JPS6367622A - 位置指示器の状態検出方式 - Google Patents

位置指示器の状態検出方式

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JPS6367622A
JPS6367622A JP61212169A JP21216986A JPS6367622A JP S6367622 A JPS6367622 A JP S6367622A JP 61212169 A JP61212169 A JP 61212169A JP 21216986 A JP21216986 A JP 21216986A JP S6367622 A JPS6367622 A JP S6367622A
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signal
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Tsugunari Yamanami
山並 嗣也
Toshiaki Senda
仙田 聡明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、座標入力装置における位置指示器の状態を検
出する方式に関するものである。
(従来の技術) 従来、座標入力装置において、タブレット上の入力すべ
き座標位置のみを指定した位置指示器の使用状態(以下
、ペンダウン状態と称す。)を検出する方式としては、
位置指示器にスイッチ手段を設けて、ペンダウン時のみ
、該スイッチ手段をオン(又はオフ)し、該スイッチ手
段のオン(又はオフ)に基づくタイミング信号を、コー
ドを介しであるいは超音波や赤外線を用いて位置検出回
路に送るよう構成されたものがあった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、位置指示器よりコードを用いてタイミン
グ信号を送るものでは該コードが位置指示器の操作性を
悪くし、また、超音波や赤外線を用いてタイミング信号
を送るものでは、位置指示器自体にこれらの送信機や信
号発生回路、電池等を設けなければならず、構成が複雑
化し、大型且つ大ff1ffiとなり、これによって、
位置指示器の操作性を悪くするという問題点があった。
本発明は、位置指示器の操作性を落すことなく、その使
用状態と座標入力位置とを検出し得る方式を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明では前記問題点を解決するため、座標入力部を構
成するタブレットと、スタイラスペン等の位置指示器と
、タブレットを駆動し且つ位置指示器による座標入力位
置を検出する位置検出回路とを備えた座標入力装置にお
いて、タブレットの座標入力範囲の周囲にアンテナコイ
ルを設けるとともに、コア入りのコイルとコンデンサと
で組をなしていて位置指示器の使用状態に応じて前記コ
イルとコアとの電磁結合を変化させることにより外部信
号に対して位相の変化を伴って応答して電波を発信する
同調回路を位置指示器に設け、前記同調周波数と同等な
周波数の交流信号を前記アンテナコイルに間欠的に加え
て電波を発信させ、該電波の発信を停止した際に前記同
調回路が応答した信号を前記アンテナコイルに受信させ
て、前記アンテナコイルの発信信号に対して前記受信信
号の位相の変化によって位置指示器の使用状態を識別す
るとともに、前記位置指示器の座標入力位置を検出する
ようになした。
(作 用) 本発明によれば、位置指示器の使用状態により、同調回
路はそのコイルとコアとの電磁結合が変化してアンテナ
コイルの発信信号に対して位相が変化して応答し、発信
する。アンテナコイルがこれを受信し、該受信信号の位
相の変化によって位置指示器の使用状態が識別され、そ
して該使用状態における位置指示器の座標入力位置が検
出される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すもので、図中、1はタ
ブレット、2は位置指示器(以下、入力ペンと称す。)
、3は位置検出回路、4はタイミング制御回路である。
タブレット1は、合成樹脂製の筐体11にタブレット本
体12およびアンテナコイル13を収納してなるもので
、タブレット本体12は位置検出回路3に接続され、ま
た、アンテナコイル13はタイミング制御回路4に接続
されている。
タブレット本体12は、位置検出回路3に駆動されて、
入力ペン2により指定された座標入力位置を検出する検
出部を構成するもので、該タブレット本体12は筺体1
1のほぼ中央に配置されている。なお、筺体11の上面
パネル11aに描かれている枠14はその座標入力範囲
を示す。
該タブレット本体12および位置検出回路3としては、
例えば本件出願人の出願にかかる特願昭58−2385
32号の「座標位置検出装置」(特開昭60−1296
16号公報参照)あるいは特願昭59−33083号の
[位置検出装置(特開昭60−176134号参照)を
用いることができる。前者においてはタブレット本体1
2の表面と平行に、且つ互いに直交させた多数の磁歪伝
達媒体を配設して、これに各一端から他端ニ向けて周期
的に磁歪振動を伝搬させ、入力ペン2が近づくと、これ
に設けた棒磁石により磁歪振動がその個所で増大するこ
とを利用して、その個所までの伝搬時間から位置検出回
路3がそのXY座標を検出する。また後者においては、
直交配列された各磁性体を交流励磁して各検出コイルに
よってその誘導電圧をとり出すようにし、同様な入力ペ
ンが近づくと磁性体の透磁率が局部的に変化して誘導電
圧が変化することを利用してXY座標を検出する。
アンテナコイル13は、塩化ビニル等の絶縁被覆を施し
た導線を、タブレット本体120座橢入力範囲の周囲、
ここでは前記枠14の周囲の筐体11の上面パネル11
aの裏面に配設してなるものである。なお、図示例では
1ターンとなしているが、必要に応じて複数ターンとし
ても良い。
入力ペン2は、位置指定用のtn気発生器、例えば棒磁
石21と、コイルとコンデンサと抵抗とを含む同調回路
22を内蔵している。
第2図は入力ペン2の詳細な構造を示すもので、合成樹
脂等の非金属材料からなるペン軸23の内部に、ボール
ペン等の芯体24と、該芯体24を摺動自在に収容し得
る透孔を備えた棒磁石21と、コイルバネ25と、フェ
ライトコアなどのコア221入りのコイル222、コン
デンサ223、微調節用の可変コンデンサ224とから
なる同調回路22とが一体的に組合わされて内蔵され、
その後端にはキャップ26が取付けられてなっている。
前記コア221は、芯体24を、例えばその先端をタブ
レット面に押付けることによって、ペン軸23内に押込
むと、その後端によりコイルバネ25に抗して移動して
、コイル222との電磁結合が変化する如くなっていて
、後記する如く、その電磁結合の変化に基づいて、入力
ベン2の使用状態を識別するようにしている。第3図に
も示すように、コンデンサ223と可変コンデンサ22
4は互いに並列に接続され、その各端にコイル222の
各端が接続されて、並列共振回路22を構成している。
なお、共振回路22はアンテナコイル13より発信され
る電波の周波数に共振(同調)すべく、可変コンデンサ
224によって調部して設定される。
共振回路22は、コア221とコイル222との電磁結
合が変化して、そのインダクタンスが変化することによ
って、選択度Q−R/(ωO[)(但しω0は共振角速
度、Rは共振回路の抵抗値、Lはインダクタンス)が変
化して位相ずれが生ずる。
そして同時に共振周波数も変化するが共振を可能にして
いる。
第3図はタイミング制御回路4の詳細な構成を示すもの
で、図中、401は発振器(O3C)、402は分周カ
ウンタ、403.404はナントゲート、405は送信
端子、406は受信端子、407.408は受信切替ス
イッチ、409.410.411は増幅器、412はフ
ィルタ、413は位相検波器(PSD)、414は低域
フィルタ(LPF )  415はコンパレータ、41
6は出力端子である。
第4図は第3図の各部における信号波形図である。以下
、動作について詳細に説明する。
発振器401より発生した、例えば910KHzのクロ
ックパルスは、分周カウンタ402で1/2および1/
32に分周される。ナントゲート403の一方の入力端
子には、1/2に分周された455にH2のパルス信号
Aが入力され、他方の入力端子には1/32に分周され
た28.44に112のパルス信号(パルス幅17.6
IIs)が入力され、その出力はさらにナントゲート4
04に送出されて、第4図に示すように、17.6Jj
s毎に455に+12のパルス信号を出したり、出さな
かったりする信号Bとなる。
該信号Bは、送信端子405を介してアンテナコイル1
3に送出され、さらに電波として発信される。該同調回
路22は送られてくる電波に共振する。而して、該回路
は送信側の発信が停止する間も減衰しながら共振し続け
るため、第4図に示すような信号Cを発生し、該信号C
はコイル222より電波として発信され、アンテナコイ
ル13に受信される。
受信切替スイッチ407.408は、前記28.44に
H2のパルス信号により17.61Js毎に切替えられ
ているため、送信停止期間の間のみ、受信端子406よ
りの信号を取入れ、第4図に示す信号りとなる。該受信
信号りは、増幅器409,410により増幅され、信号
Eとなり、さらに共振周波数455にllzのメカニカ
ルフィルタ412を通して雑音成分が除去され、増幅器
411を介して位相検波器413に送出される。
なお、増幅器410はオートレベルコントロール機能を
有していて、信号Eを一定振幅にする。
位相検波@413には前記455KHzのパルス信号A
が入力されており、この時、受信信号Eの位相とパルス
信号Aの位相とが一致しているならば、第4図に示すよ
うな、ちょうど、受信信号Eを折返した信号Fを出力す
る。しかしながら本発明は信号Aと信号Eどの位相の変
化特性を扱うものである。
信号Fは、遮断周波数の充分低い低域フィルタ414に
て平坦な信号に変換され、コンパレータ415に入力さ
れる。
ここで、位相検波器413の入力として、分周力ゥンタ
402の1/2分周による信号をeRとすると・第5図
(^)を参照し、これは振幅1の方形波であるから、そ
の角速度をeRとザると、フーリエ展開により、 eR= (4/7r)(sin eRt+(1/3)S
in3ωRt+(115)sin5ωRt +・)  
  ・= −= (1)となる。そして増幅器411側
からの信号をei として、これは最大値ES、角速度
ωSの同期成分eSと、最大値EN、角速度ωNの雑音
である非同期成分eNよりなるものとすると、角速度ω
S−ωRであるから、 ei =eS + eN =ES sin eRt+E
N sin ωN t  ・−・・・(2)となる。
本実施例においては、入力ベン2をタブレット面に押付
けたときに信号eRと信号esとが同相になるようにし
ており、信号eliとeSとが同相のときは、位相検波
器413の出力をeo (第3図及び第4図の信号F〉
とすると、 eo −eRxei = (4/π)(ES sin 
ωRt)(sinωRt  +(1/3)sin3 e
Rt  +−・−・・−)+(4/1(EN sin 
ωHtHsin eRt+(1/3)sin3ωRt 
 +・−・−・)−(4/ π) ES (sin” 
eRt+(1/3)sin eRt −5in3ωRt
  +−・−・・)+(4#r)  EN (sinω
N  t −sin eRt+(t/3)sin oo
N  t −5in3ωRt  +−・−−−−)・・
・・・・・・・(3) となる。ここで、(3)式の第1項のsin  ωRt
のみに直流成分が含まれ、他は交流成分であるから、次
段の低域フィルタ414の出力として、直流成分のみに
注目して、これを直流出力00とすると、5in2ωn
 t −(1/2)(1−cos2 eRt )より、
eo =(2/ π) ES  =(4)となる。(4
)式は第5図(A)における信号eOの平均値であり、
該信@eOがコンパレータ415の一方の入力端子に入
力される。
つぎに、入力ベン2をタブレット面から離したことによ
り、コイル222のインダクタンスが変化して、信号e
Rとesとに位相差φが生ずると、(3)式の第1項を
e’oとおき、 e’ 0 =(4/ π) ES (sin(ωRt 
−φ)sin  eRt )=(4/  π)  ES
  (1/2)(cosφ−cos(2ωRt +φ)
) ・・・・・・・・・(5)となる。(5)式の第2
項は交流成分であるから、直流出力eOは eo =(2/ π) ES cosφ  ・・−・・
・(6)となり、φ=180’と仮定すると、 eo−−(2/π)Es となる。(6)式は第5図(C)における信号eOの平
均値であり、該信号eOがコンパレータ415の一方の
入力端子に入力される。このようにして、信号eOは、
第5図(A)(B)(C)(D)を参照して、信号en
とesとの位相差φ=0のときが最大、φ=180’の
ときが最小であって、位相差φの変化に応じてその間の
値をとる。
本実施例においては、入力ベン2をタブレット面から離
したことにより、コイル222のインダクタンスの変化
によって、位相差φが約180°変化するようにしてい
て、コンパレータ415は、入力ベン2がタブレット面
に押付けられたときの位相差φ=0の状態と、離したこ
とによるφ−〇以外の状態とを確実に判別するようにし
ている。コンパレータ415の他方の入力端子には、予
め所定の閾値電圧十VTが入力されており、前記低域フ
ィルタ 414の出力は閾値電圧VTと比較され、」ン
バレータ415の出力端子416の信号Gは位相差φ=
Oのときはハイ(旧レベルとなり、位相差φが例えば数
十度変化すると、D −(L)レベルとなる。
なお、信号り一の場合、信号E、Fとも全て「0」レベ
ルであり、信号Gもロー(L)レベルとなる。よって入
力ベン2の使用状態が無接点で識別される。
前記信号Gがハイレベルの時はペンダウン状態であり、
ローレベルの時はペンダウン状態ではないと定義付けて
、該信号Gを位置検出回路3に送るようにすれば、入力
ベン2をタブレット1上で操作し、座標入力したい位置
で該入力ベン2の先端をタブレット1上に押付けるのみ
で、座標入力することかできる。
なお、本実施例においては、芯体24の移動に伴って、
コア221を移動させることによってコイル222のイ
ンダクタンスを変化させるようにしたが、コア221は
固定したままで、棒磁石21を同様に移動させてコア2
21に近づけたり離したりして変化させてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、位置指示器と他の
回路との間にコードが不要であることはもとより、コイ
ルとコンデンサとを含む同調回路を設けるのみで良く、
従来のような複雑な信号発生回路や電池等も不要となり
、しかも位置指示器は無接点でその使用状態が識別され
るので、極めて操作性が良く且つ動作の安定した位置指
示器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す位置指示器の斜視図、第
2図は入力ペンの断面図、第3図はタイミング制御回路
のブロック図、第4図は第3図の各部の波形図、第5図
は第3図の位相検波器の動作を説明する波形図である。 1・・・タブレット、2・・・入力ペン(位置指示器)
、3・・・位置検出回路、4・・・タイミング制御回路
、13・・・アンテナコイル、14・・・座標入力範囲
、22・・・同調回路、221・・・コア、222・・
・コイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 座標入力部を構成するタブレットと、スタイラスペン等
    の位置指示器と、タブレットを駆動し且つ位置指示器に
    よる座標入力位置を検出する位置検出回路とを備えた座
    標入力装置において、タブレットの座標入力範囲の周囲
    にアンテナコイルを設けるとともに、 コア入りのコイルとコンデンサとで組をなしていて位置
    指示器の使用状態に応じて前記コイルとコアとの電磁結
    合を変化させることにより外部信号に対して位相の変化
    を伴つて応答して電波を発信する同調回路を位置指示器
    に設け、 前記同調周波数と同等な周波数の交流信号を前記アンテ
    ナコイルに間欠的に加えて電波を発信させ、該電波の発
    信を停止した際に前記同調回路が応答した信号を前記ア
    ンテナコイルに受信させて前記アンテナコイルの発信信
    号に対して前記受信信号の位相の変化によって位置指示
    器の使用状態を識別するとともに、前記位置指示器の座
    標入力位置を検出することを特徴とする 位置指示器の状態検出方式。
JP61212169A 1986-09-09 1986-09-09 位置指示器の状態検出方式 Expired - Lifetime JPH07109574B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026586A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Newcom Inc 指示具及び位置検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026586A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Newcom Inc 指示具及び位置検出装置

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