JPS6367028A - 復号化装置 - Google Patents

復号化装置

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JPS6367028A
JPS6367028A JP21299887A JP21299887A JPS6367028A JP S6367028 A JPS6367028 A JP S6367028A JP 21299887 A JP21299887 A JP 21299887A JP 21299887 A JP21299887 A JP 21299887A JP S6367028 A JPS6367028 A JP S6367028A
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Yutaka Yasuda
豊 安田
Yasuo Hirata
康夫 平田
Akira Ogawa
明 小川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ディジタル通信におけるビット誤りの軽減に
極めて有効な最尤誤り訂正システムにおける復号化装置
に関するものである。
(従来の技術) 近年の通信回線のディジタル化の機運に伴って、通信品
質を向上させる上で極めて効果的な誤り訂正方式の実シ
ステムへの導入が盛んに検削されている。誤り訂正方式
には多くの種類があるが、その中でもたたみ込み符号化
と最尤復号法を組み合わせた誤り訂正方式は非常に強力
な誤り訂正手段としてよく知られている。
最尤復号法とは、受信側において実際の受信信号系列を
もとに送信側で送信可能な全ての信−号系列に対して尤
度(実際に送信されたとする場合の確かさ)を計算し、
これらのうちから最も大きな尤度を示す信号系列を実際
に送信側より送信された信号系列と判定する復号手段で
ある。特に受信側で軟判定(ソフトデシジョン)復調を
行なって、受信信号系列の個々の符号シンボルにもその
状態(“1”または“0′′)に対して確からしさの情
報を与え、信号系列に対する尤度を精度よく計算1−る
復号化手段(軟判定最尤復号法)とすると、その誤り訂
正能力は格段と強力なものとなる。
しかし、実際に最尤復号を実行しようとすると、送信デ
ータ系列が長くなるに従って、受信側で予測すべき信号
系列(データパターン)の数が指数関数的に増大するの
で、復号化装置を構成する場合ハードウェアの規模が現
実的な範囲を越えてしまう。
このような問題を解決する一つの手段として、受信側に
おける不必要な尤度計算を極力省き、最尤復号を能率よ
く実行できるアルゴリズムを用いたビタービ復号法がよ
く知られている。そして、このビタービ復号法とたたみ
込み符号化とを組み合わせた最尤誤り訂正装置は、符号
化率が低く、かつ符号拘束長の比較的短いものに対して
は既にそのハードウェア化も実現している。
ここで符号化率とは符号化回路の人力ビット数と出力ビ
ツト数の比で、人力ビット数1に対し出力ビット数2の
ときの符号化率は%である。このとき増えたビット数は
符号化された符号系列の冗長の度合を示している。符号
化率が大きくなって1に近づくとく例えば778 ) 
、符号系列の冗長度が小さくなるので一般に誤り訂正能
力が低くなる。符号拘束長とは符号化回路の各出力ビッ
トを生成するに必要な人力データ系列の長さをいう。
しかし一般に、符号化率k。/noで符号拘束長がKで
あるたたみ込み符号をビタービ復号法により復号する復
号化装置のハードウェア規模はほぼ次式のSに比例する
ことが知られている。(文献参照: J、 A、 He
1per and 1. M、 、Iacobs、”V
il、crbidecording  for  5a
tellit、e  and  5pacc  com
muca−tions、fEEE Trans、 Co
mmun、 Tccknol、、 vow。
C0M−19,pp、 835−847. Oct、、
 +971)S=2k・(k−+)       (、
(1)式は、用いるたたみ込み符号の符号化率ko/n
oが高くなるにつれて、あるいは符号化拘束長Kが長く
なるにつれて、復号化装置のハードウェア規模が指数関
数的に大きくなることを意味している。この主たる原因
は、符号系列の符号拘束長が長くなるか、あるいは符号
化率が高くなると、符号の内部状態数が多くなり、復号
器の必要演算回数が多くなるためである。このことによ
り従来技術においては、たとえビタービ復号法を用いて
も3/4をこえる符号化率を有する符号系列に適用でき
る誤り訂正装置の実現は事実上不可能とされていた。
一方、帯域制限の厳しい通信系などでは帯域の有効利用
の観点から、情報伝送の冗長度をできるだけ低くし、か
つ誤り訂正能力の大きい誤り訂正方式の実現が望まれて
いる。
本発明は上記従来技術に鑑みなされたもので、ハードウ
ェア化の比較的容易な低符号化率用の符号化回路と復号
化回路を用い、これらに簡単な周辺回路を付加して通信
路では高符号化率に変換して伝送することにより、等測
的に高符号化率符号の誤り訂正を可能とする通信システ
ムにおける復号化装置を提供することを目的とする。
(実施例) 以下図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明における最尤誤り訂正方式に基づいて
データの符号化および復号化を行う場合の概念図である
。入力データ系列1は、たたみ込み符号化回路2によっ
て符号化データ系列3に変換され、符号シンボル消去回
路4に送られる。第1図では、符号化率1/2の符号化
を仮定し、符号化データ系列3を並列信号として表示し
ている。
符号シンボル消去回路4では、予め定めた消去パターン
5を保持する消去パターン保持回路6の内容を参照し、
該符号化データ系列3から符号シンボルを消去しつつ、
所定の通信速度を有する送信データ系列7を生成する。
第1図の例ては、消去パターン5中の“1”が実際に送
信すべき符号シンボルの位置を示し、“0”が消去すべ
き符号シンボルの位置を示している。以上、入力データ
系列1から送信データ系列7を生成するまでの操作が、
符号化装置10によって実行される。
送信データ系列7は、雑音IIのある通信路12を介し
て受信側に送信される。受信側における受信データ系列
13は、送信データ系列7に対応する送信信号に雑音1
1が加わった受信信号を硬判定(ハードディシジョン)
または多値軟判定(ソフトディシジョン)復調すること
により得られる。軟判定復調とは、通常の“1”または
“0”の2値復調情報に、その復調情報の確かさを示す
情報を付加して、多値情報として出力する方法をいい、
例えば8値軟判定復調を仮定すると、受信データ系列1
3中の各符号シンボルは3ビツトで構成されることにな
る。このような軟判定復調データを用いて最尤復号を行
うと、尤度計算の精度が増して誤り訂正能力が強力とな
ることは前に述べたとおりである。
前記受信データ系列13は、ダミーシンボル挿入回路1
4に送られる。ダミーシンボル挿入回路14では、送信
側の消去パターン5に対応する挿入パターン15を保持
する挿入パターン保持回路16の内容を参照し、送信側
で消去された符号シンボルに対応する受信データ系列1
3の正しい位置に、タミーシンボル(軟判定復調時には
、必要ビット数分のダミーデータ)を挿入し、所定の通
信速度をイfする復号回路人力データ系列17を生成す
る。ここでダミーデータは1又は0のいずれでもさしつ
かえない。第1図の例における復号回路人力データ系列
17中のX印は、挿入されたダミーシンボルを示す。こ
の復号回路人力データ系列17は、最尤復号回路19(
ここでは、ビタービ復号回路を仮定する。)に送られる
。但し、挿入されたダミーシンボルに対しては、予め定
められた尤度値を固定的に与えて、最尤復号時の各送信
バス毎の尤度計算に基く送信バスの選択誤り確率を最小
限に押える必要がある。このため、例えばダミーシンボ
ル挿入回路14では、挿入したダミーシンボルに対する
尤度計算禁止パルス20を最尤復号回路19に送るよう
な機能を有する必要がある。
一方、最尤復号回路19は、送信側のたたみ込み符号化
回路2に対応するビタービ復号回路として構成すればよ
いが、ダミーシンボル挿入回路14から尤度計算禁止パ
ルス20を受は取った時には、当該タイミングにおける
人力シンボルに対して通常の尤度計算を一時的に禁止し
て、予め定められた固定的な尤度値を割り当てるような
制御回路が必要となる。このように、挿入ダミーシンボ
ルに対しては特定の尤度値を強制的に与えながら最尤(
ビタービ)復号を実行することにより、復号データ系列
8が最尤復号回路】9から出力される。以」二、受信デ
ータ系列13から復号データ系列8を得るための操作が
、復号化装置21により実行される。
以上が本発明における最尤誤り訂正方式の具体的説明で
あるが、この誤り訂正方式の符号化率については、一般
に以下のことが言える。
符号化装置10で用いるたたみ込み符号化回路2の符号
化率をk。/noとし、消去パターン5が、符号化デー
タ系列3の1ブロツク(1ブロツクはn。
シンボルから構成される。)中のmシンボルを消去する
ことを指定するものであるとすると、送信データ系列7
の人力データ系列1に対する符号化率k。’/no’は
(2)式のようになる。
従って、最尤誤り訂正方式を用いた場合の符号化率は、
ko/noに等しい(m−0のとき)か、それより高く
なり、(2)式の℃またはmの値を適当に選択すること
により、ko/no以上の任意の符号化率の符号に対す
る最尤誤り訂正が自由に行えるという特徴を有している
一方、本発明における最尤誤り訂正方式の誤り訂正能力
、即ち復号後のビット♂(り率特性は、消去パターン5
で指定する消去シンボル比(m/non)およびmコの
消去シンボル位置に大きく依存する。ここで、符号化率
1/2で拘束長7のたたみ込み符号(この符号のビター
ビ復号器は現時点で既にそのハードウェア化が実現され
ている)を、符号化装置10内のたたみ込み符号化回路
2に用いると仮定する。この時、最尤誤り訂正方式によ
り172以上の適当な符号化率の符号をヰ14成して最
尤誤り訂正を行う時の最適消去パターンは、与えられた
符号化率のもとで、可能な全ての消去パターン5から得
られる符号の距離構造を計算機により調べ、ビタービ復
号後の誤り率特性が最もよくなるような符号を与える消
去パターンを1つ選び出すことにより、−意に決定でき
る。第1表は、拘束長7の1/2符号を原符号として、
符号化率2/3から7/8までの符号を最尤誤り訂正方
式に基いて構成する場合の最適消去パターンを調べた結
果である。
同表中の最適消去パターンは、1/2符号化後の並列シ
ンボルに対する消去パターンとして表示されている。従
って、このパターンを直列に表示する場合には例えば3
/4符号では“111001”となる。
(以下余白) 同表中のk及びmは、1/2符号化後の立ブロック(2
J2シンボル)中のmビットを周期的に消去することを
意味している。同表には参考のため、各符号の最小距R
dおよび、正しいバスからの距離がdである全ての誤っ
たバス中に含まれる誤りビットの総数Ckの値も併て示
す。一般に、ビタービ復号後のビット誤り率特性は、d
が大きいほど、また同じdに対してはchの値が小さい
ほどよくなることが知られている。従ワて、同表から、
符号の符号化率が高くなるにつれて(即ち、1/2符号
化シンボルの消去率が大きくなるにつれて)、ビタービ
復号時のビット誤り率特性は劣化することが予想される
第2図は、第1表に示した各符号の8値軟判定ビタービ
復号時のビット誤り率特性を理論的に計算することによ
り、達成ビット誤り率=10−’における符号化利得を
計算し、従来からよく用いられている2誤り訂正自己直
交符号のそれと比較して示したものである。横軸には、
各符号の帯域拡大率(符号化率n−]/nの逆数)のデ
シベル値をとっている。但し、ここで符号化利得とは、
一定のビット誤り率を達成しようとするとき、符号化を
行わない場合と、情報伝送速度一定として符号化を行っ
た場合の必要eb/Na  (Eb :情報1ビット当
りのエネルギー、No:片側雑音電力密度)の差として
定義している。同図より、拘束長7の17またたみ込み
符号を原符号として、本発明に基く誤り訂正方式を8値
軟判定と組み合わせた場合の符号化利得は、代表的なた
たみ込み符号である2誤り訂正自己直交符号のそれより
かなり大きく、例えば、7/8符号で比較しても、達成
ビット誤り千−10−6の点でみて約1.3dBはど優
れていることがわかる。このように最尤誤り訂正方式は
、高い符号化率の符号に対しても非常に優れたビット誤
り率特性を提供しうるものである。
また、今後LSI技術の発達により、例えば符号化率1
/2で拘束長が7より大きいたたみ込み符号の符号化回
路およびビタービ復号回路のハードウェア化が近い将来
実現する可能性は七分にあり、その場合には、最尤誤り
訂正方式に基いて最大誤り訂正を実行すれば、第2図に
示した特性より更に優れた特性を有する高符号化率符号
の誤り訂正装置を容易に実現することができる。
次に最尤誤り訂正方式に基く、符号化装置10および復
号化装置21の具体的構成法について述べる。
第3図は、符号化装置lO内のたたみ込み符号化回路2
に、前記の符号化率1/2で拘束長7の符号を用いた場
合の符号化装置10の構成例である。たたみ込み符号化
回路2は、7段のシストレジスタ22と、排他論理和ゲ
ート23で構成される。人力データ系列1の速度をRと
すると、本回路は速度Rのシフトクロック24を供給す
ることにより動作する。符号化並列データ系列3は、並
列/直列変換回路25により直列データ系列26に変換
されたのち、ファーストイン・ファーストアウト(FI
FO)メモリー27に送られる。一方、外部から指定さ
れる消去パターン5の内容を保持する消去パターン保持
メモリー28は、速度2Rのクロック29の供給により
動作するアドレスカウンタ30で指定されたアドレスの
内容を順次出力する。アドレスカウンタ30は、長さL
ブロック(シンボル数:2立)の消去シンボルパターン
5の内容が含まれる消去パターン保持メモリー28のア
ドレスを周期的に順次指定してゆく機能を有する。
消去パターン保持メモリー28の出力信号31と、速度
2Rの連続クロック29は、アンドゲート32により論
理積がとられ、得られた歯抜はクロック33が、−FI
FOメモリー27への書き込みクロックとして供給され
る。従って、FIFOメモリー27へは、書き込みクロ
ック33が供給された時点の符号化データ26だけが選
択的に書き込まれることになる。消去パターン5で指定
される消去周期が℃ブロック、消去シンボル数がmの場
合には、F■FOメモリー27からの読み出し用クロッ
ク34として、速度2M、−m (□)Rのクロックが供給され、FTFOメモ立 リーに書き込まれたデータが所定の速度2 旦−m (□)Rに変換された連続データとして読み出され、こ
れが送信データ系列7として出力される。
第4図は、第3図で必要なりロックの位相関係を、第1
表で示した778符号(IL=7、m=6−+である。
同図Aは、速度Rのクロック24、Bは速度2Rのクロ
ック29、Cは、消去パターン5直列読み出しした場合
の消去パターン保持メモリー28の出力信号31であり
、Dは、BとCとの論理積をとることにより生成される
速度2Rの歯抜はクロック33、Eは速度8/7Rの読
み出しクロック34である。
次に、第3図の構成の符号化装置10に対応する復号化
装置21の構成例を第5図に示す。復号化装置21では
、原則として送信側と逆の操作を行う。即ち、消去され
た符号シンボルの位置にダミーシンボルを再び挿入し、
符号化回路2で生成された速度2Rの符号化データ系列
と同じ速度のデータ系列を再構成したのちに17またた
み込み符号エフ b (拘束長に−7)用のビタービ復号回路19を用いて最
尤復号を実行する。なお、以下、受信データ系列13は
軟判定データとし、ビタービ復号回路19は、軟判定人
力データ点対する尤度(以下メトリックと呼ぶ)計算が
可能なものを用いるとする。
受信クロックを書き込みクロック35として、1ill
”0メモリー36に書き込まれる。一方、送信側の消去
パターン5に対応する挿入パターン15を保持する挿入
保持メモリー37は、速度2Rのクロック38の供給に
より動作するアドレスカウンタ39で指定されたアドレ
スの内容を順次出力する。アドレスカウンタ39は、長
さにブロックの挿入シンボルパターン15の内容が含ま
れる挿入パターン保持メモリー37のアドレスを周期的
に順次指定してゆく機能を有する。挿入パターン保持メ
モリー37の出カイ3号40と、速度2Rの連続クロッ
ク38は、アンドゲート41により論理積がとられ、得
られた歯抜はクロック42がFIFOメモリー36の読
み出しクロックとして供給され歯板はクロック42に同
期した形でFIFOメモリー36からデータが読み出さ
れる。
一方、挿入パターン保持メモリー37の出力信号40は
、スイッチ43の制御用としても用いられ、スイッチ4
3はFTFOメモリー36からデータが読出されるタイ
ミングでは、FIFOメモリー36側へ、ダミーシンボ
ルが挿入されるべきタイミングでは、ダミーデータ保持
回路44の側に接続されるように制御される。前記手順
により得られる復号回路人力データ系列17が、ビター
ビ復号回路19に人力される。更に、挿入パターン保持
メモリー37の出力信号40は、その極性がインバータ
ー45で反転されたのち、挿入ダミーシンボルに対する
メトリック計算禁止パルス20としてビタービ復号回路
19に送られる。
ビタービ復号回路19では、人力データ系列17および
メトリック計算禁止パルス20を直列/並列変換回路4
7.48によりそれぞれ並列信号に変換したのち、メト
リック計算回路48において当該並列人力シンボルに対
するメトリック計算を実行する。
メトリック計算回路48においては、メトリック計算禁
止パルス20が同時に送られた人力シンボルに対しては
、通常のメトリック計算を禁11−シ、特定のメトリッ
ク値を強制的に与えるような機能を有する。メトリック
計算禁止時の操作は、データ“0”および“1”に対し
て同一のメトリック値を与えることにすればビタービ復
号における最尤バス選択機能に及ぼす影響を最小とする
ことができるが、後述の自己同期機能に与える影響をも
最小限に押えるには、軟判定データに対する最大のメト
リック値と最小のメトリック値の中間の値を与えるのが
最も好ましい。
メトリック計算回路48で計算されたメトリック値49
は、速度Rのクロック50で生残りバス選択部51に転
送される。生残りバス選択部51では、符号の各内部状
態におけるその時点までの生残りバスのバスメトリック
値を記憶しているバスメトリック記憶回路52、及び各
生残りバスのビット系列を記憶している生残りバスメモ
リー53からの情報と、その時点のメトリック値49を
もとに、各内部状態における生残りバスを選択し、その
結果をもとに、バスメトリック記憶回路52と生残りバ
スメモリー53の内容を逐次更新してゆく。生残りバス
メモリー53からは、予め指定された打切りパス要分の
遅延を伴って、復号データ8が順次出力される。前記、
ビタービ復号回路19における復号手順は、文献(G、
D、Forney、JR,、“The Viterbi
Algorithm”、 proceedings o
f the IEEE、 vo]−61、No、3. 
March、 1973. pp、 268−276)
に詳しい。
なお、木方式に用いるビタービ復号回路19内の生残り
バスメモリー53における打切りバス長は、符号化率が
高くなるにつれてかなり長くとる必要があり、例えば第
1表に示した3/4符号で60ビツト、778符号で1
00ビツト程度必要となる。
ところで、この復号化装置21を連続データに用いる場
合、常に受信データ系列13の正しい位置にダミーシン
ボルを挿入してゆくために、消去パターンを単位とする
自己同期機能が必要となる。受信側におけるこのような
自己同期は、例えば次のようにして実行することができ
る。
2 〇 一般に、符号の同期がとれている時には、信号対雑音電
力比がある程度大きければ、ビタービ復号時のバスメト
リック値は、ある特性のバスに対してのみ大きく、他の
バスのメトリック値は、それに対してかなり低い値にな
る。一方、同期はずれが生じると、全てのバスのメトリ
ック値は一定の値に平均化される。従って、ビタービ復
号回路19内で各バスのメトリックの大きさをもとに、
符号の同期状態を示す尺度となるメトリック情報を作成
することが可能となる。このような[」的で、バスメト
リック記憶回路52で作成されたメトリック情報54は
、同期状態監視回路55に送られ、メトリック情報54
が予め定められた同期はずれ状態と見なされる値の領域
に入った時には、同期状態監視回路55から、アドレス
制御パルス56がアドレスカウンタ39に送られる。ア
ドレスカウンタ39は、アドレス制御パルス56により
、挿入パターン保持メモリ37からの読み出しアドレス
を1シンボル分シフトする機能を有する。同期状態監視
回路55ては、一定の時間間隔で」二記制御を縁り返し
、ビタ−ビ復号回路19からのメトリック情報54が、
同期状態と見なされる値の領域に戻った時点で、同期は
ずれが回復したと判断して、アドレス制御パルス56の
送出を停止する。上記操作により、符号の同期はずれを
受信側で自動的に検知して、同期回復を図る機能を果す
ことができる。
なお、第5図における復号化装置21の動作に必要な各
クロックの位相関係は、第4図に示した符号化装置10
のそれと同様であるのでここでは省略する。また、前記
の誤り訂正装置の構成および動作説明では、入出力デー
タ系列を全て直列連続信号と仮定したが、これは並列信
号であっても、また所定の速度のバーストデータであっ
てもよい。
以上、説明したように本発明による最尤誤り訂正システ
ムにおける復号化装置を用いることにより、これまでハ
ードウェアの構成が困難と考えられてきた高符号化率符
号の最尤誤り訂正装置の実現も容易となり、しかもその
誤り訂正能力は、軟判定復調と組み合わせれば、既存の
誤り訂正符号の特性よりかなり優れているので、各種の
ディジタル通信回線の通信品質の向上を図る、という点
で非常に効果がある。更に、木誤り訂正システムにおけ
る復号化装置を用いた誤り訂正装置は、消去パターンの
選択により、用いる符号の符号化率を自由に選択して指
定することができるという大きな特徴を有しており、今
後、回線の状態に応じて常に最適の符号化率の符号を選
択してl(り訂正を行うような適応型誤り訂正への応用
も可能と考えられ、ディジタル通信回線の回線設計の柔
軟性を増す、という点でも大いに効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における最尤誤り訂正方式の基本概念
を説明する図、第2図は、拘束長7の]/2符号を原符
外として最尤誤り訂正方式による誤り訂正を8値軟判定
を行った場合の達成ビット誤り率10″6におけるn−
]/n符号の符号化利1(Iを2誤り訂正自己直交符号
のそれと比較して示した図、第3図は、最尤誤り訂正方
式に基く符号化装置の構成例を示す図、第4図は、第3
図の符号化装置を動作させるに必要なりロック信号の位
相関係を778符号を例にとって示した図、第5図は、
最尤誤り訂正方式に基く復号化装置の構成例を示す図で
ある。 1・・・たたみ込み符号化回路、 4・・・符号シンボル消去回路、 ] 2−・・通信路、 14・・・ダミーシンボル挿入回路、 19・・・最尤復号回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 送信側では送信すべきデータ系列を冗長化して符号化し
    、受信側では最尤復号するシステムにおける復号化装置
    において、 送信側の符号シンボル消去パターンに対応するダミーシ
    ンボル挿入パターンを保持する挿入パターン保持回路と
    、 該挿入パターン保持回路を参照しながら受信データ系列
    の送信側で消去された符号シンボルに対応する位置にダ
    ミーシンボルを挿入するダミーシンボル挿入回路と、 該ダミーシンボル挿入回路によって挿入されたダミーシ
    ンボルに対しては予め定める尤度値を与えて最尤復号す
    る復号化手段とを有することを特徴とする復号化装置。
JP21299887A 1987-08-28 1987-08-28 復号化装置 Granted JPS6367028A (ja)

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