JPS6363851B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6363851B2
JPS6363851B2 JP11828778A JP11828778A JPS6363851B2 JP S6363851 B2 JPS6363851 B2 JP S6363851B2 JP 11828778 A JP11828778 A JP 11828778A JP 11828778 A JP11828778 A JP 11828778A JP S6363851 B2 JPS6363851 B2 JP S6363851B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
pulse
dead center
top dead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11828778A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5544935A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11828778A priority Critical patent/JPS5544935A/ja
Publication of JPS5544935A publication Critical patent/JPS5544935A/ja
Publication of JPS6363851B2 publication Critical patent/JPS6363851B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は四サイクルエンジンのための圧縮上死
点検出装置に係る。
エンジンの圧縮上死点を検出することはエンジ
ンの指圧線図の解析等に於て重要である。エンジ
ンの上死点を検出するには一般にスリツト円板を
クランクシヤフトに連結し、該スリツト円板のス
リツトを検出することによりクランクシヤフトが
上死点の回動位置にきたことを検出することが行
なわれている。しかしエンジンが四サイクルエン
ジンである場合には、圧縮上死点はクランクシヤ
フトの一回転毎に得られる上死点信号の内の一つ
おきのものであり、その場合スリツト円板から検
出される一回転一パルスの上死点信号から一つお
きの圧縮上死点パルスを選び出す装置が必要とさ
れる。従来かかる一回転一パルスの上死点信号か
ら圧縮上死点信号を取出すには、指圧波形に適当
なスライスレベルを適用してこれを波形成形する
ことにより圧縮上死点にのみ生ずる圧力パルス信
号を形成し、これを一回転一パルスの上死点信号
と共にAND回路に導入することにより一回転一
パルスの上死点信号から圧縮上死点のパルスのみ
を取出した圧縮上死点信号を得ることが行なわれ
ている。しかしかかる従来の方法では、例えば過
渡状態に於る如く指圧波形が大きく変化する場合
には、指圧波形から正確に上死点に対応するパル
ス信号を得ることができず、一回転一パルスの上
死点信号から正確に圧縮上死点を取出すことがで
きなくなると言う問題がある。
四サイクルエンジンは、火花点火式エンジンで
ある時には、上死点の一つおきに生ずる圧縮上死
点に対してのみイグニシヨン装置へ通電を行うよ
うに構成されているので、イグニシヨン装置より
その通電を検知するイグニシヨン信号を取出せ
ば、このイグニシヨン信号が発生する近傍に於け
る上死点が圧縮上死点であることを知ることがで
きる。しかし、イグニシヨン装置への通電はエン
ジンが圧縮上死点に達する以前に行われる場合も
又エンジンが圧縮上死点に達した後に行われる場
合もあるので、圧縮上死点信号とイグニシヨン信
号とを単純にAND回路の入力とし、その出力を
もつて圧縮上死点信号とする如き構成では常に圧
縮上死点が検出されるとは限らない。
本発明は、上述の如き問題に対処し、過渡状態
を含むすべての運転状態に於て、又イグニシヨン
への通電が圧縮上死点より以前或いは以後のいず
れの時点に於て行われても、正確に圧縮上死点信
号を発生することのできる四サイクルエンジンの
ための圧縮上死点検出装置を提供することを目的
としている。
以下に添付の図を参照して本発明を実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図は本発明による四サイクルエンジンのた
めの圧縮上死点検出装置の概略の構成をそれと関
連するエンジンと共に示すブロツク線図である。
図に於て、1はエンジンであり、2はそれに連結
された動力計である。エンジン1にはイグニシヨ
ンコイル3、デイストリビユータ4、各シリンダ
に対する点火プラグ5a,5b,5c,5d、こ
れら点火プラグに対するハイテンシヨンコード6
a,6b,6c,6dを含むイグニシヨン装置が
組込まれている。図示の実施例に於ては、第一の
シリンダに対するハイテンシヨンコード6aにイ
グニシヨン検出器7が組込まれており、第一のシ
リンダに対するイグニシヨン装置の作動を検出す
るようになつている。又エンジンのクランクシヤ
フトにはこれと共に回転するスリツト円板8が連
結されている。9はスリツト円板8に近接して設
けられスリツト円板のスリツトから上死点とクラ
ンク角を検出するスリツト検出装置である。エン
ジン1には更に一つのシリンダ、この場合第一シ
リンダに於る圧力を検出する指圧計10が設けら
れている。
スリツト検出装置9が発するスリツト信号は波
形成形回路11及び12へ供給され、ここで波形
成形回路11はクランクシヤフトがエンジンの第
一シリンダに関する上死点の回動位置にきたとき
パルスを生ずるパルス状の上死点信号を発生し、
又波形成形回路12はクランクシヤフトが所定の
角度回転する毎にパルスを生ずるパルス状のクラ
ンク角信号を発生するようになつている。イグニ
シヨン検出器7からの信号は波形成形回路13に
供給されており、該波形成形回路は第一シリンダ
に対するイグニシヨン作用が行なわれる毎にパル
スを生ずるパルス状のイグニシヨン信号を発生す
るようになつている。指圧計10の発する信号は
指圧計アンプ14に供給され、該指圧計アンプの
出力はオシロスコープ15に供給されている。波
形成形回路11が発生する上死点信号、波形成形
回路12が発生するクランク角信号、波形成形回
路13が発生するイグニシヨン信号及び指圧計ア
ンプが発生する圧力信号はいづれも以下に詳細に
説明される分周論理回路16に供給されている。
17は指圧線図解析装置であり、指圧計アンプ1
4より得られる圧力信号と分周論理回路16より
得られる圧縮上死点信号とを組合せて指圧線図を
解析するものである。
第2図は分周論理回路16の一つの実施例を示
すブロツク線図である。第2図に於て、18及び
19はOR回路、20はAND回路である。21及
び22は1/2分周回路であり、その入力端にパル
スを受ける毎に出力状態(ON)と無出力状態
(OFF)の間で反転する回路である。23はカウ
ンタであり、1/2分周回路22の出力がONから
OFFに反転するとその時点から1/2分周回路22
がOFFの状態にある間のみクランク角信号のパ
ルスを計数し、その数が所定の数に達するとパル
ス出力を発生するものである。
第2図に示す分周論理回路の作動を第3図を参
照して説明する。今、1/2分周回路21及び22
がいづれもONの状態にあるとする。ここで一つ
の上死点パルスが供給されると、OR回路18の
出力、1/2分周回路21の出力、AND回路20の
出力、分周回路22の出力は第3図のaの状態と
なる。尚このときの上死点パルスは圧縮上死点パ
ルスではないとする。1/2分周回路22の出力が
ONよりOFFに反転したことによりカウンタ23
はクランク角信号パルスの計数を開始し、その数
が所定数に達したbの時点にてパルスを発生し、
該パルスはOR回路18に供給される。従つて1/
2分周回路21はOFFより再びONに反転される。
これより暫くしてcの時点でイグニシヨンパルス
が生じ、これがOR回路19に供給されるので、
1/2分周回路22はOFFよりONに反転される。
次いでdの時点で次の上死点パルスが供給され
る。この上死点パルスは圧縮上死点パルスであ
る。このパルスによつて1/2分周回路21及び2
2はONよりOFFに反転し、従つてカウンタ23
は再び計数を始め、時点eにて出力パルスを発生
し、該パルスがOR回路18を経て1/2分周回路
21に供給されることによつて、該1/2分周回路
はOFFよりONに反転する。次いで時点fにて次
の上死点パルスが供給されると、1/2分周回路2
1はONよりOFFへ又1/2分周回路22はOFFよ
りONに反転する。尚これまで時点a,c及びf
に於いては1/2分周回路21がONの状態にある
とき上死点パルスが供給されているのでAND回
路20はその都度出力を生じている。時点gに至
ると再びイグニシヨンパルスが供給され、これは
1/2分周回路22に作用してこれをONよりOFF
に反転するので、カウンタ23が再び計数を開始
する。次に時点hにて次の上死点パルスが供給さ
れ、1/2分周回路21はOFFよりONに反転する。
尚このときカウンタ23は未だ所定のカウント数
に達していない。時点iにてカウンタ23が所定
のカウント数に達すると、その出力によつて1/2
分周回路21はONからOFFへ反転され、又この
ときAND回路20からも出力を生ずるので、そ
の出力が1/2分周回路22へ供給されることによ
り該1/2分周回路はOFFよりONへ反転される。
次に時点iにて上死点パルスが供給されると、こ
のとき1/2分周回路21はOFFの状態にあるので
AND回路20は出力を生ぜず、又イグニシヨン
信号も供給されていないので、1/2分周回路22
の反転も生ぜず、従つて又カウンタ23を作動さ
れない。次に時点kにてイグニシヨンパルスが生
ずると、1/2分周回路22がONよりOFFへ反転
され、これに伴つてカウンタ23が計数を開始す
る。次いでカウンタ23がその計数を完了しない
前に時点lにて上死点信号が供給され、1/2分周
回路21はONよりOFFへ反転し、AND回路2
0は出力パルスを生ずる。このAND回路20の
出力パルスによつて1/2分周回路22はOFFより
ONへ反転され、これによつてカウンタ23は所
定のカウント数を計数する前にその途中にてカウ
ントを停止され、その出力パルスを発生しない。
この時点lにて示す同期状態が一度達成される
と、その後は圧縮上死点パルスがきたときのみ
AND回路20は出力パルスを発生するようにな
り、従つて分周論理回路は上死点パルスより圧縮
上死点パルスのみを取出す分周状態に設定され
る。
そもそも第2図に示す分周論理回路に於ては、
1/2分周回路21とAND回路20とを含む回路部
分は、一連の上死点パルス信号から一つおきのパ
ルス信号を取出す機能を有するものである。一
方、1/2分周回路22とOR回路19とカウンタ
23とを含む回路部分は、AND回路20より出
力される一つおきの上死点パルス信号とイグニシ
ヨン信号の間の時間的間隔がカウンタ23の前記
所定のカウント数に対応する時間以上であるか否
かを判定する機能を有し、その時間的間隔が前記
所定のカウント数以上である時、即ち一つの上死
点パルスとイグニシヨンパルスとの間の隔りがあ
る所定のクランク角度以上である時には、一つの
パルス信号を発生する機能を有するものである。
そして、もしカウンタ23が一つのパルス信号を
発生する時には、それはOR回路18を経て1/2
分周回路21へ入力されるようになつているの
で、各イグニシヨンパルスとその前後にこれに最
も近く位置する一つおきの上死点パルスとの間の
時間間隔が前記所定のカウント数以内に納まるよ
うな上死点パルスの選択が、OR回路18へ一つ
パルスを加えるか加えないかによつて行われ、結
局イグニシヨン信号に近い上死点、即ち圧縮上死
点を取出す作用が行われるのである。第3図に示
す線図は上記の如き基本的選択作用が行われるよ
うになる迄の過渡的経過の一例を示している。
以上に説明した本発明の実施例について本発明
の範囲内にて種々の修正が可能であることは当業
者にとつて明らかであろう。又特にエンジンクラ
ンクシヤフトの回転角を検出する装置としては、
スリツト円板に代えてこれと同様の作用を行う他
の任意の角度検出装置が用いられてよいことは明
らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による四サイクルエンジンのた
めの圧縮上死点検出装置の一つの実施例をそれと
関連するエンジンと共に示すブロツク線図、第2
図は分周論理回路の第一の実施例を示すブロツク
線図、第3図は第2図に示す分周論理回路の作動
を説明するための線図である。 1〜エンジン、2〜動力計、3〜イグニシヨン
コイル、4〜デイストリビユータ、5a〜5d〜
点火プラグ、6a〜6d〜ハイテンシヨンコー
ド、7〜イグニシヨン検出器、8〜スリツト円
板、9〜スリツト検出装置、10〜指圧計、1
1,12,13〜波形成形回路、14〜指圧計ア
ンプ、15〜オシロスコープ、16〜分周論理回
路、17〜指圧線図解析装置、18,19〜OR
回路、20〜AND回路、21,22〜1/2分周回
路、23〜カウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンのクランクシヤフトに連結され該ク
    ランクシヤフトと共に回転するスリツト円板と、
    前記スリツト円板のスリツトを検出してパルス状
    の上死点信号を発生する上死点信号発生装置と、
    前記スリツト円板のスリツトを検出してクランク
    シヤフトの所定回転角ごとにパルス状のクランク
    角信号を発生するクランク角信号発生装置と、一
    つのシリンダに対するイグニシヨン装置に接続さ
    れ該イグニシヨン装置が作動する度にパルス状の
    イグニシヨン信号を発生するイグニシヨン信号発
    生装置と、一つのパルス信号を与えられる度にオ
    ンとオフの間を反転する一つの1/2分周回路と
    AND回路とを含み一連の入力パルス信号より一
    つおきのパルス信号を取出す第一の回路と、一つ
    のパルス信号を与えられる度にオンとオフの間を
    反転する他の一つの1/2分周回路とOR回路と該
    他の一つの1/2分周回路の出力によつてオンオフ
    制御され該他の一つの1/2分周回路がオン又はオ
    フのいずれか一方の状態にある間前記クランク角
    信号を計数しその計数値が所定の計数値に達した
    時出力パルスを発生するカウンタとを含み前記第
    一の回路より取出された一連のパルス信号と前記
    イグニシヨン信号の両者が前記OR回路を経て前
    記他の一つの1/2分周回路へ供給されることによ
    り前記第一の回路より取出された一連のパルス信
    号と前記イグニシヨン信号の間の時間的間隔が前
    記所定の計数値以上である時のみパルス信号を出
    力する第二の回路と、前記上死点信号と前記第二
    の回路の出力パルスのいづれをも前記第一の回路
    へ入力パルス信号として与えるOR回路とを有す
    ることを特徴とする四サイクルエンジンのための
    圧縮上死点検出装置。
JP11828778A 1978-09-26 1978-09-26 Compression top dead center detector for four cycle engine Granted JPS5544935A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11828778A JPS5544935A (en) 1978-09-26 1978-09-26 Compression top dead center detector for four cycle engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11828778A JPS5544935A (en) 1978-09-26 1978-09-26 Compression top dead center detector for four cycle engine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5544935A JPS5544935A (en) 1980-03-29
JPS6363851B2 true JPS6363851B2 (ja) 1988-12-08

Family

ID=14732925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11828778A Granted JPS5544935A (en) 1978-09-26 1978-09-26 Compression top dead center detector for four cycle engine

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5544935A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759138A (en) * 1980-09-27 1982-04-09 Toyota Motor Corp Method and device for inspecting engine rough idling
JPS61160545A (ja) * 1984-12-29 1986-07-21 Fujitsu Ten Ltd 内燃機関の制御装置
JPS61152941A (ja) * 1984-12-26 1986-07-11 Fujitsu Ten Ltd 内燃機関の回転角位置検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5544935A (en) 1980-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4797827A (en) Angular position detector
KR100238735B1 (ko) N 실린더를 갖는 내연기관의 실린더 식별용 전달장치
US4378004A (en) Engine control system with cylinder identification apparatus
JP2634253B2 (ja) 内燃機関用気筒識別装置
US4488528A (en) System for controlling the ignition timing of a combustion engine
JP2813210B2 (ja) 内燃機関用気筒識別装置
US4373384A (en) Diesel engine timing apparatus
JPS6363851B2 (ja)
US3992930A (en) Engine cylinder identification
US4709678A (en) Uncertainty detector in feed-back control system based on combustion peak position data for internal combustion engine and ignition timing control having particular detector
JPH0639947B2 (ja) 低圧電子配電点火装置
KR920018344A (ko) 착화타이밍 제어방법 및 장치
IE43207B1 (en) Ignition coil and capacitor analyzer
KR100317591B1 (ko) 불꽃점화내연기관을테스트하기위한방법
US4129828A (en) Oscilloscope pretrigger circuit
JPH0681917B2 (ja) 内燃機関の気筒判別装置
US4503509A (en) Calibrator for timing meter
JPS6129943Y2 (ja)
US3946306A (en) Ignition coil and capacitor analyzer utilizing the zero cross overs and peak voltage of the low coil ringing voltage
SU759741A1 (ru) Способ контроля напряжения зажигания в карбюраторных двигателях 1
SU1498935A1 (ru) Устройство дл определени асинхронизма искрообразовани в двигател х внутреннего сгорани
RU2082088C1 (ru) Способ измерения углового положения вала
JPS6215753B2 (ja)
SU789660A1 (ru) Устройство дл определени угла опережени зажигани
SU1462141A1 (ru) Устройство дл индикации положени поршней в двигателе внутреннего сгорани