JPS636608Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS636608Y2
JPS636608Y2 JP16169778U JP16169778U JPS636608Y2 JP S636608 Y2 JPS636608 Y2 JP S636608Y2 JP 16169778 U JP16169778 U JP 16169778U JP 16169778 U JP16169778 U JP 16169778U JP S636608 Y2 JPS636608 Y2 JP S636608Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
terminal
strong
weak
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16169778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5580650U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16169778U priority Critical patent/JPS636608Y2/ja
Publication of JPS5580650U publication Critical patent/JPS5580650U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS636608Y2 publication Critical patent/JPS636608Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、石油等を燃焼させ、その熱を熱交換
し、温風として取り出す温風暖房器に関する。
〔従来の技術〕
従来、温風暖房器には燃焼量の調節方法とし
て、「弱」「中」「強」または「1」「2」「3」…
…など手動により燃焼量を切換えるもの、自動温
度調節器を内蔵し、室温を感知して自動的に燃料
量を切換えるもの、および自動温度調節器をオプ
シヨン部品として取付けたときに自動的に燃焼量
を切換えることができるものなどがある。ここ
で、自動温度調節器を取付可能なものは、「弱」
「中」「強」または「1」「2」「3」……などのい
ずれかにセツトして運転することにより自動的に
燃焼量が切換わるよう構成されていた。例えば、
自動温度調節器を取付けた場合、前記手動切換位
置のうち「強」に切換えた場合のみ自動温度調節
器が働き、他の切換位置では「弱」または「中」
の燃焼状態を維持できるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構成では、「強」燃焼状態
を維持したい場合でも、自動温度調節器の作用に
より、ある設定温度に達したら「弱」に切換わつ
てしまい、セツトした「強」燃焼状態を維持でき
ず使用者に不便な感じを与える。
本考案の目的は、「弱」「強」などの手動切換位
置の他に、「自動」のセツト位置を予め用意して
おき、自動温度調節器を取付けた場合は、「自動」
にセツトした時のみ働くように構成し、他の手動
による燃焼量のセツトもそのまま可能にしたこと
により、好みの燃焼量を自由に選択することがで
きる温風暖房器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による温風暖房器は、第3図で示すよう
に、運転操作つまみを「弱」「強」「自動」のいず
れかに操作するとオンとなり第1の燃料弁Mg1
開いてバーナに燃焼を供給させる接点SW2と、上
記運転操作つまみを上記「弱」「強」「自動」を含
む運転側に操作すると運転制御されバーナに燃焼
用空気を供給する燃焼用フアンモータM2と、上
記バーナの温度に感応するサーモスタツトT2と、
このサーモスタツトT2が低温検知状態であるこ
とを条件に上記燃焼用フアンモータM2と共に付
勢されサーモスタツトT2が高温側に切換わるこ
とにより消勢される点火ヒータTHと、上記サー
モスタツトT2が高温検知状態となることにより
運転制御され低温側に切換わることにより停止制
御される対流用フアンモータM1と、運転操作つ
まみを「強」に操作した場合のみオンとなり強弱
切換リレーRL4を動作させる接点SW4と、この強
弱切換リレーRL4の動作により第2の燃料弁Mg2
を開きバーナの燃料供給量を増加させる接点r4
2と、前記運転操作つまみを「自動」に操作した
場合のみオンとなる接点SW5と、この接点SW5
前記強弱切換リレーRL4との間に設けられ室温が
低温の場合にオン状態となつて強弱切換リレーを
動作させ室温が設定温度以上になるとオフ状態と
なる自動温度調節器T3とを備えたものである。
〔作用〕
運転操作つまみを「弱」に操作した場合は接点
SW2により第1の燃料弁Mg1を開いてバーナに燃
料を供給し、上記運転操作つまみの操作により付
勢される点火ヒータTHで点火を行ない、これと
共に運転制御された燃焼用フアンモータM2から
の燃焼用空気と共に燃焼させ、バーナ温度の上昇
によりサーモスタツトT2で点火ヒータを消勢す
ると共に対流用フアンモータM1を運転して「弱」
運転状態となる。また、運転操作つまみを「強」
に操作すると、接点SW4により強弱切換リレー
RL4を動作させて第2の燃料弁Mg2を開き、第1
の燃料弁Mg1と共にバーナへの燃料を供給させ、
バーナの燃料量を増大させて「強」運転状態とす
る。さらに、運転操作つまみを「自動」にする
と、接点SW5により自動温度調節器T3の温風検
知動作を強弱切換リレーに伝え、自動温度調節器
T3が低室温状態を検知すると強弱切換リレー
RL4を動作させて前記「強」運転状態にし、ま
た、室温が設定温度以上になると、強弱切換リレ
ーRL4を復帰させて前記「弱」運転状態に切換え
る。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す一実施例を参照して
説明する。
第1図において、Pは電源端子で、その一方は
電源ヒユーズF1を介して線路Rに接続し、また
他方の端子は線路Nに接続しており、これら線
R,N間に単相交流電源を供給する。SW1
SW2,SW3,SW4,SW5は1つの運転操作つまみ
に連動するロータリ形切換スイツチの接点で、接
点SW1は「弱」「中」「強」「自動」の運転指令の
いずれかにセツトした時閉じる端子bと、「消火」
側にセツトした時閉じる端子aを有する。この接
点SW1は共通端子側を線路Rに接続すると共に、
運転指令回路用の端子bを、自動起動用タイマー
接点t1の端子a側、図示しない耐震自動消火装置
の動作時開放する接点SW6、機体の加熱防止用に
設けた過熱検知器の動作時開放する接点T1、同
じく過熱検知用の温度ヒユーズF2、後述する安
全リレーRL3の動作時閉接点(以下これをa接点
と呼ぶ)r3−2、および制御リレーRL2を介して
線路Nに接続する。上記制御リレーRL2は後述す
る燃焼用フアンモータM2や点火ヒータTHにに
動作指令を与えるもので、前記切換スイツチSW1
の接点bへの切換操作、即ちいずれかへの運転指
令により、前記耐震自動消火装置や過熱検知装置
の不動作および安全リレーRL3が動作中であるこ
とを条件に励磁され、安全リレー接点r3−2と並
列接続したa接点r2−1により自己保持する。
上記安全リレーRL3は一端を前記接点SW1
「消火」側端子aに接続すると共に、これと並列
に接点R3−3を設け、自己保持回路を構成する。
また他端はサーモスタツトT2の低温時閉成する
端子aを介して線路Nに接続する。サーモスタツ
トT2は図示しないバーナ温度に感応するもので、
設定温度以下の時は端子a側が、また以上の時は
端子bが閉成する。従つて安全リレーRL3は切換
スイツチ接点SW1を消火側に操作した時、バーナ
温度が設定値以下であることを条件に励磁され、
自己保持する。
RL1はリセツトリレーで、その一端は上記安全
リレーRL3の切換接点r3−1の動作時閉成する端
子b側を介して線路Rに接続すると共に、これと
並列に接点r1−1を設け、自己保持回路を構成す
る。また他端は線路Nに接続する。従つてリセツ
トリレーRL1は前記安全リレーRL3が動作中であ
ることを条件に励磁され自己保持する。このリセ
ツトリレーRL1のa接点r1−2は一端を前記制御
リレーRL2の接点r2−2を介して線路Rに接続す
ると共に、安全リレーRL3の切換接点r3−1の消
勢時閉成する端子a側を介して同じく線路Rに接
続する。また他端は燃焼用フアンモータM2を介
して線路Nに接続する。従つて燃焼用フアンモー
タM2は上記リセツトリレー接点r1−2の閉成を
条件に、制御リレーRL2の動作、または安全リレ
ーRL3の消勢に伴つて付勢され運転される。この
燃焼用フアンモータM2には、点火トランスTRの
1次巻線が、前記サーモスタツトT2の低温時閉
成する端子aを介して並列接続しており、燃焼用
フアンモータM2と共にバーナが低温であること
を条件に付勢され、その2次側に設けた点火ヒー
タTHを加熱する。
切換スイツチ接点SW2は「弱」「強」「自動」へ
の運転指令時閉じる端子bを持つ。同様に接点
SW3は「中」への運転指令時閉じる端子b、接点
SW4は「強」への運転指令時閉じる端子b、接点
SW5は「自動」への運転指令時閉じる端子bをそ
れぞれ有し、かつそれぞれ他の運転指令時閉じる
端子aを有する。これら各接点SW2,SW3
SW4,SW5の共通端子側は前記制御リレーRL2
同様に安全リレー接点r3−2と直列接続する。ま
た接点SW2,SW3の端子bは整流器D1またはD2
を介して線路Nに接続する。上記整流器D1の直
流側には第1の燃料弁、例えば電磁弁Mg1を接続
する。同じく整流器D2の直流側には第2の燃料
弁、同様に例えば電磁弁Mg2を接続する。接点
SW4の端子bは強弱切換リレーRL4を介して線路
Nに接続する。この強弱切換リレーRL4のa接点
r4−2は前記接点SW3のb端子側と並列接続す
る。接点SW5の端子bは外部接続用端子RTを介
して前記強弱切換リレーRL4と直列接続する。こ
の外部接続用端子RTには必要に応じて室温に感
応するルームサーモを直列接続する。
これらの接続関係から前記第1の燃料弁Mg1
接点SW2により、「弱」「強」「自動」のいずれの
運転指令時においても前記制御リレーRL2と共に
付勢され開動作する。また第2の燃料弁Mg2は接
点SW3により「中」への運転指令時付勢されると
共に、接点SW4による「強」への運転指令時に
も、強弱切換リレーRL4の接点r4−2の閉成によ
り付勢され開動作する。
Mg3は図示しないダンパー駆動用操作部、例え
ば電磁コイルで、前記強弱切換リレーRL4の動作
時開接点(以下これb接点と呼ぶ)r4−3を介し
て第1の燃料弁Mg1と並列接続する。従つて強弱
切換リレーRL4が動作していないことを条件に、
即ち弱運転指令時のみ付勢され、燃焼用フアンモ
ータM2の送風路に設けた図示しない絞りダンパ
ーを動作させ、燃焼用空気の風量を減少させる。
M1は温風を生じさせるための対流用フアンモ
ータで、その弱運転端子は、前記強弱切換リレー
RL4の切換接点r4−1の動作時開放する端子a側
を介して線路Rに接続し、また強運転端子は同接
点r4−1の動作時閉成する端子b側を介して同じ
く線路Rに接続する。さらに他端は前記サーモス
タツトT2の高温時閉じる端子b側を介して線路
Nに接続する。従つてこの対流用フアンモータ
M1はサーモスタツトT2の働きによりバーナ温度
が設定温度以上であれば、接点r4−1の切換状態
に応じて弱または強運転される。
尚、図中PL1,PL2,PL3,PL4は共に表示用の
発光素子であり、PL1は自動起動用タイマーTM
と並列接続され、これの動作中発光する。また
PL2は制御リレーRL2と並列接続され、あらゆる
運転状態においても発光する。PL3は整流回路D2
と並列接続され、第2の燃料弁Mg2の開動作時、
即ち「中」、および「強」運転時発光する。PL4
は強弱切換リレーRL4と並列接続され、これの動
作時、即ち「強」運転時のみ発光する。これらの
発光状態と運転状態との関係を整理すると「弱」
運転時はPL2のみが発光し、「中」運転時はPL2
PL3が共に発光し、「強」運転時はPL2,PL3
PL4が共に発光する。またTNRは異常高電圧保
護装置(バリスタ)であり、主に整流器D1,D2
の保護に用いる。
次に作用を第2図のタイムチヤートを参照して
説明する。
(1) 点火操作について。
まず、電源プラグPを図示しないコンセントに
差し込み、線路R,N間に電源電圧を印加する。
次に図示しない運転操作つまみを「消火」の位置
にセツトし、切換スイツチの接点SW1の「消火」
側端子aを閉成する。この時バーナは燃焼前であ
るため当然低温状態にあり、サーモスタツトT2
は低温側端子aに切換わつている。従つて、安全
リレーRL3は、線路R〜接点SW1の端子a〜安全
リレーRL3〜サーモスタツトT2の端子a〜線路
Nの閉回路で励磁され、接点r3−3により自己保
持する。この安全リレーRL3の動作によりその切
換接点r3−1が端子b側に切換わり、これを介し
てリセツトリレーRL1を励磁させ、接点r1−1で
自己保持させる。またこの時安全リレーRL3の他
の接点r3−2およびリセツトリレーRL1の他の接
点r1−2も共に閉成しており、回路は燃焼運転可
能な状態になる。(第2図の時点) 次に運転操作つまみを「弱」「中」「強」「自動」
のいずれかにセツトし運転指令を与える。(第2
図の時点) (a) 「弱」による運転指令で運転を開始する場
合。
この時の切換スイツチの各接点SW1〜SW5の状
態を説明すると、SW1およびSW2は共に端子b側
が閉成し、残りの接点SW3,SW4,SW5は共に端
子a側が閉成している。上記前記SW1の端子b側
の閉成により、線路R〜接点SW1の端子b側〜タ
イマー接点t1の端子a側〜耐震消火装置の接点
SW6へ過熱検知装置の接点T1〜同温度ヒユーズ
F2〜自己保持中の安全リレーRL3の接点r3−2〜
制御リレーRL2〜線路Nの閉回路により制御リレ
ーRL2が励磁され接点r2−1により自己保持す
る。またこれと並列接続している発光素子PL2
発光し、さらに前記接点r3−2と直列接続してい
る接点SW2の端子b側を介して整流器D1に通電
され、その直流側に設けた第1の燃料弁Mg1を付
勢し、これを開動作させると共に、絞りダンパー
駆動用電磁コイルMg3を励磁し、燃料用空気の通
風路を絞る。
また前記制御リレーRL2の動作によりその接点
r2−2が閉じ、閉成中のリセツトリレー接点r1
2を介して燃焼用フアンモータM2を運転させバ
ーナに燃焼用空気を送る。もちろんこの風量は前
述のダンパーにより小風量に絞られている。また
これと同時に点火トランスTRが、サーモスタツ
トT2が低温側接点aに切換わつているため付勢
され点火ヒータTHを発熱させる。このため前記
第1の燃料弁Mg1の開動作に伴いバーナ内に供給
された燃料に着火し、燃焼用空気と共に燃焼す
る。この燃焼開始によりバーナ温度が上昇する
と、サーモスタツトT2がこれに感応し、高温側
端子bに切換わる。(第2図の時点) 上記サーモスタツトT2の切換動作により、点
火トランスTRは消勢され、点火動作を停止す
る。また安全リレーRL3も自己保持が解除され消
勢する。このためその接点r3−1は端子a側に切
換わり、また接点r3−2は開放する。もちろんこ
の接点r3−2の開放によつても制御リレーRL2
接点r2−1により制御リレーRL2の自己保持およ
び燃料弁Mg1、絞りダンパー駆動用電磁コイル
Mg3の付勢状態は維持される。さらにサーモスタ
ツトT2の端子b側への切換えにより対流用フア
ンモータM1が、接点r4−1の端子a側を介して
弱運転端子から付勢され、弱運転状態となり、少
量の温風を吹き出させ、温風暖房器としての弱運
転状態となる。
(b) 「中」による運転指令で運転を開始する場
合。
この場合の切換スイツチの接点状態を説明する
と、接点SW1,SW3は端子b側が閉成し、他の接
点SW2,SW4,SW5は端子a側が閉成している。
接点SW1の閉成により制御リレーRL2は「弱」の
場合と同じ経路で励磁され自己保持する。同様に
発光素子PL2も発光する。また上記制御リレー
RL2と同様に、安全リレー接点r3−2と直列接続
している上記接点SW3の端子b側を介して整流器
D2が付勢され、その直流側に設けた第2の燃料
弁Mg2を付勢しこれを開動作させる。もちろん第
2の燃料弁Mg2には第1の燃料弁Mg1より燃料供
給量が多いものを用いている。従つてバーナには
「弱」運転指令時より多量の燃料が供給される。
またこの時発光素子PL3も発光する。一方、前記
制御リレーRL2の動作によりその接点r2−2が閉
じ、「弱」の場合と同じく燃焼用フアンモータM2
を運転されると共に、点火トランスTRを付勢
し、点火ヒータTHを発熱させ、バーナ内の燃料
に着火させる。そして燃焼用フアンモータM2
より供給される燃焼用空気と共に燃焼する。この
燃焼用空気の供給量は絞りダンパー駆動用電磁コ
イルMg3が励磁されないため、何ら制限されるこ
となく燃焼用フアンモータM2のよるものがその
まま供給される。
上記燃焼開始によりバーナ温度が上昇するとサ
ーモスタツトT2が端子b側に切換わり、「弱」の
場合と同様に点火トランスTRを消勢すると共に
安全リレーRL3の自己保持を解除してこれを消勢
させる。さらに対流用フアンモータM1を弱運転
状態で起動する。従つて温風暖房器としては比較
的高温の温風が少量吹き出る「中」運転状態とな
る。
(c) 「強」運転指令で運転を開始する場合。
この場合の切換スイツチの接点状態を説明する
と、接点SW1,SW2,SW4は端子b側が閉じ、他
の接点SW3,SW5は端子a側が閉じている。前述
の「弱」の場合と同様に、接点SW1の端子b側の
閉成により制御リレーRL2が励磁されて自己保持
し、かつ接点SW2の端子b側の閉成により、整流
器D1を介して第1の燃料弁Mg1が付勢され開動
作する。もちろん表示素子PL2も発光する。また
制御リレーRL2と同じく前記安全リレー接点r3
2と直列接続している接点SW4の端子bを介して
強弱切換リレーRL4が励磁され、その切換接点r4
−1を端子b側に切換え、またそのa接点r4−2
を閉成させ、さらにそのb接点r4−3を開放す
る。これと同様に表示素子PL4も発光する。上記
a接点r4−2の閉成により表示素子PL3が発光す
ると共に整流器D2を介して第2の燃料弁Mg2
付勢され開動作する。従つてバーナ内には第1、
第2の燃料弁Mg1,Mg2の双方から多量の燃料が
供給される。また前記b接点r4−3の開放により
絞りダンパー駆動用電磁弁Mg3は第1の燃料弁
Mg1から切離なされ、従つて絞りダンパーは動作
しない。一方、前記制御リレーRL2の動作によ
り、その接点r2−2が閉じるので、「弱」「中」の
場合と同じく燃焼用フアンモータM2を付勢し、
これを運転させると共に、点火トランスTRを付
勢し、点火ヒータTHを発熱させてバーナに供給
された燃料に着火する。そして燃焼用フアンモー
タM2で供給される燃焼用空気と共に燃焼させる。
上記燃焼開始によりバーナ温度が上昇し、サー
モスタツトT2が端子b側に切換わると、「弱」お
よび「中」の場合と同様に、点火トランスTRを
消勢すると共に、安全リレーRL3の自己保持を解
除してこれを消勢させる。さらに対流用フアンモ
ータM1の強端子に、前述の端子b側に切換わつ
た強弱切換リレーRL4の接点r4−1を介して通電
し、これを強運転状態で起動する。従つて温風暖
房器としては高温の温風が多量に吹き出される強
運転状態となる。
(2) 燃焼運転中について。
運転操作つまみを「弱」「中」「強」「自動」の
いずれかに切換えると、上記運転操作つまみに連
動した切換スイツチの各接点SW1,SW2,SW3
SW4,SW5がそれぞ切換場所に応じて切換動作
し、各燃焼状態の設定回路がそれぞれ前述した如
く切換わり、好みの燃焼状態を選択して燃焼運転
を継続する。
(3) 消火動作について。
運転操作つまみを「弱」「中」「強」「自動」の
いずれかから「消火」に切換えると、切換スイツ
チSW1が端子b側からa側に切換わる。このため
制御リレーRL2は自己保持を解除され消勢する。
またいずれの運転指令状態にあつたとしても、燃
料弁Mg1,Mg2は線路Rから切離なされるため消
勢され、閉塞状態となつて燃料の供給を停止す
る。さらに「強」運転指令中の場合は強弱切換リ
レーRL4が消勢される。もちろ表示素子PL2
PL3,PL4は共に消える。
一方、安全リレーRL3は接点SW1が端子a側に
切換わつてもバーナ温度がすぐに低下しないの
で、サーモスタツトT2の低温側端子aは開のま
まであり、励磁されない。従つてその切換接点r3
−1は端子a側のままであり、前記制御リレー
RL2の消勢によつて開放した接点r2−2に代つて
閉成中のリセツトリレー接点r1−2を介し、燃焼
用フアンモータM2の運転を継続させ、バーナ内
のアフターブローを行ない、残留ガス等を外部に
排出させる。また対流用フアンモータM1もサー
モスタツトT2が高温側端子b側の閉成を維持し
ているため、消勢された強弱切換リレーRL4の切
換接点r4−1の端子a側を介して「弱」運転状態
を維持し、アフターブローを行なつてバーナを冷
却させる。
上記アフターブローによりバーナ温度が低下
し、サーモスタツトT2が端子a側に切換わると、
対流用フアンモータM1は通電が断たれて停止す
る。また同時に安全リレーRL3が励磁され自己保
持する。上記安全リレーRL3の動作によりその切
換接点r3−1は端子b側に切換わり、前記燃焼用
フアンモータM2への通電を断ちこれを停止させ
る。またそのa接点r3−2が閉じ、以後の運転指
令に対し運転可能な状態で待期する。
(4) 自動温度調節器(以下ルームサーモと呼ぶ)
T3を接続して自動運転する場合。
ルームサーモT3を取付けるに当つては、第1
図で示した如く接点SW5の端子bと強弱切換リレ
ーRL4の図示右端側との間に結合状態で設けられ
た外部接続用端子RTをまず分離し、この間に第
3図で示す如くルームサーモT3を、その両端に
設けた端子を用いて接続する。
上記ルームサーモT3を用いた自動運転時の作
用を第4図のタイムチヤートを参照しながら説明
する。
(a) 運転開始について。
前述の作用(1)点火操作について、で説明した部
分は全く同様であり、ここの説明は省略する。上
記操作により運転可能な状態になるので、次に運
転操作つまみを「自動」にセツトする。(第4図
の時点)このセツト時における切換スイツチの
各接点の状態を説明すると、接点SW1,SW2
SW5は端子b側が閉じ、他の接点SW3,SW4は端
子a側が閉じている。上記接点SW1の端子b側の
閉成により、前述した「弱」燃焼指令時と同じ経
路で制御リレーRL2が励磁され、自己保持する。
この時発光素子PL2も発光する。また制御リレー
RL2と同じく、閉成中の安全リレー接点r3−2と
直列接続した接点SW2の端子b側を介して整流器
D1が付勢され、その直流側に設けた第1の燃料
弁Mg1に通電してこれを開放させ、バーナに燃料
を供給する。この時室温が低く、ルームサーモ
T3が閉成すると、前述の制御リレーRL2と同じ
く安全リレー接点r3−2と直列接続した接点SW5
の端子b側から上記ルームサーモT3、強弱切換
リレーRL4を介して線路Nに通電され、強弱切換
リレーRL4が励磁される。このため「強」燃焼指
令時と同様に切換接点r4−1が端子b側に切換わ
り、a接点r4−2が閉じ、b接点r4−3が開く。
そして上記a接点r4−2を介して整流器D2が付勢
され、その直流側に設けた第2の電磁弁Mg2に通
電して開動作させる。もちろんこの時発光素子
PL3,PL4も発光する。また前記b接点r4−3の
開放により、ダンパー駆動用電磁コイルMg3には
通電されず、絞りダンパーは動作しない。
これに対し、室温が高く、ルームサーモT3
開状態のままであれば強弱切換リレーRL4は励磁
されないので、第2の燃料弁Mg2には通電され
ず、第1の燃料弁Mg1のみで燃料を供給する。ま
たb接点r4−3も開放しないことからダンパー駆
動用電磁コイルMg3が励磁され、絞りダンパーを
動作させて燃焼用空気の供給量を減少させる。即
ち、前述した「弱」運転指令時と同じ状態にな
る。
一方、前記制御リレーRL2の動作によりそのa
接点r2−2が閉じ、閉成中のリセツトリレー接点
r1−2を介して燃焼用フアンモータM2に通電し、
運転させる。同時に点火トランスTRにも通電
し、その2次回路に設けた点火ヒータTHを発熱
させ、バーナ内に供給された燃料に着火し、そし
て燃焼用空気と共に燃焼させる。
上記燃焼開始によりバーナ温度が上昇し、サー
モスタツトT2が接点b側に切換わる(第4図の
時点)と、点火トランスTRおよび点火ヒータ
THは消勢され、また安全リレーRL3も自己保持
が解除されて消勢する。一方、サーモスタツト
T2が接点b側に切換わつたことにより、対流用
フアンモータM1は強弱切換リレーRL4の切換接
点r4−1を介して通電され、室温に応じて強弱運
転される。即ち、室温が低ければ、前述の如くル
ームサーモT3が閉じて強弱切換リレーRL4が動
作し、その切換接点r4−1が端子b側に切換わ
り、これを介して対流用フアンモータM1の強運
転端子に通電し、強風量の運転状態となる。これ
に対し、室温が高ければ、前述の如く強弱切換リ
レーRL4は励磁されず、その切換接点r4−1は端
子a側に切換わつているので、これを介して対流
用フアンモータM1の弱運転端子に通電し、弱風
量の運転を行なう。
(b) 燃焼運転中について。
ルームサーモT3の動作温度を好みの室温に設
定すると、室温がこの設定温度以下になればルー
ムサーモT3は閉成し(第4図の時点,)、設
定温度を越えると開放する(第4図の時点,
)。このルームサーモT3の開閉に伴い、強弱切
換リレーRL4への通電、停止が繰返され、これに
よつて、第2の燃焼弁Mg2およびダンパー駆動用
電磁コイルMg3への通電、停止が制御され、かつ
対流用フアンモータM1の強弱風量切換が制御さ
れ、自動燃焼運転状態を継続する。
(c) 消火操作について。
室温が設定温度以下でルームサーモT3が閉じ
ている場合は、前述の「強」燃焼指令時の「消
火」操作時と同じであり、また室温が設定温度を
越え、ルームサーモT3が開いている場合は、前
述の「弱」燃焼指令時の「消火」操作時と同じ作
用である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、切換スイツチに
「自動」用の位置を設けたので、ルームサーモを
接続して自動運転に切換える場合、従来の手動燃
焼指令位置の一つを兼用していたものに比べ操作
がわかり易い。また、従来の手動燃焼指令はその
まま生かされるので、ルームサーモを接続しても
従来のように手動燃焼指令の一つが自動運転指令
に代られるようなことはなく、「弱」「強」等の手
動燃焼指令と「自動」運転指令との中から好みの
燃焼量を設定することができる。さらに「自動」
に設定した場合は、室温に応じて自動的に「強」
「弱」燃焼が繰返えされ、所望の室温を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による温風暖房器の一実施例を
示す回路図、第2図は第1図の動作説明用タイム
チヤート、第3図は第1図の回路にルームサーモ
を接続した状態を示す回路図、第4図は第3図の
動作説明用タイムチヤートである。 SW2……弱燃焼指令回路用接点、SW4……強燃
焼指令回路用接点、SW5……自動運転指令回路用
接点、RL4……強弱切換リレー、T3……自動温
度調節器、r4−2……強弱切換リレー接点、Mg1
……第1の燃料弁、Mg2……第2の燃料弁、M1
……対流用フアンモータ、M2……燃焼用フアン
モータ、T2……サーモスタツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転操作つまみを「弱」「強」「自動」のいずれ
    かに操作するとオンとなり第1の燃料弁Mg1を開
    いてバーナに燃料を供給させる接点SW2と、上記
    運転操作つまみを上記「弱」「強」「自動」を含む
    運転側に操作すると運転制御されバーナに燃焼用
    空気を供給する燃焼用フアンモータM2と、上記
    バーナの温度に感応するサーモスタツトT2と、
    このサーモスタツトT2が低温検知状態であるこ
    とを条件に上記燃焼用フアンモータM2と共に付
    勢されサーモスタツトT2が高温側に切換わるこ
    とにより消勢される点火ヒータTHと、上記サー
    モスタツトT2が高温検知状態となることにより
    運転制御され低温側に切換わることにより停止制
    御される対流用フアンモータM1と、運転操作つ
    まみを「強」に操作した場合のみオンとなり強弱
    切換リレーRL4を動作させる接点SW4と、この強
    弱切換リレーRL4の動作により第2の燃料弁Mg2
    を開きバーナの燃料供給量を増加させる接点r4
    2と、前記運転操作つまみを「自動」に操作した
    場合のみオンとなる接点SW5と、この接点SW5
    前記強弱切換リレーRL4との間に設けられ室温が
    低温の場合にオン状態となつて強弱切換リレーを
    動作させ室温が設定温度以上になるとオフ状態と
    なる自動温度調節器T3とを備えたことを特徴と
    する温風暖房器。
JP16169778U 1978-11-24 1978-11-24 Expired JPS636608Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16169778U JPS636608Y2 (ja) 1978-11-24 1978-11-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16169778U JPS636608Y2 (ja) 1978-11-24 1978-11-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5580650U JPS5580650U (ja) 1980-06-03
JPS636608Y2 true JPS636608Y2 (ja) 1988-02-24

Family

ID=29156678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16169778U Expired JPS636608Y2 (ja) 1978-11-24 1978-11-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS636608Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5580650U (ja) 1980-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02267415A (ja) 誘引通風ブロワを備えたガス焚き温風ファーネスのための電子式制御システム
US2249442A (en) Burner control apparatus
JPS636608Y2 (ja)
ITPD950156A1 (it) Dispositivo per gestire in modo automatico il funzionamento di un bruciatore in genere.
US5360335A (en) Fuel burner control system with selectable standing pilot mode
US3938936A (en) Fluid control system
US3138194A (en) Multiple burner heating system
US4168141A (en) Safety ignition means for burner installations
JPS6027898B2 (ja) 燃焼制御装置
JPS6038839Y2 (ja) 温風暖房器
JPS625545Y2 (ja)
JPS585844Y2 (ja) クウキチヨウワソウチ
JPS6021646Y2 (ja) 温風暖房機の制御回路
US2517363A (en) Automatic safety cutoff for gas burners
JPS5919300Y2 (ja) タイマを内蔵した自己保持型スイッチ回路
US2672291A (en) Furnace control means
JPS5838286Y2 (ja) ガス燃焼器
JPS5842764Y2 (ja) 燃焼式温風暖房機の運転制御装置
JPS593240Y2 (ja) シユンカンユワカシキトウノ ネツキケンチヨウソシ
JPS6136041Y2 (ja)
JPS5842758Y2 (ja) 燃焼式温風暖房機の運転制御装置
US5403182A (en) Control system for gas fired heating apparatus using double-throw radiant heat sensing switch
JPS6229809Y2 (ja)
JPH0136052Y2 (ja)
JPS6040579B2 (ja) 温風暖房機の制御方法