JPS6360668A - 画像情報読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は原稿に記載された情報を等倍結像レンズを用い
て１対１で光学的に読取走査し、電気信号に変換する密
着形センサユニットを用いた画像情報読取装置に関する
ものである。

従来の技術 読取り装置の小型化を図るために近年密着形センサユニ
ットを用いたものが多く開発されている。

この密着形センサユニットは、光源と読取巾にわたって
光電変換素子を直線状に配列したラインセンサと、原稿
像をラインセンサ上に１対１の等倍で結像させる集束性
ロッドレンズアレー、およびラインセンサーを電気的に
駆動すると共にセンサーからの出力を増巾する駆動回路
等を一体的に取付けたもので、縮小形光学系に対して光
路長（センサと原稿面との距離）が１／１０〜１／２０
に短くでき、装置の小型化が可能となる。従来の密着形
センサユニットは、第４図に示すように、読取巾にわた
って設けたラインセンサ１と光源２．集束性ロンドレン
ズアレー３．およびラインセンサ１を駆動する駆動回路
４を一体的に、それぞれを固定して密着形センサユニッ
ト１０ｏが構成されていた。したがって、光路長Ｈに対
して密着形センサユニット１００の高さＨ′は駆動回路
４の高さ及び取付に要する高さ分だけ高くなり、これを
用いて、原稿５を原稿台（透明ガラス）６に固定して、
密着形センサコニット１００を副走査方向に移動させて
読取る場合、副走査の範囲にわたって高さＨ′の高さの
空間を装置内部で必要としていた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来構成の密着形センサユニットを用いた読
取装置は、密着形センサ、ユニ、７トが移動する空間（
ゲットスペース）が大きく画像情報読取装置が大きくな
るという問題を有していた。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題を解決するために、密着形センサユニ
ットの駆動回路を主走査方向を回動軸心として回動自在
とすると共に係合部を設け、副走査方向の始端あるいは
終端部の一方に係合部に係合手段を設けて駆動回路を副
走査移動時は原稿台と略平行な状態とし、副走査の始端
あるいは終端部で略垂直な位置まで回動させるよう構成
したものである。

作　　用 本発明は上記した構成により、密着形センサユニットの
移動空間が小さくなり、原稿固定式（光学系移動）読取
装置の小型化（特に高さ方向の寸法を小さくすることが
可能）を図ることができるものである。

実施例 第１図は本発明の要部側断面図を示すもので、１０はラ
インセンサ、１１は光源、１２は集束性ロッドレンズア
レー１３は駆動回路である。

ラインセンサ１０はガラス基板上に光電変換素子１０ａ
を主走査方向に直線状に読取巾にわたって複数個整列さ
せて構成している。光源１１は基板１１ａ上にＬＥＤを
等間融に複数個配列しシリンドリカルレンズ１１ｂによ
り集光させて原稿面を１羽前後の巾を持って線状でかつ
主走査方向の読取巾にわたってほぼ均一な照度が得られ
るよう読取巾よりも１０５前後広い巾にわたって構成し
ている。集束性ロンドレンズアレー１２は原稿１３の像
を原稿台（透明ガラスで構成）１４を通してラインセン
サ１０上に１対１０等倍で結像させる′　もので日本板
ガラス製の５ＬＡ（セルフォックレンズアレー）で構成
している。ラインセンサ１０゜光源１１．集束性ロッド
レンズアレー１２はそれぞれ基台１５に接着あるいは止
めネジにより固定している。１６はラインセンサ１ｏを
電気的に駆動する回路で、駆動回路１６により、主走査
方向に読取走査し光電変換素子１０ａの出力を取出し、
増巾して信号処理回路（図示せず）へ送出する。

駆動回路１６は第２図に示すように点線で示した穴部を
設けた取付板１７に部品面が下になるよう取付けている
。取付板１６は基台１５に取付けられた支持板１８に支
持された軸１９により主走査方向を回動軸心として回動
可能に両端で取付けている。又取付板１７及び駆動回路
１６はバネ２０により矢印イ方向に付勢され、取付板１
７の係止部１７ａが基台１６に当接した状態、すなわち
駆動回路が原稿台１４と略平行な状態を保つよう構成し
ている。

さらに取付板１７は回動先端の両端に回転輪から成る係
合部１７ｂを設けて装置に設けられた係合手段６１と係
合することにより、バネ２０の付勢力に抗して矢印イと
反対方向に駆動回路１６及び取付板１７を回動させるこ
とができるよう構成している。係合部１７ｂは駆動回路
１６あるいは取付板１７が直接係合手段５１に係合する
よう構成しても良い。

以上のように密着型センサユニットを構成することによ
り駆動回路１６が原稿台１４と平行な状態にあるとき、
光路方向の高さを光路長Ｈとすることができる。

２１は密着形センサユニット２ｏｏを読取装置に取付け
るユニット取付板２１で、密着形センサユニット２ｏｏ
の両端に設けてスライド軸受５２に密着形センサユニッ
トを固定取付ける。スライド軸受５２は装置筐体６３に
固定された軸５４に摺動自在に取付け、密着形センサユ
ニット２０゜を副走査方向に摺動可能な構成としている
。

又、スライド軸受５２の駆動ワイヤー固定部５２ａには
止ネジ５５により駆動ワイヤー５６を固定している。

密着形センサユニット２００は、駆動ワイヤー５６およ
び駆動ワイヤーを駆動する駆動モータ（図示せず）等か
ら成る移動手段によシ駆動されて副走査方向に正逆移動
する。

以上のように構成して、光源１１により原稿面を照明し
、駆動回路１６によりラインセンサ１゜を主走査方向に
読取走査しながら、移動手段により密着形センサユニッ
ト２００を副走査方向（矢印Ｖ）に移動させることによ
り、原稿１３を読取ることができる。

密着形センサユニット２００は第１図に示すように駆動
回路１６を原稿台１４と平行な状態で副走査始端から移
動をして、係合部１７ｂが係合手段６１に係合すると係
合手段の保合面に沿ってバネ２０に抗して回動しながら
副走査を続け、第３図に示すように副走査終端の位置で
は駆動回路１６が原稿台１４と垂直になった状態で副走
査を終了する（逆に副走査開始が第３図の状態であって
も良い）。

次に移動手段により逆方向に密着形センサユニット２０
０は移動させられて、副走査開始位置へ戻され、１回の
読取を終了する。

以上のように、密着形センサの移動に要するスペースは
、光路長Ｈの高さと、副走査終端あるいは始端部に駆動
回路が垂直な状態へ移動する部分だけで良く読取装置を
小形化（特に高さ方向の寸法）することができる。

なお、本発明の説明では駆動回路１６が水平な状態から
読取副走査の終端部で垂直な状態へ回動する構成とした
が、バネ２ｏによって副走査を阻止する方向に力が作用
するので逆に垂直な状態から水平な状態へ回動する状態
を、読取副走査の始端とする方が好ましい。

発明の効果 以上のように本発明の構成によれば、簡単な構成で、密
着形センサユニットの移動スペースを小さくすることが
でき、画像情報読取装置の小型化を図ることができるも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における画像情報読取装置の
要部側断面図、第２図は同要部斜視図、第３図は同副走
査端部（副走査開始又は終了位置）を示す要部側断面図
、第４図は従来の画像情報読取装置の要部側面図である
。 １０・・・・・・ラインセンサ、１１・・・・・・光源
、１２・・・、・・集束性ロッドレンズアレー、１４・
・・・・・原稿台、１６・・・・・・駆動回路、１７ｂ
・・・・・・係合部、５１・・・・・・係合手段、５２
・・・・・・スライド軸受、５４・・・・・・軸、５６
・・・・・・駆動ワイヤー、２００・・・・・・密着形
センサユニット。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の光電変換素子を読取巾にわたって直線状に配列し
   たラインセンサ、原稿面を読取巾にわたって線状に照射
   する光源、原稿像を前記ラインセンサ上に１対１の等倍
   で結像させる集束性ロッドレンズアレー、主走査方向を
   回動軸心として回動自在でかつ係合部を有するセンサ駆
   動回路とを備えた密着形センサユニットと、この密着形
   センサユニットを副走査方向に移動させる移動手段と、
   副走査の始端あるいは終端のどちらが一方の端部で前記
   密着形センサの係合部と係合して前記駆動回路を略水平
   位置から略垂直位置に回動させる係合手段とを備えた画
   像情報読取装置。