路になって
いるので、ケース60を上述のように持ち上げると紙搬
送路が外部に露出し、よってここに詰まっている転写紙
(いわゆるジャム紙)を簡単に除去することができる。
必要に応じて作像ユニットケース60全体をプリンタ下
ユニット2から取り除くこともできる。
第4図において、作像ユニットケース60の右端に一対
の支ピン81.81が突設され、これらの支ピンに回動
部材82が回動可能に支持されている。この部材82に
は一対のロック爪83,83及びツマミ84が一体に形
成されている。又、回動部材82の一部を切り曲げて形
成した受は部85と1作像ユニットケース6oの右端水
平部分86との間に圧縮ばね87が圧入され、これらの
ばね87によって回動部材82は支ピン81を中心とし
て作像ユニットケース60の方向へ付勢されている。
(駆動部との関係) 下フレーム側板78a、78bには一対の係止穴88.
88が形成されていて、作像ユニットケース60が第3
図に示す装着位置に収められた時、ロック爪83が係止
穴88にばね87の作用でそれぞれ係入する。この場合
第3図に示す如く、作像ユニットケース60の右端下部
に圧縮ばね89が設けられ、このばね89の下端がレバ
ー90に圧接するので、ケース60が装着位置に収めら
れた時、ケース60はばね89によって枢ピン76゜7
7を中心として反時計方向に付勢される。このため、ロ
ック爪83が係止穴88の上面に圧接し、ケース60が
確実にロックされる。
尚、上記のレバー90はビン91によって下フレーム7
8に回動可能に枢支されており、そして転写紙31を搬
送するための上搬送ローラ34を回転可能に支持してい
る。作像ユニットケース6Oが第3図の所定位置に装着
されると既述の如くばね89がレバー90を押圧する。
これにより、上下搬送ローラ34及び35が互いに圧接
して転写紙を搬送する。作像ユニットケース60を第2
図Eの如く持ち上げると、レバー9oに対するばね89
の加圧が解除されるので、上下搬送ローラ34.35間
に転写紙が詰った時、これを簡単に除去できる。
(駆動部との関係) 第4図において、奥側の下フレーム側板78bには別の
フレーム側板78cが固定されている。
このフレーム側板78cにはメインモータ92を有する
メインモータユニット93が取り付けられている。メイ
ンモータ92の出力軸には駆動歯車94が固定されてお
り、適宜のギア列を介しこの駆動歯車によって感光体駆
動歯車95及び現像ローラ駆動歯車96が回転させられ
る。
作像ユニットケース6oが第3図の所定位置に装着され
た時、感光体11の軸端歯車72(第4図のa)が感光
体駆動歯車95に噛み合い、一方現像ローラ26の軸端
歯車74(第7図)が現像ローラ駆動歯車96に噛み合
う、この状態でメインモータ92が回転すると感光体1
1及び現像ローラ26が回転する。
(現像ユニット59の支持) 作像ユニットケース60が装着状態の時、感光体11と
現像ローラ26との接触状態及び現像ローラ軸端歯車7
4と現像ローラ駆動歯車96との噛み合い状態は第8図
に示す通りである。図示のような位置関係としたことに
より駆動歯車96によって現像ローラ軸端歯車74を駆
動した時、駆動歯車96から軸端歯車74、従って現像
ローラ26への作用力Pは垂直方向となる。このように
駆動系の作用力が水平方向に作用しないようにしたので
、現像ローラ26と感光体11との圧接力が駆動系から
の作用力によって悪影響を受けることがなくなった。
一方、現像ローラ26の軸には歯車74以外に第9図に
示すようにロックレバ−101が回転自在に取り付けら
れている。ロックレバ−101の上部には引張ばね10
2が取り付けられていて、現像ユニット59が作像ユニ
ットケース60(第4図)に装着されていない時等にお
いて、該ロックレバ−101ばばね102のばね力によ
って上方位置へ持ち上げ回動されている。
現像ユニット59が第3図の所定位置に置かれ、プリン
タ上ユニット1が閉じられると、予めプリンタ上ユニッ
ト1に設けられている板ばね103がロックレバ−10
1に当接し、これを押し下げる。すると、ロックレバ−
101の凹部104が、現像ローラ駆動歯車96の近く
に固定配置されたロックビン105に第10図に示すよ
うに引掛り。
その結果、現像ユニット59の垂直方向への移動が拘束
される。尚、第10図のビン106及び長穴107はロ
ックレバ−101の回動範囲を決めるためのものである
上記の通り、現像ローラ26への作用力Pを垂直方向の
みとし、更にロックレバ−101でJlユニット59の
上下動を規制したことにより、現像ローラ26と感光体
11との接触圧が安定し、又現像ローラ26の振動が少
なくなった。現像ローラ26の振動が少なくなると、そ
れに応じて感光体11の回転ムラが小さくなる。かくし
て、感光体回転方向(副走査方向)のジターが大きく低
減された。又この場合、ロックレバ−101のばね10
2による回動により、現像ユニット59の着脱時の操作
性が阻害されることはない。
上記構成の場合、前述したプリントプロセスを実行して
いる時、現像ユニット59は板ばね103のばね力によ
って下方へ押し付けられていることになる。一般的には
、この構成だけで十分なのであるが、ジターの発生をよ
り確実に防止するためには次のような構成を採用すると
都合が良い。
(以下余白) プリンタ上ユニット1に板ばね103とは別に圧縮ばね
108を設ける。プリンタ上ユニット1を閉じるとロッ
クレバ−101は、まず板ばね103及び圧縮ばね10
8の両方によって押圧されながらロックピン105に引
掛かるまで回動する。
ロックレバ−101が一部ロツクビン105に引掛かる
とロックレバ−105とばね108との間に隙間が出来
て、ばね108のばね力がロックレバ−101に及ばな
くなる。すなわち、ロックレバ−101は板ばね103
による小さなばね力のみでロックピン105に係合する
。この場合、圧縮ばね108による押圧力をPl、板ば
ね103による押圧力をP2とした時、Plが小さ過ぎ
るとロックレバ−101を十分に回動させることができ
なくなり、ロックレバ−101によるロックの不良を起
こし易く、歯車トビ等の不都合を生ずるおそれがある。
又、P2すなわちプリント動作時の押圧力が大き過ぎる
と感光体11と現像ローラ26との接触圧に悪影響が出
て画像抜ケやジターのおそれがある。よって、P工及び
P2の選定にあたっでは最良の組合せを選ぶ必要がある
。実施例では、P□= 2.0kg、 P、= 300
 gとした。
第37図は現像ローラ26の支持手段の好ましい一例を
示している。図において、板材より成るロックプレート
502が、現像ローラ駆動歯車96の軸503と下フレ
ーム側板78C(第4図)に固定されているピン504
によって位置固定されている。作像ユニットケース60
(第4図)に現像ユニット59が装着された時、現像ロ
ーラ26の軸505が直接又は軸受(図示せず)を介し
てロックプレート502の凹部506に納まる。
ロックプレート凹部506は第38図に示すように、そ
の左側内面507(歯車軸503から遠い側の面)が歯
車軸503の軸線を中心とした円弧状(手軽Rz )に
形成されており、凹部506内に納まった現像ローラ軸
505とその凹部内面507との間に隙間Xが形成され
る。この隙間又は、歯車96のモジュールの約40%程
度の値に設定されると良い。
以上の構成により現像ローラ軸505、従って現像ロー
ラ26は、歯車軸503に対して距Wlx以上遠ざかる
ことがない。プリント作業が繰り返して行なわれると、
現像ローラ26の負荷が大きくなる。すると、駆動歯車
96から現像ローラ軸端歯車74へ該軸端歯車74が駆
動歯車96から遠ざかる方向への力が作用し、その結果
、現像ローラ26が感光体11へ押し付けられる。現像
ローラ26が必要以上の圧力で感光体11に押し付けら
れると画像品質が低下する。
ところが本実施例では、上記の通りロックプレート50
2の凹部内面507によって現像ローラ26の感光体1
1方向へのズレが距離X以下に制限されている。よって
、過大な圧力に起因する上記画像品質の低下が防がれる
第37図及び第38図においてフレームピン5o4に嵌
合するロックプレート502の穴508は長穴となって
いるのが望ましい。駆動歯車96の位置を調整した時、
ロックプレート502がそれに応じて自由に移動できる
ようにするためである。
又、ロックプレート502の凹部内面507に連続する
内面上部509は、ロックプレート502から現像ロー
ラ26が取り外される時ローラ軸505がぶつからない
よう、その上端が逃げていることが望ましい。
第3図において作像ユニットケース60の右端壁内面に
圧縮ばね109,110が設けられている。図では1個
のように見えるが手前側と奥側に1つづつ、計2個設け
られる。これらのばねは、第4図(b)のように現像ユ
ニット59のケース66の両端をそれぞればね力P、、
P4で押圧する。
一方、現像ユニット59の非駆動側(歯車74がない側
)に対応するプリンタ上ユニット1の部分に圧縮ばね1
11を設ける。このばね111は、プリンタ上ユニット
1を閉じた時、現像ユニット59を非駆動側の一部分に
おいてばね力P、で下方へ押し付ける。
このように現像ユニット59、従って現像ローラ26を
2点で感光体11へ向う方向へ水平に押圧し、更に現像
ローラ26を非駆動側の一部で下方に押し付けているの
で、感光体11と現像ローラ26との接触圧は更に一層
安定し、よって均一濃度のトナー像を得ることができる
ようになった。
尚、P3.P4.P、の値は適用される現像ユニット5
9その他の各部品に応じて適正値が選ばれる。
因みに実施例では、P3=700g、P、=100g 
+ Ps= 1000 gとした。
第7図に示した現像ローラ軸端歯車74は、第11図に
示すようにオイルシール112、リテーナ113(圧入
)、クッション114.サイドシール115等が収めら
れているブラケット116を介して現像ローラ26に取
り付けられる。プリントプロセスを実行している間現像
ローラ26は回転する。何等の策を施こさないと、ブラ
ケット116と現像ローラ26との間からトナーがこぼ
れるおそれがある。そこで本実施例では、ポリエチレン
フィルム等の薄材から成るシール117の一端部118
(斜線部)をブラケット116に固着し、ブラケット1
16と現像ローラ26との継ぎ目をこのシール117で
覆いながら周回させて、他端119を第7図に示すよう
に現像ユニット59の上方まで引き出し、更に固着させ
ている。固着は、斜線部Qのシールに予め接着剤を塗っ
ておき、これを現像ユニット59のケース66に接着す
ることによって行なわれる。固着を完全に行なうため、
接着部Q上に更にプレート120を当てがい、テープ1
17の先端119を折り返してプレート120の上まで
持ち運び、そしてこの状態のプレート12oをプリンタ
上ユニット1で押圧すると良い。
かくしてトナーの半径方向の漏れが防がれる。
トナーの軸方向の漏れを完全防止するため、サイドシー
ル115と現像ローラ26との間にシールプレート12
1を介在させると良い。このシールプレート121には
表裏両側に小突起122a。
122bが突設されており、これら小突起によってサイ
ドシール115による密封性が一層向上される。
実施例において、IF電チャージャ12のケーシングは
樹脂により感光体ユニット58と一体成形されている。
これにより部品点数、製作工数の低減等の利点がある。
ところで、ここで用いられる樹脂は、一般に絶縁性材料
である。チャージワイヤ13をこのような絶縁性材料の
みで覆うと、チャージワイヤ13による放電開始の電圧
が異常に高くなってしまい。
その結果、感光体11への正常な放電に先立って不特定
方向への電流の漏れ、いわゆるリークを生ずるという不
都合がある。又、感光体11への放電が始まった後でも
、その放電が不安定になる。
従来の帯電チャージャでは、チャージワイヤを取り囲む
ケーシングをアースされた導電材料で作ることによって
上記の不都合を回避していたが、本実施例ではケーシン
グを樹脂一体成形で作っているため、何等かの補償が必
要である。
そこで、第3図及び第4図(a)に示すように帯電チャ
ージャ12のケーシングの上部に開口296を開け、そ
の開口に対応する部分のプリンタ上ユニット1の底面に
導電性材料から成るアース板297が設けられている。
こうしておけば、アース板297が従来装置における導
電性ケーシングと同様の働きをすることになり、それ故
、リークあるいは放電の不安定といった上記の不都合が
起こらない。
アース板297には第2図に示すようにその手前側(操
作パネル5がある側)に、突部297aが形成されてい
る。この突部297aは、プリンタ上ユニット1とプリ
ンタ下ユニット2とを結合した時、感光体ユニット58
に設けた開口298に嵌り込む、この開口298の中に
は、第4図の破線で示すように感光体11の軸に接続さ
れた導電板299が配設されており、よってこの開口2
98に突入したアース板突部297aは導電板299を
介して感光体11の軸と電気的に接続される。一般に、
感光体11の軸はアースされているから、アース板29
7もアースされることになる。
駆動系 感光体11及び現像ローラ26が、メインモータ92に
よって駆動されることは第4図に関連して既に説明した
。しかしながら本実施例では、メインモータ92によっ
て駆動されるのはそれら2つの部材に限らない。
第18図はメインモータ92によって駆動されるギア列
を詳細に示している。感光体駆動歯車95及び現像ロー
ラ駆動歯車96以外に、搬送ローラ駆動歯車97、給紙
ローラ駆動歯車98、加熱ローラ駆動歯車99.そして
排紙ローラ駆動歯車100等をも駆動する。搬送ローラ
駆動歯車97は第3図の下搬送ローラ35を駆動する。
給紙ローラ駆動歯車98は給紙ローラ32を駆動する。
加熱ローラ駆動歯車99は加熱ローラ36を駆動する。
排紙ローラ駆動歯車100は上下排紙ローラ40,45
を駆動する。
メインモータユニット93は、上記メインモータ92の
他にメインモータドライバ139を有している。メイン
モータ92には、定速制御のための基準信号を作り出す
水晶発振器、同じく定速制御のための制御量となるモー
タ実速度を示すエンコーダ、パワー回路、そして定速制
御を行なうサーボ回路等が必要となる。上記メインモー
タドライバ139は、基板上に上記の各機器を取り付け
たものであり、メインモータ92に固定取り付けされて
一体になっている。このような一体構造を採用したのは
、上記各機器とメインモータ92とを結ぶケーブルを最
少限に押えてコンパクト化を図るためである。
オゾン排出装置、冷却置 一般に、帯電チャージャ12等の放電によりオゾンが発
生する。このオゾンがプリンタ内の感光体11近傍の特
定個所にたまると感光体の劣化を招来し好ましくない、
又、プリンタ上ユニット1を持ち上げた時オペレータに
不快感を与える。本実施例では次のようなオゾン排出装
置を設けることにより、それらの不都合を解消している
第3図において帯電チャージャ12の上方にオゾン送風
ファン46が配設される。このオゾン送風ファン46は
第13図に示すように1合成樹脂製の上ユニツトフレー
ム47のほぼ中央に前面47aから実画に向けて(第3
図の紙面垂直方向)固定される。オゾン送風ファン46
が固定されるところのフレーム47には、複数の送風用
開口48が開けられている。オゾン送風ファン46が回
転すると第14図に示すように個々の送風用開口48を
介して空気が感光体11の近傍に軸方向一様に送り込ま
れる。これにより、感光体近傍のオゾンが吹き飛ばされ
てオゾンによる感光体劣化が防止される。オゾン送風フ
ァン46は遅くとも感光体11が回転するのと同時に始
動する。一般に感光体11の回転とオゾン発生源となる
帯電チャージャ12の点灯とは同期しているからである
又、オゾン送風ファン46の停止のタイミングは感光体
11の停止から8〜10秒後に設定される。
感光体11が停止すると帯電チャージャ12からの放電
も止むが、その時同時にオゾン送風ファン46も止めて
しまうと、感光体11のまわりに滞留するオゾンを十分
に吹き飛ばすことができない。
そこで、8〜10秒の時間だけファン46を継続回転さ
せ、確実にオゾンを吹き飛ばしている。尚、8〜10秒
後としたのは実施例の構造の場合のことであって、構造
が異なる場合しこはそれに応じた適宜の時間に設定され
る。
第3図においてオゾン送風ファン46の左方に吸引ファ
ンユニット49が設けられている。吸引ファンユニット
49は第15図に示すように吸引ファン50と、その吸
引ファン50のケーシングに固定されたホルダ51によ
って支持されたオゾンフィルタ52を有している。吸引
ファン50が回転すると、オゾン送風ファン46によっ
て感光体11から吹き飛ばされたオゾンが、該吸引ファ
ン50に吸い寄せられてオゾンフィルタ52を介して機
外へ排出される。かくしてプリンタ内にオゾンがたまる
ことがなく、又オゾンフィルタ52を通しているので、
外部へオゾンが放散されることもない。
フィルタホルダ51は第16図に示すように、薄い金属
材料から作られていて、その1側に保持片53が形成さ
れている。フィルタ52は波状の紙テープをうず巻状に
巻いて最外周面を粘看テープで止めることによって円筒
形状に形成されたものであり、材料となる紙にはカーボ
ンが含浸されている。ホルダ51の保持片53は矢印C
の如く人手によって外側へ押し広げることができ、又押
し広げた状態から矢印りの如く内側へ弾性的に戻るよう
になっている。フィルタ52をホルダ51に装着する時
は、まず保持片53を押し広げてフィルタ52をホルダ
51に押し付け、そして保持片53をD方向へ戻す。こ
れによりフィルタ52は、保持片53とフレームの1部
47bとによって挟持されて位置固定される。特別な固
定具が必要ないのでコストが安くなり、又着脱作業も楽
である。
第12図において下フレーム78の紙搬送リブ124に
は多数の空気穴123が開けられている(詳しくは後述
)。又、第13図において排紙ガイド部材42の下部に
も多数の空気穴125が開けられている(詳しくは後述
)。よって、吸引ファン50が回転するとこれらの穴1
23,125を介して定着ローラ36等の定着機器及び
トナー回収タンク57に向けて外気が流れ込み、そして
吸引ファン50から外部へ排出される。従って、定着機
器及びタンク57が効率良く冷却される。
定着機器を冷却するのは定着機器自身及びそのまわりの
他の機器の過熱防止のためである。トナー回収タンク5
7を冷却するのはタンク57内の廃トナーが熱により溶
けて固着するのを防ぐためである。
冷却効率を高めるため、第3図において作像ユニットケ
ース6oと定着機器との間に適宜の空間を設けるのが望
ましい。この空間を流れる空気により冷却が効率良く行
なわれる。吸引ファン50は、定着機器等の冷却の意味
もあるので、オゾン送風ファン46とは異なって、常時
回転されている。
プリンタケース、紙搬゛系 プリンタの各構成機器はカバー8及び下フレーム78に
よって囲われている。これらはいずれもガラス繊維を1
0〜20%含む合成樹脂、例えばノリル(部品名)等に
よって一体成形されたものである。特に、下フレーム7
8は第12図に示すように転写紙搬送路(第3図参照)
を形成すると共に紙搬送方向に沿って並べられた多数の
リブ124を有している。これらのリブも一体成形によ
って作られる。又、これらリブのうち感光体ユニット5
8のトナー回収タンク57の下方に位装置するものには
、前述した多数の空気穴123が開けられている。尚、
第3図における排紙ガイド板44も下フレーム78に一
体成形される。
排紙ガイド部材42は第13図に示すように上ユニツト
フレーム47の側面47cに固定される。
この排紙ガイド部材42も合成樹脂で成形されており、
又下部に前述した多数の空気穴125が設けられている
第3図の排紙ガイド板43は上カバー8に一体成形され
る。
上排紙ローラ45及び下排紙ローラ4oのうちの駆動ロ
ーラ45a、40aは、第17図に示すように、排紙ガ
イド部材42の上下それぞれに着脱自在、且つ回転自在
に支持されたローラ軸126.127上の所定位置に嵌
められたゴム輪である。下側のローラ軸127の軸端に
歯車128が固定されていて、この歯車が排紙ローラ駆
動歯車100(第18図参照)と噛み合っている。この
駆動歯車100は下側ローラ軸127に回動自在に取り
付けられたアーム129に支持されており、更にこのア
ームには圧縮ばね130が取り付けられている。
排紙ガイド部材42がプリンタ上ユニット1の上ユニツ
トフレーム47(第13図)に取り付けられることは前
述したが、排紙ガイド部材42を取り付けた状態でプリ
ンタ上ユニット1を閉じると、排紙ローラ駆動歯車10
0が第18図の加熱ローラ駆動歯車99に噛み合う。こ
の時、ばね13oが所定量縮んで、歯車100と99と
の間に駆動力伝達に必要な圧力が与えられる。かくして
メインモータ92が回転すると下側ローラ軸127が回
転して駆動排紙ローラ40aが回転する。
下側ローラ軸127と上側ローラ軸126とは、プーリ
131,131及びそれらに掛は渡されたベルト132
によって駆動連結されており、従って下駆動ローラ40
aが回転すると、同時に上駆動ローラ45aも回転する
排紙駆動ローラ40a、45aは第3図に示すようにそ
れぞれが従動ローラ40b、45bと圧接する0本実施
例では従動ローラ40b、45bが第19図に示すよう
にばね材でできたホルダ133によって下フレーム78
あるいはカバー8に固定されている。、駆動ローラ40
a、45aが従動ローラ40b、45bに圧接した時、
ホルダ133のアーム136がたわんでばね力が生じ、
紙駆動のために必要な押圧力が生じる。
ホルダ133の固定部はすり割り134が形成されてお
り、このすり割り134を下フレーム78あるいはカバ
ー8から突出するピン135に圧入することによりホル
ダ133が下フレーム78等に固定される。ねじ等の止
具は不要である。又、従動ローラ40b、45bはその
支軸をアーム136の先端湾曲部に挿入することにより
支持されている。
尚、上・下ローラ軸126,127は非導電性合成樹脂
で成形した方が良い、アースの必要がなくなるからであ
る。又、排紙ローラ40a、45aとしてのゴム輪を設
ける所の細部は他の軸部に対して段差があるのが良い。
ゴム輪のズレを防止するためである。
第17図において上ローラ軸126のほぼ中央に、紙送
り出しリング137が軽く圧入されている。このリング
は第20図に示すように、その外周に小突起138を有
している。この小突起は、上部排紙トレイ9(第3図)
に排出される転写紙の後端を押し出して、次に排出され
る転写紙のスタック性を良くするためのものである。
排紙路を切換るための排紙切換爪41(第3図)と排紙
切換ツマミ4(第2図)との関係は次の通りである。第
21図において、排紙切換爪41と排紙切換ツマミ4と
は軸140によって連結されている。この軸140の途
中に(勿論、下フレーム78の内側)2つの凹部を備え
たカム141が固定されている。カム141の凹部は、
下フレーム78に固定されていてばね材によって形成さ
れている係止部材142の凸部に嵌合する。この嵌合し
た状態でカム141の回動、すなわち切換爪41の回動
が拘束されている。
図示の状態からツマミ4を矢印Fの如く回せば、一旦係
止部材142が押し曲げられ、カム141の上側凹部が
係止部材142の凸部まで運ばれた時、再び両者が嵌合
して位置固定される。カム141の上側凹部と下側凹部
がそれぞれ第3図における切換爪41の実線位置と破線
位置に相当する。
尚、カム141の凹部の大きさく例えば曲率半径)は係
止部材142の凸部の大きさよりも小さい方が良い。確
実な位置固定ができるからである。
プリンタ上ユニット1がプリンタ下ユニット2から持ち
上げ回動できることは既述の通りである。
この回動は第28図において、プリンタ下ユニット2の
下フレーム78に固定されたヒンジピン238を中心と
してプリンタ上ユニット1の上ユニツトフレーム47を
回動することによって行なわれる。上ユニット1を持ち
上げる場合としてジャム紙を除去する時、簡単な保守作
業をする時等のようにそれ程大きな角度で持ち上げる必
要のない場合がある。このような場合を考慮して、ヒン
ジピン238の奥側(図の右側)の下フレーム78内に
ストップピン246を配置しておき、上フレーム47の
ブラケット247がこのストップピン246に当った時
点で上フレーム47の回動が規制されるようにしておく
と好都合である。
又、ストップピン246を下フレーム78に対して取外
し可能としておき、感光体ユニット58及び現像ユニッ
ト59の交換時等のようにプリンタ上ユニット1を大き
く持ち上げる必要がある場合には、このストップピン2
46を下フレーム78から取り外し、上フレーム47が
鎖線の如くほぼ直角まで持ち上げることができるように
すると更に好都合である。
このような2段階回動構造としておくことによりオペレ
ータの便宜が図れる。
上 ユニット・ロック機構 第2図において、プリンタ上ユニット1を図示の開放位
置から矢印Gのように閉じると、プリンタは第3図の状
態になってプリント可能となる。
但し、実際にプリントを行なうにあたっては上下ユニッ
ト1と2をこの状態にロックする必要がある。以下にそ
のための機構について説明する。
第13図において上ユニツトフレーム47の前面47a
に、レバー支持ブラケット143,143及びレバー押
え板144,144が樹脂一体成形によって設けられて
いる。レバー支持ブラケット143,143は、ロック
レバ−145の両端支軸146,146を支持する。こ
の時、支軸146.146の上側は押え板144,14
4によって下方へ押圧される。押え板144は樹脂で出
来ていて可撓性を有しているから、支軸146をブラケ
ット143へ挿入する時は、−二押え板144を上方へ
押し広げつつその挿入作業が行なわれる。支軸146が
ブラケット143の凹部へ入ると、押え板144が自動
的に下方へ復元移動して、ロックレバ−145全体を保
持する。ロックレバ−145の上ユニツトフレーム47
への組付けを容易にするため、支軸146に軸方向のす
り割りを設けておくこともできる。
この時、ロックレバ−145は支軸146を中心として
回動可能であるが、ロックレバ−145の上部にはフレ
ーム47方向に突出する如くばね材147,147が予
め取り付けられているので、フレーム前面47aに装着
されたロックレバ−145は矢印H方向へ回動するよう
に付勢される。
ばね材147は板ばねでも良く、又はね性のある樹脂に
よりロックレバ−145全体とともに一体成形しても良
い。
ロックレバ−145の両端下部に、それぞれロック爪1
48,148が一体成形により形成されている。第12
図に示すように、下フレーム78のうちそれらロック爪
148に対応する位置にフック149,149が一体成
形で形成されている。
プリンタ上ユニット1を閉じるとばね材147の働きに
より、ロックレバ−145のロック爪148がフック1
49の穴に自動的に嵌まり、上ユニット1がロック、す
なわち固定される。プリンタ上ユニット1を持ち上げる
場合は、まずロックレバ−ツマミ10をつまみ、それを
ばね材147のばね力に抗して上方へ回動させる。する
と、ロック爪148とフック149との係合が外れ、支
障なくプリンタ上ユニット1を持ち上げることができる
。ロックレバ−ツマミ10はカバー8の前面に設けられ
た開口248から外部へ張り出している。
従来、このようなロック機構を作る時は、金属シャフト
にツマミ、爪等を付設するといった複合構造が多かった
。これに対し本実施例では樹脂一体構造としているので
軽量で、しかも作るのが容易である。又、アースも不要
となる。ストッパ312はロックレバ−145全体とと
もに一体に形成されたものであって、ばね材147と同
様ケース47方向に突出している。これはロックレバ−
145が回動し過ぎてばね材147がへたるのを防ぐた
め、ロックレバ−145の回動を一定量に制限するため
のものである。
支持ブラケット143,143の下方に、紙搬送方向の
位置決め突起150,150及び感光体軸方向の位置決
め突起151,151がフレーム47と一体成形されて
いる。これらの突起のうち第13図の右側の1組は第1
2図の右側のフック149と係合するが、その係合の様
子を示すと第22図の通りである。両突起がそれぞれ1
つのフック149と係合することにより、上ユニツトフ
レーム47が感光体軸方向(レーザの主走査方向)及び
紙搬送方向(レーザの副走査方向)へ位置ずれするのを
確実に防止できる。
(以下余白) L/−w輩CL瓦■ レーザ光学装置14(第3図)については、第5図及び
第6図においてその一例を挙げて概略の作用を説明した
。この例において、レーザ光の光路を正常状態に保持す
るため、第1ミラー19及び第3ミラー23がケース1
55に対して正確に垂直に固定されなければならない。
本実施例では第23図に示すように、ケース155(第
5図)と一体に成形された支持部156と、ばね材から
成る押え板157とによって第1ミラー19等を固定す
る。この場合、支持部156については、第1ミラー1
9が押し付けられる而156aが精度良く垂直に仕上げ
られている。
この垂直面156aにミラー19を押し当て、その後方
から押え板157のアーム157a、157aによって
ミラー19を垂直面156aに押し付ける。押え板15
7のアーム157aは、押え板157を穴158を介し
てケース155の所定位置にねじ止めした時、たわみ変
形によってミラー19を押圧するようになっている。そ
の際、アーム157aには予めミラー19方向に突出す
る小突部159,159が設けられており、よってミラ
ー19の押圧はこれら小突部を介して2点によって行な
われる。この2点抑圧により、ミラー19は垂直面15
6aによって確実に位置決めされる。
第3図及び第6図に簡単に示しである第2シリンドリカ
ルレンズ22は、その全体形状が第13図の下部位置に
示すようになっている。これは、全体がレンズ部と共に
樹脂一体成形によって作られている。このシリンドリカ
ルレンズ22は上ユニツトフレーム47の前面47aに
設けた開口249を介して第3図に示す上ユニツトフレ
ーム47内の所定位置に挿入でき、またそこから引抜き
できる。所定位置に挿入されたシリンドリカルレンズ2
2は、光学レンズとして作用すると共に。
光学装置14内にトナーその他のゴミが入るのを防ぐた
めのシール部材としても作用する。そのため、シリンド
リカルレンズ22と上ユニツトフレーム47の対応部分
との嵌合はできるだけ気密であることが望ましい。
第2シリンドリカルレンズ22の装着手段の一例として
次のようなものがある。第33図に示すように第2シリ
ンドリカルレンズ22は、上ユニツトフレーム47の穴
303を区画する平行な2つの側壁304,304の内
側に配置される。上ユニツトフレーム47に一体に成形
された各側壁3040両面には、第2シリンドリカルレ
ンズ22の長手方向における各側922b、22bを摺
動自在にガイドする上下の支持部305及び306が上
ユニツトフレーム47と一体に成形されており、第2シ
リンドリカルレンズ22は、これらの支持部305,3
06に挟まれた状態で支持される。
各側壁304の上下の支持部305,306は千鳥状に
配列されているが、これは上ユニツトフレーム47の成
形時に型抜きし易くするためのものであり、該フレーム
47の成形が可能であれば、支持部を例えば平行なガイ
ドレール状等の適宜な形態に形成しても良い。
第2シリンドリカルレンズ22をセットした時は、第3
4図に示す如く、第2シリンドリカルレンズの先端部に
形成された間係止部307,307に、上ユニツトフレ
ーム47に一体成形された弾性片308が係合し、これ
により第2シリンドリカルレンズ22の抜は出しが阻止
される。又、両側壁304に一体に架橋されたストッパ
309に第2シリンドリカルレンズ22に突設された規
制片310が当たり、第2シリンドリカルレンズ22が
所定のセット位置よりも奥に押し込まれることが阻止さ
れる。
第2シリンドリカルレンズ22の清掃又は交換のため、
これを引き抜く時は、ツマミ22aをつかんで矢印T方
向に引けば良い、こうすると、両弾性片308が第2シ
リンドリカルレンズ22の先端の膨隆部311によって
弾性的に開拡され、第2シリンドリカルレンズ22は上
ユニツトフレーム47の開口249を通して引き抜かれ
る。
ツマミ22aは、第2シリンドリカルレンズ22が所定
位置に装着された時、ロックレバーツマミ10と同様カ
バー8の開口248から外部へ露出する。このように開
口248が共用できるので外観を損なわず、又作業性も
良い。
第3図においてオゾンファン46の右側に設けられてい
るビームシャッタ258はビン259を中心として回動
可能である。第3図のように上・下ユニット1及び2が
閉じられている時、このビームシャッタ258は感光体
ユニット58上の突起250(第4図(a))によって
押し上げ回動され、レーザビーム照射口251が開いて
いる。
プリンタ上ユニット1を持ち上げると突起250とビー
ムシャッタ258との係合が解除され、該ビームシャッ
タが右方へ回動してレーザビーム照射口251を閉じる
本実施例では、後述するインターロックスイッチの作用
により、プリンタ上ユニット1を持ち上げるとレーザ光
学装置14への給電が断たれてレーザビームは照射され
ないことになっているが、そのインターロックスイッチ
4の誤動作を考慮して上記ビームシャッタ258を設け
、安全の確保を図っている。
又、プリンタ上ユニット1の上ユニツトフレーム47の
うちレーザビーム照射口251に対応する所に、ゴム、
スポンジ等の弾性材から成る遮蔽部材252が固着され
ている(第2図参照)。上・下ユニット1及び2が閉じ
られると、第3図に示すように遮蔽部材252の下端が
プリンタ下ユニツト2内の現像ユニット58(第4図(
a)参照)の上面に圧接し、よってこの遮蔽部材によっ
てレーザ照射口251のまわりが密封される。これによ
り、レーザ光学装置14内のトナーその他のゴミの侵入
、レーザ光の光漏れ及び外からの光の侵入等が防止され
る。
亙二l員豊 給紙トレイ3はプリンタ下ユニット2に対して着脱自在
である。この給紙トレイ3は第1図からもわかるように
、押圧レバー152を設けである部分153が下方向に
張り出しているので、底が平らでない。よって、給紙ト
レイ3を下ユニット2から外して放置すると、そのトレ
イ3の後部がシーソーの様に下方へ下がって転写紙が後
方へずれ落ちるおそれがあるにれを防止するため、第3
図に示すように張り出し部153の後方の底面に突出部
154を設けておくと良い。これにより、給紙トレイ3
のすわりが良くなって紙のずれ落ちが解消される。
給紙トレイ3の上部には手差しガイド板255が取り付
けられており、この手差しガイド板255の上から転写
材を手差しで送り込むことができるようになっている(
第3図矢印M)。給紙トレイ3上に普通紙転写紙を積載
しておいて、手差しガイド板255から封筒を手差し給
送するものしすれば、手紙の印字と封筒への宛名書を交
互に1組づつ行なうこともできる。
又、本実施例に係るプリンタには、第30図に示すよう
にプリンタ下ユニット2の下部に給紙ユニット266を
着脱自在に連結することができる。
この給紙ユニット266の中には予備給紙トレイ267
が配設されていて、そのトレイ267上に複数の転写紙
268が積載されている。これらの転写紙268は、給
紙ローラ269及び搬送ローラ270によって矢印Nの
ように1枚づつプリンタ下ユニツト2内へ給送される。
給送されたその転写紙が既述のプリントプロセスを受け
ることは、給紙トレイ3上の転写紙31の場合と変わり
がない。
給紙トレイ3からの給紙を行なうか、あるいは予備給紙
トレイ267からの給紙を行なうかは、操作パネル5に
そのための選択スイッチを設けて指示したり、あるいは
ホストコンピュータからの指示によって行なわれる。
尚、図からもわかるように下絵紙トレイ267からプリ
ンタ下ユニツト2内の上下搬送ローラ34.35までの
紙搬送距離は、給紙トレイ3からそれらローラ34,3
5までの紙搬送距離よりも長い、一方、プリントプロセ
スを実行するためには両給紙トレイ3及び267のそれ
ぞれから出た転写紙が上・下搬送ローラ34,35に達
するまでの時間は等しくなければならない。そこで、実
施例の予備給紙ローラ269はプリンタ下二二ツト2内
の給紙ローラ32よりも速い送り出し速度で転写紙26
7を送り出すようになっている。
プリント終了後の転写紙は上部排紙トレイ9へ排紙され
て積み重ねられる。上部排紙トレイ9が深い程、すなわ
ち上部排紙トレイ9から上排紙ローラ45までの高さh
が高い程スタックできる転写紙の枚数が増える。ところ
が、これが深過ぎるとスタックされた転写紙が乱れたり
、又プリンタ全体が徒に大型となる。よって、深さの程
度従って、転写紙スタック数には限度がある。
ところが上述した予備給紙トレイ267を用いた実施例
の場合、上部排紙トレイ9ヘスタツクすべき転写紙数が
大幅に増大することが考えられる。
このため、次の構成を採用すると都合が良い。
第30図に示すように、プリンタの上・下ユニット1,
2の左側に排紙ユニット271が付設される。この排紙
ユニット271は、本体ケース272と、これにピン2
73を介して矢印P方向に回動可能に枢支されたカバー
274とを有している。カバー274は通常図示してい
ないロック装置によって第30図に示す垂直状態に保持
されている。カバー274及び本体ケース272には第
30図の紙面垂直方向に、互いに間隔をあけて配置され
る複数のリブ275,276.277が付設され、これ
らのリブによって転写紙排紙路278が形成されている
。本体ケース272には搬送ローラ279,280及び
排紙ローラ281が支持されていて、これらの各ローラ
によって転写紙が搬送・排紙される。
排紙ユニット271を通して転写紙を搬送する時は、排
紙切換爪41を破線位置に切換える。これにより、排紙
ローラ40から送り出された転写紙は搬送ローラ279
を介して排紙ユニット271へ送り込まれる。
上記排紙トレイ9から排紙ユニット272の排紙ローラ
281までの高さHは、前記上排紙ローラ45までの高
さhよりも高い(H> h )。よって転写紙が排紙ユ
ニット271から排出される場合は、より多くの転写紙
をスタックすることが可能となる。この場合、紙排出の
方法として、当初プリンタ上ユニット1の上排紙ローラ
45を使って排紙を行ない、転写紙がその上排紙ローラ
45の高さまでスタックされたところで、排紙ユニット
271の排紙ローラ281による排紙を始めるようにす
る。こうすれば、排紙ユニット271から排出される転
写紙が深い位置に落下するという事態が回避られで、ス
タックされた転写紙に不揃いが発生しない。
尚、場合によっては、排紙ユニット271の排紙ローラ
281のみ、あるいはプリンタ上ユニット1の上排紙ロ
ーラ45のみを使っても良い。又、これらの排紙ローラ
281及び45を交互に用いることもできる。
実施例のプリンタ上ユニット1はプリンタ下ユニット2
に対して持ち上げ回動される。ところが、排紙ユニット
271の上部が第30図のようにプリンタ上ユニット1
の上方に位置していると、このままでは排紙ユニット2
71が邪魔となってプリンタ上ユニット1の持ち上げが
できない。そこで図示の例では、排紙ユニット271が
給紙二ニット266(プリンタ下ユニット2であっても
良い)に、ピン282を介して矢印Q方向に回動可能に
支持されている。プリンタ上ユニット1の開閉時には排
紙ユニット271を上・下ユニット1゜2に対してQ方
向に回動させ、これがプリンタ上ユニット1の開閉の邪
魔にならない位置に退避させる。尚、排紙ユニット27
1を給紙ユニット266等に対して着脱自在に構成して
おき、プリンタ上ユニット1の開閉時にはこれを取り外
すようにすることもできる。
排紙ユニット271の排紙路278において転写紙がジ
ャムを起こした時は、カバー274をピン273を中心
としてP方向に回動し、これを第31図に示す位置に移
動する。これにより、排紙路278が外部に露出するの
で、簡単にジャム紙を取り除くことができる。
下部搬送ローラ279の後流位置に予備切換爪283が
設けられている。この切換爪283は第30図に示す位
置と第31図に示す位置との間で切換えられる。予備切
換爪283が第30図の位置にある時、既述の上部排紙
トレイ9への排紙が行なわれる。一方、予備切換爪28
3が第31図の位置にある時、転写紙は下部搬送ローラ
279からカバー274上へと排出される。転写紙の反
転排出を希望しない場合にこのような排紙モードが採ら
れる。カバー274そのものを排紙トレイとして兼用で
きるので部品点数の低減が図られる。
又、カバー274開閉に連動して予備切換爪283の切
換動作が得られるように構成すると操作が簡単となって
有利である。例えば、カバー274の開閉に伴ってオン
・オフするスイッチ(図示せず)を設けておき、カバー
274を第31図に示す位置に開いた時、このスイッチ
をオンさせ、これによって図示しないモータ、ソレノイ
ド等の駆動装置を作動させて予備切換爪283を第30
図の位置から第31図の位置に作動させ、逆にカバー2
74を閉じる時も上記駆動装置の作動により予備切換爪
283を第1図の位置へ戻す。
又、次のような方法もある。第30図及び第31図に示
すようにカバー274にカム部材284を固設し、カバ
ー274を閉じている時はトグルばね285の作用によ
り予備切換爪283を第30図の位置に保持する。カバ
ー274を開く時、これと一体のカム部材284が予備
切換爪283に当ってこれを加圧して第31図の位置に
回動させる。予備切換爪283はトグルばね285によ
ってこの状急に保持される。
排紙ユニット271の排紙ローラ281は、第19図に
示す如く上・下プリンタユニット1,2内の排紙ローラ
40,45と同じように構成できる。又、第32図のよ
うにすると更に便利である。
図において排紙ローラ281は、駆動ローラ286と従
動ローラ287から成り、駆動ローラ286はその支軸
288に固定された従動ギア289及びこれに噛み合う
駆動ギア290を介して回転駆動される。支軸288上
に連結部材291が、回転可能しかし軸方向摺動不能に
取り付けられている。連結部材291の他端にはナツト
292が設けられ、このナツト292は可逆転モータ2
93によって回転駆動される送りねじ294に係合して
いる。
モータ293を停止した状態で転写紙を上部排紙トレイ
9へ排出させる時の転写紙の位置を第32図に鎖線で示
す位置であるとする。この状態で何枚かの転写紙をスタ
ックした後、モータ293を作動させて送りねじ294
を回転させる。すると、ナツト292が送りねじ294
の軸線方向に移動し、それに応じて駆動ローラ286も
同じ方向に移動し、その結果、ローラ286及び287
に挟持された転写紙が破線の如くδだけずれる(シフト
する)。
このようにδだけずらされた転写紙を上部排紙トレイ9
へ排出すれば、それ以前に該トレイ9上へ排出されてい
る転写紙群と区別することができる。つまり、複数の転
写紙を数束づつに区分けすることができる。
実際には、第30図に示すように排紙ローラ281の上
流側にセンサ295を設け、転写紙をシフトさせるべき
外部信号が後述のメインコントローラに入力されている
時は、センサ295が転写紙後端を検知した際、その検
知信号に基づいてモータ293を作動させ、駆動ローラ
286をシフトする。
電装関係     ゛ 第24図において160は電源入力部であり、ACプラ
グ161を介して商用電源に接続される。
この中にはメインスイッチ162、ノイズフィルタ16
3が含まれている。電源入力部160は、第12図に示
すように下フレーム78の奥側に配置される。メインス
イッチ162は下フレーム78の側壁を貫通して外部へ
出ており、外部からオペレータがスイッチング操作でき
る。ノイズフィルタ163は供給された電力から外来ノ
イズを除去する。
電源入力部160からの電力は、一方がインターロック
スイッチ164を介してメインコントローラ用電力供給
部(メインPSU)165に供給され、他の一方がキャ
ラクタコントローラ用電力供給部(キャラクタPSU)
166に供給される。
メインPSU165は第13図に示すように上ユニット
フレーム47の左側に配置されるものであり、ノイズフ
ィルタ167、定電圧回路168゜半導体リレー(SS
R)169を有している。定電圧回路168は主にAC
/DC変換を行なう。
5SR169は加熱ローラ36内のヒータ38(第3図
)の温度制御のための給電のオン・オフを行なう。ヒー
タ38には第3図からもわかるように温度制御用のサー
ミスタ235が付設されるが、このサーミスタ235は
、転写材として封筒等の最/h[転写材が適用される時
、その最小幅転写材の搬送経路に対応する上方位置に配
設される。
その理由は、一般に封筒は糊付けによって作られている
ので、定着温度が高過ぎるとその糊が溶けて不具合が生
じる。よって、サーミスタ235を封筒等の最小幅転写
材が通過するであろう位置に最も近く配置して正確なヒ
ータ温度制御を可能にするためである。
インターロックスイッチ164は、第12図に示すよう
に下フレーム78の右側手前に配設され、通常はオフと
なっていて、下に押された時にオンとなる。プリンタが
組み上げられた時、下フレーム78の右端部には樹脂製
のインナーカバー170が装着される。これにより、イ
ンターロックスイッチ164はインナーカバー170の
スイッチカバー171によって覆われる。スイッチカバ
ー171には十字形の穴172が形成されている。
この十字穴は1人間の指は入らないがプリンタ上ユニッ
ト1の対応する部分に設けられる適宜形状の押圧子17
3(第2図)は入ることができる程度の大きさになって
いる。よって、第2図のようにプリンタ上ユニット1が
持ち上げられている時はインターロックスイッチ164
がオフとなっていてメインPSUに給電されないが、上
ユニット1が閉じられると抑圧子173によってインタ
ーロックスイッチ164がオンとなって給電が行なわれ
る。十字穴172が人の指を通せないようになっている
のは、上ユニット1が開かれている時、誤ってインター
ロックスイッチ164がオンとならないようにするため
である。インタロックスイッチ164のオフによりレー
ザ光学装置14への給電が断たれてレーザビームの照射
が中断されることは前述の通りである。
インナーカバー170は装着された状態で第3図に示す
ように、給紙ローラ32を覆うようになっている。これ
により、給紙ローラ32にゴミ等が付着するのが防止さ
れ、更に上ユニット1を持ち上げた時の給紙ローラ32
の保護が図られる。
キャラクタPSU166は第13図において上ユニツト
フレーム47の右奥側に配設されるものであり、その内
部には第24図の通り、ノイズツイツタ174、定電圧
回路175が設けられる。
メインPSU165は、メインコントローラ176、帯
電チャージャ12及び現像バイアス用パワーパック(帯
電・現像PP)177、転写チャージャ30用パワーバ
ツク(転写PP)178、メインモータ92.各種動作
機器179等を駆動する。又、オゾンファン46、吸引
ファン50等のファン及び定着部ヒータ38を駆動する
。キャラクタPSU166は、キャラクタコントローラ
180を駆動する。
帯電・現像PP177は第13図に示すように上ユニツ
トフレーム47の奥側に配設される。一方、この帯電・
現像PP177によって駆動される帯電チャーヂャ12
及び現像ローラ26は第3図あるいは第4図に関連して
既述した通り、それぞれ感光体ユニット58及び現像ユ
ニット59とともにプリンタ下ユニット2に配置される
。これら両ユニット1と2に亘って配設されるものを電
気的に接続させるため次のような構成を採用する。
まず、帯電チャージャ12に第4図(a)に示すように
端子195が設けられ、又第7図に示すように現像ロー
ラ26の軸端に端子196が設けられる。そして、これ
らの端子と対応するように、プリンタ上ユニット1の底
面(すなわち上ユニツトフレーム47の底面)から、帯
電・現像PPl77の電源端子197及び198が突出
している(第2図)、電源端子197,198は第25
図に示すように爪部199を備えた円形凹部200と、
その凹部の中に予め予圧が生ずる状態で収められている
ばね端子201とを有している6帯電チャージャ等の端
子195,196は、上・下面ユニット1,2が閉じた
時にばね端子201の下端からそのばねの中に進入し、
ばね端子201が端子195,196に巻き付く状態で
両者が接続され、端子195,196側に高圧が印加さ
れる。
はね端子201は下端に向けて末広がりの形状になって
いるので、端子195,196が間違いなく進入できる
。又、ばね端子と端子195,196の接触も良好であ
る。更に、ばね端子201は爪部199によって予圧状
態になっているので、接触不良がない。
転写PP178は第12図に示すように下フレーム78
の紙搬送リブ124の隣り、従って第3図における転写
チャージャ30の右隣りに固定される。転写PPからの
高圧端子は第26図に示すようにばね端子202として
構成され、これが転写チャージャ30のエンドブロック
204内に埋設された端子203に圧接して、端子20
3に接続されたチャージワイヤ205に高電圧を印加す
る。転写チャージャ30のケーシング206は、2つの
ばね部207a、207bを有する一体形状のばね端子
207によってアースが取られている。
転写チャージャ30の上方には、第3図から明らかなよ
うに作像ユニットケース60が置かれる。
第26図に示すように転写チャージャ30の両端上部に
スペーサ部材208,208が設けられており、転写チ
ャージャ30はこれらのスペーサ部材208を介してば
ね端子202及び207aによって作像ユニットケース
6oに下方から押し付けられる。スペーサ部材208は
エンドブロック204とともに樹脂一体成形され、その
高さが精度良く出せる。よって、転写チャージャ30と
作像ユニットケース60との間隔は常にスペーサ部材2
08の高さ分だけに確実に保たれる。これにより、常に
一定の転写作業を行なうことができる。
メインコントローラ176は、第13図及び第3図に示
すようにプリンタ上ユニツト1内の電装シャーシ181
に取り付けられるものであり、第3図に関連して説明し
た、帯電、露光、現像、転写等のプリンタプロセス全般
の制御を行なう。キャラクタコントローラ180はメイ
ンコントローラ176と同様に電装シャーシ181に取
り付けられるものであり、ホストコンピュータ182(
第24図)からセントロニクスインターフェース(S)
あるいはR5232C(R)を介して送られるキャラク
タ情報をインタフェース183を介してCPU184へ
送り、ここでそのキャラクタ情報に応じたキャラクタ信
号を形成する。この時、第1図のフォントカートリッジ
挿入口6に差し込まれているフォントカートリッジ18
5の内容に応じた字体に形成されることは前述の通りで
ある。
ホストコンピュータ182からの情報は通常インターフ
ェースケーブルを介してキャラクタコントローラ180
(場合によってはメインコントローラ176)へ伝送さ
れる8本実施例では第13図に示すように、プリンタ上
ユニツト1内の電装シャーシ181に取り付けたシステ
ムコントローラ180にコネクタ253を設け、このコ
ネクタを介して上記インターフェースケーブルを直接キ
ャラクタコントローラ180に接続している。インター
フェースケーブルをプリンタ内で配回すことをしていな
いので、ホストコンピュータからの情報にノイズが入っ
て印字不良を起こす心配がない。
メインコントローラ176はCPU186、ゲートアレ
イで構成される位相同期部187、表示駆動部188、
スキャナ同期検知部189、スキャナモータドライバ1
90、そしてビデオインターフェース部191を有して
いる。
(以下余白) 表示駆動部188は、操作パネル5を駆動するものであ
る0本実施例の場合、操作パネル5には第1図にも示す
ように、給紙トレイ3に載置された転写紙のサイズをC
PU186に指示するロータリータイプのスイッチ19
2、キャラクタコントローラ180に対して種々の指示
を行なうためのボタンスイッチ群193、各種表示をす
るLED群194が設けられている。この操作パネル5
は第13図のように、電装シャーシ181の前面に着脱
可能に取り付けられ、カバー8の開口209から外部へ
露出する。シャーシ181への操作パネル5の取付位置
を可変できるようにしておいて、それに応じてカバー8
の開口209を別の個所にも開けておけば、操作パネル
5を自由に移動させて操作面を変えることができる。こ
の場合、別個所の開口209をキャップでふさぐように
すると都合が良い。
ボタンスイッチ群193には次のようなスイッチが含ま
れる。
(フォント選択スイッチ) フォントカートリッジ挿入口6に数種類の字体を記憶し
たフォントカートリッジ(ROM)が挿入されることは
前述した。フォント選択スイッチはこれらのうちから希
望する字体を選択する際に操作される。
(ラインオン・オフスイッチ) これはホストコンピュータ182からキャラクタコント
ローラ180への情報伝送をオン・オフするものである
。ラインオンとすると情報伝送が行なわれる。ラインオ
フとすると情報伝送が中断される。ラインオフを設けた
ことにより、プリンタのテストプリント時、あるいはフ
ォントカートリッジ、エミュレーションカード等の交換
時にホストコンピュータからの情報が入力されるのを防
ぐことができる。
位相同期部187は、CPU186によって実行される
プリントプロセスとの同期をとってレーザ光学装置14
内のレーザダイオードLDを駆動する6又、同期検知部
189を介して光ファイバ25からの同期検知用レーザ
ビーム(既述)を受信してLDの発光タイミングを制御
する。更に、スキャナモータドライバ190を介してス
キャナモータ15を位相制御する。
ビデオインターフェース部191は、キャラクタコント
ローラ180との間で画像情報及び制御データの授受を
行ない、又制御の基準となるクロック信号をキャラクタ
コントローラ180へ伝送する。
メインコントローラ176内には、3端子レギユレータ
、DC/DCコンバータ等から成る2つの電圧変換部2
10及び21・1が設けられていて、これらの電圧変換
部により+24V、+12V、+5V、−12vの各電
圧が作られている。これらの各電圧により各機器の駆動
用モータ、ソレノイド、レーザダイオード、ポリゴンモ
ータ等が制御され又、各ロジック回路が駆動される。こ
のように、メインコントローラ176内で特別に制御用
電圧を作っているのは、脈流の少ないきれいな′I4g
によって制御を行なうためである。これにより、レーザ
ダイオードの発光、ポリゴンミラーの回転その他各プリ
ントプロセスが誤動作なく実行され、印字品質の良好な
プリント製品が得られる。
オプションインターフェース300は、給紙ユニット2
66(第30図)を付設した場合、その給紙ユニット2
66内の給紙ローラ269の始動。
停止のタイミング等を指示する時に用いられるものであ
る。
電力供給部をメインPSU165とキャラクタPSU1
66の2つに分けたのは以下の理由による。
■ インターロックスイッチ164を設けたことにより
プリンタ上ユニット1を持ち上げると自動的に電源入力
部160からの給電が止まる。
この場合、キャラクタコントローラ180のCPU18
4の記憶内容も同時に消されてはまずい。そこでキャラ
クタコントローラ用の電源部を別に設けたのである。
■ プリンタによってはキャラクタコントローラ180
を内装ではなくて外装するものがあり、この場合には特
にキャラクタPSU166が不要となるから、予めキャ
ラクタPSU166を別個にしであるのである。
第24図に示された各種動作機器179を詳細に説明す
れば次の通りである。給紙クラッチ212は給紙ローラ
32の回転を制御する。紙搬送りラッチ213は下搬送
ローラ35の回転を制御する。トータルカウンタソレノ
イド214は、プリント枚数を表示するトータルカウン
タ215(第12図において下フレーム78の右奥に設
けられていて、インナーカバー170の窓216から視
認できる)をカウントアツプする1本実施例では、メイ
ンコントローラ176のCPU186によるプリントプ
ロセスにおいて転写チャージャがオンとなる毎にソレノ
イド214が作動して「1」づつカウントアツプされる
ようプログラムされている。転写作業に基づいてカウン
トアツプすることにしたのは、プリント製品の枚数とカ
ウント値が正確に1対1に対応するようにするためであ
る。
仮にプリントプロセスにおける転写作業以前の何等かの
工程を基準とすると、転写紙がジャム等に−よって途中
で取り除かれた時、プリント製品枚数とカウント値が1
対1に対応しなくなる。
ラッチングソレノイド217は第15図において、吸引
ファンユニット49の1構成要素として組立てられる(
作用自体は吸引ファン50とは直接関係はない)。詳し
い作用は後述する。
第24図において、メインコントローラ176のCPU
186にプロセスの基準となる信号を送る入力装置21
8として、レジストセンサ219、排紙センサ220、
トナーオーバーセンサ221、ペーパーエンドセンサ2
22、ラッチセンサ223、そしてトナーエンドセンサ
224が設けられている。
レジストセンサ219は第3図において搬送ローラ34
,35の右側に配設されている。該レジストセンサを転
写紙が通過したタイミングに基づいて下搬送ローラ35
の始動タイミングが決められる。
排紙センサ220は第3図において定着装置の後流位置
に配置される。
トナーオーバーセンサ221は、第3図においてトナー
回収タンク57の上部に設けた検知フィラー225の上
方に配置される(プリンタ上ユニット1に取り付けられ
ている)。感光体11上からクリーニングされた廃トナ
ーがトナー回収タンク57内にたまり、これが満杯にな
ると検知フィラー225が廃トナーによって上方へ持ち
上げられ、トナーオーバーセンサ221によって検知さ
れる。
ペーパーエンドセンサ222は第3図において給紙ロー
ラ32の右側、すなわち給紙トレイ3の先端上方に配置
される。トレイ3上に転写紙がなくなるとそれを検知す
る。
ラッチセンサ223は第15図においてラッチングソレ
ノイド217の上方に配置される。該ソレノイド217
のプランジャによって光路が遮ぎられた時にオフとなる
トナーエンドセンサ224は、第7図に示すように現像
ユニット59の1端に設けられているカム機構226の
上方に位置する如く、プリンタ上ユニット1の底部に配
置されるマイクロスイッチである(第2図)。カム機構
226は、現像タンク28内のトナー攪拌部材227(
第2図)の回転軸上に取付けられたカム228と、その
カム228の外周面に当接しピン229を中心に揺動す
るレバー230を有している。レバー230はばね23
1によってカム228に押圧されている。
第3図において、トナー攪拌部材227は現像タンク2
8内のトナーを攪拌する。カム228はそれぞれが凹部
を有する2枚のカム板から成っていて(詳しくは図示し
ていない)、攪拌部材227の攪拌抵抗が大きい時(ト
ナーが充分量ある時)は互いの凹部がくい違っており、
それに当接するレバー230は常に上方へ持ち上げられ
ていてトナーエンドセンサ224をオンとしている。攪
拌抵抗が小さくなると(トナーがなくなると)一方のカ
ム板が回転ズレして両カム板の凹部が重なり合い、その
凹部にレバー230が落ち込み、トナーエンドセンサ2
24がオフとなってトナーエンドが検知される。
上記説明から明らかなようにトナーエンドは、レバー2
30の上方移動によるマイクロスイッチのオン・オフに
よって検知される。よって、レバー230とマイクロス
イッチのアクチュエータとの間隔は常に一定に保持され
る必要がある。そこで本実施例では、第7図に示すよう
にマイクロスイッチであるトナーエンドセンサ224を
、ばね材を湾曲させることによって形成したホルダ23
2によって支持し、このホルダ232をプリンタ上ユニ
ット1に固定すると共にマイクロスイッチのアクチュエ
ータ部分がプリンタ上ユニット1からプリンタ下ユニッ
ト2へ向けて突出するように構成している(第2図参照
)。
プリンタ上ユニット1と下ユニット2とを閉じると、第
7図の現像ユニット59の突片233゜233が、ホル
ダ232を上方へたわませながらマイクロスイッチの両
側突片234,234を押し上げる。上下ユニット1及
び2がロックされると、面突片233及び234は、互
いに圧力を及ぼし合った状態でスイッチ突片234の高
さ分だけの間隔をもって位置固定される。かくしてレバ
ー230とマイクロスイッチのアクチュエータとの間隔
が一定に保持される。
第24図のライン236は、各電気機器間に接続される
アースラインを示している。実施例では第27図に示す
ようにアース基板237はプリンタ下ユニット2の下フ
レーム78に固定設置される。ところが、第24図の各
機器は既述の通り多くがプリンタ上ユニット1に配設さ
れる。上・下ユニット1,2はヒンジピン238を中心
として互いに回動するから、プリンタ上ユニツト1内の
各機器のアースラインをプリンタ下ユニット2のアース
基板237まで連絡するには工夫が必要となる。
実施例では、アース基板237に剛性の導電性金属板2
39を接続してこの金属板239を下フレーム78の上
方まで延ばし、その金属板239とプリンタ上ユニット
1のアース板240とを接続板241を介して電気接続
している。この接続板241は導電性及び可撓性を有す
る材質1例えばリン青銅の薄板を湾曲させることによっ
て形成されている。又、接続板241の両端部241a
241bは図示の通り湾曲させられていて、これらの湾
曲端子を段付ねじ242によってそれぞれアース板24
0及び金属板239にねじ止めすることにより電気接続
が達成されている。
段付ねじ242を用いていることにより、接続板241
とアース板240及び金属板239とはねじ力によって
接続されるのではなく、湾曲端子部241a、24ib
自体のばね性によって接触が確保されている。これによ
り、接触部の接触状態が経時的に劣化することが防止さ
れて良好な接触状態を恒久的に得られる。又、接続板2
41全体が湾曲形状に仕上げられているので、上・下ユ
ニット1及び2が互いに回動しても接続板241がその
回動に自由に追従することができ、端子部241a、2
41bに大きな負担をかけずに済む。
尚、プリンタ上ユニット1が持ち上げ回動される時、接
続板241の湾曲部241cの形状如何によっては、接
続板241がねじ242等にぶっかるおそれがある。こ
のような場合でも接続板241に傷が付かないよう、ね
じ242のところに紙面垂直方向に延びると共に接続板
241に対する面が円滑な曲面となっているガイド板2
43を設けておくと良い。
第24図における電源入力部160はプリンタ下ユニッ
ト2に設けられる。一方、電源入力部160と接続され
るメインPSU165及びキャラクタPSU166はプ
リンタ上ユニット1に設けられる。よって、これらをつ
なげるケーブルは上・下ユニツト間に亘って配線される
ことになる。このケーブルは第12図の符号244で示
すようにそのまわりが金属製のスプリングチューブ24
5で覆われて保護される。スプリングチューブであるか
ら可撓性があってケーブル244の曲げの自由度を拘束
しない。又、金属製チューブであるからプリンタ上ユニ
ット1の開閉が繰り返されてスプリングチューブ245
が下フレーム78あるいはカバー8(第13図)とこす
れ合うことがあってもケーブル244が傷付くこともな
い。
l」じf nI f囚 本実施例では第24図のメインコントローラ176のC
PU186により、プリントプロセス及びそれに付随す
る各種プロセスが制御・実行される。帯電、露光、現像
、転写等の各工程から成る上記プリントプロセスについ
ては第3図に関連した作用説明の通りである。
これ以降、そのプリントプロセスに付随する他のいくつ
かの重要なプロセスについて説明する。
(不定形サイズ紙プリント) 本実施例では第1図及び第24図に示すように転写材の
サイズを指定するためのロータリースイッチ192が操
作パネル5に設けられている。このスイッチ192によ
ってB5.A4等の紙サイズが指定される。又、各種サ
イズの封筒等にプリントをする場合を考慮して特にサイ
ズを特定しないための不定形サイズ指定をもできるよう
になっている。オペレータがこのサイズスイッチ192
を25.A4等の所望サイズに合わせると、プリントプ
ロセスにむける転写材の搬送タイミングの設定とか、文
字配列の設定(1ページに何文字を印字できるか等の設
定)がそれぞれのサイズに合わせて行なわれる。例えば
、転写材のジャム検知に関しては、レジストセンサ21
9.排紙センサ220等で転写材の先端が検知されてか
らその転写材のサイズに見合った搬送時間後に同じセン
サによって転写材の後端が検知されない時しこジャムが
発生したものと判断するようになっている6不定形サイ
ズを指定した場合は、指定できるサイズのうちの最大サ
イズを基準としたプリントプロセスの各種タイミング設
定がされる。
上記ジャム検知は、サイズスイッチ192がB5、A4
等の定形サイズ紙に合わされていれば、何等支障なく行
なわれる。ところが、オペレータが各種サイズの封筒等
にプリントをしようとして不定形サイズを選択した場合
、封筒等のサイズは一般にかなり小さいので、レジスト
センサ219等を用いた上記のジャム検知が正常に行な
われないおそれがある。そこで本実施例では、紙サイズ
スイッチ192によって不定形サイズが指定された時に
は、ジャム検知作業を行なわないものとして、プリント
プロセスの円滑な進行を確保している。
この場合、ジャム検知が省略されている旨が操作パネル
5のLED点灯によって表示される。
尚、サイズスイッチ192を不定形サイズにセットして
封筒に印字を行なう時、定着装置の加熱ローラ36の温
度を通常のプリント時よりも若干低くするようにプログ
ラムすることもできる。一般に封筒は糊付けによって作
られているので、あまり定着温度が高いと糊が溶けると
いう不具合を生じるからである。但しこの場合でもあま
り温度を下げ過ぎると定着不良を招くおそれがあるので
注意を要する。一般的には20%程度の低減で十分な定
着性を維持しつつ、糊の溶融を防止できる。
以上の説明では、不定形サイズを選択した時には最大サ
イズ転写材を基準としたプリントプロセスが実行される
と共に、ジャム検知の機能は省略することにしていた。
この制御方法とは別に、不定形サイズが指定された時は
、最初の1枚目の転写材については最大サイズ材を基準
としたプロセスを実行するが、その1枚目の転写材が搬
送されている間にその転写材サイズが検知された以後は
、2枚目以降の転写材についてその検知されたサイズに
基づいてプリントプロセスを行なうようにすることがで
きる。この方法によれば、転写材サイズに適合して高速
のプリントを行なうことができる。
(転写材サイズ異常報知) オペレータは紙サイズスイッチ192で紙サイズの指定
ができる。この指定は、給紙トレイ3上に載置されてい
る転写材のサイズと同じものを選定することによって行
なわれる。よって、通常はスイッチ192で指定された
サイズと給紙トレイ3上の転写紙サイズは同じである。
ところが、オペレータのスイッチセットミスにより両サ
イズが違ってしまう場合も想定される。この場合、何等
の補償もなくプリントプロセスが実行されると、例えば
B5サイズ分の印字がA4サイズ紙に実行されて余白部
が大きくなり過ぎたり、文通に、印字数に対して紙サイ
ズが足りなくなることもある。
こわを解消するため本実施例では、プリントプロセスが
開始されて1枚目の転写紙がプリンタ内部へ搬送される
時、その1枚目の転写紙について転写紙サイズの確認を
行ない、その検知したサイズとスイッチ192によって
指定されたサイズが違っている場合は、その旨を操作パ
ネル5においてLED表示すると共にプリント動作を停
止する。
これにより、不良プリント製品を最少限におさえること
ができる。
この場合、一旦プリンタ内へ送られた1枚目の転写紙は
そのまま排紙ローラ40あるいは45で外部へ排出され
る。尚、転写紙サイズの検知は。
そのための特別のセンサを用意しても良いし、あるいは
レジストセンサ219等の既設のセンサを利用してもよ
い。
上記のように転写紙サイズの異常が報知された時、それ
と同時にメインコントローラ176のCPU186はキ
ャラクタコントローラ180のCPU184に、今印字
しようとしている印字情報をそのまま保持しておくよう
に指示する。さもないと、せっかく形成した印字情報が
紙サイズ指定ミスによって消失してしまうからである。
(感光体ユニットの交換指示制御) 第15図の吸引ファンユニット49の上部に配設されて
いるOPCカウンタ250は、感光体ユニット58(第
4図(a))内のトナー回収タンク57、クリーニング
ブレード55等といったクリーニングに関する部分(ク
リーニングユニット)ごとのプリント枚数をカウントす
る。
oPCカウンタ250はメインコントローラ176から
の転写指令信号によってカウントアツプを行なうが、そ
のカウントが1万になるとその旨の信号がメインコント
ローラ176(第24図)に送られ、メインコントロー
ラ176により操作パネル5に感光体ユニット交換表示
がなされる。
又、OPCカウンタ250のカウントが1万になる前に
トナーオーバーセンサ221(第3図、第24図)がト
ナーオーバーを検知すると、その旨がメインコントロー
ラ176に送られ、上記と同様に感光体ユニット交換表
示がなされる。
一方、第4図(a)において、新品の感光体11を担持
する感光体ユニット58のケース61上面にはユニット
の識別用突起301が形成されている。この突起は第2
図においてプリンタ上ユニット1の底面に設けたタイプ
センサ302によって検知される。上記感光体ユニット
交換表示がなされる時、ユニット識別用突起301がタ
イプセンサ302によって検知されていれば(すなわち
、感光体11が未だ1万回使用前の場合であれば)、感
光体ユニット交換表示と共に「1」の表示がされる。
そして、その“感光体ユニット交換rlJ”の表示と同
時にラッチングソレノイド217がオンとなってそのプ
ランジャが引き下げられ、これによりラッチセンサ22
3がオンとなる。ラッチセンサ223がオンとなってい
る限り、′感光体ユニット交換rlJ”の表示がされ続
ける。一旦オンとなったラッチセンサ223は、OPC
カウンタ250をリセットするリセットレバー251が
矢印Jの如くリセット操作された時に、同時にオフ(初
期状態)とされる。
″感光体ユニット交換「1」”の表示は1便宜上感光体
が1万回使用されたことを表わしている(1万回カウン
ト前トナーオーバーとなる場合もあるが、トナー回収タ
ンク57(第3図)は一般的なプリントが1万回行なわ
れた時に廃トナーで満杯となる程度の容量に設計されて
いる。よって、1万回カウント前にトナーオーバー検知
によって゛″感光体ユニット交換rlJ”の表示が出た
場合は実質的に感光体が1万回使用されたものとみなす
)。よってこの表示を見たオペレータは、感光体ユニッ
ト58のうちのクリーニングユニットを交換する。感光
体11の寿命は実施例の場合2万回であり、よってまだ
あと1万回の寿命があるので交換はしない。感光体ユニ
ット58から感光体11を取り外して、クリーニングユ
ニットのみを廃棄する。
クリーニングユニットの交換にあたっては、古い感光体
ユニット58に代えてトナー回収タンク57が空である
新たな感光体ユニット58に1万回使用済の感光体11
を装着し、その感光体ユニットをプリンタ下ユニット2
の所定位置に装着する。尚、新たな感光体ユニットのケ
ース61にはユニット識別用突起301が設けられてい
ないものが選ばれる。その後、オペレータがリセットレ
バー251を押すとラッチセンサ223が初期化され、
同時にOPCカウンタがリセットされる。
従って、これ以降OPCカウンタは再びゼロからカウン
トを始める。ユニット交換されてもリセットレバー25
1が押されない限りラッチセンサ223は初期化されず
、よって″感光体ユニット交換「1」”の表示が継続さ
れる。つまり、ラッチセンサ223はユニット交換後の
oPCカウンタのリセット忘れを防止している。
その後、プリントが繰り返され、再びoPCカウンタが
1万回カウントするか、あるいはトナーオーバーが検知
されると再び感光体ユニット交換表示がなされる。但し
、今回はユニット識別用突起301がないのでタイプセ
ンサ302がこれを検知することがない。よって、qの
時の表示は“感光体ユニット交換「2」′のような表示
となる。この表示はユニット交換が2回目、すなわち感
光体が2万回あるいはそれに近い回数だけ使用されたこ
とを示しており、感光体自体の寿命が尽きていることを
示している。よって、′感光体ユニット交換「2」′″
の表示によりオペレータは感光体11ごと感光体ユニッ
ト58全体を新しいものと交換する。
・7、電クリーナ 本実施例では第3図に示すように除電ランプ54と転写
チャージャ30が隣り合って配置されている。第29図
のクリーナ252を使えば両方を同時にクリーニングで
きる。除電ランプ54の上面透明板253はフェルト2
54でクリーニングされる。帯電チャージャ30のチャ
ージワイヤ205はポリウレタンゴム等から出来ている
ポリッシングクロス255でクリーニングされる。クリ
ーニングする時は、フェルト254を透明板253に、
そしてポリッシングクロス255をチャージワイヤ20
5にそれぞれ同時に押し付け、その状態でクリーナ25
2全体を紙面垂直方向に移動させる。これによりトナー
その他のゴミが取り除かれる。クリップ256は、この
クリーナ252をプリンタ内の適宜の所に引掛けておく
ためのものである。ガイド突起257は、チャージワイ
ヤ205等を押し過ぎないように下フレーム78(第3
図)の張り出し部(図示せず)と係合するものである。
廟−釆 本発明によれば、負荷変動により現像ローラが感光体に
近づこうとしても、ロックプレートによりその移動が制
限され、その結果、感光体と現像ローラとの間隔あるい
は接触圧が一定となり、安定した現像を行なうことがで
きるようになった。
(以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例であるレーザプリンタの外観斜視図、
第2図は第1図のレーザプリンタの上ユニットを開いた
状態を示す斜視図、第3図はそのレーザプリンタの側断
面図、第4図はそのレーザプリンタの作像ユニットの分
解斜視図、第5図はレーザ光学装置の平面図、第6図は
レーザ光学装置の光路図、第7図は現像ユニットの一部
の斜視図、第8図は歯車の噛み合い状態の図、第9図は
現像ユニットの他の一部の斜視図、第10図は第9図の
矢視Xに従った図、第11図は現像ローラのシール手段
の説明のための分解斜視図、第12図はプリンタ下ユニ
ットの一部を示す分解斜視図、第13図はプリンタ上ユ
ニットの一部を示す分解斜視図、第14図はオゾン排出
装置の一部の正面図、第15図は吸引ファンユニットの
斜視図、第16図はその吸引ファンユニットの一部の分
解斜視図、第17図は排紙ガイド部材の斜視図、第18
図は駆動系の正面図、第19図は排紙ローラの斜視図、
第20図は排紙用リングの斜視図、第21図は排紙路切
4手段の斜視図、第22図はプリンタ上ユニットの位置
決め手段の一部の斜視図。 第23図はレーザ光学装置のミラー固定手段の斜視図、
第24図は制御回路図、第25図は高電圧接続端子部の
側断面図、第26図は転写チャージャの設置状態を示す
図、第27図は上・下ユニットのアース接続の一手段の
断面図、第28図はプリンタ上ユニットの2段回動構造
を示す断面図、第29図は転写・除電クリーナの説明図
、第30図はオプション給紙ユニットを装着した状態を
示す側断面図、第31図はオプション排紙ユニットの側
断面図、第32図は排紙ローラの一例の斜視図、第33
図は第2シリンドリカルレンズの支持手段の一例の斜視
図、第34図は第2シリンドリカルレンズの先端装着状
態の斜視図、第35図は感光体ユニットの装着例を示す
斜視図、第36図1±その装着例による装着完了状態を
示す断面図、第37図は現像ローラの支持方法の一例の
斜視図、第38図はロックプレートの正面図である。 11・・・感光体    26・・・現像ローラ96・
・・駆動歯車   502・・・ロックプレート第14
図 第17図 CD ≧ 第23図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 駆動歯車によって回転される現像ローラによって感光体
    上の静電潜像を現像する静電記録装置において、現像ロ
    ーラが駆動歯車の軸から所定距離以上遠ざかるのを制限
    するロックプレートを設けたことを特徴とする静電記録
    装置。
JP61214911A 1986-09-05 1986-09-11 静電記録装置 Granted JPS6370276A (ja)

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DE19873729762 DE3729762A1 (de) 1986-09-05 1987-09-05 Elektrostatische aufzeichnungseinrichtung

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