JPS6367268A - 蒸散性防黴材料を備えた光学器機用包装材 - Google Patents

蒸散性防黴材料を備えた光学器機用包装材

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JPS6367268A
JPS6367268A JP62203267A JP20326787A JPS6367268A JP S6367268 A JPS6367268 A JP S6367268A JP 62203267 A JP62203267 A JP 62203267A JP 20326787 A JP20326787 A JP 20326787A JP S6367268 A JPS6367268 A JP S6367268A
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JP
Japan
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packaging material
optical instruments
mildew
material according
resin
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JP62203267A
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広岡 孝一
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術の分野 本発明は、写真用レンズ、双眼鏡レンズなどの光学要素
表面にて生長し、その光学性能に悪影響を及ぼす黴を防
止する防黴材料を備えた光学器機用包装材に関する。
従来の技術 黴の一種である好稠性糸状菌は空気中の全ゆる場所に浮
遊しており、レンズの如き清澄なガラス表面に落下した
ときでも空気中の湿気を吸収してズの光学性能を劣化さ
せてしまう。特に、この黴が写真レンズなどの多数のレ
ンズ要素からなるレンズ系の内面(第1面及び最終面以
外の面)にて生長すると、これを拭き取る為には鏡胴を
分解せねばならない。
そこで、特公昭26−3234号公報には、パラホルム
の如き気化性防黴材料をコロジオン、メタクリル重合体
の如き担持体に担持させ、もしくは紙等に溶解させて、
これを光学器機内部に配設して、上記パラホルムの徐々
の分解蒸散によって黴の生長を防止しようとする方法が
提案されている。しかしながら、パラホルムの毒性・刺
激性の為、実用上問題がある。
また、蒸散性防黴材料としてα−ブロムシンナムアルデ
ヒドが知られており、これは毒性や臭気が少ないが化学
的安定性に問題がある。
発明の目的および構成 本発明は上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、
その目的は、毒性や刺激性が少なく、化学的に安定し、
長期にわたって防黴効果が得られる防黴材料を備えた光
学器機用包装材を提供することを目的とするものである
上記目的達成の為、本発明者は、種々の実験をくり返し
た結果、沸点210〜300℃のフェノール化合物を、
これと相溶性の樹脂またはエラストマーに溶解または溶
融するか、あるいは多孔質材料に含浸または吸着させて
得られる材料が毒性及び刺激性が少なく長期にわたって
防黴効果が得られることを発見し、本発明に至ったので
ある。
更に詳しく説明すると、本発明者は、種々の蒸散性を有
する物質のうちで、毒性や刺激性の少ないフェノール化
合物が好調性糸状菌に対して特別の阻止力をもっこと、
多種の担持体によく溶解するが故に分解して分子状態で
分散して均一な濃度分布となるように分子運動によって
担持体内をよく移動することができ、担持体表面から蒸
散すると内部のフェノール化合物が表面に向かって移動
して長期にわたる持続性蒸散が可能であり、長期にわた
る防黴効果が期待できることおよび有効濃度でレンズ表
面に悪影響を有さないことを発見し本発明に至った。本
発明のフェノール化合物は沸点(または昇華温度)が2
10〜300℃のものに限定されるものである。その理
由は、沸点が210℃未満のフェノール化合物は蒸散が
速すぎるとともに強い刺激性をもつわりには防黴効力が
低く、300°Cより高いと防黴効果を示すに充分な濃
度の蒸散が期待できないからである。更に、本発明に用
いられるフェノール化合物は、多種の担持体とくにポリ
アミド樹脂との親和性か高く空気中においても過度に放
散されることがない。従ってレンズの包装材のごとき実
質上密閉された空間に本発明に用いられるフェノール化
合物を担持する担持体を位置せしめても、フェノール化
合物が過度に放散して過飽和に達したりレンズ表面に析
出してレンズを汚したりすることがない。そのうえ本発
明に係るフェノール化合物は低濃度でレンズにとって最
も問題となる好調性糸状菌の生育を阻止する効果がある
本発明に有用なフェノール化合物としてはアリールフェ
ノールがあげられ、これらは単独で用いてもよく数種を
混合して用いてもよい。好ましいアリールフェノールの
例としてはオルソフェニルフェノール(沸点、以下bp
と略す;284℃)が掲げられる。オルソフェニルフェ
ノールは従来一般に防黴剤として知られているが、本発
明者は、このオルソフェニルフェノールが、好調性糸状
菌特にレンズに繁殖するアスペルギルス・ベニシロイデ
ス、アスペルギルス・レストリクタス、ユウロチウム・
トノフィルム及びユウロチウム・アムステロダミに対し
特に有効であるとともに、樹脂やエラストマー等の担持
体内に分子状で分散し、僅かな分子運動によって担持体
中のオルソフェニルフェノール濃度が絶えず均一になる
よう移動する傾向が強いとともに、担持体表面から適度
に蒸散することを発見した。オルソフェニルフェノール
は担持体表面からその表面雰囲気が飽和に達するまで蒸
散し、従って担持体表面近傍はオルソフェニルフェノー
ルの蒸気圧は0.5〜IXIO−3mmU+ /9 ^
〜11咋斂 1議、I−#句高−pr−>そに湯小当ン
一は非常に低いにもかかわらず、レンズ等に有害な好調
性糸状菌の発芽・生育を阻止するに充分であった。好ま
しいアルキルフェノールの例としてはメタ−ターシャリ
−ブチルフェノール(bp; 232℃)、パラ−ター
シャリ−ブチルフェノール(bp;237℃)、4−イ
ソプロピル−3−メチルフェノール(bp; 244℃
)、2−イソプロピル−5−メチルフェノール(bp:
 233℃)、6−ターシャリ−ブチル−3−メチルフ
ェノール(bp; 244℃)、2−ターシャリ−ブチ
ル−4−メチルフェノール(bp; 2 s o℃)、
2−ターシャリ−ブチル−6−メチルフェノール(bp
; 230℃)、3.5−ジターシャリ−ブチル−4−
ハイドロオキシトルエン(bp、265℃)、等があげ
られる。
好ましいハロゲン化フェノールとしては、4−クロル−
メタクレゾール(bp: 235℃)、4,6−ジクロ
ル−オルソ−クレゾール(bp; 246℃)、パラク
ロル−メタキシレノール(bp; 246℃)、2.4
−ジクロル−メタキシレノール(bp; 252℃)、
2−ブロム−バラクレゾール(bp; 240℃)、2
.5−ジクロル−4−ブロムフェノール(bp;250
℃)、2,4.6−)リブロムフェノール(bp ;2
90℃)、α、3.5−トリブロム−2−ヒドロキシト
ルエン(bp;300℃)等が例示される。
上記フェノール化合物のうちとくににおいに刺激性が少
なく好ましいものは、オルソフェニルフェノール、バラ
タニジヤリ−ブチルフェノール、2.4.6−トリブロ
ムフェノール、α、 3 、5− t・リブロム−2−
ヒドロキシトルエン等であり、特にオルソフェニルフェ
ノールが好ましい。
一方、担持体としての樹脂は熱可塑性樹脂、熱硬化性m
脂いずれであってもよいが、いずれもフェノール化合物
が移行し易い比較的軟質の樹脂が好ましい。しかしなが
らフェノール化合物の多くは樹脂の可塑剤としての性質
をらち、殆んどの熱可塑性樹脂またはエラストマーに相
溶性であるから、前記軟質樹脂に限らずその用途に応じ
て適当な樹脂またはエラストマーを使用すればよい。
適当な熱可塑性樹脂としてはポリアミド系樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル冗重合樹脂、エチレン−アクリル酸共重
合樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合樹脂、ポリスチ
レン樹脂、スチレン−ブタジェン共重合樹脂、ポリアク
リレート系樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂等、熱硬化性樹脂としては二液型ポリウレタン樹脂
、二液型エポキシ樹脂、二液型不飽和ポリエステル樹脂
等、エラストマーとしては熱可塑性ポリウレタンゴム、
スチレン−ブタジェンゴム、クロロプレンゴム、ポリブ
テンゴム、二液性ポリウレタンゴム、天然ゴム等が例示
される。好ましくは熱可塑性樹脂であるが、特に好まし
くはポリアミド系樹脂である。
これはフェノール化合物、就中、オルソフェニルフェノ
ールのコントロール・リリース剤として特に優れたもの
である。
特に好ましいポリアミド樹脂はジアミンとジカルボン酸
の縮合重合体、アミノ酸の縮合重合体、ラクタムの開環
重合体等いずれも使用でき、所謂ナイロン型ポリアミド
も使用できるが、アルキル鎖長の長いもの、例えば単位
分子中の炭素数10しい。特にダイマー酸とポリアミン
から得られるポリアミド樹脂のごとく、繊維用または成
形用のナイロン型ポリアミド樹脂に比べて著るしく単位
分子鎖長の長いものが好ましい。これらのポリアミド樹
脂の典型的な例はリノール酸等を二竜化して得られるダ
イマー酸とジアルキレンジアミンの縮合重合体であり、
これは接着剤、印刷インキ等に広く用いられている。市
販の好適なポリアミド樹脂としてパーサミド、パーサロ
ン(以上、ヘンケル日本(株))、トーマイド(富士化
成工業(株))、ラッカマイト、ディックラン(以上、
大日本インキ化学工業(株))等が例示される。
フェノール化合物と樹脂またはエラストマーの配合量は
前者5〜30重量部に対し後者95〜70重量部である
。フェノール化合物を樹脂またはエラストマーに溶解す
るには両者を加熱溶融混合するか、両者を適当な溶剤(
例えばイソプロパツールとトルエンとの混合溶剤)に溶
解することにより行えばよい。前者は所望の形状にモー
ルド成型し、後者は適当なM角材や′:IF填材を加デ
て倹tとして用いればよい。また紙や不織布等に含浸、
乾燥して用いてもよい。
本発明に用いる包装材は光学器機、例えばカメラ、顕微
鏡、望遠鏡、スライド用プロジェクタ−1現像機、およ
びそれらのレンズ等の運送、保管用の袋、容器、包み紙
等、例えば、プラスチックフィルム製の袋、布袋、ノン
ウーブン製の袋、紙袋、革装等、プラスチック容器、ダ
ンボール容器、木箱、カメラケース、レンズケース、顕
微鏡カバー、カメラバック包装紙等積々のものが例示さ
れる。
本発明蒸散性防黴材料は前述のごとく塗料や印刷インキ
に調整して、これらを上記包装材の内側の少なくとも一
部に塗布または印刷するかあるいは含浸させることによ
り用いればよい。また蒸散性防黴材料を印刷、塗布また
は含浸させたシート、例えば紙、布、ノンウーブン、フ
ィルム等を上記包装材の内側に単に挿入するか貼布する
ことにより用いてもよい。さらに本発明に用いるフェノ
ール性化合物を顆粒状の多孔質材料に吸着させ、これを
通気性の袋等に入れ、これを挿入または固定した包装材
、棒状または板状等適当な形状に成形した防黴材料を内
部に貼付けした袋装材、フェノール性化合物を含有する
緩衝材(発泡スチロール、ウレタンフオーム、等)等で
あってもよい。特に好ましい包装材は実質上気密が保持
できるプラスチックフィルム製の袋である。実用的には
これらの袋の内側に蒸散性防黴材料のインキまたは塗料
を印刷または塗布したものであり、このインキで製品名
等の必要な情報を印刷したものであってよい。特にこの
様な袋は、光学器機が輸出入に際して、高温高湿条件に
暴される船底に保管される場合顕著な効果を発現する。
以下、実施例をあげて本発明を説明する。
X胤鯉 以下、本発明に係る薬剤(フェノール化合物)と担持体
との種々の組合せ及びその効果について説明する。
実施例群A 以下に説明する本実施例群A(実施例No、1〜38)
は、全て、薬剤(フェノール化合物)とじて融点56℃
、沸点284℃を示す白色結晶のオルソフェニルフェノ
ール(以下、OPPと略す)を用いたものである。OP
Pとしてはバイエル・ジャパン社の商品名「プリベント
ール・0−エキストラ」を用いた。
実施例No、1〜8 実施例No、1〜8は、OPPをポリアミド樹脂に担持
させた成形体を示すものであり、その構成を第1表に示
す。
第  1  表 上記各実施例は、上記OPPと上記ポリアミド樹脂とを
第1表に示された重量秤取して、これを攪拌機、温度計
及び還流冷却器を付けた200mQの丸底フラスコに入
れ、器内の空気を窒素ガスに置換した後、加熱して20
0℃に保ち30分間攪拌して得られた溶融状の混合物を
、剥離紙を敷いた水平板の上に厚さ2mmの板状に流し
出し、放冷後、固定した板状樹脂を4mm幅の紐状に裁
断することによって製造される。
各実施例の効果については後述する。
実施例No、9〜12 実施例No、9〜12は、OPPをポリアミド樹脂系の
塗料内に溶解せしめたものであり、その構成を第2表に
示す。
第2表 第2表中、最右欄は、固形分のOPPの含有率(%)を
示す。
上表中のカラーペーストは、カーボンブラック;200
9、炭酸カルシウム;2009、パーサミド−725;
300g、イソブタノール;1509及びキシレン;1
509をロールミルで混練して調製される。上記各実施
例は、上表のように各材料を秤取混合して充分に攪拌し
、均一な黒色塗料として製造される。各実施例の効果に
ついては後述する。
実施例No、13〜18 実施例No、 13〜18は、OPPをポリアミド樹脂
以外の種々の樹llW:すなわち、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(東洋曹達工業(株)のウルトラセンUE−
633,634)、熱可塑性ウレタン樹脂(日本パルカ
ー(株)のパルカーウレタン)、及び二液性シーリング
用ウレタン樹脂(三洋工業(味)のスリーウレッチ)に
それぞれ担持させた成形体を示すものであり、その構成
を第3表に示す。
第3表 実施例No、13〜16は、実施例NO61〜8のポリ
アミド樹脂を各実施例No、13〜16の樹脂に置換す
ることによって製造される。実施例No。
17.18は、上表に示すごとく主剤と硬化剤とを充分
に混合攪拌した後、これにOPPを上記量だけ混合し再
び攪拌して均一な軟かいペースト状とし、これを厚さ2
++++nのシート状にのばして一昼夜室温で硬化させ
た後、幅4mmの紐状に裁断してン1−餉ス 久申協軸
lN013〜18の効果1こついては後述する。
実施例No、19〜2B 実施例No、19〜26は、OPPをポリアミド樹脂系
塗料以外の塗料、すなわち、二液硬化形エポキシ樹脂塗
料(日本特殊塗料(株)の商品名「エボラ#2000j
)、二液硬化形ウレタン塗料(ミリオンペイント(株)
の商品名[ミリオンウレタン−676−24−1504
)、常温乾燥形アクリル塗料(ミリオンペイント(株)
の商品名「コンクレット82」及び硝化綿ラッカーに含
浸させたものである。実施例No、19.20の構成を
第4表に、実施例No、21.22の構成を第5表に、
実施例No、23.24の構成を第6表に、実施例No
、25.26の構成を第7表にそれぞれ示す。
実施例No、19.20は、上記所定量を秤取・混合及
び攪拌して得られる。塗装の際には、これを被塗装面(
例えばレンズ鏡胴の内面)にスプレー塗装した後、60
℃で20分間焼付乾燥する。
第5表 実施例No、21.22は、上記所定量を秤取・混合及
び攪拌して得られる。塗装の際には、これを被塗装面(
例えばレンズ鏡胴の内面)にスプレー塗装した後、3日
間室温で乾燥する。
第6表 第 7 表     (単位;9) 但し、a;東洋インキ製造(株)の商品名「カラーチッ
プANCC−914(黒)」 b;ダイセル化学工業(株)の商品名「硝化綿RS1/
2(IPA30%)」 C;日立化成工業(株)の商品名「ハイラック222」 d;日立化成工業(株)の商品名「フタルキッド926
−Aj e;n−ブタノール f:メチルエチルケトン g;メチルイソブチルケトン h;トルエン i:キシレン である。
上記実施例No、25.26は、上記所定量の配合物を
ディシルバーで3時間かきまぜて均一な黒エナメルとし
て製造される。各実施例No、19〜26の効果につい
ては後述する。
実施例No、27〜30 実施例No、27.28はOPPをエラストマーに担持
させた成形体の例であり、実施例No、29.30は接
着剤に含浸担持させた例である。実施例No、27.2
8の構成を第8表に、実施例No、29.30の構成を
第9表にそれぞれ示す。
第 8 表      (単位:9) 但し、j;昭和ネオプレン(株)の商品名「ネオプレン
ADj k;昭和ネオプレン(株)の商品名「ネオブl;酸化マ
グネシウム m;酸化亜鉛 n;4−メチル−2,6−ジターシャリ−ブチル−フェ
ノール p;大向新興化学工業(株)の商品名「ツクラック5P
J q;大向新興化学工業(株)の商品名「ニブシルVN3
J である。
上記実施例No、27.28は、上記ネオプレンをゴム
ロールで帯状にのばし、上記所定量の配合物を少しずつ
加えて混練し、素練りを10<り返した後に帯状にのば
して取り出し、細い紐状に裁断して得られる。
但し、r;実施例No、27の製造途中に形成される混
練ゴムベース S;実施例No、28の製造途中に形成される混線ゴム
ベース t;昭和ユニオン合成(株)のフェノール樹脂:商品名
rCKM−1636J u:トルエン である。
実施例No、29.30は、上記配合物をディシルバー
で5時間かきまぜて、粘液状接着剤として得られる。実
施例27−30の効果については後述する。
実施例NoJ1.32 実施例No、31.32はOPPを多孔質材料に含浸さ
せた成形体の例である。実施例No、31は、信明技研
(株)製の印判用連続多孔質フオームラバーrpsラバ
ー」を2X4X100mm紐状に裁断してこれを80℃
に溶融したOPP中に浸漬した後、室内にしばらく放置
して冷却固化させることによって製造される。浸漬前の
フオームラバーの重@0912gに対し浸漬固化後の重
量は0,3gであり、OPPの含有率は60%である。
実施例No、 32は、実施例No、31のフオームラ
バーを、更にOPPを除いた実施例No、25の配合比
で製造された黒色エナメル中に1秒間浸漬した後、室温
で2時間乾燥させて得られる。乾燥時の重量は0.49
となり、OPPの含有率は45%である。実施例No、
31.32の効果については後述する。
実施例No、33〜38 実施例No、33〜38は、OPPを繊維質板状体に担
持させた例である。実施例No、33.35及び37は
OPP20gをメタノール809に溶解した溶液20村
を100mm四方で厚さ2mmの正方形に裁断した下記
繊維質板状体に含浸させ、これを−昼夜風乾し、幅4m
mに切断して得られる。実施例No、 34.36及び
38は、上記溶液を実施例No、26の黒エナメルに換
えて製造されたものである。各実施例の構成を第10表
に示し、その効果については後述する。
第  10 表 実施例群B 本実施例群B(実施例No、 101〜138)は、実
施例群A(実施例No、1〜38)のOPPをそれぞれ
融点112℃、沸点244°Cの4−イソプロピル−3
−メチルフェノールにかえたものであり、製法及び構成
はOPPの場合と同様であるのでその説明は省略する。
4−イソプロピル−3−メチルフェノールとしては、住
友化学工業(株)製の商品名「フレサイド」を用いた。
本実施例群C(実施例No、201〜23 B)は、実
施例群A(実施例No、1〜38)のOPPをそれぞれ
融点91’C1沸点290℃の2.4.6−トリブロム
フェノールにかえたものであり、製法及び構成はOPP
の場合と同様であるのでその説明は省略する。2,4.
6−トリブロムフェノールとしては、米国ベルシコール
社製TBPを用いた。
実施例群り 本実施例群D(実施例No、301〜33 g)は、実
施例群AのOPPをそれぞれ融点60℃、沸点270℃
の2(3)−ターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシアニ
ソールにかえたものであり、製法及び構成についてはO
PPの場合と同様であるので、その説明を省略する。2
(3)−ターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ルとしては上野製薬(株)製BHAを用いた。
比較例群E 従来、防黴剤として知られている融点71°C1沸点3
50℃のバラ−カルボキンブチル−フェノ−+L / 
 l−1fE 慴りM(kb)卸Itnm 口 9r 
J  −,4・ノー)D  1SP−実施例群AのOP
Pにかえて用いた比較例No、401〜438を効果の
比較のためにあげる。
試験方法及び結果 平板培養法 まず、麦芽エキス39、酵母エキス3g、ペプトン5%
、ブドウ糖5009及び寒天209を蒸留水IQに加温
溶解し、煮沸滅菌後、径90fflI11のペトリ皿に
流し込んで冷却固化して、高滲透圧の平板培地を作った
。次に、上記培地を6月中旬に一般住宅の物置部屋に1
時間設置して落下菌を採集し、28℃で2週間培養した
。発生した多数のコロニーは総て好調性を示すカビであ
り、これらを同培地に単離培養して多数の菌株を得た。
それらの中から、典型的な好調性糸状菌及び絶対好調性
糸状菌と同定された下記4種のカビを試験菌として使用
した。
アスペルギルス・ベニシロイデス・スペグアスペルギル
ス・レストリクタス・スミスユウロチウム・トノフィル
ム・オーツキュウロチウム・アムステロダミ・マングこ
れらの菌はTPOに登録保存されている同種菌IF’o
−8155アスペルギルス・ペニシロイデス及びIFO
−8157ユウロチウム・トノフィルムに比較して、生
育速度、ガラス面での発芽性及び子のう胞子の形成が著
しく旺盛であった。
上記4種の野外採取菌の胞子又は分生子を滅菌水中に混
合懸濁した液を、前記平板培地上に噴霧した。この培地
を形成したペトリ皿を倒置して、上側を培地とし、その
下側に防カビ材料供試片を設置して28℃の恒温器中で
培養した。その結果を第11表に示すが、表中、6週間
経過しても培地上に菌糸が認められなかったものを「−
」、初期には抑制効果は認められても経日とともにコロ
ニーが拡大したものを「+」、供試体を置かなかった場
合と大同小異で旺盛な発育の認められたものを「++」
と記録した。
防カビ供試片は、成形体の場合は2x4xlOOmmの
紐状とし、塗料の場合はスライドガラスの両面に浸漬塗
布後、室温3日間又は60℃20分間乾燥して作製した
第11表から明らかなように、比較例No、401〜4
38では、殆んど防黴効果が得られないのに比べ、本発
明実施例ではいずれも菌糸の生育が認められず優れた防
黴効果を有することがわかる。
混合菌のガラス面培養法 滅菌した酵母エキス1%水溶液中に前記4種野外採取菌
の胞子又は分生子を混合懸濁し、これを清浄なスライド
ガラスの表面の一部に塗布して、緩べ施栓した70xQ
マヨネーズ瓶中に防黴供試片とともに入れ、これを90
〜94%RH,28±2℃の恒湿恒温器中で培養した。
スライドガラス上の菌懸濁液塗布面は間もなく乾固し、
微かな塗布跡がみられる状態となるが、防黴効力のない
場合は3〜4日後に発芽し、やがて塗布全面に菌糸が拡
がり、1ケ月を過ぎると塗布していないスライドガラス
面にも伸長していく。このような場合を「++」、2ケ
月後も塗布部のみに菌糸が拡がっている場合を「+」、
発芽はしても菌糸が伸びないときを「±」、発芽しない
場合を「−」と記録したものが第12表である。゛ 第12表から明らかなように、本試験においても実施例
群A−D(実施例No、1〜38.101〜138.2
01〜238.301〜338)が、比較例群E(比較
例No、401〜438)に比べて防黴効果が優れるこ
とがわかる。
単画のガラス面培養法 前記野外採取菌のいずれか1種を前記平板培地で培養し
たコロニーを、直径3j111のコルクポーラ−で寒天
ごと打抜き、清浄なスライドガラスのほぼ中央に付着さ
せる。これを前記と同条件のマヨネーズ瓶中で供試片と
同居させて培養する。付着した径311112の円板形
寒天の表面に生育していた菌糸がひからびて褐色になっ
てしまった場合を「−」、ひからびずにそのままの状態
を保っている場合を「±」、6週間以内に菌糸が周囲に
向って伸び出して来た場合を「+」、伸長した菌糸がス
ライドガラス面にまではい出して拡がった場合を「++
」と記録したものが第13表である。
第13表から明らかなように、本試験では、実施例群A
−D(実施例No、1〜38.101−138.201
〜238.301〜338)の方が全般的に比較例群E
(比較例No、401〜438)よりも防黴効果に優れ
、特に、OPPを薬剤として用いた実施例群A(実施例
No、1〜38)及び、2.4.6−トリブロムフェノ
ールを薬剤として用いた実施例群C(実施例No、20
1〜238)が優れることがわかる。
熱履歴法 各実施例及び比較例の経年後の効力を促進的に試験する
ために、供試片のみを入れた前記マヨネーズ瓶を70℃
で1週間保温し、室温に冷却後、瓶壁をティッシュペー
パーでていねいに拭きとり、菌を接種したスライドガラ
スを入れて培養した。
1ケ月を過ぎると菌かスライドガラス面を伸長していく
場合を「++」、2ケ月後も接種部のみに菌が拡がって
いる場合を「+」、発芽はしても菌糸が伸びないときを
[土j1発芽しない場合を「−」として記録したものが
第14表である。
尚、加熱冷却をくり返しても実施例No、1〜12、I
O1〜112.201〜208.301〜312及び4
01〜412の供試片を用いたものは瓶壁がくもらず、
ティッシュペーパーで拭かずとも良かった。これは薬剤
が過飽和に達しない、すなわち、担持体としてポリアミ
ド樹脂が優れることをあられしている。
第14表から明らかなように、実施例群A−D(実施例
No、 I 〜38.101−138.201〜238
.301〜338)の方が比較例群E(比較例No、4
01〜438)よりも長期にわたって防黴効果が優れ、
特にOPPを薬剤として用いた実施例群A(実施例NO
61〜38)及び2,4.6〜トリブロムフエノールを
薬剤として用いた実施例群C(実施例No、201〜2
38)が優れることがわかる。なかでも、OPPをポリ
アミド樹脂に担持させるかポリアミド樹脂塗料に含有さ
せた実施例No、1=12が最も防黴効果に優れる。
更に、従来防黴剤として知られていた下記薬剤を、ポリ
アミド樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重体もしくは硝化
綿と熱溶融下でブレンドしたもの、及びメチルエチルケ
トン、イソブタノール、トルエンの混合液を使用した相
溶液下にブレンドしたものを、薬剤含有率20%となる
ように製造し、これら成形体または塗料を用いて前記と
同様の試験を行なったが、いずれの場合もレンズに繁殖
する前述の如き好個性糸状菌についての抗菌性は認めら
れなかった。
2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール2−メトキ
シカルボニルアミノ−ベンズイミダゾール テトラクロロ−イソフタロニトリル バイエル社製、商品名「プリベントールA3J及び「同
A4J アール・ティ・ヴアンデルビルト社製、商品名「ヴアン
サイド89」 アイ・シー・アイ社製、商品名「ブロクセルCLJ アボット社製、商品名「アミカル48」大幸薬品(株)
製、商品名rSPSJ 実施例339 東南アジア方面における現地生産用レンズ部品の輸送包
装材料として、次のようなポリエチレン袋を作成した。
厚さ60μの低密度ポリエチレンシートの片面に実施例
19及び21によって調製した防黴塗料を73X110
mmの方形にスクリーン印刷し、24時間室内で乾燥さ
せた後に同じポリエチレンシートの印刷面の重ね、この
ポリエチレンシートを190X133mmの方形に裁断
して三辺をヒートシールすることによって第1図図示の
ごとき袋を作成した(図中、(1)はポリエチレンの袋
、(2)はヒートシール、(3)は防黴材料を示す)。
この袋の中に、第2図図示((4)はレンス゛、(5)
はボディー、(6)は閉接種部を示す)のような−眼レ
フレックスカメラ用標準レンズ50mm/PI。
2の前玉枠ブロックを入れ、レンズ(Gl)の一端に ■野外より摂取し、好個性糸状菌と同定された4種の試
験菌(アスペルギルス・ベニシロイデス・スベグ、アス
ペルギルス・レストリクタス、スミス、ユウロチウム・
トノフィルム・オーツキ、ユウロチウム・アムステロダ
ミ・マング)の胞子または分生子の混合懸濁液を毛筆に
より塗布したもの。(これをfとする。) ■IPO−8155アスペルギルス・ベニシロイルムの
胞子または分生子の混合懸濁液を毛筆により塗布したも
の。(これをiとする。)■野外より摂取し、好個性糸
状菌と同定された菌の代表的な2種類の菌(アスペルギ
ルス・ベニシロイデス、ユウロチウム・アムステロダミ
)を平板培地で培養したコロニーを直径3m+nのコル
クポーラ−で寒天ごと打ち抜いたものを付着させたもの
。(これをそれぞれsStとする。)をそれぞれ作成す
る。そして袋の開口部を折り畳んでクリップで止め、こ
の袋を28℃、90〜94%RHの恒温恒湿槽内に2力
月保存した。
同様に、上記防黴塗料を印刷していない同形のポリエチ
レン製袋にも上記■■■の方法で菌を摂取して付着させ
たスライドガラスを入れて同一条件下に保存した。
すると、上記防黴材料を印刷した袋に保存した前玉枠ブ
ロックには何ら変化かなかったが、防黴材料を印刷して
いない袋に保存したスライドガラス上には菌糸の伸長が
観察された。
実施例339と同一の目的のために以下の袋を作成した
無延伸ナイロン15μ、エバールF12μ、ポリエチレ
ン15μ及びハイラミン1652(三井ポリケミカル株
式会社製)70μを積層して得られたラミネートフィル
ムのハイラミン上に下記のインクを直径20mmの円形
模様に印刷し、印刷面を内側にして150X70+na
+の方形の袋をヒートシールによって作成した。
インク処方 東洋インキ製造株式会社製 ラミエースR63白      34g東洋インキ製造
株式会社製 東洋インキ製造株式会社製 レジューサ−To−20210g 計50g すなわち、レジューサ−To−2023,0g中にオル
ソフェニルフェノール3.0gを予め溶解し、これをラ
ミエースR63とレジューサ−T。
−202に混合してインクを調製した。
上記袋に実施例339と同様に菌が付着されたスライド
ガラスを挿入し、袋の開口部を折り畳んでクリップで止
め、この袋を28℃、90〜94%RHの恒温恒湿槽内
に3力月保存してから、スライドガラス表面の菌の生育
状態を観察した。
更に上記オルソフェニルフェノールに代えて、2−4−
6−トリブロムフェノール及び2 (3)−ターシャリ
−ブチル−4−ヒドロキンアニソールをそれぞれ用いて
試験を行った。
更に比較のために沸点202℃のパラクレゾール及び沸
点175℃のオルソクロルフェノールをそれぞれ用いた
もの、及びフェノール性化合物を全く用いないもの(ブ
ランク)についても同様に試験を行った。この結果を以
下に示す。
第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、沸点210〜300℃のフェノール化合物を、これ
    と相溶性の樹脂またはエラストマーに溶解または溶融す
    るか、或は多孔質材料に含浸または吸着させて得られる
    蒸散性防黴材料を備えた光学器機用包装材。 2、フェノール化合物がアリールフェノールであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の防黴材料を備
    えた光学器機用包装材。 3、アリールフェノールがオルソフェニルフェノールで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の防黴
    材料を備えた光学器機用包装材。 4、フェノール化合物がアルキルフェノールであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の防黴材料を備
    えた光学器機用包装材。 5、アルキルフェノールが、メタターシャリーブチルフ
    ェノール、パラターシャリーブチルフェノール、4−イ
    ソプロピル−3−メチルフェノール、2−イソプロピル
    −5−メチルフェノール、6−ターシャリーブチル−3
    −メチルフェノール、2−ターシャリーブチル−4−メ
    チルフェノール、2−ターシャリーブチル−6−メチル
    フェノール、3,5−ジターシャリーブチル−4−ハイ
    ドロオキシトルエンのいずれかであることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載の防黴材料を備えた光学器機
    用包装材。 6、フェノール化合物がハロゲン化フェノールであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の防黴材料を
    備えた光学器機用包装材。 7、ハロゲン化フェノールが、4−クロル−メタクレゾ
    ール、4,6−ジクロル−オルソ−クレゾール、パラク
    ロル−メタキシレノール、2,4−ジクロル−メタキシ
    レノール、2−ブロム−パラクレゾール、2,5−ジク
    ロル−4−ブロムフェノール、2,4,6−トリブロム
    フェノール、α,3,5−トリブロム−2−ヒドロキシ
    トルエンのいずれかであることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項記載の防黴材料を備えた光学器機用包装材。 8、樹脂が熱可塑性樹脂であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項から第7項までのいずれかに記載の防黴
    材料を備えた光学器機用包装材。 9、熱可塑性樹脂が、ポリアミド樹脂であることを特徴
    とする特許請求の範囲第8項記載の防黴材料を備えた光
    学器機用包装材。 10、ポリアミド樹脂がダイマー酸とポリアミンとの縮
    合重合体であることを特徴とする特許請求の範囲第9項
    記載の防黴材料を備えた光学器機用包装材。 11、樹脂が熱硬化性樹脂であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項から第7項までのいずれかに記載の防
    黴材料を備えた光学器機用包装材。 12、フェノール化合物が塗料に溶解せしめられてなる
    特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれかに記載
    の防黴材料を備えた光学器機用包装材。 13、塗料がポリアミド塗料であることを特徴とする特
    許請求の範囲第12項記載の防黴材料を備えた光学器機
    用包装材機。 14、塗料がアクリル塗料であることを特徴とする特許
    請求の範囲第12項記載の防黴材料を備えた光学器機用
    包装材。 15、フェノール化合物がエラストマーに溶解されてな
    る特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれかに記
    載の防黴材料を備えた光学器機用包装材。 16、フェノール化合物が接着剤に溶解されてなる特許
    請求の範囲第1項から第7項までのいずれかに記載の防
    黴材料を備えた光学器機用包装材。 17、フェノール化合物が多孔質材料に含浸されてなる
    特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれかに記載
    の防黴材料を備えた光学器機用包装材。 18、多孔質材料が連続多孔質材料であることを特徴と
    する特許請求の範囲第17項記載の防黴材料を備えた光
    学器機用包装材。 19、連続多孔質材料がフォームラバーであることを特
    徴とする特許請求の範囲第18項記載の防黴材料を備え
    た光学器機用包装材。 20、フェノール化合物が織布もしくは段ボール紙に含
    浸されてなる特許請求の範囲第17項記載の防黴材料を
    備えた光学器機用包装材。 21、多孔質材料に、樹脂またはエラストマーに溶解ま
    たは溶融したフェノール化合物を含浸または吸着させて
    なる特許請求の範囲第17項記載の防黴材料を備えた光
    学器機用包装材。 22、フェノール化合物が全体の5〜30重量%含まれ
    てなる特許請求の範囲第1項から第21項までのいずれ
    かに記載の防黴材料を備えた光学器機用包装材。 23、成形体である特許請求の範囲第1項記載の防黴材
    料。を備えた光学器機用包装材。 24、包装材がその内部の少なくとも一部に蒸散性防黴
    材料を印刷、塗布または含浸させた袋である第1項記載
    の光学器機用包装材。 25、包装材がその内部の少なくとも一部に蒸散性防黴
    材料を印刷、塗布または含浸させた容器である第1項記
    載の光学器機用包装材。 26、包装材がその内部に蒸散性防黴材を印刷、塗布ま
    たは含浸させたシートを挿入または貼布した袋または容
    器である第1項記載の光学器機用包装材。 27、蒸散性防黴材を通気性の袋に入れ、これを内部に
    挿入または固定した第1項記載の光学器機用包装材。 28、包装材が包み紙である第1項記載の光学器機用包
    装材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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