JPS6361285A - 薄膜ｅｌデイスプレイユニツト - Google Patents
薄膜ｅｌデイスプレイユニツトInfo
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- JPS6361285A JPS6361285A JP61207400A JP20740086A JPS6361285A JP S6361285 A JPS6361285 A JP S6361285A JP 61207400 A JP61207400 A JP 61207400A JP 20740086 A JP20740086 A JP 20740086A JP S6361285 A JPS6361285 A JP S6361285A
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Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、例えば画像表示装置などに用いられる薄膜Ｅ
Ｌディスプレイユニット、特に振動ニヨる音の発生を低
減するための構造に関ずろらのである。
Ｌディスプレイユニット、特に振動ニヨる音の発生を低
減するための構造に関ずろらのである。
〈発明の概要〉
本発明は、ガラス基板上に薄膜ＥＬ素子を形成し、該薄
膜ＥＬ素子をソール板によって湿気から保護してなる薄
膜ＥＬパネルと、該薄膜Ｅｌ、パネルを筐体に収納して
なる薄膜ＥＬディスプレイユニットにおいて、前記筐体
は透光板と枠体と背面板とからなり、該透光板はその周
辺部をｉｊｆ記枠体枠体上部接させて固定し、前記薄膜
ＥＬバイ、ルは、該薄膜ＥＬパネルのガラス基板の有効
表示領域外で少なくとも一部は軟質材料からなるスペー
サにより前記透光板あるいは枠体と一定の間隔をあけて
固定され、前記背面板の周辺部を前記枠体の下部に当接
させて固定することにより、透光板、枠体、背面板によ
って囲まれろ空間に薄ＩＭ Ｅ Ｌ、パネルからの音を
封じ込め、空気中に振動による音か伝わらないようにし
たもので６しる。
膜ＥＬ素子をソール板によって湿気から保護してなる薄
膜ＥＬパネルと、該薄膜Ｅｌ、パネルを筐体に収納して
なる薄膜ＥＬディスプレイユニットにおいて、前記筐体
は透光板と枠体と背面板とからなり、該透光板はその周
辺部をｉｊｆ記枠体枠体上部接させて固定し、前記薄膜
ＥＬバイ、ルは、該薄膜ＥＬパネルのガラス基板の有効
表示領域外で少なくとも一部は軟質材料からなるスペー
サにより前記透光板あるいは枠体と一定の間隔をあけて
固定され、前記背面板の周辺部を前記枠体の下部に当接
させて固定することにより、透光板、枠体、背面板によ
って囲まれろ空間に薄ＩＭ Ｅ Ｌ、パネルからの音を
封じ込め、空気中に振動による音か伝わらないようにし
たもので６しる。
〈従来の技（１テ〉
薄膜Ｅ Ｌ素子は第３図に示すように、ガラス基板ｌと
、その上に順次積石された透明電極２．第１誘電体層３
２発光層４．第２誘電体層５及び背面電極６を有し、前
記透明電極２と背面電極６は互いに直角をなす方向に形
成されている。透明電極２はＩ 、Ｔ 、０ 、（Ｉｎ
ｓｉｕｍ Ｔｉｎ ０ｘｉｄｅ）等からなり、背面電極
６はアルミニウム等からなる。前記発光、留４は例えば
ＺｎＳ、Ｚｎ５ｅ等の半導体材料にて形成されており、
特にＭｎを発光センターとして添加したＺｎＳでは、実
用上十分な輝度が得られている。また、第１誘電体層３
及び第２誘電体層５はＹ ａ Ｏ３、Ｔ ！ ０１ 、
Ｔ ａ ｔ Ｏｓ 、 Ｓ ！ ３Ｎ ４ 、 Ｓ
！ Ｏｔ 。
、その上に順次積石された透明電極２．第１誘電体層３
２発光層４．第２誘電体層５及び背面電極６を有し、前
記透明電極２と背面電極６は互いに直角をなす方向に形
成されている。透明電極２はＩ 、Ｔ 、０ 、（Ｉｎ
ｓｉｕｍ Ｔｉｎ ０ｘｉｄｅ）等からなり、背面電極
６はアルミニウム等からなる。前記発光、留４は例えば
ＺｎＳ、Ｚｎ５ｅ等の半導体材料にて形成されており、
特にＭｎを発光センターとして添加したＺｎＳでは、実
用上十分な輝度が得られている。また、第１誘電体層３
及び第２誘電体層５はＹ ａ Ｏ３、Ｔ ！ ０１ 、
Ｔ ａ ｔ Ｏｓ 、 Ｓ ！ ３Ｎ ４ 、 Ｓ
！ Ｏｔ 。
Ｓ ｉｏ Ｎ 、Ａ １２０３等が知られており、特に
Ｓｉ３Ｎ、。
Ｓｉ３Ｎ、。
５ｉｎ２，５ｉＯＮ及びＡ ｌ ２０ ＊からなる複合
誘電体を用いることにより、実用的な薄膜ＥＬ素子の実
現が可能である。
誘電体を用いることにより、実用的な薄膜ＥＬ素子の実
現が可能である。
このような薄膜ＥＬ素子は、透明電極２と背面電極６に
交流電源７を接続し、両電極２．６間に交流電圧を印加
して、発光開始電圧以上の電圧で出る発光層４からの光
をガラス基板１側から取り出すものである。
交流電源７を接続し、両電極２．６間に交流電圧を印加
して、発光開始電圧以上の電圧で出る発光層４からの光
をガラス基板１側から取り出すものである。
また、薄膜ＥＬ表示装置の駆動回路として、例えば第４
図のようなものが知られている。
図のようなものが知られている。
第４図において、薄膜ＥＬ表示装置１０１はＸ方向電極
Ｘ１〜Ｘｊをデータ側電極とし、Ｙ方向型ｆＴｓ Ｙ
ｌ−Ｙ ’ ｔを走査側電極として電極のみが示されて
いる。Ｙ方向電極Ｙ、＝Ｙｉは奇数ラインと偶数ライン
とに分けて、各ラインに個別的に接続されたＭＯＳ）ラ
ンノスタＮＴ、〜ＮＴｉを有する奇数ライン粗走査側Ｎ
−ｃｈ高耐圧ＭＯ９ＩＣ１０２と、偶数ライン用走査側
Ｎ−ｃｈ高耐圧ＭＯ９ＩＣ１０３に接続される一方、各
ラインに個別的に接続されたＭｏＳトランジスタＰＴ、
〜ＰＴｉを有する奇数ライン用走査側Ｐ−ｃｈ高耐圧Ｍ
ＯＳＩＣｌ０４と、偶数ライン用走査側Ｐ−ｃｈ高耐圧
ＭＯ９ｒＣ１０５に接続されている。Ｘ方向電極Ｘ、〜
Ｘｊはそれぞれ個別的に接続されたＭＯＳトランジスタ
ＮＴ。
Ｘ１〜Ｘｊをデータ側電極とし、Ｙ方向型ｆＴｓ Ｙ
ｌ−Ｙ ’ ｔを走査側電極として電極のみが示されて
いる。Ｙ方向電極Ｙ、＝Ｙｉは奇数ラインと偶数ライン
とに分けて、各ラインに個別的に接続されたＭＯＳ）ラ
ンノスタＮＴ、〜ＮＴｉを有する奇数ライン粗走査側Ｎ
−ｃｈ高耐圧ＭＯ９ＩＣ１０２と、偶数ライン用走査側
Ｎ−ｃｈ高耐圧ＭＯ９ＩＣ１０３に接続される一方、各
ラインに個別的に接続されたＭｏＳトランジスタＰＴ、
〜ＰＴｉを有する奇数ライン用走査側Ｐ−ｃｈ高耐圧Ｍ
ＯＳＩＣｌ０４と、偶数ライン用走査側Ｐ−ｃｈ高耐圧
ＭＯ９ｒＣ１０５に接続されている。Ｘ方向電極Ｘ、〜
Ｘｊはそれぞれ個別的に接続されたＭＯＳトランジスタ
ＮＴ。
〜ＮＴｉを有するデータ側Ｎ−ｃｈ高耐圧ＭＯＳＩＣ１
０６に接続される一方、それぞれデータ側駆動線の分離
及びスイッチング素子の逆バイアス保護をするグイオー
ドアレイ１０７の対応するダイオードのカソードに接続
されている。グイオードアレイ１０７の各ダイオードの
アノードには予備充電駆動回路１０８が接続され、走査
側Ｐ−ｃｈ高耐圧ＭＯ８ＩＣ１０４，１０５のＭＯＳト
ランジスタＰＴ、〜ＰＴｉの各ソースは引き上げ充電駆
動回路１０９および書き込み駆動回路１１０に共通に接
続されている。また、走査側Ｎ−ｃｈ高耐圧ＭＯ９Ｉ
ＣＩ ０２，１０３のＭＯ５ｈランジスタＮＴ。
０６に接続される一方、それぞれデータ側駆動線の分離
及びスイッチング素子の逆バイアス保護をするグイオー
ドアレイ１０７の対応するダイオードのカソードに接続
されている。グイオードアレイ１０７の各ダイオードの
アノードには予備充電駆動回路１０８が接続され、走査
側Ｐ−ｃｈ高耐圧ＭＯ８ＩＣ１０４，１０５のＭＯＳト
ランジスタＰＴ、〜ＰＴｉの各ソースは引き上げ充電駆
動回路１０９および書き込み駆動回路１１０に共通に接
続されている。また、走査側Ｎ−ｃｈ高耐圧ＭＯ９Ｉ
ＣＩ ０２，１０３のＭＯ５ｈランジスタＮＴ。
〜ＮＴｉの各ソースは、通常はアース電位に保たれるソ
ース電位切換え回路１１１に共通に接続されている。
ース電位切換え回路１１１に共通に接続されている。
すなわち、走査側電極の駆動回路としてＮ −ｃｈ高耐
圧ＭＯ９ｒＣ１０２，＋０３とＰ−ａｈ高耐圧〜ｌ０５
ＩＣ１０４，＋０５を備え、フィールド毎に極性を反転
するいわゆるフィールド反転駆動を行い、さらに１走査
線毎に絵素に加わる書き込み波形の極性を変えろことに
より、薄膜ＥＬ素子の印加電圧極性による発光強度の非
対称性を平均化し、フリッカを低減している。
圧ＭＯ９ｒＣ１０２，＋０３とＰ−ａｈ高耐圧〜ｌ０５
ＩＣ１０４，＋０５を備え、フィールド毎に極性を反転
するいわゆるフィールド反転駆動を行い、さらに１走査
線毎に絵素に加わる書き込み波形の極性を変えろことに
より、薄膜ＥＬ素子の印加電圧極性による発光強度の非
対称性を平均化し、フリッカを低減している。
ところで、第５図（ａ） 、 （ｂ）に示すような薄膜
ＥＬディスプレイユニットにおいて、薄膜ＥＬパネル８
はガラス基板ｌに薄膜ＥＬ素子を湿気から保護するシー
ル板９を備えてなり、前記薄膜ＥＬパネル８を、ベース
プレート１０上に両面接着テープ等で接着固定している
。前記薄膜ＥＬパネル８のデータ側と走査側の各電極端
子（図示せず）には、複数の駆動用ＩＣ１１ａが搭載さ
れたフレキシブルプリント基板（ＦＰＣ）１１を接続し
、前記ＦＰＣＩＩは前記ベースプレートｌＯの裏側でス
ミカード（図示せず）によって回路基板１２に接続され
ている。なお、第５図（ｂ）は同図（ａ）のＡ−Ａ断面
図である。
ＥＬディスプレイユニットにおいて、薄膜ＥＬパネル８
はガラス基板ｌに薄膜ＥＬ素子を湿気から保護するシー
ル板９を備えてなり、前記薄膜ＥＬパネル８を、ベース
プレート１０上に両面接着テープ等で接着固定している
。前記薄膜ＥＬパネル８のデータ側と走査側の各電極端
子（図示せず）には、複数の駆動用ＩＣ１１ａが搭載さ
れたフレキシブルプリント基板（ＦＰＣ）１１を接続し
、前記ＦＰＣＩＩは前記ベースプレートｌＯの裏側でス
ミカード（図示せず）によって回路基板１２に接続され
ている。なお、第５図（ｂ）は同図（ａ）のＡ−Ａ断面
図である。
あるいは、第６図（ａ） 、 （ｂ）に示すように薄膜
ＥＬパネル８はＡ１などの表示フレーム１３にゴムパッ
ド１４を介して固定されている。前記薄膜ＥＬパネル８
の各電極端子にＦ’ＰＣＩ＋が第５図と同様に接続され
、さらに図示しないスミカードによって、表示フレーム
１３に固定された回路基板ｌ２に接続されている。表示
フィルター１５は薄膜ＥＬパネル８の表示面側に取り付
けられており、表示フレーム１３の一部で押さえられ、
ガラス基板１に接触するようにして固定されている。な
お、第６図（ｂ）は同図（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
ＥＬパネル８はＡ１などの表示フレーム１３にゴムパッ
ド１４を介して固定されている。前記薄膜ＥＬパネル８
の各電極端子にＦ’ＰＣＩ＋が第５図と同様に接続され
、さらに図示しないスミカードによって、表示フレーム
１３に固定された回路基板ｌ２に接続されている。表示
フィルター１５は薄膜ＥＬパネル８の表示面側に取り付
けられており、表示フレーム１３の一部で押さえられ、
ガラス基板１に接触するようにして固定されている。な
お、第６図（ｂ）は同図（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところが、薄膜ＥＬパネルを構成する発光層４のＺｎＳ
は圧電型半導体であり、圧電効果や逆圧電効果（電歪）
を有する材料である。電歪は結晶体に電場をかけると、
わずかな変形（ひずみ）を生じる現象であり、交流電気
変位が力学的振動に変換される現象である。振動モード
には、縦型振動、厚み振動、たわみ振動など数種類ある
が、これらの振動は固体中および固体中から空気中へ伝
搬され、音として人間の耳に達する。
は圧電型半導体であり、圧電効果や逆圧電効果（電歪）
を有する材料である。電歪は結晶体に電場をかけると、
わずかな変形（ひずみ）を生じる現象であり、交流電気
変位が力学的振動に変換される現象である。振動モード
には、縦型振動、厚み振動、たわみ振動など数種類ある
が、これらの振動は固体中および固体中から空気中へ伝
搬され、音として人間の耳に達する。
ここで、上述しに第４図のような線順次駆動方式では、
第７図に示される電圧波形が各絵素に印加され、発光層
４の振動モードも概ねこの波形のような振動を繰り返し
ている。特に変Ｒ電圧責１／２ＶＭの印加（引き上げ、
引き下げ期間）は全表示絵素に対して行なわれるので個
々の振動が重畳され大きくなる。このようなＰＮ反転対
称駆動では、振動の回数カ月秒間にＣフレーム周波数×
（走査電極数＋α））７２回であり、データ信号にもよ
るが、フレーム周波数が６０１（ｚ、走査電極数が２５
６本、α−４の場合、７ 、８ ｋ Ｈｚを基本周波数
とする振動による音が発生ずる。
第７図に示される電圧波形が各絵素に印加され、発光層
４の振動モードも概ねこの波形のような振動を繰り返し
ている。特に変Ｒ電圧責１／２ＶＭの印加（引き上げ、
引き下げ期間）は全表示絵素に対して行なわれるので個
々の振動が重畳され大きくなる。このようなＰＮ反転対
称駆動では、振動の回数カ月秒間にＣフレーム周波数×
（走査電極数＋α））７２回であり、データ信号にもよ
るが、フレーム周波数が６０１（ｚ、走査電極数が２５
６本、α−４の場合、７ 、８ ｋ Ｈｚを基本周波数
とする振動による音が発生ずる。
この音は第５図（ａ） 、 （ｂ）の場合、発光層の振
動がガラス基板ｌの表示側から空気中に伝搬される。
動がガラス基板ｌの表示側から空気中に伝搬される。
振動の一部は、ソール板９を介して裏面に伝搬されるが
、シール板９側に伝搬されろものについては、特開昭５
４−１４６５９３号「薄膜ＥＬ表示パネル」のように振
動吸収体を介設することで音の低減がなされる。しかし
、ガラス基板ｌの表示面および側面から伝搬する振動音
については対策がなされておらず、そのまま耳に達する
こととなる。
、シール板９側に伝搬されろものについては、特開昭５
４−１４６５９３号「薄膜ＥＬ表示パネル」のように振
動吸収体を介設することで音の低減がなされる。しかし
、ガラス基板ｌの表示面および側面から伝搬する振動音
については対策がなされておらず、そのまま耳に達する
こととなる。
また、第６図（ａ） 、 （ｂ）のように表示フィルタ
ー１５を装備した薄膜ＥＬディスプレイユニットにおい
ても、表示フィルター１５がガラス基板ｌの表示面に直
接触れているので、ガラス基板ｌの振動は表示フィルタ
ー１５に伝搬し、該表示フィルターＩ５の表示面から空
気中に音として伝わる。
ー１５を装備した薄膜ＥＬディスプレイユニットにおい
ても、表示フィルター１５がガラス基板ｌの表示面に直
接触れているので、ガラス基板ｌの振動は表示フィルタ
ー１５に伝搬し、該表示フィルターＩ５の表示面から空
気中に音として伝わる。
また、触れていないときでも、表示フィルター１５の周
辺から音が回り込んで伝搬されるので薄膜ＥＬパネル８
からの音が空気中に伝わり、耳に達していた。
辺から音が回り込んで伝搬されるので薄膜ＥＬパネル８
からの音が空気中に伝わり、耳に達していた。
こうして、薄膜ＥＬパネル８から発生する振動による音
により、表示装置としての機能を損なう恐れがあった。
により、表示装置としての機能を損なう恐れがあった。
本発明は上記点を鑑みて為されたものであり、薄膜ＥＬ
パネルから空気中に伝搬する音を、極めて低いレベルま
で下げた薄膜ＥＬディスプレイユニットを提供すること
を目的とする。
パネルから空気中に伝搬する音を、極めて低いレベルま
で下げた薄膜ＥＬディスプレイユニットを提供すること
を目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は、ガラス基板上に、例えば透明電極。
第１誘電体層１発光層、第２誘電体層、背面電極を順次
積層してなる二重絶縁構造の薄膜ＥＬ素子を形成し、該
薄膜ＥＬ素子をシール板によって湿気から保護してなる
薄膜ＥＬパネルと、該薄膜ＥＬパネルを筐体に収納して
なる薄膜ＥＬディスプレイユニットにおいて、前記筐体
は透光板と枠体と背面板とからなり、該透光板はその周
辺部を何体枠体上部に当接させて固定し、前記薄膜ＥＬ
パネルは、該薄膜ＥＬパネルのガラス基板の有効表示領
域外で少なくとも一部は軟質材料からなるスペーサによ
り前記透光板あるいは枠体と一定の間隔をあけて固定さ
れ、前記背面板の周辺部を前記枠体の下部に当接させて
固定した構造である。
積層してなる二重絶縁構造の薄膜ＥＬ素子を形成し、該
薄膜ＥＬ素子をシール板によって湿気から保護してなる
薄膜ＥＬパネルと、該薄膜ＥＬパネルを筐体に収納して
なる薄膜ＥＬディスプレイユニットにおいて、前記筐体
は透光板と枠体と背面板とからなり、該透光板はその周
辺部を何体枠体上部に当接させて固定し、前記薄膜ＥＬ
パネルは、該薄膜ＥＬパネルのガラス基板の有効表示領
域外で少なくとも一部は軟質材料からなるスペーサによ
り前記透光板あるいは枠体と一定の間隔をあけて固定さ
れ、前記背面板の周辺部を前記枠体の下部に当接させて
固定した構造である。
〈作 用〉
上記構造により、薄膜ＥＬパネルから空気中に出た音は
、硬い物質内には伝搬しにくいので筐体によって反射さ
れ、また、軟質のスペーサによってガラス基板からの振
動が直接透光板、枠体、背面仮に伝わらないようにして
、透光板、枠体、背面板によって囲まれる空間に薄膜Ｅ
Ｌパネルからの音を封じ込めることができる。
、硬い物質内には伝搬しにくいので筐体によって反射さ
れ、また、軟質のスペーサによってガラス基板からの振
動が直接透光板、枠体、背面仮に伝わらないようにして
、透光板、枠体、背面板によって囲まれる空間に薄膜Ｅ
Ｌパネルからの音を封じ込めることができる。
〈実施例〉
以下、図面を用いてそれぞれ異なる本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図（ａ）、（ｂ）に本発明の一実施例を示す。なお
、第５図（ａ）、（ｂ）と同符号のものは同一機能を持
つものとする。
、第５図（ａ）、（ｂ）と同符号のものは同一機能を持
つものとする。
第１図（ａ） 、 （ｂ）において、筺体は透光板１６
゜枠体１７．背面板１８からなり、透光板１６はアクリ
ル板、ガラス板、塩化ビニル板あるいは減光効果をもつ
円偏光板等の硬質材料であり、枠体１７及び背面板１８
はＡＢＳ、アクリル、アルミ等の硬質材料からなる。
゜枠体１７．背面板１８からなり、透光板１６はアクリ
ル板、ガラス板、塩化ビニル板あるいは減光効果をもつ
円偏光板等の硬質材料であり、枠体１７及び背面板１８
はＡＢＳ、アクリル、アルミ等の硬質材料からなる。
透光板１６は、その周囲全てに隙間がないようにして枠
体１７の上部に設けられた保持部１７ａに当接させて接
着剤等で固定する。次に薄膜ＥＬパネル８は、ガラス基
板１の有効表示領域外で厚さ１ｍｍ以上の両面接着スポ
ンジテープ、ゴム、発泡樹脂等のような機械的な振動を
伝えにくいスペーサ１９によって前記枠体１７の内面に
当接させて固定し、その下方に回路基板１２を枠体１７
に設けられた固定用ボス１７ｂにネジ２０・・・等によ
り固定する。その後に、背面板１８をその周囲に隙間が
ないようにして枠体１７の下部に設けられたＬ字アング
ル１７ｃに当接させてネジ２０・・によって固定する。
体１７の上部に設けられた保持部１７ａに当接させて接
着剤等で固定する。次に薄膜ＥＬパネル８は、ガラス基
板１の有効表示領域外で厚さ１ｍｍ以上の両面接着スポ
ンジテープ、ゴム、発泡樹脂等のような機械的な振動を
伝えにくいスペーサ１９によって前記枠体１７の内面に
当接させて固定し、その下方に回路基板１２を枠体１７
に設けられた固定用ボス１７ｂにネジ２０・・・等によ
り固定する。その後に、背面板１８をその周囲に隙間が
ないようにして枠体１７の下部に設けられたＬ字アング
ル１７ｃに当接させてネジ２０・・によって固定する。
このようにして、透光板１６゜枠体１７．背面板１８に
よって囲まれる空間に薄膜ＥＬパネル８を完全に密封す
る。
よって囲まれる空間に薄膜ＥＬパネル８を完全に密封す
る。
なお、２１は薄膜ＥＬパネル８を駆動するための信号お
よび電源ラインが通る穴であり、この穴２１にケーブル
等を通し１こ後にシリコン樹脂等で封止すれば、より効
果的である。
よび電源ラインが通る穴であり、この穴２１にケーブル
等を通し１こ後にシリコン樹脂等で封止すれば、より効
果的である。
この構造において、薄膜ＥＬパネル８から出る音は筐体
を通過せずにその表面で反射し、透光板１６、枠体１７
．背面板１８で囲まれる空間に閉じ込められてしまい、
筐体を通過する音は非常に小さくなる。また、枠体１７
は軟質のスペーサ１９によってガラス基板ｌを固定し、
透光板１６゜背面板１８は枠体１７のみに接続している
ので、ガラス基板ｌの振動か直接透光ｆｉ＋６．枠体１
７及び背面板１８に伝わることもない。
を通過せずにその表面で反射し、透光板１６、枠体１７
．背面板１８で囲まれる空間に閉じ込められてしまい、
筐体を通過する音は非常に小さくなる。また、枠体１７
は軟質のスペーサ１９によってガラス基板ｌを固定し、
透光板１６゜背面板１８は枠体１７のみに接続している
ので、ガラス基板ｌの振動か直接透光ｆｉ＋６．枠体１
７及び背面板１８に伝わることもない。
上記構造の薄膜ＥＬパネルの音圧レベルを第２図に示す
。図中曲線Ａは従来の構造（第５図）の音圧レベルを示
し、曲線Ｂは本発明の構造（第１図）による音圧レベル
を示す。
。図中曲線Ａは従来の構造（第５図）の音圧レベルを示
し、曲線Ｂは本発明の構造（第１図）による音圧レベル
を示す。
第２図において、従来の構造では曲線Ａのように角度依
存性が大きく、±５０°付近にピークが存在するが、本
発明の構造では、曲線Ｂのように角度依存性がほとんど
なく、かつ音圧レベルが全方向にわたり極めて小さい。
存性が大きく、±５０°付近にピークが存在するが、本
発明の構造では、曲線Ｂのように角度依存性がほとんど
なく、かつ音圧レベルが全方向にわたり極めて小さい。
これは、薄膜ＥＬパネル８から出た音が透光板１６．枠
体１７．背面板１８に囲まれた空間に閉じ込められ、筐
体内で反射、減衰されるので優れた減音効果が得られる
。
体１７．背面板１８に囲まれた空間に閉じ込められ、筐
体内で反射、減衰されるので優れた減音効果が得られる
。
なお、前記透光板１６．枠体１７．背面１１ｊ１８は少
なくとも一部が硬質材料であれば、アクリル仮にスボン
ノなどの軟質材料のものを積層したようなものであって
もよく、透光板１６と枠体１７を一体化したようなもの
であってもよい。また、前記スペーサ１７は、少なくと
も一部が軟質材料であれば、アクリル板に両面接若テー
プを貼り付けたようなものであってらよい。
なくとも一部が硬質材料であれば、アクリル仮にスボン
ノなどの軟質材料のものを積層したようなものであって
もよく、透光板１６と枠体１７を一体化したようなもの
であってもよい。また、前記スペーサ１７は、少なくと
も一部が軟質材料であれば、アクリル板に両面接若テー
プを貼り付けたようなものであってらよい。
〈発明の効果〉
以上のように本発明によれば、透光板、枠体。
背面板によって囲まれる空間に音を封じ込めることによ
り、薄膜ＥＬパネルから出る振動音を極めて低いレベル
まで下げて音が空気中に伝わらないようにした、表示装
置としての機能を損なうことのない良好な薄膜ＥＬディ
スプレイユニットを提供できる。
り、薄膜ＥＬパネルから出る振動音を極めて低いレベル
まで下げて音が空気中に伝わらないようにした、表示装
置としての機能を損なうことのない良好な薄膜ＥＬディ
スプレイユニットを提供できる。
第１図（ａ） 、 （ｂ）は本発明の一実施例を示す分
解斜視図および断面図、第２図は第１図の音圧レベルを
示すグラフ、第３図は薄膜ＥＬ素子を示す断面図、第４
図は薄＠ＥＬ表示装置の駆動回路図、第５図、第６図は
それぞれ異なる従来例を示し、同図（ａ）は平面図、同
図（ｂ）は同図（ａ）のＡ−Ａ断面図、第７図は第４図
の絵素Ａ、Ｂにおける印加波形を示す波形図である。 ■・・・ガラス基板、８・・薄膜ＥＬパネル、９・・・
シール仮、１６・・・透光板、１７・・・枠体、１８・
・背面板、１９・・・スペーサ。 代理人 弁理士 杉 山 殺 至（池１名）第１図（ｂ
） 第２図 第３図 第５ 図 一苓θヒ 一一−１輪絶３ 第７図
解斜視図および断面図、第２図は第１図の音圧レベルを
示すグラフ、第３図は薄膜ＥＬ素子を示す断面図、第４
図は薄＠ＥＬ表示装置の駆動回路図、第５図、第６図は
それぞれ異なる従来例を示し、同図（ａ）は平面図、同
図（ｂ）は同図（ａ）のＡ−Ａ断面図、第７図は第４図
の絵素Ａ、Ｂにおける印加波形を示す波形図である。 ■・・・ガラス基板、８・・薄膜ＥＬパネル、９・・・
シール仮、１６・・・透光板、１７・・・枠体、１８・
・背面板、１９・・・スペーサ。 代理人 弁理士 杉 山 殺 至（池１名）第１図（ｂ
） 第２図 第３図 第５ 図 一苓θヒ 一一−１輪絶３ 第７図
Claims (1)
- １． ガラス基板上に薄膜ＥＬ素子を形成し、該薄膜Ｅ
Ｌ素子をシール板によって湿気から保護してなる薄膜Ｅ
Ｌパネルと、該薄膜ＥＬパネルを筐体に収納してなる薄
膜ＥＬディスプレイユニットにおいて、前記筐体は透光
板と枠体と背面板とからなり、該透光板はその周辺部を
前記枠体上部に当接させて固定し、前記薄膜ＥＬパネル
は、該薄膜ＥＬパネルのガラス基板の有効表示領域外で
少なくとも一部は軟質材料からなるスペーサにより前記
透光仮あるいは枠体と一定の間隔をあけて固定され、前
記背面板の周辺部を前記枠体の下部に当接させて固定し
、前記筐体によって薄膜ＥＬパネルを密封してなること
を特徴とする薄膜ＥＬディスプレイユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61207400A JP2554059B2 (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 薄膜ｅｌデイスプレイユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61207400A JP2554059B2 (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 薄膜ｅｌデイスプレイユニツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6361285A true JPS6361285A (ja) | 1988-03-17 |
| JP2554059B2 JP2554059B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=16539116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61207400A Expired - Fee Related JP2554059B2 (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 薄膜ｅｌデイスプレイユニツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554059B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5416494A (en) * | 1991-12-24 | 1995-05-16 | Nippondenso Co., Ltd. | Electroluminescent display |
| JP2022022623A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-02-07 | キヤノン株式会社 | 表示装置、モジュールおよび機器 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52150978U (ja) * | 1976-05-11 | 1977-11-16 | ||
| JPS5364497A (en) * | 1976-11-22 | 1978-06-08 | Toshiba Corp | Semiconductor light emitting display device |
| JPS57157980U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-04 | ||
| JPS6113594A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-21 | ホ−ヤ株式会社 | 薄膜ｅｌ素子の封止方法 |
| JPS6187190A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-02 | 株式会社日立製作所 | Ｅｌ表示パネル |
-
1986
- 1986-09-02 JP JP61207400A patent/JP2554059B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52150978U (ja) * | 1976-05-11 | 1977-11-16 | ||
| JPS5364497A (en) * | 1976-11-22 | 1978-06-08 | Toshiba Corp | Semiconductor light emitting display device |
| JPS57157980U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-04 | ||
| JPS6113594A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-21 | ホ−ヤ株式会社 | 薄膜ｅｌ素子の封止方法 |
| JPS6187190A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-02 | 株式会社日立製作所 | Ｅｌ表示パネル |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5416494A (en) * | 1991-12-24 | 1995-05-16 | Nippondenso Co., Ltd. | Electroluminescent display |
| JP2022022623A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-02-07 | キヤノン株式会社 | 表示装置、モジュールおよび機器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2554059B2 (ja) | 1996-11-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |