JPS636637B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS636637B2
JPS636637B2 JP58116126A JP11612683A JPS636637B2 JP S636637 B2 JPS636637 B2 JP S636637B2 JP 58116126 A JP58116126 A JP 58116126A JP 11612683 A JP11612683 A JP 11612683A JP S636637 B2 JPS636637 B2 JP S636637B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating
liquid
cylindrical cell
plated
processing liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58116126A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS609893A (ja
Inventor
Kunihiro Fukui
Minoru Nishihara
Akihiro Yanai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP11612683A priority Critical patent/JPS609893A/ja
Publication of JPS609893A publication Critical patent/JPS609893A/ja
Publication of JPS636637B2 publication Critical patent/JPS636637B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、局部的自動めつき装置、特に油井管
のような長尺で処理および移動などのハンドリン
グが困難な大形の部材を局部的にめつきする自動
装置に関する。 従来、油井管継手のような長尺管の端部のメタ
ルシール部やネジ部などをめつきする場合、その
継手全体をあるいは端部のみをめつき槽に垂下・
浸漬している。しかし、そのためには、パイプを
垂直に保持したりあるいは傾けたままめつき槽中
で処理しなければならないため、そのめつき処理
は時間と費用の要する作業であつた。めつき処理
に先立つて前処理を行う場合には、別々の処理槽
を使用するため、大重量の長尺管を前処理槽ある
いは前処理位置からめつき槽まで移動させねばな
らない。油井管継手のメタルシール部やネジ部の
ようなめつき面は一般に複雑な形状をなしてお
り、上述のようなめつき処理によつても均一にめ
つき被膜を得るのはなかなか困難であつた。 このように、従来技術にあつては、自動化は困
難と考えられていた。また、仮にそのような自動
化が可能になつても、従来の構成をとる限り、公
害防止対策が十分に行えないことと品質面とか
ら、到底実用化されるものではない。 本発明の目的とするところは、上述のような従
来技術の欠点を解消した、比較的簡便な局部的自
動めつき装置を提供することである。 さらに、本発明の別の目的は長尺管を所定位置
に置いたままで局部的にめつき処理を必要とする
箇所にめつき前処理およびめつき処理を連続して
自動的に実施できる装置を提供することである。 ここに、本発明の要旨とするところは、被めつ
き部材を収容する一端が開いた筒状セル、該筒状
セルに収容される被めつき部材のめつき面に離
間・対向した位置に配置された電極、前記めつき
面と電極との間に処理液を収容・保持する液密シ
ール機構、処理液供給口、処理液排出口、処理液
切換え弁機構、および電極の極性切換え機構を備
え、上記液密シール機構は筒状セルの開口端のス
リーブパツキングと筒状セル内部閉端側のテーパ
ーパツキングとから成る、長尺管の局部的自動め
つき装置である。 したがつて、本発明によれば、油井管のような
大形な長尺管で移動および処理等のハンドリング
が困難な金属部材のめつき処理等に特に有利に適
用される。 すなわち、本発明によれば、例えば、水平位置
に置かれた油井管をその前処理およびめつき処理
の期間を通じて移動も回転もさせることなくその
ままの位置で、油井管の端部のネジ部に一端の開
いた筒状セルを着装し、この筒状セル内面とネジ
部との間にめつき用の電解槽を構成する。この電
解槽内にはめつき液、脱脂液あるいは活性化液な
どの処理液が収容・保持される。この処理液は処
理液供給口から供給され、前記液密シール機構に
よつて上記電解槽内に収容・保持される。この液
密シール機構は、筒状セル内に処理液を保持し、
かつ被処理材たる長尺管の内部への処理液の侵入
を防ぐため、筒状セル開口端のスリーブパツキン
グと、筒状セル内部の閉端側のテーパーパツキン
グとから成る。各処理の終了後、各処理液は処理
液排出口から系外に取り出される。なお、これら
の供給口および排出口の取付位置および形状は特
に制限されない。上記電解槽へのまたはそれから
の処理液の供給および回収は各処理液タンクに接
続、配管された処理液供給系統を経て行われる。
その処理液供給系統には各種タンク、ポンプ、弁
さらには、例えば、整流器および極性切換器から
成る電極の極性切換え機構等が設けられており、
これらをプログラムタイマーで管理させることに
よりめつき装置の自動化をはかつても良い。一
旦、筒状セルを被めつき部材に着装すると、前処
理、活性化処理、そしてめつき処理等は単に弁類
の切換えだけで連続して行うことができるのであ
る。 好ましくは電極間の距離は0.05〜50mm、電解電
流密度は10〜1000A/dm2である。 かくして、本発明によれば、次のような利益が
得られる。 1 パイプを水平位置に固定したまま処理できる
ため、両端を同時に処理することも可能とな
り、作業効率が著しく改善される。 2 めつき液、前処理液さらには活性化液などの
処理液は単にポンプで圧送するだけでよく、し
たがつて、必要とする液量を少なくでき、その
ため本発明に係る装置は専用めつき工場でばか
りでなく、管のネジ加工工場などの現場でも使
用できる。 3 各処理がいずれも閉回路で実施可能であるた
め、公害対策が容易である。 4 大型装置あるいは部材を移動させる必要がな
く、しかも処理液の供給を弁操作で切り換える
だけで各種の操作を行い得るから、装置全体の
自動化が容易である。 5 液密性に優れ、また寸法精度のよいセルでめ
つきを行い得るため、電極(対極)と被めつき
面とを可及的に接近させることが可能となり、
また処理液を圧送するため撹拌効果も大きく、
したがつて、均一なめつき被膜を高速度で得ら
れる。 次に本発明を添付図面によつてさらに説明す
る。 第1図は、本発明に係る局部自動めつき装置の
概略を示す略式線図であり、油井管端部のネジ部
に適用した例を示している。第2図は本発明にお
いて使用する円筒状セルの略式断面図である。な
お、同一部材は同一符号で示す。 図示例にあつて、円筒状セル1には適宜手段で
所定位置に保持された被めつき部材である油井管
2の端部が収容されている。この円筒状セル1の
内周部には上記油井管のめつき面と離間・対向し
て円筒状電極3が配置されている。円筒状セル1
の閉端には中心にテーパーパツキング4が設けら
れ、被めつき部材が収容され押付けられたときそ
の突当部においてシールが行われる。一方、円筒
状セル1の他端の開放端にはスリーブパツキング
5が設けられており、やはり同様に処理液のシー
ルを行う。 処理液供給口6から供給される処理液は、油井
管のめつき面であるネジ部7と円筒状電極3との
間に形成された環状の電解槽8に収容・保持され
る。このとき処理液は、テーパーパツキング4に
押付けられた油井管のネジ部の突当部と他端の開
放端に設けられたスリーブパツキング5によつて
外部から液密にシールされている。各処理が終了
すると、その毎に電解槽内の処理液は処理液排出
口9から排出される。整流器10および極性切換
器11から成る電極の極性切換機構にあつては、
被めつき部材である油井管2および円筒状電極3
に接続された端子12の接続をスイツチSにより
切換えることにより極性の変更を行う。 なお、図中、T1は脱脂液タンク、T2は活性液
タンク、T3はめつき液タンク、T4は洗浄水タン
クそしてT5は排液タンクをそれぞれ表すもので
あつて、この場合のめつき処理プログラムの例を
次表に示す。Pはポンプ類を、Vは弁類をそれぞ
れ示す。 同表のプログラムからも明らかなように、本発
明に係る装置によれば、円筒状セルの被めつき部
材への着装後はその着脱に至るまで、脱脂、活性
化そしてめつきと連続して処理を行い得るのであ
る。 【表】
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る局部自動めつき装置の
概略を示す略式線図;および第2図は、本発明に
おいて使用する円筒状セルの略式断面図である。 1:円筒状セル、2:油井管、3:円筒状電
極、4:テーパーパツキング、5:スリーブパツ
キング、6:処理液供給口、8:環状の電解槽、
9:処理液排出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被めつき部材を収容する一端が開いた筒状セ
    ル、該筒状セルに収容される被めつき部材のめつ
    き面に離間・対向した位置に配置された電極、前
    記めつき面と電極との間に処理液を収容・保持す
    る液密シール機構、処理液供給口、処理液排出
    口、処理液切換え弁機構、および電極の極性切換
    え機構を備え、上記液密シール機構は、筒状セル
    開口端のスリーブパツキングと、筒状セル内部の
    閉端側のテーパーパツキングとから成る、長尺管
    の局部的自動めつき装置。
JP11612683A 1983-06-29 1983-06-29 長尺管の局部的自動めっき装置 Granted JPS609893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11612683A JPS609893A (ja) 1983-06-29 1983-06-29 長尺管の局部的自動めっき装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11612683A JPS609893A (ja) 1983-06-29 1983-06-29 長尺管の局部的自動めっき装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS609893A JPS609893A (ja) 1985-01-18
JPS636637B2 true JPS636637B2 (ja) 1988-02-10

Family

ID=14679346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11612683A Granted JPS609893A (ja) 1983-06-29 1983-06-29 長尺管の局部的自動めっき装置

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WO2014007090A1 (ja) 2012-07-02 2014-01-09 新日鐵住金株式会社 電気めっき装置
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JPS609893A (ja) 1985-01-18

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