JPS6368372A - 万力 - Google Patents
万力Info
- Publication number
- JPS6368372A JPS6368372A JP21457886A JP21457886A JPS6368372A JP S6368372 A JPS6368372 A JP S6368372A JP 21457886 A JP21457886 A JP 21457886A JP 21457886 A JP21457886 A JP 21457886A JP S6368372 A JPS6368372 A JP S6368372A
- Authority
- JP
- Japan
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- fixed jaw
- base
- force
- piston
- tightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 10
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は万力に関し、さらに詳しくは手締め形式の万
力のワーク締付用固定ジョー周りの構造の改良に関する
ものである。
力のワーク締付用固定ジョー周りの構造の改良に関する
ものである。
(従来技術とその問題点)
従来手締め形式の万力を使用するに当って1ヨ一段に、
ワークに与える締付力に応じてその万力にはどの程度の
歪が生じ、ワークの所期セット位置からのズレおよび傾
斜はどの程度であるか、などの事項を作業者が経験と勘
に頻フて判断して作業を進めているのが実情である。
ワークに与える締付力に応じてその万力にはどの程度の
歪が生じ、ワークの所期セット位置からのズレおよび傾
斜はどの程度であるか、などの事項を作業者が経験と勘
に頻フて判断して作業を進めているのが実情である。
したがって作業者は、加工条件に基いて切削抵抗が大き
いと考えれば大きな締付力をワークに与える。その結果
万力には、特に固定ジコーには大きな歪が生じ、ワーク
もそれにならって締付方向に傾斜しながら8勤する。こ
のような締付状態のまま仕上加工をすると、必然的に良
好な加工精度を得ることができない、そこで通常作業者
はまず大きな切削抵抗に耐え得るように大きな締付力を
ワークに与えて粗削りをし、その後精度良く仕上げ加工
をするために一旦締付力を解除し、再び比較的小さな締
付力を与えるように万力を操作し、しかる後仕上げ加工
を行っている。
いと考えれば大きな締付力をワークに与える。その結果
万力には、特に固定ジコーには大きな歪が生じ、ワーク
もそれにならって締付方向に傾斜しながら8勤する。こ
のような締付状態のまま仕上加工をすると、必然的に良
好な加工精度を得ることができない、そこで通常作業者
はまず大きな切削抵抗に耐え得るように大きな締付力を
ワークに与えて粗削りをし、その後精度良く仕上げ加工
をするために一旦締付力を解除し、再び比較的小さな締
付力を与えるように万力を操作し、しかる後仕上げ加工
を行っている。
さらに上記のような万力操作を行っても結果的に求める
精度が得られないときには、作業者はある締付力を与え
たときのワークの初期セット位置からの位置ズレや傾斜
の程度を定景的に測定して、その測定値に基づいて機械
操作の中で補正しながら加工を進めている。
精度が得られないときには、作業者はある締付力を与え
たときのワークの初期セット位置からの位置ズレや傾斜
の程度を定景的に測定して、その測定値に基づいて機械
操作の中で補正しながら加工を進めている。
生産性の向上と高精度加工を求める昨今の産業界一般の
傾向に照らしてみた場合、上記のような万力操作は加工
精度および作業能率において劣るもので、非常に不利で
ある。
傾向に照らしてみた場合、上記のような万力操作は加工
精度および作業能率において劣るもので、非常に不利で
ある。
かかる不都合を除くため従来からも種々の提案がなされ
てぎたが、そのほとんどは固定ジョーの41成部品の剛
性を高めることに向けられたものであり、固定ジョーそ
のものの構造という点から改良を試みたものはなかった
。
てぎたが、そのほとんどは固定ジョーの41成部品の剛
性を高めることに向けられたものであり、固定ジョーそ
のものの構造という点から改良を試みたものはなかった
。
(発明の要旨)
この発明の目的は固定ジジーの手による締付時における
固定ジョー周りの変形を未然に防止し、もって複雑な作
業を必要とすることなくしてワークを所期セット位置に
高い精度で締付は固定できるような万力を提供すること
にある。
固定ジョー周りの変形を未然に防止し、もって複雑な作
業を必要とすることなくしてワークを所期セット位置に
高い精度で締付は固定できるような万力を提供すること
にある。
このためこの発明にあっては、ベース上に固定ジョーを
固定し、またワークを締付ける機構として例えばベース
の案内面上に締付方向に摺動可能に可動ジョーを架設し
、締付方向に延在してかつ主ピストンおよびネジを有す
る駆動軸を回転可能にベースに設け、可動ジョーと連動
する配置でこのネジとナツトとを螺合させる構成とし、
ベースの固定ジョー側端面にプレートを固定し、固定ジ
ョーとベースとこのプレート間にバランスブロックを介
在させ、バランスピストンをプレートまたはバランスブ
ロック内に形成されたバランスシリンダー内に収容し、
このバランスシリンダーと主ピストン用シリンダーとを
導液路により連通させ、手締めにより駆動軸を介して加
えられる力をバランスブロックを介して固定ジョーの背
面およびベースの端面に分力させることを要旨とするも
のである。
固定し、またワークを締付ける機構として例えばベース
の案内面上に締付方向に摺動可能に可動ジョーを架設し
、締付方向に延在してかつ主ピストンおよびネジを有す
る駆動軸を回転可能にベースに設け、可動ジョーと連動
する配置でこのネジとナツトとを螺合させる構成とし、
ベースの固定ジョー側端面にプレートを固定し、固定ジ
ョーとベースとこのプレート間にバランスブロックを介
在させ、バランスピストンをプレートまたはバランスブ
ロック内に形成されたバランスシリンダー内に収容し、
このバランスシリンダーと主ピストン用シリンダーとを
導液路により連通させ、手締めにより駆動軸を介して加
えられる力をバランスブロックを介して固定ジョーの背
面およびベースの端面に分力させることを要旨とするも
のである。
(実旅態i5)
第1〜3図に示すのはこの発明の万力の一実施態様であ
って、主要部としてベース2、固定ジョー3、再訪ジョ
ー4、廓動釉5、主ピストン7、バランスピストン14
およびバランスブロック8を有している。
って、主要部としてベース2、固定ジョー3、再訪ジョ
ー4、廓動釉5、主ピストン7、バランスピストン14
およびバランスブロック8を有している。
ベース2は閉性の高い鋳物材料で箱型に形成されており
、その一端には上方に一体に突出して固定ジョー3が形
成されて45す、またその上面は可動ジョー4の案内面
9を構成している。可動ジョー4はこの案内面9上にワ
ーク締付方向(第2図中左右方向)に摺動可能な状態で
架設されている。駆動軸5は上記締付方向に延在してベ
ース2に回転可能に設けられており、その固定ジョー3
側の端部に一体に形成された主ピストン7は固定ジョー
3内の液圧シリンダー27に収容されている。またこれ
と反対側の端部には締付用ハンドルなどの係合部11が
形成されている。
、その一端には上方に一体に突出して固定ジョー3が形
成されて45す、またその上面は可動ジョー4の案内面
9を構成している。可動ジョー4はこの案内面9上にワ
ーク締付方向(第2図中左右方向)に摺動可能な状態で
架設されている。駆動軸5は上記締付方向に延在してベ
ース2に回転可能に設けられており、その固定ジョー3
側の端部に一体に形成された主ピストン7は固定ジョー
3内の液圧シリンダー27に収容されている。またこれ
と反対側の端部には締付用ハンドルなどの係合部11が
形成されている。
ベース2の固定ジョー3側端部にはプレート13が固設
されており、その内部に形成されたバランスシリンダー
6にはバランスピストン14が収容されている。このバ
ランスピストン14と固定ジョー3およびベース2との
間にはバランスブロック8が介装されており、その−面
はバランスピストン14と当接し、反対面の上方側の一
部15は固定ジョー3の背面に当接し、また下方側の一
部16はベース2の端面に当接している。さらにバラン
スブロック8と主ピストン7どの間には圧縮バネ10が
介装されている。
されており、その内部に形成されたバランスシリンダー
6にはバランスピストン14が収容されている。このバ
ランスピストン14と固定ジョー3およびベース2との
間にはバランスブロック8が介装されており、その−面
はバランスピストン14と当接し、反対面の上方側の一
部15は固定ジョー3の背面に当接し、また下方側の一
部16はベース2の端面に当接している。さらにバラン
スブロック8と主ピストン7どの間には圧縮バネ10が
介装されている。
駆動軸5の中間部分にはネジ17が形成されており、こ
れにナツト18が螺合している。このナツト18は第3
図に示すように両肩の当接面29が案内面9の下側に接
しており、かつその上部で可動ジョー4内部に延在して
その固定ジョー3と対応する側に下向きの斜面19を有
している。一方この斜面19に対応する可動ジ!!−4
の内面には凹所21が形成されており、これに回転自由
に収容された半球形の駒20の平坦部がナツト18の斜
面19と接触している。またこのナツト18の斜面19
の反対側に対応する可動ジョー4の部分には調節ネジ2
2がねじ込まれており、その先端がナツト18に当接し
ている。したがってこの調節ネジ22を操作することに
より可動ジョー4とナツト18との相対位置を調節する
ことができる。
れにナツト18が螺合している。このナツト18は第3
図に示すように両肩の当接面29が案内面9の下側に接
しており、かつその上部で可動ジョー4内部に延在して
その固定ジョー3と対応する側に下向きの斜面19を有
している。一方この斜面19に対応する可動ジ!!−4
の内面には凹所21が形成されており、これに回転自由
に収容された半球形の駒20の平坦部がナツト18の斜
面19と接触している。またこのナツト18の斜面19
の反対側に対応する可動ジョー4の部分には調節ネジ2
2がねじ込まれており、その先端がナツト18に当接し
ている。したがってこの調節ネジ22を操作することに
より可動ジョー4とナツト18との相対位置を調節する
ことができる。
ベース2およびプレート13に形成された導液路23は
、一方ではバランスシリンダー6内に開口し、他方では
液圧シリンダー27内に開口している。ここで導液路2
3のバランスシリンダー6への開口位置はその最もプレ
ート13寄りであり、液圧シリンダー27への開口位置
はその最も可動ジョー4寄りである。
、一方ではバランスシリンダー6内に開口し、他方では
液圧シリンダー27内に開口している。ここで導液路2
3のバランスシリンダー6への開口位置はその最もプレ
ート13寄りであり、液圧シリンダー27への開口位置
はその最も可動ジョー4寄りである。
つぎに作用について説明する。
手締めにより口勤釉5が回転されると、ピストン7も同
様に回転し、これに伴なってナツト18および可動ジa
−4がワークWに向かって前進する。
様に回転し、これに伴なってナツト18および可動ジa
−4がワークWに向かって前進する。
可動ジョー4がワークWに当接すると液圧シリンダー2
7内の液体はピストン7によって駆動軸5の回転力に比
例した圧力となり、駆動軸5には引張力が作用する。こ
の引張力から力の伝達系の摩擦力を差し引いた残りの力
が締付力としてワークWにイ乍用する。
7内の液体はピストン7によって駆動軸5の回転力に比
例した圧力となり、駆動軸5には引張力が作用する。こ
の引張力から力の伝達系の摩擦力を差し引いた残りの力
が締付力としてワークWにイ乍用する。
一方バランスシリンダー6にも同時に液圧シリンダー2
7から圧力液体が流れてピストン14が図中右に進みバ
ランスブロック8を押しやる。
7から圧力液体が流れてピストン14が図中右に進みバ
ランスブロック8を押しやる。
かくしてバランスブロック8に加えられた力はバランス
ブロック8の上下の突起部15.16で分力される。す
なわち上側の突起部15から固定ジョー3の背面に、下
m:1の突起部16からベース2の端面に、それぞれ力
が作用する。
ブロック8の上下の突起部15.16で分力される。す
なわち上側の突起部15から固定ジョー3の背面に、下
m:1の突起部16からベース2の端面に、それぞれ力
が作用する。
ここで各部に作用する力の関係を検討してみるとつぎの
ようになる。すなわち各作用力はバランスピストン14
の中心からバランスブロック8の上下の突起部15.1
6までの距隙の逆比に分力された大きさとなる。したが
って第2図に示すように、各部の力の作用点間の距藺を
a、b、c、dとして、ベース2から突出している固定
ジョー3の歪を考えてみる。固定ジョー3を締付方向に
撓ませる曲げモーメントをMjとする。固定ジョー3が
ワークWから押圧される力(ワークWの締付力)をFと
し、バランスシリンダー6により発生する力を駆動!1
lk5の回転力から液圧シリンダー27によって発生す
る力F°のに倍とし、力の伝達系の効率をjとすると、
FとFoとの関係は; v=H’ となる。また上記の曲げモード)トlAjは:Mj=d
F−d (cab)/ (cab)kF’となる。
ようになる。すなわち各作用力はバランスピストン14
の中心からバランスブロック8の上下の突起部15.1
6までの距隙の逆比に分力された大きさとなる。したが
って第2図に示すように、各部の力の作用点間の距藺を
a、b、c、dとして、ベース2から突出している固定
ジョー3の歪を考えてみる。固定ジョー3を締付方向に
撓ませる曲げモーメントをMjとする。固定ジョー3が
ワークWから押圧される力(ワークWの締付力)をFと
し、バランスシリンダー6により発生する力を駆動!1
lk5の回転力から液圧シリンダー27によって発生す
る力F°のに倍とし、力の伝達系の効率をjとすると、
FとFoとの関係は; v=H’ となる。また上記の曲げモード)トlAjは:Mj=d
F−d (cab)/ (cab)kF’となる。
このような関係から明らかなように、
k=j (cab)/ (cab)とするならばMj
=Oとなる。
=Oとなる。
すなわち構成しようとする万力の形態に応じてa、b、
cの値を決め、kを上記の算出値に設定すれば、ワーク
Wへの任意の締付力に対して固定ジョー3に作用する曲
げモーメントはゼロとなり、その結果固定ジョー3はベ
ース2に対して不動性を有するようになる。
cの値を決め、kを上記の算出値に設定すれば、ワーク
Wへの任意の締付力に対して固定ジョー3に作用する曲
げモーメントはゼロとなり、その結果固定ジョー3はベ
ース2に対して不動性を有するようになる。
なお第2図に示す万力の場合にはCに関して図から明ら
かなようにC≦(a−d)の関係が成り立っている。し
かしc>(a−d)の関係にある万力の場合には、バラ
ンスシリンダー6による力kF’がプレート13を介し
て固定ジョー3に作用するから、下記のような関係が伐
り立つことになる。
かなようにC≦(a−d)の関係が成り立っている。し
かしc>(a−d)の関係にある万力の場合には、バラ
ンスシリンダー6による力kF’がプレート13を介し
て固定ジョー3に作用するから、下記のような関係が伐
り立つことになる。
M J −dF−dkF’ (cab) /(c
ab)+ (d−a+c)kF’k −jd(a4b
)/(a−c) (cab−d)したがってこの式によ
り算出したkの値を採れば、上記の構成の万力の場合と
同様に締付時に固定ジョー3に作用する曲げモーメント
を釣合せることができる。
ab)+ (d−a+c)kF’k −jd(a4b
)/(a−c) (cab−d)したがってこの式によ
り算出したkの値を採れば、上記の構成の万力の場合と
同様に締付時に固定ジョー3に作用する曲げモーメント
を釣合せることができる。
すなわちこの実施態様の場合には、液圧シリンダー27
の受圧面積とバランスシリンダー6の受圧面積との比を
にkに設定すれば、手締めによるワークWへの任意の締
付力に対して固定ジョー3のベース2に対する不動性を
確保することができる。その結果位置ズレや傾斜を生じ
ることなくワークWを初期セット位置に高精度で締付保
持することができる。
の受圧面積とバランスシリンダー6の受圧面積との比を
にkに設定すれば、手締めによるワークWへの任意の締
付力に対して固定ジョー3のベース2に対する不動性を
確保することができる。その結果位置ズレや傾斜を生じ
ることなくワークWを初期セット位置に高精度で締付保
持することができる。
上記の実施態様においては液圧シリンダー27をベース
2内に形成したが、第4図に示すようにこれをバランス
ブロック8内に形成することもできる。そして、両シリ
ンダー27.6を通過させる導液路はプレート13とバ
ランスブロック8中に形成される。この場合も両シリン
ダー内への導液路240間口位置は先の実施態様の場合
と同じである。
2内に形成したが、第4図に示すようにこれをバランス
ブロック8内に形成することもできる。そして、両シリ
ンダー27.6を通過させる導液路はプレート13とバ
ランスブロック8中に形成される。この場合も両シリン
ダー内への導液路240間口位置は先の実施態様の場合
と同じである。
この実施態様では液圧シリンダー27の液圧により発生
した締付力の反力はバランスブロック8に作用し、図中
の寸法a、bの逆比による分力b/(a+b)F’が固
定ジョー3の背面に作用する。この力によりワークWか
らの締付反力に対抗する曲げモーメントを固定ジョー3
に作用させるため、バランスシリンダー6による補正モ
ーちメントはその分小さくてよいことになる。すなわち
バランスシリンダー6の受圧面積は小さくてよく、コン
パクトな設計で効率よ<ti成できる。
した締付力の反力はバランスブロック8に作用し、図中
の寸法a、bの逆比による分力b/(a+b)F’が固
定ジョー3の背面に作用する。この力によりワークWか
らの締付反力に対抗する曲げモーメントを固定ジョー3
に作用させるため、バランスシリンダー6による補正モ
ーちメントはその分小さくてよいことになる。すなわち
バランスシリンダー6の受圧面積は小さくてよく、コン
パクトな設計で効率よ<ti成できる。
また上記の実施態様においてはバランスシリンダー6を
1個所だけ設けたが、必要に応じて複数偲形成してもよ
い。
1個所だけ設けたが、必要に応じて複数偲形成してもよ
い。
さて以上に示した実施態様においてはバランスシリンダ
6をプレート13内に形成したが、これをバランスブロ
ック8内に形成してもよい。
6をプレート13内に形成したが、これをバランスブロ
ック8内に形成してもよい。
(効果)
ワークの締付力に比例した力で固定ジョー背面を押圧す
るので、固定ジョーの形状、材質などによる剛性のいか
んに拘らず、手締め時の固定ジョーの締付ガロへの8勤
および傾斜を極めて小さくすることができる。すなわち
ワークは初期セット状態を維持し、良好な締付状態を保
つことができる。したがって固定ジョーに過度の剛性を
持たせる必要がなくなり、小型軽量化できるとともに材
料還択の自由度もそれだけ高くなる。
るので、固定ジョーの形状、材質などによる剛性のいか
んに拘らず、手締め時の固定ジョーの締付ガロへの8勤
および傾斜を極めて小さくすることができる。すなわち
ワークは初期セット状態を維持し、良好な締付状態を保
つことができる。したがって固定ジョーに過度の剛性を
持たせる必要がなくなり、小型軽量化できるとともに材
料還択の自由度もそれだけ高くなる。
締付力の大小に拘らずワークを初期セット位置に維持す
ることができるので、人為的な補正や熟練作業者の経験
や勘に碩ることなく良好な締付精度、すなわち加工精度
を得ることができる。また粗削り用と仕上げ削り用とに
締付力を変える必要がないので、1回の締付操作により
加工を完了させることが可能となり、作業能率が大幅に
向上し、かつ締直しによるワークの再セッチングによる
人為的な誤差を排除することができる。
ることができるので、人為的な補正や熟練作業者の経験
や勘に碩ることなく良好な締付精度、すなわち加工精度
を得ることができる。また粗削り用と仕上げ削り用とに
締付力を変える必要がないので、1回の締付操作により
加工を完了させることが可能となり、作業能率が大幅に
向上し、かつ締直しによるワークの再セッチングによる
人為的な誤差を排除することができる。
更にバランスシリンダーと締付側の主シリンダーとの受
圧面積の比を所定の値にしておけば、締付力に関係なく
固定ジョーに掛かるモーメントを釣合わせることができ
る。
圧面積の比を所定の値にしておけば、締付力に関係なく
固定ジョーに掛かるモーメントを釣合わせることができ
る。
第1図; この発明の万力の一実i?JA様の平面図。
第2図; 第1図中線11−11に沿ってとった断面側
面図。 第3図; 第1図中線11I −Illに沿ってとった
断面図。 第4図: この発明の万力の他の実施態様の断面側面図
。 2・・・ベース 3・・・固定ショー4
・・・可動ジョー 5・・・駆8釉6・・・
バランスシリンダー 8・・・バランスブロック 13・・・プレート14
・・・ピストン 18・・・送りナツト23.
24・・・導液路 27・・・液圧シリンダーW・
・・ワーク
面図。 第3図; 第1図中線11I −Illに沿ってとった
断面図。 第4図: この発明の万力の他の実施態様の断面側面図
。 2・・・ベース 3・・・固定ショー4
・・・可動ジョー 5・・・駆8釉6・・・
バランスシリンダー 8・・・バランスブロック 13・・・プレート14
・・・ピストン 18・・・送りナツト23.
24・・・導液路 27・・・液圧シリンダーW・
・・ワーク
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ベース(2)に一体的に形成された固定ジョー(3)と
、 締付方向に延在してかつ回転可能にベースに架設され、
その固定ジョー側端部に第1のピストン(7)を胴部に
ネジを有した駆動軸(5)と、このネジを介して駆動軸
に作動連結され、締付方向に摺動可能にベース上に架設
された可動ジョー(4)と、 ベースの固定ジョー側端部に固定されたプレート(13
)と、 このプレートと固定ジョー間に設けられ、圧力液体によ
って作動する第2のピストン(14)と、 この第2のピストンと固定ジョー間に設けられ、該ピス
トンからの押圧力を固定ジョーの背面とベースの端面と
に分力するバランスブロック(8)とを有してなり、か
つ 上記第1および第2のピストンが収容されているそれぞ
れのシリンダー(27、6)が互いに導液路により連通
されている ことを特徴とする万力。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61214578A JP2548544B2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 | 万 力 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61214578A JP2548544B2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 | 万 力 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6368372A true JPS6368372A (ja) | 1988-03-28 |
JP2548544B2 JP2548544B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=16658035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61214578A Expired - Lifetime JP2548544B2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 | 万 力 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548544B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62292368A (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-19 | 津田駒工業株式会社 | 万力 |
-
1986
- 1986-09-10 JP JP61214578A patent/JP2548544B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62292368A (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-19 | 津田駒工業株式会社 | 万力 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2548544B2 (ja) | 1996-10-30 |
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