JPS6363096B2 - - Google Patents
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- JPS6363096B2 JPS6363096B2 JP58049863A JP4986383A JPS6363096B2 JP S6363096 B2 JPS6363096 B2 JP S6363096B2 JP 58049863 A JP58049863 A JP 58049863A JP 4986383 A JP4986383 A JP 4986383A JP S6363096 B2 JPS6363096 B2 JP S6363096B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電圧の印加により歪を発生する圧電素
子を用いた圧電継電器に関し、詳述するならば複
数個の圧電素子を積層して縦効果歪を増加させる
積層形圧電駆動体を接点開閉駆動源とする圧電継
電器に関する。
子を用いた圧電継電器に関し、詳述するならば複
数個の圧電素子を積層して縦効果歪を増加させる
積層形圧電駆動体を接点開閉駆動源とする圧電継
電器に関する。
一般に、圧電素子は電気音響変換素子及びフイ
ルタなど振動素子として実用に供されている電気
エネルギ・機械エネルギ変換素子であるが、近年
非振動状態で数μm〜数100μmの微少変位を電気
的に制御する駆動体にこの素子を応用することが
推進されている。周知のとおり、圧電素子に電界
が印加されると圧電気逆効果により機械歪及び応
力を生じ圧電素子は変位する。ここで、電界と平
行方向に発生する圧電素子の機械歪は縦効果歪、
且つ電界と垂直方向に発生する機械歪は横効果歪
といわれている。この縦効果歪は一般に横効果歪
より大きく、従つて縦効果歪を利用する方がエネ
ルギ変換効果は高い。一方、発生する歪の大きさ
は圧電素子構成材料によつて異るが、加えられる
電界強度に大きく依存する。横効果歪を利用した
圧電駆動体は一定の印加電圧でも電界と垂直方向
の寸法に比例した変位量が得られる。しかしなが
ら、縦効果歪を利用する圧電駆動体では印加電圧
を一定にして歪発生方向の寸法を増加すると電界
強度の低下を招くため変位量は大きくならない。
従つて、縦効果歪利用の圧電駆動体の場合、大き
な変位量を得るには印加電圧を増大させて電界強
度を補償する必要がある。しかし、圧電駆動体を
駆動する半導体スイツチング素子などから成る駆
動制御回路は低耐圧回路であるため印加電圧の高
さは必然的に制限される。これは、縦効果歪を生
じる圧電駆動体の実用化において大きな問題とな
つている。
ルタなど振動素子として実用に供されている電気
エネルギ・機械エネルギ変換素子であるが、近年
非振動状態で数μm〜数100μmの微少変位を電気
的に制御する駆動体にこの素子を応用することが
推進されている。周知のとおり、圧電素子に電界
が印加されると圧電気逆効果により機械歪及び応
力を生じ圧電素子は変位する。ここで、電界と平
行方向に発生する圧電素子の機械歪は縦効果歪、
且つ電界と垂直方向に発生する機械歪は横効果歪
といわれている。この縦効果歪は一般に横効果歪
より大きく、従つて縦効果歪を利用する方がエネ
ルギ変換効果は高い。一方、発生する歪の大きさ
は圧電素子構成材料によつて異るが、加えられる
電界強度に大きく依存する。横効果歪を利用した
圧電駆動体は一定の印加電圧でも電界と垂直方向
の寸法に比例した変位量が得られる。しかしなが
ら、縦効果歪を利用する圧電駆動体では印加電圧
を一定にして歪発生方向の寸法を増加すると電界
強度の低下を招くため変位量は大きくならない。
従つて、縦効果歪利用の圧電駆動体の場合、大き
な変位量を得るには印加電圧を増大させて電界強
度を補償する必要がある。しかし、圧電駆動体を
駆動する半導体スイツチング素子などから成る駆
動制御回路は低耐圧回路であるため印加電圧の高
さは必然的に制限される。これは、縦効果歪を生
じる圧電駆動体の実用化において大きな問題とな
つている。
上述したことにより、これまで圧電駆動体を接
点開閉駆動源とする圧電継電器としては、特開昭
55―115235号公報等に開示されるようなもの、す
なわち横効果歪を生じる圧電素子より成る圧電駆
動体を用いたものが多数提案されるに留まつてい
る。
点開閉駆動源とする圧電継電器としては、特開昭
55―115235号公報等に開示されるようなもの、す
なわち横効果歪を生じる圧電素子より成る圧電駆
動体を用いたものが多数提案されるに留まつてい
る。
ここで、従来の圧電継電器の構成例について、
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
まず、第1図aを参照して横効果歪利用圧電駆
動体の一構成例としてバイモルフ振動子について
説明する。バイモルフ振動子10は二枚の圧電素
子11a,11bを三枚の電極12a,12b,
12cで挾み貼合せ、電極12a,12b,12
cを並列接続した端子13a,13bを駆動電圧
入力端子として設け圧電駆動体を成し、符号・
の間で電界Eを生じるように電圧を端子13
a,13bに印加するときは、分極Pを有する圧
電素子11a,11bが電界Eに垂直に、又分極
Pの向きとの関係で一方は伸長し且つ他方が縮少
する矢印方向に歪み、従つてバイモルフ振動子1
0は第1図aにおける破線のように下方向に湾曲
する。すなわち、分極及び電界の方向に対し垂直
方向に変位する圧電素子の横効果歪を利用したも
のである。
動体の一構成例としてバイモルフ振動子について
説明する。バイモルフ振動子10は二枚の圧電素
子11a,11bを三枚の電極12a,12b,
12cで挾み貼合せ、電極12a,12b,12
cを並列接続した端子13a,13bを駆動電圧
入力端子として設け圧電駆動体を成し、符号・
の間で電界Eを生じるように電圧を端子13
a,13bに印加するときは、分極Pを有する圧
電素子11a,11bが電界Eに垂直に、又分極
Pの向きとの関係で一方は伸長し且つ他方が縮少
する矢印方向に歪み、従つてバイモルフ振動子1
0は第1図aにおける破線のように下方向に湾曲
する。すなわち、分極及び電界の方向に対し垂直
方向に変位する圧電素子の横効果歪を利用したも
のである。
次に、このようなバイモルフ振動子を使用した
従来の圧電継電器の一例を第1図bを参照して説
明する。第1図bにおいて、バイモルフ振動子1
0の一端は基板14に固着され、他端は可動接点
15を備え、この可動接点15はリード線15l
によつて出力端子15tに接続される。固定接点
16は一端を基板14に固着されたリードばね板
16sの他端に、前記可動接点15に対峙して設
けられ端子16tによつて電気回路に接続され
る。以上の構成により、端子13a,13bに電
圧を印加するときはバイモルフ振動子10は第1
図bにおいて矢印方向に湾曲し、可動接点15が
固定接点16に接触押圧され、電気回路として端
子15t―リード線15l―可動接点15―固定
接点16―リードばね板16s―端子16tの回
路を閉じ、又電圧が除去されるときは前記電気回
路は開く。
従来の圧電継電器の一例を第1図bを参照して説
明する。第1図bにおいて、バイモルフ振動子1
0の一端は基板14に固着され、他端は可動接点
15を備え、この可動接点15はリード線15l
によつて出力端子15tに接続される。固定接点
16は一端を基板14に固着されたリードばね板
16sの他端に、前記可動接点15に対峙して設
けられ端子16tによつて電気回路に接続され
る。以上の構成により、端子13a,13bに電
圧を印加するときはバイモルフ振動子10は第1
図bにおいて矢印方向に湾曲し、可動接点15が
固定接点16に接触押圧され、電気回路として端
子15t―リード線15l―可動接点15―固定
接点16―リードばね板16s―端子16tの回
路を閉じ、又電圧が除去されるときは前記電気回
路は開く。
更に、従来の圧電継電器の他の構成例として第
2図に記載のものが提案されている。第2図にお
いて、圧電駆動体21及び22はそれぞれ厚さ方
向に分極され、且両面に電極(図示省略)を有し
たものであり、電圧の印加により長さ方向に伸び
る横効果歪利用の四角柱状圧電駆動体である。一
端が固定支持された圧電駆動体21の他端が可動
接点ばね23に固着され、この可動接点ばね23
の一端に可動接点25が固定され、且つ他端に前
記圧電駆動体21の伸縮による可動接点25の動
きを拡大すると共に可動接点25に対向する固定
接点26,27に接触したときの押圧力を得る後
述の付勢手段が接合されている。この付勢手は、
第2図では圧電駆動体21と可動接点ばね23を
挾んで逆方向に伸縮する向きで近接して配置され
た別の一つの圧電駆動体22が一端を可動接点ば
ね23と他端を固定支持部材となる外箱29とに
固着されて構成される。平常時は可動接点ばね2
3の根元は水平状態にあり、折曲げた部分近傍に
おいて可動接点25が固定接点27に接触してい
る。圧電駆動体21及び22にそれぞれ電圧を印
加し両圧電駆動体が長さ方向に伸びるときは、圧
電駆動体21及び22の自由端はそれぞれ下方向
及び上方向に移動する。この自由端に接合された
可動接点ばね23が圧電駆動体21及び22の自
由端の中点を通り紙面に垂直な軸を中心として時
計方向に回転する。可動接点25は可動接点ばね
23の先端で上記の動きが拡大され、固定接点2
7から離れて固定接点26に切換え接触する。こ
れにより、電気回路の切換えがなされる。
2図に記載のものが提案されている。第2図にお
いて、圧電駆動体21及び22はそれぞれ厚さ方
向に分極され、且両面に電極(図示省略)を有し
たものであり、電圧の印加により長さ方向に伸び
る横効果歪利用の四角柱状圧電駆動体である。一
端が固定支持された圧電駆動体21の他端が可動
接点ばね23に固着され、この可動接点ばね23
の一端に可動接点25が固定され、且つ他端に前
記圧電駆動体21の伸縮による可動接点25の動
きを拡大すると共に可動接点25に対向する固定
接点26,27に接触したときの押圧力を得る後
述の付勢手段が接合されている。この付勢手は、
第2図では圧電駆動体21と可動接点ばね23を
挾んで逆方向に伸縮する向きで近接して配置され
た別の一つの圧電駆動体22が一端を可動接点ば
ね23と他端を固定支持部材となる外箱29とに
固着されて構成される。平常時は可動接点ばね2
3の根元は水平状態にあり、折曲げた部分近傍に
おいて可動接点25が固定接点27に接触してい
る。圧電駆動体21及び22にそれぞれ電圧を印
加し両圧電駆動体が長さ方向に伸びるときは、圧
電駆動体21及び22の自由端はそれぞれ下方向
及び上方向に移動する。この自由端に接合された
可動接点ばね23が圧電駆動体21及び22の自
由端の中点を通り紙面に垂直な軸を中心として時
計方向に回転する。可動接点25は可動接点ばね
23の先端で上記の動きが拡大され、固定接点2
7から離れて固定接点26に切換え接触する。こ
れにより、電気回路の切換えがなされる。
従来の圧電継電器は以上説明したように圧電素
子の横効果歪を利用したものであるが、可動接点
の駆動にバイモルフ振動子を使用した構成の圧電
継電器は、バイモルフ振動子の欠点である二枚の
圧電素子の伸縮による湾曲がもたらすエネルギの
消費がエネルギ変換効率を低下させ、従つて可動
接点と固定接点とが接触したとき接点押圧力が小
さいと共に可動接点の移動行程が短かく、接点が
開離したときの間隙も大きくとれないため、この
解決策として大形化は免れ得ないという問題があ
る。この問題のうち可動接点の移動行程について
は、第2図記載構成の圧電継電器により解決でき
るが、圧電素子の横効果歪による機械エネルギの
不足は接点押圧力の不足として残る。
子の横効果歪を利用したものであるが、可動接点
の駆動にバイモルフ振動子を使用した構成の圧電
継電器は、バイモルフ振動子の欠点である二枚の
圧電素子の伸縮による湾曲がもたらすエネルギの
消費がエネルギ変換効率を低下させ、従つて可動
接点と固定接点とが接触したとき接点押圧力が小
さいと共に可動接点の移動行程が短かく、接点が
開離したときの間隙も大きくとれないため、この
解決策として大形化は免れ得ないという問題があ
る。この問題のうち可動接点の移動行程について
は、第2図記載構成の圧電継電器により解決でき
るが、圧電素子の横効果歪による機械エネルギの
不足は接点押圧力の不足として残る。
本発明の目的は、既述した縦効果歪の圧電素子
利用に関する問題点すなわち印加電圧の増大を伴
うことなく歪量を増加できるようにすることを複
数個の圧電素子を電界方向に積層した構成の圧電
駆動体を使用することにより解消し、この積層形
圧電駆動体の利点を独創的な接点押圧力拡大機構
より一層有利に用いた圧電継電器を提供すること
にある。
利用に関する問題点すなわち印加電圧の増大を伴
うことなく歪量を増加できるようにすることを複
数個の圧電素子を電界方向に積層した構成の圧電
駆動体を使用することにより解消し、この積層形
圧電駆動体の利点を独創的な接点押圧力拡大機構
より一層有利に用いた圧電継電器を提供すること
にある。
本発明による圧電継電器は、複数個の圧電素子
をこれらの相互間に各内部電極が位置するように
一体的に積層し、電界によりこれら圧電素子が積
層方向に機械歪を生じる圧電駆動体と;複数個の
圧電素子をこれらの相互間に各内部電極が位置す
るように一体的に積層し、電界によりこれら圧電
素子が積層方向に機械歪を生じる圧電駆動体と、
この圧電駆動体の積層方向両端部それぞれに配置
して前記圧電駆動体を挾持する二つの挟持体と、
前記圧電駆動体の積層方向にほぼ垂直方向に所定
の長さを備え、一方の端部が対向配置の固定接点
と接触・開離する可動接点を備え、また他方の端
部が前記二つの挟持体が対向して圧電駆動体の歪
に応じてそれぞれ逆方向に変位を生じる対向面の
間に挿入され、前記圧電駆動体の積層方向に且つ
相互にほぼ平行に所定の短距離を保ち先端をそれ
ぞれ逆方向に伸長させて前記二つの挟持体それぞ
れの対向面に連結した二枚の駆動薄板を備える可
動体とを有することを特徴とする。
をこれらの相互間に各内部電極が位置するように
一体的に積層し、電界によりこれら圧電素子が積
層方向に機械歪を生じる圧電駆動体と;複数個の
圧電素子をこれらの相互間に各内部電極が位置す
るように一体的に積層し、電界によりこれら圧電
素子が積層方向に機械歪を生じる圧電駆動体と、
この圧電駆動体の積層方向両端部それぞれに配置
して前記圧電駆動体を挾持する二つの挟持体と、
前記圧電駆動体の積層方向にほぼ垂直方向に所定
の長さを備え、一方の端部が対向配置の固定接点
と接触・開離する可動接点を備え、また他方の端
部が前記二つの挟持体が対向して圧電駆動体の歪
に応じてそれぞれ逆方向に変位を生じる対向面の
間に挿入され、前記圧電駆動体の積層方向に且つ
相互にほぼ平行に所定の短距離を保ち先端をそれ
ぞれ逆方向に伸長させて前記二つの挟持体それぞ
れの対向面に連結した二枚の駆動薄板を備える可
動体とを有することを特徴とする。
ここで、本発明による圧電継電器に用いられる
積層形圧電駆動体について説明する。圧電素子の
横効果とによる歪の大きさは同一の材料で比較し
たとき略ポアソン比、つまり約1:3となる。こ
れを圧電素子に蓄えられる機械エネルギで比較す
れば歪量の2乗、すなわち1:9の比率となる。
従つて、逆に所要のエネルギを蓄積するのに必要
な圧電素子の体積は上の比の逆比、つまり9:1
になる。すなわち、同じ機械的エネルギを得るた
めに必要な圧電素子の体積は縦効果歪を利用する
場合が横効果歪を利用するときに比較して1/9
になる。又、圧電素子を積層するときは、電圧印
加による歪量が積層の数だけ倍加し、一方内部電
極の間隔は通常のチツプコンデンサ技術により数
10ミクロン程度にすることができるので電極間距
離が狭くなるだけ低電圧で駆動可能な縦効果歪が
利用できる圧電駆動体を実現できる。
積層形圧電駆動体について説明する。圧電素子の
横効果とによる歪の大きさは同一の材料で比較し
たとき略ポアソン比、つまり約1:3となる。こ
れを圧電素子に蓄えられる機械エネルギで比較す
れば歪量の2乗、すなわち1:9の比率となる。
従つて、逆に所要のエネルギを蓄積するのに必要
な圧電素子の体積は上の比の逆比、つまり9:1
になる。すなわち、同じ機械的エネルギを得るた
めに必要な圧電素子の体積は縦効果歪を利用する
場合が横効果歪を利用するときに比較して1/9
になる。又、圧電素子を積層するときは、電圧印
加による歪量が積層の数だけ倍加し、一方内部電
極の間隔は通常のチツプコンデンサ技術により数
10ミクロン程度にすることができるので電極間距
離が狭くなるだけ低電圧で駆動可能な縦効果歪が
利用できる圧電駆動体を実現できる。
第3図は積層形圧電駆動体の外観及び内部電極
形状の一例を示したもので、縦及び横の寸法がそ
れぞれ3mm及び2mm、長さが9mmの直方体マグネ
シウム・ニオブ酸鉛及びチタン酸鉛をモル比で9
対1の割合で含有する圧電素子31と白金の内部
電極32及び33がそれぞれ交互に積層された構
造になつている。又、各内部電極の形状は圧電駆
動体の積層方向と垂直な断面に等しい。次に、圧
電駆動体の側面に導出されている各内部電極32
及び33は一層おきにそれぞれガラスの絶縁体3
21及び331で外部に電気的に絶縁され、これ
を覆つた銀ペーストの外部電極320及び330
が内部電極32及び33をそれぞれ電気的に接続
し、二つの電極端子322及び332をとり出し
ている。このような圧電駆動体は電極間の電界分
布が均一であるため変位分布も均一となり積層面
の全域において局部的な応力の集中が起らない。
従つて圧電駆動体の変位量が圧電素子固有の歪量
と対応しただけの変位を得ることができ、又破壊
に対する強度が著しく向上する。
形状の一例を示したもので、縦及び横の寸法がそ
れぞれ3mm及び2mm、長さが9mmの直方体マグネ
シウム・ニオブ酸鉛及びチタン酸鉛をモル比で9
対1の割合で含有する圧電素子31と白金の内部
電極32及び33がそれぞれ交互に積層された構
造になつている。又、各内部電極の形状は圧電駆
動体の積層方向と垂直な断面に等しい。次に、圧
電駆動体の側面に導出されている各内部電極32
及び33は一層おきにそれぞれガラスの絶縁体3
21及び331で外部に電気的に絶縁され、これ
を覆つた銀ペーストの外部電極320及び330
が内部電極32及び33をそれぞれ電気的に接続
し、二つの電極端子322及び332をとり出し
ている。このような圧電駆動体は電極間の電界分
布が均一であるため変位分布も均一となり積層面
の全域において局部的な応力の集中が起らない。
従つて圧電駆動体の変位量が圧電素子固有の歪量
と対応しただけの変位を得ることができ、又破壊
に対する強度が著しく向上する。
更に、この内部電極の間隔は230μmであり、上
記試料に対する実測では230Vの印加電圧で
7.8μmの変位を記録している。一方、既述のよう
に、チツプコンデンサ技術が内部電極間隔を数
10μm程度にできるので、上記と同等の電界強度
を得るための印加電圧は数10V程度でよく、従つ
て通常の屋内低電圧電源の使用が可能となる。
記試料に対する実測では230Vの印加電圧で
7.8μmの変位を記録している。一方、既述のよう
に、チツプコンデンサ技術が内部電極間隔を数
10μm程度にできるので、上記と同等の電界強度
を得るための印加電圧は数10V程度でよく、従つ
て通常の屋内低電圧電源の使用が可能となる。
次に横効果歪及び縦効果歪を生じる圧電素子を
ほぼ同じ大きさの圧電駆動体における機械エネル
ギについて比較してみる。第4図aは17.4×5.7
×0.17(mm3)の圧電素子を二枚重ねたバイモルフ
振動子による圧電駆動体、又第4図bは9×3×
2(mm3)の縦効果歪利用の積層形圧電駆動体を長
さ方向に二段重ねしたとき、それぞれの変位
(x)・応力(p)関係結果を示すものである。
又、機械エネルギEは次式によつて与えられる。
ほぼ同じ大きさの圧電駆動体における機械エネル
ギについて比較してみる。第4図aは17.4×5.7
×0.17(mm3)の圧電素子を二枚重ねたバイモルフ
振動子による圧電駆動体、又第4図bは9×3×
2(mm3)の縦効果歪利用の積層形圧電駆動体を長
さ方向に二段重ねしたとき、それぞれの変位
(x)・応力(p)関係結果を示すものである。
又、機械エネルギEは次式によつて与えられる。
E=1/2PGx
ここで、G=9.8m/S2である。
機械エネルギの比較は変位(x)と応力(p)
との積に関係するので、第4図a及びbから次の
計算式 42000×15.6/7.97×108≒760 によりほぼ760倍の縦効果歪を利用した積層形圧
電駆動体が得られたことになる。
との積に関係するので、第4図a及びbから次の
計算式 42000×15.6/7.97×108≒760 によりほぼ760倍の縦効果歪を利用した積層形圧
電駆動体が得られたことになる。
以下、本発明の圧電継電器の実施例について図
面を参照して説明する。まず、第5図aは本発明
の圧電継電器の一実施例を示す外箱の上部を外し
たときの斜視図、第5図bは圧電駆動体が伸長し
たときの可動挾持部材の動きを示した側面図であ
る。第5図a及びbにおいて、絶縁体の基板50
に固定挾持部材52、並びに可動接点55に対向
した固定接点支持部材56及び57が固設され、
各接点は基板50を貫通する出力端子に接続され
る。圧電駆動体51は印加電圧用入力端子に接続
され、且つ印加電圧により押縮する長さ方向の両
端をそれぞれ固定挾持部材52及び可動挾持部材
53により絶縁材を介して挾持された一体的構造
を成す。又一端に可動接点55を持つばね板54
の他端部は所定の短い間隔をもつてばね板54に
ほぼ垂直にそれぞれ反対方向を向いた一体構造の
駆動薄板58,59を有し、一方は固定挾持部材
52に、又他方は可動挾持部材53にそれぞれ固
着される。
面を参照して説明する。まず、第5図aは本発明
の圧電継電器の一実施例を示す外箱の上部を外し
たときの斜視図、第5図bは圧電駆動体が伸長し
たときの可動挾持部材の動きを示した側面図であ
る。第5図a及びbにおいて、絶縁体の基板50
に固定挾持部材52、並びに可動接点55に対向
した固定接点支持部材56及び57が固設され、
各接点は基板50を貫通する出力端子に接続され
る。圧電駆動体51は印加電圧用入力端子に接続
され、且つ印加電圧により押縮する長さ方向の両
端をそれぞれ固定挾持部材52及び可動挾持部材
53により絶縁材を介して挾持された一体的構造
を成す。又一端に可動接点55を持つばね板54
の他端部は所定の短い間隔をもつてばね板54に
ほぼ垂直にそれぞれ反対方向を向いた一体構造の
駆動薄板58,59を有し、一方は固定挾持部材
52に、又他方は可動挾持部材53にそれぞれ固
着される。
次に動作について説明する。第5図bにおい
て、圧電駆動体51に電圧を印加するとき矢印A
の伸長がある。可動挾持部材53は圧電駆動体5
1と一体化された構造であり、従つてばね板54
はB点で可動挾持部材53の運動方向と等しい矢
印方向に固定挾持部材52に固着されたC点に対
して引張られる。このB点の移動は、可動接点5
5の位置をD点としたとき他端にそれぞれB点及
びC点を持つB′点及びC′点のばね板上で、可動接
点55がほぼ(D―C′の長さ/B′―C′の長さ)の
割合で増幅されて移動し、且つ速度も上昇する。
従つて、可動接点55は増幅された行程及び速度
をもつて矢印方向に移行運動し、固定接点支持部
材56から離れ、固定接点支持部材57に押接
し、電気回路の開閉が実現する。本実施例によれ
ば、可動接点が圧電素子の小変位変化に対して増
幅された大きな移動行程を持ち、従つて可動接点
を先端に有するばね板の弾性により十分な所定の
接点押圧力が得られる。
て、圧電駆動体51に電圧を印加するとき矢印A
の伸長がある。可動挾持部材53は圧電駆動体5
1と一体化された構造であり、従つてばね板54
はB点で可動挾持部材53の運動方向と等しい矢
印方向に固定挾持部材52に固着されたC点に対
して引張られる。このB点の移動は、可動接点5
5の位置をD点としたとき他端にそれぞれB点及
びC点を持つB′点及びC′点のばね板上で、可動接
点55がほぼ(D―C′の長さ/B′―C′の長さ)の
割合で増幅されて移動し、且つ速度も上昇する。
従つて、可動接点55は増幅された行程及び速度
をもつて矢印方向に移行運動し、固定接点支持部
材56から離れ、固定接点支持部材57に押接
し、電気回路の開閉が実現する。本実施例によれ
ば、可動接点が圧電素子の小変位変化に対して増
幅された大きな移動行程を持ち、従つて可動接点
を先端に有するばね板の弾性により十分な所定の
接点押圧力が得られる。
上記実施例では、挾持部材・可動接点支持部材
及びこれらの間を接続する薄板をそれぞれ別部材
として表現したが、一つの厚さ(加工後は薄板部
分の幅)を有する材料を打抜・放電等により継目
なしの一体加工とするときは部材の強度及び精度
を上げることができるので、駆動力の大きな積層
形圧電駆動体の応用範囲は広く設計を容易にす
る。又、接点衝突の緩和には可動接点支持部材及
び固定接点支持部材の少くとも一方の一部に弾性
を有する材料を使用することで避けることがで
き、他方ばね板と説明した部材も接触相手が弾性
体を含むときは剛体としても同じ効果がある。上
記説明では特に触れていないが電気回路に対して
は機能発揮のため所定の絶縁が施され、接点の出
力端子への接続は表面配線等を含む導電線による
以外、導電体による接点支持部材がそのまま出力
端子を兼ねることもできる。
及びこれらの間を接続する薄板をそれぞれ別部材
として表現したが、一つの厚さ(加工後は薄板部
分の幅)を有する材料を打抜・放電等により継目
なしの一体加工とするときは部材の強度及び精度
を上げることができるので、駆動力の大きな積層
形圧電駆動体の応用範囲は広く設計を容易にす
る。又、接点衝突の緩和には可動接点支持部材及
び固定接点支持部材の少くとも一方の一部に弾性
を有する材料を使用することで避けることがで
き、他方ばね板と説明した部材も接触相手が弾性
体を含むときは剛体としても同じ効果がある。上
記説明では特に触れていないが電気回路に対して
は機能発揮のため所定の絶縁が施され、接点の出
力端子への接続は表面配線等を含む導電線による
以外、導電体による接点支持部材がそのまま出力
端子を兼ねることもできる。
以上説明したように、本発明によれば、エネル
ギ変換効率の高い縦効果歪を生じる圧電素子を積
層し接点開閉駆動源とする圧電駆動体を、一端部
に可動接点を有する可動体の他端部が連結される
挾持体に組込み、且つこの圧電駆動体による歪量
を上述したように独創的な拡大機構により増大さ
せることにより、従来の縦効果歪利用の圧電素子
駆動電圧より一層低電圧で動作させることがで
き、且つ可動体の駆動力及び接点の押圧力の増
加、更には小形化を図つた圧電継電器が得られ
る。
ギ変換効率の高い縦効果歪を生じる圧電素子を積
層し接点開閉駆動源とする圧電駆動体を、一端部
に可動接点を有する可動体の他端部が連結される
挾持体に組込み、且つこの圧電駆動体による歪量
を上述したように独創的な拡大機構により増大さ
せることにより、従来の縦効果歪利用の圧電素子
駆動電圧より一層低電圧で動作させることがで
き、且つ可動体の駆動力及び接点の押圧力の増
加、更には小形化を図つた圧電継電器が得られ
る。
第1図aはバイモルフ振動子の構造により圧電
素子の横効果歪を説明する作用原理図、第1図b
はバイモルフ振動子を使用した従来の圧電継電器
の一例を示す断面側面図、第2図は圧電素子の横
効果歪を利用した従来の圧電継電器の一例を示す
断面側面図、第3図は本発明に使用した積層形圧
電駆動体の斜視図、第4図a及びbはそれぞれ横
効果歪利用の圧電駆動体及び縦効果歪利用の積層
形圧電駆動体により示される変位・応力特性図、
第5図a及びbはそれぞれ本発明の圧電継電器の
一実施例を示す斜視図及び可動挾持部材の動きを
説明する側面図である。 31……圧電素子、50,60……基板、51
……圧電駆動体、52……固定挾持部材(挾持
体)、53……可動挾持部材(挾持体)、54……
可動接点支持部材(可動体)、55……可動接点、
56,57……固定接点支持部材、58,59…
…駆動薄板。
素子の横効果歪を説明する作用原理図、第1図b
はバイモルフ振動子を使用した従来の圧電継電器
の一例を示す断面側面図、第2図は圧電素子の横
効果歪を利用した従来の圧電継電器の一例を示す
断面側面図、第3図は本発明に使用した積層形圧
電駆動体の斜視図、第4図a及びbはそれぞれ横
効果歪利用の圧電駆動体及び縦効果歪利用の積層
形圧電駆動体により示される変位・応力特性図、
第5図a及びbはそれぞれ本発明の圧電継電器の
一実施例を示す斜視図及び可動挾持部材の動きを
説明する側面図である。 31……圧電素子、50,60……基板、51
……圧電駆動体、52……固定挾持部材(挾持
体)、53……可動挾持部材(挾持体)、54……
可動接点支持部材(可動体)、55……可動接点、
56,57……固定接点支持部材、58,59…
…駆動薄板。
Claims (1)
- 1 複数個の圧電素子をこれらの相互間に各内部
電極が位置するように一体的に積層し、電界によ
りこれら圧電素子が積層方向に機械歪を生じる圧
電駆動体と、この圧電駆動体の積層方向両端部そ
れぞれに配置して前記圧電駆動体を挾持する二つ
の挟持体と、前記圧電駆動体の積層方向にほぼ垂
直方向に所定の長さを備え、一方の端部が対向配
置の固定接点と接触・開離する可動接点を備え、
また他方の端部が前記二つの挟持体が対向して圧
電駆動体の歪に応じてそれぞれ逆方向に変位を生
じる対向面の間に挿入され、前記圧電駆動体の積
層方向に且つ相互にほぼ平行に所定の短距離を保
ち先端をそれぞれ逆方向に伸長させて前記二つの
挟持体それぞれの対向面に連結した二枚の駆動薄
板を備える可動体とを有することを特徴とする圧
電継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4986383A JPS59175531A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 圧電継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4986383A JPS59175531A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 圧電継電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175531A JPS59175531A (ja) | 1984-10-04 |
JPS6363096B2 true JPS6363096B2 (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=12842882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4986383A Granted JPS59175531A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 圧電継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59175531A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421190U (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-21 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835257B2 (ja) * | 1977-07-22 | 1983-08-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 高耐食性合金メッキ鉄鋼製品 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835257U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-08 | オムロン株式会社 | リレ− |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP4986383A patent/JPS59175531A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835257B2 (ja) * | 1977-07-22 | 1983-08-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 高耐食性合金メッキ鉄鋼製品 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421190U (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59175531A (ja) | 1984-10-04 |
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