JPS6362281A - 弾性表面波コンボルバ - Google Patents

弾性表面波コンボルバ

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JPS6362281A
JPS6362281A JP61207457A JP20745786A JPS6362281A JP S6362281 A JPS6362281 A JP S6362281A JP 61207457 A JP61207457 A JP 61207457A JP 20745786 A JP20745786 A JP 20745786A JP S6362281 A JPS6362281 A JP S6362281A
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JP
Japan
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surface acoustic
acoustic wave
semiconductor
epitaxial film
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP61207457A
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English (en)
Inventor
Shuichi Mitsuzuka
三塚 秀一
Shoichi Minagawa
皆川 昭一
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/089,498 priority patent/US4757226A/en
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Priority to FR878712145A priority patent/FR2603423B1/fr
Priority to DE19873729333 priority patent/DE3729333A1/de
Publication of JPS6362281A publication Critical patent/JPS6362281A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/02535Details of surface acoustic wave devices
    • H03H9/02543Characteristics of substrate, e.g. cutting angles
    • H03H9/02574Characteristics of substrate, e.g. cutting angles of combined substrates, multilayered substrates, piezoelectrical layers on not-piezoelectrical substrate
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/02535Details of surface acoustic wave devices
    • H03H9/0296Surface acoustic wave [SAW] devices having both acoustic and non-acoustic properties
    • H03H9/02976Surface acoustic wave [SAW] devices having both acoustic and non-acoustic properties with semiconductor devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は圧電膜と半導体で構成されるモノリシック弾性
表面波コンボルバ(以下本明細書においてはSAW コ
ンボルバと略称する。)の構造に関する。
B1発明の概要 高濃度半導体基板上に圧電膜を設けて形成される SA
Wコンボルバにおいて、上記半導体装置上にエピタキシ
ャル膜を設けその上に圧電膜を形成するのが有利である
ことが知られている。本発明者等の知見によれば、上記
エピタキシャル膜の膜厚がコンボリューション効率(以
下本明細書においては FTと略記する。)に重大な影
響を及ぼす。本発明はその膜厚およびエピタキシャル膜
の不純物濃度を定める。
C0従来の技術 第14図および第15図は二つの異なった従来のモノリ
シックコンボルバの構造を示す断面図で、図中、1 は
高濃度半導体基板、2は絶縁体、3は圧電膜、4.4’
は入力、5,5′は櫛形電極、6 は出力、7 は裏面
電極、8 はゲート電極、9 は半導体エピタキシャル
膜を表す。
第14図に示されている装置と第15図の違いは、半導
体側の構造の違いにある。第14図では半導体としてバ
ルクの半導体基板が用いられているのに対し、第15図
では、高濃度半導体基板(不純物密度が高密度である基
板)の上に半導体エピタキシャル膜を形成した基板を用
いているのが特徴である。これらの構造のコンボルバの
諸特性については以下に示す参考文献[1]〜[4]に
報告されている。
文#C1] B、T、Khuri −Yakub and G、S、
Kin。
” A Detailed Theory of th
e Monolithic ZincOxide on
 5ilicon Convolver ”。
IEEE Trans 、 5onics Ultra
son、、 vol、sU −24゜No、1. Ja
nuary 1977、 pp、 34−43文献[2
コ J、に、 Elliott、 at al。
” A Wideband SAW convolve
r utilizing Sezawawaves i
n the metal −ZnO−SiO2− Si
configuration ”。
Appl、 Phys、 Lett、 32. May
 197g、 pp、515−51616文献] J、E+Bovers、 et al。
” Monolithic Sezawa wave 
Storage Correlatorsand Co
nvolvers”。
IEEE Proc、 Ultrasonics Sy
mposium、 1980. pp。
11g  −123 文献[4コ S、Minagawa、 at al。
“Efficient  ZnO−SiO2− Si 
5ezava waveconvoLver”。
IEEE Trans 、 5onics Ultra
son、、 vol、sU −32゜No、5. Se
ptember 1985. pp、 670−674
74文献]、[2]、[3]では、第14図の構造のコ
ンボルバの特性を報告しており1文献[4コでは第15
図の構造のコンボルバの特性を報告している。
それらの報告を比較してもわかるように、これまでの実
験によると、第14図の構造におけるよりも第15図の
構造においてより高い値となる傾向がある。その点では
、第15図のようにエピタキシャル膜を含む基板を用い
た方が、コンボルバとしてより有利である可能性がある
。しかしながら、これまで理論的にも実験的にも詳細な
検討はなされていない。したがって現在のところ、エピ
タキシャル膜の最適条件については明らかにされておら
ず、それ故、最適構造を有するコンボルバが提供されて
いないのが現状である。
D0発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、このような現状を克服するために、半
導体エピタキシャル膜の効果を詳細に検討し、その効果
を考慮した、最適な構造を有するSAW コンボルバを
提供することである。
具体的には、本発明は、第15図の構造において、半導
体エピタキシャル膜の膜厚と不純物密度を最適に設定し
たコンボルバを提供する。
E1問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明による圧電膜/絶縁
体/半導体エピタキシャル膜/高濃度半導体基板購造を
有するモノリシック SAWコンボルバにおいては、半
導体エピタキシャル膜の膓厚りは、下記の範囲に設定さ
れる。
W、、、 < L≦Wmax + 2 pmここでW□
8は最大空乏幅であり、次式で与えられる。
N :エピタキシャル膜の不純物密度、n!:エピタキ
シャル膜の真性キャリア密度、εS二エピタキシャル膜
の誘電率。
k :ボルツマン定数、 e :電子の電荷、 T :絶対温度。
上記半導体は、有利には、 Siであり、かつ上記エピ
タキシャル膜の不純物密度Nは下記の範囲にある。
I  X  10” an−’ ≦N≦ I  X  
101016a”モノリシックSAW コンボルバが、
圧電膜/絶縁体/第2半導体層/第1半導体層/高濃度
半導体基板構造を有するときは1、第2半導体層と第1
半導体層は半導体エピタキシャル膜であり、かつ互に反
対導電型であり、半導体エピタキシャルかの膜厚L が
下記の範囲にある。
12<LSI 2 + Wm + 2 μmここで 1
2は第2半導体層の層厚であり、Wmは次式で与えられ
る。
N、:第1半導体層の不純物密度、 n□:第1半導体層の真性キャリア密度、εS:第1半
導体層の誘電率、 k :ボルツマン定数、 e :電子の電荷の大きさ、 T :絶対温度。
上記半導体は、有利には、 SLであり、かつ上記エピ
タキシャル膜の不純物密度Nは下記の範囲にある。
I X  l 013an−” ≦N□≦ I  X 
 1016am−”上記半導体はG a A sである
こともできる。上記絶縁体は実質上存在しないこともで
きるが。
SiO2で形成されることもできる。上記圧電膜は Z
nOかまたはAlNであり、弾性表面波の伝播モードは
セザワ波であるのが有利である。
Siの面方位は(110)であり、弾性表面波の伝播方
向が[100]であるか、またはSiの面方位が(10
0)であり、弾性表面波の伝播方向は[110]である
F0作用 第1図は第15図のゲート電極の下の部分を拡大して示
す。図中、第15図と共通する引用番号は第15図にお
けるものと同じか、またはそれに対応する部分を表わし
、10 は空乏端、11 は最大空乏端であり、Naは
エピタキシャル膜のドナー密度、N、はエピタキシャル
膜のアクセプタ密度、Lはエピタキシャル膜の膜厚、w
 、l1axは最大空乏幅、Wは空乏幅、h は圧電膜
の膜厚、f は弾性表面波(SAW)の周波数、λはS
AWの波長、  VBはバイアス電圧を意味する。
このとき、半導体エピタキシャル膜の膜厚りおよび不純
物密度Nはつぎのように定められる。
(A)半導体エピタキシャル膜の膜厚りは、エピタキシ
ャル膜の不純物密度(n型半導体の場合はドナー密度N
d+P 型半導体の場合はアクセプタ密度N、)で決ま
る最大空乏幅w wlaxに対し、つぎのような値に設
定される。
Wmax < L≦Wmax + 2 μm +++ 
(1)。
ただし、WmaXは室温(23℃)における最大空乏幅
とする。また、L とWThaXの単位はμmとする。
W08は次式で与えられる。
ここで、Nはエピタキシャル膜の不純物密度であり、エ
ピタキシャル膜がn型半導体の場合には、ドナー密度N
dと等しく、エピタキシャル膜がP 型半導体の場合は
アクセプタ密度N1に等しい。また、Tは絶対温度であ
り、次の値とする。
T=296    (K)       ・・・・・・
 (3)その他のパラメータは nI: 半導体層の真性キャリア密度、εS二 半導体
層のvI誘電率 k : ボルツマン定数。
e : 電子の電荷 である。
特に、半導体として Siを用いる場合には、エピタキ
シャル膜の膜厚の条件に加えて、以下のように不純物密
度を設定することが望ましい。
(B)半導体として Siを用いた時、エピタキシャル
膜の膜厚L を式(1)を満足するように選び、さらに
不純物密度Nを次式の範囲内に選ぶ。
I X 1013 an−3≦N≦I X 1016c
xn−’−(4)ここで、参考のために、Siの最大空
乏幅W□つと不純物密度の関係を第2図に示す。図では
n型Siを示しであるが、 P型Siの場合にも。
N をドナー密度のかわりにアクセプタ密度とすれば、
まったく同様の関係となる。第2図と式(1)より、S
iの場合のエピタキシャル膜の膜厚の望ましい値の例は
、 N =  lXl0”■4のとき。
2.4  μm < L ≦4.4  pmN =  
lXl015■−3のとき、0.9μm<L≦2.9 
μm のような値となる。
本発明において、第15図のエピタキシャル膜の条件を
(A)および(B)のように設定する理由を、以下に説
明する。
コンボルバの FTは次式で表すことができる。
FT = 20 log 72−10 log fla
−αLg −30+Le  ・・・・・・・・・・・・
(5)ここで、γ2は非線型効率、Raはコンボルバの
ゲート部の出力抵抗、α はSAWの伝播損失、Lgは
ゲート長である。Leはエピタキシャル膜の条件とは無
関係に定まる項であり、電気機械結合定数、トランスデ
ユーサロス、圧電膜の膜厚や誘電率、 SAWの周波数
や波長等の影響を受ける。ここではLeはエピタキシャ
ル膜の膜厚の効果と無関係なので、その表式については
省略する。なお、 FT  (dam )は二つの入力
 pHとP+□、および出力 P。に対し、次式のよう
に定義される。
F丁=pO−pローPI2 (Pat l PI3 + p、の単位はdB、 )非
線型定数γ2は、コンボルバの半導体表面が空乏状態な
いし反転状態の時は、エピタキシャル膜の不純物密度N
に対し、次の関係を持つ。
γ2CC□    ・・・・・・・・・・・・(6)F
Tは、半導体表面が空乏乃至弱反転の状態の時に大きな
値となるから、コンボルバの動作状態では式(6)が成
立すると考えてよい。ただし。
式(6)は、エピタキシャル膜の膜厚りが空乏幅Wより
大きい時に成立する式である。 L くWならば、第1
図において、空乏端がエピタキシャル膜と高濃度半導体
基板の界面にくっつき(パンチスルー)、空乏端の振動
が阻止されることが明らかであろう。そのような場合に
は、非線型定数72は急激に低下し、もはや式(6)の
ようには表わされない。また、その場合、 γ2の低下
に伴って1式(5)の関係から FTも大きく低下する
。したがって、まずエピタキシャル膜の膜厚の条件とし
て次の関係を満足する必要がある。
W<L     ・・・・・・・・・・・・・・(7)
空乏幅Wはゲート電極に印加されるバイアス電圧Vaに
よって変化するが、第1図に示したように、最大空乏幅
W0つ以上にはならない。
したがって、実際上、式(7)を常に満足するためには
、エピタキシャル膜の膜厚りは最大空乏幅より大きくと
る必要がある。
W□つくL   ・・・・・・・・・・・・・・・(8
)式(1)の下限が定まる理由の一つはこの点にある。
次にエピタキシャル膜の膜厚しの上限を式(1)のよう
に設定した理由を説明する。
L が式(8)を満足するとき、非線型定数γ2は式(
6)で表わされ、エピタキシャル膜の膜厚L に無関係
となる。したがって、FTに対し、エピタキシャル膜の
膜厚しの効果を与えるのは。
式(5)においてコンボルバの出力抵抗RBと、SAW
の伝播損失 α の項である。式(5)から次のことが
わかる。
(i)  F□は抵抗R9が小さいほど大きい。
(ii)  F’Tは伝播損失が小さいほど大きい。
(i)の効果に関し、RBは第14図のように半導体バ
ルク基板を用いる場合よりも第15図のように半導体エ
ピタキシャル基板を用いる場合の方が小さくすることが
できる。それは、エピタキシャル膜の下の高濃度半導体
基板の抵抗が極めて小さいからである。したがって、こ
の点では、エピタキシャル基板を用いた方がバルク基板
を用いた場合より有利である。この効果については文献
[1]および文献[4]においても示唆されている。し
かし、実際上、エピタキシャル膜の抵抗は、ある程度の
膜厚以下に選択すれば、 FTに対し。
殆ど影響を与えない。−例として、n型の Siを用い
る場合にエピタキシャル膜の膜厚をL = W、、X 
 および L = Wm、!+ 2μmに設定した場合
のRBと、式(5)で計算される FTの変化ΔF丁の
数値例を第1表に示す。
第  1  表 ただし、ゲート幅 1mm、ゲート長20 mmとし。
高濃度半導体基板の抵抗とボンディングワイヤの抵抗と
オーミック抵抗の和を 1Ω とした。またΔFtは式
(5)のうち、RB項の影響だけを計算したものである
。しかし、後述するように、実際の FTはエピタキシ
ャル膜の膜厚が2μm程度変わっても、数dB以上の変
化をすることが観測さ九ている。したがって、F丁に与
えるエピタキシャル膜の膜厚の効果は、Reよりも寧ろ
伝播損失αの影響の方が支配的である。
本発明者等は、伝播損失 α のエピタキシャル膜の膜
厚に対する依存性を詳細に検討した結果。
その依存性の F丁に与える影響が顕著であることを見
出し、エピタキシャル膜の膜厚に関して望ましい条件を
見出した。この伝播損失のエピタキシャル膜の膜厚依存
性はこれまで知られておらず、したがってそれを基にし
て設定したエピタキシャル膜の膜厚の条件は、本発明に
おいて初めて提供されるものである。
G、実施例 以下に、図面を参照しながら、実施例を用いて本発明を
一層詳細に説明するが、それらは例示に過ぎず、本発明
の枠を越えることなしにいろいろな変形や改良があり得
ることは勿論である。
第3図は、ZnO/SiO2/n−5i構造のコンボル
バを伝播する弾性表面波(SAW)の伝播損失のエピタ
キシャル膜の膜厚に対する依存性の一例を示す。図の横
軸は、エピタキシャル膜の膜厚と最大空乏幅の差を示し
、縦軸は伝播損失(dB /c+u )を示す。第3図
はSAWの周波数f  =  115 M亀、SAWの
波長λ 224μm、圧電膜(ZnO)の膜厚h=5μ
mの時の例であり、この場合における SAW の伝播
モードはセザワ波である。
図中の Ndはドナー密度である。この伝播損失はF丁
が最大となるようなバイアス電圧Vaをゲート電極に印
加した時の値である。図のように伝播損失は不純物密度
の影響を受けると同時にエピタキシャル膜の膜厚の影響
を大きく受けることがわかる。伝播損失はエピタキシャ
ル膜が厚くなるほど大きくなるが、エピタキシャル膜の
膜厚が2μm程度変わると数dB/cm以上の変化をす
る場合もある。これを第1表の値と比較すると、FTの
エピタキシャル膜の膜厚変化に関し、この程度のエピタ
キシャル膜の膜厚の範囲では、出力抵抗よりも伝播損失
の影響が支配的であることがわかる。
そこで、以上のような伝播損失の影響を十分に考慮し、
種々の条件のもとて FTがどのようになるかを求め、
エピタキシャル膜の最適な条件を探した。その結果を第
4図から第12図までに示す。各図は ZnO/SiO
2/n−8L構造の場合について求めたものである。図
中、f はSAWの周波数、λはSAWの波長、hはZ
nOの膜厚、Ndはドナー密度、N1はアクセプタ密度
である。SiO2の膜厚は0.1 μmである。
各図は以下の関係を表す。
第4図:エピタキシャル膜の膜厚と FTの関係f=2
15MHz、セザワ波、n型半導体、ゲート長20II
Im、温度23℃。
第5図:エピタキシャル膜の膜厚とダイナミックレンジ
の関係 f=215MHz、セザワ波、n型半導体。
ゲート長20mm、温度23℃。
第6図:エピタキシャル膜の膜厚と FTの関係f=1
00MHz、セザワ波、n型半導体、ゲート長20mm
、温度23℃。
第7図:エピタキシャル膜の膜厚と FTの関係f=4
00MHz、セザワ波、n型半導体、ゲート長20mm
、温度23℃。
第8図:エピタキシャル膜の膜厚と FTの関係f=2
15MHz、セザワ波、n型半導体、ゲート長2C)m
m、温度−20”C0第9図:エピタキシャル膜の膜厚
と FTの関係f=215MHz、セザワ波、n型半導
体、ゲート長20mm、温度−80℃。
第10図:エピタキシャル膜の膜厚と FTの関係 f  =  215MHz 、セザワ波、n型半導体、
ゲート長40+am、温度23℃。
第11図:エピタキシャル膜の膜厚と FTの関係 f  =  200 M七、レーリー波、n型半導体。
ゲート長20m+a、温度23℃。
第12図:エピタキシャル膜の膜厚と Ftの関係 f  =  215 M七、セザワ波、p型半導体、ゲ
ート長20m+a、温度23℃。
なお、各図の横軸はエピタキシャル膜の膜厚と最大空乏
幅の差を表すが、最大空乏幅は室温(23℃)における
値である。また、  Ftの値は、FTが最大となるよ
うなバイアス電圧をゲート電極に印加した時の値である
第4図から第12図までから、FTはエピタキシャル膜
の膜厚の影響を顕著に受け、エピタキシャル膜の膜厚が
大きいほどFTが低下することがわかる。その点では、
 SAWの周波数が異なる場合(第4図、第6図、第7
図)も、温度が異なる場合(第4図、第8図、第9図)
も、ゲート長が異なる場合(第4図、第10図)も。
SAWのモードが異なる場合(第4図、第11図)も、
半導体の導電型が異なる場合(第12図)も、定性的に
同様な傾向を示す。定量的には、 SAWの周波数が高
い場合や、温度が高い場合や、ゲートが長い場合には、
エピタキシャル膜の膜厚の影響がより顕著となる。
この結果から、FTを大きくするには、エピタキシャル
膜を成可く薄くした方が良いように思われる。しかし、
第5図に示したように、エピタキシャル膜が薄くなると
ダイナミックレンジが小さくなる。また、第8図に示し
たように、低温ではエピタキシャル膜があまり薄いと、
FTが急激に低下する場合がある。そ九は、低温では空
乏幅が常温の時より広がる性質があるため、空乏端がエ
ピタキシャル膜/高濃度半導体基板界面にくっつき(パ
ンチスルー)、空乏端の振動が阻止されるためである。
これらのことは、式(8)の条件を設定するもう一つの
理由でもある。したがって、エピタキシャル膜は、最大
空乏幅よりある程度は厚くなければならない。しかも、
その厚さは、FTをあまり低下させないような値でなけ
ればならない。
本発明では、そのような適切なエピタキシャル膜の膜厚
L として、最大空乏幅W□つより2μm以内の厚さに
選ぶことにする。
L≦W□8+ 2 μm    ・・・・・・・・・(
9)それは、第4図から第12図までにおいて、L>W
、、laX+2  μmの場合には、FTが最大値より
 10dB以上低下することがあるためである。また、
温度特性に関しても、第8図と第9図を比較してわかる
ように、 LAW□8+2μmの場合には、FTの温度
変化が相当に大きなものとなるから、その点でも式(9
)の条件が妥当であると言える。なお、第5図から、式
(9)の条件においてもダイナミックレンジは実用的に
十分な値を有しているから、その点において問題はない
以上がエピタキシャル膜の膜厚りの上限を式(1)のよ
うに設定した理由である。
次にエピタキシャル膜の不純物密度の影響に関して見る
と、第4図から第12図までから1式(1)のエピタキ
シャル膜の膜厚の範囲内では、FTは不純物密度Nが小
さいほど大きいことがわかる。しかし、ダイナミックレ
ンジに関しては、第5図から、不純物密度が小さいと、
ダイナミックレンジが小さくなることがわかる。 N<
IX 10” arm−’では、ダイナミックレンジは
30dBオーダになり、実用上不十分な値である。
一方F丁はNが大きくなると低下し、 N> I  X
  l 016cm−’では、−60dB、程度以下と
なる。その値は、(圧電膜/半導体)構造の利点である
高いFTという本来の特長から言って、低く過ぎる値で
ある。よって、不純物密度としては、次の範囲内に選ぶ
のが望ましい。
L  X  10110l3’≦N≦ I  X  1
016Cm−’以上が、不純物密度を式(4)のように
選択する理由である。
以上によって本発明におけるエピタキシャル膜の条件(
A)、(B)の説明がなされた。
次に、本発明の基本的な考え方をエピタキシャル半導体
基板を用いた別の構造のSAWコンボルバに適用し、そ
の場合のエピタキシャル膜の条件を示す。
前述したように条件(A)、(B)は、第15図の構造
のコンボルバのエピタキシャル膜の膜厚の条件を示した
ものであるが、第15図の構造をさらに発展させたもの
として、第13図の構造のコンボルバも可能である。第
13図に示す構造は無バイアスで動作可能なコンボルバ
であることを、すでに本発明者は見出しており(昭和6
0年9月13日出願、特願昭60−202845  r
弾性表面波装置」)、実用的に大変有用な構造である。
ここでは、半導体エピタキシャル膜は第1半導体エピタ
キシャル膜9−1 と第2半導体エピタキシャル膜9−
2から成っている。第1半導体エピタキシャル膜9−1
 と高濃度半導体基板1は同じ型の半導体とし、第2半
導体エピタキシャル膜9−2はそれらと反対導電型の半
導体とする。第1半導体エピタキシャル膜9−1がn型
であれば、第2半導体エピタキシャル膜9−2はp型に
し、逆に第1半尊体エピタキシャル膜9−1 がp型で
あれば、第2半導体エピタキシャル膜9−2はn型にす
る。第15図に示す構造との違いは、エピタキシャル膜
の部分に異なる導電型の第2半導体エピタキシャル膜9
−2が設置されていることである。通常、第2半導体エ
ピタキシャル膜9−2は、イオン注入によって形成さ九
、その部分の厚さは、第1半導体エピタキシャル膜9−
1 の厚さより可成り小さい値に設定される。さらに、
第2半導体エピタキシャル膜9−2 の不純物密度と厚
さは、ゲート電極8 に印加されるバイアスがOvの時
、第2半導体エピタキシャル膜9−2の部分全体が空乏
化するような値に設定される。この構造はバイアスがO
vの時に最良に動作するように意図されている。したが
って、このコンボルバの動作時には、空乏端の位置は、
第1半導体エビタキシャル膜9−1 の中に存在すると
考えてよい。
さて、Ftは、前述したように、主として非線型定数 
γ2と SAWの伝播損失 α によって決定され、特
にエピタキシャル膜の膜厚の影響は伝播損失αの影響を
支配的に受ける。一方、第13図の構造の場合には、上
述したように、コンボルバの動作時において、空乏端の
位置は、第1半導体エピタキシャル膜9−1 の中に存
在する。
ところで、非線型定数 γ2は、空乏端の位置における
不純物密度Nによって決定され、前述した式(6)の関
係で表わされる。さらに、SAWの伝播損失は、主に、
空乏端から先の半導体内部のエネルギ損失によって決定
される(空乏領域乃至弱反転領域では)。したがって、
以上のことを考えれば、第13図の構造の場合にも、F
Tは主に第1半導体エピタキシャル膜9−1 によって
決定され、FTのエピタキシャル膜の膜厚に対する依存
性も、第1半導体エピタキシャル膜9−1の不純物密度
と、その中にある空乏端の位置とエピタキシャル膜の膜
厚の関係で決定されると考えてよい。
したがって、第13図の場合のエピタキシャル膜の膜厚
の条件も、第15図の場合の条件と同様に、最大空乏幅
との関係で、式(1)のように設定するのが適切である
ただし、第13図の構造の場合には、第15図2の場合
と異なり、第2半導体エピタキシャル暎9−2 が存在
するので、最大空乏幅W□、の表式は式(2)とは異な
る。第2半導体エビタヤシャル膜 9−2 の層厚を 
1□とすると、 W m a xは次の範囲に存在する
12 < Wv++ax≦ 12+Wm   ・−−−
−・・−(10)Wmは、第1半導体エピタキシャル膜
9−1 のみが存在するときの最大空乏幅であり、次式
で表わされる ただし、  Nlは第1半導体エピタキシャル膜9−1
 の不純物密度であり、他のパラメータは式(2)の説
明で示したものと同じである。
したがって、第13図の構造の場合のエピタキシャル膜
の膜厚の条件は、次のように設定するのが適切である。
(C)第13図の構造の場合のエピタキシャル膜の膜厚
しは次のように設定される。
12くL≦12 + Wlll +2μm−−(12)
ここで、 12は第2半導体エピタキシャル膜9−2 
の層厚であり、Wlは式(11)で与えられる。
また、前述のように、第13図の構造の場合のFTは、
主に第1半導体エピタキシャル膜9−1によって決定さ
れるので、エピタキシャル膜の不純物密度の条件として
、式(4)と同様に、以下のように選定するのが適切で
ある。
(D)第13図の構造で。半導体としてSiを用いた時
、エピタキシャル膜の膜厚L を式(12)を満足する
ように選び、さらに第1半導体エピタキシャル膜9−1
 の不純物密度N。
を次式の範囲内に選ぶ。
I X 10”am−’≦N1≦l X 1016cm
−’−(13)なお、以上の条件(A)、(B)、(C
)、(D)は。
第15図および第13図の構造に対して設定されたもの
であるが、第15図と第13図のうち、絶縁体2 が存
在しない構造も可能である。絶縁体2 は通常極めて薄
く形成されるので、絶縁体2が無い場合にも、  SA
Wの伝播モードや半導体側に洩れるポテンシャルの大き
さは絶縁体2 がある場合と大差がない。したがって、
第15図および第13図の構造において絶縁体2 が存
在しない構造の場合でも、条件(A)、(B)、(C)
(D)を設定することは極めて有用である6H0発明の
詳細 な説明した通り、本発明によ九ば、効率が良く、温度特
性も良好なモノリシック SAWコンボルバを実現する
ことができる。
本発明によるコンボルバ最適バイアス回路は、SAW 
コンボルバを使用する装置全般のほか、相関器、SSC
通信機、レーダ、画像処理装置、フーリエ変換器1等で
も使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するためのモノリシックSAW 
コンボルバの模式的断面図、第2図はドナー密度と最大
空乏幅の関係を示すグラフ、第3図は最大空乏幅と伝播
損失の関係を示すグラフ、第4図から第12図までは本
発明によるモノリシック SAWコンボルバの特性図、
第13図は本発明の他の一つの実施の態様によるモノリ
シックSAW コンボルバの断面図、第14図および第
15図は二つの異なった従来のモノリシックコンボルバ
の構造を示す断面図である。 1・・・・・・・・・高濃度半導体基板、2・・・・・
・・・・絶縁体、3・・・・・・・・・圧電膜、4.4
′・・・・・・・・・入力、5.5’・・・・・・・・
櫛形電極、6・・・・・・・・・出力、7・・・・・・
・・・裏面電極、8・・・・・・・・・ゲート電極、9
・・・・・・・・・半導体エピタキシャル膜、9−1・
・・・・・・・・第1半導体エピタキシャル膜、9−2
・・・・・・・・・第2半導体エピタキシャル膜、10
・・・・・・・・・空乏端、11・・・・・・・・・最
大空乏端。 Na・・・・・・・・・エピタキシャル膜のドナー密度
、N1・・・・・・・・・エピタキシャル膜の7クセブ
タ密度、L・・・・・・・・・エピタキシャル膜の膜厚
、W m a x・・・・・ハ・・最大空乏幅、W・・
・・・・・・・空乏幅、h・・・・・・・・・圧電膜の
膜厚、f・・・・・・・・・弾性表面波(SAW )の
周波数、λ・・・・・・・・・SAWの波長、Va・・
・・・・・・・バイアス電圧。 特許出願人 クラリオン株式会社 1 口 第2図 最大空乏幅ヒ不糺物2度0開係 ド°ナー慴ヌi(am) 第3図 エピタキシダル展の門と 最火室35嘔の差と有濱番順欠の関係 工し′ヅぎ偽ル腋のpJ糺凍−畳大父乏幅(μm)第4
図 FT (dBm)         23″C工rタ大
シXル腫の腫1−号大空え悟 (μm)第5図 エビク考シXル履Q晩厚と ヅイナをツクレンジの関係 Q   1  234567  8 工じ°夕をシイ】し号愛の瑚U家−(暮入り歩ヒ幅  
(μm)第6図 工じりへシXル腹の則ヒF、n間(1 工じ゛タ代麹ル腹の層厚−最犬空氏幅 mm)第7図 エビ5をシにル原州ス厚乙FyO関係 工lニジキシ4ル腹の!−ji’を火室長幅(μm)第
8図 工ビタAジベル1R戸の月V!とFrの関係エビ゛りへ
シに】し月更の11!−f&欠咬ジ芝↑昌  (μm)
第8図 工に°タ楔シXル、梗の、襲凰とFTの醍「系エヒ゛プ
ベジスル榎の原理−鍛文空チT&(μm)第10図 エピタキシにル腹のH(n F t (f)関係1じ゛
j★シ縛ル月更の、球楚厚−分人qラヒ、中晶(μm)
第11図 エピタヘシペル原の1す東のFrの関係工ビヲ穴シーW
Jし角質の版厚−叢f:、空く幅ψm)第12図 工じ゛タキン^ル股の月51月?、とFTの関係二ヒ゛
り考シギル月費の苅むq−呈プ(、“3=5と、鴨(、
cam)第13図 手続補正書 昭和62年6月/ご日

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧電膜/絶縁体/半導体エピタキシャル膜/高濃
    度半導体基板構造を有するモノリシックSAWコンボル
    バにおいて、 上記半導体エピタキシャル膜の膜厚Lが、下記の範囲に
    あることを特徴とする弾性表面波コンボルバ。 W_m_a_x<L≦W_m_a_x+2μmここでW
    _m_a_xは最大空乏幅であり、次式で与えられる。 W_m_a_x=√(4ε_skTln(N/n_i)
    /e^2N)N:エピタキシャル膜の不純物密度、 n_i:エピタキシャル膜の真性キャリア密度。 ε_s:エピタキシャル膜の誘電率、 k:ボルツマン定数、 e:電子の電荷、 T:絶対温度。
  2. (2)上記半導体がSiであり、かつ上記エピタキシャ
    ル膜の不純物密度Nが下記の範囲1×10^1^3cm
    ^−^3≦N≦1×10^1^6cm^−^3にあるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の弾性表面
    波コンボルバ。
  3. (3)上記半導体がGaAsであることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項記載の弾性表面波コンボルバ。
  4. (4)上記絶縁体がSiO_2であることを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか一つ
    に記載の弾性表面波コンボルバ。
  5. (5)上記圧電膜がZnOであることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか一つに記
    載の弾性表面波コンボルバ。
  6. (6)上記圧電膜がAlNであることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか一つに記
    載の弾性表面波コンボルバ。
  7. (7)弾性表面波の伝播モードがセザワ波であることを
    特徴とする、特許請求の範囲第2項、第4項、または第
    5項記載の弾性表面波コンボルバ。
  8. (8)Siの面方位が(110)であり、弾性表面波の
    伝播方向が[100]であることを特徴とする、特許請
    求の範囲第7項記載の弾性表面波コンボルバ。
  9. (9)Siの面方位が(100)であり、弾性表面波の
    伝播方向が[110]であることを特徴とする、特許請
    求の範囲第7項記載の弾性表面波コンボルバ。
  10. (10)圧電膜/絶縁体/第2半導体層/第1半導体層
    /高濃度半導体基板構造を有するモノリシックSAWコ
    ンボルバにおいて、 上記第2半導体層と第1半導体層が互いに反対導電型の
    半導体エピタキシャル膜であり、かつ上記半導体エピタ
    キシャル膜の膜厚Lが下記の範囲にあることを特徴とす
    る弾性表面波コンボルバ。 l_2<L≦l_2+W_m+2μm ここでl_2は第2半導体層の層厚であり、W_mは次
    式で与えられる。 W_m=√(4ε_skTln(N_1/n_i)/(
    e^2N_1)N_1:第1半導体層の不純物密度、 n_i:第1半導体層の真性キャリア密度、ε_s:第
    1半導体層の誘電率、 k:ボルツマン定数、 e:電子の電荷の大きさ、 T:絶対温度。
  11. (11)上記半導体がSiであり、かつ上記エピタキシ
    ャル膜の不純物密度N_1が下記の範囲 1×10^1^3cm^−^3≦N_1≦1×10^1
    ^6cm^−^3にあることを特徴とする、特許請求の
    範囲第10項記載の弾性表面波コンボルバ。
  12. (12)上記半導体がGaAsであることを特徴とする
    、特許請求の範囲第10項記載の弾性表面波コンボルバ
  13. (13)上記絶縁体がSiO_2であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第10項から第12項までのいずれ
    か一つに記載の弾性表面波コンボルバ。
  14. (14)上記圧電膜がZnOであることを特徴とする、
    特許請求の範囲第10項から第13項までのいずれか一
    つに記載の弾性表面波コンボルバ。
  15. (15)上記圧電膜がAlNであることを特徴とする、
    特許請求の範囲第10項から第13項までのいずれか一
    つに記載の弾性表面波コンボルバ。
  16. (16)弾性表面波の伝播モードがセザワ波であること
    を特徴とする、特許請求の範囲第11項、第13項、ま
    たは第14項記載の弾性表面波コンボルバ。
  17. (17)Siの面方位が(110)であり、弾性表面波
    の伝播方向が[100]であることを特徴とする、特許
    請求の範囲第7項記載の弾性表面波コンボルバ。
  18. (18)Siの面方位が(100)であり、弾性表面波
    の伝播方向が[110]であることを特徴とする、特許
    請求の範囲第7項記載の弾性表面波コンボルバ。
  19. (19)上記絶縁体が実質上存在しないことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項から第18項までのいずれか
    一つに記載の弾性表面波コンボルバ。
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