JPS6361401B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6361401B2 JPS6361401B2 JP22259082A JP22259082A JPS6361401B2 JP S6361401 B2 JPS6361401 B2 JP S6361401B2 JP 22259082 A JP22259082 A JP 22259082A JP 22259082 A JP22259082 A JP 22259082A JP S6361401 B2 JPS6361401 B2 JP S6361401B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- band
- skin
- rubber band
- underwear
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、肌着用衣料の口ゴムとして使用する
ための輪状のゴムバンドに関するものである。
ための輪状のゴムバンドに関するものである。
シヨーツ、パンテイー、ロングパンツ、トラン
クス、トレーニングパンツ、オムツカバー、生理
用パンテイー、水着などの肌着用衣料にあつて
は、ずりを防ぎ、肌へのタイト感を高めるため
に、ゴムバンドが口ゴムとして用いられている。
クス、トレーニングパンツ、オムツカバー、生理
用パンテイー、水着などの肌着用衣料にあつて
は、ずりを防ぎ、肌へのタイト感を高めるため
に、ゴムバンドが口ゴムとして用いられている。
この用途に用いるゴムバンドは、通常、0.2mm
ないし0.5mmの径を有する糸ゴム又はポリウレタ
ン弾性糸を数本ないし数10本並列に縫糸で編み上
げて製造されたゴム紐を所定の長さに切断し、そ
の両端を結ぶか或いは縫糸で縫い合わせることに
よつて製造されている。
ないし0.5mmの径を有する糸ゴム又はポリウレタ
ン弾性糸を数本ないし数10本並列に縫糸で編み上
げて製造されたゴム紐を所定の長さに切断し、そ
の両端を結ぶか或いは縫糸で縫い合わせることに
よつて製造されている。
肌着用衣料の口ゴムとして使用されるゴムバン
ドは、布地の間に封入されるので、その性能が適
合すれば、ゴム紐製のゴムバンドを裸ゴム製のゴ
ムバンドに代替しても外観上又は実用上何ら支障
がないのみならず、省資源、省力化の面からはむ
しろ改善されるべきアイテム(事項)である。
ドは、布地の間に封入されるので、その性能が適
合すれば、ゴム紐製のゴムバンドを裸ゴム製のゴ
ムバンドに代替しても外観上又は実用上何ら支障
がないのみならず、省資源、省力化の面からはむ
しろ改善されるべきアイテム(事項)である。
しかして従来裸ゴム製のゴムバンドは、丸型ダ
イスを取付けた押出機から練りゴムを押出すこと
によつて成型されたチユーブを加硫した後、これ
を一定の間隔に輪切りにするという方法で製造さ
れている。この押出法で得られるゴムバンドが肌
着用衣料の口ゴムに利用できれば好都合である
が、この方法では肉厚が0.50mm以上の厚手のゴム
バンドしか得られない。そこで所望の反発力を有
するゴムバンドを製造しようとすれば勢い幅を狭
くせざるを得ないが、幅の狭いゴムバンドは肌へ
の圧迫力が強くて、肌にゴム痕が付いたり、痒み
を起させるなどの不快感を伴なうため、肌着用衣
料の口ゴムとしては用いられておらず、一般衣料
用としても作業用手袋や腕カバーなどごく限られ
た用途にしか用いられていない。
イスを取付けた押出機から練りゴムを押出すこと
によつて成型されたチユーブを加硫した後、これ
を一定の間隔に輪切りにするという方法で製造さ
れている。この押出法で得られるゴムバンドが肌
着用衣料の口ゴムに利用できれば好都合である
が、この方法では肉厚が0.50mm以上の厚手のゴム
バンドしか得られない。そこで所望の反発力を有
するゴムバンドを製造しようとすれば勢い幅を狭
くせざるを得ないが、幅の狭いゴムバンドは肌へ
の圧迫力が強くて、肌にゴム痕が付いたり、痒み
を起させるなどの不快感を伴なうため、肌着用衣
料の口ゴムとしては用いられておらず、一般衣料
用としても作業用手袋や腕カバーなどごく限られ
た用途にしか用いられていない。
本発明者らは、カレンダー分出し法等により得
られるフラツトなゴムシートからゴムバンドを製
造することにつきかねてより研究を重ね、種々の
試作テストを行なつた結果、天燃ゴムまたはこれ
と合成ゴム及び配合薬品のブレンド物からなる加
硫ゴムシートの両耳端部をバフ掛けし、該バフ掛
け部にゴム糊を塗布乾燥後、その塗布部を重ね合
せて圧着したゴムチユーブを輪切りすることによ
り得られた輪状のゴムバンドであつて、その300
%伸長時の引張応力が10Kg/cm2ないし50Kg/cm2を
有し、肉厚が0.15mmないし0.45mmであるゴムシー
トから製造されたゴムバンドがこの用途に適切で
あることが分かり、このようなゴムバンドを製造
する方法の開発と相挨つて本発明を完成するに至
つた。
られるフラツトなゴムシートからゴムバンドを製
造することにつきかねてより研究を重ね、種々の
試作テストを行なつた結果、天燃ゴムまたはこれ
と合成ゴム及び配合薬品のブレンド物からなる加
硫ゴムシートの両耳端部をバフ掛けし、該バフ掛
け部にゴム糊を塗布乾燥後、その塗布部を重ね合
せて圧着したゴムチユーブを輪切りすることによ
り得られた輪状のゴムバンドであつて、その300
%伸長時の引張応力が10Kg/cm2ないし50Kg/cm2を
有し、肉厚が0.15mmないし0.45mmであるゴムシー
トから製造されたゴムバンドがこの用途に適切で
あることが分かり、このようなゴムバンドを製造
する方法の開発と相挨つて本発明を完成するに至
つた。
本発明のゴムバンドは次に列挙するようなすぐ
れた特長を有する。
れた特長を有する。
(1) 肌着用衣料の口ゴムとして用いた場合、ずり
を防ぎ、肌へのタイト感を高めるが、肌にゴム
痕を付けたり、肌に痒みを起させるような不快
感を与えることがなく、着用感が極めて好まし
い。
を防ぎ、肌へのタイト感を高めるが、肌にゴム
痕を付けたり、肌に痒みを起させるような不快
感を与えることがなく、着用感が極めて好まし
い。
(2) ゴム紐製のゴムバンドのように編上げ用の縫
糸を使用しないので省資源になるばかりではな
く、製造工程上も著しく短縮省力化されるので
製造コストが安価になるほか、手工業を工業化
製品に代替することによつて大量生産を可能に
するなど、肌着用衣料の縫製業の機械化、省力
化にも寄与するところが大きい。
糸を使用しないので省資源になるばかりではな
く、製造工程上も著しく短縮省力化されるので
製造コストが安価になるほか、手工業を工業化
製品に代替することによつて大量生産を可能に
するなど、肌着用衣料の縫製業の機械化、省力
化にも寄与するところが大きい。
(3) 従来のゴム紐は糸ゴムまたはポリウレタン弾
性糸を10%ないし50%伸長した状態で縫糸によ
つて編み上げるという製紐方法で製造されるの
で、これから作られるゴム紐製のゴムバンドは
使用中に少しづつ収縮する傾向があり、特に洗
濯を繰返すごとに大きく収縮するという欠点を
有するが、本発明にかかる裸ゴム製のゴムバン
ドは上記工程を経ずに製造されるので、洗濯に
よる収縮のおそれが全くない。
性糸を10%ないし50%伸長した状態で縫糸によ
つて編み上げるという製紐方法で製造されるの
で、これから作られるゴム紐製のゴムバンドは
使用中に少しづつ収縮する傾向があり、特に洗
濯を繰返すごとに大きく収縮するという欠点を
有するが、本発明にかかる裸ゴム製のゴムバン
ドは上記工程を経ずに製造されるので、洗濯に
よる収縮のおそれが全くない。
本発明のゴムバンドは、300%伸長時の引張応
力が10Kg/cm2ないし50Kg/cm2を有することを必須
の要件とする。
力が10Kg/cm2ないし50Kg/cm2を有することを必須
の要件とする。
300%伸長時の引張応力が10Kg/cm2未満である
と、着用している肌着にずりを生じたり、タイト
感がなく好ましくない。また、50Kg/cm2を越える
と、肌への圧迫力が強く、ゴム痕が付いたり、痒
みを起させるなどの不快感が強くなる。300%伸
長時の引張応力が10Kg/cm2ないし50Kg/cm2のゴム
を得るには、天燃ゴム、または天燃ゴムと合成ゴ
ムを併用し、配合薬品の種類、配合量、加硫条件
などを適宜選択することによつてなされるが、な
かんずく、炭酸カルシウム、酸化硅素などの微粉
末充填剤を3〜30PHR配合することが肝要であ
る。
と、着用している肌着にずりを生じたり、タイト
感がなく好ましくない。また、50Kg/cm2を越える
と、肌への圧迫力が強く、ゴム痕が付いたり、痒
みを起させるなどの不快感が強くなる。300%伸
長時の引張応力が10Kg/cm2ないし50Kg/cm2のゴム
を得るには、天燃ゴム、または天燃ゴムと合成ゴ
ムを併用し、配合薬品の種類、配合量、加硫条件
などを適宜選択することによつてなされるが、な
かんずく、炭酸カルシウム、酸化硅素などの微粉
末充填剤を3〜30PHR配合することが肝要であ
る。
また、本発明のゴムバンドは、肉厚が0.15mmな
いし0.45mmであることを必須の要件とする。
いし0.45mmであることを必須の要件とする。
通常のゴムシートの製造法であるカレンダー分
出し法では肉厚が0.15mm未満のゴムシートは製造
上種々な困難が伴なうので、ゴムシートから工業
的にこのような薄手のゴムバンドを製造すること
はできない。一方ゴムバンドの肉厚は0.20mmない
し0.35mmが最適で、それ以上に肉厚が厚くなる程
肌への圧迫感が増し、0.45mmを越える肉厚のもの
は実用性が損われる。
出し法では肉厚が0.15mm未満のゴムシートは製造
上種々な困難が伴なうので、ゴムシートから工業
的にこのような薄手のゴムバンドを製造すること
はできない。一方ゴムバンドの肉厚は0.20mmない
し0.35mmが最適で、それ以上に肉厚が厚くなる程
肌への圧迫感が増し、0.45mmを越える肉厚のもの
は実用性が損われる。
本発明のゴムバンドは、カレンダー分出し法等
によつて得られるフラツトなゴムシートから製造
される。
によつて得られるフラツトなゴムシートから製造
される。
本発明者らは適当な幅に裁断された加硫ゴムシ
ートの両耳端部を連続的に接着してゴムチユーブ
を製造する方法及びその装置をすでに発明し、特
願昭57−172817号として出願してあり、これによ
つて製造されたゴムチユーブを所望の幅に輪切り
にすることによつて、肌着用衣料の口ゴムとして
使用しうる裸ゴム製のゴムバンドを工業上有利に
提供しうる。
ートの両耳端部を連続的に接着してゴムチユーブ
を製造する方法及びその装置をすでに発明し、特
願昭57−172817号として出願してあり、これによ
つて製造されたゴムチユーブを所望の幅に輪切り
にすることによつて、肌着用衣料の口ゴムとして
使用しうる裸ゴム製のゴムバンドを工業上有利に
提供しうる。
原料ゴムとしては、天燃ゴム、または天燃ゴム
と合成ゴムとを併用し、その選択により耐候性、
耐ドライクリーニング性を高めることができる。
と合成ゴムとを併用し、その選択により耐候性、
耐ドライクリーニング性を高めることができる。
肌着用衣料の口ゴムとして用いられるゴムバン
ドの幅及び折径は、肌着用衣料の種類、口ゴムの
取付け部分、サイズによつて指定されることが多
い。従つてゴムバンドの幅及び折径は、肌着用衣
料の使用時にゴムの引きが緩すぎて肌着にずりを
生じたり、逆にゴムの引きが強すぎて肌へゴム痕
が付いたり、肌に痒みを起させるなどの不快感を
伴わず、タイト感のあるように定められている。
ドの幅及び折径は、肌着用衣料の種類、口ゴムの
取付け部分、サイズによつて指定されることが多
い。従つてゴムバンドの幅及び折径は、肌着用衣
料の使用時にゴムの引きが緩すぎて肌着にずりを
生じたり、逆にゴムの引きが強すぎて肌へゴム痕
が付いたり、肌に痒みを起させるなどの不快感を
伴わず、タイト感のあるように定められている。
次に実施例をあげて、本発明をさらに具体的に
説明する。
説明する。
実施例 1
天燃ゴムと合成ゴムを重量比で70/30の割合で
ブレンドし、これに各種のゴム薬品を加えて硫黄
加硫で製造された300%伸長時の引張応力が20
Kg/cm2を有する肉厚0.3mmの帯状のゴムシートを、
幅315mmに裁断し、その両耳端部の一方は上面に、
他方は下面にバフ掛けした後自然加硫タイプのゴ
ム糊を刷毛塗りし、乾燥室を通してゴム糊のタツ
ク(粘着性)がなくなるまで乾燥した。乾燥後の
ゴムシートを連続走行させながら、その両端をガ
イドに沿つて回転ブラシによりかき寄せてゴム糊
塗工部を重ね合せ、ついで圧着ロール間を通過さ
せるという本発明者らが先に発明した特願昭57−
172817号に記載のゴムチユーブの製造方法及び装
置によりゴムチユーブを製造し、このチユーブを
3mm幅に輪切りにすることによつて折径150mmの
ゴムバンドを得た。
ブレンドし、これに各種のゴム薬品を加えて硫黄
加硫で製造された300%伸長時の引張応力が20
Kg/cm2を有する肉厚0.3mmの帯状のゴムシートを、
幅315mmに裁断し、その両耳端部の一方は上面に、
他方は下面にバフ掛けした後自然加硫タイプのゴ
ム糊を刷毛塗りし、乾燥室を通してゴム糊のタツ
ク(粘着性)がなくなるまで乾燥した。乾燥後の
ゴムシートを連続走行させながら、その両端をガ
イドに沿つて回転ブラシによりかき寄せてゴム糊
塗工部を重ね合せ、ついで圧着ロール間を通過さ
せるという本発明者らが先に発明した特願昭57−
172817号に記載のゴムチユーブの製造方法及び装
置によりゴムチユーブを製造し、このチユーブを
3mm幅に輪切りにすることによつて折径150mmの
ゴムバンドを得た。
このゴムバンドをシヨーツの脚部用の口ゴムと
して使用したところ、肌へのタイト感がよく、従
来の両端部を輪状にミシン縫いしたゴム紐製のゴ
ムバンドに較べ全く遜色がなかつた。また耐洗濯
性、耐クリーニング性も良好であり、洗濯、クリ
ーニングを繰り返しても収縮を起さず、ゴムの引
きにも変化がなかつた。
して使用したところ、肌へのタイト感がよく、従
来の両端部を輪状にミシン縫いしたゴム紐製のゴ
ムバンドに較べ全く遜色がなかつた。また耐洗濯
性、耐クリーニング性も良好であり、洗濯、クリ
ーニングを繰り返しても収縮を起さず、ゴムの引
きにも変化がなかつた。
Claims (1)
- 1 天燃ゴムまたはこれと合成ゴム及び配合薬品
のブレンド物からなる加硫ゴムシートの両耳端部
をバフ掛けし、該バフ掛け部にゴム糊を塗布乾燥
後、その塗布部を重ね合せて圧着したゴムチユー
ブを輪切りすることにより得られた輪状のゴムバ
ンドであつて、その300%伸張時の引張応力が10
Kg/cm2ないし50Kg/cm2を有し、肉厚が0.15mmない
し0.45mmであることを特徴とする肌着用衣料の口
ゴムとして使用するためのゴムバンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22259082A JPS59112002A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | ゴムバンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22259082A JPS59112002A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | ゴムバンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59112002A JPS59112002A (ja) | 1984-06-28 |
JPS6361401B2 true JPS6361401B2 (ja) | 1988-11-29 |
Family
ID=16784851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22259082A Granted JPS59112002A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | ゴムバンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59112002A (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50118011U (ja) * | 1974-03-12 | 1975-09-26 | ||
BR7808292A (pt) * | 1977-12-20 | 1979-08-07 | Johnson & Johnson | Fralda descartavel |
-
1982
- 1982-12-17 JP JP22259082A patent/JPS59112002A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59112002A (ja) | 1984-06-28 |
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