JPS6364979B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6364979B2 JPS6364979B2 JP58021231A JP2123183A JPS6364979B2 JP S6364979 B2 JPS6364979 B2 JP S6364979B2 JP 58021231 A JP58021231 A JP 58021231A JP 2123183 A JP2123183 A JP 2123183A JP S6364979 B2 JPS6364979 B2 JP S6364979B2
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- Japan
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- living body
- hole
- endoscopic
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- living
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- Expired
Links
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Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は生体内部を常時視検することを可能と
する生体内視用部材に関するものである。
する生体内視用部材に関するものである。
最近の医療技術の向上は材料工学の発達に負う
ところが大きい。すなわち、生体(人体)内部を
直接視検できるフアイバースコープや新規な補綴
材等は材料又はその製法の進歩にもとづいている
といつてもよい。
ところが大きい。すなわち、生体(人体)内部を
直接視検できるフアイバースコープや新規な補綴
材等は材料又はその製法の進歩にもとづいている
といつてもよい。
他方、人体内の情報は各種検査機器でもつて、
より正確にかつ早く得られるようになつてきては
いるが、生体内部にある臓器、骨、その他の生体
組織を直接目視し、それらの働き具合、形状、色
合いなどによつて検査することができれば生体内
各部位の異状や回復状態をより正確に知ることが
でき、的確な治療上の処置を施すことができる。
そのため、上記の如く疾患臓器や患部を直接視検
するには臓器の場合では、手術によつて開腹した
り、先端に刃部が形成された筒状体を挿入するな
どして視検していた。このように内部を視検する
には、視検する度ごとに生体を傷つけることとな
り、患者にとつて苦痛である上に、細菌感染の恐
れもあることから、視検を行う側も手軽に検査す
ることをためらう結果、的確な診断、治療を行い
難いという事態が生じていた。
より正確にかつ早く得られるようになつてきては
いるが、生体内部にある臓器、骨、その他の生体
組織を直接目視し、それらの働き具合、形状、色
合いなどによつて検査することができれば生体内
各部位の異状や回復状態をより正確に知ることが
でき、的確な治療上の処置を施すことができる。
そのため、上記の如く疾患臓器や患部を直接視検
するには臓器の場合では、手術によつて開腹した
り、先端に刃部が形成された筒状体を挿入するな
どして視検していた。このように内部を視検する
には、視検する度ごとに生体を傷つけることとな
り、患者にとつて苦痛である上に、細菌感染の恐
れもあることから、視検を行う側も手軽に検査す
ることをためらう結果、的確な診断、治療を行い
難いという事態が生じていた。
本発明は上記事情に鑑みて開発されたもので生
体の被検査個所に一度挿入しておけば、疾患等が
完治し、視検が全く不要になるまでの間、そのま
ま存続させておくことができ、必要に応じて容易
に視検することができる内視部材をもたらさんと
するものである。
体の被検査個所に一度挿入しておけば、疾患等が
完治し、視検が全く不要になるまでの間、そのま
ま存続させておくことができ、必要に応じて容易
に視検することができる内視部材をもたらさんと
するものである。
以下、本発明実施例を図によつて説明する。
第1図は本発明に係る生体内視用部材(以下、
内視部材と略称する)1を腹腔部位の生体Sに埋
挿した状態を示す一使用態様図であり、内視部材
1は筒状を成し、内部に通孔2があけられ、この
通孔2の先端部には透明体3がガラス付け等の手
段によつて通孔2を気密裡に封止する如く固定し
てある。透明体3はガラス、望ましくは単結晶サ
フアイアを研磨した、いわゆるサフアイアガラス
が生体との反応が少なく、かつ為害性がないこと
から適しており、またこの透明体3は視検する対
象物の大きさ、位置関係からして所望の焦点距離
をもつたレンズもしくは平板ガラスであつてもよ
い。このように内視部材1は、生体Sの内腔側
と外部を通孔2に配設した透明体3を介して可
視的に連結することができる。
内視部材と略称する)1を腹腔部位の生体Sに埋
挿した状態を示す一使用態様図であり、内視部材
1は筒状を成し、内部に通孔2があけられ、この
通孔2の先端部には透明体3がガラス付け等の手
段によつて通孔2を気密裡に封止する如く固定し
てある。透明体3はガラス、望ましくは単結晶サ
フアイアを研磨した、いわゆるサフアイアガラス
が生体との反応が少なく、かつ為害性がないこと
から適しており、またこの透明体3は視検する対
象物の大きさ、位置関係からして所望の焦点距離
をもつたレンズもしくは平板ガラスであつてもよ
い。このように内視部材1は、生体Sの内腔側
と外部を通孔2に配設した透明体3を介して可
視的に連結することができる。
ところで、生体Sに埋挿される内視部材1の構
成材質としては、周囲組織との密着による感染防
止が要求されるために、生体Sとの親和性がよ
く、為害性のないことが確認されているアルミナ
セラミツク、ジルコニア・セラミツクなどの酸化
物セラミツク類、単結晶サフアイア、リン酸カル
シウム系セラミツク、リン酸カルシウム系ガラス
セラミツクなどのセラミツクが最適であり、かか
るセラミツク材でもつて筒状体を形成し、内部に
通孔を有するものであるが、その断面形状として
は円形のものが最も一般的であるが、必要に応じ
て方形状、多角形、楕円形などであつてもよい。
成材質としては、周囲組織との密着による感染防
止が要求されるために、生体Sとの親和性がよ
く、為害性のないことが確認されているアルミナ
セラミツク、ジルコニア・セラミツクなどの酸化
物セラミツク類、単結晶サフアイア、リン酸カル
シウム系セラミツク、リン酸カルシウム系ガラス
セラミツクなどのセラミツクが最適であり、かか
るセラミツク材でもつて筒状体を形成し、内部に
通孔を有するものであるが、その断面形状として
は円形のものが最も一般的であるが、必要に応じ
て方形状、多角形、楕円形などであつてもよい。
また、第2図は本発明に係る他の実施例として
の内視部材1aを示し、内部に通孔2が形成さ
れ、その先端部には透明体3が装着してあり、生
体外部側に露出する他端にはフランジ4が一体成
形してあり、このフランジ4が設けてあることに
よつて生体へ埋挿する場合の位置決めや取扱い易
いようにしたものである。さらに同図ロのように
内視部材1bとしての外周に丸味をもつた凹凸を
形成する如く溝5を設けておけば、生体との接触
面積が増え、安定的な埋挿入状態を保つことがで
きる。また、他の実施例として第3図に示したよ
うに内視部材1cとして、通孔2の壁面に溝を形
成し、該溝にゴム製のOリング6を嵌装し、グラ
スフアイバースコープGを挿入、固定し、透光体
3を通した生体内部を視検するようにしてもよ
い。
の内視部材1aを示し、内部に通孔2が形成さ
れ、その先端部には透明体3が装着してあり、生
体外部側に露出する他端にはフランジ4が一体成
形してあり、このフランジ4が設けてあることに
よつて生体へ埋挿する場合の位置決めや取扱い易
いようにしたものである。さらに同図ロのように
内視部材1bとしての外周に丸味をもつた凹凸を
形成する如く溝5を設けておけば、生体との接触
面積が増え、安定的な埋挿入状態を保つことがで
きる。また、他の実施例として第3図に示したよ
うに内視部材1cとして、通孔2の壁面に溝を形
成し、該溝にゴム製のOリング6を嵌装し、グラ
スフアイバースコープGを挿入、固定し、透光体
3を通した生体内部を視検するようにしてもよ
い。
さらに生体内部は外部から投光しない限り暗く
透光体3を通して内部を視検することができない
ような場合は、第4図に示した如く、内視部材1
dの先端にランプ7を内装しておき、埋設された
導体8を介して端子から通電し上記ランプ7を点
灯したり、その他図示しないフアイバースコープ
で光を導入するようにすれば、その光によつて、
生体内を視検した場合深部に亘つて明確に見るこ
とができて便利である。また、上記透光体3の生
体Sの内側に接する面は透明な溌水性、抗血栓
性等の膜でコーテイングしておくことが望まし
い。さらに第5図で示した実施例のように内筒体
1e′を可動的に配設し先端に装着したレンズの焦
点距離を最も見易いように調整できるようにする
こともできる。
透光体3を通して内部を視検することができない
ような場合は、第4図に示した如く、内視部材1
dの先端にランプ7を内装しておき、埋設された
導体8を介して端子から通電し上記ランプ7を点
灯したり、その他図示しないフアイバースコープ
で光を導入するようにすれば、その光によつて、
生体内を視検した場合深部に亘つて明確に見るこ
とができて便利である。また、上記透光体3の生
体Sの内側に接する面は透明な溌水性、抗血栓
性等の膜でコーテイングしておくことが望まし
い。さらに第5図で示した実施例のように内筒体
1e′を可動的に配設し先端に装着したレンズの焦
点距離を最も見易いように調整できるようにする
こともできる。
なお、本発明に係る内視部材1〜1eは視検す
ることが必要な生体の部分を一度切開して不要に
なるまで埋挿しておくことができるようにしたも
のであるため、外部の開口より通孔2内にゴミ、
ホコリなどが入り込み生体内部視検に支障を来す
恐れがあるため、視検する際に開口できる蓋を具
備させておくとよい。
ることが必要な生体の部分を一度切開して不要に
なるまで埋挿しておくことができるようにしたも
のであるため、外部の開口より通孔2内にゴミ、
ホコリなどが入り込み生体内部視検に支障を来す
恐れがあるため、視検する際に開口できる蓋を具
備させておくとよい。
以上のように本発明内視部材は生体為害性のな
いセラミツク体で、内部に通孔が形成され、該通
孔に気密封止する如く透光体を配設したこもので
あり、生体を一度切開し埋挿しておくだけで不要
となり取りはずすまでそのまま着装しておくこと
ができ、その結果、随時容易に生体内部を視検す
ることが可能となり、生体の内部からの情報にも
とづき的確なる治療を施すことができ医療に対す
る寄与は非常に大きなものとなる。
いセラミツク体で、内部に通孔が形成され、該通
孔に気密封止する如く透光体を配設したこもので
あり、生体を一度切開し埋挿しておくだけで不要
となり取りはずすまでそのまま着装しておくこと
ができ、その結果、随時容易に生体内部を視検す
ることが可能となり、生体の内部からの情報にも
とづき的確なる治療を施すことができ医療に対す
る寄与は非常に大きなものとなる。
第1図は本発明に係る生体内視部材を生体に装
着した態様例を示す断面図、第2図乃至第5図は
本発明に係る生体内視用部材の他の例を示す断面
図である。 1,1a,1b,1c,1d,1e:生体内視
用部材、2:通孔、3:透光体、4:フランジ、
6:Oリング、7:ランプ、9:端子。
着した態様例を示す断面図、第2図乃至第5図は
本発明に係る生体内視用部材の他の例を示す断面
図である。 1,1a,1b,1c,1d,1e:生体内視
用部材、2:通孔、3:透光体、4:フランジ、
6:Oリング、7:ランプ、9:端子。
Claims (1)
- 1 優れた生体適合性を有するセラミツクで筒状
体を形成し、該筒状体の通孔を封止する如く透明
体を備えていることを特徴とする生体内視用部
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58021231A JPS59146635A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 生体内視用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58021231A JPS59146635A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 生体内視用部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59146635A JPS59146635A (ja) | 1984-08-22 |
JPS6364979B2 true JPS6364979B2 (ja) | 1988-12-14 |
Family
ID=12049252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58021231A Granted JPS59146635A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 生体内視用部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59146635A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6092768A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-24 | 株式会社アドバンス | 生体端子 |
JPS62281954A (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-07 | 京セラ株式会社 | 生体内外開通部材 |
JPH0761307B2 (ja) * | 1986-06-24 | 1995-07-05 | 京セラ株式会社 | 生体内視用部材 |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP58021231A patent/JPS59146635A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59146635A (ja) | 1984-08-22 |
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