JPS6359145B2 - - Google Patents

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JPS6359145B2
JPS6359145B2 JP56044665A JP4466581A JPS6359145B2 JP S6359145 B2 JPS6359145 B2 JP S6359145B2 JP 56044665 A JP56044665 A JP 56044665A JP 4466581 A JP4466581 A JP 4466581A JP S6359145 B2 JPS6359145 B2 JP S6359145B2
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conical members
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一般に現像剤を混合するための装
置に関するものである。この種の装置は、電子写
真式複写機の現像装置に多く使用されている。
一般に、電子写真式複写の工程は、まず表面を
感光性にするため光導電性部材をほゞ一様な電位
に帯電させる。次に光導電性部材の帯電部分は複
写する原稿書類の光像に対し露光される。これに
より、原稿書類に含まれている情報区域に対応す
る静電潜像が光導電性部材の上に記録される。光
導電性部材に静電潜像が記録されたあと、静電潜
像は現像剤と接触して現像される。これにより、
光導電性部材の上にパウダー像が形成され、続い
てコピーシートに転写される。最後にパウダー像
は加熱されてコピーシートに像の形状で永久的に
定着される。
一般に、現像剤はトナー粒子とこのトナー粒子
が摩擦電気的に付着しているキヤリヤ粒子から成
つている。現像の際、トナー粒子はキヤリヤ粒子
から静電潜像へ吸引される。このため、トナー粒
子は使用中に現像剤から減少していく。したがつ
て、トナー粒子の濃度を一定に保つためには、追
加のトナー粒子を装置に供給することが必要にな
る。トナー粒子が現像剤から減少すると、新しい
トナー粒子が追加されるが、新しいトナー粒子は
キヤリヤ粒子から離れている状態にあるのがほと
んどである。したがつて、所定の摩擦電気的性質
を保有させ、かつトナー粒子の濃度を現像剤全体
にわたつて均一にするためには、トナー粒子とキ
ヤリヤ粒子とを混合してやる必要がある。トナー
粒子とキヤリヤ粒子とを混合するために種々の技
術が考案されてきた。これには受動的方法と能動
的方法の二つがある。受動的方法の場合は、トナ
ー粒子とキヤリヤ粒子とを最適に混合するため、
両者の流れの方向を制御する異なる形のバツフル
が使用される。能動的方法の場合は、混合装置が
運動してトナー粒子とキヤリヤ粒子とを相互に混
合する。トナー粒子とキヤリヤ粒子とを混合する
各種の能動的装置が開発されているが、関連があ
ると思われる特許文献は、米国特許第3233586号、
第3437074号、第3641980号、第3754526号、第
3881446号、第3906121号、および米国特許出願第
80650号(1979年10月1日出願)である。
上記文献の関連部分を要約して以下に示す。
米国特許第3233586号には、ローラ表面から現
像剤を除去して、それを混合する螺旋形剥離器が
記載されている。
米国特許第3437074号は、トナー粒子とキヤリ
ヤ粒子とを連続混合するパドルホイールを開示し
ている。
米国特許第3641980号には、現像剤をさらさら
の状態に保ち、それを完全に混する一対のオーガ
が記載されている。
米国特許第3754526号は、新たに追加されたト
ナー粒子を現像剤と撹拌して完全に混合すると同
時に現像剤の摩擦電気的帯電性を強化する一対の
対向回転オーガを開示している。
米国特許第3881446号は、現像剤を混合するベ
ーン付シリンダを開示している。
米国特許第3906121号には、現像剤リザーバ内
での現像剤の均一性を維持するための回転ベーン
付きの混合部材が記載されている。
米国特許出願第80650号は、複数の一定間隔で
配置された磁気ストリツプから成り、内部に現像
剤が入るようになつている現像剤ローラを開示し
ている。
この発明の特徴にしたがつて、現像剤で静電潜
像を現像する装置が提供されるが、この装置は現
像剤を付着させるため現像剤を静電潜像まで搬送
する手段と、前記搬送手段の内部に取り付けら
れ、現像剤を混合する手段とを備えている。
この発明のその他の特徴は、以下の説明を読
み、添付図面を参照すれば、明らかになるであろ
う。
以下、好ましい実施例についてこの発明を説明
するが、発明はこの実施例に限定されるものでな
いことが理解できよう。逆に、特許請求の範囲に
よつて限定される発明の範囲と精神に含まれると
思われるすべての変更、修正および均等物は発明
に包含されるものと考える。
この発明の全般的理解のために、図面を参照す
るが、図中、同一要素を示すために全体を通じて
同一参照番号が使用されている。第1図はこの発
明に係る現像装置を組み入れた実例としての電子
写真式複写機の各種構成要素を略図で示す。以下
説明する現像装置は、広範囲の電子写真式複写機
に使用しても等しく十分に適合でき、その用途は
ここに示した特定の実施例に必らずしも限定され
るものでないことが、以下の説明により明らかに
なるであろう。
電子写真式複写の技術は周知であるので、第1
図の複写機に使用されている各種の処理ステーシ
ヨンを略図で示し、それを参照してそれらの作用
を簡単に説明する。
第1図のように、電子写真式複写機はドラム1
0を使用するものである。ドラム10は、光導電
性物質たとえばセレン合金で被覆したアルミニウ
ムなどの導電性基材を有している。ドラム10は
矢印12の方向に回転してその周辺に配置されて
いる各種の処理ステーシヨンを通過する。
まず、ドラム10は光導電性表面のある部分を
帯電ステーシヨンAに送る。帯電ステーシヨンに
おいて、コロナ発生装置14がドラム10の光導
電性表面を比較的高い、ほゞ一様な電位に帯電さ
せる。
そのあと、ドラム10は光導電性表面の帯電部
分を露光ステーシヨンへ進める。露光ステーシヨ
ンBにおいて、原稿書類が表を下にして透明プラ
テンの上に置かれ、露光装置16のランプが原稿
書類の区分幅を照明しながら原稿書類の端から端
まで移動する。原稿書類から反射した光線は移動
レンズ系を通過して区分幅の光像を形成する。こ
れらの光像は光導電性表面の帯電部分の上に焦点
が合わされる。このようにして、ドラム10の帯
電した光導電性表面は原稿書類の光像によつて選
択的に放電されられる。この結果、原稿書類に含
まれている情報区域に対応する静電潜像が光導電
性表面の上に記録される。光導電性表面の帯電部
分を照明しても、光導電性表面は完全に放電され
ないことが知られている。したがつて、光導電性
表面はある残留電圧レベルの帯電した背景区域を
保有している。たとえば、静電潜像すなわち像区
域は約350ボルトの公称電位を有するのに対し、
背景区域は約50ボルトの公称電位を有する。
次に、ドラム10は光導電性表面に記録された
静電潜像を現像ステーシヨンCへ進める。現像ス
テーシヨンCにおいて、磁気ブラシ現像装置18
は現像剤をドラム10の光導電性表面へ運んで接
触させる。現像剤はキヤリヤ粒子とトナー粒子と
から成つている。キヤリヤ粒子は強磁性材料から
作り、トナー粒子は熱可塑性材料から作ることが
好ましい。トナー粒子は摩擦電気的にキヤリヤ粒
子に付着している。現像の際、トナー粒子は静電
潜像の方へ引き付けられて光導電性表面の上にト
ナーパウダー像を形成する。トナー粒子は、光導
電性表面に加えられた電位で、それとは反対の極
性の正負いずれかで帯電させることができる。現
像中に、現像剤からトナー粒子が消耗する。現像
剤の濃度をほゞ一定に維持するには、現像剤に新
たなトナー粒子を追加する必要がある。もし、現
像剤内のトナー粒子の濃度が所定の値を越えて減
少すれば、複写の質はひどく低下しよう。トナー
粒子が現像剤全体に均一に分散し、適当な摩擦電
気的特性を保有するようにするには、トナー粒子
と現像剤とを混合しなければならない。これは、
磁気ブラシ現像ローラの内部に配置された混合装
置によつて行なわれる。現像装置18の詳細な構
造は、のちほど第2図および第3図を参照して説
明する。
電子写真式複写機に配置されている各種処理ス
テーシヨンについて説明を続ける。パウダー像が
光導電性表面上に形成されたあと、ドラム10は
パウダー像を転写ステーシヨンD進める。
転写ステーシヨンDにおいて、支持材のシート
がドラム10の光導電性表面上に形成されたパウ
ダー像に接触するように置かれる。支持材のシー
トはシート給送装置20によつて転写ステーシヨ
ンDへ送られてくる。シート給送装置20は、支
持材のシートスタツク24の最上端のシートと接
触している給送ロール22を有しているものが好
ましい。給送ロール22は矢印26の方向に回転
して最上端のシートをスタツクから送り出す。矢
印30の方向に回転している整合ローラ28は、
進行する支持材のシートを一列に並べてシユート
32へ送る。シユート32は調時された順序で、
ドラム10の光導電性表面に接触するように、進
行する支持材のシートを誘導する。これにより、
ステーシヨンDにおいて進行する支持材のシート
とパウダー像とが確実に接触する。
転写ステーシヨンDには、シートの裏側にイオ
ンを照射するコロナ発生装置34が配置されてい
る。この照射でパウダー像はドラム10の光導電
性表面からシートへ吸引される。転写のあと、シ
ートはドラム10と一緒に動く。剥離用コロナ発
生装置(図示せず)はシートをドラム10に付着
させている電荷を中和し、シートをドラム10か
ら剥離できるようにする。コンベヤ36はシート
を矢印38の方向に、転写ステーシヨンDから定
着ステーシヨンEへ進める。
定着ステーシヨンEは、全体として参照番号4
0で示してあるが、バツクアツプローラ42と加
熱定着ローラ44を備えている。バツクアツプロ
ーラ42と加熱定着ローラ44の間を、パウダー
像を上にのせた支持材のシートが通過するとき、
パウダー像は定着ローラ44と接触し、熱と圧力
により支持材のシートに永久的に固着される。定
着後、送りローラ46ができ上つたコピーシート
をキヤツチトレイ48へ進める。キヤツチトレイ
48にコピーシートが入れば、複写機の操作者は
そこから取り出すことができる。
支持材のシートがドラム10の光導電性表面か
ら剥離されたあとには、必らず若干の残留粒子が
付着したまま残る。これらの残留粒子は清掃ステ
ーシヨンFにおいてドラム10から清掃される。
清掃ステーシヨンFは、前清掃用コロナ発生装置
と回転できるように取り付けられドラム10の光
導電性表面と接触している繊維ブラシとから成る
清掃機構50を備えているものが好ましい。前清
掃用コロナ発生装置は粒子を光導電性表面に引き
付けている電荷を中和する。そのあと、光導電性
表面と接触しているブラシの回転により、粒子は
光導電性表面から清掃される。清掃に続いて、放
電ランプが光導電性表面を投光照明してそこに残
つているすべての残留静電荷を、次に行われる複
写サイクルの帯電に先立つて、消散させる。
この発明に係る装置を組み入れた電子写真式複
写機の全般的作用を明らかにしたが、この発明の
目的のためには、以上の説明で十分であると考え
る。
次に、この発明の主題である第2図に示した現
像装置18について詳しく説明する。現像装置1
8は、内部に供給される現像剤56を貯蔵するた
めの室54を形成するハウジング52を有してい
る。ハウジング52の中に、現像ローラ58が回
転できるように取り付けられている。現像ローラ
58は矢印60の方向に回転するときに、現像剤
56を搬送し、ドラム10の光導電性表面に接触
させる。そのとき、現像剤は現像ローラに磁気的
に引き付けられている。ドラム10の光導電性表
面に記録された静電潜像はトナー粒子をキヤリヤ
粒子から吸引して、そこにトナーパウダー像を形
成する。ハウジング52に固定された計量ブレー
ド62の刃先は、現像ローラ58に対し近接配置
されていて、現像剤が通過するすきまを形成して
いる。計量ブレード62は現像ローラ58から過
剰な現像剤を切り落す。余分の現像剤は現像ロー
ラ58から落されて、ハウジング52の底部に戻
る。現像ローラ58は残つた現像剤を搬送して静
電潜像に接触させ、光導電性表面にパウダー像を
形成させる。現像ローラ58の特徴の一つは、自
分で平準化を行なうことである。現像剤56が光
導電性表面に接触するとき、余分の現像剤は現像
ローラ58にある間隙を通り抜けて室56に戻
り、続けて再使用される。この種の現像装置の詳
細な構造は米国特許出願第80650号(1979年出願)
に開示されており、その関係部分はこの出願に含
まれている。
第2図について説明を続ける。現像ローラ58
は矢印60の方向に回転を続けるが、現像区域6
4を通過後、付着して残つている現像剤は、ブレ
ード66によつてローラ58から分離される部分
を有している。現像剤の一部が検出器68を通過
するように、ブレード66は現像剤の流れを分離
する。検出器68は現像剤内のトナー粒子の濃度
を測定する。トナー粒子が静電潜像に吸着されれ
ば、現像剤内のその濃度は減少するのは、明らか
である。複写の質を最高に維持するには、現像剤
内のトナー粒子の濃度を所定の範囲内に維持しな
ければならない。濃度が所定の範囲以下になれ
ば、複写の質は低下する。このために検出器68
が現像剤内のトナー粒子の濃度を調べるのであ
る。これに適する検出器は米国再発行特許第
27480号(1972年発行)に開示されており、その
関係部分はこの出願に包まれている。この種の検
出器の場合、光源から一対の平行な導電性板を通
る光源が発せられる。一方の板はトナー粒子を吸
引するよう適当な電圧に電気的にバイアスされて
いる。板を通して送られた光線の強度はフオトセ
ンサで検出される。フオトセンサが発生した電気
的出力信号は適当な論理回路で基準信号と比較さ
れる。得られた誤差信号はトナー振出装置70を
働かすために使用される。トナー振出装置70
は、トナー粒子を供給源から適当な孔を有するチ
ユーブを通過させ、トナー粒子をハウジング52
の底部に放出するためのオーガを備えているもの
が好ましい。新たに放出されたこれらのトナー粒
子は、次に、所定の摩擦電気的性質を有する均質
な現像剤にするため、現像剤と混合される。この
現像剤を混合する装置は現像ローラ58の内部に
取り付けられていて、一緒に回転する。混合装置
の詳細な構造については、のちほど、第3図を参
照して説明する。
次に、内部に混合装置が取り付けられた現像装
置58の詳しい構造が示されている第3図につい
て説明する。図示のように、複数の円板72が軸
74に固定されている。混合能力を高めるため中
空でない円板の代りにホイールすなわち開口付き
円板を使用してもよい。バーすなわち横機76は
円板72で支持されている。バーすなわち横機7
6には永久磁気ストリツプが固定されている。横
機76は互いに等しい間隔を置いて配置され、そ
の間に間隙80ができている。また、横機76は
軸74の縦軸に平行な方向に延びている。横機7
6は、そこに固定された永久磁気ストリツプ78
を支持するため、十分な剛性を有し、支持体とな
る軟磁性鉄から作られたものが好ましい。磁気ス
トリツプ78は横機76に接着剤で固着すること
ができる。間隙80を通つて、現像剤は現像ロー
ラ58の内部に入ることができる。現像ローラ5
8の内部にある混合装置82がトナー粒子とキヤ
リヤ粒子とを十分に混合する。混合装置82は現
像ローラ58と一緒に回転するように軸74に取
り付けられている。
混合装置82と現像ローラ58の両者を一緒に
矢印60の方向に回転させるため、軸74にモー
タ84が連結されている。モータ84は、混合装
置82と現像ローラ58の回転をほゞ一定角速度
に維持することが好ましい。電源86は適当な手
段たとえばスリツプリングを介して軸74に接続
されている。円板72と横機76は電気的に導体
であるので、電源86により現像ローラ58は適
当な電位に電気的にバイアスされる。電源86
は、現像ローラ58を、ドラム10の光導電性表
面に記録された像区域と背景区域の中間の電圧レ
ベルたとえば50ボルトと350ボルトの中間の電圧
レベルに、電気的にバイアスすることが好まし
い。各磁気ストリツプはその縦軸に沿つて交互の
極性で印加された一連の磁極を有している。隣り
の磁気ストリツプは相互に向い合つた同じ極性の
磁極を有している。さらに、各磁気ストリツプは
電気的に導体であることが好ましい。磁気ストリ
ツプの導電性は、種々の方法で得るとができる。
たとえば、カーボンを添加して磁性材料を導電性
にすることができる、あるいはセラミツク磁石を
使用することもできる。代りに、ステンレス鋼箔
もしくはカーボンペンキで被覆したゴム状磁石か
ら磁気ストリツプを作つて必要な導電性を付与す
ることもできる。
混合装置82には、複数の円錐形部材88が一
定の間隔を置いて配置されている。円錐形部材8
8は半割りの円錐形で、じようご形が好ましい。
一組のじようご形部材は頂角が軸74に沿つて一
方向を向いているが、他の組のじようご形部材は
これとは逆の方向を向いている。つまり、2列す
なわち2組の半円錐形すなわちじようご形部材が
あつて、同一列内すなわち同一組内の半円錐形部
材はすべて同一方向を向いているが、他の列内す
なわち他の組内の半円錐形部材は逆の方向を向い
ている。この構造は、現像ローラ58の内部を完
全に利用することによつて円錐形部材をせまい間
隔で配置することができるので特に効果的であ
る。さらに、この構造は傾斜面を延ばすためじよ
うご形部材の内側を使用することができ、これに
より交差混合がより迅速に行なわれる。混合装置
が回転すると、円錐形部材は、左右に偏らせる方
向を切りかえるので、現像剤の流れはほゞ等しく
分配される。この方法は、流れが等しく分配され
ないという他の交差混合装置においてしばしば経
験する問題点を解決している。もし、現像ローラ
58の内側に、頂角が同一方向を向いた完全円錐
形部材を使用したとすれば、現像剤は一方向にの
み偏ることになろう。完全な交差混合を行うに
は、現像剤を両方向に等しく分配しなければなら
ない。これは完全円錐形部材の方向を軸74の長
手方向に沿つて交互にすることによつても達成す
ることができるが、2列の半円錐形部材を使用
し、同一列内の半円錐形部材はすべて同一方向に
向け、他の列の半円錐形部材は逆の方向に向ける
方がより有効である。
当該技術分野の専門家ならば、複雑さが増しコ
ストが上るが、方向が交互にかわる4列の90゜円
錐形部材または6列の60゜円錐形部材で2列の
180゜円錐形部材の場合と同様な機能を持たせるこ
とが可能であることは理解できよう。そのほか、
円錐形の表面以外の回転体表面を使用して有効的
な交差混合を行なわすことができる。たとえば、
放物線を回転させるとによつて生ずる面を使用し
てもよい。
次に現像装置の作用について説明する。各磁気
ストリツプ78がハウジング52の底部タンクに
入つている現像剤から出てくると、その外側表面
はほゞ一様な現像剤の層でおおわれているはずで
ある。磁気ストリツプが現像区域64に入ると、
現像剤は現像区域を通じて吸引される。現像区域
を通過することができない現像剤は、単に押され
て隣接する磁気ストリツプ78間の間隙80に落
ちる。これにより、自己平準化効果が生じ、潜像
のトーンは適正になる。この平準化効果によつ
て、処理不能な集中を生じさせることなく、大量
の現像剤を現像区域へ搬送することができる。使
用されない現像剤は、間隙80を通して混合装置
の上に追いやられる。混合装置82は現像ローラ
58とともに回転してトナー粒子とキヤリヤ粒子
とを相互に混り合わせ、所定の摩擦電気的性質を
有する均質な現像剤にする。磁気ストリツプが現
像区域を通過したあと、残つている現像剤は一部
が新しい現像剤に置き換えられる。磁気ストリツ
プの接線速度はドラム10の接線速度よりも大き
くすることが好ましい。これにより、間隙を設け
た影響を最小限にできる。隣接する磁気ストリツ
プ78間の間隙80は、現像剤がそこを通り抜け
現像区域から離脱することができる十分な寸法に
なつている。現像区域を通ることができない現像
剤はすべて現像ローラ58の内側に押しやられ、
混合装置82の上に落ちるだけである。
以上を要約すると、この発明に係る改良された
現像装置は、比較的広い現像区域を提供するとと
もに、光導電性部材上の静電潜像の現像を最適に
行なうため適切なやり方で現像剤を処理できるこ
とは明らかである。現像ローラは隣接する磁気ス
トリツプの間に間隙を有し、円筒状に配列された
多数の磁気ストリツプを有している。混合装置は
現像ローラの内部に配置され、一緒に回転する。
この種の現像ローラを使えば、大量の過剰現像剤
を現像区域に搬送することができる。過剰の現像
剤は現像ローラの内部に入り、そこでは現像ロー
ラとともに回転している混合装置がトナー粒子と
キヤリヤ粒子とを混合して、均質な現像剤にす
る。現像剤の混合は、現像剤を混合装置の傾斜面
に流下させることによつて行なわれる。混合装置
の回転により異なる方向に傾斜した面が生じ、こ
れらの傾斜面に沿つて現像剤が流れて、トナー粒
子とキヤリヤ粒子との混合を促進する。
以上により、この発明にしたがつて、先に述べ
た目標と利点を完全に満している、光導電性表面
の上に記録された静電潜像を現像する装置が提供
されたことは明らかである。特定の実施例につい
てこの発明を説明したが、当該技術分野の専門家
ならば多くの変更、修正、および均等物を容易に
思い付くであろうと思われる。したがつて、特許
請求の範囲の精神と広義の範囲に入るそのような
すべての変更、修正、および均等物はこの発明に
包含されるものと考える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の特徴を取り入れた電子写真
式複写機の略正面図、第2図は第1図の複写機に
使用された現像装置の略正面図、および第3図は
第2図の現像装置に使用された交差混合装置の略
部分斜視図である。 図中、主要部分の参照番号は下記の通りであ
る。A……帯電ステーシヨン、B……露光ステー
シヨン、C……現像ステーシヨン、D……転写ス
テーシヨン、E……定着ステーシヨン、F……清
掃ステーシヨン、10……ドラム、14……コロ
ナ発生装置、16……露光装置、18……磁気ブ
ラシ現像装置、20……シート給送装置、22…
…給送ロール、24……シートスタツク、28…
…整合ローラ、32……シユート、34……コロ
ナ発生装置、36……コンベヤ、40……定着装
置、42……バツクアツプローラ、44……加熱
定着ローラ、46……送りローラ、48……キヤ
ツチトレイ、50……清掃機構、52……ハウジ
ング、54……室、56……現像剤、58……現
像ローラ、62……計量ブレード、64……現像
区域、66……ブレード、68……検出器、70
……トナー振出装置、72……円板、74……
軸、76……横機、78……磁気ストリツプ、8
0……間隙、82……混合装置、84……モー
タ、86……電源、88……円錐形部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 現像剤を引きつける複数の磁気部材、 隣接する磁気部材の間を現像剤が通り抜けれる
    ように互いに間隔をあけて配置された前記磁気部
    材を動かすことができるように支持し、前記磁気
    部材を動かして現像剤を静電潜像に向けて搬送
    し、それに付着させる支持手段、および 前記支持手段に、該手段と一致して動くように
    取り付けられ、隣接する磁気部材の間から入つた
    現像剤を混合する手段、 を備えている、現像剤で静電潜像を現像する装
    置。 2 前記混合手段が複数の長手方向に延びる円錐
    形部材を有している特許請求の範囲第1項記載の
    現像装置。 3 前記複数の円錐形部材が、頂角が一方向に向
    けて間隔をおいて配置された一組の円錐形部材
    と、頂角を前記一組の円錐形部材のそれとは反対
    の方向に向けて間隔をおいて配置された他の一組
    の円錐形部材とから成つている特許請求の範囲第
    2項記載の現像装置。 4 前記一組の円錐形部材と前記他の一組の円錐
    形部材とが互いに重なり合つている特許請求の範
    囲第3項記載の現像装置。 5 前記円錐形部材の各々が半円錐形部材である
    特許請求の範囲第2項、第3項または第4項のい
    ずれかに記載の現像装置。 6 前記半円錐形部材の各々が部分じようご形部
    材である特許請求の範囲第5項記載の現像装置。 7 前記複数の磁気部材の各々が磁気ストリツプ
    を有し、前記磁気ストリツプの各々が互いに平行
    に配置されている特許請求の範囲第6項記載の現
    像装置。 8 前記支持手段が、 前記じようご形部材が取り付けられている軸、 前記軸に間隔を離して取り付けられ、前記じよ
    うご形部材がその間に配置されている、少なくと
    も一対の円板、および 前記一対の円板を相互に結合し、それぞれが前
    記磁気ストリツプを支持し、間隔をおいて配置さ
    れた複数のバー、 を有している特許請求の範囲第7項記載の現像装
    置。 9 前記複数のバーが互いに等間隔で配置されて
    いる特許請求の範囲第8項記載の現像装置。 10 前記複数のバーが前記一対の円板の外周に
    取り付られて円筒形を形作り、その内部に前記じ
    ようご形部材が配置されている特許請求の範囲第
    9項記載の現像装置。 11 さらに、前記軸に連結され、前記磁気スト
    リツプと前記じようご形部材とを一緒に回転させ
    る手段を備えている特許請求の範囲第10項記載
    の現像装置。
JP4466581A 1980-04-02 1981-03-26 Developing unit for electrophotographic copying machine Granted JPS56151963A (en)

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