JPS6367260B2 - - Google Patents

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JPS6367260B2
JPS6367260B2 JP12839680A JP12839680A JPS6367260B2 JP S6367260 B2 JPS6367260 B2 JP S6367260B2 JP 12839680 A JP12839680 A JP 12839680A JP 12839680 A JP12839680 A JP 12839680A JP S6367260 B2 JPS6367260 B2 JP S6367260B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
information recording
recording carrier
carrier
coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP12839680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5753846A (ja
Inventor
Toshiji Fujita
Akihide Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP12839680A priority Critical patent/JPS5753846A/ja
Publication of JPS5753846A publication Critical patent/JPS5753846A/ja
Publication of JPS6367260B2 publication Critical patent/JPS6367260B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor

Landscapes

  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高密度情報記録担体に関し、さらに詳
しくは実質的に磁性部分と非磁性部分とを交互に
設けることにより信号が記録された高密度情報記
録担体に関するものである。
近年、ビデオ信号等の情報信号をデイスク或は
テープに高密度に記録し、これを再生する種々の
方法が提案されている。
例えばビデオデイスクシステムとしては機械圧
縮方式、静電容量方式、光学方式等が知られ、ま
た磁性体の磁化を利用して情報信号を任意に記録
し再生する磁気記録再生方式もビデオテープレコ
ーダ等に応用され実用化されている。
本出願人は、上記の如くの既知の記録再生方式
とは全く異なる新規な情報信号記録再生方法を特
願昭55−48409号に於いて提案した。
これはデイスク等の記録担体表面に実質的に磁
性部分と非磁性部分とを交互に設けることにより
情報信号を記録し、この記録担体上を相対的に移
動し、記録担体表面に一定の磁界をかけ、磁性部
分と非磁性部分とに於ける磁気抵抗の差を電圧変
化として読みとることができる磁気ピツクアツプ
により信号を再生するものであつて、この方式に
よれば、信号の記録を磁化によらず物理的形状に
よつているため、外部騒乱磁界或は加熱等による
信号破壊の惧れが全くなく、磁性体の粒状性に起
因する記録密度の上限がなくなり、この粒状性か
らくるノイズもなくなり、また大量複製が可能で
あり、さらに指紋、塵埃が付着しても再生信号は
劣化することがない等の数多くの長所を有するも
のである。
上述の如くの記録方法に従つて信号が記録され
た記録担体の一部省略斜視図を第1図に、この記
録担体及びこの記録担体を再生可能な磁気ピツク
アツプの一例の原理図を第2図に示す。
これらの図面に於いて1は情報記録担体であ
り、2は情報記録担体基体、3は磁性層、4は磁
性部分、5は非磁性部分である。即ち、情報信号
が既知の記録方式であるピツト列(凹凸のくりか
えし)により担体基本2表面にスパイラル状に記
録され、このピツト列が形成された担体基体2表
面に例えば金属蒸着等によりNi、Fe等をその材
料とする一様な厚さの磁性層3が設けられてなる
ものであり、これにより後述するピツクアツプと
の関係でピツト部分(凹部)が実質的に非磁性部
分4となり、ピツトのない部分が実質的に磁性部
分5として作用するものである。
ピツクアツプ11は平行な2つの磁極14,1
5、この2つの磁極14,15を結ぶ連結部1
2、少くとも一方の磁極のまわりに巻設されてな
るコイル13、2つの磁極14,15の間の空隙
部16、この空隙部16及び磁極14,15、連
結部12の周囲に設けられてなる被覆部17から
なるものであり、デイスク対接面18に於いて磁
極14,15の端面が露出して信号検出面19を
形成しているものである。
また、信号検出面19の前記担体1との相対移
動方向の寸法aは前記担体1の磁性部分4及び非
磁性部分5のうち同方向の最小長さと同一か若し
くは小さく設定されている。
ここで磁極14,15及び連結部12はNi、
Fe等の磁性材料よりなるものであり、コイル1
3は適当な導電性物質よりなり、このコイル13
には一定の直流バイアス電流或は交流バイアス電
流がかけられており、また被覆部17は非磁性で
かつ非導電性物質、例えばSiO2等よりなるもの
である。
このようなピツクアツプ11により、前記の如
くの情報記録担体1を再生する原理について以下
に説明する。
情報記録担体1が、第2図の矢印A方向に回転
しているものとする。このとき、ピツクアツプ1
1が第1図に示すように非磁性部分(ピツト部
分)5に位置すれば、信号検出面19とピツト底
部の磁性層3との間に空気層が存在し、このため
コイル13に一定のバイアス電流をかけることに
より生じる磁界は磁極14−連結部12−磁極1
5−空気層−磁極14の磁気ループを形成する。
即ちこの位置に於いては、磁気閉回路の磁極14
と磁極15の間に空気層が存在するため磁気抵抗
が大きくなり、コイル13をきる磁束は少い。
次に、デイスクが回転してピツクアツプの磁極
14,15のいずれもが、磁性部分(平担部)4
の位置に達したとき、磁極14,15と記録担体
の磁性層3とは直接接しているため磁気ループ
は、磁極14−連結部12−磁極15−磁性層3
の経路をとり、非磁性部分5に位置するときに比
べ、信号検出面19が直接磁性層3に接し、空気
層が存在しない分だけ磁気抵抗が減少し、従つて
コイル13をきる磁束が増加することになる。
従つて、磁性部分4と非磁性部分5とが連続的
に形成されている記録担体1が回転することによ
り、コイル13をきる磁束が変化し、これにより
コイル13に電流が誘起され、信号を検出するこ
とができるのである。
ところがこのような信号再生方法に於いて、前
記の如くの基体2の表面に一様に磁性体層3を設
けた情報記録担体1には次のような欠点がある。
即ち、記録担体1表面の平担部が磁性部分とな
り、しかも記録担体1表面に一様に磁性体層が形
成されているため、各々の磁性部分5は周囲の磁
性層3の影響をうけてしまい、磁性部分となる平
担部と非磁性部分となる凹部との磁気抵抗の差を
充分大きくとれない。このため充分なS/N比を
得ることができず、またクロストークが発生する
欠点がある。
さらに、ピツト列により信号が記録されている
ため、このピツトを合成樹脂等の非磁性物質で埋
めない限りは、ピツクアツプと凹凸表面をもつ記
録担体との摩擦による両者の摩耗は激しく、また
たとえピツトを合成樹脂により埋設し、表面を平
担化しても、製造工程が増し、材料費がかさむ欠
点が新たに発生する。
本発明は上記の如くの問題点に鑑みてなされた
ものであつて、その目的とするところは、磁性部
分と非磁性部分とに於ける磁気抵抗の差を充分に
大きくとることができ、しかも表面が平担であ
り、さらにその製造が簡単であり、用いる材料も
最小限に抑えることができる情報記録担体を提供
することにある。
以下に本発明を詳細に説明する。
第3図は本発明にかかる情報記録担体の一部省
略斜視図であり、第4図は本発明の情報記録担体
とこの情報記録担体を再生するピツクアツプの断
面的説明図である。
本発明の情報記録担体21は、担体基体22の
表面に既知の信号記録方法であるピツト列により
らせん状に信号が記録され、このピツト部分に磁
性材料23が満たされて表面が平担化されてなる
ものであり、その表面に於いて磁性材料23が満
たされた部分が磁性部分24となり、ピツトのな
い部分すなわち平担部が非磁性部分25となる。
このような情報記録担体の製造方法について説
明すれば、まず、プレス成型或はインジエクシヨ
ン成型により、非磁性物質例えば塩化ビニル等の
合成樹脂を素材とする情報記録担体基体にピツト
列による信号を成型する。
次に、このピツト部分に磁性粉を含んだ樹脂液
を充填する。充填法としてはナイフコーターによ
り行うのが簡便で好ましい。この後、加熱等適宜
の処理により充填した樹脂液を硬化させれば本発
明の情報記録担体を得ることができる。
また、他の製造方法としては、ピツト列による
信号が記録された情報記録担体基体のピツト部分
に磁性粉を充填する。しかしながら、このままで
あれば磁性粉は容易にこぼれ落ちてしまうので、
磁性粉充填後担体基体表面全面に薄い保護層を設
けることにより本発明の情報記録担体が完成す
る。この保護層としてはシリコン系のものが好ま
しく、磁性粉の落下を防止するだけでなく、ピツ
クアツプと情報記録担体との耐摩耗性をも向上せ
しめる効果を有するものである。
なお、磁性粉としてはコバルト、ニツケル、
鉄、これらの合金或はこれらの酸化物等を用いる
ことができる。
次に、この情報記録担体の再生について述べ
る。
第4図に於いて、ピツクアツプ11は空隙部1
6を介して平行に設けられた2つの磁極14,1
5、磁極14の周囲に巻設されたコイル13、磁
極14と磁極15とを結ぶ連結部12、及びこれ
らを保護する被覆部17等からなるものであり、
第2図に示したピツクアツプと全く同一の構造を
有するものであり、その機能も同一である。
このようなピツクアツプ11により、本発明の
情報記録担体を再生する場合、第4図の如く2つ
の磁極14,15がともに磁性部分24上に位置
するとき、コイル13にかけられたバイアス電流
により発生した磁界は、磁極14−連結部12−
磁極15−磁性部分24−磁極14の磁気ループ
を形成する。
ここで、磁極14,15はともに磁性部分24
上、即ち磁性材料23上に位置しているので、こ
の磁気ループの磁気抵抗は小さい。
次に、情報記録担体21が僅かに回転して2つ
の磁極14,15の両方若しくはいずれか一方が
非磁性部分25上に位置すると、コイル13にか
けられたバイアス電流による磁界は磁極14−連
結部12−磁極15−非磁性部分25−磁極14
の磁気ループを形成する。つまり、磁気抵抗の大
きい非磁性部分25がループ内に存在するために
磁気ループ全体の磁気抵抗も上昇する。
このように情報記録担体21の回転に伴い、記
録すべき信号に対応して交互に形成された磁性部
分24と非磁性部分25により、ピツクアツプ1
1に発生する磁気ループの磁気抵抗に増減の変化
が生じ、従つて磁極14に巻かれているコイル1
3を通過する磁束が変化して、コイル13に誘起
される電流変化として信号を検出することができ
る。
本発明は以上に述べた如く、らせん状にピツト
列を設けた情報記録担体基体のピツトにのみ磁性
材料を充填することにより、磁性部分と非磁性部
分とを交互に形成し、信号を記録してなる情報記
録担体であつて、従来技術の如く担体全面に磁性
層を有するものではなく個々の磁性部分が独立
し、非磁性部分には一切磁性材料が存在しないの
で、磁性部分と非磁性部分との磁気抵抗の差が極
めて大きくなり、従つてピツクアツプのコイルを
通る磁束密度の変化も顕著となつて再生出力が向
上し、さらにピツト間におけるクロストークの発
生がなくなる。
しかも、表面を平担にするための材料をわざわ
ざ用いることなく、ピツトに磁性材料を充填する
だけで表面を平担化することができ、ピツクアツ
プと情報記録担体との摺接による摩耗を最小限に
抑えることができる。
また、その製造に於いても、少い工程で簡単に
しかも精度良く製造できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の情報記録担体の一部省略斜視
図、第2図は従来の情報記録担体を再生する場合
の断面的説明図、第3図は本発明の情報記録担体
の一部省略斜視図、第4図は本発明の情報記録担
体を再生する場合の断面的説明図である。 11……ピツクアツプ、12……連結部、13
……コイル、14,15……磁極、16……空隙
部、17……被覆部、18……情報記録担体対接
面、19……信号検出面、21……情報記録担
体、22……情報記録担体基体、23……磁性材
料、24……磁性部分、25……非磁性部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非磁性材料よりなる基体の表面にスパイラル
    状にピツト列を形成し、この各々のピツトに磁性
    材料を充填して基体表面を平担化し、基体表面に
    於いて磁性部分と非磁性部分とが交互に位置する
    ようにして信号が記録されてなる情報記録担体。 2 前記磁性材料が磁性粉を含んだ樹脂液であ
    り、この樹脂液をピツトに充填したのち硬化せし
    めてなる特許請求の範囲第1項記載の情報記録担
    体。 3 前記磁性材料が磁性粉であり、この磁性粉を
    ピツトに充填したのち基体表面を薄膜で被覆して
    なる特許請求の範囲第1項記載の情報記録担体。
JP12839680A 1980-09-16 1980-09-16 Johokirokutantai Granted JPS5753846A (ja)

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JP12839680A JPS5753846A (ja) 1980-09-16 1980-09-16 Johokirokutantai

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JPS5753846A JPS5753846A (ja) 1982-03-31
JPS6367260B2 true JPS6367260B2 (ja) 1988-12-23

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ID=14983763

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02253649A (ja) * 1989-03-27 1990-10-12 Nec Kyushu Ltd 半導体装置用リードフレーム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0596919U (ja) * 1991-09-27 1993-12-27 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 情報記録媒体
US5768075A (en) * 1991-12-17 1998-06-16 Baradun R&D Ltd. Disk medium w/magnetically filled features aligned in rows and columns

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