JPS636668B2 - - Google Patents
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- JPS636668B2 JPS636668B2 JP59279445A JP27944584A JPS636668B2 JP S636668 B2 JPS636668 B2 JP S636668B2 JP 59279445 A JP59279445 A JP 59279445A JP 27944584 A JP27944584 A JP 27944584A JP S636668 B2 JPS636668 B2 JP S636668B2
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- main body
- waterproof
- cheese
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- waterproof cylinder
- Prior art date
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B15/00—Removing liquids, gases or vapours from textile materials in association with treatment of the materials by liquids, gases or vapours
- D06B15/10—Removing liquids, gases or vapours from textile materials in association with treatment of the materials by liquids, gases or vapours by use of centrifugal force
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野:
本発明は精練漂白又は染色されたチーズを、そ
の処理工程で使用するチーズキヤリヤーがそのま
ま回転体として、チーズを搭載したままで脱水処
理するチーズの遠心脱水装置における改良に関す
る。
の処理工程で使用するチーズキヤリヤーがそのま
ま回転体として、チーズを搭載したままで脱水処
理するチーズの遠心脱水装置における改良に関す
る。
従来技術:
チーズ仕立てされた糸(以下単にチーズとい
う)はそのまま精練漂白又は染色した後、これを
乾燥して編織工程に供給するようにしているが、
精練漂白または染色されて多量の水分を含んだも
のを乾燥するのに、圧力乃至風力脱水してなお長
時間乾燥機内で熱風に曝されるので、糸がいたみ
易く、大容量の電力と操作時間、乾燥用熱エネル
ギー源(重油など)、並びに工業用水などが非常
に多く必要とする。そこで精練漂白または染色な
どの処理工程で処理済みのチーズを搭載したキヤ
リヤーを、そのまま遠心脱水機の回転体として使
用して、合理的に遠心脱水処理し、以後の操作を
能率的に実施できる遠心脱水装置が、先願発明と
して特開昭59―76965号により開示されている
(この特許出願人の代表者の発明にかかるもので
ある)。
う)はそのまま精練漂白又は染色した後、これを
乾燥して編織工程に供給するようにしているが、
精練漂白または染色されて多量の水分を含んだも
のを乾燥するのに、圧力乃至風力脱水してなお長
時間乾燥機内で熱風に曝されるので、糸がいたみ
易く、大容量の電力と操作時間、乾燥用熱エネル
ギー源(重油など)、並びに工業用水などが非常
に多く必要とする。そこで精練漂白または染色な
どの処理工程で処理済みのチーズを搭載したキヤ
リヤーを、そのまま遠心脱水機の回転体として使
用して、合理的に遠心脱水処理し、以後の操作を
能率的に実施できる遠心脱水装置が、先願発明と
して特開昭59―76965号により開示されている
(この特許出願人の代表者の発明にかかるもので
ある)。
而して前記遠心脱水装置においては、チーズキ
ヤリヤーが回転体となるので、本体胴部内に収め
て回転駆動軸と連結すると共に軸芯を垂直に保持
するため、下部で本体付設の駆動軸と、そして上
部で中心を保持する上下動可能な竪軸とに、それ
ぞれ連結できるようになつており、またチーズキ
ヤリヤーを本体胴部内に収容・取出しが行えるよ
う竪軸を操作する機構部と、これに付属してチー
ズキヤリヤー上の各チーズ充填保持杆の上端と係
合する押え円板、及びこれらを覆うカバーとが、
本体胴部の上方で水平方向に回動できる構造にな
つており、そのために脱水操作中、胴部の上側は
カバーによつて覆われているも本体胴部の上端と
カバーの下端縁との間にどうしても構造上僅かな
がら間〓を必要とするので、たとえ胴部上端縁に
水切りを取付けていても、これが固定されている
限りは遠心力で振り出される水が飛沫となつて間
隠部から外に飛び出し他の作業に支障を来たすこ
とになる。
ヤリヤーが回転体となるので、本体胴部内に収め
て回転駆動軸と連結すると共に軸芯を垂直に保持
するため、下部で本体付設の駆動軸と、そして上
部で中心を保持する上下動可能な竪軸とに、それ
ぞれ連結できるようになつており、またチーズキ
ヤリヤーを本体胴部内に収容・取出しが行えるよ
う竪軸を操作する機構部と、これに付属してチー
ズキヤリヤー上の各チーズ充填保持杆の上端と係
合する押え円板、及びこれらを覆うカバーとが、
本体胴部の上方で水平方向に回動できる構造にな
つており、そのために脱水操作中、胴部の上側は
カバーによつて覆われているも本体胴部の上端と
カバーの下端縁との間にどうしても構造上僅かな
がら間〓を必要とするので、たとえ胴部上端縁に
水切りを取付けていても、これが固定されている
限りは遠心力で振り出される水が飛沫となつて間
隠部から外に飛び出し他の作業に支障を来たすこ
とになる。
このような問題点を解決するにあたつては、胴
部上端とカバーとの間に生じる間〓を閉じるよう
にするか、胴部(槽)の深さを深くして下方でチ
ーズキヤリヤーを回転できるようにすることが考
えられるが、前者の方法をとるには回転体の出し
入れに際してカバーを水平回動させるに支障な
く、また回転体の回転にも支障を来たさないよう
にする必要がある。そして後者の方法をとるには
回転体の安定性を保つための竪軸が長くなつてそ
の支持安定性に難点が生じ、操作する昇降駆動体
(エアシリンダなど)の作動ストロークも長くな
るので構造的に大きくなり、全般的に考察すると
取扱い上また構造上不具合なことが多くなり、遠
心力利用の装置としての安全性を考慮すると全体
コストが高まるなど簡単に改善できない難点があ
つた。
部上端とカバーとの間に生じる間〓を閉じるよう
にするか、胴部(槽)の深さを深くして下方でチ
ーズキヤリヤーを回転できるようにすることが考
えられるが、前者の方法をとるには回転体の出し
入れに際してカバーを水平回動させるに支障な
く、また回転体の回転にも支障を来たさないよう
にする必要がある。そして後者の方法をとるには
回転体の安定性を保つための竪軸が長くなつてそ
の支持安定性に難点が生じ、操作する昇降駆動体
(エアシリンダなど)の作動ストロークも長くな
るので構造的に大きくなり、全般的に考察すると
取扱い上また構造上不具合なことが多くなり、遠
心力利用の装置としての安全性を考慮すると全体
コストが高まるなど簡単に改善できない難点があ
つた。
発明の目的:
本発明は斯かる問題点を種々研究の結果解決し
て、可動部であるカバー側は従来のままにとど
め、本体胴部側の内周面に沿つて遠隔操作によ
り、脱水操作の間本体胴部とカバーとの間〓部
を、回転体の作動に支障を来たすことなく覆つて
外部に脱水飛沫が飛び出すのを防止できる防水装
置を提供することにある。
て、可動部であるカバー側は従来のままにとど
め、本体胴部側の内周面に沿つて遠隔操作によ
り、脱水操作の間本体胴部とカバーとの間〓部
を、回転体の作動に支障を来たすことなく覆つて
外部に脱水飛沫が飛び出すのを防止できる防水装
置を提供することにある。
発明の構成:
斯かる目的を達成するために、本発明にてはチ
ーズキヤリヤーをそのまま回転体として使用でき
るように構成されている遠心脱水装置において、
本体胴部の内周面上部に沿わせて適宜高さの防水
筒を、該防水筒周面の複数個所に所要傾斜角で穿
設した昇降案内長孔に、本体胴部内側へ配分突出
付設のガイドローラを各々係合させて、該ガイド
ローラにて支持配設し、本体胴上部の外側にて基
端を該胴部に枢支した防水筒昇降駆動用直線作動
機の可動体先端と、前記防水筒の長孔と同じ角度
で本体胴部周面に穿設の傾斜長孔を貫通して前記
防水筒とをピン連結し、この直線作動機の可動体
を進退させることにより防水筒が回動してガイド
ローラと案内長孔との係合関係で、脱水運転中に
は胴部とカバーとの間〓を遮蔽する位置に上昇す
るようにし、斯かる防水筒の上端には脱水飛沫の
飛散上昇を遮断す内側へ下り勾配にした水切り縁
を全周に付設したものである。
ーズキヤリヤーをそのまま回転体として使用でき
るように構成されている遠心脱水装置において、
本体胴部の内周面上部に沿わせて適宜高さの防水
筒を、該防水筒周面の複数個所に所要傾斜角で穿
設した昇降案内長孔に、本体胴部内側へ配分突出
付設のガイドローラを各々係合させて、該ガイド
ローラにて支持配設し、本体胴上部の外側にて基
端を該胴部に枢支した防水筒昇降駆動用直線作動
機の可動体先端と、前記防水筒の長孔と同じ角度
で本体胴部周面に穿設の傾斜長孔を貫通して前記
防水筒とをピン連結し、この直線作動機の可動体
を進退させることにより防水筒が回動してガイド
ローラと案内長孔との係合関係で、脱水運転中に
は胴部とカバーとの間〓を遮蔽する位置に上昇す
るようにし、斯かる防水筒の上端には脱水飛沫の
飛散上昇を遮断す内側へ下り勾配にした水切り縁
を全周に付設したものである。
実施例:
以下本発明装置を実施例について図面により詳
述すれば、第1図に示すのは本発明装置を組込ん
だ遠心脱水機の全体概要を表わす断面図であつ
て、本体1は周知の遠心脱水機と同様胴部1′に
複数個所で外方に突出したブラケツト2を吊下げ
ロツドを介して振動に対応できるようベース3に
立設した脚4により吊下げ支持されており、槽形
をした本体1の底板1″中央には軸受ハウジング
5が取付けられ、この内部を貫通する回転駆動軸
6の外部下端に、駆動モータからの動力が伝達さ
れるプーリー6′が取付けてあり、該軸6上端に
はチーズキヤリヤー10を受支して回転力が伝達
されるようにした回転円板7が取付けてある。
述すれば、第1図に示すのは本発明装置を組込ん
だ遠心脱水機の全体概要を表わす断面図であつ
て、本体1は周知の遠心脱水機と同様胴部1′に
複数個所で外方に突出したブラケツト2を吊下げ
ロツドを介して振動に対応できるようベース3に
立設した脚4により吊下げ支持されており、槽形
をした本体1の底板1″中央には軸受ハウジング
5が取付けられ、この内部を貫通する回転駆動軸
6の外部下端に、駆動モータからの動力が伝達さ
れるプーリー6′が取付けてあり、該軸6上端に
はチーズキヤリヤー10を受支して回転力が伝達
されるようにした回転円板7が取付けてある。
チーズキヤリヤー10は、マニホールド12を
内部に形成して上面が平坦な受盤11の中央に立
設した中空竪軸13の上端に、上拡がり形のテー
パー孔14′を備えた連結片14が取付けてあり、
この連結片14は外周に複数の縦方向の凹凸部が
形成してある。そして受盤11上に、中心から所
要配分で多数のチーズ装填保持棒15が立設して
あり、各保持棒15は管体で形成して周面に無数
の小孔がほぼ全長にわたり穿設したもので、マニ
ホールド12に対して連通するよう下端を受盤1
1に固着してあり、該保持棒15上端には同心で
先端をテーパー状にした保持ピン15′が取付い
たものになつている。また底部中央には本体1側
の回転円板7と係合して回転力が伝達される回転
連結台16が取付いている。
内部に形成して上面が平坦な受盤11の中央に立
設した中空竪軸13の上端に、上拡がり形のテー
パー孔14′を備えた連結片14が取付けてあり、
この連結片14は外周に複数の縦方向の凹凸部が
形成してある。そして受盤11上に、中心から所
要配分で多数のチーズ装填保持棒15が立設して
あり、各保持棒15は管体で形成して周面に無数
の小孔がほぼ全長にわたり穿設したもので、マニ
ホールド12に対して連通するよう下端を受盤1
1に固着してあり、該保持棒15上端には同心で
先端をテーパー状にした保持ピン15′が取付い
たものになつている。また底部中央には本体1側
の回転円板7と係合して回転力が伝達される回転
連結台16が取付いている。
斯かるチーズキヤリヤー10を本体胴部1′内
に受入れた後上部を覆うカバー17は、脱水装置
本体1の外周部適所に設けた取付け座8にて、本
体中心を通る中心線を基準にほぼ等距離隔てて配
設の軸受ブロツク18と、開閉操作式の軸固定機
構19とにより、基部から垂設した基準竪軸20
を軸受ブロツク18に、そして第2図における固
定軸20′を軸固定機構19のクランプにより係
脱可能に把持されるようにして、水平回動可能で
定位置に固定できるようになつているスイングア
ーム21によつて支持されている。そしてこのス
イングアーム21の先端には前記本体1の中心に
軸心が合致するようにしてチーズキヤリヤー10
の中空竪軸13を固定保持するセンター軸22
を、ボス21′部上頂部分に取付けてあるキヤリ
ヤー中心保持用シリンダー23の下向き突出した
ピストン杆23と連結し、このセンター軸22下
端にはボールベアリングを介して回転自在にセン
ターホルダー24が取付けてある。このセンター
ホルダー24は前記チーズキヤリヤー10の中空
竪軸13頂部に付設の連結片14のテーパー孔1
4′面と合致する周面を備えており、その上部に
形成された鍔部24′にて中央装着部を吊掛けら
れてホルダー24と共に昇降する押え円板25を
付設しており、この押え円板25には前記チーズ
装填保持棒15の先端保持ピン15′を係合して
固定保持する保持片25′が所定数配分して取付
けてあり、装着時保持ピン15′と円板上の保持
片25′とが密接維持できるようホルダー24に
対する押え円板25の吊掛け部において推力が付
勢された構造になつている。なお、カバー17は
その支持スイングアーム21の両側面部でエアシ
リンダーにより一部を上方に開き得るようになつ
ており、またカバー17とスイングアーム21先
端に付属するセンターホルダー24及び押え円板
25を本体1上面から側方に移動させるにはスイ
ングアーム21の取付け支持部に基準竪軸20を
中心にして水平回動できるようエアシリンダとリ
ンクとの組合せ機構で駆動操作できるようになつ
ている。
に受入れた後上部を覆うカバー17は、脱水装置
本体1の外周部適所に設けた取付け座8にて、本
体中心を通る中心線を基準にほぼ等距離隔てて配
設の軸受ブロツク18と、開閉操作式の軸固定機
構19とにより、基部から垂設した基準竪軸20
を軸受ブロツク18に、そして第2図における固
定軸20′を軸固定機構19のクランプにより係
脱可能に把持されるようにして、水平回動可能で
定位置に固定できるようになつているスイングア
ーム21によつて支持されている。そしてこのス
イングアーム21の先端には前記本体1の中心に
軸心が合致するようにしてチーズキヤリヤー10
の中空竪軸13を固定保持するセンター軸22
を、ボス21′部上頂部分に取付けてあるキヤリ
ヤー中心保持用シリンダー23の下向き突出した
ピストン杆23と連結し、このセンター軸22下
端にはボールベアリングを介して回転自在にセン
ターホルダー24が取付けてある。このセンター
ホルダー24は前記チーズキヤリヤー10の中空
竪軸13頂部に付設の連結片14のテーパー孔1
4′面と合致する周面を備えており、その上部に
形成された鍔部24′にて中央装着部を吊掛けら
れてホルダー24と共に昇降する押え円板25を
付設しており、この押え円板25には前記チーズ
装填保持棒15の先端保持ピン15′を係合して
固定保持する保持片25′が所定数配分して取付
けてあり、装着時保持ピン15′と円板上の保持
片25′とが密接維持できるようホルダー24に
対する押え円板25の吊掛け部において推力が付
勢された構造になつている。なお、カバー17は
その支持スイングアーム21の両側面部でエアシ
リンダーにより一部を上方に開き得るようになつ
ており、またカバー17とスイングアーム21先
端に付属するセンターホルダー24及び押え円板
25を本体1上面から側方に移動させるにはスイ
ングアーム21の取付け支持部に基準竪軸20を
中心にして水平回動できるようエアシリンダとリ
ンクとの組合せ機構で駆動操作できるようになつ
ている。
このような構成のチーズ脱水装置において、前
記した本体1の胴部1′内周上部には本発明の防
水筒30が付設され、外側部に付設した直線作動
機、たとえばエアシリンダー37(その他の機器
でもよい)により操作されるようにしてある。そ
の詳細を説明すれば、第3図乃至第6図に示す通
りであり、この防水筒30は適宜高さHで、外径
Dが本体胴部1′の内径よりも僅かに小さい直径
とした薄板材にて形成し、上端から内側へ適宜角
度で下り勾配にした適宜幅の水切り縁31を全周
にわたり突出させ、適当な円ピツチで縦リブ32
を配し安定状態に取付けてあり、下端内周には補
強リング32′が一体に取付けてある。そしてこ
の防水筒30には全周を等分した複数個所(実施
例では4個)に、それぞれ同一の傾斜角で(実施
例では水平面に対し30゜、ただしこれに限定され
るものではなく任意の角度に設定できる)、昇降
に必要な高さh″が得られる長さにした案内長孔3
3が穿設してあり、図中h′は設定昇降量、hは
h′に等しくした所要昇降寸法である。この長孔3
3には内側へ突出すようにして細幅の縁33′を
全周に対し、案内面33″が広くなるようにして
ある。斯かる各案内長孔33に対して、本体1の
胴部1′にはその上部補強環部材1aが取付けら
れてある個所で、各長孔33に対応するようにガ
イドローラ34を支持したガイドピン35が内向
きに突設してあり、該ピン35に支持されたガイ
ドローラ34が、それぞれ防水筒30の案内長孔
33に係合して該防水筒30を支持している。
記した本体1の胴部1′内周上部には本発明の防
水筒30が付設され、外側部に付設した直線作動
機、たとえばエアシリンダー37(その他の機器
でもよい)により操作されるようにしてある。そ
の詳細を説明すれば、第3図乃至第6図に示す通
りであり、この防水筒30は適宜高さHで、外径
Dが本体胴部1′の内径よりも僅かに小さい直径
とした薄板材にて形成し、上端から内側へ適宜角
度で下り勾配にした適宜幅の水切り縁31を全周
にわたり突出させ、適当な円ピツチで縦リブ32
を配し安定状態に取付けてあり、下端内周には補
強リング32′が一体に取付けてある。そしてこ
の防水筒30には全周を等分した複数個所(実施
例では4個)に、それぞれ同一の傾斜角で(実施
例では水平面に対し30゜、ただしこれに限定され
るものではなく任意の角度に設定できる)、昇降
に必要な高さh″が得られる長さにした案内長孔3
3が穿設してあり、図中h′は設定昇降量、hは
h′に等しくした所要昇降寸法である。この長孔3
3には内側へ突出すようにして細幅の縁33′を
全周に対し、案内面33″が広くなるようにして
ある。斯かる各案内長孔33に対して、本体1の
胴部1′にはその上部補強環部材1aが取付けら
れてある個所で、各長孔33に対応するようにガ
イドローラ34を支持したガイドピン35が内向
きに突設してあり、該ピン35に支持されたガイ
ドローラ34が、それぞれ防水筒30の案内長孔
33に係合して該防水筒30を支持している。
一方本体1胴部1′の外側適所にはブラケツト
36を突設して、このブラケツト36に基端をピ
ン36′支持したエアシリンダー37を設け、こ
のピストン杆37′先端には接手片38を付し、
この接手片38端には、本体胴部に前記防水筒3
0に設けた案内長孔33と同要領で穿設の傾斜長
孔39を貫通して、防水筒30の適所に固着した
連結ピン40の外端を連結してなる。
36を突設して、このブラケツト36に基端をピ
ン36′支持したエアシリンダー37を設け、こ
のピストン杆37′先端には接手片38を付し、
この接手片38端には、本体胴部に前記防水筒3
0に設けた案内長孔33と同要領で穿設の傾斜長
孔39を貫通して、防水筒30の適所に固着した
連結ピン40の外端を連結してなる。
斯くの如く構成した本発明防水装置の作動は、
まずその操作用エアシリンダー37の制御を遠心
脱水装置の制御系に組込んで、カバー17が胴部
1′の開口部分を閉じた後ピストン杆37′が前進
し、脱水作業が終了してカバー17が側方へ移動
する前の適当な時期にピストン杆37′が後退す
るよう、即ち下降するよう制御系によつて操作さ
れる作動工程にしておく。
まずその操作用エアシリンダー37の制御を遠心
脱水装置の制御系に組込んで、カバー17が胴部
1′の開口部分を閉じた後ピストン杆37′が前進
し、脱水作業が終了してカバー17が側方へ移動
する前の適当な時期にピストン杆37′が後退す
るよう、即ち下降するよう制御系によつて操作さ
れる作動工程にしておく。
而して前述のチーズキヤリヤー10上に前工程
で処理されたチーズAを搭載したものを、公知の
手段で上部開放状態の本体胴部1′内(槽内)に
吊込んで、回転円板7に回転連結台16を係合載
置する。この段階では防水筒30はその操作エア
シリンダー37が、そのピストン杆37′を後退
させた状態、即ち下降した状態になつているの
で、胴部1′の上頂面よりも下の位置にある(第
1図参照)。次いでスイングアーム21をその回
転操作機構の作動で開放位置から閉鎖位置まで基
準竪軸20を中心に回動してカバー17で本体胴
部1′の上を覆い、所定の手順で固定軸20′を軸
固定機構19によりクランプしてセンター軸22
を中心に定置する。その後においてキヤリヤー中
心保持用シリンダー23の作動でセンターホルダ
ー24がキヤリヤー10の連結片14テーパー孔
14′に合致させて軸芯を一致固定する。これに
合せて押え円板25の各保持片25′とキヤリヤ
ー10側のチーズ装填保持棒15端保持ピン1
5′との係合をカバー17の一部開放部分から点
検して主として人手により合致するようにし、し
かる後該開放部の蓋を閉じる。これで脱水操作の
準備が整うことになるので、該蓋の閉じ操作が終
了すると、操作エアシリンダー37を作動させて
ピストン杆37′を前進させれば、このピストン
杆37′に接手片を介し連結する連結ピン40が
傾斜長孔39に沿つて移動するにつれ、この連結
ピン40の取付く防水筒30は回動しつつ、案内
長孔33がそれぞれ本体胴部1′側突設の各ガイ
ドローラ34により案内されて、シリンダー37
が1ストローク作動することで所定の高さh′昇降
する。斯くて本体胴部1′上端とカバー17の下
端との間に形成されている間〓tが防水筒30に
よつて遮蔽され、従つて以後の脱水操作時はこの
防水筒30によつて回転体(チーズキヤリヤー)
の回転により遠心力で振出される液飛沫が外部に
漏出することなく処理される。
で処理されたチーズAを搭載したものを、公知の
手段で上部開放状態の本体胴部1′内(槽内)に
吊込んで、回転円板7に回転連結台16を係合載
置する。この段階では防水筒30はその操作エア
シリンダー37が、そのピストン杆37′を後退
させた状態、即ち下降した状態になつているの
で、胴部1′の上頂面よりも下の位置にある(第
1図参照)。次いでスイングアーム21をその回
転操作機構の作動で開放位置から閉鎖位置まで基
準竪軸20を中心に回動してカバー17で本体胴
部1′の上を覆い、所定の手順で固定軸20′を軸
固定機構19によりクランプしてセンター軸22
を中心に定置する。その後においてキヤリヤー中
心保持用シリンダー23の作動でセンターホルダ
ー24がキヤリヤー10の連結片14テーパー孔
14′に合致させて軸芯を一致固定する。これに
合せて押え円板25の各保持片25′とキヤリヤ
ー10側のチーズ装填保持棒15端保持ピン1
5′との係合をカバー17の一部開放部分から点
検して主として人手により合致するようにし、し
かる後該開放部の蓋を閉じる。これで脱水操作の
準備が整うことになるので、該蓋の閉じ操作が終
了すると、操作エアシリンダー37を作動させて
ピストン杆37′を前進させれば、このピストン
杆37′に接手片を介し連結する連結ピン40が
傾斜長孔39に沿つて移動するにつれ、この連結
ピン40の取付く防水筒30は回動しつつ、案内
長孔33がそれぞれ本体胴部1′側突設の各ガイ
ドローラ34により案内されて、シリンダー37
が1ストローク作動することで所定の高さh′昇降
する。斯くて本体胴部1′上端とカバー17の下
端との間に形成されている間〓tが防水筒30に
よつて遮蔽され、従つて以後の脱水操作時はこの
防水筒30によつて回転体(チーズキヤリヤー)
の回転により遠心力で振出される液飛沫が外部に
漏出することなく処理される。
而して防水筒30の上昇時には駆動が1本のエ
アシリンダー37によつて操作されるも、防水筒
30は等分して配された案内長孔33各所で胴部
1′側のガイドローラ34によつて等しく支持案
内されるので、コジレを生じたりすることなく回
動しつつ上昇でき、無理が生じることはない。ま
た、脱水操作時回転体から振出された液滴が上向
きに放散されても該防水筒30の上縁には水切り
縁31が全周にわたり設けてあるので、内周に沿
つて昇る液は外側へ伝い出ることなしに内部に落
下し、目的が達成できるのである。
アシリンダー37によつて操作されるも、防水筒
30は等分して配された案内長孔33各所で胴部
1′側のガイドローラ34によつて等しく支持案
内されるので、コジレを生じたりすることなく回
動しつつ上昇でき、無理が生じることはない。ま
た、脱水操作時回転体から振出された液滴が上向
きに放散されても該防水筒30の上縁には水切り
縁31が全周にわたり設けてあるので、内周に沿
つて昇る液は外側へ伝い出ることなしに内部に落
下し、目的が達成できるのである。
脱水操作が終了して防水筒30を下降させると
きには、操作シリンダー37のピストン杆37′
を後退させることにより、前記上昇時と逆の作動
で防水筒30は胴部1′上端より下の位置に復帰
し、以後の脱水済チーズをキヤリヤー10ごと取
外す操作が行えるようになる。
きには、操作シリンダー37のピストン杆37′
を後退させることにより、前記上昇時と逆の作動
で防水筒30は胴部1′上端より下の位置に復帰
し、以後の脱水済チーズをキヤリヤー10ごと取
外す操作が行えるようになる。
発明の効果:
叙上の如く本発明によれば、脱水機の槽(胴
部)内周に沿わせて、脱水操作可能な状態にした
後に、外部からの操作で機械的に防水筒を、定位
置から上昇させることで、槽とカバーとの間に生
ずる間隙部を内側で覆い、かつ防水筒には水切り
縁が付されているから、脱水時に振り出された液
の飛沫は上昇してもすべて防水筒により遮断で
き、外部に漏出することなしに処理できる。そし
て防水筒は回転体、即ち被処理チーズを載せたキ
ヤリヤーを槽に入れたり、取出すときには下降す
ることでカバーの開閉に支障を来たすことがな
く、しかも防水処置にあたつて小さな駆動力で簡
単に操作できる構造になつているから装置が複雑
化せず、合理的に取扱える等実用上有用なもので
あるといえる。
部)内周に沿わせて、脱水操作可能な状態にした
後に、外部からの操作で機械的に防水筒を、定位
置から上昇させることで、槽とカバーとの間に生
ずる間隙部を内側で覆い、かつ防水筒には水切り
縁が付されているから、脱水時に振り出された液
の飛沫は上昇してもすべて防水筒により遮断で
き、外部に漏出することなしに処理できる。そし
て防水筒は回転体、即ち被処理チーズを載せたキ
ヤリヤーを槽に入れたり、取出すときには下降す
ることでカバーの開閉に支障を来たすことがな
く、しかも防水処置にあたつて小さな駆動力で簡
単に操作できる構造になつているから装置が複雑
化せず、合理的に取扱える等実用上有用なもので
あるといえる。
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、
第1図は本発明装置を備えた脱水機の全体概要
図、第2図は第1図の平面図、第3図は本発明装
置の取付け部一部切断詳細図、第4図は取付け部
の平面図、第5図は要部の正面図、第6図は第5
図の―視図、第7図は作動態様を示す図であ
る。1…本体、1′…胴部、10…チーズキヤリ
ヤー、11…受盤、13…中空竪軸、14…連結
片、15…チーズ装填保持棒、17…カバー、2
1…スイングアーム、21′…ボス、22…セン
ター軸、24…センターホルダー、23…キヤリ
ヤー中心保持用シリンダー、25…押え円板、3
0…防水筒、31…水切り縁、33…案内長孔、
34…ガイドローラ、35…ガイドピン、36…
ブラケツト、37…エアシリンダー、37′…ピ
ストン杆、38…接手片、39…傾斜長孔、40
…連結ピン、A…チーズ。
第1図は本発明装置を備えた脱水機の全体概要
図、第2図は第1図の平面図、第3図は本発明装
置の取付け部一部切断詳細図、第4図は取付け部
の平面図、第5図は要部の正面図、第6図は第5
図の―視図、第7図は作動態様を示す図であ
る。1…本体、1′…胴部、10…チーズキヤリ
ヤー、11…受盤、13…中空竪軸、14…連結
片、15…チーズ装填保持棒、17…カバー、2
1…スイングアーム、21′…ボス、22…セン
ター軸、24…センターホルダー、23…キヤリ
ヤー中心保持用シリンダー、25…押え円板、3
0…防水筒、31…水切り縁、33…案内長孔、
34…ガイドローラ、35…ガイドピン、36…
ブラケツト、37…エアシリンダー、37′…ピ
ストン杆、38…接手片、39…傾斜長孔、40
…連結ピン、A…チーズ。
Claims (1)
- 1 チーズキヤリヤーをそのまま回転体として使
用できる構成の遠水脱水装置において、本体胴部
の内周面上部に沿わせて適宜高さの防水筒を、該
防水筒周面の複数個所に所要傾斜角で穿設した昇
降案内長孔に、本体胴部内側へ配分突出付設のガ
イドローラを各々係合させて支持配設し、本体胴
上部の外側に付設した直線作動機の可動体先端
と、本体胴部周面に穿設した前記防水筒の長孔と
同じ角度の傾斜長孔を貫通して防水筒とをピン連
結して、直線作動機の可動体の進退で本体胴部と
カバーとの間〓を脱水運転時遮蔽する位置に防水
筒が昇降するようにし、斯かる防水筒の上端には
内側に下り勾配で適宜幅の水切り縁を全周に付設
したことを特徴とするチーズキヤリヤーを回転体
として使用する遠心脱水機の防水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59279445A JPS61152867A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | チ−ズキヤリヤ−を回転体として使用する遠心脱水機の防水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59279445A JPS61152867A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | チ−ズキヤリヤ−を回転体として使用する遠心脱水機の防水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152867A JPS61152867A (ja) | 1986-07-11 |
JPS636668B2 true JPS636668B2 (ja) | 1988-02-10 |
Family
ID=17611165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59279445A Granted JPS61152867A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | チ−ズキヤリヤ−を回転体として使用する遠心脱水機の防水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61152867A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0292237U (ja) * | 1989-01-05 | 1990-07-23 | ||
JPH02122537U (ja) * | 1989-03-13 | 1990-10-08 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110306311B (zh) * | 2019-07-11 | 2022-09-06 | 曾婧 | 一种基于纺织加工的丝束印染装置 |
CN110258056B (zh) * | 2019-07-18 | 2021-12-28 | 泰安康平纳机械有限公司 | 一种大容量型全自动脱水机 |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP59279445A patent/JPS61152867A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0292237U (ja) * | 1989-01-05 | 1990-07-23 | ||
JPH02122537U (ja) * | 1989-03-13 | 1990-10-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61152867A (ja) | 1986-07-11 |
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