JPS636793Y2 - - Google Patents

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JPS636793Y2
JPS636793Y2 JP9413980U JP9413980U JPS636793Y2 JP S636793 Y2 JPS636793 Y2 JP S636793Y2 JP 9413980 U JP9413980 U JP 9413980U JP 9413980 U JP9413980 U JP 9413980U JP S636793 Y2 JPS636793 Y2 JP S636793Y2
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JP
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key
keys
keyboard frame
battery
black
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Expired
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JP9413980U
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JPS5719995U (ja
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Priority to US06/272,029 priority patent/US4351222A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は特に携帯型の電子楽器に関する。
携帯型の電子楽器にあつては、コストの低減を
図るために鍵に関連する各要素を外装体本体に合
成樹脂の一体成形で形成している。しかるに、こ
の種の従来の電子楽器にあつては、スピーカや電
池等を組込んでいるが、外装体本体の手前側上部
に鍵を配置する関係上、スピーカや電池等を外装
体本体の後方内部に組込んでおり、このため奥行
が大きくなり、また特に鍵の上限位置を規制する
ストツパ部を外装体本体に設けているから、鍵の
着脱が困難である等の欠点があつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされてもので、
奥行が小さくなり、また鍵の着脱が容易である電
子楽器を提供することを目的とするものであり、
上面に鍵が配列される鍵盤フレームの下面側に、
白鍵の前端と黒鍵の前端の間に位置させて、円柱
形電池を収納する電池収納部を軸線を鍵の配列方
向に向けて形成し、かつこの電池収納部を形成す
る鍵盤フレームの前記鍵に対向する部分の外面を
前記電池の形状に沿う凸曲面とするとともに、白
鍵の前部及び黒鍵の前部に係合して鍵の上下動を
規制するストツパ部を、鍵の下側に位置する鍵盤
フレーム上の前記凸曲面部の側縁近傍に、合成樹
脂の一体成形で形成したことを特徴としている。
以下、この考案の一実施例について第1図及び
第2図を参照して説明する。図中1は合成樹脂製
の外装体で、容器状の外装体本体2とこれに被嵌
される蓋体すなわち鍵盤フレーム3とからなるも
のである。前記外装体本体2と前記鍵盤フレーム
3の互いに対向する複数の箇所には取付部4,5
が夫々一体的に形成されており、そしてこれらは
互いに合致されてビス6によつて連結されてい
る。前記鍵盤フレーム3の手前側(第1図及び第
2図中左側)上部には合成樹脂製の白鍵7及び黒
鍵8が夫々後述するように配列されている。これ
ら白鍵7及び黒鍵8の下側において、前記鍵盤フ
レーム3には、白鍵7及び黒鍵8の横振れを夫々
防止する鍵ガイド部9,10、白鍵7及び黒鍵8
の前部に係合して各鍵7,8の上下動を規制する
ストツパ部11a,11b、白鍵7及び黒鍵8の
上下動により開閉動作するスイツチの可動部材
(この実施例では導電ゴム)12を取付けるスイ
ツチ取付部13が夫々一体的に形成されている。
また、前記白鍵7及び黒鍵8の上側において、前
記鍵盤フレーム3には、白鍵7及び黒鍵8を支承
する鍵支承部14が一体的に形成されている。前
記白鍵7及び黒鍵8には、略L字状の突起からな
る係合片15、直線状の突起からなる押圧片1
6、略U字状の溝からなる支承部17が夫々一体
的に形成されている。そして、前記白鍵7及び黒
鍵8はその支承部17を前記鍵支承部14に夫々
上下に回動自在に支承され、そして略U字板の板
バネ18によつて夫々上方に付勢されて、通常そ
の係合片15を前記ストツパ部11aの下面に設
けられたフエルト19に夫々当接させられて非操
作位置に保持されている。前記板バネ18の基部
には前記鍵盤フレーム3に一体的に形成された板
バネ取付部20に取付けられている。前記鍵盤フ
レーム3には、スイツチの接点等が設けられたプ
リント基板21を保持する略L字状の基板保持部
22,23が一体的に形成されている。前記プリ
ント基板21にはスライド用の長孔24が形成さ
れている。そして、このプリント基板21は、そ
の長孔24に前記基板保持部23が相対的に挿入
された後左方にスライドされて、前記基板保持部
22,23に係合保持されているとともに、金属
板からなる略L字状の保持部材25によつて保持
されている。前記保持部材25は前記鍵盤フレー
ム3に一体的に形成された取付部26にビス27
によつて取り付けられている。そして、前記白鍵
7または黒鍵8を押圧操作すると、白鍵7または
黒鍵8が前記板バネ18の力に抗して下方に回動
し、そしてその前縁が前記ストツパ部11a,1
1bの上面に設けられたフエルト28,29に
夫々当接することにより下限位置に至り、またこ
の時その押圧片16が前記スイツチの可動部材1
2を押すことにより、この可動部材12の接点が
前記プリント基板21上の接点に接触して、押圧
操作された鍵に対応するスイツチが閉成されるよ
うになされている。なお、前記プリント基板21
にはスイツチの接点のほかに鍵の押圧操作に対応
する楽音を発生させるための楽音形成回路等が設
けられ、外装体1の後方内部に設けられた図示し
ないスピーカによつて外部に発音されるようにな
されている。前記ストツパ部11aの手前で前記
白鍵7の前端と黒鍵8の前端の間の、前記鍵盤フ
レーム3の下面側には、円柱形電池を収納する電
池収納部30が軸線を鍵7,8の配列方向に向け
て一体的に形成されている。また、これに対応し
て前記外装体本体2にも電池収納部31が一体的
に形成されている。そして、前記両電池収納部3
0,31によつて形成された空間には円柱形電池
32が収納されている。なお、前記電池収納部3
0の前記白鍵7及び黒鍵8と対向する部分の外面
は凸曲面33とされ、この凸曲面33の側縁部近
傍にストツパ部11a,11bが位置している。
このように、電池32が収納される電池収納部
30,31をストツパ部11aの手前で白鍵7の
下側に設けているから、これに対応する分だけ外
装体1の奥行を小さくすることができる。また、
鍵の上限位置を規制するストツパ部11a,11
bを鍵盤フレーム3に設け、しかもこのストツパ
部11aの手前に設けた電池収納部30の白鍵7
及び黒鍵8と対向する部分の外面を凸曲面33と
しているから、ストツパ部11aの手前のスペー
スを大きくできるとともに、白鍵7及び黒鍵8を
着脱する際にその凸曲面33を案内面とすること
ができ、それにより特にその係合片15の挿脱を
スムーズに行なうことができ、従つて白鍵7及び
黒鍵8の着脱を容易に行なうことができる。
以上説明したように、この考案による電子楽器
によれば、鍵に関連する各要素を鍵盤フレームに
合成樹脂の一体成形で形成するとともに、電池収
納部を前記鍵盤フレームの手前側に設け、かつこ
の電池収納部の鍵と対向する部分の外面を凸曲面
とした構成であるから、電池を外装体の手前側に
設けることができることに対応する分だけ外装体
の奥行を小さくすることができ、またストツパ部
の周囲のスペースを大きくすることができるとと
もに、その凸曲面を案内面とすることができ、そ
れにより鍵の着脱を容易に行なうことができる等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は白
鍵部分を示す縦断側面図、第2図は黒鍵部分を示
す縦断側面図である。 1……外装体、2……外装体本体、3……鍵盤
フレーム、7……白鍵、8……黒鍵、9,10…
…鍵ガイド部、11a,11b……ストツパ部、
13……スイツチ取付部、14……鍵支承部、1
8……板バネ、20……板バネ取付部、21……
プリント基板、22,23……基板保持部、3
0,31……電池収納部、32……電池、33…
…凸曲面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上面に鍵が配列される鍵盤フレームの下面側
    に、白鍵の前端と黒鍵の前端の間に位置させ
    て、円柱形電池を収納する電池収納部を軸線を
    鍵の配列方向に向けて形成し、かつこの電池収
    納部を形成する鍵盤フレームの前記鍵に対向す
    る部分の外面を前記電池の形状に沿う凸曲面と
    するとともに、白鍵の前部及び黒鍵の前部に係
    合して鍵の上下動を規制するストツパ部を、鍵
    の下側に位置する鍵盤フレーム上の前記凸曲面
    部の側縁近傍に、合成樹脂の一体成形で形成し
    たことを特徴とする電子楽器。 2 前記鍵盤フレームに前記電池収納部を合成樹
    脂の一体成形で形成し、かつこの鍵盤フレーム
    とこの鍵盤フレームの下側に配置される外装体
    本体とによつて外装体を構成してなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    電子楽器。
JP9413980U 1980-07-04 1980-07-04 Expired JPS636793Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9413980U JPS636793Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04
US06/272,029 US4351222A (en) 1980-07-04 1981-06-09 Keyboard musical instrument with casing comprising two halves

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9413980U JPS636793Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5719995U JPS5719995U (ja) 1982-02-02
JPS636793Y2 true JPS636793Y2 (ja) 1988-02-26

Family

ID=29456078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9413980U Expired JPS636793Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Country Status (1)

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JP (1) JPS636793Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6323998U (ja) * 1986-07-30 1988-02-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5719995U (ja) 1982-02-02

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