JPS6368042A - ウ−ロン茶エキスの製造方法 - Google Patents

ウ−ロン茶エキスの製造方法

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JPS6368042A
JPS6368042A JP21490086A JP21490086A JPS6368042A JP S6368042 A JPS6368042 A JP S6368042A JP 21490086 A JP21490086 A JP 21490086A JP 21490086 A JP21490086 A JP 21490086A JP S6368042 A JPS6368042 A JP S6368042A
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JP
Japan
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extract
oolong tea
acid salt
tea extract
complex
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JP21490086A
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Yasushi Ifuku
伊福 靖
Kazuhiko Ogura
小倉 一彦
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WAKAYAMA PREF GOV NOGYO KYODO KUMIAI RENGOKAI
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WAKAYAMA PREF GOV NOGYO KYODO KUMIAI RENGOKAI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ウーロン茶エキスの製造方法に関し、更に詳
しくは、水やミネラルで希釈して用いるウーロン茶エキ
スを製造する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、水やミネラルで希釈して用いるウーロン茶エキス
の製造は、ウーロン茶の葉を90’C位の温湯に入れて
ウーロン茶エキスを抽出し、これを濃縮しておいて水で
希釈し、缶詰にしたりしていた。
このウーロン茶葉には、蛋白質、タンニン質やカフェイ
ン等が茶に含まれているので、温水抽出して冷却した後
、これら複合物やミネラルが原因と考えられている濁り
や沈澱物が発生し、これによって商品価値を著しく低下
させていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、上記した濁りや沈澱物の発生を防止するため、
抽出前の温湯に重炭酸ナトリウムでP H調整して濁り
を少なくしているが、この抽出液を2〜100倍に濃縮
した場合、濁りが再び発生し、また、水やミネラルで希
釈しても溶解しないのである。
その結果、こうした濁り除去のために、遠心分離機を用
いねばならず、コスト高になると共に処理時間を多く必
要とする問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明にかかるウーロン
茶エキスの製造方法は、温湯でウーロン茶のエキスを抽
出し、このエキスを濃縮する前又は後に、このエキスに
対して重量比で0.03〜0.3%の重合リン酸塩又は
重合リン酸塩の複合物を添加するのである。
〔作用〕
温湯でウーロン茶のエキスを抽出し、得られたウーロン
茶エキスに対し、上記重合リン酸塩又は重合リン酸塩の
複合物を添加することにより、蛋白質、タンニン質やカ
フェイン等は可溶化し、また、カルシウム等の無機分の
溶出を一部封鎖するのである。
これによって、濁り発生を抑制するのである。
〔第1実施例〕 92°Cの温湯10Kgに重炭酸ナトリウム2゜5gを
入れ、次にウーロン茶の葉130gを加えて攪拌する。
 これに要する時間は、約3分30秒であった。
ウーロン茶を抽出後、ステンレス金網で葉と抽出エキス
に分け、エキスは濾布で濾過し、カートリッジで精製す
る。
このようにして得たエキスを3通り作成した。
これら3通りのエキスに、重合リン酸塩として、各々、
ヘキサメタリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウ
ム及びピロリン酸ナトリウムを添加して、それぞれ94
00gのエキスを得た。
この抽出エキスを夫々濃縮機で50倍に濃縮し、200
gのエキスを得た。
得られた3通りの濃縮エキスから各々4gを取り出し、
水道水196m1にとかしてそれぞれコツプ1杯分のウ
ーロン茶を得、その濁りを調査して、別紙の表−1に纏
めた。
尚、濁りの測定方法は、みかん缶詰の透明度の測定に用
いるシリンダーを使用した。
前記別紙表−1から、特にヘキサメタリン酸ナトリウム
、トリポリリン酸ナトリウムが透明度を高くして濁りが
少ないことが分かる。
〔第2実施例〕 上記第1実施例と実質的に同一の方法により、92°C
の温湯10Kgに重炭酸ナトリウム2゜5gを入れ、次
にウーロン茶の葉130gを加えて攪拌する。 これに
要する時間は、約3分30秒であった。
ウーロン茶を抽出後、ステンレス金網で葉と抽出エキス
に分け、エキスは濾布で濾過し、カートリッジで精製す
る。
このようにして得た抽出エキスを夫々濃縮機で50倍に
濃縮し、4通りの200gのエキスを得た。
他方、重合リン酸塩として、ヘキサメタリン酸ナトリウ
ム、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム
及びポリリン酸ナトリウムを夫々温湯40gに溶解し、
上記4通りの200gのエキスに夫々混入して後、40
倍の濃縮エキスを得た。
その後、4通りの濃縮エキス5gを夫々取り出し、水道
水195m1にとかし、その濁りを調査し、別紙の表−
2に纏めた。
該表−2から、ヘキサメタリン酸ナトリウム及びトリポ
リリン酸ナトリウムが第1実施例と同様に透明度が高く
て濁りが少ないことが分かる。
〔第3実施例〕 上記第1及び第2実施例と実質的に同一の方法により、
926Cの温湯10Kgに重炭酸ナトリウム2.5gを
入れ、次にウーロン茶の葉130gを加えて攪拌する。
 これに要する時間は、約3分30秒であった。
ウーロン茶を抽出後、ステンレス金網で葉と抽出エキス
に分け、エキスは濾布で濾過し、カートリッジで精製す
る。
このようにして得た抽出エキスを夫々濃縮機で50倍に
濃縮し、200gのエキスを得た。
他方、ヘキサメタリン酸塩7割とトリポリリン酸塩3割
から重合リン酸塩の複合物を調合した。
この複合物を温湯40gに溶解し、上記200gのエキ
スに混入して後、40倍の濃縮エキスを得た。
その後、前記濃縮エキス5gを取り出し、水道水195
m1にとかし、その濁りを調査し、別紙の表−3に纏め
た。
該表−3から、ヘキサメタリン酸塩7割とトリポリリン
酸塩3割からなる重合リン酸塩の複合初筆1及び第2実
施例と同様に、ウーロン茶の透明度を高くて濁りを少か
らしめることが分かる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、温湯でウーロン茶のエキスを抽出し、
濃縮されたウーロン茶エキスに対し、上記重合リン酸塩
又は重合リン酸塩の複合物を添加することにより、濃縮
されたウーロン茶エキスを水或いはミネラルで希釈した
際、蛋白質、タンニン質やカフェイン等を可溶化し、ま
た、カルシウム等の無機分の溶出を一部封鎖することに
よって濁り発生を抑制し、透明度の高いウーロン茶を得
ることができる作用効果を奏する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)温湯でウーロン茶のエキスを抽出し、このエキス
    を濃縮する前又は後に、このエキスに対して重量比で0
    .03〜0.3%の重合リン酸塩又は重合リン酸塩の複
    合物を添加することを特徴とするウーロン茶エキスの製
    造方法。
  2. (2)前記重合リン酸塩は、ヘキサメタリン酸塩である
    特許請求の範囲第(1)項に記載のウーロン茶エキスの
    製造方法。
  3. (3)前記重合リン酸塩は、トリポリリン酸塩である特
    許請求の範囲第1項に記載のウーロン茶エキスの製造方
    法。
  4. (4)前記重合リン酸塩は、ピロリン酸塩である特許請
    求の範囲第(1)項に記載のウーロン茶エキスの製造方
    法。
  5. (5)前記重合リン酸塩は、ポリリン酸塩である特許請
    求の範囲第(1)項に記載のウーロン茶エキスの製造方
    法。
  6. (6)前記重合リン酸塩の複合物が、ヘキサメタリン酸
    塩7割とトリポリリン酸塩3割からなる特許請求の範囲
    第(1)項に記載のウーロン茶エキスの製造方法。
JP21490086A 1986-09-10 1986-09-10 ウ−ロン茶エキスの製造方法 Granted JPS6368042A (ja)

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JPS6368042A true JPS6368042A (ja) 1988-03-26
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008082576A1 (en) * 2006-12-30 2008-07-10 The Coca-Cola Company Inhibition of the formation of tea opacification or precipitation in tea drinks during storage
JP2009196986A (ja) * 2008-01-23 2009-09-03 Kao Corp 歯磨き組成物
JP2018166445A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 キリン株式会社 縮合リン酸塩配合飲料

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JPH0243463B2 (ja) 1990-09-28

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