JPS63604B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63604B2 JPS63604B2 JP13265780A JP13265780A JPS63604B2 JP S63604 B2 JPS63604 B2 JP S63604B2 JP 13265780 A JP13265780 A JP 13265780A JP 13265780 A JP13265780 A JP 13265780A JP S63604 B2 JPS63604 B2 JP S63604B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- secondary air
- air supply
- passage
- engine
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 6
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 3
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジンのターボ過給装置に関す
る。
る。
エンジンのターボ過給装置（例えば実公昭52−
25547号公報参照）は、排気通路に設けられた排
気タービンにより、吸気通路の過給機を駆動する
ものであり、その駆動方式の特性上、排気流速の
比較的大きい高速運転領域においては、十分な過
給効果が期待できるが、中・低速運転領域、殊に
低速運転領域においては、排気流速が弱いため過
給機の駆動動力が十分でなく、満足な過給効果が
得られないという問題がある。
25547号公報参照）は、排気通路に設けられた排
気タービンにより、吸気通路の過給機を駆動する
ものであり、その駆動方式の特性上、排気流速の
比較的大きい高速運転領域においては、十分な過
給効果が期待できるが、中・低速運転領域、殊に
低速運転領域においては、排気流速が弱いため過
給機の駆動動力が十分でなく、満足な過給効果が
得られないという問題がある。
本発明は、ターボ過給装置におけるこのような
問題を解決し、低速運転領域でも十分な過給を行
なうことができるターボ過給装置を提供すること
を目的とするもので、その構成上の特徴は、ター
ボ過給装置の排気タービンより上流側においてエ
ンジン排気通路に開口する二次空気供給通路と、
該二次空気供給通路に配置されたエアポンプとか
らなる二次空気供給装置が設けられ、二次空気供
給通路には、エアポンプより下流側に、エンジン
回転数に同期して開閉するタイミングバルブが設
けられ、該タイミングバルブは、エンジンの排気
工程において開く点にある。本発明のこの特徴に
よれば、エンジンの各排気行程ごとに、排気流速
が二次空気流により加速され、エンジンの中・低
速運転領域においても、過給機に十分な駆動力を
与えることができる。
問題を解決し、低速運転領域でも十分な過給を行
なうことができるターボ過給装置を提供すること
を目的とするもので、その構成上の特徴は、ター
ボ過給装置の排気タービンより上流側においてエ
ンジン排気通路に開口する二次空気供給通路と、
該二次空気供給通路に配置されたエアポンプとか
らなる二次空気供給装置が設けられ、二次空気供
給通路には、エアポンプより下流側に、エンジン
回転数に同期して開閉するタイミングバルブが設
けられ、該タイミングバルブは、エンジンの排気
工程において開く点にある。本発明のこの特徴に
よれば、エンジンの各排気行程ごとに、排気流速
が二次空気流により加速され、エンジンの中・低
速運転領域においても、過給機に十分な駆動力を
与えることができる。
二次空気供給装置としては、排気通路に配置し
た触媒等のエンジン排ガス浄化装置に二次空気を
送る目的で設けられたものを用いることができ
る。この目的の二次空気供給装置は、二次空気供
給通路に制御弁が設けられ、この制御弁が特に排
ガスが未燃焼成分が多く含むエンジンの中・低速
運転領域において開かれるように構成されてい
る。したがつて、この二次空気供給装置は、中・
低速運転領域における過給効果を高めようとする
本発明の目的ともうまく適合する。排ガス浄化の
ための二次空気供給装置を備えていないエンジン
では、別途二次空気供給装置を設ける必要がある
が、この場合には、上述のような中・低速運転領
域で開く制御弁は設けなくてもよい。
た触媒等のエンジン排ガス浄化装置に二次空気を
送る目的で設けられたものを用いることができ
る。この目的の二次空気供給装置は、二次空気供
給通路に制御弁が設けられ、この制御弁が特に排
ガスが未燃焼成分が多く含むエンジンの中・低速
運転領域において開かれるように構成されてい
る。したがつて、この二次空気供給装置は、中・
低速運転領域における過給効果を高めようとする
本発明の目的ともうまく適合する。排ガス浄化の
ための二次空気供給装置を備えていないエンジン
では、別途二次空気供給装置を設ける必要がある
が、この場合には、上述のような中・低速運転領
域で開く制御弁は設けなくてもよい。
以下、本発明の実施例を図について説明する
と、まず第１図において、エンジン１は吸気通路
２及び排気通路３を有し、吸気通路２の上流側端
部にはエアクリーナ４が設けられている。吸気通
路２には、エアクリーナ４より下流側においてエ
ンジン１に吸入される空気量を測定する流量計５
が設けられ、この流量計５の出力は制御装置６に
与えられ、該制御装置６の出力により燃料噴射弁
７が制御される。吸気通路２には、過給機８が設
けられ、該過給機８は、排気通路３に設けた排気
タービン９により駆動される。
と、まず第１図において、エンジン１は吸気通路
２及び排気通路３を有し、吸気通路２の上流側端
部にはエアクリーナ４が設けられている。吸気通
路２には、エアクリーナ４より下流側においてエ
ンジン１に吸入される空気量を測定する流量計５
が設けられ、この流量計５の出力は制御装置６に
与えられ、該制御装置６の出力により燃料噴射弁
７が制御される。吸気通路２には、過給機８が設
けられ、該過給機８は、排気通路３に設けた排気
タービン９により駆動される。
排気通路３には、エアクリーナ４から延びる二
次空気供給通路１０が、排気タービン９の上流側
において開口している。該二次空気供給通路１０
には、二次空気送給のためのエアポンプ１１が設
けられている。この二次空気供給通路１０は、触
媒等のエンジン排ガス浄化装置（図示せず。）に
二次燃焼用空気を送給するためのものであり、エ
ンジンの中・低速運転領域で開く二次空気量制御
弁１２及びリリーフ弁１３を有する。さらに、二
次空気供給通路１０には、二次空気量制御弁１２
より下流側において、タイミングバルブ１４が設
けられ、このタイミングバルブ１４は、タイミン
グベルト１５を介してエンジン１により駆動さ
れ、エンジン１の排気行程において開くようにな
つている。
次空気供給通路１０が、排気タービン９の上流側
において開口している。該二次空気供給通路１０
には、二次空気送給のためのエアポンプ１１が設
けられている。この二次空気供給通路１０は、触
媒等のエンジン排ガス浄化装置（図示せず。）に
二次燃焼用空気を送給するためのものであり、エ
ンジンの中・低速運転領域で開く二次空気量制御
弁１２及びリリーフ弁１３を有する。さらに、二
次空気供給通路１０には、二次空気量制御弁１２
より下流側において、タイミングバルブ１４が設
けられ、このタイミングバルブ１４は、タイミン
グベルト１５を介してエンジン１により駆動さ
れ、エンジン１の排気行程において開くようにな
つている。
第２図は、直列４気筒エンジンにおける排気タ
イミングとタイミングバルブ１４の開放時期、及
び排気タービン９上流の排気通路３における排気
流速の関係を示すもので、第２図ａないしｄは、
それぞれ第１ないし第４気筒における排気口（図
示せず。）の開口タイミングを示し、点火順序は
１―３―４―２であるため、排気口もこの順番で
開く。第２図ｆはタイミングバルブ１４の開放時
期を示し、該タイミングバルブ１４は、排気口の
開放に同期して開く。第２図ｅは排気タービン９
上流の排気通路３内の排気流速を示すもので、排
気流速は各排気口の開放に伴ない実線で示すよう
に脈動する。このとき、排気口の開口に同期して
タイミングバルブ１４が開き二次空気が排気通路
３に導入されるため、排気通路３内の排気流速の
脈動は破線で示すように増大する。したがつて、
排気タービン９は、動圧過給の効果によりエンジ
ンの中・低速運転領域においても大きな駆動力を
発生し、過給機８を駆動する。
イミングとタイミングバルブ１４の開放時期、及
び排気タービン９上流の排気通路３における排気
流速の関係を示すもので、第２図ａないしｄは、
それぞれ第１ないし第４気筒における排気口（図
示せず。）の開口タイミングを示し、点火順序は
１―３―４―２であるため、排気口もこの順番で
開く。第２図ｆはタイミングバルブ１４の開放時
期を示し、該タイミングバルブ１４は、排気口の
開放に同期して開く。第２図ｅは排気タービン９
上流の排気通路３内の排気流速を示すもので、排
気流速は各排気口の開放に伴ない実線で示すよう
に脈動する。このとき、排気口の開口に同期して
タイミングバルブ１４が開き二次空気が排気通路
３に導入されるため、排気通路３内の排気流速の
脈動は破線で示すように増大する。したがつて、
排気タービン９は、動圧過給の効果によりエンジ
ンの中・低速運転領域においても大きな駆動力を
発生し、過給機８を駆動する。
第１図は本発明の過給装置の一実施例を示す概
略図、第２図は排気タイミング、排気マニホルド
内の流速及びタイミングバルブの開放時期を示す
図表である。 ２……吸気通路、３……排気通路、８……過給
機、９……排気タービン、１０……二次空気供給
通路、１１……エアポンプ、１４……タイミング
バルブ。
略図、第２図は排気タイミング、排気マニホルド
内の流速及びタイミングバルブの開放時期を示す
図表である。 ２……吸気通路、３……排気通路、８……過給
機、９……排気タービン、１０……二次空気供給
通路、１１……エアポンプ、１４……タイミング
バルブ。
Claims (1)
- １ エンジンの吸気通路に設けられた過給機と、
排気通路に設けられ前記過給機に駆動結合された
排気タービンとからなるターボ過給装置におい
て、前記タービンより上流側において排気通路に
開口する二次空気供給通路と、前記二次空気供給
通路に配置されたエアポンプとからなる二次空気
供給装置が設けられ、前記二次空気供給通路には
前記エアポンプより下流側にエンジン回転に同期
して開閉するタイミングバルブが設けられ、前記
タイミングバルブはエンジンの排気行程において
開くことを特徴とするターボ過給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13265780A JPS5759017A (en) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | Turbo supercharger |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13265780A JPS5759017A (en) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | Turbo supercharger |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5759017A JPS5759017A (en) | 1982-04-09 |
| JPS63604B2 true JPS63604B2 (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=15086440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13265780A Granted JPS5759017A (en) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | Turbo supercharger |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5759017A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5799489A (en) * | 1996-06-28 | 1998-09-01 | Hyundai Motor Company, Ltd. | Torque compensating apparatus and method for a turbo-charger |
-
1980
- 1980-09-24 JP JP13265780A patent/JPS5759017A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5759017A (en) | 1982-04-09 |
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