JPS6361958A - インキユベ−タの温度調節方法 - Google Patents

インキユベ−タの温度調節方法

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JPS6361958A
JPS6361958A JP20704986A JP20704986A JPS6361958A JP S6361958 A JPS6361958 A JP S6361958A JP 20704986 A JP20704986 A JP 20704986A JP 20704986 A JP20704986 A JP 20704986A JP S6361958 A JPS6361958 A JP S6361958A
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JP
Japan
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temperature
slide
detection sensor
incubator
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP20704986A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Muraishi
勝明 村石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、化学分析スライド等の被収納物を収納してf
fi温保持するインキュベータの温度を調節する温度調
節方法に関するものである。
(従来の技術) 液体試料中の特定の化学成分を定性的もしくは定量的に
分析することは様々な産業分野において一般的に行なわ
れている操作である。特に血液や尿等、生物体液中の化
学成分または有形成分を定量分析することは生化学分野
および臨床分野において極めて重要である。
近年、試料液の小滴を点着供給するだけで該試料液中に
含まれている特定の化学成分または有形成分を定量分析
することのできるドライタイプの化学分析スライドが開
発され(特公昭53−21677号、特開昭55−16
4356号等)実用化されている。
このような化学分析スライドを用いた試料液中の化学成
分等の分析は、ヒータと温度検出センサを具備し、それ
らによって内部を所定の設定温度に調節し得るインキュ
ベータを用意し、試料液を化学分析スライドに計最付着
させた後、これを該インキュベータ(恒温機)内に収納
し、所定vf間恒温保持くインキュベーション)して呈
色反応(色素生成反応)させ、次いで試料成分と化学分
析スライドの試薬層に含まれる試薬との組み合わせによ
り予め選定された波長を含む測定用照射光をこの化学分
析スライドに照射してその反射光学濃度を測定し、これ
により、上記化学成分等の足口的な分析を行なうもので
ある。
この場合、医療機関、研究所等における分析では、数多
くの試料の分析を行なう必要があり、この分析を自動的
に且つ連続的に行なえるようにするのが望ましい。この
ようなことがら、上記インキュベータには、一般に、同
時に多数の化学分析スライドを収納保持できるように複
数の収納室を形成するのが望ましく、この様な複数の収
納室を有するインキュベータにおいては、各収納室毎に
ヒータと温度検出センサを設けて各収納室毎に温度調節
を行なうのが望ましいが、このような構成をするとコス
トが高くなり、また温度制御が複雑になるので、1つの
ヒータと1つの温度検出センサによって温度制御を行な
うように構成する方が都合が良い。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、その様に構成したインキュベータにおいては、
恒温に保たれている各収納室のいずれかにこれから測定
しようとする新たな化学分析スライドが外部より挿入さ
れると、その新たなスライドは未だ温められておらず温
度が低いので、その収納室付近のインキュベータ温度が
低下づるが、このスライド挿入によるインキュベータ温
度の低下が温度検出センサが設けられている近傍の収納
室でおこると、温度検出センサがこの温度低下を検出し
てヒータを作動させ、これに伴い、インキュベータ内で
温度低下の生じていない部分、即ち新たなスライドが挿
入された収納室から離れた所にある収納室部分の温度が
上界し、該部分の温度が設定温度よりも上昇してしまう
という不都合がある。
特に、冷却素子が設けられておらずヒータノミによって
温度制御を行うインキュベータにおいては、−度温度が
上昇すると設定温度に戻すのに時間がかかるものであり
、上記不都合は大きな問題である。
上記の様な不都合は、化学分析スライドを収納するイン
キュベータの場合に限らず、その他の被収納物を収納す
るインキュベータの場合にも当然生じ得るものである。
本発明の目的は、前記のような状況に鑑み、化学分析ス
ライド等の被収納物を安定して所定の設定温度に恒温保
持することのできるインキュベータの温度調節方法を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係るインキュベータの温度調節方法は、前記の
ような問題点を解決するために、複数の収納室の温度を
調節するヒータを複数の前記収納室に対し1つ設けられ
た温度検出センサにより作動制御するインキュベータの
温度調節方法であって、前記複数の収納室のうち前記温
度検出センサの近傍に位置する収納室内に被収納物が収
納されたとき、収納後前記ヒータの作動を制御するにあ
たって所定時間該温度検出センサの出力を無視すること
を特徴とするものである。
ここで、ヒータの作動を制御するにあたって温度検出セ
ンサの出力を無視するとは、温度検出センサの出力の変
動によらず、被収納物が収納される直前の制御状態を維
持する、また、ヒータを複数の温度検出センサによって
制御する場合には、上記制御の他、被収納物が収納され
た収納室の近傍のセンサを除いた他の温度検出センサに
よって制御することを意味する。
(実 施 例) 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細
に説明する。
第1図および第2図は本発明に係る湿度調節方法の実施
対象となるインキュベータを備えた化学分析装置の一例
を示す図であり、第1図は一部破断圧面図、第2図は一
部破断圧面図である。
図示の化学分析装置は、血液等の試料液を点着する化学
分析スライド1を被収納物として収納し、恒温保持する
インキュベータ2と、該インキュベータ2内に収納され
て恒温保持された化学分析スライド1に照射光を照射し
、該照射光が該スライド1によって反射されたその反射
光を受光して反射光学濃度を測定する読取ヘッド3とを
備えて成る。
化学分析スライド1は、試料液滴下用の円孔を有する保
持枠1a内に、支持体、試薬層、展開層をこの順に積層
して成る乾式多層フィルム1bを配して成り、このフィ
ルム1b上に尿、血液等の試料(被測定物質)を所定m
滴下し、恒温保持(インキュベーション)して呈色反応
させるものである。
前記インキュベータ2には化学分析スライド1を収納す
る複数の収納室(本実施例では+0至)4(4−1〜4
−10)が同一平面上にかつ一直線状に横方向に並んで
形成されている。各収納v4はインキュベータの前面2
aから後面2bに向けて貫通する貫通孔状に形成されて
おり、各収納室4の下面にはインキュベータの下面に形
成された凹溝5の底面5aに下端が開口した読取間口部
6の上端が開口せしめられ、読取ヘッド3は凹溝5に嵌
入すると共に該凹溝5に沿って矢印へ方向に移動して各
収納室4の直下に位置し、前記読取開口部6を介して各
スライド1の反射光学濃度測定を行なうように構成され
ている。
また、上記インキュベータ2には、上記各収納室4に沿
ってヒータ10が横方向に直線状に配設されている。収
納室4−5と収納室4−6との中間位置には温度検出セ
ンサ11が設置されている。この温度検出センサ11は
インキュベータ2内の温度を検出するものであり、イン
キュベータ2内の温度を予め定められた設定温度に保つ
ために使用される。即ち、このインキュベータ10にお
いては10個の収納室4に対して1つの温度検出センサ
11が設けられ、該センサ11の出力に基づいてヒータ
10を作動させて10個の収納室4の温度を制御するよ
うに構成されている。
上記温度検出センサ11の出力に基づくインキュベータ
2の温度制御は以下の様に行なわれる。即ち・センサ1
1によって検出された温度が設定温度より低ければヒー
タ10を作動させ、高ければその作動を停止させる基本
的制御が行なわれると共に、かかる基本的制御を行なう
に際して、センサ11の近傍に位置する収納室4に新た
なスライド1が収納されたら、収納後所定時間そのセン
サ11の出力を無視して制御が行なわれる。
即ち、第3図に示すように、ヒータ10に接続され、温
度検出センサ11の出力信号に基づいてヒータ10を作
動させる制御装置12に、スライド挿入検出センサ13
が接続されている。このスライド挿入検出センサ13は
各収納室4への化学分析スライド1の挿入を検出するも
のである。制御装置12は、通常はセンサ11の出力信
号を受けながら上記基本的制御を行なうと共に、スライ
ド挿入検出センサ13より温度検出センサ11近傍の特
定の収納室、例えば収納室4−5および4−6にスライ
ドが収納されたという信号を受けた際は、温度検出セン
サ11からの出力を所定時間無視して制御を行なう、即
ちスライド挿入信号を受ける直前において行なわれてい
た制御状態(ヒータの作動、不作動、あるいはヒータ出
力等をそのまま維持する制御を行なう。このため、例え
ば温度検出センサ近傍の収納室内に新しいスライドが挿
入されることによって一時的にかつ局部的に生じた温度
低下に起因してヒータが作動せしめられ、インキュベー
タの温度が仝体向に設定温度より高くなるような事態の
発生を回避することができる。
前記温度検出センサ近傍の収納室とは、該収納室に新た
なスライドを収納することによって生じる温度変化が、
温度制御に実質的に影響を及ぼす程度の大きさで温度検
出センサによって検出され得る程度に該センサの近傍に
位置する収納室を意味し、本実施例においては例えば第
2図に示す収納室4−5および4−6、あるいは収納室
4−4〜4−7等が該当する。前記温度検出センサの出
力を無視する所定時間は、基本的には任意に決定するこ
とができるものであるが、例えばスライド挿入により低
下した温度が実質的に回復するのに要する時間とするの
が好ましい。収納室4−5゜4−6のみでなく収納室4
−4.4−7にスライド挿入がなされた際も温度検出セ
ンサの出力を無視する場合には、前記所定時間はいずれ
の収納室にスライド収納がなされた場合も同一であるよ
うに設定しても良いし、前者の収納室と後者の収納室の
場合とではその時間が異なるように設定することもでき
る。また、その所定時間は、通常はスライド収納時から
開始せしめるのが良いが、必要に応じてスライド収納時
からある時間を経過後に開始せしめるようにしても良い
本発明に係る方法は、1つの温度検出センサによって複
数の収納室の温度をコントロールする場合に適用できる
ものであり、例えば第4図および第5図に示す様なイン
キュベータの温度を調節する場合にも適用可能である。
第4図に示すインキュベータ2は、その内に、第1収納
室群4−1〜4〜6側の温度を調節するための第1温度
検出センサ11−1と該センサ11−1からの出力に基
づいて作動制御が行なわれる第1ヒータ10−1および
第2収納室群4−7〜4−12側の温度を調節するため
の第2温度検出センサ11−2と該センサ11−2から
の出力に基づいて作動制御が行なわれる第2ヒータ10
−2が設けられている。この場合も、第1.2図に示す
実施例と同様の基本的制御が行なわれると共に第1温度
検出センサ11−1に関しては該センサ11−1近傍の
収納室、例えば収納室4−3と収納室4−4へのスライ
ド挿入がスライド挿入検出センサ(第4図には図示せず
)によって検出されると第1温度検出センサ11−1の
出力は所定時間無視して第1ヒータ10−2の作動を制
御する。また、必要に応じて、収納室4−2.4−5へ
のスライド挿入によっても、第1温度検出センサ11−
1の出力を所定時間無視するようにしても良い。第2温
度検出センサ11−2に関しても全く同様にして基本的
制御を行なうと共に該センサ11−2の近傍の収納室、
例えば収納室4−9.4−10さらには収納室4−8.
4−11へのスライド挿入後所定時間該温度検出センサ
11−2の出力を無視して第2ヒータ1〇−2の制御を
行なう。
第5図に示すインキュベータ2内には第1収納室群4−
1〜4−6側に設けられた第1温度検出センサ11−1
と第2収納室群4−7〜4−12側に設けられた第2温
度検出センサ11−2および両センサ1i−1、1i−
2の平均値により作動制御されるヒータ10が配設され
ている。この場合においても、両センサの平均値に基づ
いて前記基本的制御が行なわれると共に、両センサの近
傍に位置する収納室、例えば収納室4−3.4−4また
は収納室4−9.4−10へのスライド挿入をスライド
挿入検出センサ(第5図には図示せず)が検出した際は
温度検出センサ11−1または11−2の出力は所定時
間無視され、無視されなかった温度検出センサ11−2
または11−1の出力のみに基づいてヒータ10の作動
制御が行なわれる。ざらに、収納室4−2.4−5ある
いは4−8.4−11へのスライド挿入時にも同様に所
定時間、温度検出センサ11−1あるいは11−2の出
力を無視するようにしてもよい。また、スライド挿入を
検出した場合に 4は上記第2図に示した実施例同様、
11−1および11−2の出力を共に所定時間無視し、
スライド挿入直前のヒータの制御状態を所定時間維持す
るようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明による温度調節方法は、インキュベータ内の温度
検出センサ近傍の収納室へスライドが挿入されたときに
は、その後所定時間にわたって温度検出センサからの出
力信号を無視するように構成されているので、例えば温
度検出センサ近傍の収納室へ化学分析スライド等の被収
納物が挿入されたことによっておこる一時的かつ局部的
な温度変化を温度検出センサが検出し、それによってヒ
ータが作動制御されるという不都合を防止できる。
したがって、例えば前記スライドの挿入による温度低下
によってヒータが作動せしめられ、温度低下の生じてい
ない他の多くの収納室が設定温度より上昇してしまう等
の不都合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明によるインキュベ−タの温
度調節方法の実施対象であるインキュベータの一例を示
す概略図であり、第1図は一部破断正面図、第2図は一
部破断正面図、第3図は本発明による温度調部方法を実
施するための装置の一例を示すブロック図、第4図J3
よび第5図はそれぞれ本発明による温度調節方法の実施
対条であるインキュベータの他の例を示ず正面概略図で
ある。 1・・・被収納物    2・・・インキュベータ4−
1〜4−12・・・収 納 室 10、10−1 、10−2・・・ヒータ11、11−
1 、11−2・・・温度検出センサ第1図 第2図 、+O 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 インキュベータ内の恒温保持されるべき被収納物を収納
    する複数の収納室の温度を調節するヒータを複数の前記
    収納室に対して1つ設けられた温度検出センサの出力信
    号に基づいて作動制御するインキュベータの温度調節方
    法であつて、 前記複数の収納室のうち前記温度検出センサの近傍に位
    置する収納室内に被収納物が収納されたとき、収納後前
    記ヒータの作動を制御するにあたって所定時間該温度検
    出センサの出力を無視することを特徴とするインキュベ
    ータの温度調節方法。
JP20704986A 1986-09-03 1986-09-03 インキユベ−タの温度調節方法 Pending JPS6361958A (ja)

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JPS6361958A true JPS6361958A (ja) 1988-03-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112285350A (zh) * 2020-11-03 2021-01-29 河南省洛阳正骨医院(河南省骨科医院) 一种骨肉瘤早期体外非侵入性免疫诊断装置及其使用方法

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