JPS6359257A - 密着形センサユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は原稿画像を光学的に走査し画像情報を電気信号
に変換する画像読取装置等に使用される密着形センサユ
ニットに関するものである。

従来の技術 読取装置の小型化を図るために近年密着形センサユニッ
トを用いたものが多く開発されている。

この密着形センサユニットは、光源と読取巾にわたって
光電変換素子を直線状に配列したラインセンナと、原稿
像をラインセ／す上に１対１の等倍で結像させる集束性
ロッドレンズアレー、およびラインセンサを電気的に駆
動すると共にセ／すからの出力を増巾する駆動回路等を
一体的に取付けたもので、縮小形光学系に対して光路長
（センサと原稿面との距離）が１／１ｏ〜１／２０に短
くでき、装置の小型化が可能となる。従来の密着形セン
ナユニットは、第４図に示すように、読取巾にわたって
設けたラインセンサ１と光源２、集束性ロッドレンズア
レー３、およびラインセンサ１を駆動する駆動回路４を
一体的に、それぞれを固定して密着形センサユニット１
ｏｏが構成されていた。

したがって、原稿６を原稿台（透明ガラス）６上に固定
して、密着形センサユニット１００を副走査方向に移動
させて読取る場合、光学系として必要な高さＨに対して
密着形センサユニット１００の高さＨ′は高く、その分
だけ副走査方向に空間を必要としていた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来構成の密着形センサユニットは、原稿固
定で、密着形センナユニットを幅走査方向に移動させて
読取走査を行なう読取装置に用いる場合、装置内部に密
着形センサユニットが移動する空間（デッドスペース）
が大きくなり読取装置が大型化するという間層を有して
いた。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題を解決するために、駆動回路を主走査
方向を回動軸心として、原稿面と略平行な第１の位置と
、原稿面と略垂直な第２の位置の間を回動可能な構成と
したものである。

作　　用 本発明は上記した構成によシ、原稿面と略平行な状態で
光路長方向の寸法を短くし、原稿面と略垂直な状態では
光路と直角方向（副走査方向）の寸法を短くすることが
できるものであり、特に原稿固定式（光学系移動）の読
取装置に用いた場合、密着形センサユニットの移動スペ
ースを小さくして、装置の小型化を可能とするものであ
る。

実施例 第１図は本発明の要部側断面図を示すもので、１０はラ
インセンサ、１１は光源、１２は集束性ロッドレンズア
レー、１３は駆動回路である。

ラインセンナ１０はガラス基板上に光電変換素子１０ａ
を主走査方向に直線状に読取巾にわたって複数個整列さ
せて構成している。光源１１は基板１１ａ上にＬＥＤを
等間隔に複数個配列しシリンドリカルレンズ１１ｂによ
り集光させて原稿面を１謳前後の巾を持って線状でかつ
主走査方向の読取巾にわたってほぼ均一な照度が得られ
るよう読取巾よりも１ｏＴｒＲ前後広い巾にわたって構
成している。集束性ロッドレンズアレー１２ハ原！１３
の像を原稿台（透明ガラスで構成）１４を通してライン
センサ１０上に１対１の等倍で結像させるもので日本板
ガラス製の５ＬＡ（セルフォックレンズアレー）で構成
している。ラインセンサ１０゜光源１１．集束性ロッド
レンズアレー１２はそれぞれ基台１５に接着あるいは止
めネジにより固定している。１６はラインセンサ１ｏを
電気的に駆動する回路で、駆動回路１６により、主走査
方向に読取走査し光電変換素子１０　ａの出力を取出し
、増巾して、信号処理回路（図示せず）へ送出する。

駆動回路１６は第２図に示すように点線で示した穴部を
設けた取付板１７に部品面が下になるよう取付けている
。取付板１６は基台１６に取付けられた支持板１８に支
持された軸１９により主走査方向を回動軸心として回動
可能に両端で取付けている。又取付板１７及び駆動回路
１６はバネ２゜により矢印イ方向に付勢され、取付板１
７の係止部１７ａが基台１５に当接した状態すなわち駆
動回路が原稿台１４と略平行な状態を保つよう構成して
いる。

さらに取付板１７は回動先端の両端に回転輪から成る係
合部１７ｂを設けて装置に設けられた係合手段６１と係
合することにより、バネ２０の付勢力に抗して矢印イと
反対方向に駆動回路１６及び取付板１７を回動させるこ
とができるよう構成している。保合部１７ｂは駆動回路
１６あるいは取付板１７が直接係合手段５１に係合する
よう構成しても良い。

以上のように密着型センサユニットを構成することによ
り駆動回路１６が原稿台１４と平行・な状態にあるとき
、光路方向の高さを光路長Ｈとすることができる。

２１は密着形センサユニッ）２００を読取装置に取付け
るユニット取付板２１で、密着形センナユニット２ｏｏ
の両端に設けてスライド軸受５２に密着形センサユニッ
トを固定し取付ける。スライド軸受６２は装置筐体６３
に固定された軸５４に摺動自在に取付け、密着形センサ
ユニツ）２００を副走査方向に摺動可能な構成としてい
る。

又、スライド軸受６２の駆動ワイヤー固定部５２ａには
止ネジ６６によシ駆動ワイヤー６６を固定している。

密着形センサユニット２００は、駆動ワイヤ５６および
駆動ワイヤを駆動する駆動モータ（図示せず）等から成
る移動手段により駆動されて副走査方向に正逆移動する
。

以上のように構成して、光源１１によシ原稿面を照明し
、駆動回路１ｂによりライ／センサ１゜を主走査方向に
読取走査しながら、移動手段により密着形センサユニッ
ト２００を副走査方向（矢印Ｖ）に移動させることによ
り、原稿１３を読取ることができる。

密着形センサユニット２ｏＯは第１図に示すように駆動
回路１６を原稿台１４と平行な状態で副走査始端から移
動をして、係合部１７ｂが係合手段５１に係合すると係
合手段の保合面に沿ってバネ２ｏに抗して回動しながら
副走査を続け、第３図に示すように副走査終端の位置で
は駆動回路１６が原稿台１４と垂直になった状態で副走
査を終了する。（逆に副走査開始が第３図の状態であっ
ても良い。） 次に移動手段により逆方向に密着形センナユニット２０
０は移動させられて、副走査開始位置へ戻され、１回の
読取を終了する。

以上のように、密着形センサの移動に要するスペースは
、光路長Ｈの高さと、副走査終端あるいは始端部に駆動
回路が垂直な状態へ移動する部分だけで良く読取装置を
小形化（特に高さ方向の寸法）することができる。

なお、本発明の説明では駆動回路１６が水平な状態から
読取副走査の終端部で垂直な状態へ回動する構成とした
が、バネ２ｏによって副走査を阻止する方向に力が作用
するので逆に垂直な状態から水平な状態へ回動する状態
を読増刷走査の始端とする方が好ましい。

発明の効果 以上のように、本発明の密着形センサユニットによれば
、簡単な構成でユニットの光路長方向の回動させること
によシ、副走査方向の寸法も短かくすることができるも
のであり、特に原稿固定式の読取装置の小型化を図るこ
とができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における密着形センサユニッ
トを用いた読取装置の要部側断面図、第２図は同要部斜
視図、第３図は同副走査端部における状態を示す要部側
断面図、第４図は従来の密着形センサの要部を示す側面
図である。 １１・・・・・・光源、１ｏ・・・・・・ラインセンサ
、１２・・・・・・集束性ロッドレンズアレー、１４・
・・・・・原稿台、１５・・・・・・基台、１６・・・
・・・駆動回路、１７・・・・・・取付板、１７ｂ・・
・・・・係合部、５４・・・・・・軸、６２・・・・・
・スライド軸受、２００・・・・・・密着形センサユニ
ット。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ＝〇つ 第２図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の光電変換素子を主走査方向の読取巾にわた
   って直線状に配列した密着形センサと、原稿面を主走査
   方向に線状に照射する光源と、前記原稿面の像を前記密
   着形センサ上に等倍で線像させる集束性ロッドレンズア
   レーと、原稿面と略平行な第１の位置と原稿面と略垂直
   な第２の位置との２位置間を主走査方向を回動軸心とし
   て回動自在に構成した前記密着形センサを電気的に駆動
   する駆動回路とを備えた密着形センサユニット。
2. （２）駆動回路が、駆動回路プリント基板と、駆動回路
   取付板と、駆動回路を回動付勢する付勢バネと、付勢バ
   ネに抗して原稿面と略平行な状態で係止する係止部とか
   ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の密
   着形センサユニット。